JP3196246U - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】大径管の接続において、被接続管(大径管)を予め変形加工することなく、容易な作業で連結できる管継手を提供する。【解決手段】開口端部の内周面を外側に拡大するテーパー壁面13に形成した連結筒部を備え、連結筒部外周にフランジ部を設けた継手本体1と、テーパー壁面13に相対するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えると共に、連結筒部外周にフランジ部を設けた連結体2と、継手本体1と連結体2との間に介在し、両フランジ部間に装着したボルト体4で継手本体と連結体を接近させて各テーパー壁面の密着押圧によって変形するスリーブ体3で構成し、スリーブ体が継手本体及び連結体内に挿通された被接続管A,Bの外周面及び各テーパー壁面に変形密着して接続管路のシーリングを実現する。【選択図】図3

Description

本考案はガス、空調、油圧、給湯水等の諸設備の金属配管に使用する管継手に関するものである。
諸設備の金属配管の管接続手段として、溶接、配管自体への螺子形成による接続等の手法を採用せずに、配管自体に何らの加工を施す必要がない管継手が知られている。これらの管継手としては、特許文献1(特開平8−170768号公報)に開示されている通り、その基本的構成は、継手本体と、締付ナット体と、スリーブ体から構成され、継手本体はその開口端部側の外周面に螺子を刻設し、その内周面に外側に拡大するテーパー壁面を形成し、テーパー壁の奥側端に被接続管の環状溝(短内筒)や内筒部を設けてなる。他方締付ナット体は、内周面に継手本体の開口端部外側に螺合する螺子部とテーパー壁面を形成し、スリーブ体は、被接続管に外挿される大きさとしたものである。
そして前記管継手は、被接続管にスリーブ体を被装し、被接続管を継手本体に差し込みその先端を環状溝に嵌合し或いは内筒部に外挿し、締付ナット体を継手本体に螺合緊締し、各テーパー壁面との密着押圧によってスリーブ体を変形させ、スリーブ体の両端で継手本体内に挿入された被接続管の外周面を密着押圧すると共に、スリーブ体がテーパー壁面に密着してシーリングを実現しているものである。
また特許文献2(特開2009−19652号公報)には、継手本体のテーパー壁面を備えた連結筒部の外周面に係合凹部を形成し、テーパー壁面を備えた連結体に前記連結筒部に密外挿する連結係止部を設け、両者を圧入係合で連結する継手が開示されている。
特開平8−170768号公報。 特開2009−19652号公報。
継手本体と締付ナット体との螺合連結では、スリーブ体の変形を行うには締付ナット体に対して相応の回転力を付与する必要があり、特に大径管の接続作業が非常に困難である。また同様に連結体の圧入係合においても同様に、大径管の接続作業において、連結体に強い打撃力を加えることが困難であり、従前の連結構造は小径管の連結に適した管継手と言える。
そこで本考案は、大径管の連結においても大径管自体に何らの変形構造を加えることなく管路の構築が容易に行うことができる新規な管継手を提案したものである。
本考案に係る管継手は、配管連結箇所となる両端の開口端部内周面を、外側に拡大するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えると共に、連結筒部中央外周にフランジ部を設けた継手本体と、前記連結筒部のテーパー壁面に相対するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えると共に、連結筒部外周にフランジ部を設けた2個の連結体と、前記継手本体と連結体との間に介在し、両フランジ部間に装着したボルト部材で継手本体と連結体を接近させることで、前記各テーパー壁面による押圧によって変形して、継手本体及び連結体内に挿通された被接続管の外周面及び各テーパー壁面に密着する2個のスリーブ体とで構成し、前記継手本体のフランジ部に、両端に配置される連結体のフランジ部に設けたボルト孔と対応する数の螺孔を設けてなることを特徴とするものである。
而してスリーブ体を外挿した連結対象の被接続管を、継手本体の連結筒部内に挿入し、互いの各連結筒部が対抗するように予め被接続管に外嵌装着している連結体のフランジ部と、継手本体のフランジ部とを、ボルト部材で螺合連結して強く接近させると、各スリーブ体が、継手本体のテーパー壁面と連結体のテーパー壁面の押圧によって変形し、各スリーブ体の両端が各被接続管の外周面に密着押圧されると共に、変形したスリーブ体が両テーパー壁面に密着して管継手と被接続管とのシーリングを実現する。特に継手本体と連結体との接近は、複数のボルト部材で行われるために、被接続管が大径管であっても、スリーブ体の変形が容易になされ、また小口径レンチでの作業であり、狭い配管箇所での接続作業も容易に為し得る。
本考案の構成は前記のとおりで、複数のボルト部材によるフランジ部連結を採用することで、特に大径管連結において、管自体に何らの変形構造を加えることなく管路の構築を容易に行うことができたものである。
本考案の実施形態の管継手の説明図。 同連結体の説明図。 同使用状態の説明図。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した管継手は、被接続管A,Bを連結して管路を構築する例で、継手本体1と、2個の連結体2と、2個のスリーブ体3から構成される。
継手本体1は、被接続管A,Bの外径に対応する内径を備えた連結筒部11の中間にフランジ部12を周設したもので、連結筒部11は、開口端部の内周面を外側に拡大するテーパー壁面(傾斜角が約30度程度)13に形成し、フランジ部12には、例えば12個(管径口が小さい場合は8個とする)の螺孔14を設けたものである。また連結筒部11の内部中間にストッパー部として機能する段差部15を設けてなる。
連結体2は、前記連結筒部11のテーパー壁面13に対応する連結筒部21及びテーパー壁面22を備え、更に連結筒部21の外周にフランジ部23を設け、フランジ部23には、6個(管径口が小さい場合は4個とする)のボルト孔24を設けてなる。
スリーブ体3は、連結筒部11に密挿する被接続管A,Bに外挿される大きさで、その長さ及び肉厚は適宜定められるものであるが、特に肉厚については均等ではなく一方端側が薄く、他端側に向かって徐々に厚く形成して撓曲変形し易い形状としたものである。
而して連結対象である被接続管A,Bの各端部に、連結体2及びスリーブ体3を外挿しておくもので、連結体2はテーパー壁面22を管端側に向け、スリーブ体3は連結体2よりも開口端に配置してなる。
連結体2及びスリーブ体3を外挿した被接続管A,Bは、各々継手本体1の連結筒部11に差し込まれ、先端が段差部15に衝突し、連結体2を継手本体1に近接させると、スリーブ体3の両端部分が両テーパー壁面13,22と衝突する。そこでボルト体4をボルト孔24から差し入れ、螺孔14に螺合緊締すると、スリーブ体3が、継手本体1のテーパー壁面13と連結体2のテーパー壁面22の押圧によって変形する。
このスリーブ体3の変形は、スリーブ体3の両端が被接続管A,Bの外周面に密着押圧し、更に両テーパー壁面13,22に密着することになり、被接続管A,Bの連結と共に管継手と被接続管とのシーリングが実現する。
特に被接続管A,Bが大径管であったとしても、被接続管A,Bには予め変形加工を施す必要が無く、また継手本体1と連結体2締付作業が、複数のボルト体4で行われるために、スリーブ体の変形が容易になされ、また小口径レンチでの作業であり、狭い配管箇所での接続作業も容易に為し得ることになる。
1 継手本体
11 連結筒部
12 フランジ部
13 テーパー壁面
14 螺孔
15 段差部
2 連結体
21 連結筒部
22 テーパー壁面
23 フランジ部
24 ボルト孔
3 スリーブ体
4 ボルト体
A,B 被接続管

Claims (1)

  1. 配管連結箇所となる両端の開口端部内周面を、外側に拡大するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えると共に、連結筒部中央外周にフランジ部を設けた継手本体と、前記連結筒部のテーパー壁面に相対するテーパー壁面に形成した連結筒部を備えると共に、連結筒部外周にフランジ部を設けた2個の連結体と、前記継手本体と連結体との間に介在し、両フランジ部間に装着したボルト部材で継手本体と連結体を接近させることで、前記各テーパー壁面による押圧によって変形して、継手本体及び連結体内に挿通された被接続管の外周面及び各テーパー壁面に密着する2個のスリーブ体とで構成し、前記継手本体のフランジ部に、両端に配置される連結体のフランジ部に設けたボルト孔と対応する数の螺孔を設けてなることを特徴とする管継手。
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