JP3196471U - 座椅子の両側コントロール機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が容易に、座椅子の背部角度を調整することができる座椅子の両側コントロール機構を提供する。【解決手段】当該コントロール機構は座椅子10の受け台座15に設けられ、主に、第一コントロールロッド21、延伸ロッド22及び第二コントロールロッド23からなる。第一コントロールロッド21の一端の駆動部211は受け台座15に取り付けられる。また、その駆動部211のアウターエッジに、第一継ぎ手が設置され、さらに、延伸ロッド22を連結する。延伸ロッド22が第一コントロールロッド21に対応する一端には、第一継ぎ手と結合する第一はめ込み部が形成される。他端には、第二コントロールロッド23が設けられる。この構造により、使用者が第二コントロールロッド23を動かすと、同期に、第一コントロールロッド21の駆動部211を動かす事ができるようになる。その結果、エアシリンダー30を起動させ、座椅子10の角度調整を制御することができる。【選択図】図1
Description
本考案は座椅子のコントロール機構に関し、特に、座椅子の背部角度を制御するためのコントロール機構の改良に関するものである。
従来、一般的な和式座椅子は少なくとも、座椅子のシート、座椅子の背部からなる。また、座椅子の背部は角度が調整できる。図7を参照されたい。従来の和式座椅子では、座椅子のシート(91)と座椅子の背部(92)との間に、ステップレス位置決めのエアシリンダー(93)が設けられる。エアシリンダー(93)は座椅子のシート(91)に設置される一本のコントロールロッド(94)の操作により、エアシリンダー(93)の中におけるピストンを伸縮させ、座椅子の背部(92)を動かして、角度を調整することができる。
しかしながら、一般にコントロールロッド(94)は座椅子のシート(91)の右側のみに設けられるので、使用者は右手でしか操作できない。したがって、使用者の右手が怪我している場合、老齢で右手が力を出せない場合又は右手不自由の障害者である場合、右手でコントロールロッド(94)を操作することができず、とても不便であるため、改善が必要である。
本案の主な目的は座椅子の両側コントロール機構を提供することにある。本案の座椅子では、座椅子の背部角度を調整するためのコントロール機構を左右両側から、制御が可能なように設計することにより、使用者が容易に、座椅子の背部角度を調整することができる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本案の「座椅子の両側コントロール機構」の組み立ては座椅子を含む。座椅子は座椅子のシート及び座椅子の背部から構成される。座椅子のシートには、設けられる受け台座により、コントロール機構を取り付ける。さらに、このコントロール機構で、エアシリンダーを合わせて、座椅子の背部角度を調整することができる。当該コントロール機構は座椅子の受け台座に設けられ、主に、第一コントロールロッド、延伸ロッド及び第二コントロールロッドにより構成される。第一コントロールロッドの一端の駆動部は受け台座に枢接される。また、その枢接部のアウターエッジに、第一継ぎ手が設置され、さらに延伸ロッドを連結する。延伸ロッドが第一コントロールロッドに対応する一端には、第一継ぎ手と結合する第一はめ込み部が形成される。第一コントロールロッドの第一継ぎ手と延伸ロッドの第一はめ込み部を組み立てる場合に、スポット溶接により固定し、又は、第一固定ユニットを二つの部品に貫通することにより固定する。また、延伸ロッドの他端には、第二コントロールロッドが設けられる。延伸ロッドと第二コントロールロッドは一体化の構造又は組み立ての構造である。
この構造により、使用者が第二コントロールロッドを動かすと、同期に、第一コントロールロッドの駆動部を回す事ができるようになる。その結果、エアシリンダーを起動させ、座椅子の角度調整を制御することができる。座椅子の両側に、座椅子の背部調整用のメカニズムを兼ね備えることで、利便性を向上させることとなる。
図1−図6を参照されたい。本考案の「座椅子の両側コントロール機構」の組み立ては座椅子(10)及び座椅子(10)に装着するコントロール機構(20)により構成される。
座椅子(10)は座椅子のシート(11)、座椅子の背部(12)及びエアシリンダー(30)など部品からなる。座椅子のシート(11)の片側における二本の支持ロッドの間に、固定台座(13)が固着される。固定台座(13)には、受け台座(15)が枢組される。受け台座(15)の向かい合う両側には、軸穴(151)が形成される。他端には、締め付け穴(153)が形成される。締め付け穴(153)を通過し、エアシリンダー(30)の一端のロッド締め付け部(31)を取り付ける。エアシリンダー(30)の他端は座椅子の背部(12)の下方に取り付けられる。エアシリンダー(30)のロッド締め付け部(31)の一端面から、起動キーが凸設される。(図面に示せず)。コントロール機構(20)により、起動キーを押すと、エアシリンダー(30)の伸縮作動を制御することが可能である。
コントロール機構(20)は第一コントロールロッド(21)、延伸ロッド(22)及び第二コントロールロッド(23)により構成される。
第一コントロールロッド(21)はほぼL字形を呈する。その一端は受け台座(15)の軸穴(151)の所に組み立てられる。同端のアウターエッジには、扁平状の駆動部(211)が形成される。駆動部(211)はエアシリンダー(30)の起動キーのアウターエッジに当接する。また、駆動部(211)のアウターエッジには、第一継ぎ手(212)が凸設され、さらに延伸ロッド(22)を連結する。
延伸ロッド(22)は長くて直線状のロッドであり、第一コントロールロッド(21)に対応する一端には、第一継ぎ手(212)と結合する第一はめ込み部(221)が形成される。他端には、第二コントロールロッド(23)が設けられる。延伸ロッド(22)と第二コントロールロッド(23)は一体化の構造又は組み立て構造を用いることが可能である。
延伸ロッド(22)の第一継ぎ手(212)と第一コントロールロッド(21)の第一継ぎ手(212)を組み立てる場合に、スポット溶接により固定し、又は、第一固定ユニット(41)により固定する。第一固定ユニット(41)により固定する場合に、第一固定ユニット(41)としてはリベットが使える。この場合に、第一コントロールロッド(21)の第一継ぎ手(212)には、非円形状のロッドが形成される。延伸ロッド(22)の第一嵌め込み部(221)には、非円形状の穴も形成される。また、第一継ぎ手(212)と第一はめ込み部(221)との対応するアウターエッジには、それぞれ、第一貫通穴(213,222)が貫通される。第一固定ユニット(41)を同時に、二つの第一貫通穴(213,222)に挿入すると、第一継ぎ手(212)と第一はめ込み部(221)が固定される。
図3−図4を参照されたい。延伸ロッド(22)と第二コントロールロッド(23)を組み立てた構造である場合に、第二コントロールロッド(23)のアウターエッジに、第二継ぎ手(231)が凸設される。延伸ロッド(22)に対応するアウターエッジに、第二嵌め込み部(223)が形成される。また、第二継ぎ手(231)と第二はめ込み部(223)との対応するアウターエッジには、それぞれ、第二貫通穴(232,224)が貫通される。第二継ぎ手(231)と第二はめ込み部(223)をはめ込んだあとで、第二固定ユニット(42)を二つの第二貫通穴(232,224)に挿入することにより固定させる。使用者が第二コントロールロッド(23)を動かすと、延伸ロッド(22)を経由して、同期に、第一コントロールロッド(21)の駆動部(211)を回す事ができるようになる。その他、第二コントロールロッド(23)が延伸ロッド(22)を経由して、駆動部(211)を回すことの安定性を確保するために、座椅子(11)が第二コントロールロッド(23)に対応する一側の内側位置には、位置制限部(111)が設けられる。位置制限部(111)を経由して、延伸ロッド(22)が通過することにより、延伸ロッド(22)の位置が制限される。
また、図5、図6を参照されたい。この実施例では、第一コントロールロッド(21)の第一継ぎ手(212)には、円形のロッド形状が形成される。延伸ロッド(22)の第一嵌め込み部(221)には、対応形状の円穴も形成される。第一継ぎ手(212)と第一嵌め込み部(221)を組み立てる場合に、接続のアウターエッジの位置に、若干のスポット溶接(43)が形成されることにより固定する。また、延伸ロッド(22)と第二コントロールロッド(23)は組み立てた構造である。第二コントロールロッド(23)のアウターエッジには、円形の第二継ぎ手(231)が形成される。延伸ロッド(22)の対応のアウターエッジには、円穴状の第二継ぎ手(223)も形成される。第二コントロールロッド(23)及び延伸ロッド(22)は第二継ぎ手(231)と第二嵌め込み部(223)が組み立てられたあとで、溶接方式を用いて、第二継ぎ手(231)と第二嵌め込み部(223)との接続アウターエッジに形成される若干のスポット溶接(43)により固定される。
したがって、第二コントロールロッド(23)と第一コントロールロッド(21)の駆動部(211)との連動構造を設計することにより、座椅子に座っている使用者が左手でも座椅子の背部(12)の角度調整を制御することができ、利便性を向上させる。
座椅子(10) 座椅子のシート(11)
位置制限部(111) 座椅子の背部(12)
固定台座(13) 受け台座(15)
軸穴(151) 締め付け穴(153)
エアシリンダー(30) ロッド締め付け部(31)
コントロール機構(20) 第一コントロールロッド(21)
駆動部(211) 第一継ぎ手(212)
第一貫通穴(213) 延伸ロッド(22)
第一嵌め込み部(221) 第一貫通穴(222)
第二嵌め込み部(223) 第二貫通穴(224)
第二コントロールロッド(23) 第二継ぎ手(231)
第二貫通穴(232) エアシリンダー(30)
ロッド締め付け部(31) 第一固定ユニット(41)
第二固定ユニット(42) スポット溶接(43)
位置制限部(111) 座椅子の背部(12)
固定台座(13) 受け台座(15)
軸穴(151) 締め付け穴(153)
エアシリンダー(30) ロッド締め付け部(31)
コントロール機構(20) 第一コントロールロッド(21)
駆動部(211) 第一継ぎ手(212)
第一貫通穴(213) 延伸ロッド(22)
第一嵌め込み部(221) 第一貫通穴(222)
第二嵌め込み部(223) 第二貫通穴(224)
第二コントロールロッド(23) 第二継ぎ手(231)
第二貫通穴(232) エアシリンダー(30)
ロッド締め付け部(31) 第一固定ユニット(41)
第二固定ユニット(42) スポット溶接(43)
Claims (9)
- 座椅子の両側コントロール機構は座椅子を含み、当該座椅子は座椅子のシートと座椅子の背部を有し、座椅子のシートに、受け台座を設けることにより、コントロール機構を取り付け、さらに、このコントロール機構を用いて、エアシリンダーを合わせて、座椅子の背部角度が調整でき、コントロール機構は主に、第一コントロールロッド、延伸ロッド及び第二コントロールロッドにより構成され、第一コントロールロッドの一端の駆動部は受け台座に取り付けられ、また、その駆動部のアウターエッジに、第一継ぎ手が設置され、さらに、延伸ロッドを連結し、延伸ロッドの第一コントロールロッドに対応する一端には、第一継ぎ手と結合する第一はめ込み部が形成され、他端には、第二コントロールロッドが設けられ、この構造により、使用者が第二コントロールロッドを動かすと、同期して第一コントロールロッドの駆動部を動かす事ができるようになり、その結果、エアシリンダーを起動させ、座椅子の角度調整を制御することができ、座椅子の両側に、座椅子の背部調整用のメカニズムを兼ね備えることで、利便性を向上させることを特徴とする座椅子の両側コントロール機構。
- 前記第一コントロールロッドの第一継ぎ手には、非円形状のロッドが形成され、また、延伸ロッドの第一嵌め込み部には、非円形状の穴も形成され、第一継ぎ手と第一嵌め込み部を組み立てる場合に、第一固定ユニットで固定することを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記第一固定ユニットはリベットを用いることが可能であり、第一継ぎ手と第一はめ込み部との対応するアウターエッジには、それぞれ、第一貫通穴が貫通され、第一固定ユニットを同時に、二つの第一貫通穴に挿入すると、第一継ぎ手と第一はめ込み部が固定されることを特徴とする請求項2に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記延伸ロッドと第二コントロールロッドが一体化成型可能であることを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記延伸ロッドと第二コントロールロッドは組み立て可能な構造であり、第二コントロールロッドのアウターエッジには、第二継ぎ手が設けられ、延伸ロッドの対応のアウターエッジには、第二嵌め込み部も形成され、第二コントロールロッド及び延伸ロッドは第二継ぎ手と第二嵌め込み部が結合されてから、第二固定ユニットにより固定されることを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記第二固定ユニットはリベットを用いることが可能であり、第二継ぎ手と第二はめ込み部との対応するアウターエッジには、それぞれ、第二貫通穴が貫通され、第二固定ユニットを同時に、二つの第二貫通穴に挿入すると、第二継ぎ手と第二はめ込み部が固定されることを特徴とする請求項5に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記座椅子が第二コントロールロッドに対応する一側の内側には、位置制限部が設けられ、位置制限部を経由して、延伸ロッドが通過することにより、延伸ロッドの位置が制限されることを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記第一コントロールロッドの第一継ぎ手には、円形のロッド形状が形成され、延伸ロッドの第一嵌め込み部には、対応形状の円形穴も形成され、第一継ぎ手と第一嵌め込み部を組み立てる場合に、スポット溶接により固定することも可能であることを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
- 前記前記延伸ロッドと第二コントロールロッドを組み立てた構造を用いることが可能であり、第二コントロールロッドのアウターエッジには、第二継ぎ手が設けられ、延伸ロッドの対応のアウターエッジには、第二嵌め込み部も形成され、第二コントロールロッド及び延伸ロッドは第二継ぎ手と第二嵌め込み部が結合されてから、スポット溶接により固定されることを特徴とする請求項1に記載の座椅子の両側コントロール機構。
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JP2014006862U Expired - Fee Related JP3196471U (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 座椅子の両側コントロール機構 |
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2014
- 2014-12-26 JP JP2014006862U patent/JP3196471U/ja not_active Expired - Fee Related
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