JP3196309B2 - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用ロボットに係り、
特に操作手順のガイダンス表示を行うよう構成した工業
用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装や溶接等の作業を人間に代わ
って行う自動機として、動作プログラムを変更すること
により多様なワークにフレキシブルに対応可能な工業用
ロボットが用いられている。
【0003】このような工業用ロボットには、特にリモ
ート教示を行う教示・再生型のものには、オペレータが
ロボット本体の動き等を確認しながら自由な位置より操
作できるように、制御装置にフレキシブルなケーブルに
より接続され制御装置をリモート操作するためのハンデ
ィータイプの操作ボックスが設けられている。
【0004】そして、工業用ロボットの多様化に伴っ
て、この操作ボックスにより多種多様な機能を操作する
ようになってきており、通常操作ボックスの表示部には
操作手順を示す操作ガイダンスが表示されていた。
【0005】ところが、上記従来の工業用ロボットは、
操作ボックスの表示部に操作内容と操作ガイダンスとを
同時に表示しているので、操作ガイダンスの内容が少な
かった。このため、初心者は操作説明書を手元に置いて
参照しながら操作しなければならなかった。このこと
は、オペレータの注意力を低下させ、特にロボット本体
を動作させながら行う教示作業等においては事故の可能
性を高めるものであり、安全上問題であった。
【0006】そこで、本出願人は上記問題点を鑑み特開
平3−55188号公報に見られるように、十分な内容
量の操作ガイダンスを必要に応じて操作の各段階で操作
ボックスの表示部に表示でき、操作説明書を参照しない
で容易に操作することができる工業用ロボットを提案し
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記提案の
工業用ロボットでは、操作ボックスに設けられた操作レ
ベルの切換スイッチをオペレータが操作することにより
表示部に対応する操作ガイダンスを表示させるようにな
っている。そのため、オペレータは操作ボックスを教示
操作する前に切換スイッチを操作して操作レベルを自己
申告しなければならず、その操作が面倒であった。
【0008】又、例えば教示操作を行う場合、上記切換
スイッチを忘れてしまうと、ガイダンス表示がオペレー
タの操作レベル以下の初歩的な内容まで表示されてしま
ったり、あるいはレベル以上の簡略化されたガイダンス
が表示されてしまい、教示操作に余計な時間がかかって
しまうといった課題が生ずる。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決した工業
用ロボットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボット本体
と、該ロボット本体を制御する制御装置と、該ロボット
本体の制御プログラムを入力する操作部と、該操作部の
操作内容を表示する表示部と、を備えてなる工業用ロボ
ットにおいて、前記制御装置の操作手順毎に設定された
標準操作時間を記憶する記憶部と、入力操作の各操作手
順毎の操作時間を測定する操作時間測定部と、前記記憶
部に記憶された標準操作時間と前記操作時間測定部によ
り測定された前記操作部の操作時間との差の平均値を求
め、該平均値に基づいて操作時間の操作レベルを判定
し、当該操作レベルに応じた操作ガイダンスを前記表示
部に表示させる判定手段と、前記操作時間測定部により
測定された前記操作部の操作時間が所定時間を越えた場
合に前記判定手段による操作レベルの変更をキャンセル
する操作レベル変更キャンセル手段と、を備えてなるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、記憶部に記憶された標準操作
時間と操作時間測定部により測定された操作部の操作時
間との差の平均値を求め、該平均値に基づいて操作時間
の操作レベルを判定することができるので、標準操作時
間を基準として各操作者の操作レベルを複数段階に分け
て分類することが可能になり、各操作者の操作レベルを
正確に判定し、判定された操作レベルに合った最適なガ
イダンス表示することが可能になる。
【0012】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる工業用ロボット
の一実施例を示す。
【0013】工業用ロボットは教示・再生型のロボット
本体1と、ロボット本体1を動作プログラムに基づいて
制御する制御装置2と、制御装置2と接続され教示操作
等を行う手元操作ボックス3とよりなる。
【0014】ロボット本体1は、例えばアーム1a,1
b、手首部1c、旋回ベース1d等の6自由度を有する
多関節型の塗装用ロボットであり、制御装置2により制
御されて、手首部1cの先端に取付られた塗装ガン4を
ワーク(図示せず)に対して多次元的に移動させて塗装
作業をする。
【0015】制御装置2は、ケーブル5を介してロボッ
ト本体1と接続され、教示されて内部に記憶された動作
プログラムに従ってロボット本体1を制御してワークの
形状に応じた作業を行わせるという基本的な教示・再生
機能の他に、動作プログラムの編集等の多種多様な付加
機能も有する。
【0016】尚、制御装置2の上面操作盤2aには、各
種操作キー2bと操作内容及びガイダンス表示を行うC
RT表示部2cとが配設されている。
【0017】この制御装置2には、ハンディータイプの
手元操作ボックス3が接続されている。手元操作ボック
ス3は、オペレータがロボット本体1の動き等を確認し
ながら自由な位置より操作できるように、フレキシブル
なケーブル6により接続されて制御装置2をリモート操
作する。
【0018】又、手元操作ボックス3には、上記制御装
置2の操作盤2aと同様、ロボット本体1の各可動部
(アーム1a,1b、手首部1c、旋回ベース1d等)
を動かす複数の操作キー3aと、操作内容及びガイダン
ス表示を行う液晶表示部3bとが配設されている。
【0019】制御装置2は図2に示す如く、キー取込部
7、操作管理部8、ロボット制御部9、操作時間測定部
10、操作手順別レベル補正部11、レベル判定部1
2、メッセージ生成部13、表示処理部14、タイマ1
5、操作管理テーブル16、操作記憶テーブル17、操
作別記憶テーブル18、レベル基準テーブル19、メッ
セージテーブル20を有する。
【0020】例えば、ロボット本体1の塗装動作を教示
する場合、オペレータは手元操作ボックス3を手元にお
いてロボット本体1の動作が見やすい場所に移動して手
元操作ボックス3の各操作キー3aを操作する。
【0021】手元操作ボックス3より入力されたキー情
報は、制御装置2のキー取込部7を介し、操作管理部8
へ送られる。操作管理部8では、入力値を判定し、その
結果をロボット制御部9及び操作時間測定部10へ転送
する。ロボット制御部9では、受け取ったデータ(入力
値)を基にロボット本体1の動作制御を行う。
【0022】尚、操作管理部8は後述するように記憶部
としての操作管理テーブル16を参照して入力値の追加
を行う。操作管理テーブル16には、図3に示す如く、
各操作手順No1〜41毎の画面No及び標準操作時間が記
憶されている。
【0023】操作時間測定部10では、操作管理部8よ
り受け取ったデータ(入力値)及び、現在時刻、操作時
間と標準操作時間との差、操作別記憶テーブル18より
得たフラグを順次操作記憶テーブル17(図4参照)へ
書き込むと同時に、操作手順別レベル補正部11へ転送
する。
【0024】操作記憶テーブル17には、図4に示すよ
うに、操作手順No、画面No、操作内容、現在時刻、標準
操作時間との差、フラグの有無が記憶されている。
【0025】又、レベル判定部12では、一定時間経過
する毎に過去一定時間分の操作情報(操作時間、標準操
作時間との差の平均)を操作時間測定部10より得て、
それら操作情報を基に演算を行い、レベル基準テーブル
19(図5参照)と比較しオペレータの操作レベルを判
定する。その判定結果(操作レベル)は、メッセージ生
成部13へ転送される。レベル基準テーブル19には、
図5に示すようにオペレータの操作レベル判定値及び各
段階のレベルA〜Eが記憶されている。
【0026】又、操作手順別レベル補正部11では、受
け取ったデータ(入力値、標準操作時間との差)から手
元操作ボックス3の操作手順毎に頻度、標準操作時間と
の差の平均を求め操作別記憶テーブル18(図6参照)
を更新する。
【0027】操作別記憶テーブル18には、図6に示す
如く、操作手順No別にその頻度、標準操作時間との差の
平均、フラグの有無が記憶されている。尚、本実施例に
おいて操作手順とは、オペレータが手元操作ボックス3
の液晶表示部3b又はCRT表示部2cを確認しながら
対話形式でロボット本体1の動作手順を教示する操作を
指示する手順であり、番号により管理されているものと
する。
【0028】又、メッセージ生成部13では、操作状態
毎にレベルを補正しメッセージテーブル20(図7参
照)より、メッセージを選択する。生成されたメッセー
ジは、操作管理部8、表示処理部14を介して手元操作
ボックス3の液晶表示部3b及びCRT表示部2cに表
示される。
【0029】メッセージテーブル20は図7に示す如
く、各操作手順1〜41毎の各レベルA〜Eに対応する
メッセージが記憶されている。
【0030】次に、上記手元操作ボックス3の操作によ
りロボット本体1の動作を教示する際、制御装置2が実
行するメッセージ生成処理につき図8乃至図13を併せ
参照して説明する。尚、図8はメインルーチンで、図9
乃至図13は夫々メインルーチンより分岐するサブルー
チンである。
【0031】制御装置2は、図8のステップS1(以
下、ステップを省略する)において、ロボット本体1の
動作を教示するモードに入ったとき、まず操作レベルを
中間レベルCに設定するとともにタイムカウンタを0
に、そして操作別記憶テーブル18(図4参照)を初期
値に設定する。
【0032】次のS2でオペレータが手元操作ボックス
3の操作キー3aを押すと(ここでは、仮に、”追加”
キーが押されたとする)、そのキー情報は、キー取り込
み部7より操作管理部8へ送られ、入力値”追加”の判
断を行う(S3)。
【0033】ここで、上記S3の処理の詳細を図9を参
照して説明する。
【0034】図9において、操作管理部8では、現在の
操作手順毎に分類してキーの評価を行っている。先ず、
一例として操作手順が23の状態にある時に(S3−
1)手元操作ボックス3でキー入力があると、キー入力
値”追加”が判断され(S3−2)、キー入力値が正し
ければ入力値に応じ操作手順を41に更新する(S3−
3)。しかし、キー入力値が誤りの場合は更新されな
い。
【0035】また、再びキー入力値が正しいか判断され
(S3−4),正しければキー入力値はロボット制御部
9へ送られる(S3−5)。
【0036】再び、図8に戻り、以下キー入力値は正し
いものとして説明する。
【0037】先ず、操作管理部8が操作管理テーブル1
6(図3参照)を参照し、操作手順41、画面No29,
標準操作時間12.00、入力値”追加”が操作管理部
8より操作時間測定部10へ転送され(S4)、処理さ
れる。
【0038】ここで、上記S4の処理の詳細を図10を
参照して説明する。
【0039】図10において、操作管理部8から操作時
間測定部10が呼び出されると、接続されているタイマ
15より現在時刻14:23:16.56を得る(S4
−1)。次に、操作時間1:30.53(=前回の現在
時刻14:21:46.03−現在時刻14:23:1
6.56)を求める(S4−2)。
【0040】また、本発明では標準操作時間とオペレー
タの実際の操作時間との差より、オペレータ自身の操作
レベルを判定するため、オペレータが何らかの事情で作
業を中断しなければならない場合などには、標準操作時
間との差が大きくなり、中断した後、教示操作を再開し
た場合には操作レベルが大幅にダウンしてしまうことに
なる。
【0041】そこで、操作時間がある一定時間を越えた
場合には、次の一回の操作はレベルを変更せず、様子を
見るものとするため、操作時間がある指定時間(ここで
は仮に5分とする)を越えたかどうかを判定し(S4−
3)、フラグを更新する。フラグの更新は、操作時間が
指定時間5分より短かった場合”0”とし、長かった場
合は操作手順に対応した操作別記憶テーブル18のフラ
グを参照し、既にフラグが”0”なら”1”,”1”な
ら”0”に更新する(ここでは仮に、フラグ0でレベル
変更、1でレベル変更無しとする)(S4−4)。
【0042】その後、操作時間1:30.53と、標準
操作時間との差+4.31(=操作時間16.31−標
準操作時間12.00)を求める(S4−5)。
【0043】再び、図8に戻り、操作時間測定部10へ
取り込まれた情報を操作記憶テーブル17へ順次書き込
む(S5)。
【0044】又、上記S4で転送された操作手順41、
標準操作時間との差+4.31、フラグからの操作別記
憶テーブル18を更新する(S6)。
【0045】ここで、上記S6の処理の詳細を図11を
参照して説明する。
【0046】図11において、操作別記憶テーブル18
のフラグが”0”であるとき(S6−1)、操作時間測
定部10より送られた操作手順41を操作別記憶テーブ
ル18(図6参照)から検索する(S6−2)。S4で
更新されたフラグが”1”ならば操作別記憶テーブル1
8のフラグのみ更新し、”0”ならばフラグの更新と以
下の処理を行う。
【0047】検索した操作手順の頻度2、標準操作時間
との差の平均+4.28を得る(S6−3)。それらを
掛け合わせたものに、操作時間測定部10より送られた
標準操作時間との差+4.31を足し、頻度+1で割っ
て新たな標準操作時間との差の平均+4.29を求める
(S6−4)。続いて、頻度に1を加算する(S6−
5)。その後、頻度3、標準操作時間との差の平均+
4.29を操作別記憶テーブル18(図6参照)へ戻
し、更新する(S6−6)。
【0048】再び、図8に戻り、操作時間測定部10の
現在時刻14:23:16.56よりタイムカウンタを
更新する(S7)。この場合、タイムカウンタでは、フ
ラグ1の状態の時の時間はレベル判定の対象とならない
ので加算しない。
【0049】次に、タイムカウンタより一定時間経過し
たか判断し、経過したと判断したと判断された場合、レ
ベル判定部12では操作記憶テーブル17(図4参照)
とレベル基準テーブル19(図5参照)との値をもとに
レベルを求める(S8)。ここでは、仮に一定時間を1
0分とする。
【0050】ここで、上記S8の処理の詳細を図12を
参照して説明する。
【0051】レベル判定部12では、10分経過毎に操
作記憶テーブル17(図4参照)から過去10分間(但
し、丁度10分とならない場合は、近似値(>10分)
とする)の操作について標準操作時間との差+0.3
0,−0.20,−2.38,+1.61,+2.3
0,−0.33,+4.31、現在時刻(一定時間の最
初14:13:10.40と最後14:23:16.5
6のみ)を得る(S8−1)。
【0052】標準操作時間との差をすべて加算し、ロス
タイム+5.61を求める(S8−2)。最後の現在時
刻14:23:16.56から最初の現在時刻14:1
3:10.40を引き操作時間10:06.16を求め
る(S8−3)。その後、ロスタイム+5.61を操作
時間10:06.16で割った値+0.01をレベル基
準テーブル19(図5参照)と照合してレベルCを判定
し(S8−4)、レベルを更新する(S8−5)。
【0053】再び、図8に戻り、メッセージ生成部13
では、上記のようにして求めたレベルCをもとにメッセ
ージを生成する(S9)。
【0054】ここで、上記S9の処理の詳細を図13を
参照して説明する。
【0055】図13において、メッセージ生成部13で
は、操作手順別レベル補正部11より送られる操作手順
41により、メッセージテーブル20(図7参照)を検
索する(S9−1)。
【0056】検索されたメッセージのうちレベルにあっ
たものを選び出すが、同一オペレータであっても操作状
況によっては、慣れ、不慣れがあるため、総合的なレベ
ル判定結果のみではメッセージ生成の参考とならない場
合もあるので、それを考慮しレベルCを補正する。
【0057】補正には、操作手順別レベル補正部11か
らの標準操作時間との差の平均+4.29を標準操作時
間12.00で割った結果+0.31を用いる。ここで
は、仮に、演算結果が+0.5以上なら2レベルダウ
ン、+0.2以上+0.5未満なら1レベルダウン、−
0.2以上+0.2未満なら1レベルアップ、−0.2
以下なら2レベルアップとする。そのため、本実施例で
は上記0.31であるので、1レベルダウンとなる(レ
ベルC→レベルD)(S9−2)。次に、補正されたレ
ベルDをもとに更にメッセージを検索する(S9−
3)。
【0058】再び、図8に戻り、生成されたメッセージ
「追加したいポイントを設定してください。指定したポ
イントの前に追加されます。ポイントを指定しないと現
在のポイントの前に追加されます。ポイント= 」を、
管理操作部8を介し手元操作ボックス3の液晶表示器3
b及びCRT表示部2cに表示させる。
【0059】このように、オペレータのキー操作時間を
計測してオペレータの操作レベルを自動的に判定し、そ
の判定結果に基づいて操作手順のガイダンスを表示する
ことができるので、オペレータは教示操作をする前に自
分の操作レベルを設定する必要がなく、レベル設定操作
を忘れてガイダンスが低レベルの表示あるいは高いレベ
ルの表示となってしまうこともないので、教示操作を能
率良く行うことができる。
【0060】また、上記のようにオペレータによって得
意とする操作手順と不得意とする操作手順があるので、
操作時間と標準操作時間との差の平均よりレベル補正を
行うことにより、オペレータの操作レベルを操作手順別
に判定することが可能となる。
【0061】尚、上記実施例では、塗装用ロボットを例
に挙げて説明したが、これ以外の教示・再生型ロボット
(例えば溶接ロボット、シーリングロボット等)にも適
用できるのは勿論である。
【0062】さらに、上記実施例では、手元操作ボック
ス3の操作により教示操作を行うものとしたが、制御装
置2の操作キー2bを操作してCRT表示部2cにガイ
ダンス表示させる方法で教示操作しても良い。
【0063】又、上記実施例では、ロボット本体1の教
示操作を一例として挙げて説明したが、これ以外のプロ
グラムを入力する場合のガイダンス表示に適用できるの
は勿論である。
【0064】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる工業用ロボッ
トは、記憶部に記憶された標準操作時間と操作時間測定
部により測定された操作部の操作時間との差の平均値を
求め、該平均値に基づいて操作時間の操作レベルを判定
することができるので、標準操作時間を基準として各操
作者の操作レベルを複数段階に分けて分類することが可
能になり、各操作者の操作レベルを正確に判定し、判定
された操作レベルに合った最適なガイダンス表示するこ
とが可能になる。従って、オペレータの操作レベルに合
った内容のガイダンスを正確に表示させることにより、
オペレータの操作レベルに個人差があっても制御プログ
ラムの入力操作を能率良く行うことができる。さらに、
オペレータが何らかの事情で入力操作を中断しなければ
ならない場合など、オペレータの操作時間が標準操作時
間を大きく越えた場合には、ガイダンスのレベルを変更
しないので、教示操作を再開した時に操作レベルが大幅
にダウンしてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる工業用ロボットの一実施例の構成
図である。
【図2】制御装置のブロック図である。
【図3】操作管理テーブルを示す図である。
【図4】操作記憶テーブルを示す図である。
【図5】レベル基準テーブルを示す図である。
【図6】操作別記憶テーブルを示す図である。
【図7】メッセージテーブルを示す図である。
【図8】制御装置が実行するメインルーチンのフローチ
ャートである。
【図9】図8のS3で実行されるサブルーチンのフロー
チャートである。
【図10】図8のS4で実行されるサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図11】図8のS6で実行されるサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図12】図8のS8で実行されるサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図13】図8のS9で実行されるサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 制御装置 2b 操作キー 2c CRT表示部 3 手元操作ボックス 3a 操作キー 3b 液晶表示器 4 塗装ガン 7 キー取込部 8 操作管理部 9 ロボット制御部 10 操作時間測定部 11 操作手順別レベル補正部 12 レベル判定部 13 メッセージ生成部 14 表示処理部 15 タイマ 16 操作管理テーブル 17 操作記憶テーブル 18 操作別記憶テーブル 19 レベル基準テーブル 20 メッセージテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/22 B25J 13/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体と、該ロボット本体を制御
    する制御装置と、該ロボット本体の制御プログラムを入
    力する操作部と、該操作部の操作内容を表示する表示部
    と、を備えてなる工業用ロボットにおいて、 前記制御装置の操作手順毎に設定された標準操作時間を
    記憶する記憶部と、 入力操作の各操作手順毎の操作時間を測定する操作時間
    測定部と、前記記憶部に記憶された標準操作時間と 前記操作時間測
    定部により測定された前記操作部の操作時間との差の平
    均値を求め、該平均値に基づいて操作時間の操作レベル
    を判定し、当該操作レベルに応じた操作ガイダンスを前
    記表示部に表示させる判定手段と、 前記操作時間測定部により測定された前記操作部の操作
    時間が所定時間を越えた場合に前記判定手段による操作
    レベルの変更をキャンセルする操作レベル変更キャンセ
    ル手段と、 を備えてなることを特徴とする工業用ロボット。
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