JP3195794U - 化学発光式表示灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】化学発光体の視認性をより高めた危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための表示灯、または反射器具として手軽に安全、かつ多用途に用いることができる化学発光式の表示灯を提供する。【解決手段】化学発光式表示灯の本体は、収納ケース2と化学発光体3とから構成され、収納ケース2は、透光性を有する再帰反射材2aで形成され、化学発光体3の光が透光性を有する再帰反射材2aのプリズム面2cから外方に向けて透過することによって、該プリズム面2cの光拡散作用によって拡散して、より効果的に化学発光体自体の視認性を向上させた表示灯として用いることができる。また、化学発光体3の発光が終わったときは、該再帰反射材2aの再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための反射器具として手軽に安全、かつ多用途に用いることができる。【選択図】図4

Description

本考案は、夜間や暗所での危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯で、特に化学発光体と再帰反射材を用いた化学発光式の表示灯に関するものである。
従来、スティック状の化学発光体が、防災、保安、アウトドア、コンサートなど様々なシーンで活用されている。化学発光体は、外部がプラスチック製チューブ、内部にはガラスアンプルが入った二重構造で、それぞれに液体が封入されており、外部のプラスチック製チューブを軽く折り曲げることで内部のガラスアンプルが割れ、二つの液体が混ざり化学反応を起して発光する。電源や火気を使用せず、熱も発しないため安全で手軽な発光体である。
例えば、意匠登録第1507591号公報(特許文献1)の「化学発光灯」は、化学発光体を立てた状態で固定することができ、警告灯、保安灯、安全灯及び室内照明具等として使用することができるものである。
特開2003−217301号公報(特許文献2)の「非常用誘導灯」は、当該公報の[課題を解決するための手段](段落番号0009)に記載されるように、板状化学発光体とこれを収容可能な封筒状のケースとから成り、前記封筒状のケースの表面には矢印形の切抜き部が設けられ、かつ、使用前における前記板状化学発光体は通気性のない包装材料に密封されているものである。また、段落番号0016には、板状化学発光体(1)は、使用時は上記のケース(2)に挿入されるが、励起した光を表示機能に十分に利用するため、封筒状のケース(2)の内面に、金属メッキ、金属蒸着、金属箔の貼着、反射性フィルム等の貼着、塗装などの適宜手段により光反射面が形成されている。
また、スティック状の化学発光体とは別に、再帰反射材を用い、手首や足首に容易に装着して夜間自動車の運転者に装着者の存在を明確に確認させ交通事故等を未然に防止する反射リストバンドがよく知られている。例えば、実用新案登録第3021569号公報(特許文献3)の「反射リストバンド」は、腕に装着して使用する反射リストバンドで、当該公報の[課題を解決するための手段](段落番号0005)に記載されるように、長手方向に沿って樋状の湾曲溝を有する板バネ材で構成され直状態を保持し、湾曲溝の一部に外圧が加わり溝が平らに変形すると長手方向に沿う樋状の湾曲溝の全体は平らに変形して板バネ材の全体がリング状に変形し、逆にリング状にある板バネ材の両端を引き離して元の直状態に引き延ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝が再現して直状態に戻るコンベックス部材と、このコンベックス部材の両端に配置したマグネットと、前記コンベックス部材の湾曲溝側の表面を被覆して設けた再帰反射性シートを有し、前記コンベックス部材は腕に巻回する長さに形成され、段落番号0006に記載されるように、使用に際しては、コンベックス部材のリング状に変形する性質を効果的に利用して人のリストに簡単に装着することができ、またリストに装着しない時はコンベックス部材の直状態に成る性質を利用して、例えば本に挟む栞等として応用できコンパクトに持ち運ぶことも可能なものである。
意匠登録第1507591号公報 特開2003−217301号公報 実用新案登録第3021569号公報
ところで、前記した特許文献1及び2に開示された化学発光体を用いた灯具は、化学発光体自体の仕様(使用目的・用途など)に応じて発光輝度や発光時間が異なる。発光が終わったものは再び発光することはなく、新たな製品と交換して使用することになる。特に、夜間や暗所での危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として使用している場合、実用上の明るさではなくなったときや発光が終わったときに、新たな製品に交換することができればよいが、その場の状況によっては発光が終わったまま放置され、表示灯として用をなさず、維持管理はもとより安全面といった観点から課題がある。また、化学発光体が発光した状態であっても、自動車などの極めて明るいライトで照らされた場合、化学発光体自体の発光が目立たなくなり、表示灯として用をなさなくなるといった課題もある。このような場合は、むしろ再帰反射材を用いた反射器具のほうが危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などの表示として有効に活用することができる。
特許文献3に開示された再帰反射材を用いた反射リストバンドは、一般的技術として示したものである。
そこで、本考案は上記した課題を考慮し、化学発光体の視認性をより高めた危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯、または反射器具として手軽に安全、かつ多用途に用いることができる化学発光式の表示灯を提供することを目的とするものである。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1によれば、化学発光式表示灯の本体は、収納ケースと化学発光体とから構成され、該収納ケースは、表面を柔軟性かつ透光性を有する素材からなる再帰反射材と裏面を柔軟性かつ光反射性の高い色調を有する素材からなる裏面材とから長方形に形成し、該再帰反射材は、表面側に平滑面、裏面側に再帰反射のためのプリズム面が形成され、該収納ケースの該再帰反射材と該裏面材との間に封入された化学発光体が発する光が、透光性を有する再帰反射材のプリズム面から外方に向けて透過することによって、該プリズム面の光拡散作用によって拡散して危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として利用することができるとともに、化学発光体の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、該再帰反射材の再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための反射器具として利用することができることで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項2によれば、化学発光式表示灯の本体は、収納ケースと化学発光体とから構成され、該収納ケースは、表面及び裏面を柔軟性かつ透光性を有する素材からなる再帰反射材から長方形に形成し、該再帰反射材は、表面側に平滑面、裏面側に再帰反射のためのプリズム面が形成され、該収納ケースの該再帰反射材の間に封入された化学発光体が発する光が、透光性を有する再帰反射材のプリズム面から外方に向けて透過することによって、該プリズム面の光拡散作用によって拡散して危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として利用することができるとともに、化学発光体の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、該再帰反射材の再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための反射器具として利用することができることで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項3によれば、長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、該化学発光体を該開口部から装脱自在に備えたことで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項4よれば、長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、板バネを開口部から装脱自在に備え、該板バネは、長手方向に沿って樋状の湾曲溝が形成され通常は直状態を保持し、湾曲溝の裏側である膨出面側に外力を加えることにより、瞬時に長手方向に沿う樋状の湾曲溝の全体が平らに変形すると同時に該板バネ全体がリング状に変形し、リング状に変形した板バネの両端を引き離して元の直状態に伸ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝が再現して直状態に戻る特性であることで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項5よれば、長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、該開口部に、止着手段を備えて該開口部を開閉可能に形成したことで解決される。
本考案のグリップの化学発光式表示灯によれば、化学発光式表示灯の本体は、収納ケースと化学発光体とから構成され、該収納ケースは、表面を柔軟性かつ透光性を有する素材からなる再帰反射材と裏面を柔軟性かつ光反射性の高い色調を有する素材からなる裏面材とから長方形に形成し、該再帰反射材は、表面側に平滑面、裏面側に再帰反射のためのプリズム面が形成され、該収納ケースの該再帰反射材と該裏面材との間に封入された化学発光体が発する光が、透光性を有する再帰反射材のプリズム面から外方に向けて透過することによって、該プリズム面の光拡散作用によって拡散して、より効果的に化学発光体自体の視認性を向上させた化学発光式の表示灯を提供するとともに、化学発光体の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、該再帰反射材の再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための反射器具として手軽に安全、かつ多用途に用いることができる化学発光式表示灯を提供することを可能とした。
化学発光式表示灯本体の構成を示す図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 収納ケースの部分拡大図である。 化学発光式表示灯の使用状態を示す図である。 化学発光式表示灯の使用状態を示す図である。 化学発光式表示灯の使用状態を示す図である。 化学発光式表示灯の構成を示す図である。(第2実施例) 化学発光式表示灯の構成を示す図である。(第3実施例) 図9におけるB−B線断面図である。(第3実施例) 図9におけるC−C線断面図である。(第3実施例) 化学発光式表示灯の使用状態を示す図である。(第3実施例)
以下、本考案の化学発光式表示灯の第1の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、化学発光式表示灯本体の構成を示す図、図2及び3は、化学発光式表示灯の図1におけるA−A線断面図である。化学発光式表示灯の本体(1)は、収納ケース(2)と化学発光体(3)とから構成され、化学発光体(3)は、収納ケース(2)の内部に封入される。
収納ケース(2)は、表面を再帰反射材(2a)、裏面を裏面材(2d)から形成される。表面の再帰反射材(2a)は、柔軟性を有するフィルム状の素材から形成され、ホワイト、蛍光オレンジ、蛍光イエローなどの透光性を有する塩化ビニール、ポリエチレン、ポリウレタンなどの素材からなる。裏面の裏面材(2d)は、再帰反射材(2a)と同様に塩化ビニール、ポリエチレン、ポリウレタンなどの素材からなり、再帰反射材(2a)の再帰反射の効果を高めるため素材自体に白色系の着色がなされている。そして、収納ケース(2)は、図2に示されるように、表面の再帰反射材(2a)の裏面側であるプリズム面(2c)側と裏面の裏面材(2d)との間に化学発光体(3)を装填しつつ、周囲を高周波溶着にて接着固定して内部に化学発光体(3)が封入された状態で形成される。
また、図3は、裏面の素材を図2における裏面の裏面材(2d)の代わりに再帰反射材(2a)を用いている。すなわち、表面と裏面の両側に再帰反射材(2a)を用いたのである。再帰反射材(2a)の裏面側であるプリズム面(2c)同士を合わせて化学発光体(3)を装填しつつ、周囲を高周波溶着にて接着固定して内部に化学発光体(3)が封入された状態で形成されるので、図2の状態と比較すれば、より広範囲に光を拡散させることが可能となる。
図4は、収納ケース(2)の部分拡大図である。再帰反射材(2a)は、表面側に平滑面(2b)、裏面側に再帰反射のためのプリズム面(2c)が形成される。化学発光体(3)が発する光は、透光性を有する再帰反射材(2a)のプリズム面(2c)の光拡散作用によって、再帰反射材(2a)の裏面側から外方に拡散し、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として高い視認性を得ることができる。
化学発光体(3)は、スティック状に形成され、外部がプラスチック製チューブ、内部にはガラスアンプルが入った二重構造で、それぞれに液体が封入されており、外部のプラスチック製チューブを軽く折り曲げることで内部のガラスアンプルが割れ、二つの液体が混ざり化学反応を起して発光する。
このように収納ケース(2)の内部に化学発光体(3)を封入して構成された本体(1)は、透光性を有する再帰反射材(2a)のプリズム面(2c)の光拡散作用によって、化学発光体(3)が発する光を再帰反射材(2a)の裏面側から外方広範囲に拡散させて照射する効果をもたらす。化学発光体(3)だけを単独で露出した状態でも外方に光が照射され視認性を得るが、再帰反射材(2a)の裏面側から光を透過させて拡散させることよりより効果的に化学発光体(3)自体の視認性を向上させることが可能となるのである。図3に示されるように収納ケース(2)の表裏両面に再帰反射材(2a)を用いれば、周囲360度に亘って危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として高い視認性を得ることができる。また、収納ケース(2)は、周囲を高周波溶着にて接着固定して内部に化学発光体(3)を封入しているので、化学発光体(3)から万が一の液漏れがあった場合であっても、外部への漏洩を防止することができる。
このように、本考案においては、再帰反射材(2a)の裏面側から光を透過させて拡散させることで危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための表示灯として高い視認性を得ることを大きな特徴としているが、それだけではなく、化学発光体(3)の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときであっても、再帰反射材(2a)による本来の再帰反射効果によって、自動車のヘッドライトやハンディライトが照射されたときに高い視認性を得ることができ、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための反射器具としても手軽かつ安全で効果的に活用することができる特徴を併せ持つのである。また、化学発光体(3)の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、本体(1)を新しいものに交換するだけであるので取り扱いが容易であり使い勝手にも優れるものである。
図5乃至7は、本体(1)の使用状態を示す図で、図5は、本体(1)をスタンド(5)にセットした状態、図6は、三角コーン(6)の頂部にセットした状態、図7は、水難救命用フロート(7)にセットした状態で、状況に応じて様々な条件下において、手軽に安全、かつ多用途に用いることができる。図6の三角コーン(6)の頂部にセットした状態にあっては、本体(1)の一部が三角コーン(6)内に位置するので、三角コーン(6)自体も発光することになり、より視認性を高めることも可能である。また、図示しないが本体(1)に吊下用のフックを備えたり、窓ガラスなどの平滑面に吸着可能な吸盤を備えてもよい。さらに、自動車であれば、本体(1)をそのままサイドウィンドウに挟み込んで非常灯として使用してもよい。
本考案の化学発光式表示灯の第2の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図8は、化学発光式表示灯の本体(1)の構成を示す図である。
第2実施例における化学発光式表示灯の本体(1)は、周囲を高周波溶着にて接着固定してされた収納ケース(2)の短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部(2e)を備えるとともに、化学発光体(3)を開口部(2e)から装脱自在に備えたことを特徴としている。なお、収納ケース(2)の再帰反射材(2a)や裏面材(2d)などの構成は第1実施例と同一であるので説明は省略する。
開口部(2e)を開口して備えた収納ケース(2)は、いわば封筒状に形成され、化学発光体(3)が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときに化学発光体(3)だけを交換することができるので、本体(1)ごと交換するよりも低コスト化が可能となる。開口部(2e)は、通常は開放したままでも特に差し支えなく、開放部分を折り畳んだり、クリップで挟んで留めたりして使用しても差し支えない。また、特に図示しないが、開口部(2e)に、止着手段を備えて開口部(2e)を開閉可能に形成してもよい。止着手段としては例えば、公知の凸凹を嵌め合って止着するチャックやスナップホックなどが挙げられる。なお、第2実施例の本体(1)を図5及び図6のような状態で使用する場合は、開口部(2e)を上方に向けてセットすれば、万が一の化学発光体(3)から液漏れがあったとしても、外部への漏洩を防止することができる。
本考案の化学発光式表示灯の第3の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。図9は、化学発光式表示灯の本体(1)の構成を示す図、図10は、図9におけるB−B線断面図である。図11は、図9におけるC−C線断面図である。
第3実施例における化学発光式表示灯の本体(1)は、第2実施例と同様に周囲を高周波溶着にて接着固定してされた収納ケース(2)の短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断して開放するかして開口部(2e)を備えるとともに、板バネ(4)を開口部(2e)から装脱自在に備えたことを特徴としている。なお、収納ケース(2)の再帰反射材(2a)や裏面材(2d)などの構成は第1実施例と同一であるので説明は省略する。
開口部(2e)を開口して備えた収納ケース(2)は、第2実施例と同様に封筒状に形成され、化学発光体(3)が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときの化学発光体(3)を開口部(2e)から抜き取って、代わりに板バネ(4)を挿入して、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所などを示すための反射器具として利用することが可能となる。
図11に示されるように、板バネ(4)は、長手方向に沿って樋状の湾曲溝(4a)が形成され通常は直状態を保持する。また、湾曲溝(4a)の膨出面(4b)側の長手方向の一部に図10に示される矢印方向に外力が加わることにより、瞬時に長手方向に沿う樋状の湾曲溝(4a)の全体が平らに変形すると同時に板バネ(4)全体が図12に示されるようにリング状に変形する。元の直状態に戻す際は、リング状に変形した板バネ(4)の両端を引き離して元の直状態に伸ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝(4a)が再現して直状態に戻る。
図12は、本体(1)の使用状態を示す図で、被装着部に巻き付けた状態を示している。本体(1)を被装着部に巻き付けるときは、直状態の本体(1)の湾曲溝(4a)の膨出面(4b)側を被装着部に当てることで図10における矢印方向に外力が加わり、瞬時にリング状に変形して巻き付けられる。
以上のように構成された本体(1)は、被装着部として例えば身体であれば、腕、手首、足首などに巻き付けることによって、夜間や暗所での他者(自動車の運転者など)からの視認性を向上させ、安全性を高める効果を得ることができる。また、建築現場、建築資材置場、災害地であれば、棒状部分など怪我を誘発する危険性の高い部位に巻き付けることによって、夜間や暗所での視認性を向上させ、安全性を高める効果を得ることができる。
1 本体
2 収納ケース
2a 再帰反射材
2b 平滑面
2c プリズム面
2d 背面材
2e 開口部
3 化学発光体
4 板バネ
4a 湾曲溝
4b 膨出面
5 スタンド
6 三角コーン
7 水難救命用フロート

Claims (5)

  1. 化学発光式表示灯の本体は、収納ケースと化学発光体とから構成され、該収納ケースは、表面を柔軟性かつ透光性を有する素材からなる再帰反射材と、裏面を柔軟性かつ光反射性の高い色調を有する素材からなる裏面材とから長方形に形成され、該再帰反射材は、表面側に平滑面、裏面側に再帰反射のためのプリズム面が形成され、該収納ケースの該再帰反射材と該裏面材との間に封入された化学発光体が発する光が、透光性を有する再帰反射材のプリズム面から外方に向けて透過することによって、該プリズム面の光拡散作用によって拡散して危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための表示灯として利用することができるとともに、化学発光体の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、該再帰反射材の再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための反射器具として利用できることを特徴とする化学発光式表示灯。
  2. 化学発光式表示灯の本体は、収納ケースと化学発光体とから構成され、該収納ケースは、表面及び裏面を柔軟性かつ透光性を有する素材からなる再帰反射材から長方形に形成され、該再帰反射材は、表面側に平滑面、裏面側に再帰反射のためのプリズム面が形成され、該収納ケースの該再帰反射材の間に封入された化学発光体が発する光が、透光性を有する再帰反射材のプリズム面から外方に向けて透過することによって、該プリズム面の光拡散作用によって拡散して危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための表示灯として利用することができるとともに、化学発光体の発光が実用上の明るさではなくなったり、発光が終わったりしたときは、該再帰反射材の再帰反射作用によって、危険箇所、警告箇所、警戒箇所、誘導箇所を示すための反射器具として利用できることを特徴とする化学発光式表示灯。
  3. 長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、該化学発光体を該開口部から装脱自在に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の化学発光式表示灯。
  4. 長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、板バネを該開口部から装脱自在に備え、該板バネは、長手方向に沿って樋状の湾曲溝が形成され通常は直状態を保持し、湾曲溝の裏側である膨出面側に外力を加えることにより、瞬時に長手方向に沿う樋状の湾曲溝の全体が平らに変形すると同時に該板バネ全体がリング状に変形し、リング状に変形した板バネの両端を引き離して元の直状態に伸ばすと再び長手方向に沿う湾曲溝が再現して直状態に戻る特性であることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の化学発光式表示灯。
  5. 長方形に形成された該収納ケースの短辺の内の一辺をあらかじめ開放するか、切断するかして開口部を備えるとともに、該開口部に、止着手段を備えて該開口部を開閉可能に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の化学発光式表示灯。
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