JP3197838U - 伸縮管継手、及び気泡発生浴槽 - Google Patents

伸縮管継手、及び気泡発生浴槽 Download PDF

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Abstract

【課題】浴槽本体のサイズに応じて、循環管路(吸入管、混合液管、吐出管)の管路長又は管長を変更することなく、同一管路長の循環管路を用いて配管できる伸縮管継手、及び伸縮管継手を備える気泡発生浴槽を提供する。【解決手段】循環管路中に接続する伸縮管継手Xは、継手本体、第1及び第2継手管2,3、弾性シールリング4で構成される。継手本体は、摺動流路穴7を有する。第1継手管2は、摺動流路穴を摺動する摺動部15、摺動部から摺動流路穴を挿通して継手本体の一軸端1aから突出する第1流路軸部16、摺動部及び第1流路軸部を貫通する第1流路穴17を有する。第2継手管3は、継手本体に連設される第2流路軸部25、第2流路軸部を貫通する第2流路穴26を有する。弾性シールリング4は、摺動部に外嵌され、摺動流路穴7に摺接される。【選択図】図2

Description

本考案は、浴槽から浴湯を流出し、浴湯に空気の溶解した空気溶解液を浴槽内に流出する循環管路(吸入管、混合液管、吐出管)中に配置する伸縮管継手、及び伸縮管継手を備える気泡発生浴槽に関する。
浴槽に気泡(マイクロバブル)を発生する技術として、特許文献1は気泡発生浴槽を開示する。気泡発生浴槽は、浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体、浴槽内に開口する吸入口及び吐出口、吸入口に接続される吸入管、吸入管に空気を吸入する空気吸入部、吸入管に接続される循環ポンプ、循環ポンプに接続される混合液管、混合液管に接続される空気溶解タンク、空気溶解タンク及び吐出口に接続される吐出管を備える。吸入管、混合液管及び吐出管にて循環管路を構成する。
特許文献1の気泡発生浴槽において、循環ポンプは、吸入管を通して浴湯及び空気を吸引して、空気及び浴湯の混合液を混合液管に吐出する。空気及び浴湯の混合液は、混合液管を通して空気溶解タンクに導入される。空気溶解タンクは、混合液の空気を浴湯に溶解して気液混合液とする。気液混合液は、吐出管を通して吐出口から浴槽内に流入され、浴槽内に気泡(マイクロバルブ)を発生する。
特開2005−95336号公報
特許文献1は、配管作業において、吸入管を吸入口及び循環ポンプに直接接続し、混合液管を循環ポンプ及び空気溶解タンクに直接接続し、及び吐出管を空気溶解タンク及び吐出口に直接接続しているので、浴槽本体のサイズに応じて、異なる管長の循環管路(吸入管、混合液管、吐出管)を用意する必要がある。
本考案は、浴槽本体のサイズに応じて、循環管路(吸入管、混合液管、吐出管)の管路長又は管長を変更することなく、同一管路長の循環管路を用いて配管できる伸縮管継手、及び伸縮管継手を備える気泡発生浴槽を提供することにある。
本考案に係る請求項1は、浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記浴槽から流出した前記浴湯に空気の溶解した空気溶解液を前記浴槽に流出する循環管路と、を備える気泡発生浴槽において、前記循環管路中に配置され、当該循環管路に接続される伸縮管継手であって、継手本体、第1及び第2継手管及び弾性シールリングを備え、前記継手本体は、当該継手本体の軸方向に延在され、一軸端に開口する摺動流路穴を有し、第1継手管は、前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される摺動部と、前記摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、前記摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴に連通する第1流路と、を有し、前記第2継手管は、前記継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2流路軸部と、前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路穴に連通する第2流路穴と、を有し、前記弾性シールリングは、前記摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、前記各継手管は、前記各流路軸部において、前記循環管路に接続されることを特徴とする伸縮管継手である。
本考案に係る請求項2は、浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記浴槽から流出した前記浴湯に空気の溶解した空気溶解液を前記浴槽に流入する循環管路と、を備える気泡発生浴槽において、前記循環管路中に配置され、当該循環管路に接続される伸縮管継手であって、継手本体、第1及び第2継手管及び弾性シールリングを備え、前記継手本体は、当該継手本体の軸方向に延在され、両軸端に開口する摺動流路穴を有し、前記第1継手管は、前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第1摺動部と、前記第1摺動部に連節され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、前記第1摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴に連通する第1流路穴と、を有し、前記第2継手管は、前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第2摺動部と、前記第2摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の他軸端から突出する第2流路軸部と、前記第2摺動部及び前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路穴に連通する第2流路穴と、を有し、前記弾性シールリングは、前記各摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、前記各継手管は、前記各流路軸部において、前記循環管路に接続されることを特徴とする伸縮管継手である。
本考案に係る請求項3は、浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、前記浴槽内に開口する吸入口と、前記浴槽内に開口する吐出口と、前記吸入口に接続され、前記浴槽から前記浴湯を流出する吸入管と、前記吸入管に接続され、空気を前記吸入管に導入する空気吸気装置と、前記吸入管に接続され、前記浴湯及び前記空気を吸引して、前記空気及び前記浴湯の混合液を吐出する循環ポンプと、前記循環ポンプに接続され、前記循環ポンプから吐出される前記混合液を流通する混合液管と、前記混合液管に接続され、前記混合液の前記空気を前記浴液に溶解して空気溶解液とする空気溶解タンクと、前記空気溶解タンク及び前記吐出口に接続され、前記空気溶解タンクの前記空気溶解液を前記吐出口から前記浴槽に流入する吐出管と、前記混合液管中に配置され、当該混合液管の上流側及び下流側に接続される混合側・伸縮管継手と、を備え、前記吸入管、前記混合液管及び前記吐出管は、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記空気溶解液を前記浴槽に流入する循環管路を構成し、前記混合側・伸縮管継手は、混合側・継手本体、第1及び第2混合側・継手管及び弾性シールリングを備え、前記混合側・継手本体は、当該継手本体の軸方向に延在され、両軸端に開口する摺動流路穴を有し、前記第1混合側・継手管は、前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第1摺動部と、前記第1摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記混合側・継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、前記第1摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴に連通する第1流路穴と、を有し、前記第2混合側・継手管は、前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第2摺動部と、前記第2摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記混合側・継手本体の他軸端から突出する第2流路軸部と、前記第2摺動部及び前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路に連通する第2流路穴と、を有し、前記弾性シールリングは、前記各摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、前記各継手管は、前記各流路軸部において、前記混合液管の前記上流側、前記下流側に接続されることを特徴とする気泡発生浴槽である。
本考案に係る請求項4は、前記吸入管中に配置され、当該吸入管の上流側及び下流側に接続される吸入側・伸縮管継手を備え、前記吸入側・伸縮管継手は、吸入側・継手本体、第1及び第2吸入側・継手管路及び吸入側・弾性シールリングを備え、前記吸入側・継手本体は、当該継手本体の軸方向に延在され、一軸端に開口する吸入側・摺動流路穴を有し、前記第1吸入側・継手管は、前記吸入側・摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される吸入側・摺動部と、前記吸入側・摺動部に連設され、前記吸入側・摺動流路穴を挿通し、及び前記吸入側・継手本体の一軸端から突出する第1吸入側・流路軸部と、前記吸入側・摺動部及び前記第1吸入側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吸入側・摺動流路穴に連通する第1吸入側・流路穴と、を有し、前記第2吸入側・継手管は、前記吸入側・継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2吸入側・流路軸部と、前記第2吸入側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吸入側・摺動流路穴及び前記第1吸入側・流路穴に連通する第2吸入側・流通穴と。を有し、前記吸入側・弾性シールリングは、前記吸入側・摺動部に外嵌され、及び前記吸入側・摺動流路穴に液密として摺接され、前記各吸入側・継手管は、前記各流路軸部において、前記吸入管の前記上流側、前記下流側に接続されることを特徴とする気泡発生浴槽である。
本考案に係る請求項5は、前記吐出管中に配置され、当該吐出管の上流側及び下流側に接続される吐出側・伸縮管継手を備え、前記吐出側・伸縮管継手は、吐出側・継手本体、第1及び第2吐出側・継手管及び吐出側・弾性シールリングを備え、前記吐出側・継手本体は、当該継手本体の軸方向に延在し、一軸端に開口する吐出側・摺動流路穴を有し、前記第1吐出側・継手本体は、前記吐出側・摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される吐出側・摺動部と、前記吐出側・摺動部に連設され、前記吐出側・摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記吐出側・継手本体の一軸端から突出する第1吐出側・流路軸部と、前記吐出側・摺動部及び前記第1吐出側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吐出側・摺動流路穴に連通する第1吐出側・流路穴と、を有し、前記第2吐出側・継手管は、前記吐出側・継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2吐出側・流路軸部と、前記第2吐出側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吐出側・摺動流路穴及び前記第1吐出側・流路穴に連通する第2吐出側・流路穴と、を有し、前記吐出側・弾性シールリングは、前記吐出側・摺動部に外嵌され、前記吐出側・摺動流路穴に液密として摺接され、前記各吐出側・継手管は、前記各流路軸部において、前記吐出管の前記上流側、前記下流側に接続されることを特徴とする気泡発生浴槽である。
本考案に係る請求項1によれば、第1継手管は、摺動部を摺動流路穴に沿って軸方向に摺動することで、第1流路軸部を継手本体に対して伸縮でき、継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部の突出量を調整できる。
これにより、請求項1では、浴槽本体のサイズに応じて、第1流路軸部の突出量を調整することで、サイズの異なる浴槽本体間にて循環管路を同一管路長にして配管でき、浴槽本体のサイズに応じて異なる管路長の循環管路を用意する必要がなくなる。
浴湯又は空気溶解液は、循環管路、第1及び第2流路穴、摺動流路穴を流通し、摺動部に外嵌され及び摺動流路穴に液密として摺接する弾性シールリングによって伸縮管継手から漏れることもない。
本考案に係る請求項2によれば、第1及び第2継手管は、第1及び第2摺動部を摺動流路穴に沿って軸方向に摺動することで、第1及び第2流路軸部を継手本体に対して伸縮でき、継手本体の各軸端から突出する第1及び第2流路軸部の突出量を調整できる。
これにより、請求項2では、浴槽本体のサイズに応じて、第1継手管又は/及び第2流路軸部の突出量を調整することで、サイズの異なる浴槽本体間にて循環管路を同一管路長にして配管でき、浴槽本体のサイズに応じて異なる管路長の循環管路を用意する必要がなくなる。
浴湯又は空気溶解液は、循環管路、第1及び第2流路、摺動流路穴を流通し、各周度部に外嵌され及び摺動流路穴に液密として摺接する弾性シールリングによって伸縮管継手から漏れることもない。
本考案に係る請求項3によれば、第1及び第2混合側・継手管は、第1及び第2摺動部を摺動流路穴に沿って軸方向に摺動することで、混合側・第1及び第2流路軸部を混合側・継手本体に対して伸縮でき、混合側・継手本体の各軸端から突出する混合側・第1及び第2流路軸部の突出量を調整できる。
これにより、請求項3では、浴槽本体にサイズに応じて、第1流路軸部又は/及び第2流路軸部の突出量を調整することで、サイズの異なる浴槽本体間にて混合液管の上流側及び下流側を同一管長にして配管でき、浴槽本体のサイズに応じて異なる管長の混合液管の上流側及び下流側を用意する必要がなくなる。
循環ポンプから吐出される混合液は、混合液管の上流側、第1及び第2混合側・流路穴、摺動流路穴及び混合液管の下流側を流通し、空気溶解タンクに流入される。混合液は、第1及び第2混合側・継手管の各摺動部に外嵌され、及び摺動流路穴に液密として摺接される混合側・弾性シールリングによって混合側・伸縮管継手から漏れることもない。
本考案に係る請求項4によれば、請求項3の効果に加えて、第1吸入側・継手管は、吸入側・摺動部を吸入側・摺動流路穴に沿って軸方向に摺動することで、第2吸入側・流路軸部を吸入側・継手本体に対して伸縮でき、吸入側・継手本体の一軸端から突出する第1吸入側・流路軸部の突出量を調整できる。
これにより、請求項4では、浴槽本体のサイズに応じて、第1吸入側・流路軸部の突出量を調整することで、サイズの異なる浴槽本体間にて吸入管の上流側及び下流側を同一管長にして配管でき、浴槽本体のサイズに応じて異なる管長の吸入管の上流側及び下流側を用意する必要もない。
浴槽から流出した浴湯は、吸入管の上流側、第1及び第2吸入側・流路穴、吸入側・摺動流路穴、吸入管の下流側を流通し、循環ポンプに流入される。浴湯は、第1吸入側・継手管の摺動部に外嵌され及び吸入側・摺動流路穴に液密として摺接する吸入側・弾性シールリングによって吸入側・伸縮管継手から漏れることもない。
本考案に係る請求項5によれば、請求項3及び4の効果に加えて、第1及び第2吐出側・継手管は、吐出側・摺動部を吐出側・摺動流路穴に沿って軸方向に摺動することで、第1吐出側・流路軸部を吐出側・継手本体に対して伸縮でき、吐出側・継手本体の一軸端から突出する第1吐出側・流路軸部の突出量を調整できる。
これにより、請求項5では、浴槽本体のサイズに応じて、第1吐出側・流路軸部の突出量を調整することで、サイズの異なる浴槽本体間にて吐出管の上流側及び下流側を同一管長にして配管でき、浴槽本体のサイズに応じて異なる管長の吐出管の上流側及び下流側を用意する必要もない。
空気溶解液は、吐出管の上流側、第1及び第2吐出側・流路穴、吐出側・摺動流路穴、吐出管の下流側を流通し、浴槽に流入される。空気溶解液は、第1吐出側・継手管の摺動部に外嵌され及び吐出側・摺動流路穴に液密として摺接する吐出側・弾性シールリングによって吐出側・伸縮管継手から漏れることもない。
第1実施形態の伸縮管継手を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図1(a)のA−A矢視図、(c)は図1(a)のB−B矢視図である。 第1実施形態の伸縮管継手を示す図であって、(a)は図1(c)のC−C断面図、(b)は図2(a)の要部拡大図である。 継手本体及び第2継手管を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図3(a)のD−D矢視図、(c)が図3(a)のE−E矢視図である。 継手本体及び第2継手管(第2吸入側・継手管、第2吐出側・継手管)を示す図であって、(a)は図3(a)のF−F断面図、(b)は図3(c)のG−G断面図である。 第1継手管(又は第2継手管)及び弾性シールリングを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図5(a)のH−H矢視図、(c)は図5(a)のI−I矢視図である。 第1継手管(又は第2継手管)及び弾性シールリングを示す図であって、(a)は図5(a)のJ−J断面図、(c)は図5(c)のK−K断面図である。 第1実施形態の伸縮管継手を構成する継手キャップを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図7(a)のL−L矢視図、(c)は図7(a)のM−M矢視図、(d)は図7(c)のN−N拡大断面図である。 第1実施形態の伸縮管継手を構成する弾性シールを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図8(a)のO−O矢視図、(b)は図8(a)のP−P矢視図、(c)は図8(c)のQ−Q断面図である。 第1実施形態の伸縮管継手において、第1継手管を循環管路(又は吸入管、吐出管)に接続し、及び継手キャップを継手本体に装着した図であって、(a)は正面図、(b)は図9(a)のRーR断面図である。 図9(a)の断面図である。 第2実施形態の伸縮管継手を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図11(a)のS−S矢視図である。 継手本体を示す図であって、図11(b)のT−T断面図である。 第2実施形態の伸縮管継手を構成する継手本体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図13(a)のU−U矢視図である。 図13(b)のV−V断面図である。 第2実施形態の伸縮管継手を構成する継手キャップ及び弾性シールリングを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図15(a)のW−W矢視図、(c)は図15(a)のX−X矢視図、(d)は図15(c)のY−Y断面図である。 第2実施形態の伸縮管継手において、第1及び第2継手管に循環管路(又は混合液管路)を接続した図であって、(a)は正面図、(b)は図16(a)のZ−Z矢視図である。 図16(a)の断面図である。 第3実施形態の伸縮管継手を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図18(a)のa―a矢視図である。 第3実施形態の伸縮管継手を示す図であって、(a)は図18(b)のb−b断面図、(b)は図19(a)の要部拡大図である。 継手本体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図20(a)のc−c矢視図、(c)は図20(b)のd−d断面図である。 第3実施形態の伸縮管継手を構成する継手キャップ(キャップ本体及びシール止スリーブ)を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図21(a)のe−e矢視図、(c)は図21(b)のf−f断面図である。 継手キャップのキャップ本体を示す図であって、(a)は正面図、(b)は図22(a)のg−g矢視図、(c)は図22(b)のh−h断面図である。 継手キャップのシール止スリーブを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図23(a)のi−i矢視図、(c)は図23(b)のj−j断面図である。 第3実施形態の伸縮管継手を構成する弾性シールを示す図であって、(a)は正面図、(b)は図24(a)のk−k矢視図、(c)は図24(b)のl−l断面図である。 第3実施形態の伸縮管継手において、第1及び第2継手管に循環管路(又は混合液管路)を接続した図であって、(a)は正面図、(b)は図25(a)のm−m断面図である。 図25(a)の断面図である。 気泡発生浴槽を示す正面図である。
本考案に係る伸縮管継手、及び気泡発生浴槽について、図1乃至図27を参照して説明する。
以下、第1乃至第3実施形態の伸縮管継手を説明する。
<第1実施形態の伸縮管継手X>
第1実施形態の伸縮管継手Xについて、図1乃至図10、及び図27を参照して説明する。
図27において、第1実施形態の伸縮管継手Xは、気泡発生浴槽Wに配置される。気泡発生浴槽Wは、図27に示すように、浴槽101Aに浴湯HWを貯留する浴槽本体101、及び循環管路RPを備える。循環管路RPは、浴槽101Aから浴湯HWを流出し、及び浴槽から流出した浴湯HWに空気の溶解した空気溶解液を浴槽に流入する。循環管路PRは、吸入管SP、混合液管MP及び吐出管HPで構成される。
第1実施形態の伸縮管継手X(以下、「伸縮管継手X」という)は、循環管路RP中に配置され、循環管路PRに接続される(図27参照)。
図1乃至図8において、伸縮管継手Xは、継手本体1、第1及び第2継手管2,3、複数の弾性シールリング4,4、継手キャップ5及び弾性シール6を備える。
<継手本体1>
継手本体1は、図1乃至図4に示すように、摺動流路穴7を有し、円筒体に形成される。摺動流路穴7は、継手本体1の軸方向Aに延在される。摺動流路穴7は、継手本体1を軸方向Aに貫通し、一軸端1aに開口する。摺動流路穴7は、円形穴に形成される。
継手本体1は、図3及び図4に示すように、大径円筒部8、止円板部9、閉塞円板部10、小径円筒部11及び雄ネジ部12で構成される。継手本体1において、大径円筒部9、止円板部9、閉塞円板部10、小径円筒部11及び雄ネジ部12は、合成樹脂等で一体形成される。
止円板部9は、軸方向Aにおいて、大径円筒部8の一軸端8aに連続して配置される。止円板部9は、大径円筒部8に固定される。
閉塞円板部10は、軸方向Aにおいて、大径円筒部8の他軸端8bに連続して配置される。閉塞円板部10は、大径円筒部8に固定される。閉塞円板部10は、大径円筒部8の他軸端8bを閉塞する。閉塞円板部10は、軸方向Aにおいて、継手本体1の他軸端1bを形成する。
小径円筒部11は、軸方向Aにおいて、止円板部9に連続して配置される。小径筒部11は、止円板部9に固定される。
小径筒部11は、止円板部9(大径筒部8)に対して段差を有して縮径する。小径円部11は、軸方向Aにおいて、止円板部9(大径円筒部8の一軸端8a)から離間しつつ延在される。小径円筒部11は、軸方向Aにおいて、継手本体1の一軸端1aを形成する。
雄ネジ部12は、小径筒部11外周に形成される。雄ネジ部12は、軸方向Aにおいて、止円板部9及び継手本体1の一軸端1a間に延在する。
継手本体1において、摺動流路穴7は、図3及び図4に示すように、閉塞円板部10及び継手本体1の一軸端1a間に連続して形成され、継手本体1の一軸端1aに開口する。摺動流路穴7は、軸方向Aにおいて、止円板部9を貫通する。
<第1継手管2>
第1継手管2は、図1及び図2、図5及び図6に示すように、摺動部15、第1流路軸部16及び第1流路穴17を有する。第1継手管2において、摺動部15、第1流路軸部16は、合成樹脂等にて一体形成される。
摺動部15は、図2、図5及び図6に示すように、円軸体に形成される。摺動部15は、複数(2つ)のシール溝18,19を有する。
各シール溝18,19は、摺動部15の軸方向Aに並設される。各シール溝18,19は、摺動部15外周に開口する。
各シール溝18,19は、摺動部15の円周方向Bにおいて、摺動部15全周にわたって形成される。
第1流路軸部16は、図2、図5及び図6に示すように、軸方向Aにおいて、摺動部15に連設される。第1流路軸部16は、円軸体に形成される。第1流路軸部16は、摺動部15から縮径して軸方向Aに延在される。
第1流路穴17は、図2、図5及び図6に示すように、軸方向Aにおいて、摺動部15及び第1流路軸部16を貫通する。
第1流路穴17は、軸方向Aにおいて、第1継手管2の両軸端2a,2bに開口する。第1流路穴17は、円形穴に形成され、例えば、第1継手管2の一軸端2aから他軸端2bに向けて段々に拡径する。
<第2継手管3>
第2継手管3は、図1乃至図4に示すように、例えば、合成樹脂等で継手本体1と一体形成される。
第2継手管3は、第2流路軸部25、及び第2流路穴26を有する。
第2流路軸部25は、図1乃至図4に示すように、円軸体に形成される。第2流路軸部25は、継手本体1の他軸端1bに連設される。第2流路軸部25は、閉塞円部10から縮径して形成される。第2流路軸部25は、軸継手本体1の他軸端1bから軸方向Aに突出する。
第2流路穴26は、図2乃至図4に示すように、第2流路軸部25及び閉塞円板部10を軸方向Aに貫通する。第2流路穴26は、第2継手管3の軸端3a、及び摺動流路穴7に開口する。第2流路穴26は、摺動流路穴7に連通する。
<弾性シールリング4>
各弾性シールリング4,4は、図2、図5及び図6に示すように、第1継手管2に配置される。各弾性シールリング4,4は、各シール溝18,19内に装着される。各弾性シールリング4,4は、各シール溝18,19から摺動部15外周に突出される。各弾性シールシールリング4,4は、合成ゴム、シリコンゴム等の弾性材で形成される。
<継手キャップ5>
継手キャップ5は、図1及び図2、図7に示すように、継手本体1の小径筒部11(雄ネジ部12)に装着される。継手キャップ5は、合成樹脂等で形成される。継手キャップ5は、段付穴30、及び雌ネジ部31を有する。
段付穴30は、図2及び図7に示すように、軸方向Aにおいて、継手キャップ5を貫通する。段付穴30は、継手キャップ5の両端5a,5bに開口する。段付穴30は、円形穴に形成される。段付穴30は、大径穴部32、中径穴部33及び小径穴部34で構成される。
大径穴部32は、継手キャップ5の一端5aに開口し、軸方向Aに延在される。
中径穴部33は、大径穴部32に連続して形成される。中径穴部33は、段面33aを有して大径穴部32から縮径される。中径穴部33は、軸方向Aに延在される。
小径穴部34は、中径穴部33に連続して形成される。小径穴部34は、段面34aを有して中径穴部33から縮径される。小径穴部34は、軸方向Aに延在され、中径穴部33から継手キャップ5の一端5aに向けて段々に縮径する傾斜穴周面34bを有する。小径穴部34は、継手キャップ5の他端5bに開口する。
雌ネジ部31は、大径穴部32内周に形成される。雌ネジ部31は、軸方向Aにおいて、継手キャップ5の他端5b及び中径穴部33間に延在される。
<弾性シール6>
弾性シール6は、図2及び図6に示すように、円形鍔部36、シール円筒部37、管挿入穴38及び切欠き39を有する。弾性シール6は、合成ゴム、シリコンゴム等の弾性材で円形鍔部36及びシール円筒部37を一体形成する。
円形鍔部36は、軸方向Aにおいて、弾性シール6の一軸端6a側に配置される。円形鍔部36は、弾性シール6の軸方向Aに直交する方向Cにおいて、シール円筒部37外周から突出される。円形鍔部36は、弾性シール6の円周方向Bにわたって形成される。
シール円筒部37は、傾斜外周面37aを有する。傾斜外周面37aは、円形鍔部36から弾性シール6の他軸端6bに向けて段々に縮径する。傾斜外周面37aは、軸方向Aに延在され、円形鍔部36及び弾性シール6の他軸端6b間に形成される。
管挿入穴38は、円形鍔部37及びシール円筒部36を軸方向Aに貫通する。管挿入穴38は、弾性シール6の両軸端6a,6bに開口する。
切欠き39は、円形鍔部36及びシール円筒部37に形成される。切欠き39は、軸方向Aに直交する方向Cに延在され、管挿入穴38に開口する。切欠き39は、円形鍔部36外周、及びシール円筒部37の傾斜外周面37aに開口する。
切欠き39は、軸方向Aにおいて、円形鍔部36及びシール円筒部37を貫通する。切欠き39は、弾性シール6の両軸端6a,6bに開口する。
<伸縮管継手Xの組立>
伸縮管継手Xは、継手本体1に第1継手管2、継手キャップ5及び弾性シール6を装着して組立てられる。
伸縮管継手Xにおいて、第1継手管2は、図2に示すように、継手本体1の摺動流路穴7内に配置される。第1継手管2は、摺動部15を継手本体1の一軸端1aから摺動流動穴7内に挿入する。第1継手管2において、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴7に液密にして摺接、即ち、摺動流路穴7の挿入によって、弾性変形されて摺動流体穴7に押付けられる。
これにより、第1継手管2において、摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴7に摺接しつつ軸方向Aに摺動自在となる。
第1継手管2において、摺動部15は、継手本体1の他軸端1bに向けて摺動すると、閉塞円板部10に当接する。
これにより、第1継手管2において、他軸端2bは、閉塞円板部10に当接される。
摺動部15を摺動流路穴7に挿入すると、第1流路軸部16は、図2に示すように、摺動流路穴7を軸方向Aに挿通し、継手本体1の一軸端1aから突出する。第1流路軸部16は、摺動流路穴7に接触することなく、軸方向Aに延在される。
第1流路穴17は、図2に示すように、摺動流路穴7に連通する。
第2継手管3において、第2流路穴26は、図2に示すように、摺動流路穴7及び第1流路穴17に連通する。
弾性シール6は、図2に示すように、第1継手管2に装着される。弾性シール6は、円形鍔部36(一軸端6a)から第1流路軸部16に外嵌され、第1流路軸部16は管挿入穴38を軸方向Aに挿通する。
弾性シール6は、円形鍔部36(他軸端6a)を継手本体1の一軸端1aに当接する。
継手キャップ5は、図2に示すように、雌ネジ部31(一軸端5a)から第1流路軸部16及び弾性シール6に外嵌され、第1流路軸部16は段付穴30を挿通する。
継手キャップ5は、雌ネジ部31に継手本体1の雄ネジ部12を螺着し、継手本体1の止円形部9側に回転(正回転)して、一軸端5aを止円板部9に当接する。継手キャップ5は、段面33aを継手本体1の一軸端1aに当接する。
これにより、継手キャップ5は、継手本体1(小径円筒部11)に装着される。
正回転に伴って、継手キャップ5は、図2に示すように、段差穴30内に弾性シール6を収納する。継手キャップ5は、中径穴部33に円形鍔部36を収納し、小径穴部34にシール筒部37を収納する。継手キャップ5において、段面34aは、軸方向Aから円形鍔部36に当接され、継手本体1の一軸端1aとで円形鍔部36を挟持する。
正回転に伴って、継手キャップ5は、傾斜内周面34bを軸方向Aから弾性シール6の傾斜外周面37aに当接し、弾性シール6を弾性変形する。
これにより、弾性シール6は、円形鍔部36を継手本体1の一軸端1aに押付け、及びシール筒部37を第1流路軸部16に押付け、継手本体1の一軸端1aにおいて、摺動流路穴7を液密に閉塞(遮断)する。
このように、継手本体1に第1継手管2、継手キャップ5及び弾性シール6を装着して、伸縮管継手Xに組立てる。
伸縮管継手Xにおいて、第1流路軸部16は、図1及び図2に示すように、継手キャップ5及び弾性シール6を挿通し、伸縮管継手Xから軸方向Aに突出される。
図1及び図2において、伸縮管継手Xでは、第1流路軸部16を軸方向Aに移動し、継手本体1の一軸端1a(伸縮管継手X)から突出する第1流路軸部16の突出量を調整する。
第1流路軸部16の移動に伴って、摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴7に摺接しつつ軸方向Aに摺動する。
第1流路軸部16は、弾性シール6に摺接しつつ案内・支持され、軸方向Aに移動する。
<伸縮管継手Xの配管>
伸縮管継手Xは、循環管路RP中に配置され、循環管路PRに接続(配管)される(図27参照)。
図1及び図2の伸縮管継手Xにおいて、配管作業者は、図9及び図10に示すように、第2継手管3の第2流路軸部25を、循環管路PRの上流側又は下流側の一方に挿入する。
続いて、配管作業者は、第2流路軸部25を循環管路RPに挿入した位置において、締付金具81を外嵌し、ボルト/ナット82にて締付金具81、循環管路RP及び第2流路軸管25を締付けて、循環管路RPを第2流路軸部25に固定する。
これにより、第2継手管3は、図9及び図10に示すように、第2流路穴26を循環管路RPに連通(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、第1継手管2の第1流路軸部16を軸方向Aに移動し、摺動部15を摺動流路17に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、継手本体1の一軸端1a(伸縮管継手X)から突出する第1流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図9及び図10に示すように、第1流路軸部16を、循環管路RPの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、第1流路軸部16を挿入した循環管路RPの位置において、締付金具83を外嵌し、ボルト/ナット84にて締付金具83、循環管路RP及び第1流路軸管16を締付けて、循環管路PRを第1流路軸部16に固定する。
これにより、第1継手管2は、図9及び図10に示すように、第1流路17を循環管路RPに連通(接続配管)する。
このように、伸縮管継手Xは、第1流路軸部16の突出量を調整して、循環管路RPに接続される。
第1及び第2継手管2,3は、各流路軸部16,25において、循環管路RPに接続される。
循環管路RPの上流側及び下流側は、図10に示すように、第2流路穴26、摺動流路穴7及び第1流路穴17にて液密に連通される。循環管路RPを流れる浴湯等は、例えば、循環管路RPの上流側から第2流路穴26に流入し、第2流路26、摺動流路穴7及び第1流路穴17を流れて循環管路RPの下流側に流出される。このとき、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴7に液密として摺接し、弾性シール6は、継手本体1の一軸端1a及び第1流路軸部16に液密として押付けられるので、伸縮管継手X内を流れる浴湯等は、伸縮管継手Xから漏れない。
<第2実施形態の伸縮管継手Y>
第2実施形態の伸縮管継手Yについて、図11乃至図17を参照して説明する。
なお、図11乃至図17において、図1乃至図8と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その説明は省略する。
図27において、第2実施形態の伸縮管継手Yは、気泡発生浴槽Wに配置される。
第2実施形態の伸縮管継手Y(以下、「伸縮管継手Y」という)は、循環管路PR中に配置され、循環管路PRに接続される。
図11乃至図15において、伸縮管継手Yは、継手本体51、第1及び第2継手管52,53、複数の弾性シールリング4,4,…、複数の継手キャップ55,55、及び複数の弾性シールリング56,56を備える。
<継手本体51>
継手本体51は、図11乃至図14に示すように、摺動流路穴57を有し、円筒体に形成される。摺動流路穴57は、継手本体51の軸方向aに延在される。摺動流路穴57は、継手本体51を軸方向aに貫通し、両軸端51a,51bに開口する。摺動流路穴57は、円形穴に形成される。
継手本体51は、図13及び図14に示すように、大径円筒部58、複数(一対)の小径円筒部59,59及び複数(一対)の雄ネジ部62,62で構成される。継手本体51において、大径円筒部58、各小径円筒部59,59及び各雄ネジ部62,62は、合成樹脂等で一体形成される。
各小径円筒部59,59は、軸方向aにおいて、大径円筒部58の各軸端58a,58bに連続して配置される。各小径円筒部59,59は、大径円筒部58に固定される。
各小径円筒部59,59は、大径円筒部57に対して段差を有して縮径する。各小径円筒部59,59は、軸方向aにおいて、大径円筒部58から離間しつつ延在される。各小径円筒部59,59は、軸方向aにおいて、継手本体51の各軸端51a,51bを形成する。
各雄ネジ部62,62は、各小径円筒部59,59外周に形成される。各雄ネジ部62,62は、軸方向aにおいて、大径円筒部58の各軸端58a,58b及び継手本体51の各軸端51a,51b間に延在する。
<第1継手管52>
第1継手管52は、図1、図2、図5及び図6で説明した第1継手管2と同一構成を備え、図11及び図12に示すように、第1摺動部15、第1流路軸部16及び第1流路穴17を有する。第1摺動部15は、各シール溝18,19を有する。
<第2継手管53>
第2継手管53は、図1、図2、図5及び図6で説明した第1継手管2と同一構成を備え、図11及び図12に示すように、第2摺動部15、第2流路軸部16及び第2流路穴17を有する。第2摺動部15は、各シール溝18,19を有する。
<弾性シールリング4>
各弾性シールリング4,4,…は、図5、図6及び図12に示すように、第1及び第2継手管52,53に配置される。
各弾性シールリング4,4,…は、各継手管52,53において、各シール溝18,19に装着される。各弾性シールリング4,4,…は、各シール溝18,19から第1及び第2摺動部15,15外周に突出される。
<継手キャップ55>
各継手キャップ55,55は、図12及び図15に示すように、継手本体51の各小径筒部59,59(各雄ネジ部62,62)に装着される。各継手キャップ55,55は、合成樹脂等で形成される。各継手キャップ55,55は、段付穴70、雌ネジ部71及びキャップシール溝72を有する。
段付穴70は、図15に示すように、軸方向aにおいて、継手キャップ55を貫通する。段付穴70は、継手キャップ55の両端55a,55bに開口する。段付穴70は、円形穴に形成される。段付穴70は、大径穴部73、小径穴部74で構成される。
大径穴部73は、継手キャップ55の一端55aに開口し、軸方向aに延在される。
小径穴部74は、大径穴部73に連続して形成される。小径穴部74は、段面74aを有して大径穴部73から縮径される。小径穴部74は、軸方向aに延在され、継手キャップ55の他端55bに開口する。
雌ネジ部71は、大径穴部73内周に形成される。雌ネジ部71は、軸方向aにおいて、継手キャップ55の一端55a及び小径穴部74間に形成される。
キャップシール溝72は、小径穴部74に形成される。キャップシール溝72は、小径穴部74内周に開口する。
キャップシール溝72は、段付穴70の円周方向bにおいて、小径穴部74全周にわたって形成される。
<弾性シールリング56>
各弾性シールリング56,56は、図12及び図15に示すように、各継手キャップ55,55に配置される。各弾性シールリング56,56は、各継手キャップ55,55において、キャップシール溝72内に装着される。各弾性シールリング56,56は、各キャップシール溝72から小径穴部74内に突出される。各弾性シールリング56,56は、合成ゴム、シリコンゴム等の惰性材で形成される。
<伸縮管継手Yの組立>
伸縮管継手Yは、継手本体51に第1及び第2継手管52,53、各継手キャップ55,55を装着して組立てられる。
伸縮管継手Yにおいて、第1継手管52は、図12に示すように、継手本体51の摺動流路穴57内に配置される。第1継手管52は、第1摺動部15を継手本体51の一軸端51aから摺動流路穴57内に挿入する。第1継手管52において、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴57に液密に摺接、即ち、摺動流路穴57の挿入によって、弾性変形されて摺動流路穴57に押付けられる。
これにより、第1継手管52において、第1摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴57に摺接しつつ軸方向aに摺動自在となる。
第1摺動部15を摺動流路穴57に挿入すると、第1流路軸部16は、図12に示すように、摺動流路穴57を軸方向aに挿通し、継手本体51の一軸端51aから突出する。第1流路軸部16は、摺動流路穴57に接触することなく、軸方向aに延在される。
第1継手本体52において、第1流路穴17は、図12に示すように、摺動流路穴57に連通する。
第2継手管53は、継手本体51の摺動流路穴57内に配置される。第2継手管53は、第2摺動部15を継手本体1の他軸端51bから摺動流路穴57内に挿入する。第2継手管53において、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴57に液密に摺接、即ち、摺動流路穴57の挿入によって、弾性変形されて摺動流路穴57に押付けられる。
これにより、第2継手管53において、第2摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴57に摺接しつつ軸方向aに摺動自在となる。
第2摺動部15は、摺動流路穴57内にて第1摺動部15に当接して対向される。
第2摺動部15を摺動流路穴57に挿入すると、第2流路軸部16は、図12に示すように、摺動流路穴57を軸方向aに挿通し、継手本体51の他軸端51bから突出する。第2流路軸部16は、摺動流路穴57に接触することなく、軸方向aに延在される。
第2継手管53において、第2流路穴17は、図12に示すように、摺動流路穴57及び第1流路穴17に連通する。
各継手キャップ55,55は、図12に示すように、雌ネジ部71(一端55a)側から第1及び第2流路軸部16,16の夫々に外嵌され、第1及び第2流路軸部16,16は段付穴70を挿通する。
このとき、各弾性シールリング56,56は、第1及び第2流路軸部16,16にて弾性変形され、各流路軸部16,16に押付けられる。
各継手キャップ55,55は、図12に示すように、雌ネジ部71に継手本体51の雄ネジ部62を夫々螺着し、継手本体51の大径筒部58側に回転(正回転)して、段面74aを継手本体51の各軸端51a,51bに当接する。
これにより、各継手キャップ55,55は、継手本体51の各小径円筒部59,59に装着される。
各弾性シールリング56,56は、第1及び第2流路軸部16,16に押付けられ、継手本体51の両軸端51a,51bにおいて、摺動流路穴57を閉塞(遮断)する。
このように、継手本体51に第1及び第2継手管52,53、各継手キャップ55,55を装着して、伸縮管継手Yに組立てる。
伸縮管継手Yにおいて、第1及び第2流路軸部16,16は、図11及び図12に示すように、各継手キャップ55,55及び各弾性シールリング56,56を挿通し、伸縮管継手Yから軸方向aに突出する。
図11及び図12において、伸縮管継手Yでは、第1及び第2流路軸部16,16を軸方向aに移動し、継手本体51の各軸端51a,51b(伸縮管継手Y)から突出する各流路軸部16,16の突出量を調整する。
第1及び第2流路軸部16,16の移動に伴って、第1及び第2摺動部15,15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴57に摺接しつつ軸方向aに摺動する。
第1及び第2流路軸部16,16は、各弾性シールリング56,56に摺接しつつ案内・支持され、軸方向aに移動する。
<伸縮管継手Yの配管>
伸縮管継手Yは、循環管路RP中に配置され、循環管路RPに接続(配管)される(図27参照)。
図11及び図12の伸縮管継手Yにおいて、配管作業者は、図16及び図17に示すように、第1継手管52の第1流路軸部16を軸方向aに移動し、第1摺動部15を摺動流路穴57に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、継手本体51の一軸端51a(伸縮管継手Y)から突出する第1流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図16及び図17に示すように、第1継手管52の第1流路軸部16を、循環管路RPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
配管作業者は、第1流路軸部16を挿入した循環管路RPの位置において、締付金具86を外嵌し、ボルト/ナット87にて締付金具86、循環管路RP及び第1流路軸部16を締付けて、循環管路RPを第1流路軸部16に固定する。
これにより、伸縮管継手Yは、図16及び図17に示すように、第1流路穴17を循環管路RPに連通(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、図16及び図17に示すように、第2継手管53の第2流路軸部16を軸方向aに移動し、第2摺動部15を摺動流路穴57に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、継手本体51の他軸端51b(伸縮管継手Y)から突出する第2流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図16及び図17に示すように、第2継手管53の第2流路軸部16を、循環管路RPの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、第2流路軸部16を挿入した循環管路RPの位置において、締付金具88を外嵌し、ボルト/ナット89にて締結金具88、循環管路RP及び第2流路軸部16を締付けて、循環管路RPを第2流路軸部16に固定する。
これにより、伸縮管継手Yは、図16及び図17に示すように、第2流路穴17を循環管路RPに連通(接続配管)する。
このように、伸縮管継手Yは、第1及び第2流路軸部16,16の突出量を調整して、循環管路RPに接続される。
第1及び第2継手管52,53は、第1及び第2流路軸部16,16において、循環管路RPに接続される。
循環管路RPの上流側及び下流側は、図17に示すように、第2流路穴17、摺動流路穴57及び第1流路穴17にて液密に連通される。循環管路RPを流れる浴湯等は、例えば、循環管路RPの上流側から第2流路穴17に流入し、第2流路穴17、摺動流路穴57及び第1流路穴17を流れて循環管路RPの下流側に流出する。このとき、各弾性シールリング4,4,…は、摺動流路穴57に液密として摺接し、各弾性シートリング56,56,…は、第1及び第2流路軸部16,16に液密として摺接するので、伸縮管継手Y内を流れる浴湯等は、伸縮管継手Yから漏れない。
<第3実施形態の伸縮管継手Z>
第3実施形態の伸縮管継手Zについて、図18乃至図27を参照して説明する。
なお、図18乃至図26において、図1乃至図17と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その説明は省略する。
図27において、第3実施形態の伸縮管継手Zは、気泡発生装置Wに配置される。
第3実施形態の伸縮管継手Z(以下、「伸縮管継手Z」という)は、循環管路PR中に配置され、循環管路PRに接続される。
図18乃至図26において、伸縮継手管Zは、継手本体151、第1及び第2継手管152,153、複数の弾性シールリング4,4,…、複数の継手キャップ155,155、及び複数の弾性シール156,156を備える。
<継手本体151>
継手本体151は、図18乃至図21に示すように、摺動流路穴157を有し、円筒体に形成される。摺動流路穴157は、継手本体151の軸方向αに延在される。摺動流路穴157は、継手本体151の軸方向αに貫通し、両軸端151a,151bに開口する。摺動流路穴157は、円形穴に形成される。
継手本体151は、図20に示すように、複数の傾斜穴周面160,160及び複数(一対)の雄ネジ部162,162を有し、合成樹脂等で一形成される。
各傾斜穴周面160,160は、継手本体151の両軸端151a,151b側の夫々に配置される。各傾斜穴周面160,160は、継手本体151の各軸端151a,151b側において、継手本体151外周及び摺動流路穴157間に形成される。各傾斜穴周面160,160は、軸方向αにおいて、摺動流路穴167に向けて段々に拡径して、摺動流路穴157に連通される。
各雄ネジ部162,162は、継手本体151の両軸端151a,151側に配置される。各雄ネジ部162,162は、継手本体151外周に形成される。各雄ネジ部162,162は、軸方向αに延在する。
<第1継手管152>
第1継手管152は、図1、図2、図5及び図6で説明した第1継手管2と同一構成を備え、図18及び図19に示すように、第1摺動部15、第1流路軸部16及び第1流路穴17を有する。第1摺動部15は、各シール溝18,19を有する。
<第2継手管153>
第2継手管153は、図1、図2、図5及び図6で説明した第1継手管2と同一構成を備え、図18及び図19に示すように、第2摺動部15、第2流路軸部16及び第2流路穴17を有する。第2摺動部15は、各シール溝18,19を有する。
<弾性シールリング4>
各弾性シールリング4,4,…は、図5、図6及び図19に示すように、第1及び第2継手管152,153に配置される。
各弾性シールリング4,4,…は、各継手管152,153において、各シール溝18,19に装着される。各弾性シールリング4,4,…は、各シール溝18,19から第1及び第2摺動部15,16外周に突出される。
<継手キャップ155>
各継手キャップ155,155は、図18及び図19に示すように、継手本体151の各雄ネジ部162,162に装着される。
各継手キャップ155,155は、図21乃至図23に示すように、キャップ本体165及びシール止スリーブ166を備える。
キャップ本体165は、六角形外周165Aを有し、合成樹脂等で形成される。キャップ本体165は、図19、図21及び図22に示すように、段付穴170及び雌ネジ部171を有する。
段付穴170は、図21及び図22に示すように、軸方向αにおいて、キャップ本体165を貫通する。段付穴170は、キャップ本体165の両端165a,165bに開口する。段付穴170は、円形穴に形成される。段付穴170は、大径穴部172、小径穴部173及び傾斜穴部174で構成される。
大径穴部172は、キャップ本体165の一端165aに開口し、軸方向αに延在される。
小径穴部173は、キャップ本体165の他端165bに開口し、軸方向αに延在される。
傾斜穴部174は、大径穴部172及び小径穴部173間に配置され、大径穴部172及び小径穴部173に連続して形成される。
傾斜穴部174は、軸方向αにおいて、小径穴部173から拡径して大径穴部172に連続する。
雌ネジ部171は、大径穴部172に形成される。雌ネジ部171は、軸方向αにおいて、キャップ本体165の一軸端165aから延在される。
シール止スリーブ166は、図19、図21及び図23に示すように、小径スリーブ部175、大径スリーブ部176、傾斜外周面177及びシール止穴179を有し、合成樹脂等で形成される。小径スリーブ部172及び大径スリーブ部176は、円筒形に形成される。
小径スリーブ部175は、軸方向αにおいて、大径スリーブ部176の一軸端176aに連設され、軸方向αに延在する。
小径スリーブ部175は、係止爪178を有する。係止部178は、軸方向αにおいて、小径スリーブ部175の一端175aに形成され、軸方向αに直交する方向βに突出する。
傾斜外周面177は、小径スリーブ部175及び大径スリーブ部176間に形成される。傾斜外周面177は、小径スリーブ部175外周の他端175bから段々に拡径して大径スリーブ部176外周に連続する。
シール止穴179は、図22及び図24に示すように、軸方向αにおいて、小径スリーブ部175及び大径スリーブ部176を貫通する。シール止穴175は、小径穴部181及び傾斜穴部182で構成される。
小径穴部181は、小径スリーブ部175の一端175aに開口して、軸方向αにおいて、大径スリーブ部176側に延在する。
傾斜穴部182は、大径スリーブ部176の一端176aに開口して、軸方向αにおいて、小径スリーブ部175側に延在する。
傾斜穴部182は、小径穴部181に連続する。傾斜穴部182は、軸方向αにおいて、小径穴部181から大径スリーブ部176の一端176aに向けて段々に拡径する。
各継手キャップ155,155において、シール止スリーブ166はキャップ本体165内に挿入される。シール止スリーブ166は、小径スリーブ部175(係止爪178)側から大径穴部172内に挿入される。シール止スリーブ166において、小径スリーブ部175は、軸方向αにおいて、小径穴部173を挿通する。小径スリーブ部175は、係止爪178をキャップ本体165の他端165bから突出する。係止部178は、軸方向αにおいて、キャップ本体165の他端165bに当接する。
大径スリーブ部176は、大径穴部172内に挿入される(図19及び21参照)。
シール止スリーブ165において、傾斜外周面177は、キャップ本体165の傾斜穴部174に当接される(図19及び図21参照)。
<弾性シール156>
各弾性シール156,156は、図24に示すように、シール円筒部187及び管挿入穴188を有する。弾性シール156は、合成ゴム、シリコンゴム等の弾性材で形成される。
シール円筒部187は、図25に示すように、第1傾斜外周面189及び第2傾斜外周面190を有する。
第1傾斜外周面189は、シール円筒部187の一軸端187aから他軸端187bに向けて段々に拡径する。第1傾斜外周面189は、軸方向αに延在する。
第2傾斜外周面190は、シール円筒部187の他軸端187bから一軸端187aに向けて段々に拡径する。第2傾斜外周面190は、軸方向αに延在する。
管挿入穴188は、シール円筒部187を軸方向αに貫通する。管挿入穴188は、シール円筒部187の両軸端187a,187bに開口する。
<伸縮管継手Zの組立>
伸縮管継手Zは、継手本体151に第1及び第2継手管152,153、各継手キャップ155、155を装着して組立てられる。
伸縮管継手Zにおいて、第1継手管152は、図19に示すように、継手本体151の摺動流路穴157内に配置される。第1継手管152は、第1摺動部15を継手本体151の一軸端151aから摺動流路穴157内に挿入する。第1継手管152において、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴157に液密に摺接、即ち、摺動流路穴157の挿入によって、弾性変形されて摺動流路穴157に押付けられる。
これにより、第1継手管152において、第1摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴157に摺接しつつ軸方向αに摺動自在となる。
第1摺動部15を摺動流路穴157に挿入すると、第1流路軸部16は、図19に示すように、摺動流路穴157を軸方向αに挿通し、継手本体151の一軸端151aから突出する。
第1流路軸部16は、摺動流路穴157に接触することなく、軸方向αに延在される。
第1継手管152において、第1流路穴17は、図19に示すように、摺動流路穴157に連通する。
第2継手管153は、継手本体151の摺動流路穴157内に配置される。第2継手管153は、第2摺動部15を継手本体151の他軸端151bから摺動流路穴157内に挿入する。第2継手管153において、各弾性シールリング4,4は、摺動流路穴157に液密に摺接、即ち、摺動流路穴157の挿入によって、弾性変形されて摺動流路穴157に押付けられる。
これにより、第2継手管153におて、第2摺動部15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴157に摺接しつつ軸方向αに摺動自在となる。
第2摺動部15を摺動流路穴157に挿入すると、第2流路軸部16は、図19に示すように、摺動流路穴157を軸方向αに挿通し、継手本体151の他軸端151bから突出する。第2流路軸部16は、摺動流路穴157に接触することなく、軸方向αに延在される。
第2継手管153において、第2流路穴17は、図19に示すように、摺動流路穴157及び第1流路穴17に連通する。
各弾性シール156,156は、図19に示すように、第1及び第2継手管152,153に装着される。各弾性シール156,156は、第2傾斜外周面190(他軸端187b)側から各第1流路軸部16,16に外嵌され、第2傾斜外周面190を継手本体151の傾斜周面160に当接する。
第1及び第2継手管152,153において、第1流路軸部16は、弾性シール156(シール円筒部187)の管挿入穴188を軸方向αに挿通する。
各継手キャップ155,155は、図19に示すように、雌ネジ部171(一端165a)側から第1及び第2流路軸部16,16の夫々に外嵌される。
第1及び第2継手管152,153において、第1及び第2流路軸部16,16は、キャップ本体165の大径穴部172(段付穴170)、及びシール止スリーブ166のシール穴179(傾斜穴部182,小径穴部181)を挿通する。
各継手キャップ155,155は、雌ネジ部171に継手本体151の雄ネジ部162を螺着し、回転(正回転)する。
各継手キャップ155,155は、図19に示すように、シール止スリーブ166の傾斜穴部182を弾性シール156の第1傾斜外周面189に当接する。
これにより、各継手キャップ155,155は、継手本体151(各雄ネジ部162,162)に装着される。
正回転に伴って、各継手キャップ155,155は、図19に示すように、傾斜穴部182を軸方向αから弾性シール156の第1傾斜外周面189に当接し、弾性シール156を弾性変形する。
これにより、各弾性シール156,156は、第2傾斜外周面190を継手本体151の傾斜周面160に押付ける。
各弾性シール156,156は、傾斜周面160及び第2傾斜外周面190にて案内されて、各第1流路軸部16,16に押付けられ、継手本体151の両軸端151a,151bにおいて、摺動流路穴157を液密に閉塞(遮断)する。
このように、継手本体151に第1及び第2継手管152,153、各継手キャップ155,155及び各弾性シール156,156を装着して、伸縮管継手Zに組立てる。
伸縮管継手Zにおいて、第及び第2流路軸部16,16は、図18及び図19に示すように、各継手キャップ155,155及び各弾性シール156,156を挿通し、伸縮管継手Zから軸方向αに突出する。
図18及び図19において、伸縮管継手Zでは、各第1流路軸部16,16を軸方向αに移動し、継手本体151の各軸端151a,151bから突出する各第1流路軸部16,16の突出量を調整する。
各第1流路軸部16,16の移動に伴って、第1及び第2摺動部15,15は、各弾性シールリング4,4を摺動流路穴157に摺接しつつ軸方向αに摺動する。
各第1流路軸部16,16は、各弾性シール156,156に摺接しつつ案内・支持され、軸方向αに移動する。
<伸縮管継手Zの配管>
伸縮継手管Zは、循環管路RP中に配置され、循環管路RPに接続(配管)される(図27参照)。
図18及び図19の伸縮管継手Zにおいて、配管作業者は、図25及び図26に示すように、第1継手管152の第1流路軸部16を軸方向αに移動し、第1摺動部15を摺動流路穴157に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、継手本体151の一軸端151a(伸縮管継手Z)から突出する第1流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図25及び図26に示すように、第1継手管152の第1流路軸部16を、循環管路RPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
配管作業者は、第1流路軸部16を挿入した循環管路RPの位置において、締付具195を外嵌し、ボルト/ナット196にて締付具195、循環管路RP及び第1流路軸部16を締付けて、循環管路RPを第1流路軸部16に固定する。
これにより、伸縮管継手Zは、図25及び図26に示すように、第1流路穴17を循環管路RPに連通(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、図25及び図26に示すように、第2継手管153の第2流路軸部16を軸方向αに移動し、第2摺動部15を摺動流路穴157に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、継手本体151の他軸端151b(伸縮管継手Z)から突出する第2流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図25及び図26に示すように、第2継手管153の第2流路軸部16を、循環管路rpの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、第2流路軸部16を挿入した循環管路RPの位置において、締付餡具197を外嵌し、ボルト/ナット198にて締付金具197、循環管路RP及び第2流路軸部16を締付けて、循環管路RPを第2流路軸部16に固定する。
これにより、伸縮管継手Zは、図25及び図26に示すように、第2流路穴17を循環管路RPに連通(接続配管)する。
このように、伸縮管継手Zは、第1及び第2流路軸部16,16の突出量を調整して、循環管路RPに接続される。
第1及び第2継手管152,153は、第1及び第2流路軸部16,16において、循環管路RPに接続される。
循環管路RPの上流側及び下流側は、図26に示すように、第2流路穴17、摺動流路穴157及び第1流路穴17にて液密に連通される。循環管路RPを流れる浴湯等は、例えば、循環管路RPの上流側から第2流路穴17に流入し、第2流路穴17、摺動流路穴157及び第1流路穴17を流れて循環管路RPの下流側に流出する。このとき、各弾性シールリング4,4,…は、摺動流路穴157に液密として摺接し、各弾性リング156,156は、第1及び第2流路軸部16,16に液密として摺接するので、伸縮管継手Z内を流れる浴湯等は、伸縮管継手Zから漏れない。
<気泡発生浴槽>
次に、気泡発生浴槽について、図1乃至図27を参照して説明する。
図27において、気泡発生浴槽Wは、浴槽本体101、吸入口102、吐出口103、吸入管SP、空気吸気装置104、循環ポンプ105、混合液管MP、空気溶解タンク106及び吐出管HPを備える。
気泡発生浴槽Wは、混合側・伸縮管継手Y1、吸入側・伸縮管継手X1及び吐出側・伸縮管継手X2を備える。
浴槽本体101は、図27に示すように、浴室WRに配置される。浴槽本体101は、浴槽101Aを有し、浴槽101Aに浴湯HWを貯留する。
吸入口102は、図27に示すように、浴槽本体101外側に配置される。吸入口102は、浴槽101Aに開口される。
吐出口103は、図27に示すように、浴槽本体101外側に配置される。吐出口103は、浴槽101Aに開口される。
吸入管SPは、図27に示すように、浴槽本体101外側に配管される。吸入管SPは、吸入口102に接続される。
吸入管SPは、浴槽101Aから浴湯HWを流出する。
空気吸気装置104は、図27に示すように、浴槽本体101外側に配置される。空気吸気装置104は、吸気口104A、吸気管104B、空気吸気部104C及び空気導入管104Dを有する。
吸気口104Aは、浴室WH外側に配置される。
吸気管104Bは、吸気口104A及び空気吸気部104Cに接続され、空気を吸気口104Aから空気吸気部104Cに流入する。
空気吸気部104Cは、空気を流出する。
空気導入管104Dは、空気吸気部104C及び吸入管SPに接続され、空気吸入部104Cからの空気を吸入管SPに導入する。
循環ポンプ105は、図27に示すように、浴槽本体101外側に配置される。循環ポンプ105は、吸入管SPを流通する空気及び浴湯HWを吸引して、空気及び浴湯の混合液を混合液管MPに吐出する。
混合液管MPは、図27に示すように、浴槽本体101外側に配管される。混合液管MPは、循環ポンプ105に接続される。
混合液管MPは、循環ポンプ105から吐出される混合液を空気溶解タンク106に流出する。
空気溶解タンク106は、図27に示すように、浴槽本体101外側に配置される。空気溶解タンク106は、混合液管MPに接続される。空気溶解タンク106は、混合液の空気を浴湯HWに溶解して空気溶解液とする。
吐出管HPは、図27に示すように、浴槽本体101外側に配管される。吐出管HPは、空気溶解タンク106及び吐出口103に接続される。吐出管HPは、空気溶解タンク106の空気溶解液を吐出口103から浴槽101Aに流入(噴出)する。
図27において、吸入管SP、混合液管MP及び吐出管HPは、循環管路RPを構成する。循環管路RPは、浴槽101Aから浴湯HWを流出し、及び空気溶解液を浴槽101Aに流入(噴出)する。
浴湯HWは、循環管路RPによって浴槽101A(吸入口102及び吐出口103間)に循環される。
<混合側・伸縮管継手Y1>
混合側・伸縮管継手Y1は、図11乃至図15で説明した伸縮管継手Yで構成され、混合側・継手本体51、第1及び第2混合側・継手管52,53、混合側・継手キャップ55,55及び混合側・弾性シールリング4,4,…、56,56,…を備える。
混合側・継手本体51は、図11乃至図13に示すように、摺動流路穴57を有する。
第1混合側・継手管52は、図12に示すように、混合側・第1摺動部15、混合側・第1流路軸部16及び混合側・第1流路穴17を有する。
第2混合側・継手管53は、図12に示すように、混合側・第2摺動部15、混合側・第2流路軸部16及び混合側・第2流路穴17を有する。
<混合側・伸縮管継手Y1の配管>
混合側・伸縮管継手Y1は、図27に示すように、混合液管MP中に配置される。混合側・伸縮管継手Y1は、混合液管MPの上流側及び下流側に接続(配管)される。
配管作業者は、図16及び図17に示すように、第1混合側・継手管52の混合側・第1流路軸部16を軸方向aに移動し、混合側・第1摺動部15を摺動流路穴57に沿って移動する。
これにより、配管作業者は、混合側・継手本体51の一軸端51a(混合側・伸縮管継手Y1)から突出する混合側・第1流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図16及び図17に示すように、第1混合側・継手管52の混合側・第1流路軸部16を、混合液管MPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
配管作業者は、締付金具86及びボルト/ナット87にて混合液管MPを混合側・第1流路軸部16に固定する。
これにより、混合側・伸縮継手管Y1は、図16及び図17に示すように、混合側・第1流路穴17を混合液管MPに接続(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、図16及び図17に示すように、第2混合側・継手管53の混合側・第2流路軸部16を軸方向aに移動し、混合側・第2摺動部15を摺動流路穴57に沿って摺動する。
これにより、配管作業者は、混合側・継手本体51の他軸端51b(混合側・伸縮管継手Y1)から突出する混合側・第2流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図16及び図17に示すように、第2混合側・継手管53の混合側・第2流路軸部16を、混合液管MPの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、締付金具86及びボルト/ナット87にて混合液管MPを混合側・第2流路軸部16に固定する。
これにより、混合側・伸縮継手管Y1は、図16及び図17に示すように、混合側・第2流路穴17を混合液管MPに接続(接続配管)する。
このように、混合側・伸縮管継手Y1は、混合側・第1及び第2流路軸部16,16の突出量を調整して、混合液管MPに接続される。
第1及び第2混合側・継手管52,53は、混合側・第1及び第2流路軸部16,16において、混合液管MPの上流側、下流側に接続される。
混合液管MPの上流側及び下流側は、図17に示すように、混合側・第2流路穴17、混合側・摺動流路穴57及び混合側・第1流路穴17にて液密に連通される。混合液管MPを流れる混合液は、例えば、混合液管MPの上流側から混合側・第2流路穴17に流入し、混合側・第2流路穴17、混合側・摺動流路穴57及び混合側・第1流路穴17を流れて混合液管MPの下流側に流出する。このとき、各混合側・弾性シールリング4,4,…は、混合側・摺動流路穴57に液密として摺接し、各混合側・弾性シールリング56,56,…は、混合側・第1及び第2流路軸部16,16に液密として摺接するので、混合側・伸縮管継手Y1を流れる混合液は、混合側・伸縮管継手Y1から漏れない。
<吸入側・伸縮管継手X1>
吸入側・伸縮管継手X1は、図1乃至図10で説明した伸縮管継手Xで構成され、吸入側・継手本体1、第1及び第2吸入側・継手管2,3、吸入側・弾性シールリング4,4、吸入側・継手キャップ5及び吸入側・弾性シール6を備える。
吸入側・継手本体1は、図1乃至図4に示すように、吸入側・摺動流路穴7を有する。
第1吸入側・継手管2は、図2、図5及び図6に示すように、吸入側・摺動部15、第1吸入側・流路軸部16及び第1吸入側・流路穴17を有する。
第2吸入側・継手管3は、図1乃至図4に示すように、第2吸入側・流路軸部25及び第2吸入側・流路穴26を有する。
<吸入側・伸縮管継手X1の配管>
吸入側・伸縮管継手X1は、図27に示すように、吸入管SP中に配置される。吸入側・伸縮管継手X1は、吸入管SPの上流側及び下流側に接続(配管)される。
配管作業者は、図9及び図10に示すように、第2吸入側・継手管3の第2吸入側・流路軸部25を、吸入管SPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
続いて、配管作業者は、締付金具81及びボルト/ナット82にて吸入管SPを第2吸入側・流路軸部25に固定する。
これにより、第2吸入側・継手管3は、図9及び図10に示すように、第2吸入側・流路穴26を吸入管SPに連通(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、第1吸入側・継手管2の第1吸入側・流路軸部16を軸方向Aに移動し、吸入側・摺動部15を吸入側・摺動流路穴7に沿って移動する。
これにより、配管作業者は、吸入側・継手本体1の一軸端1a(吸入側・伸縮管継手Y1)から突出する突出量を調整する。
配管作業者は、図9及び図10に示すように、第1吸入側・流路軸部16を、吸入管SPの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、締付金具84及びボルト/ナット85にて吸入管SPを第1吸入側・流路軸部16に固定する。
これにより、第1吸入側・継手管2は、図9及び図10に示すように、第1吸入側・流路17を吸入管SPに接続(接続配管)する。
このように、吸入側・伸縮管継手X1は、第1吸入側・流路軸部16の突出量を調整して、吸入管SPに接続される。
第1及び第2吸入側・継手管2,3は、第1及び第2吸入側・流路軸部16,16において、吸入管SPの上流側、下流側に接続される。
吸入管SPの上流側及び下流側は、図10に示すように、第2吸入側・流路穴26、吸入側・摺動流路穴7及び第1吸入側・流路穴17にて液密に連通される。吸入管SPを流れる浴湯及び空気は、例えば、吸入管SPの上流側から第2吸入側・流路穴26に流入し、第2吸入側・流路穴26、吸入側・摺動流路穴7及び第1吸入側・流路穴17を流れて吸入管SPの下流側に流出される。このとき、各吸入側・弾性シールリング4,4は、吸入側・摺動流路穴7に液密として摺接し、吸入側・弾性シール6は、吸入側・継手本体1の一軸端1a及び吸入側・第1流路軸部16に液密として押付けられるので、吸入側・伸縮管継手X1内を流れる浴湯等は、吸入側・伸縮管継手X1から漏れない。
<吐出側・伸縮管継手X2>
吐出側・伸縮管継手X2は、図1乃至図10で説明した伸縮管継手Xで構成され、吐出側・継手本体1、第1及び第2吐出側・継手管2,3、吐出側・弾性シールリング4,4、吐出側・継手キャップ5及び吐出側・弾性シール6を備える。
吐出側・継手本体1は、図1乃至図4に示すように、吐出側・摺動流路穴7を有する。
第1吐出側・継手管2は、図2、図5及び図6に示すように、吐出側・摺動部15、第1吐出側・流路軸部16及び第1吐出側・流路穴17を有する。
第2吐出側・継手管3は、図1乃至図4に示すように、第2吐出側・流路軸部25及び第2吐出側・流路穴26を有する。
<吐出側・伸縮管継手X2の配管>
吐出側・伸縮管継手X2は、図27に示すように、吐出管HP中に配置される。吐出側・伸縮管継手X1は、吐出管HPの上流側及び下流側に接続(配管)される。
配管作業者は、図9及び図10に示すように、第2吐出側・継手管3の第2吐出側・流路軸部25を、吐出管HPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
続いて、配管作業者は、締付金具81及びボルト/ナット82にて吐出管HPを第2吐出側・流路軸部25に固定する。
これにより、第2吐出側・継手管3は、図9及び図10に示すように、第2吐出側・流路穴26を吐出管HPに連通(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、第1吐出側・継手管2の第1吐出側・流路軸部16を軸方向Aに移動し、吐出側・摺動部15を吐出側・摺動流路穴7に沿って移動する。
これにより、配管作業者は、吐出側・継手本体1の一軸端1a(吐出側・伸縮管継手Y1)から突出する突出量を調整する。
配管作業者は、図9及び図10に示すように、第1吐出側・流路軸部16を、吐出管HPの上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、締付金具84及びボルト/ナット85にて吐出管HPを吐出側・第1流路軸部16に固定する。
これにより、第1吐出側・継手管2は、図9及び図10に示すように、第1吐出側・流路穴17を吐出管HPに接続(接続配管)する。
このように、吐出側・伸縮管継手X2は、第1吐出側・流路軸部16の突出量を調整して、吐出管HPに接続される。
第1及び第2吐出側・継手管2,3は、第1及び第2吐出側・流路軸部16,16において、吸入管SPの上流側、下流側に接続される。
吐出管HPの上流側及び下流側は、図10に示すように、第2吐出側・流路穴26、吐出側・摺動流路穴7及び第1吐出側・流路穴17にて液密に連通される。吐出管HPを流れる空気溶解液は、例えば、吐出管HPの上流側から第2吐出側・流路穴26に流入し、第2吐出側・流路穴26、吐出側・摺動流路穴7及び第1吐出側・流路穴17を流れて吐出管HPの下流側に流出される。このとき、各吐出側・弾性シールリング4,4は、吐出側・摺動流路穴7に液密として摺接し、吐出側・弾性シール6は、吐出側・継手本体1の一軸端1a及び吐出側・第1流路軸部16に液密として押付けられるので、吐出側・伸縮管継手X2内を流れる空気溶解液は、吐出側・伸縮管継手X2から漏れない。
気泡発生浴槽Wにおいて、循環ポンプ105を駆動すると、循環ポンプ105は、図27に示すように、浴槽101Aから浴湯HWを流出し、混合液を吸引する。このとき、混合液は、吸入口102から吸入管SP、吸入側・伸縮管継手X1を通して循環ポンプ105に吸引される。
循環ポンプ105は、混合液を混合液管MPに吐出する。循環ポンプ105から吐出した混合液は、混合液管MP、混合側・伸縮管継手Y1を通して空気溶解タンク106に流入される。
空気溶解タンク106は、流入した混合液の空気を浴湯HWに溶解して空気溶解液とし、吐出管HPに流出する。空気溶解液は、吐出管HP、吐出側・伸縮管継手X2を通して吐出口103から浴槽101Aに流出(噴出)される。
これにより、気泡発生浴槽Wは、浴槽101A内に気泡(マイクロバブル)を発生する。
図27において、気泡発生浴槽Wは、混合側・伸縮管継手Y1(第2実施形態の伸縮管継手Y)に代えて、混合側・伸縮管継手Z1を備える構成も採用できる。
<混合側・伸縮管継手Z1>
混合側・伸縮管継手Z1は、図18乃至図26で説明した伸縮管継手Zで構成され、混合側・継手本体151、第1及び第2混合側・第2継手管152,153、混合側・継手キャップ155,155、混合側・弾性シールリング4,4,…、及び混合側・弾性シール156,156を備える。
混合側・継手本体151は、図18乃至図20に示すように、摺動流路穴157を有する。
第1混合側・継手管152は、図19に示すように、混合側・摺動部15、混合側・第1流路軸部16及び混合側・第1流路穴17を有する。
第2混合側・継手管153は、図19に示すように、混合側・第2摺動部15、混合側・第2流路軸部16及び混合側・第2流路穴17を有する。
<混合側・伸縮管継手管Z1の配管>
混合側・伸縮管継手Z1は、図27に示すように、混合液管MP中に配置される。混合側・伸縮管継手Z1は、混合液管MPの上流側及び下流側に接続(配管)される。
配管作業者は、図25及び図26に示すように、第1混合側・継手管152の混合側・第1流路軸部16を軸方向αに移動し、混合側・第1摺動部15を摺動流路穴157に沿って移動する。
これにより、配管作業者は、混合側・継手本体151の一軸端151a(混合側・伸縮管継手Z1)から突出する混合側・第1流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図25及び図26に示すように、第1混合側・継手管152の混合側・第1流路軸部17を、混合液管MPの上流側又は下流側の一方に挿入する。
配管作業者は、締付具195及びボルト/ナット196にて混合液管MPを混合側・第1流路軸部16に固定する。
これにより、混合側・伸縮管継手Z1は、図25及び図26に示すように、混合側・第1流路穴17を混合液管MPに接続(接続配管)する。
続いて、配管作業者は、図25及び図26に示すように、第2混合側・継手管153の混合側・第2流路軸部162を軸方向αに移動し、混合側・第2摺動部15を摺動流路穴157に沿って移動する。
これにより、配管作業者は、混合側・継手本体151の他軸端151B(混合側・伸縮管継手Z1)から突出する混合側・第2流路軸部16の突出量を調整する。
配管作業者は、図25及び図26に示すように、第2混合側・継手管153の混合側・第2流路軸部16を、混合液管MP上流側又は下流側の他方に挿入する。
配管作業者は、締付金具197及びボルト/ナット198にて混合液管MPを混合側・第2流路軸部16に固定する。
これにより、混合側・伸縮管継手Z1は、図25及び図26に示すように、混合側・第2流路穴17を混合液管MPに接続(接続配管)する。
このように、混合側・伸縮管継手Z1は、混合側・第1及び第2流路軸部16,16の突出量を調整して、混合液管MPに接続される。
第1及び第2混合側・継手管152,153は、第1及び第2流路軸部16,16において、混合液管MPの上流側、下流側に接続される。
混合液管MPの上流側及び下流側は、図26に示すように、混合側・第2流路穴17、混合側・摺動流路穴157及び混合側・第1流路穴17にて液密に連通され、混合側・伸縮管継手Z1を流れる混合液は、混合側・伸縮管継手Z1から漏れない。
第1実施形態の伸縮管継手Xは、循環管路RPを構成する少なくとも1の管(吸入管SP、混合液管MP、吐出管HP)中に配置し、及び当該管の上流側及び下流側に接続する構成も採用できる。
第2実施形態の伸縮管継手Yは、循環管路RPを構成する少なくとも1の管(吸入管SP、混合液管MP、吐出管HP)中に配置し、及び当該管の上流側及び下流側に接続する構成も採用できる。
第3実施形態の伸縮管継手Zは、循環管路RPを構成する少なくとも1の管(吸入管SP、混合液管MP、吐出管HP)中に配置し、及び当該管の上流側及び下流側に接続する構成も採用できる。
気泡発生浴槽Wは、図27に示す構成に限定されず、伸縮管継手X又は伸縮管継手Y又は伸縮管継手Zを、循環管路MPを構成する吸入管HP、混合液管MP、吐出管HP中に配置して、各管SP、MP、HPの上流側及び下流側に接続する構成も採用できる。
本考案は、サイズの異なる浴槽間において、同一管長にて各管(循環管路)を接続(配管)するのに最適である。
X 伸縮管継手
1 継手本体
2 第1継手管
3 第2継手管
4 弾性シールリング
15 摺動部
16 第1流路軸部
17 第1流路穴
25 第2流路軸部
26 第2流路穴

Claims (5)

  1. 浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記浴槽から流出した前記浴湯に空気の溶解した空気溶解液を前記浴槽に流入する循環管路と、を備える気泡発生浴槽において、
    前記循環管路中に配置され、当該循環管路に接続される伸縮管継手であって、
    継手本体、第1及び第2継手管及び弾性シールリングを備え、
    前記継手本体は、
    当該継手本体の軸方向に延在され、一軸端に開口する摺動流路穴を有し、
    前記第1継手管は、
    前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される摺動部と、
    前記摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、
    前記摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴に連通する第1流路と、を有し、
    前記第2継手管は、
    前記継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2流路軸部と、
    前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路に連通する第2流路穴と、を有し、
    前記弾性シールリングは、
    前記摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、
    前記各継手管は、
    前記流路軸部において、前記循環管路に接続される
    ことを特徴とする伸縮管継手。
  2. 浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記浴槽から流出した前記浴湯に空気の溶解した空気溶解液を前記浴槽に流入する循環管路と、を備える気泡発生浴槽において、
    前記循環管路中に配置され、当該循環管路に接続される伸縮管継手であって、
    継手本体、第1及び第2継手管及び弾性シールリングを備え、
    前記継手本体は、
    当該継手本体の軸方向に延在され、両軸端に開口する摺動流路穴を有し、
    前記第1継手管は、
    前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第1摺動部と、
    前記第1摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、
    前記第1摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路に連通する第1流路穴と、を有し、
    前記第2継手管は、
    前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第2摺動部と、
    前記第2摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記継手本体の他軸端から突出する第2流路軸部と、
    前記第2摺動部及び前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路に連通する第2流路穴と、を有し、
    前記弾性シールリングは、
    前記各摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、
    前記各継手管は、
    前記各流路軸部において、前記循環管路に接続される
    ことを特徴とする伸縮管継手。
  3. 浴槽に浴湯を貯留する浴槽本体と、
    前記浴槽内に開口する吸入口と、
    前記浴槽内に開口する吐出口と、
    前記吸入口に接続され、前記浴槽から前記浴湯を流出する吸入管と、
    前記吸入管に接続され、空気を前記吸入管に導入する空気吸気装置と、
    前記吸入管に接続され、前記浴湯及び前記空気を吸引して、前記空気及び前記浴湯の混合液を吐出する循環ポンプと、
    前記循環ポンプに接続され、前記循環ポンプから吐出される前記混合液を流通する混合液管と、
    前記混合液管に接続され、前記混合液の前記空気を前記浴湯に溶解して空気溶解液とする空気溶解タンクと、
    前記空気溶解タンク及び前記吐出口に接続され、前記空気溶解タンクの前記空気溶解液を前記吐出口から前記浴槽内に流入する吐出管と、
    前記混合液管中に配置され、前記混合液管の上流側及び下流側に接続される混合側・伸縮管継手と、を備え、
    前記吸入管、前記混合管及び前記吐出管は、前記浴槽から前記浴湯を流出し、及び前記空気溶解液を前記浴槽に流入する循環管路を構成し、
    前記混合側・伸縮管継手は、
    混合側・継手本体、第1及び第2混合側・継手管及び混合側・弾性シールリングを備え、
    前記混合側・継手本体は、
    当該継手本体の軸方向に延在され、両軸端に開口する摺動流路穴を有し、
    前記第1混合側・継手管は、
    前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される第1摺動部と、
    前記第1摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記混合側・継手本体の一軸端から突出する第1流路軸部と、
    前記第1摺動部及び前記第1流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴に連通する第1流路穴と、を有し、
    前記第2混合側・継手管は、
    前記摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として前記摺動流路穴に配置される第2摺動部と、
    前記第2摺動部に連設され、前記摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記混合側・継手本体の他軸端から突出する第2流路軸部と、
    前記第2摺動部及び前記第2流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記摺動流路穴及び前記第1流路穴に連通する第2流路穴と、を有し、
    前記混合側・弾性シールリングは、
    前記各摺動部に外嵌され、及び前記摺動流路穴に液密として摺接され、
    前記各混合側・継手管は、
    前記各流路軸部において、前記混合液管の前記上流側、前記下流側に接続される
    ことを特徴とする気泡発生浴槽。
  4. 前記吸入管中に配置され、前記吸入管の上流側及び下流側に接続される吸入側・伸縮管継手を備え、
    前記吸入側・伸縮管継手は、
    吸入側・継手本体、第1及び第2吸入側・継手管及び吸入側・弾性シールリングを備え、
    前記吸入側・継手本体は、
    当該継手本体の軸方向に延在され、一軸端に開口する吸入側・摺動流路穴を有し、
    前記第1吸入側・継手管は、
    前記吸入側・摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される吸入側・摺動部と、
    前記吸入側・摺動部に連設され、前記吸入側・摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記吸入側・継手本体の一軸端から突出する第1吸入側・流路軸部と、
    前記吸入側・摺動部及び前記第1吸入側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吸入側・摺動流路穴に連通する第1吸入側・流路穴と、を有し、
    前記第2吸入側・継手管は、
    前記吸入側・継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2吸入側・流路軸部と、
    前記第2吸入側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吸入側・摺動流路穴及び前記第1吸入側・流路穴に連通する第2吸入側・流路穴と、を有し、
    前記吸入側・弾性シールリングは、
    前記吸入側・摺動部に外嵌され、及び前記吸入側・摺動流路穴に液密として摺接され、
    前記各吸入側・継手管は、
    前記各流路軸部において、前記吸入管の前記上流側、前記下流側に接続される
    ことを特徴とする請求項3に記載の気泡発生浴槽。
  5. 前記吐出管中に配置され、前記吐出管の上流側及び下流側に接続される吐出側・伸縮管継手を備え、
    前記吐出側・伸縮管継手は、
    吐出側・継手本体、第1及び第2吐出側・継手管及び吐出側・弾性シールリングを備え、
    前記吐出側・継手本体は、
    当該継手本体の軸方向に延在され、一軸端に開口する吐出側・摺動流路穴を有し、
    前記第1吐出側・継手管は、
    前記吐出側・摺動流路穴を前記軸方向に摺動自在として当該摺動流路穴に配置される吐出側・摺動部と、
    前記吐出側・摺動部に連設され、前記吐出側・摺動流路穴を前記軸方向に挿通し、及び前記吐出側・継手本体の一軸端から突出する第1吐出側・流路軸部と、
    前記吐出側・摺動部及び前記第1吐出側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吐出側・摺動流路穴に連通する第1吐出側・流路穴と、を有し、
    前記第2吐出側・継手管は、
    前記吐出側・継手本体の他軸端に連設され、前記軸方向に突出する第2吐出側・通路軸部と、
    前記第2吐出側・流路軸部を前記軸方向に貫通し、前記吐出側・摺動流路穴及び前記第1吐出側・流路穴に連通する第2吐出側・流路穴と、を有し、
    前記吐出側・弾性シールリングは、
    前記吐出側・摺動部に外嵌され、及び前記吐出側・摺動流路穴に液密として摺接され、
    前記各吐出側・継手管は、
    前記各流路軸部において、前記吐出管の前記上流側、前記下流側に接続される
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の気泡発生浴槽。
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