JP3196845U - 切削カッタ - Google Patents

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国吉 村松
国吉 村松
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Abstract

【課題】着脱可能な替刃チップを用いることで、刃が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である切削カッタを提供する。【解決手段】略肉厚円筒状又は略円柱状の本体部20を備え、本体部20の外周方向に突出する複数の取付座22を有し、取付座22の外周縁に本体部20の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ24を有する。また、本体部20の開放端部に、回転軸の軸方向と直角に設けられた丸鋸刃10を備え、更に本体部20の開放端部が凸状で、先端開放端及び下段開放面のそれぞれに丸鋸刃10を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット用の切削カッタに関する。
従来より、建築物の木製の2本の横架材に、あらかじめ継手や仕口の切削加工を施し(プレカット)、2本をそれぞれ差したり上から落とし込んだりして、接合することが行われている(特許文献1参照)。
この木製の横架材の切削加工には、切削カッタが用いられている。具体的には、回転する切削カッタを、木製の横架材の端部や側面に押し当てるようにすることで、継手や仕口を切削する。
特開2005−178277号公報
しかしながら、従来の切削カッタでは、刃が着脱自在で交換可能に取り付けていないために、刃が損傷したり切れ味が著しく落ちてしまうと、切削カッタ自体を交換しなければならかくなり、効率的ではなかった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、刃が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能な切削カッタを提供することにある。
請求項1記載の切削カッタは、略肉厚円筒状又は略円柱状の本体部を備え、本体部の外周方向に突出する複数の取付座を有し、取付座の外周縁に本体部の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップを有することを特徴とする。
請求項2記載の切削カッタは、本体部の開放端部に、回転軸の軸方向と直角に設けられた丸鋸刃とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の切削カッタは、本体部の開放端部が凸状で、先端開放端及び下段開放面のそれぞれに、丸鋸刃を有することを特徴とする。
請求項4記載の切削カッタは、本体部が、切削面の部位毎に、回転軸の伸長方向に複数に分割されていることを特徴とする。
請求項5記載の切削カッタは、替刃チップが、ダイヤモンド焼結チップであることを特徴とする。
本考案によれば、着脱可能な替刃チップを用いることで、刃が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。
本考案に係る切削カッタの第1の実施例を示す平面図である。 同第1の実施例の切削カッタの斜視図である。 本考案に係る切削カッタの第2の実施例を示す平面図である。 同第2の実施例の切削カッタの斜視図である。 本考案に係る切削カッタの第3の実施例を示す平面図である。 同第3の実施例の切削カッタの斜視図である。 本考案に係る切削カッタの第4の実施例を示す斜視図である。 本考案に係る切削カッタの第5の実施例を示す平面図である。 同第5の実施例の切削カッタの側面図である。 本考案に係る切削カッタの第6の実施例を示す平面図である。 同第6の実施例の切削カッタの側面図である。 本考案に係る切削カッタの第7の実施例を示す平面図である。 同第7の実施例の切削カッタの側面図である。 本考案に係る切削カッタの第8の実施例を示す側面図である。 同第8の実施例の切削カッタの平面図である。 図14のA−A線矢視端面図である。
本考案における切削カッタは、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット用のものである。以下、具体的な実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本考案に係る切削カッタの第1の実施例を示す平面図であり、図2は、同第1の実施例の切削カッタの斜視図であり、図1及び図2に示す切削カッタ1は、大入アリオスの切削加工を行うためのもので、側面をストレートに切削するものである。切削カッタ1は、本体部20と丸鋸刃10とからなる。
本体部20は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図1及び図2の例では4箇所)の取付座22を有している。そして、取付座22の外周縁に本体部20の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ24を有している。より具体的には、本体部20は、略円柱の軸中心を切削して軸穴20aを設け、四方に取付座22が突出する形状となっている。取付座22の外周縁は、軸方向に平行に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ24が裏座26に押圧されて取付座22の外周縁側に固定されている。この替刃チップ24は、ダイヤモンド焼結チップである。
丸鋸刃10は、外周に複数の刃台12を有し、刃台12の回転方向の端部に刃先であるチップ14が設けられている。丸鋸刃10の外周径は、本体部20の外周と略同径である。そして、丸鋸刃10は、本体部20の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に、ネジ18で固定されている。
このような形状の切削カッタ1によれば、刃である替刃チップ24が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、本体部20の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に設けられた丸鋸刃10を備えることから、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット時に、継手の根元や仕口の最奥面を継手や仕口の切削と同時に切削加工することができる。
また、本体部20の替刃チップ24を、ダイヤモンド焼結チップにすることで、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図3は、本考案に係る切削カッタの第2の実施例を示す平面図であり、図4は、同第2の実施例の切削カッタの斜視図であり、図3及び図4に示す切削カッタ2は、大入アリオスの切削加工を行うためのもので、側面を斜めにに切削するものである。切削カッタ2は、本体部50と丸鋸刃40とからなる。
本体部50は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図3及び図4の例では4箇所)の取付座52を有している。そして、取付座52の外周縁に本体部50の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ54を有している。より具体的には、本体部50は、略円柱の軸中心を切削して軸穴50aを設け、四方に取付座52が突出する形状となっている。取付座52の外周縁は、軸方向に傾きつつ伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ54が裏座56に押圧されて取付座52の外周縁側に固定されている。この替刃チップ54は、ダイヤモンド焼結チップである。
丸鋸刃40は、外周に複数の刃台42を有し、刃台42の回転方向の端部に刃先であるチップ44が設けられている。丸鋸刃40の外周径は、本体部50の丸鋸刃40側の外周と略同径である。そして、丸鋸刃40は、本体部50の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に、ネジ48で固定されている。
切削カッタ2は、実施例1の切削カッタ1と同様に、刃である替刃チップ54が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット時に、継手の根元や仕口の最奥面を継手や仕口の切削と同時に切削加工することができる。また、本体部50の替刃チップ54がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図5は、本考案に係る切削カッタの第3の実施例を示す平面図であり、図6は、同第3の実施例の切削カッタの斜視図であり、図5及び図6に示す切削カッタ3は、大入アリオスの切削加工を行うためのもので、先端側の側面を斜めに切削すると共に、根元側をストレートに切削するものである。切削カッタ3は、本体部70,90と丸鋸刃60,80とからなる。
本体部70は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図5及び図6の例では4箇所)の取付座72を有している。そして、取付座72の外周縁に本体部70の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ74を有している。より具体的には、本体部70は、略円柱の軸中心を切削して軸穴70aを設け、四方に取付座72が突出する形状となっている。取付座72の外周縁は、軸方向に平行に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ74が裏座76に押圧されて取付座72の外周縁側に固定されている。この替刃チップ74は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部90は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図5及び図6の例では4箇所)の取付座92を有している。そして、取付座92の外周縁に本体部90の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ94を有している。より具体的には、本体部90は、略円柱の軸中心を切削して軸穴90aを設け、四方に取付座92が突出する形状となっている。取付座92の外周縁は、軸方向に傾きつつ伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ94が裏座96に押圧されて取付座92の外周縁側に固定されている。この替刃チップ94は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部70と本体部90とは、外周と内周とになるように、本体部90の軸穴90aの内側から本体部70が突出するように2段になっており、本体部70,90の開放端部が凸状になっている。そして、本体部70側が先端側で先端開放端に丸鋸刃60が設けられ、本体部90側が下段側で下段開放端に丸鋸刃80が設けられている。
丸鋸刃60は、外周に複数の刃台62を有し、刃台62の回転方向の端部に刃先であるチップ64が設けられている。丸鋸刃60の外周径は、本体部70の外周と略同径である。そして、丸鋸刃60は、本体部70の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に、ネジ68で固定されている。
丸鋸刃80は、外周に複数の刃台82を有し、刃台82の回転方向の端部に刃先であるチップ84が設けられている。丸鋸刃80の外周径は、本体部90の丸鋸刃80側の外周と略同径である。そして、丸鋸刃80は、本体部90の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に、ネジ88で固定されている。
切削カッタ3は、実施例1や実施例2の切削カッタ1,2と同様に、刃である替刃チップ74,94が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット時に、継手の根元や仕口の最奥面を継手や仕口の切削と同時に加工することができる。特に、切削カッタ3の場合、継手の根元や仕口の最奥面の複数の面と継手や仕口の複数の部分を同時に切削加工することができる。また、本体部70,90の替刃チップ74,94がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図7は、本考案に係る切削カッタの第4の実施例を示す斜視図であり、図7に示す切削カッタ4は、カマオスの切削加工を行うためのもので、側面の切削面を斜めやストレートにそれぞれ切削するものである。切削カッタ4は、本体部110,120,130,140と丸鋸刃100とからなる。
本体部110は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図7の例では4箇所)の取付座112を有している。そして、取付座112の外周縁に本体部110の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ114を有している。より具体的には、本体部110は、略円柱の軸中心を切削して軸穴110aを設け、四方に取付座112が突出する形状となっている。取付座112の外周縁は、軸方向に平行に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ114が裏座116に押圧されて取付座112の外周縁側に固定されている。この替刃チップ114は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部120は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図7の例では4箇所)の取付座122を有している。そして、取付座122の外周縁に本体部120の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ124を有している。より具体的には、本体部120は、略円柱の軸中心を切削して軸穴を設け、四方に取付座122が突出する形状となっている。取付座122の外周縁は、軸方向に平行に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ124が裏座126に押圧されて取付座122の外周縁側に固定されている。この替刃チップ124は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部130は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図7の例では4箇所)の取付座132を有している。そして、取付座132の外周縁に本体部130の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ134を有している。より具体的には、本体部130は、略円柱の軸中心を切削して軸穴を設け、四方に取付座132が突出する形状となっている。この取付座132は、回転軸方向に袖状に突出して伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ134が裏座136に押圧されて取付座132の外周縁側に固定されている。この替刃チップ134は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部140は、略肉厚円筒状で、外周方向に突出する複数(図7の例では4箇所)の取付座142を有している。そして、取付座142の外周縁に本体部140の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ144を有している。より具体的には、本体部140は、略円柱の軸中心を切削して軸穴を設け、四方に取付座142が突出する形状となっている。この取付座142は、回転軸方向に袖状に突出して伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ144が裏座146に押圧されて取付座142の外周縁側に固定されている。この替刃チップ144は、ダイヤモンド焼結チップである。
本体部110、本体部120、本体部130及び本体部140とは、それぞれが別体で、それぞれの軸穴を同軸として段々に連結されている。切削加工の機能からすると、本体部110、本体部120、本体部130及び本体部140が1つの長い本体部とみなすことが可能で、この本体部が、切削面の部位毎に、回転軸の伸長方向に複数に分割されている形態となっている。尚、本体部110、本体部120、本体部130及び本体部140のそれぞれの取付座112,122,132,142(替刃チップ114,124,134,144)が、回転軸側から突出する位置(軸端から見たときの角度)は、それぞれの本体部110,120,130,140で異なるようにしている。
丸鋸刃100は、外周に複数の刃台102を有し、刃台102の回転方向の端部に刃先であるチップ104が設けられている。丸鋸刃100の外周径は、本体部110の外周と略同径である。そして、丸鋸刃100は、本体部110の開放端部すなわち継手の根元や仕口の最奥面側に、回転軸の軸方向と直角に、ネジ108で固定されている。
切削カッタ4は、実施例1や実施例2や実施例3の切削カッタ1,2,3と同様に、刃である替刃チップ114,124,134,144が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット時に、継手の根元や仕口の最奥面を継手や仕口の切削と同時に加工することができる。また、本体部110,120,130,140の替刃チップ114,124,134,144がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
また、本体部110,120,130,140が、切削面の部位毎に、回転軸の伸長方向に複数に分割されていることから、切削面の形状により任意に本体部110,120,130,140を交換可能で、各種の形状に応じた一体的な切削加工を容易に行うことができる。
図8は、本考案に係る切削カッタの第5の実施例を示す平面図である。図9は、同第5の実施例の切削カッタの側面図である。図8及び図9に示す切削カッタ5は、サイドアリを加工を行うものである。切削カッタ5は、本体部150からなる。
本体部150は、略円柱状で、外周方向に突出する複数(図8及び図9の例では4箇所)の取付座152,162を有している。そして、取付座152,162の外周縁に本体部150の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ154,164を有している。より具体的には、本体部150は、軸方向に2段に90度異なる位置から二方づつに取付座152,162が突出する形状となっている。取付座152,162の外周縁は、軸方向に傾きつつ伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ154が裏座156に押圧されて取付座152の外周縁側に固定されている。また、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ164が裏座166に押圧されて取付座162の外周縁側に固定されている。この替刃チップ154,164は、ダイヤモンド焼結チップである。
切削カッタ5は、実施例1や実施例2や実施例3や実施例4の切削カッタ1,2,3,4と同様に、刃である替刃チップ154,164が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、また、本体部150,160の替刃チップ154,164がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図10は、本考案に係る切削カッタの第6の実施例を示す平面図である。図11は、同第6の実施例の切削カッタの側面図である。図10及び図11に示す切削カッタ6は、アリメスのコシカケを加工を行うものである。切削カッタ6は、本体部170からなる。
本体部170は、略円柱状で、外周方向に突出する複数(図10及び図11の例では4箇所)の取付座172を有している。そして、取付座172の外周縁に本体部170の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ174を有している。より具体的には、本体部170は、平面視四方に4つの取付座172が突出する形状となっている。取付座172の外周縁は、軸方向に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ174が裏座176に押圧されて取付座172の外周縁側に固定されている。この替刃チップ174は、ダイヤモンド焼結チップである。
切削カッタ6は、他の実施例の切削カッタ1〜5と同様に、刃である替刃チップ174が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、また、本体部170の替刃チップ174がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図12は、本考案に係る切削カッタの第7の実施例を示す平面図である。図13は、同第7の実施例の切削カッタの側面図である。図12及び図13に示す切削カッタ7は、仕口のアリビットである。切削カッタ7は、本体部180からなる。
本体部180は、略円柱状で、外周方向に突出する複数(図12及び図13の例では2箇所)の取付座182を有している。そして、取付座182の外周縁に本体部180の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ184を有している。より具体的には、本体部180は、軸方向に180度異なる位置から二方に取付座182が突出する形状となっている。取付座182の外周縁は、軸方向に傾きつつ伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ184が裏座186に押圧されて取付座182の外周縁側に固定されている。この替刃チップ184は、ダイヤモンド焼結チップである。
切削カッタ7は、他の実施例の切削カッタ1〜6と同様に、刃である替刃チップ184が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、また、本体部180の替刃チップ184がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
図14は、本考案に係る切削カッタの第8の実施例を示す側面図である。図15は、同第8の実施例の切削カッタの平面図である。図16は、図14のA−A線矢視端面図である。図14〜図16に示す切削カッタ8は、カマメスカッタである。切削カッタ8は、本体部200からなる。
本体部200は、略円柱状で、外周方向に突出する複数(図14〜図16の例では4箇所)の取付座202,212を有している。そして、取付座202,212の外周縁に本体部200の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップ204,214を有している。より具体的には、本体部200は、軸方向に2段に90度異なる位置から二方づつに取付座202,212が突出する形状となっている。取付座202,212の外周縁は、軸方向に伸びている。そして、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ204(回転軸の略軸方向に連なって3枚)が裏座206に押圧されて取付座202の外周縁側に固定されている。また、外周方向にわずかに刃先が突出しつつ回転軸の略軸方向に刃先が伸びる替刃チップ214(回転軸の略軸方向に連なって3枚)が裏座216に押圧されて取付座212の外周縁側に固定されている。この替刃チップ204,214は、ダイヤモンド焼結チップである。
切削カッタ8は、他の実施例の切削カッタ1〜7と同様に、刃である替刃チップ204,214が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能である。また、また、本体部200の替刃チップ204,214がダイヤモンド焼結チップであることから、切削加工の精度を確保し、効率よい切削が可能になる。
尚、上記の実施例の各本体部の取付座の回転軸方向の角度は、回転軸と平行であったり、傾斜したりしているが、各本体部が切削したい切削面の形状によって定めるものであり、その組み合わせは任意であって、各実施例で示したものに限定されるものではない。
本考案により、刃が着脱自在で交換可能で、コストを抑えて使用可能な切削カッタを提供することができる。
1・・・・・・切削カッタ
2・・・・・・切削カッタ
3・・・・・・切削カッタ
4・・・・・・切削カッタ
5・・・・・・切削カッタ
6・・・・・・切削カッタ
7・・・・・・切削カッタ
8・・・・・・切削カッタ
10・・・・・丸鋸刃
12・・・・・刃台
14・・・・・チップ
18・・・・・ネジ
20・・・・・本体部
20a・・・・軸穴
22・・・・・取付座
24・・・・・替刃チップ
26・・・・・裏座
40・・・・・丸鋸刃
42・・・・・刃台
44・・・・・チップ
48・・・・・ネジ
50・・・・・本体部
50a・・・・軸穴
52・・・・・取付座
54・・・・・替刃チップ
56・・・・・裏座
60・・・・・丸鋸刃
62・・・・・刃台
64・・・・・チップ
68・・・・・ネジ
70・・・・・本体部
70a・・・・軸穴
72・・・・・取付座
74・・・・・替刃チップ
76・・・・・裏座
80・・・・・丸鋸刃
82・・・・・刃台
84・・・・・チップ
88・・・・・ネジ
90・・・・・本体部
90a・・・・軸穴
92・・・・・取付座
94・・・・・替刃チップ
96・・・・・裏座
100・・・・丸鋸刃
102・・・・刃台
104・・・・チップ
108・・・・ネジ
110・・・・本体部
110a・・・軸穴
112・・・・取付座
114・・・・替刃チップ
116・・・・裏座
120・・・・本体部
122・・・・取付座
124・・・・替刃チップ
126・・・・裏座
130・・・・本体部
132・・・・取付座
134・・・・替刃チップ
136・・・・裏座
140・・・・本体部
142・・・・取付座
144・・・・替刃チップ
146・・・・裏座
150・・・・本体部
152・・・・取付座
154・・・・替刃チップ
156・・・・裏座
162・・・・取付座
164・・・・替刃チップ
166・・・・裏座
170・・・・本体部
172・・・・取付座
174・・・・替刃チップ
176・・・・裏座
180・・・・本体部
182・・・・取付座
184・・・・替刃チップ
186・・・・裏座
200・・・・本体部
202・・・・取付座
204・・・・替刃チップ
206・・・・裏座
212・・・・取付座
214・・・・替刃チップ
216・・・・裏座

Claims (5)

  1. 建築物の木製の横架材の継手や仕口を切削するプレカット用の切削カッタにおいて、
    略肉厚円筒状又は略円柱状の本体部を備え、
    該本体部の外周方向に突出する複数の取付座を有し、
    該取付座の外周縁に該本体部の回転軸の略軸方向に刃先が伸びる着脱可能な替刃チップを有することを特徴とする切削カッタ。
  2. 前記本体部の開放端部に、前記回転軸の軸方向と直角に設けられた丸鋸刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の切削カッタ。
  3. 前記本体部の開放端部が凸状で、先端開放端及び下段開放面のそれぞれに、前記丸鋸刃を有することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の切削カッタ。
  4. 前記本体部が、切削面の部位毎に、前記回転軸の伸長方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の切削カッタ。
  5. 前記替刃チップが、ダイヤモンド焼結チップであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の切削カッタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180095325A (ko) * 2017-02-17 2018-08-27 두산중공업 주식회사 발전기 로터용 코일 포밍 머신

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