JP3196463U - バンテージ - Google Patents

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利夫 寺西
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Abstract

【課題】加圧トレーニングの効用が期待できるとともに、手軽に使用できるトレーニング用具である帯状部材(バンテージ)を提供する。【解決手段】身体の部位に巻き付けて使用する帯状部材からなるバンテージ1は、クロロプレンゴムからなる中間層が、伸縮性を有する生地からなる外層に挟み込まれてなり、クロロプレンゴムの厚みは1〜5mmであり、バンテージ1の長さは50cm〜270cmであり、バンテージ1の一端2には、当該バンテージ1の一端を身体の部位に掛止するための開口3が設けられてなり、バンテージ1の他端4には、面ファスナー5が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、トレーニングや痩身を目的として使用されるバンテージに関する。
従来、血流阻害による負荷を筋肉に付与することによって効率よく筋肉の増強を行うことができる加圧筋力トレーニング方法が提案され、実用化されている。このトレーニング方法では、ベルトを用いて使用者の四肢の特定部位を締め付け、筋肉に加圧力を付与するための筋肉増強器具が使用される。
加圧筋力トレーニング方法に用いる筋肉増強器具として、ベルトと、ベルトに作用する張力を測定する引張力測定器と、加圧力測定装置とを備えるものが提案されている(特許文献1)。
特許第4919366号公報
しかしながら、このようなトレーニング方法及び器具は、細かくコントロールされた条件に従ってトレーナーの指導の下で使用することが基本であり、トレーニング方法や器具を一般家庭で気軽に使うことはできなかった。そこで、本考案は、加圧トレーニングの効用が期待できるとともに手軽に使用できるトレーニングないし美容用品を提供することを目的とする。
考案者は、強度と伸縮性、保温性を有するバンテージによって、装着部位への加圧と発汗効果とを同時に得ることができると考えた。さらに、バンテージを長尺かつ特定の積層構造とすることや、バンテージの一端に掛止穴を設けることによって、適度な加圧が得られ、かつ、装着が容易で手軽に用いることができるバンテージが得られることに想到し、本考案に至った。
すなわち本考案は、身体の部位に巻き付けて使用する帯状部材であって、当該帯状部材は、クロロプレンゴムからなる中間層が、伸縮性を有する生地からなる外層に挟み込まれてなり、前記クロロプレンゴムの厚みは1〜5mmであり、前記帯状部材の長さは50cm〜270cmであり、前記帯状部材の一端には、当該帯状部材の一端を身体の部位に掛止するための開口が設けられてなり、前記帯状部材の他端には、当該帯状部材の他端を係止するための面ファスナーが設けられている、帯状部材に関する。
また本考案において、前記帯状部材が、クロロプレンゴムからなる中間層と、
伸縮性を有する起毛生地からなる外側外層と、伸縮性を有する生地からなる肌側外層とからなることが好ましい。
さらに本考案において、前記開口は、手指又は足指を通せるように設計された直径1〜5cmの円形穴であることが好ましい。
本考案のバンテージの全体を表す図である。 本考案のバンテージの積層構造を模式的に示す図である。 実施例及び比較例の場合の酸素消費量を比較したグラフである。
(バンテージの構造)
本考案に用いられるバンテージは、全体に伸縮性を有する帯状部材からなる長尺帯状体である。このバンテージの幅は、4〜20cm程度であることが好ましく、5〜15cm程度であればより好ましい。この範囲の幅であれば、身体に巻き付けた時に適度な加圧が得られ、かつ、身体へのフィット性が良い。バンテージの長さは、50〜270cm程度であることが好ましく、150〜250cm程度であればより好ましい。バンテージを手や足に装着する際には、手先や足先からバンテージを一部重なり合わせながら順次巻き付けていくが、バンテージの長さがこの範囲であれば、重なり合わせの程度によってつま先からふくらはぎまで、或いは、つま先から太腿までというように任意の範囲にわたってバンテージを装着することができる。
バンテージは少なくとも3層が積層されてなる構造であり、クロロプレンゴムの中間層を含む。クロロプレンゴムを用いることで外気を通さず保温効果に優れるため、発汗を促すことができ、バンテージを装着しながら運動する際の運動効果を向上させる。中間層に用いるクロロプレンゴムの厚みは1〜5mm程度とすることが好ましく、より好ましくは1〜3mmである。クロロプレンゴムを1〜5mmとすることで、適度な加圧力と扱いやすさ、保温力(サウナ効果)を得ることができる。
クロロプレンゴムの中間層は、伸縮性を有する生地からなる外層に挟み込まれている。外層は中間層の表側・裏側にそれぞれ設けられ、これらの外層は同一素材であってもよいし、互いに異なっていてもよい。例えば、肌側の外層を、肌触りに優れ伸縮性を有する生地で構成することが好ましい。具体的には例えば、伸縮性のある織物地であるポリエステル製のツーウェイトリコット、フライス、天竺、鹿の子等が挙げられる。
また外側の外層を、伸縮性を有する起毛生地とすることも好ましい。起毛生地とすることで取扱性に優れ、ベルトの端部に設けられた面ファスナーを任意の位置で留めることができるため、身体の使用部位や使用者の体型に合わせて、幅広いサイズ調整が可能となる。
上記の3層は、全面が接着によって貼り付け合されていてもよいし、必要に応じて一部を縫製することもできる。また、上記の中間層と外層以外に、例えばアルミ膜の保温層など任意の層を含んでもよく、ベルト周縁の一部又は全体に縁取りを施す、別部材を貼り付けて強化部を設けることなども任意である。
(バンテージの例)
図1に本考案のバンテージの例を示す。図1の例の場合、バンテージ1は、幅12cmの一定幅を有し、長さ220cmの帯状部材である。バンテージ1の端部2は半円弧状にカットされている。図示された例では端部2は半円弧状であるが、端部2は直線状、波状など別の任意の形状であってもよい。端部2から約3cmの場所に、直径3cmの円形の開口3が設けられている。使用者は、バンテージ1を装着する際に、開口3に手指(例えば手の親指)や足指(例えば足の親指)を通すことによって、バンテージ1の端部2を保持して、手先または足先から順次巻き付けを行うことができる。開口3は本実施例では円形であるが、楕円形、四角形、その他任意の形状の開口とすることができる。バンテージ1の逆側の端部4の肌側外層(図2の23)には、面ファスナー5が設けられている。面ファスナー5によって、バンテージの任意の箇所に端部4を止着することができる。
なお、バンテージ1は、端部2から端部4まで連続する1枚の部材によって構成されていてもよいし、中央又はその他の部分で2枚以上の部材が継ぎ合わされた構成であってもよい。
図2はバンテージ1の積層構造を模式的に示す。外側外層21はポリエステルの起毛生地からなる。図2では理解容易のため、バンテージの各層を分離して示しているが、外側外層21は中間層22に全面的に貼付されて一体化されている。中間層22はクロロプレンゴムのシートからなり、厚みは、2mmである。肌側外層23は、ポリエステルで伸縮性のあるツーウェイトリコット生地からなる。肌側外層23も、中間層22に全面的に貼付されて一体化されている。
(効果の確認)
上下肢および腹部に本考案のバンテージを巻いた場合(実施例)と、一般的なトレーニングウェアを着用した場合(比較例)とにおけるエネルギー消費量を比較した。実験は、2014年9月に筑波大学・体育系で行なわれた。
[実験方法]
同一被験者(被験者数:4名)において、実施例、比較例それぞれについて自転車型エルゴメーター(COMBI AEROBIKE 75XLII)を使用し、60Wの負荷で一定時間漕いだ。運動時間は、被験者の心拍数、疲労度に応じて9分〜30分に設定した。この運動時の体重1Kgあたりの酸素消費量を、呼吸代謝測定装置(MINATO AE310s)により測定した。測定は5秒間ごとに行われ、この酸素消費量の平均値から1分ごとの平均値を求め、これが安定した5分間における消費量を測定した。実施例と比較例との測定実験の間には、十分な休養をとり(数十分)、休養状態は、被験者本人の自覚および心拍数により確認した。
[結果]
各被験者において、実施例及び比較例の場合の5分間における体重1Kgあたりの酸素摂取量(mL、表の上段)及び、比較例を100%とした場合の実施例の酸素摂取量の割合(%、表の下段)を示す。
Figure 0003196463
上表に示されるとおり、いずれの被験者においても、実施例は比較例よりも運動時の酸素消費量が多いという結果となった。また図3のとおり、実施例のバンテージを装着して運動を行った場合、比較例よりも、酸素消費量が平均13.2%増加した。
1 バンテージ
2、4 端部
3 開口
5 面ファスナー
21 外側外層
22 中間層
23 肌側外層

Claims (3)

  1. 身体の部位に巻き付けて使用する帯状部材であって、当該帯状部材は、クロロプレンゴムからなる中間層が、伸縮性を有する生地からなる外層に挟み込まれてなり、前記クロロプレンゴムの厚みは1〜5mmであり、前記帯状部材の長さは50〜270cmであり、前記帯状部材の一端には、当該帯状部材の一端を身体の部位に掛止するための開口が設けられてなり、前記帯状部材の他端には、面ファスナーが設けられている、帯状部材。
  2. 前記帯状部材が、クロロプレンゴムからなる中間層と、伸縮性を有する起毛生地からなる外側外層と、伸縮性を有する生地からなる肌側外層とからなる、請求項1に記載の帯状部材。
  3. 前記開口が、直径1〜5cmの円形穴である、請求項1又は2に記載の帯状部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7475637B2 (ja) 2020-01-31 2024-04-30 オージー技研株式会社 固定ベルト、訓練機及び固定方法

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