JP3195146U - 吸水性製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】焼成した珪藻土を破砕、又は粉砕した造粒物を石膏や磁器/陶器、セメント、石灰などと混合し再利用することを特徴とした、珪藻土の破片を利用した吸水性製品を提供する。【解決手段】廃材珪藻土1を、破砕、又は粉砕して造粒物100を生成した後、造粒物100を、釜2、炉等の加熱手段3において、略600℃〜略800℃で焼成して焼結造粒物101を生成する。この焼結造粒物101に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる硬質性原料の粒子6を、混合し、必要により、接着剤を添加し、十分混合して生成、又は焼結造粒物101が、表面側、及び/又は、裏面側に、集めて生成したタイル素地102(吸水性製品素地)を造り上げる。このタイル素地「タイル素材」102をプレス、金型、又は手作業等の成形装置5を利用して成形することで、吸水性製品7ができる。【選択図】図1
Description
本考案は、焼成した珪藻土の破片(破砕、又は粉砕した造粒物)を石膏や磁器/陶器、セメント、石灰などと混合し再利用することを特徴とした、珪藻土の破片を利用した吸水性製品に関する。
従来の珪藻土製品としては、下記のような製品である。
(1) 切り出した生珪藻土を刃物等で成形し、略600℃〜略800℃で焼成し固めたものである。例えば、コンロ/七輪が該当する。
(2) 粉砕した生の珪藻土を金型に入れ、圧力と加熱で固めた物。例えば、コンロ/七輪/レンガが該当する。
(3) 生の珪藻土と石膏、石灰、セメントなどと混合し、固めた物。例えば、コースター、バスマット、壁材が該当する。
(1) 切り出した生珪藻土を刃物等で成形し、略600℃〜略800℃で焼成し固めたものである。例えば、コンロ/七輪が該当する。
(2) 粉砕した生の珪藻土を金型に入れ、圧力と加熱で固めた物。例えば、コンロ/七輪/レンガが該当する。
(3) 生の珪藻土と石膏、石灰、セメントなどと混合し、固めた物。例えば、コースター、バスマット、壁材が該当する。
そして、「焼成した珪藻土」を、破砕、又は粉砕してできた焼結造粒物(焼成珪藻土造粒物)と、他の素材、例えば、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合した製品(品物、物等)、或いは「珪藻土」を、破砕、又は粉砕し、造粒物を生成し、この造粒物を焼成してできた焼結造粒物(チップ)と、他の素材、例えば、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合した製品、は製品化されていない。
尚、従来技術として、特許文献を調査したので、下記に各例を挙げて検討する。
特開2002−369755号公報(文献1)に記載の「足拭きマット装置」は、珪藻土、鹿沼土等の調湿性原料と、粘土、珪石、陶石等の無機質硬質原料とを混合し、施釉し、その後焼結する構造である。電気ヒータを付設する足拭きマットである。
特開2006−34797号公報(文献2)に記載の「足拭きマット」は、高吸水性タイルを、珪藻土で作る構造であり、具体的には、珪藻土を含む粘土を焼結後に、粉砕し、所定の造粒物を成形する。その後、800℃〜1200℃で焼結して成形する足拭きマットである。
文献1と文献2において、珪藻土を利用することの開示はある。しかし、珪藻土を破砕、又は粉砕して、焼結し、焼結造粒物を成形し、焼結造粒物とその他の原料とを混合して、型枠等を利用して成形した後、さらに焼結して固形化する構造である。このように、珪藻土を、二回に亙り、焼結することから、珪藻土が保有する気孔が減少化し、吸水性が低下する。これにより、珪藻土が本来有する吸水性が、確保されない問題がある。
上記に鑑み、本考案は、焼成した珪藻土を、破砕、又は粉砕(砕片)して焼結造粒物(焼結珪藻土造粒物)、又は珪藻土を生成し、砕片してできた珪藻土造粒物(造粒物)、又は珪藻土を焼結してできた焼結造粒物(焼成珪藻土)に、それぞれ石膏や磁器、陶器、又はセメント、石灰等の硬質性原料と混合し、珪藻土の吸水性の低下を少なくするとともに(珪藻土が本来有する吸水性を確保し)、廃棄される珪藻土の再利用を図ること、等を意図する。
また、焼結珪藻土(焼成珪藻土)は、未焼結珪藻土(生)に比べ吸水性が優れている。そのために、本考案では、造粒物を、略600℃〜略800℃で焼成し(通常、1200℃に焼成すると吸水性が悪くなる)、焼結造粒物とする。焼結造粒物は、水に溶けにくく、強度も強くなる。これにより、生珪藻土の水に溶け易く、かつ強度が弱いという難点を克服する。又は、焼結造粒物の形状を確保し、特異な柄を作り出すこと、或いは、他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持を図ること、等を意図する。
請求項1の考案は、珪藻土(の廃材)を破砕、又は粉砕して造粒物(廃材造粒物)とし、造粒物を略600℃〜略800℃で焼成して焼結造粒物(焼結砕片造粒物)とし、焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、必要により、接着剤を添加して成形装置で成形した吸水性製品であり、(1.)に、珪藻土を、破砕、又は粉砕してできた造粒物を焼結し、焼結造粒物に、それぞれ石膏や磁器、陶器、又はセメント、石灰等の硬質性原料を混合し、珪藻土の吸水性の低下を少なくするとともに(珪藻土が本来有する吸水性を確保し)、廃棄される珪藻土の再利用が図れること、等の特徴がある。(2.)に、焼結珪藻土は、未焼結珪藻土(生)に比べ吸水性が優れている。そのために、造粒物を、略600℃〜略800℃で焼成し(通常、1200℃に焼成すると吸水性が悪くなる)、焼結造粒物とする。焼結造粒物は、水に溶けにくく、強度も強くなる。これにより、生珪藻土の水に溶け易く、かつ強度が弱いという難点を克服し、かつ焼結造粒物の形状を確保し、特異な柄を作り出すこと、或いは、他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
請求項2の考案は、珪藻土(の廃材)を略600℃〜略800℃で焼成して焼結(廃材)珪藻土とし、焼結(廃材)珪藻土を破砕、又は粉砕して焼結造粒物とし、焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、必要により、接着剤を添加して成形装置で成形した吸水性製品であり、(3.)に、焼成した珪藻土を、破砕、又は粉砕して生成した焼結造粒物に、それぞれ石膏や磁器、陶器、又はセメント、石灰等の硬質性原料を混合し、珪藻土の吸水性の低下を少なくするとともに(珪藻土が本来有する吸水性を確保し)、廃棄される珪藻土の再利用が図れること、等の特徴がある。(2.)に、焼結珪藻土は、未焼結珪藻土(生)に比べ吸水性が優れている。そのために、造粒物を、略600℃〜略800℃で焼成し(通常、1200℃に焼成すると吸水性が悪くなる)、焼結造粒物とする。焼結造粒物は、水に溶けにくく、強度も強くなる。これにより、生珪藻土の水に溶け易く、かつ強度が弱いという難点を克服し、かつ焼結造粒物の形状を確保し、特異な柄を作り出すこと、或いは、他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
請求項3の考案は、吸水性製品が、バスマット、傘立て、まな板スタンド、コースター、又は歯ブラシスタンド、石鹸置き、或いはタイル、ブロックでなる品物とする吸水性製品であり、請求項1、又は請求項2に記載の(1.)〜(3.)の特徴と実益を達成できることと、この(1.)〜(3.)の特徴と実益の達成に最適な、吸水性製品を提供できる。
以下、本考案の各実施例を説明する。
図1の第1実施例を示したタイルを成形するための工程模式図において、廃材珪藻土1(例えば、切り出した珪藻土、珪藻土製品/半製品の不良品・廃材・残滓であり、主として、生の珪藻土である。以下同じ)を、破砕、又は粉砕して造粒物100(砕片造粒物)を生成した後、造粒物100を、釜2、炉等の加熱手段3において、略600℃〜略800℃で焼成して焼結造粒物101(焼結砕片造粒物)を生成する
(例えば、切り出した珪藻土を略600℃〜略800℃で焼成し、破砕、又は粉砕して粒物「造粒物」とする。以下同じ)。この焼結造粒物101に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる硬質性原料の粒子6を、例えば、40〜60%混合し、必要により、図示しない接着剤を添加し、十分混合して生成、又は焼結造粒物101が、表面側、及び/又は、裏面側に、集めて生成したタイル素地102(吸水性製品素地)を造り上げる。このタイル素地「タイル素材」102(コースター素地「コースター素材」102a)をプレス、金型、又は手作業等の成形装置5を利用して成形することで、吸水性製品7(この一例では、タイル)かできる。この実施例の如く、最初に、廃材珪藻土1を破砕等し、かつ焼成して焼結造粒物101とすることで、前述の如く、水に溶けにくく、強度も強くなる。焼結造粒物101の形状を確保できることと、これにより、柄表現を可能とし、かつ品質・価格・美感等の向上に役立つこと、又は他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
図2の第2実施例を示したタイルを成形するための工程模式図において、廃材珪藻土1A(廃材珪藻土1Aは、例えば、切り出した珪藻土、珪藻土製品/半製品の不良品・廃材・残滓であり、主として、生の珪藻土である)を、釜2、炉等の加熱手段3で、略600℃〜略800℃で焼成し、焼結珪藻土100Aを生成する(例えば、切り出した珪藻土を、略600℃〜略800℃で焼成する)。焼結珪藻土100Aを破砕、又は粉砕して焼結造粒物101A(焼結砕片造粒物)を生成する(例えば、焼成済の切り出した珪藻土を、破砕、又は粉砕して粒物「造粒物」とする)。この焼結造粒物101Aに、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる硬質性原料の粒子6を、例えば、40〜60%混合し、必要により、図示しない接着剤を添加し、十分混合して生成、又は焼結造粒物101Aが、表面側、及び/又は、裏面側に、集めて生成したタイル素地102A(吸水性製品素地)を造り上げる。このタイル素地「タイル素材」102(コースター素地「コースター素材」102a)をプレス、金型、又は手作業等の成形装置5を利用して成形することで、吸水性製品7(この一例では、タイル)かできる。この実施例の如く、最初に、廃材珪藻土1を焼成、かつ破砕等して焼結造粒物101Aとすることで、前述の如く、水に溶けにくく、強度も強くなる。焼結造粒物101Aの形状を確保できることと、これにより、柄表現を可能とし、かつ品質・価格・美感等の向上に役立つこと、又は他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
(例えば、切り出した珪藻土を略600℃〜略800℃で焼成し、破砕、又は粉砕して粒物「造粒物」とする。以下同じ)。この焼結造粒物101に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる硬質性原料の粒子6を、例えば、40〜60%混合し、必要により、図示しない接着剤を添加し、十分混合して生成、又は焼結造粒物101が、表面側、及び/又は、裏面側に、集めて生成したタイル素地102(吸水性製品素地)を造り上げる。このタイル素地「タイル素材」102(コースター素地「コースター素材」102a)をプレス、金型、又は手作業等の成形装置5を利用して成形することで、吸水性製品7(この一例では、タイル)かできる。この実施例の如く、最初に、廃材珪藻土1を破砕等し、かつ焼成して焼結造粒物101とすることで、前述の如く、水に溶けにくく、強度も強くなる。焼結造粒物101の形状を確保できることと、これにより、柄表現を可能とし、かつ品質・価格・美感等の向上に役立つこと、又は他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
図2の第2実施例を示したタイルを成形するための工程模式図において、廃材珪藻土1A(廃材珪藻土1Aは、例えば、切り出した珪藻土、珪藻土製品/半製品の不良品・廃材・残滓であり、主として、生の珪藻土である)を、釜2、炉等の加熱手段3で、略600℃〜略800℃で焼成し、焼結珪藻土100Aを生成する(例えば、切り出した珪藻土を、略600℃〜略800℃で焼成する)。焼結珪藻土100Aを破砕、又は粉砕して焼結造粒物101A(焼結砕片造粒物)を生成する(例えば、焼成済の切り出した珪藻土を、破砕、又は粉砕して粒物「造粒物」とする)。この焼結造粒物101Aに、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる硬質性原料の粒子6を、例えば、40〜60%混合し、必要により、図示しない接着剤を添加し、十分混合して生成、又は焼結造粒物101Aが、表面側、及び/又は、裏面側に、集めて生成したタイル素地102A(吸水性製品素地)を造り上げる。このタイル素地「タイル素材」102(コースター素地「コースター素材」102a)をプレス、金型、又は手作業等の成形装置5を利用して成形することで、吸水性製品7(この一例では、タイル)かできる。この実施例の如く、最初に、廃材珪藻土1を焼成、かつ破砕等して焼結造粒物101Aとすることで、前述の如く、水に溶けにくく、強度も強くなる。焼結造粒物101Aの形状を確保できることと、これにより、柄表現を可能とし、かつ品質・価格・美感等の向上に役立つこと、又は他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
前記工程で生成された吸水性製品7は、例えば、図3の(イ)〜(ニ)に示した一例の如く、タイル700と、コースター701とする。
図3の(イ)は、全体を示し、同(ロ)は、(イ)の部分拡大図である。基本は、市松に配した焼結造粒物101(焼結造粒物101A)に、他の焼結造粒物101をランダムに配した構造であり、粋な柄8を形成したタイル700である。図中において、粒子6は石膏を示している。
図3の(ハ)は、全体を示し、同(ニ)は、(ハ)の裏面図である。基本は、焼結造粒物101をランダムに配した構造であり、粋な柄8を形成したコースター602である。
図示しないが、柄8無しの、所謂、無地もある。
以上で説明した各実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な目的と構造、並びに効果、及び/又は、特徴を有する他の構造、手段等の吸水性製品7は、本考案の範疇である。
1 廃材珪藻土
100 造粒物
101 焼結造粒物
102 タイル素地
102a コースター素地
1A 廃材珪藻土
100A 焼結珪藻土
101A 焼結造粒物
102A タイル素地
102Aa コースター素地
2 釜
3 加熱手段
5 成形装置
6 粒子
7 吸水性製品
700 タイル
701 コースター
8 柄
100 造粒物
101 焼結造粒物
102 タイル素地
102a コースター素地
1A 廃材珪藻土
100A 焼結珪藻土
101A 焼結造粒物
102A タイル素地
102Aa コースター素地
2 釜
3 加熱手段
5 成形装置
6 粒子
7 吸水性製品
700 タイル
701 コースター
8 柄
請求項1の考案は、珪藻土(の廃材)を破砕、又は粉砕して造粒物(廃材造粒物)とし、造粒物を600℃〜800℃で焼成して焼結造粒物(焼結砕片造粒物)とし、焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、接着剤を添加して成形装置で成形した吸水性製品であり、(1.)に、珪藻土を、破砕、又は粉砕してできた造粒物を焼結し、焼結造粒物に、それぞれ石膏や磁器、陶器、又はセメント、石灰等の硬質性原料を混合し、珪藻土の吸水性の低下を少なくするとともに(珪藻土が本来有する吸水性を確保し)、廃棄される珪藻土の再利用が図れること、等の特徴がある。(2.)に、焼結珪藻土は、未焼結珪藻土(生)に比べ吸水性が優れている。そのために、造粒物を、略600℃〜略800℃で焼成し(通常、1200℃に焼成すると吸水性が悪くなる)、焼結造粒物とする。焼結造粒物は、水に溶けにくく、強度も強くなる。これにより、生珪藻土の水に溶け易く、かつ強度が弱いという難点を克服し、かつ焼結造粒物の形状を確保し、特異な柄を作り出すこと、或いは、他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
請求項2の考案は、珪藻土(の廃材)を略600℃〜略800℃で焼成して焼結(廃材)珪藻土とし、焼結(廃材)珪藻土を破砕、又は粉砕して焼結造粒物とし、焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、接着剤を添加して成形装置で成形した吸水性製品であり、(3.)に、焼成した珪藻土を、破砕、又は粉砕して生成した焼結造粒物に、それぞれ石膏や磁器、陶器、又はセメント、石灰等の硬質性原料を混合し、珪藻土の吸水性の低下を少なくするとともに(珪藻土が本来有する吸水性を確保し)、廃棄される珪藻土の再利用が図れること、等の特徴がある。(2.)に、焼結珪藻土は、未焼結珪藻土(生)に比べ吸水性が優れている。そのために、造粒物を、略600℃〜略800℃で焼成し(通常、1200℃に焼成すると吸水性が悪くなる)、焼結造粒物とする。焼結造粒物は、水に溶けにくく、強度も強くなる。これにより、生珪藻土の水に溶け易く、かつ強度が弱いという難点を克服し、かつ焼結造粒物の形状を確保し、特異な柄を作り出すこと、或いは、他の原料との混合度合いの良好性を確保しつつ、強度の向上と、吸水性の維持が図れること、等の実益がある。
請求項3の考案は、吸水性製品が、バスマット、傘立て、まな板スタンド、コースター、又は歯ブラシスタンド、石鹸置き、或いはタイル、ブロックのいずれか1つからなる吸水性製品であり、請求項1、又は請求項2に記載の(1.)〜(3.)の特徴と実益を達成できることと、この(1.)〜(3.)の特徴と実益の達成に最適な、吸水性製品を提供できる。
Claims (3)
- 珪藻土を破砕、又は粉砕して造粒物とし、この造粒物を略600℃〜略800℃で焼成して焼結造粒物とし、この焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、必要により、接着剤を添加して成形装置で成形して構成した吸水性製品。
- 珪藻土を略600℃〜略800℃で焼成して焼結珪藻土とし、この焼結珪藻土を破砕、又は粉砕して焼結造粒物とし、この焼結造粒物に、石膏、セメント、漆喰、又は粘土でなる粒子とを混合し、必要により、接着剤を添加して成形装置で成形して構成した吸水性製品。
- 前記吸水性製品が、バスマット、傘立て、まな板スタンド、コースター、又は歯ブラシスタンド、石鹸置き、或いはタイル、ブロックでなる品物とする構成とした請求項1、又は請求項2に記載の吸水性製品。
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JP2017137220A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 有限会社城崎デザイン研究所 | 被覆珪藻土、被覆珪藻土を含む製品、及び被覆珪藻土の製造方法 |
KR102214712B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2021-02-10 | 주식회사 텐핑 | 칫솔 살균 장치 |
KR102216584B1 (ko) * | 2020-04-20 | 2021-02-18 | 라이프앤어스 주식회사 | 친환경 규조토 트레이 및 그 제조방법 |
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