JP3197483U - スライドレールキット - Google Patents
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Description
スライドレールキットは通常、第一レール、第一レールに対して縦方向に移動する第二レール、及びスライドフレームを有する。
スライドフレームは、第一レールと第二レールとの間に取り付けられ、第二レールを積載し、且つ第二レールの第一レールに対する移動を助ける。
第二レールが第一レールに対して移動すると、スライドフレームは第二レールに対して特定比率の差動移動を保持することができる。
すなわち、スライドフレームは第二レールの差動移動に対して、偏差の問題を生じる可能性がある。
スライドフレーム3には、制動装置を取り付けられ、制動装置により、スライドフレーム3のこれらレール部材に対する差動スライド移動の偏差を修正することができる。
第二レールは、縦方向に第一レールに対して閉位置と延長位置との間で移動することができる。
スライドフレームは、第一レールにスライドするように取り付けられ、第二レールを積載する。
スライドフレームは、第二レールの移動に従い、第二レールに対して差動(differentially)するようにスライド移動する。
差動修正装置は、第一レールに連接するベース、及びベースに移動可能に連接するプッシュ部材を有する。
プッシュ部材は、水平位置と傾斜位置との間で、移動することができる。
アクチュエーターは、第二レールに連接され、水平位置にあるプッシュ部材に対応する。
スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、第二レールの閉位置より延長位置への移動過程において、アクチュエーターはプッシュ部材を連動し、これによりプッシュ部材は水平位置より傾斜位置へと移動し、プッシュ部材は同時にスライドフレームの移動を連動し、偏差を修正する。
且つアクチュエーターは、プッシュ部材が傾斜位置にある時、放出される。
プッシュ部材は、少なくとも1個の接触部をさらに有し、少なくとも1個の接触部は、プッシュ部材がベースに対して移動する時、ベースの水平部と傾斜部の内のいずれかに接触する。
第一レールは、引き出し本体に取り付けられる。
第二レールは、第一レールと第三レールとの間に、移動可能に取り付けられている。
第二レールは、第一レールに対して、閉位置と延長位置との間で縦方向に移動し、第三レールは、引き出しを積載する。
スライドフレームは、第一レールにスライドするように取り付けられ、第二レールを積載する。
スライドフレームは、第二レールの移動に従い、第二レールに対して差動するように移動する。
差動修正装置は、第一レールに連接するベース、及びベースに移動可能に連接するプッシュ部材を有する。
プッシュ部材は、水平位置と傾斜位置との間で、移動することができる。
アクチュエーターは、第二レールに連接され、水平位置にあるプッシュ部材に対応する。
スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、第二レールの閉位置より延長位置への移動過程において、アクチュエーターはプッシュ部材を連動し、これによりプッシュ部材は水平位置より傾斜位置へと移動し、プッシュ部材は同時にスライドフレームの移動を連動し、偏差を修正する。
且つアクチュエーターは、プッシュ部材が傾斜位置にある時、放出される。
第二レールは、縦方向に第一レールに対して閉位置と延長位置との間で移動することができる。
スライドフレームは、第一レールにスライドするように取り付けられ、第二レールを積載する。
スライドフレームは、第二レールの移動に従い、第二レールに対して差動するように移動する。
プッシュ部材は、第一レールに移動可能に連接されており、且つ水平位置と傾斜位置との間で、移動することができる。
アクチュエーターは、第二レールに連接され、水平位置にあるプッシュ部材に対応する。
スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、第二レールの閉位置より延長位置への移動過程において、アクチュエーターはプッシュ部材を連動し、これによりプッシュ部材は水平位置より傾斜位置へと移動し、プッシュ部材は同時にスライドフレームの移動を連動し、偏差を修正する。
且つアクチュエーターは、プッシュ部材が傾斜位置にある時、放出される。
プッシュ部材は、水平部と傾斜部との間で、移動することができる。
図1は、本考案の一実施形態によるスライドレールキット20が、引き出し本体22に運用されることを示す。
引き出し24は、スライドレールキット20により引き出し本体22内へと閉められ、或いは引き出し本体22内より引き出される。
第二レール30と第三レール32は、縦方向に第一レール26に対して移動する。
第二レール30は、第一レール26と第三レール32との間に、移動可能に取り付けられている。
第三レール32は、引き出し24を積載する。
ここでは、差動修正装置34が第一レール26に隣り合う端部に連接されるが、これに制限されない。
差動修正装置34は、第一レール26に連接されるため、差動修正装置34は、第一レール26の一部分と見做される。
スライドフレーム36は、少なくとも1個のローラー38(或いはローリングボール)を有し、第二レール30を積載し、第二レール30の第一レール26に対する移動を助ける。
アクチュエーター40は、凸出物或いは棒状物であるが、これに制限されない。
スライドフレーム36が第二レール30に対して差動移動し偏差を生じると、アクチュエーター40により差動修正装置34の一部分を連動する。
これにより、差動修正装置34のその部分は、スライドフレーム36の偏差を修正することができる(詳細は後述する)。
ここでは、第一接触部50aと第二接触部50bを例とする。
係止部51は、ベース42の係止壁49に遮られる。
アーム部53は、プッシュ部材44に弾力によって連接される。
これにより、プッシュ部材44はベース42に対して一角度Θの偏移を行う。
傾斜位置P2にある時、プッシュ部材44は、係止部51によりベース42の係止壁49において遮られ、プッシュ部材44を傾斜位置P2に制限する。
且つ正常状態下では、第二レール30(図7A〜図7Cは、アクチュエーター40により第二レール30の第一レール26に対する可動位置を示す)が縦方向に第一レール26に対する、閉位置より第一方向D1へ向う延長位置への移動過程において、スライドフレーム36が第二レール(アクチュエーター40)の移動に従い、第二レール(アクチュエーター40)に対して正常な差動(differentially)スライド移動を保持する。
また、プッシュ部材44が傾斜位置P2にある時、アクチュエーター40はプッシュ部材44の一部位(例えば、アーム部53)に未対応である。
これにより、第二レールは第一レール26に対して閉位置より延長位置へ向う移動過程において、アクチュエーター40はプッシュ部材44を連動することができない。
且つ異常状態発生時には、スライドフレーム36の第二レール(アクチュエーター40)に対する差動移動に偏差が発生し、これによりスライドフレーム36の第二レール(アクチュエーター40)に対する差動移動時の位置に偏差が生じる。
こうして、スライドフレーム36は、所定の特定比率に基づき、第二レール(アクチュエーター40)に対して移動することができなくなる。
第二レール(アクチュエーター40)が第一レール26に対して第二方向D2へと閉位置に向かいさらに閉まると、プッシュ部材44はスライドフレーム36に連動される。
これにより、プッシュ部材44の第二接触部50bは、ベース42の傾斜部48を離脱し、ベース42の水平部46へと移動する。
こうして、プッシュ部材44はベース42に対して、傾斜位置P2より水平位置P1へと移動する(図9D参照)。
且つアクチュエーター40は、水平位置P1のプッシュ部材44のアーム部53に対応して位置する。
異常状態を解除するには、第二レール(アクチュエーター40)が第一レール26に対して閉位置より第一方向D1へと延長位置へ向う移動過程において、アクチュエーター40はプッシュ部材44との対応関係に基づき、アーム部53をプッシュできることにより、アーム部53はプッシュ部材44を連動し、こうしてプッシュ部材44はベース42に対して、水平位置P1より傾斜位置P2へと移動し、スライドフレーム36を連動する。
こうして、スライドフレーム36の第二レール(アクチュエーター40)に対する差動移動の偏差を完全に修正することができる。
一方では、スライドフレーム36は、第二レール(アクチュエーター40)に対して、正常な差動移動を再度保持することができる。
且つスライドフレーム36は既に、第一方向D1に向い、同期に第二レール(アクチュエーター40)に従い、ある距離の正常な差動移動を行っているため、プッシュ部材44が傾斜位置P2にある時には、スライドフレーム36を連動することができない(即ち、スライドフレーム36の差動移動はプッシュ部材44により修正されない)。
この状況では、第二レール30(図12A〜図12Cでは、アクチュエーター40のみを示し、第二レール30の第一レール26に対する可動位置を表示する)が第一レール26に対して、延長位置より第二方向D2へと移動する時、アクチュエーター40によりプッシュ部材44のアーム部53を押圧し、これによりアーム部53は弾性で湾曲(図12B参照)する。
これにより、アクチュエーター40がアーム部53を越えた後(図12C参照)、アクチュエーター40は再びプッシュ部材44のアーム部53に対応する。
図13A〜図13Cは、本考案の他の実施形態による差動修正装置300の実施型態を示す。
一方では、プッシュ部材306が移動する時、少なくとも1個の接触部(例えば、第一接触部308と第二接触部310)により、水平部302、及び傾斜部304の内のいずれかに接触する。
スライドフレーム312の差動移動に偏差が生じると、第二レール(アクチュエーター314)が閉位置より第一方向D1へ向い延長位置へと移動する過程において、アクチュエーター314がプッシュ部材306を連動することで、プッシュ部材306は水平位置P1から傾斜位置P2へと移動し、スライドフレーム312を連動する。
こうして、スライドフレーム312の差動移動の偏差を修正し、且つアクチュエーター314は傾斜位置P2においてプッシュ部材306を放出する。
22 引き出し本体、
24 引き出し、
26 第一レール、
28 取り付け部、
30 第二レール、
32 第三レール、
34、300 差動修正装置、
36、312 スライドフレーム、
38 ローラー、
40、314 アクチュエーター、
42 ベース、
44、306 プッシュ部材、
46、302 水平部、
48、304 傾斜部、
49 係止壁、
50a、308 第一接触部、
50b、310 第二接触部、
51 係止部、
53 アーム部、
D1 第一方向、
D2 第二方向、
P1 水平位置、
P2 傾斜位置、
Θ 角度。
Claims (10)
- 第一レール、第二レール、スライドフレーム、差動修正装置、およびアクチュエーターを備え、
前記第二レールは、縦方向に前記第一レールに対して閉位置と延長位置との間で移動可能である、
前記スライドフレームは、前記第一レールにスライドするように取り付けられており、前記第二レールを積載し、前記第二レールの移動に従い、前記第二レールに対して差動するようにスライド移動し、
前記差動修正装置は、前記第一レールに連接するベース、及び前記ベースに移動可能に連接するプッシュ部材を有し、前記プッシュ部材が、水平位置と傾斜位置との間で、移動可能であり、
前記アクチュエーターは、前記第二レールに連接されており、前記水平位置に位置する前記プッシュ部材に対応し、
前記スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、前記第二レールの前記閉位置より前記延長位置への移動過程において、前記アクチュエーターは前記プッシュ部材を連動し、前記プッシュ部材は前記水平位置より前記傾斜位置へと移動し、前記プッシュ部材は同時に前記スライドフレームの移動を連動し、前記偏差を修正し、且つ前記アクチュエーターは、前記プッシュ部材が前記傾斜位置にある時、放出されることを特徴とするスライドレールキット。 - 前記スライドフレームは、少なくとも1個のローラーにより、前記第二レールをさらに積載することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。
- 前記ベースは、水平部、及び前記水平部に対して傾斜を呈する傾斜部をさらに有し、
前記プッシュ部材は、前記水平部と前記傾斜部との間で移動することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキット。 - 前記プッシュ部材は、少なくとも1個の接触部をさらに有し、
前記少なくとも1個の接触部は、前記プッシュ部材が前記ベースに対して移動する時、前記ベースの前記水平部および前記傾斜部の内のいずれかに接触することを特徴とする請求項3に記載のスライドレールキット。 - 引き出しを有する引き出し本体に用いられるスライドレールキットであって、
第一レール、第二レール、第三レール、スライドフレーム、差動修正装置、および、アクチュエーターを備え、
前記第一レールは、前記引き出し本体に取り付けられており、
前記第二レールは、前記第一レールと前記第三レールとの間に、移動可能に取り付けられており、前記第二レールは、前記第一レールに対して、閉位置と延長位置との間で縦方向に移動し、
前記第三レールは、前記引き出しを積載し、
前記スライドフレームは、前記第一レールにスライドするように取り付けられており、前記第二レールを積載し、
前記スライドフレームは、前記第二レールの移動に従い、前記第二レールに対して差動するように移動し、
前記差動修正装置は、前記第一レールに連接するベース、及び前記ベースに移動可能に連接するプッシュ部材を有し、前記プッシュ部材は、水平位置と傾斜位置との間で、移動でき、
前記アクチュエーターは、前記第二レールに連接され、前記水平位置にある前記プッシュ部材に対応し、
前記スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、前記第二レールの前記閉位置より前記延長位置への移動過程において、前記アクチュエーターは前記プッシュ部材を連動し、これにより前記プッシュ部材は前記水平位置より前記傾斜位置へと移動し、前記プッシュ部材は同時に前記スライドフレームの移動を連動し、前記偏差を修正し、且つ前記アクチュエーターは、前記プッシュ部材が前記傾斜位置にある時、放出されることを特徴とするスライドレールキット。 - 前記スライドフレームは、少なくとも1個のローラーにより、前記第二レールをさらに積載することを特徴とする請求項5に記載のスライドレールキット。
- 前記ベースは、水平部、及び前記水平部に対して傾斜を呈する傾斜部をさらに有し、
前記プッシュ部材は、前記水平部と前記傾斜部との間で、移動可能であることを特徴とする請求項5に記載のスライドレールキット。 - 前記プッシュ部材は、少なくとも1個の接触部をさらに有し、
前記少なくとも1個の接触部は、前記プッシュ部材が前記ベースに対して移動する時、前記ベースの前記水平部および前記傾斜部のうちのいずれかに接触することを特徴とする請求項7に記載のスライドレールキット。 - 第一レール、第二レール、スライドフレーム、プッシュ部材、およびアクチュエーターを備え、
前記第二レールは、縦方向に前記第一レールに対して閉位置と延長位置との間で移動可能であり、
前記スライドフレームは、前記第一レールにスライドするように取り付けられており、前記第二レールを積載し、前記第二レールの移動に従い、前記第二レールに対して差動するように移動し、
前記プッシュ部材は、前記第一レールに移動可能に連接されており、且つ水平位置と傾斜位置との間で、移動可能であり、
前記アクチュエーターは、前記第二レールに連接されており、前記水平位置に位置する前記プッシュ部材に対応し、
前記スライドフレームの差動移動に偏差が生じると、前記第二レールの前記閉位置より前記延長位置への移動過程において、前記アクチュエーターは前記プッシュ部材を連動し、これにより前記プッシュ部材は前記水平位置より前記傾斜位置へと移動し、前記プッシュ部材は同時に前記スライドフレームの移動を連動し、前記偏差を修正し、且つ前記アクチュエーターは、前記プッシュ部材が前記傾斜位置にある時、放出されることを特徴とするスライドレールキット。 - 前記第一レールは、水平部、及び前記水平部に対して傾斜を呈する傾斜部を有し、
前記プッシュ部材は、前記水平部と前記傾斜部との間で、移動可能であることを特徴とする請求項9に記載のスライドレールキット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000918U JP3197483U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | スライドレールキット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015000918U JP3197483U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | スライドレールキット |
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JP2015000918U Active JP3197483U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | スライドレールキット |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017076771A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 川湖科技股▲分▼有限公司 | ラックシステムのためのスライドレールアセンブリ |
-
2015
- 2015-02-27 JP JP2015000918U patent/JP3197483U/ja active Active
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JP2017076771A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 川湖科技股▲分▼有限公司 | ラックシステムのためのスライドレールアセンブリ |
US10123452B2 (en) | 2015-10-16 | 2018-11-06 | King Slide Works Co., Ltd. | Slide rail assembly for rack system |
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