JP3195899U - スポーツ用品の保護テープ - Google Patents
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Abstract
【課題】バトミントンラケットなどのフレーム先端のエッジ部を傷から保護すると同時に高い装飾性も兼ねたスポーツ用品の保護テープを提供する。【解決手段】上から保護層2、装飾層3、基材層4、粘着層5の順で薄板帯状に形成し、該保護層2、該基材層4、該粘着層5は伸縮性を有するとともに無色透明、或いは有色透明の素材からなり、該装飾層は、ラメ3aから形成したので、ラケットに貼り付けた際、フレームやエッジ部に施されたデザインを隠すことなく生かしながら、ラメ3aのキラキラした輝きによる装飾効果を付加して装飾性を高めた。また、装飾層3の上の保護層2によって、ラケットのエッジ部をコート面に当てたり、擦ったりしても、装飾層3に影響を及ぼすことなく、本体1はもとよりラケットの美的外観を保つことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、スポーツ用品の保護テープに関し、特に、装飾性に優れたバトミントンラケット、硬式テニス及びソフトテニスのラケット、卓球ラケットなどのフレーム先端を保護して傷付きを防止する保護するテープや、グリップに巻き付ける滑り止めグリップテープの終端を止めるエンドテープに関する。
従来から、バトミントンラケットなどのフレーム先端のエッジ部に貼り付けて傷付きを防止する保護テープがよく知られている。これらの保護テープは、目立たない黒色をはじめとして、装飾効果を得るために、様々な色のものや、メーカーのブランド名などの文字印刷が施されているものがある。
例えば、実開昭61−18834号公報(特許文献1)に開示された「球技用打具の保護テープ」は、従来の文字印刷が施されている保護テープをバトミントンラケットなどのフレーム先端のエッジ部に貼り付けて使用した際の、コート面とのこすれによる文字の印刷の剥がれなどを防止するために、透明なポリウレタンフィルムの裏面に文字を印刷したり、その文字印刷の上からさらに別な色を印刷することで、バトミントンラケットのフレーム先端のエッジ部をコート面に当てたり、擦ったりしても、文字の印刷などが消えたりせず、美的外観を保つことができるようにしたものである。(当該公報の図1及び2を参照)
ところで、従来の保護テープは、バトミントンラケットなどのフレーム先端のエッジ部を傷から保護することが主な目的であり、装飾といった観点からは、保護テープ自体の色であるとか、文字が印刷されているといったこと程度に過ぎなかった。また、特許文献1にあっては、バトミントンラケットのフレーム先端のエッジ部をコート面に当てたり、擦ったりしても、文字の印刷などが消えたりせず、美的外観を保つことができるようにした程度であり、装飾効果を意識したものではなかった。さらには、昨今のラケットは、塗装や表面処理技術の向上により、様々な装飾的なデザインがフレームに施されているが、保護テープによって折角のデザインが隠されてしまうことにもなる。
そこで本考案は、上記課題を解消し、バトミントンラケットなどのフレーム先端のエッジ部を傷から保護すると同時に高い装飾性も兼ねたスポーツ用品の保護テープを提供することを目的とするものである。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1によれば、スポーツ用品の保護テープの本体は、上(表面側)から保護層、装飾層、基材層、粘着層の順で薄板帯状に形成され、該保護層、該基材層、該粘着層は伸縮性を有するとともに無色透明、或いは有色透明の素材からなり、該装飾層は、ラメからなることで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項2によれば、該装飾層は、無色透明、或いは有色透明でかつ柔軟性を有するインクにラメを混ぜてシルク印刷、塗装などの手法によって形成したことで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項3によれば、該装飾層は、無色透明、或いは有色透明でかつ柔軟性を有するインクにラメを混ぜてシルク印刷、塗装などの手法によって形成するとともに、少なくとも該基材層と粘着層が透けて見える密度で形成したことで解決される。
スポーツ用品の保護テープの本体は、上(表面側)から保護層、装飾層、基材層、粘着層の順で薄板帯状に形成され、該保護層、該基材層、該粘着層は伸縮性を有するとともに無色透明、或いは有色透明の素材からなり、該装飾層は、ラメ(3a)から形成されるので、ラケットに貼り付けた際、フレームやエッジ部に施されたデザインを隠すことなく生かしながら、ラメのキラキラした輝きによる装飾効果を付加して、装飾性を高めることを実現した。また、装飾層の上には、保護層が備えられているので、ラケットのフレーム先端のエッジ部がコート面に当たったり、擦ったりしても、装飾層に影響を及ぼすことはなく、保護テープ本体はもとよりラケットの美的外観を保つことを実現した。
本考案について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本考案のスポーツ用品の保護テープの断面図、図2は、使用状態を示す図である。なお、図2においてはテニスラケットを用いて説明をする。
スポーツ用品の保護テープの本体(1)は、図1の断面図に示されるように、上(表面側)から保護層(2)、装飾層(3)、基材層(4)、粘着層(5)の順で薄板帯状に形成される。
基材層(4)は、PU(ポリウレタン)やTPU(サーモプラスティックポリウレタン)などの伸縮性を有するとともに無色透明、或いは有色透明の素材からなる。
粘着層(5)は、基材層(4)の下(裏側)に備えられ、アクリル系などの粘着材で透明性(無色透明、有色透明)を有する。また、粘着層(5)の下(裏側)には、剥離紙(6)が備えられ、本体(1)をラケット(7)のフレーム先端のエッジ部(7a)に貼り付ける際に剥がして使用する。
装飾層(3)は、基材層(4)の上に備えられ、光を反射して輝く金箔や銀箔、金糸、銀糸などの細かいカット片や、薄いフィルムに金属を蒸着した細かいカット片、ホログラムを施した細かいカット片などからなるラメ(3a)で形成される。ラメ(3a)で形成された装飾層(3)は、透明性(無色透明、有色透明)、及び柔軟性を有するUV硬化型インク、自然乾燥型インクなどにラメ(3a)を混ぜてシルク印刷、塗装などの手法によって形成される。またラメ(3a)は、裏側である基材層(4)と粘着層(5)が少なくとも透けて見える程度の密度で装飾層(3)を形成し、ラケット(7)のエッジ部(7a)に貼り付けた際に、ラケット(7)の色やデザインが隠蔽されることがない。さらにラメ(3a)は、金色、銀色など金属光沢色のもの、光の乱反射により多様な色を呈するもの、見る角度により様々な輝きを持つホログラム色のものなど多様な種類があり、適宜選択して単独や混合させて用いることによって極めて美しい装飾性を得ることができる。
保護層(2)は、装飾層(3)の上に備えられ、装飾層(3)と同様な透明性(無色透明、有色透明)、及び柔軟性を有するUV硬化型インク、自然乾燥型インクなどによってシルク印刷、塗装などの手法によって形成され、装飾層(3)を保護する。
図2は、使用状態を示す図である。このように形成された本体(1)は、ラケット(7)のフレーム先端のエッジ部(7a)に粘着層(5)によって貼り付け固定される。保護層(2)、装飾層(3)、基材層(4)、粘着層(5)は、いずれも無色透明、或いは有色透明の素材からなるので、ラケット(7)のフレームやエッジ部(7a)に施されたデザインを隠すことなく生かしながら、ラメ(3a)のキラキラした輝きによる装飾効果を付加して、装飾性を高めることが可能となる。
また、装飾層(3)の上には、保護層(2)が備えられているので、ラケット(7)のフレーム先端のエッジ部(7a)がコート面に当たったり、擦ったりしても、装飾層(3)に影響を及ぼすことはなく、本体(1)はもとよりラケット(7)の美的外観を保つことができる。
さらに、保護層(2)、装飾層(3)、基材層(4)、粘着層(5)は、無色透明、或いは有色透明の素材やインクから形成されるが、すべての層を無色透明、或いは有色透明で形成したり、何れかの層を無色透明、或いは有色透明で組み合わせて形成すれば、様々な色による装飾効果を得ることができる。
以上の説明では、ラケット(7)のフレーム先端のエッジ部分(7a)の保護効果と装飾効果を得るためのテープとして説明をしたが、ラケット(7)のグリップ部分に巻き付けて使用するグリップテープの終端(7c)を止めるためのエンドテープとして使用することも可能である。この場合は、グリップテープ自体の色を隠すことなく生かしながら、ワンポイントとしてラメ(3a)のキラキラした輝きによる装飾効果を付加して、装飾性を高めることが可能となる。
1 本体
2 保護層
3 装飾層
3a ラメ
4 基材層
5 粘着層
6 剥離紙
7 ラケット
7a エッジ部
7b グリップ部
7c 終端
2 保護層
3 装飾層
3a ラメ
4 基材層
5 粘着層
6 剥離紙
7 ラケット
7a エッジ部
7b グリップ部
7c 終端
Claims (3)
- スポーツ用品の保護テープの本体は、上(表面側)から保護層、装飾層、基材層、粘着層の順で薄板帯状に形成され、該保護層、該基材層、該粘着層は伸縮性を有するとともに無色透明、或いは有色透明の素材からなり、該装飾層は、ラメからなることを特徴とするスポーツ用品の保護テープ。
- 該装飾層は、無色透明、或いは有色透明でかつ柔軟性を有するインクにラメを混ぜてシルク印刷、塗装などの手法によって形成したことを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用品の保護テープ。
- 該装飾層は、無色透明、或いは有色透明でかつ柔軟性を有するインクにラメを混ぜてシルク印刷、塗装などの手法によって形成するとともに、少なくとも該基材層と粘着層が透けて見える密度で形成したことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載のスポーツ用品の保護テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006245U JP3195899U (ja) | 2014-11-07 | 2014-11-07 | スポーツ用品の保護テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014006245U JP3195899U (ja) | 2014-11-07 | 2014-11-07 | スポーツ用品の保護テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195899U true JP3195899U (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=52685562
Family Applications (1)
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JP2014006245U Expired - Fee Related JP3195899U (ja) | 2014-11-07 | 2014-11-07 | スポーツ用品の保護テープ |
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JP (1) | JP3195899U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105597290A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-05-25 | 吉首大学 | 一种具有安全性能的乒乓球拍及其加工方法 |
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2014
- 2014-11-07 JP JP2014006245U patent/JP3195899U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105597290A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-05-25 | 吉首大学 | 一种具有安全性能的乒乓球拍及其加工方法 |
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