JP3197409U - Bundling device protective equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】落下による地平面との衝突から結束機構部品を保護することが可能な結束装置の保護具を提供する。【解決手段】結束装置が予め定められた落下姿勢で落下したときの、結束装置における地平面との衝突部位、すなわち、アーム4の先端部に設けられた結束機構部品を保護具51によって保護したので、保護具51を地表面に衝突させて保護具51を変形させることにより、衝突時の衝撃を緩衝させることが可能である。これにより、結束機構部品を落下による衝撃から保護することができる。【選択図】図8A bundling device protector capable of protecting a bundling mechanism component from a collision with a ground plane caused by falling. When a bundling device falls in a predetermined dropping posture, a collision part with a ground plane in the bundling device, that is, a bundling mechanism component provided at the tip of an arm is protected by a protector. Therefore, the impact at the time of collision can be buffered by causing the protector 51 to collide with the ground surface and deforming the protector 51. Thereby, the binding mechanism component can be protected from an impact caused by dropping. [Selection] Figure 8
Description
本考案は、結束装置の保護具に関し、特に、一対のレバーを握り締めて一対のアームを支点の回りに回動させることにより、一対のアーム間に誘引された被結束物が一対のアーム間に張られた結束テープによって結束される結束装置の保護具に関する。 The present invention relates to a protective device for a bundling device, and in particular, by squeezing a pair of levers and rotating a pair of arms around a fulcrum, an object to be bound attracted between the pair of arms is positioned between the pair of arms. The present invention relates to a protector for a bundling device that is bound by a stretched bundling tape.
特許文献1には、一対のレバーを握り締めて一対のアームを支点の回りに回動させることにより、一対のアーム間に誘引された被結束物が、一対のアーム間に張られた結束テープによって結束される、所謂、プライヤ型結束装置が開示されている。このような結束装置は、一対のアームの先端部に構成された結束機構部品側に重量バランスが偏倚しているため、持ち運び中に誤って落下させてしまうと、結束機構部品側を下に向けた姿勢で落下する。この落下姿勢で地面(地平面)に衝突したときの衝撃で結束機構部品が破損した場合、結束が不可能になるおそれがある。
In
そこで本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、落下による地平面との衝突から結束機構部品を保護することが可能な結束装置の保護具を提供することを課題としてなされたものである。 Therefore, the present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a protective device for a binding device that can protect a binding mechanism component from a collision with the ground plane due to falling. .
上記課題を解決するために、本考案の結束装置の保護具は、一対のレバーを握り締めることにより支点の回りに回動される一対のアームと、結束テープを引き出し可能に支持するテープ支持機構と、一方のアームに設けられて前記テープ支持機構から引き出された前記結束テープが繰り出されるテープ繰出し機構と、他方のアームに設けられて前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの端部を保持するテープ保持機構と、前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの合せ部を接合するテープ接合機構と、を備え、前記一対のアーム間に誘引された被結束物が前記一対のアーム間に張られた前記結束テープによって結束される結束装置の保護具であって、前記保護具は、前記結束装置が予め定められた落下姿勢で落下したときの、前記結束装置における地平面との衝突部位を被うように設けられることを特徴とする。 In order to solve the above-described problem, the protective device of the binding device of the present invention includes a pair of arms that are rotated around a fulcrum by grasping and tightening a pair of levers, and a tape support mechanism that supports the binding tape so that the binding tape can be pulled out. A tape feeding mechanism provided on one arm for feeding the binding tape drawn out from the tape support mechanism, and an end provided on the other arm for holding the binding tape drawn out from the tape feeding mechanism. A tape holding mechanism, and a tape joining mechanism for joining the mating portions of the bundling tape fed out from the tape feeding mechanism, and an object to be bound attracted between the pair of arms is interposed between the pair of arms. A protective device for a binding device that is bound by the stretched binding tape, the protective device being dropped in a predetermined dropping posture by the binding device. When the, and which are located so as to cover the collision portion between the ground plane of the binding device.
本考案によれば、保護具によって、結束機構部品を落下による地平面との衝突から保護することができる。 According to the present invention, the bundling mechanism component can be protected from collision with the ground plane due to falling by the protector.
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。
図1に第1実施形態の結束装置1を示す。なお、図1〜図5においては、便宜上、後述する保護具51の図示を省略する。結束装置1は、一対のレバー2,3を握り締めて一対のアーム4,5を支点6の回りに回動させることにより、一対のアーム4,5間に誘引された被結束物(図示省略)が、一対のアーム4,5間に張られた結束テープ7によって結束される、所謂、プライヤ型結束装置1である。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a
図1に示されるように、結束装置1は、テープリールに巻回された結束テープ7(以下「リールテープ」という)を引き出し可能に支持するテープ支持機構8を有する。テープ支持機構8は、第1レバー2と第1アーム4との間に形成されてリールテープを収容するテープ収容部9と、テープ収容部9内に設けられてリールテープが装着されるスプール(図示省略)と、スプールにリールテープを装着するときに開口されるテープカバー10と、を有する。
As shown in FIG. 1, the
図1に示されるように、結束装置1は、第1アーム4に取り付けられる上部側板11を有する。図3に示されるように、上部側板11は、第1アーム4に沿って延びる板金部材であり、第1アーム4の支点6側(図3における右側)の端部には、リールテープから引き出された結束テープ7の非粘着面を支持する第1樹脂ローラ12が設けられる。第1樹脂ローラ12は、軸13によって回転可能に支持され、軸13は、両端部が上部側板11によって支持される。なお、軸13の両端部にはワッシャ14が装着され、軸13の上部側板11に対する軸線方向への移動が抑止される。
As shown in FIG. 1, the
上部側板11の、第1アーム4の先端側(支点6側に対して反対側)の端部には、リールテープから引き出された結束テープ7の幅方向両端部を案内するテープガイド板15が設けられる。テープガイド板15は、合成樹脂からなる部材であり、先端部(図1における左端部)には、リールテープから引き出されて第1樹脂ローラ12を経由した結束テープ7の非粘着面を支持する第2樹脂ローラ16が設けられる。第2樹脂ローラ16は、軸17によって回転可能に支持され、軸17は、両端部がテープガイド板15によって支持される。なお、軸17の両端部にはワッシャ48(図2参照)が装着され、軸17のテープガイド板15に対する軸線方向への移動が抑止される。なお、テープガイド板15は、2個のねじ18によって上部側板11に固定される。
At the end of the
図1、図2に示されるように、結束装置1は、テープリールから引き出されてテープガイド板15によって案内された結束テープ7を繰出すテープ繰出し機構19を有する。テープ繰出し機構19は、上部側板11に取り付けられた上部機構取付部20(図3参照)に構成される。テープ繰出し機構19は、結束テープ7の非粘着面を案内する第1案内部21と、第1案内部21によって案内される結束テープ7の粘着面を案内する第2案内部22と、を有する。第1実施形態では、結束テープ7を指で操作して側方へスライドさせることにより、結束テープ7が第1案内部21と第2案内部22との間の開口23からテープ繰出し機構19内へ差し入れることが可能である。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
図3に示されるように、上部機構取付部20(機構取付部)は、板金部材であり、2個のねじ18と、ねじ24A,24Bによって上部側板11に固定される。2個のねじ18は、テープガイド板15を共締めする。また、第1案内部21は、板金部材であり、案内面を有する側壁21Aに対向するように配置された側壁21Bが、ねじ28によって後述する可動部25に固定される。さらに、第2案内部22は、合成樹脂からなる部材であり、ねじ29によって第1案内部21に固定される。なお、第1案内部21は、側壁21Bに設けられた一対の孔26に、合成樹脂からなる部材である可動部25の相対する一対の突起27を嵌合させた後、一対の突起27を熱溶融させることで、可動部25に対して位置決め(回り止め)される。
As shown in FIG. 3, the upper mechanism attaching portion 20 (mechanism attaching portion) is a sheet metal member, and is fixed to the
結束装置1は、結束テープ7の合せ部を加圧して圧着させるテープ圧着機構(テープ接合機構)を有する。テープ圧着機構は、第1アーム4(一方のアーム)の先端部に設けられる可動ユニットと、第2アーム5(他方のアーム)の先端部に設けられるテープ圧着部30と、を有する。可動ユニットは、合成樹脂からなる部材である可動部25と、可動部25にねじ28を利用して固定されるテープ押え板31と、2個のねじ32によって上部機構取付板20に固定されてテープ押え板31をテープ圧着方向(図3における上下方向)へ移動可能に支持する可動部ガイド33と、可動部25を上部側板11(可動部ガイド33)に対してテープ圧着部30へ向けて(図3における下方向へ)付勢する圧縮コイルばね34と、を有する。
The
このように構成されたテープ圧着機構では、結束テープ7の合せ部の上からテープ押え板31が下降されると、テープ押え板31の先端の凸部がテープ圧着部30の角穴35(図1参照)に突入する。これにより、結束テープ7の合せ部は、テープ押え板31によって強固に保持される。なお、テープ押え板31による結束テープ7の保持力は、圧縮コイルばね34のばね力によって調節することが可能である。
In the tape crimping mechanism configured as described above, when the
図2、図3に示されるように、結束装置1は、被結束物に巻回された結束テープ7の合せ部(圧着部)近傍を切断する切断機構を有する。切断機構は、先端にギザ刃が形成された切刃36を有する。切刃36は、切刃固定板37と2個のねじ38とによって上部側板11の切刃固定部39に固定される。そして、切断機構は、切刃36が下降してテープ圧着部30に固定されたテープ受け板40(図1参照)と擦れ違うことにより、テープ押え板31によって保持された結束テープ7の合せ部近傍が切刃36によって切断されるように構成される。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図1に示されるように、結束装置1は、リールテープから引き出された結束テープ7の端部7A(図4参照)を保持するテープ保持機構を有する。テープ保持機構は、第1アーム4の先端部に設けられる操作部41(図3参照)と、第2アーム5の先端部に設けられて操作部41と協働するテープ押えモジュール42と、を有する。図3に示されるように、操作部41は、2個のねじ43によって上部機構取付部20の先端部に固定される。
As shown in FIG. 1, the
周知のように、テープ押えモジュール42は、結束時に、操作部41の凸部によって可動部44が押し込まれると、これがトリガーとなって、可動部44に連動してテープ押え板45が動作し、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46に突入することにより、テープ受け板40とテープ押え板45との間の結束テープ7の端部7Aが保持される。一方で、結束テープ7の切断時には、操作部41によって可動部44が押し込まれると、これがトリガーとなって、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46から引き抜かれる。
As is well known, when the
図3、図4に示されるように、第1実施形態におけるテープ巻戻り防止機構は、板金部材である操作部41に形成されたリブ47(押圧部)を有する。リブ47は、略直角三角形に形成されて斜辺47Aが第2案内部22の非案内面22Aに対向するように配置される。また、リブ47は、操作部41の端部からの突出高さが図3における下方向へ漸次低くなるように配置される。そして、図5に示されるように、テープ巻戻り防止機構は、結束テープ7の合せ部の圧着時に、圧着機構の可動部25がテープ圧着部30によって押し込まれることにより、リブ47と第2案内部22とが圧着方向(図5における上下方向)へ擦れ違うように相対移動されるように構成される。
As shown in FIGS. 3 and 4, the tape unwinding prevention mechanism in the first embodiment has a rib 47 (pressing portion) formed on the
そして、リブ47と第2案内部22との相対移動の過程で、リブ47は、斜辺47Aを第2案内部22の非案内面22Aに摺動させながら、第2案内部22を第1案内部21側へ押圧し、これにより、第1案内部21と第2案内部22との隙間、換言すると、開口23(図2参照)が押し潰される。その結果、第1案内部21と第2案内部22との間に位置する結束テープ7の粘着面が第2案内部22の案内面に貼着される。なお、第2案内部22の非案内面22A、換言すると、リブ47によって押圧される部分は、リブ47の斜辺47Aに対応する斜面あるいは曲面によって形成される。
In the process of relative movement between the
図6〜図8に示されるように、結束装置1は、落下による地平面との衝突(衝撃)から結束機構部品を保護する保護具51を有する。保護具51は、結束装置1が予め定められた落下姿勢で落下したときの、結束装置1における地平面との衝突部位(以下「衝突部位」と称する)を被うように設けられる。ここで、結束装置1の予め定められた(通常想定される)落下姿勢とは、結束装置1の重量バランスの偏倚に起因して、結束装置1が落下時にとる姿勢の典型であって、第1実施形態では、アーム4の先端が下向きで、且つアーム4が鉛直線に沿う状態の姿勢を指す。
As shown in FIGS. 6 to 8, the
すなわち、第1実施形態における衝突部位は、図3に示されたアーム4の先端部に設けられる取付枠の先端および取付枠に構成される結束機構部品である。なお、第1実施形態における取付枠は上部側板11と上部機構取付部20とによって構成され、取付枠の先端は上部機構取付部20の先端部20Aである。また、アーム4(一方のアーム)の先端部に設けられた結束機構部品とは、前述したテープ繰出し機構19、テープ圧着機構、切断機構、テープ保持機構、およびテープ巻戻り防止機構を構成する各部品のうち、取付枠に構成される部品を指す。
That is, the collision site in the first embodiment is a bundling mechanism component configured on the tip of the mounting frame and the mounting frame provided at the tip of the
保護具51は、略L形状に形成されており、例えば、ポリカーボネート等の耐衝撃性能および衝撃緩衝性能が高い合成樹脂によって構成される。保護具51は、アーム4の先端部に設けられた上部側板11(取付枠)に固定される固定部52と、取付枠に構成された結束機構部品との間に一定の間隔をあけて配置される保護部53と、固定部52と保護部53とを接続する接続部54と、を有する。
The
固定部52は、ねじ24A(図3参照)によって上部機構取付部20(取付枠)とともに上部側板11に共締めされ、同時に、ねじ54によってアーム4の側壁とともに上部側板11に共締めされる。図8に示されるように、固定部52は、上部機構取付部20の側面に沿って上部機構取付部20の先端部20Aを越えて延びる。
The fixing
保護部53は、取付枠に構成された結束機構部品との間に一定の間隔をあけて配置される。詳細には、保護部53は、上部機構取付部20の先端部20Aに対して一定の距離をあけて対向して配置される。なお、図8に示される保護具51の固定部52の外側面から上部機構取付部20(取付枠)の側面までの距離S1および保護具51の保護部53の内側面から上部機構取付部20の先端部20Aまでの距離S2は、結束装置1を一定の高さ(例えば、地平面から70cmの高さ)から落下させて地表面に衝突たときの衝撃で保護具51が変形したときに、結束機構部品のダメージを最小限に抑えることができる程度に設定(設計)される。
The
固定部52と保護部53とは、R形状に形成された接続部54によって円滑に連続する。そして、保護具51は、全周にわたって形成されたリブ56(フランジ)によって補強される。特に、接続部54のR形状に設けられるリブ56は、接続部54に対して垂直に配置されるとともに固定部52および保護部53に設けられるリブ56よりも高く形成される。換言すると、保護具51へ入力された落下の衝撃による応力が集中しやすい接続部54は、固定部51および保護部53に対してより強化されている。なお、固定部52および保護部53に設けられるリブ56における固定部52および保護部53に対する角度は、設計上、必要に応じて決定することができる。
The fixing
次に、第1実施形態の作用を説明する。
まず、結束テープ7をリールテープから引き出してテープ繰出し機構19の第1案内部21と第2案内部22との間に通した後、結束装置1の一対のレバー2,3を握り締めて、一対のアーム4,5を支点6の回りに回動(閉動作)させる。ここで、一対のアーム4,5を閉じてから僅かに戻すと、テープ押えモジュール42のテープ押え板45が前進する。これにより、テープ押え板45のヘッド先端部が結束テープ7の上からテープ受け板40のスリット46に突入し、テープ繰出し機構19から突出している結束テープ7の端部7Aがテープ受け板40とテープ押え板45との間で保持される。
Next, the operation of the first embodiment will be described.
First, the
次に、一対のレバー2,3を完全に開いた位置まで戻すと、リールテープから引き出された結束テープ7が一対のアーム4,5間に張られる。この状態で、結束装置1を被結束物に向けて移動させるように操作すると、一対のアーム4,5間に張られた結束テープ7が被結束物によって支点6側へ押し込まれ、結束テープ7がリールテープから引き出されるとともに被結束物が一対のアーム4,5間に誘引される。
Next, when the pair of
次に、一対のレバー2,3を握り締めると、テープ圧着機構(テープ接合機構)のテープ押え板31の凸部が結束テープ7の合せ部の上からテープ圧着部30の角穴35に突入し、被結束物に巻回された結束テープ7の合せ部が保持され、並行して、テープ押えモジュール42のテープ押え板45が後退し、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46から引き抜かれる。そして、一対のアーム4,5が完全に閉じられるタイミングで、結束テープ7の合せ部がテープ圧着機構によって圧着され、並行して、テープ圧着機構のテープ押え板31によって保持された結束テープ7が合せ部近傍で切断機構の切刃36によって切断される。
Next, when the pair of
また、テープ巻戻り防止機構は、結束テープ7の合せ部がテープ圧着機構によって圧着される過程で、リブ47(押圧部)によって第2案内部22が押圧されると、第1案内部21と第2案内部22との隙間が狭められる。これにより、第1案内部21と第2案内部22との間にある結束テープ7の粘着面が第2案内部22の案内面に貼着し、結束テープ7は、端部7A(テープ押え板45のテープ押え代)がテープ繰出し機構19から突出された状態で、テープ繰出し機構19内で保持される。
The tape unwinding prevention mechanism is configured such that when the
したがって、連続して結束作業を行うために一対のレバー2,3を操作して、テープ保持機構によって結束テープ7の端部7Aを保持するとき、結束テープ7の端部7Aは、テープ受け板40のスリット46に対向する位置にある。この状態で、テープ押え板45のヘッド先端部をテープ受け板40のスリット46に突入させることにより、テープリールから引き出された結束テープ7の端部7Aを、テープ受け板40とテープ押え板45との間で確実に保持することができる。さらに、テープ巻戻り防止機構によって第1案内部21と第2案内部22との隙間が狭められるので、結束テープ7の切断時には、結束テープ7は、第1案内部21と第2案内部22との間で押し付けられて強固に固定される。
Therefore, when the
一方で、例えば、結束装置1の持ち運び中に結束装置1を誤って落下させると、多くの場合、結束装置1は、重量バランスの偏倚により典型的な(予め定められた)落下姿勢、すなわち、アーム4の先端部に設けられた結束機構部品を下に向けた状態(図8参照)で地表面に衝突する。第1実施形態では、このときの衝突部位、すなわち、取付枠(上部側板11と上部機構取付部20)に構成された結束機構部品を保護具51によって地平面との衝突による衝撃から保護する、換言すると、保護具51を地表面に衝突させて保護具51を変形させることにより、衝突時の衝撃を緩衝させることが可能である。これにより、結束機構部品へのダメージを最小限に抑えることができる。
On the other hand, for example, if the
第1実施形態では以下の効果を奏する。
第1実施形態によれば、結束装置1が予め定められた落下姿勢で落下したときの、結束装置における地平面との衝突部位、すなわち、アーム4の先端部に設けられた結束機構部品を保護具51によって保護したので、保護具51を地表面に衝突させて保護具51を変形させることにより、衝突時の衝撃を緩衝させることが可能である。これにより、取付枠(上部側板11と上部機構取付部20)に構成された結束機構部品を落下による衝撃から保護することができ、結束機構部品へのダメージを最小限に抑えることが可能である。
また、保護具51をポリカーボネートによって構成したことにより、例えば、保護具51をポリスチレンによって構成した場合と比較して、保護具51の耐衝撃性能および衝撃緩衝性能を向上させることができる。
また、略L形に形成された保護具51の応力が集中しやすい角の部分、すなわち、固定部52と保護部53とを接続する接続部54をR形状に形成したので、保護具51の剛性を高めることができる。
また、、保護具51の全周にわたってリブ56(フランジ)を形成し、さらに、接続部54のR形状に設けられるリブ56を接続部54に対して垂直に配置するとともに固定部52および保護部53に設けられるリブ56よりも高く形成したので、保護具51の剛性をより高めることができる。
また、既存のねじ24A,55を使用して、保護具51を上部側板11(取付枠)に共締めして固定したので、既存の結束装置1に追加工を施すことなく、保護具51を後付けすることができる。
The first embodiment has the following effects.
According to the first embodiment, when the
Further, since the
Further, since the corner portion where the stress of the
Further, a rib 56 (flange) is formed over the entire circumference of the
Further, since the
なお、第1実施形態では、保護具51を上部側板11(取付枠)に固定したが、これに限定することを意図するものではなく、例えば、アーム4(一方のアーム)の側壁に適当な手段で固定してもよい。
また、第1実施形態では、取付枠を上部側板11と上部機構取付部20とに分割して構成したが、可能であれば一体化して構成してもよい。
また、第1実施形態では、テープ接合機構として、結束テープ7(片面が粘着面である粘着テープ)の合せ部を加圧して圧着させるテープ圧着機構を例示したが、結束テープ(例えば、両面が非粘着面である紙テープ)の合せ部をステープルによって綴じようにテープ接合機構を構成することができる。
In the first embodiment, the
In the first embodiment, the mounting frame is divided into the
In the first embodiment, as the tape joining mechanism, the tape pressing mechanism that presses and presses the mating portion of the binding tape 7 (adhesive tape whose one side is an adhesive surface) is exemplified. The tape joining mechanism can be configured such that the mating portion of the paper tape (non-adhesive surface) is bound by staples.
(第2実施形態)
本考案の第2実施形態を添付した図を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態と同一または相当する構成については、同一の名称及び符号を付与するとともに重複する詳細な説明を省略する。
図3、図11を参照すると、第2実施形態の結束装置61(図7参照)は、上述した第1実施形態の結束装置1に対して、取付枠に構成される結束機構部品の細部が異なる。
(Second Embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
In addition, about the structure which is the same as that of 1st Embodiment mentioned above, or equivalent, the same name and code | symbol are provided and the detailed description which overlaps is abbreviate | omitted.
3 and 11, the bundling device 61 (see FIG. 7) according to the second embodiment is different from the
具体的には、第2実施形態の結束装置61の切刃36(図11参照)には、各ねじ38を挿通させるための各孔62が形成されている。これにより、第2実施形態の結束装置61は、切刃36を各ねじ38だけで上部側板11の切刃固定部39に固定することが可能であり、第1実施形態の結束装置1における切刃固定板37(図3参照)の使用を廃止することができ、且つ切刃36の装置からの脱落を確実に防止することができる。また、第1実施形態の結束装置1は、可動部25とテープ押え板31とが別個に構成されていたが、第2実施形態の結束装置61は、可動部25にテープ押え部63が形成されており、換言すると、第1実施形態の結束装置1における可動部25とテープ押え板31とが一体化(単一化)されている。
Specifically, each hole 62 for inserting each
また、第1実施形態の結束装置1における上部機構取付部20は、その先端部20A(図3参照)が、本体部分を構成する部材とは別のL形部材(板金部材)によって構成されている。換言すると、結束装置1の上部機構取付部20は、本体部分を構成する部材の先端に、先端部20Aを構成するL形部材を接合することにより形成される。このL形部材は2回の曲げ加工によって形成される。これに対して、第2実施形態の結束装置61における上部機構取付部20の先端部20Aは、1回の曲げ加工によって形成される。
Moreover, as for the upper
そして、図9、図10に示されるように、結束装置61における上部機構取付部20の先端部20Aの内側の面には、断面がL形状に形成された操作部41が各ねじ43によって固定される。これにより、第1実施形態の結束装置1における取付枠の先端は、上部機構取付部20の先端部20Aであったが、第2実施形態の結束装置61における取付枠の先端は、各ねじ43の頭頂部である。なお、図10に示される符号64は、テープ圧着機構(テープ接合機構)による圧着を補助する圧着具である。
9 and 10, an
第2実施形態では以下の効果を奏する。
第2実施形態の結束装置61は、上述した第1実施形態の結束装置1と同様の効果を奏する。
また、第2実施形態では、切刃固定板37の使用を廃止して切刃36を上部側板11に直接ネジ留めすることで、切刃36の脱落を確実に防止することができる。さらに、先端部20Aの曲げ加工を2回から1回に減らすことで、部品精度を向上させながら製造コストを削減することができる。
また、第2実施形態では、操作部41を上部機構取付部20の先端部20Aの内側の面に固定したので、操作部41を上部機構取付部20の側壁に固定する第1実施形態と比較して、取付枠の全長、延いては結束装置1の全長を短縮することができる。また、操作部41の形状を単純化する(曲げの数を減らす)ことが可能であり、製造コストを削減することができる。さらに、上部機構取付部20を単一部材によって構成したので、製造コストを削減することができる。
The second embodiment has the following effects.
The
In the second embodiment, the use of the cutting
Further, in the second embodiment, since the
1 結束装置、2 第1レバー、3 第2レバー、4 第1アーム、5 第2アーム、6 支点、7 結束テープ、8 テープ支持機構、19 テープ繰出し機構、51 保護具
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記保護具は、前記結束装置が予め定められた落下姿勢で落下したときの、前記結束装置における地平面との衝突部位を被うように設けられることを特徴とする結束装置の保護具。 A pair of arms rotated around a fulcrum by gripping a pair of levers, a tape support mechanism that supports the binding tape so that it can be pulled out, and the binding provided on one arm and pulled out from the tape support mechanism A tape feeding mechanism that feeds out the tape, a tape holding mechanism that is provided on the other arm and holds an end of the binding tape that is fed out from the tape feeding mechanism, and a binding tape that is fed out from the tape feeding mechanism. And a tape joining mechanism for joining the mating portions, and a protector for a binding device in which an object to be bound attracted between the pair of arms is bound by the binding tape stretched between the pair of arms. ,
The protective device for a bundling device, wherein the protective device is provided so as to cover a collision site with a ground plane in the bundling device when the bundling device falls in a predetermined dropping posture.
前記テープ接合機構は、テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの合せ部を圧着することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の結束装置の保護具。 The binding tape is an adhesive tape whose one surface is an adhesive surface,
The protective device for a binding device according to any one of claims 1 to 4, wherein the tape joining mechanism presses the mating portion of the binding tape fed out from the tape feeding mechanism.
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