JP3194832U - ヒンジ、および、それに用いる緩衝装置 - Google Patents

ヒンジ、および、それに用いる緩衝装置 Download PDF

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秀江 ▲梁▼
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Abstract

【課題】異なる緩衝作用を有する緩衝装置を有するヒンジを提供する。【解決手段】ヒンジは、ヒンジアーム22、ヒンジフレーム20、少なくとも一つのバネ24、保持座64、ダンパー66、及び調整部材を有する。ヒンジフレーム20はヒンジアーム22に軸着し、収容室40を有する。少なくとも一つのバネ24は、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して軸回転し閉じる時、閉じる弾力を与えて閉じる動作を完了させる。保持座64は、ヒンジフレーム20の収納室40に取り付け、通路を有する。ダンパー66は、保持座64の通路内に取り付けられ、ヒンジアーム22に対応させて緩衝作用力を生じさせる。調整部材は保持座64に可動するように取り付け、少なくとも二つの接触部及び表面を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、ヒンジ、および、それに用いる緩衝装置に関する。
特許文献1ではヒンジの緩衝装置が開示されている。特許文献1の説明書の内容から理解できるように、緩衝ヒンジはヒンジフレーム10、ヒンジアーム12、少なくとも一つのバネ14、保持座16、ダンパー18、及び調整部材20を含む。ヒンジアーム12はヒンジフレーム10に軸着し、ヒンジフレーム10は収納室36を有する。バネ14はヒンジフレーム10の収納室36内に取り付け、ヒンジフレーム10はヒンジアーム12に対して軸回転し、閉じる時に閉じる弾力を提供する。
保持座16はヒンジフレーム10の収納室36内に取り付けて固定する。保持座16はダンパー18を設置するための通路72を有する。ダンパー18は、保持座16の通路72内に取り付け、ヒンジアーム12に対応させ、ピストンロッド76を有する。調整部材20は保持座16に可動するように取り付け、調整部材20は突出部92を有し、突出部92はダンパー18のピストンロッド76に対応させる。調整部材20が保持座16に対して第一位置まで移動した時、調整部材20の突出部92はダンパー18のピストンロッド76に照準を合わせる。ヒンジフレーム10がヒンジアーム12に対して閉じ合わせられると、ダンパー18はヒンジアーム12に押されて移動し、これにより、ダンパー18のピストンロッド76は調整部材20の突出部92を押圧し、内側に収縮して緩衝作用を生じさせる。調整部材20が保持座16に対して第二位置まで移動した時、調整部材20の突出部92はダンパー18のピストンロッド76の対応位置から離れる。ヒンジフレーム10がヒンジアーム12に対して閉じ合わせられると、ダンパー18のピストンロッド76は調整部材20の突出部92を押圧して緩衝作用を生じさせることができなくなる。
米国特許第8,561,262 B1号明細書
前述の説明で明らかにされる通り、調整部材20が保持座16に対して第一位置まで移動した時、緩衝装置のピストンロッド76は緩衝作用を生じさせる。調整部材20が保持座16に対して第二位置まで移動した時、緩衝装置のピストンロッド76は調整部材の突出部を押圧できないため緩衝作用を生じさせられない。即ち、前記特許文献1の緩衝装置が提供する緩衝作用には、オンONもしくはオフOFFの二種類の状態しかない。よって、緩衝作用の調整メカニズムを備えていない場合、緩衝装置にはやはり設計上での改善点が残る。
本考案の目的は、ヒンジ、および、当該ヒンジに用いられ異なる緩衝作用を有する緩衝装置を提供することにある。
本考案の一態様によるヒンジは、ヒンジアーム、ヒンジフレーム、少なくとも一つのバネ、保持座、ダンパー、及び調整部材を有する。ヒンジフレームはヒンジアームに軸着し、ヒンジフレームは収容室を有する。少なくとも一つのバネはヒンジフレームがヒンジアームに対して軸回転し閉じられる時、閉じる弾力を提供する。保持座はヒンジフレームの収納室に取り付け、保持座は、通路を有する。ダンパーは保持座の通路内に取り付けられ、ヒンジアームに対応させる。ダンパーはピストンロッドを有する。調整部材は保持座に可動するように取り付け、調整部材は、表面、第一接触部、及び第二接触部を有する。第一接触部と表面の間には第一距離を有し、第二接触部と表面の間には第二距離を有し、第一距離は第二距離より大きくする。調整部材が保持座に対して第一位置まで移動した時、調整部材の第一接触部は、ダンパーのピストンロッドに対応する。ヒンジフレームがヒンジアームに対して閉じられる時、ダンパーがヒンジアームに押圧されて移動すると、ダンパーのピストンロッドは、調整部材の第一接触部を押圧して緩衝作用を生じさせる。調整部材が保持座に対して第二位置まで移動した時、調整部材の第二接触部は、ダンパーのピストンロッドに対応する。ヒンジフレームがヒンジアームに対して閉じられる時、ダンパーがヒンジアームに押圧されて移動すると、ダンパーのピストンロッドは、調整部材の第二接触部を押圧して緩衝作用を生じさせる。
調整部材は嵌着部を有する。保持座は上部を有し、上部のエッジは第一接合部、第二接合部を有する。調整部材が操作され、保持座に対して第一位置まで移動した時、調整部材の嵌着部は、保持座の第一接合部を押圧し、調整部材が操作され、保持座に対して第二位置まで移動した時、調整部材の嵌着部は、保持座の第二接合部を押圧する。
調整部材は第三接触部をさらに有する。第三接触部と表面の間には第三距離を有し、第二接触部と表面の間の第二距離は第三距離より大きくする。調整部材が保持座に対して第三位置まで移動した時、調整部材の第三接触部は、ダンパーのピストンロッドに対応する。ヒンジフレームがヒンジアームに対して閉じられる時、ダンパーがヒンジアームに押圧されて移動すると、ダンパーのピストンロッドは、調整部材の第三接触部を押圧して緩衝作用を生じさせる。調整部材は嵌着部を有する。保持座は上部を有し、上部のエッジは第一接合部、第二接合部、及び第三接合部を有する。調整部材が操作され、保持座に対して第一位置まで移動した時、調整部材の嵌着部は、保持座の第一接合部を押圧し、調整部材が操作され、保持座に対して第二位置まで移動した時、調整部材の嵌着部は、保持座の第二接合部を押圧する。調整部材が操作され、保持座に対して第三位置まで移動した時、調整部材の嵌着部は、保持座の第三接合部を押圧する。保持座には、上部に対応させる下部、及び保持座の上部と下部の間に連結される本体部をさらに有する。下部のエッジはリップ部を有し、調整部材は、保持座の上部と下部のリップ部の間に可動するように取り付ける。調整部材は操作部をさらに有する。保持座の上部は第一標示部、第二標示部、及び第三標示部を有し、調整部材は先端部をさらに有する。調整部材が保持座に対して第一位置まで移動した時、先端部は、第一標示部に対応し、調整部材が保持座に対して第二位置まで移動した時、先端部は、第二標示部に対応し、調整部材が保持座に対して第三位置まで移動した時、先端部は、第三標示部に対応する。
ヒンジフレームは、一対の側壁、一対の側壁の間に連結される底壁、一対の側壁の前端に連結される前端壁、及び一対の側壁の後端に連結される後端壁を有する。一対の側壁、底壁、前端壁、及び後端壁により共同で収納室が形成される。
ヒンジフレームは、一対の側壁、及び一対の側壁の前端に連結される前端壁をさらに有する。一対の側壁は、相互に対応し、前端壁に隣り合わせとなる一対の軸孔を有し、ヒンジアームは一対のカム部、及び一対のカム部の間に連結される軸受け部を有する。ヒンジアームは、軸部材を各側壁の軸孔及びヒンジアームの軸受け部に貫通させることで、ヒンジフレームに対応させて軸着する。
少なくとも一つのバネの数量は一対であり、一対のバネは、ねじりバネ形式であり、各バネは巻き部を有する。ヒンジフレームは、一対の側壁、及び一対の側壁の間に連結される底壁をさらに有する。一対の側壁は、相互に対応する一対のピン孔を有し、底壁は一対の耳部を有し、各耳部は各側壁のピン孔に対応させる貫通孔を有する。各バネはヒンジフレームの各側壁と各耳部の間に取り付け、ピン部材を各側壁のピン孔、各バネの巻き部、及び各耳部の貫通孔に貫通させることで、各バネをヒンジフレームに連結する。
ヒンジフレームは、一対の側壁をさらに有し、一対の側壁は対応し合う定位孔を有し、保持座の両側にはそれぞれ嵌合体を有し、各嵌合体は、対応する各定位孔に嵌入することで、保持座はヒンジフレームの収納室に固定される。
本考案を応用したヒンジは、調整部材の二つ以上の接触部により、ダンパーのピストンロッドが異なる緩衝作用を提供することができるため、操作者は必要な緩衝作用を選択し、家具(或いは類似物)の扉板の開閉操作のニーズに応じることができる特徴を有する。
本考案の一実施形態による緩衝装置を有するヒンジを家具に応用したことを示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるヒンジ及び緩衝装置を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による緩衝装置を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による緩衝装置の保持座及び調整部材を示す斜視図である。 図3の5−5線の断面図であり、第一接触部、第二接触部、及び第三接触部を有する緩衝装置の調整部材を示す図である。 本考案の一実施形態による調整部材が保持座に対して第一位置に調整されると、ダンパーとそれに対応するヒンジアーム間に第一空間が形成されることを示す図である。 本考案の一実施形態による調整部材が保持座に対して第二位置に調整されると、ダンパーとそれに対応するヒンジアーム間に第二空間が形成されることを示す図である。 本考案の一実施形態による調整部材が保持座に対して第三位置に調整されると、ダンパーとそれに対応するヒンジアーム間に第三空間が形成されることを示す図である。 本考案の一実施形態によるヒンジフレームがヒンジアームに対して開いた状態にあることを示す図である。 本考案の一実施形態によるヒンジフレームがヒンジアームに対して開いた状態から第一所定角度まで閉じた状態となったことを示す図である。 本考案の一実施形態によるヒンジフレームがヒンジアームに対して閉じた状態にあることを示す図である。 本考案の一実施形態によるヒンジフレームがヒンジアームに対して開いた状態から第二所定角度まで閉じた状態となったことを示す図である。 本考案の一実施形態によるヒンジフレームがヒンジアームに対して開いた状態から第三所定角度まで閉じた状態となったことを示す図である。
(一実施形態)
図1は、本考案の一実施形態によるヒンジ10及び緩衝装置12を家具14(例えばチェストや類似物等)に応用したことを示す図である。家具14は固定部16及び扉板18を有し、扉板18は固定部16に対して開閉する。
ヒンジ10は、ヒンジフレーム20、ヒンジアーム22、及び少なくとも一つのバネ24を有する。ヒンジフレーム20はヒンジアーム22に軸着し、ヒンジフレーム20は家具14の扉板18に取り付けられ、ヒンジアーム22は家具14の固定部16に取り付けられる。固定部16に対応させる家具14の扉板18が開閉する時、ヒンジフレーム20もまた、ヒンジアーム22に対して開閉する。少なくとも一つのバネ24と緩衝装置12は、ヒンジフレーム20内に取り付けられ、ヒンジアーム22に対してヒンジフレーム20が開かれる過程では、少なくとも一つのバネ24が生じさせる力によって開く力が働き、ヒンジアーム22に対してヒンジフレーム20が閉じられる過程では、緩衝装置12が生じさせる力によって扉を閉じる緩衝力が働く。
図1及び図2に示すとおり、ヒンジフレーム20は一対の側壁26、底壁28、前端壁30、及び後端壁32を有する。一対の側壁26は、相互に対応し、前端壁30に隣り合わせとなる一対の軸孔34、相互に対応する一対のピン孔36、及び相互に対応する一対の定位孔38(視角の関係により、図2ではその内の一つの定位孔38のみを図示)を有する。底壁28は一対の側壁26間に延長、連結され、前端壁30は一対の側壁26の前端に延長、連結され、後端壁32は一対の側壁26の後端に延長、連結される。一対の側壁26、底壁28、前端壁30、及び後端壁32により共同で収納室40が形成される。収納室40内の底壁28は一対の耳部42を有し、各耳部42は各側壁26のピン孔36に対応させる貫通孔44を有する。
ヒンジアーム22は一対のカム部46、及び軸受け部48を有する。軸受け部48はカム部46間に連結され(視角の関係で、図2中にはその内の一つのカム部46のみを図示)、軸部材50を対応するヒンジフレーム20の軸孔34及びヒンジアーム22の軸受け部48に貫通させ、ヒンジアーム22をヒンジフレーム20に軸着する。
少なくとも一つのバネ24は、対応するヒンジフレーム20の収納室40の適当箇所に取り付けられる。ヒンジフレーム20が、ヒンジアーム22に対して軸回転し、閉じられる時、少なくとも一つのバネ24によって、閉じる動作の最終行程において閉じる弾力を提供する。一実施形態において、一対のバネ24を例としたが、これに限定されることはない。一対のバネ24はねじりバネ形式であり、各バネ24は第一ロッド52a、第二ロッド52b、及び第一ロッド52a及び第二ロッド52b間に連結される巻き部54を有する。各バネ24はヒンジフレーム20の側壁26及び耳部42の間に取り付け、ピン部材56を対応する側壁26のピン孔36、バネ24の巻き部54、及び耳部42の貫通孔44に貫通させることで、各バネ24はヒンジフレーム20に連結され、収納室40に固定される。各バネ24の第一ロッド52aは対応するヒンジアーム22のカム部46を押圧する。
各バネ24の第一ロッド52aには何れも保護カバー60を取り付け、各保護カバー60はプラスチック材で製造されるが、これに限定されないものとする。また、保護カバー60には柱状弧面62を設ける。バネ24の第一ロッド52aは、保護カバー60を介して間接的にヒンジアーム22のカム部46を押圧しているため、ヒンジアーム22のカム部46がバネ24の第一ロッド52aにより直接摩耗されて引き起こされる製品の確実度の問題を緩和することができる。保護カバー60の柱状弧面62の働きにより、通常は一定時間使用後、保護カバー60とカム部46間の摩擦接触面が増加し、使用上の確実度を高めることができる。
図2及び図3に示すとおり、緩衝装置は保持座64、ダンパー66、及び調整部材68を有する。
保持座64は対応するヒンジフレーム20の収納室40内に取り付けられる。保持座64は、上部70、上部70に対応する位置にある下部72、及び上部70と下部72間に連結させる本体部74を有する。
上部70の表面は、第一標示部76a、第二標示部76b、及び第三標示部76cを有し(図2参照)、ヒンジフレーム20の後端壁32方向の上部70のエッジは第一接合部78a、第二接合部78b、及び第三接合部78cを有する(図3参照)。第一標示部76a、第二標示部76b、及び第三標示部76cは文字、数字、或いは図形の特徴的な標示とする。これらの特徴的な標示により、操作者は緩衝装置12の提供する各緩衝作用を識別、理解することが可能となる。
下部72のエッジはリップ部80を有し、下部72の両側は嵌合体82をそれぞれ有し、各嵌合体82はヒンジフレーム20の定位孔38に対応して嵌着し合う。これにより、保持座64はヒンジフレーム20の収納室40に取り付けられ、固定される。本体部74は通路84を有する。
ダンパー66は対応する保持座64の通路84内に可動するように取り付けられる。ダンパー66が保持座64の通路84内に取り付けられ、ヒンジアーム22に対応するヒンジフレーム20が閉じた状態となる時、ダンパー66はヒンジアーム22に対応し、ヒンジアーム22に押圧されて移動する。
ダンパー66はピストンロッド86を有し、ピストンロッド86は対応する調整部材68と押圧し合う。ピストンロッド86は、外力による押圧を受けない通常状態において、内部の緩衝アセンブリ(未図示)を介してダンパー66の外部に延長される状態を保持する。外力の押圧を受けた時、ピストンロッド86は、外力に対する緩衝作用力を提供する。ダンパー66の緩衝原理は、当該分野の技術者に理解可能な技術範囲である故、ここでは説明を省略する。
図2〜図4に示すとおり、調整部材68は保持座64に可動するように取り付け、保持座64の上部70と下部72(リップ部80)間に位置させる。調整部材68は上支持部88、上支持部88に対応させる下支持部90、及び表面94を有し、上支持部88と下支持部90の間に連結させる側板92を有する。調整部材68は、上支持部88と下支持部90の何れか一つで、保持座64を可動するように圧する。
また、調整部材68の上支持部88は、先端部96、操作部98、及び嵌着部100を有する。そのうち、調整部材68が調整され、保持座64に対して移動する時、嵌着部100は、保持座64の第一接合部78a、第二接合部78b、或いは第三接合部78cを選択して位置させることができる。これにより、嵌着部100は、第一接合部78a、第二接合部78b、或いは第三接合部78cに簡単に嵌合されて位置決めされる。先端部96は、保持座64の第一標示部76a、第二標示部76b、或いは第三標示部76cを選択することができ、操作者に調整部材68の調整位置を識別させる。また、操作者は、操作部98により、調整部材68の作動の利便を図ることができ、調整部材68を保持座64に対して移動させられる。
図4及び図5に示すとおり、調整部材68の側板92は、第一接触部102、第二接触部104、及び第三接触部106を有する。第一接触部102、第二接触部104、及び第三接触部106と対応する側板92の表面94の間には、それぞれ、第一距離D1、第二距離D2、及び第三距離D3を有し、第一距離D1は第二距離D2より大きく、第二距離D2は第三距離D3より大きい。
図3及び図6に示すとおり、操作者は、操作部98によって調整部材68を操作することで、調整部材68は保持座64に対して第一位置まで移動し、嵌着部100は、対応する第一接合部78aに嵌合されて、それを押圧する(図4参照)。この時、調整部材68の先端部96は、対応する第一標示部76aを指し、ダンパー66のピストンロッド86は第一接触部102に対応する(図6参照)。この状態において、ダンパー66は対応するヒンジアーム22との間に第一空間S1を形成する。
図3及び図7に示すとおり、操作者が操作部98により調整部材68を操作し、調整部材68が保持座64に対して第二位置まで移動した時、嵌着部100は、対応する第二接合部78bに嵌合して、それを圧する。この時、調整部材68の先端部96は、対応する第二標示部76bを指し、ダンパー66のピストンロッド86は、第二接触部104に対応する。この状態において、ダンパー66は対応するヒンジアーム22との間に第二空間S2を形成する。
図3及び図8に示すとおり、操作者が操作部98により調整部材68を操作し、調整部材68が保持座64に対して第三位置まで移動した時、嵌着部100は、対応する第三接合部78cに嵌合して、それを圧する。この時、調整部材68の先端部96は、対応する第三標示部76cを指し、ダンパー66のピストンロッド86は、第三接触部106に対応する。この状態において、ダンパー66は対応するヒンジアーム22との間に第三空間S3を形成する。
図9A〜図9Cには、本考案の一実施形態による調整部材68を第一位置まで移動させた状態を示す。
操作者によって、調整部材68が第一位置に調整され、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して開かれた状態にある時(図9A参照)、ヒンジアーム22は軸部材50の働きによってヒンジフレーム20を軸着し、ヒンジフレーム20は、開かれた状態から操作され、ヒンジアーム22に対して閉じた状態に軸回転する。並びに、閉じる過程において、バネ24は、末段のストロークにおいて閉じる弾力を提供し、バネ24の第一ロッド52aは、保護カバー60を介してヒンジアーム22のカム部46を押圧する。これにより、バネ24の第一ロッド52a或いはヒンジアーム22のカム部46を保護する。
ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して末段ストローク近くまで閉じる過程において(図9B参照)、ヒンジアーム22は、第一空間S1に基づいてダンパー66を押圧する。これにより、ピストンロッド86は、調整部材68の第一接触部102を押圧する。詳細すると、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して第一所定角度θ1まで閉じる時、ヒンジアーム22がダンパー66を押圧すると、ダンパー66は、保持座64の通路84内で移動する。ピストンロッド86は、ダンパー66内部の緩衝アセンブリ108により緩衝作用を生じさせ、ヒンジフレーム20はヒンジアーム22に対して閉じた状態となる(図9C参照)。緩衝アセンブリ108は、ピストン110と弾性部材112を有し、好ましくは、緩衝アセンブリ108はさらに、緩衝媒介流体を有する。実施において、ダンパー66の内部の緩衝アセンブリはニーズに応じて設計可能であり、これに制限されないものとする。
図10に、本考案の一実施形態による調整部材68を第二位置まで移動した状態を示す。
同様に、操作者が調整部材68を第二位置まで移動させた時、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して末段ストローク近くまで閉じる過程において、ヒンジアーム22は、第二空間S2に基づいてダンパー66を押圧する。これにより、ピストンロッド86は、調整部材68の第二接触部104を押圧する。詳細すると、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して第二所定角度θ2まで閉じる時、ヒンジアーム22がダンパー66を押圧すると、ダンパー66は、保持座64の通路84内で移動するため、ピストンロッド86は、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して閉じた状態となるまで緩衝作用を起こす。
図11は本考案の一実施形態による調整部材68を第三位置まで移動させた状態を示す。
同様に、操作者が調整部材68を第三位置まで調整させた時、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して末段ストローク近くまで閉じる過程において、ヒンジアーム22は、第三空間S3に基づいてダンパー66を押圧する。これにより、ピストンロッド86は、調整部材68の第三接触部106を押圧する。詳細すると、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して第三所定角度θ3まで閉じる時、ヒンジアーム22がダンパー66を押圧すると、ダンパー66は、保持座64の通路84内で移動するため、ピストンロッド86は、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して閉じた状態となるまで緩衝作用を起こす。
前述により理解される通り、保持座64に対する調整部材68の位置が調整されることにより、ヒンジフレーム20がヒンジアーム22に対して末段ストローク近くまで閉じる過程において、ヒンジアーム22は、この調整に基づいてダンパー66を押圧し、ダンパー66は必要な緩衝作用を生じさせる。よって、家具の扉板を閉じる際の緩衝ニーズを満足させ、扉板(或いは家具)及び家具に対応する扉板の固定部を閉じる際の雑音防止効果を実現する。
総合すると、緩衝装置12は少なくとも二つ以上で、調整部材表面との間に異なる距離を備えた接触部を有する。緩衝装置12の提供する緩衝作用は、調整を選択することができ、緩衝に対する異なるニーズに応じることができる。
本考案は前述の実施形態により開示される通りであるが、前記形態は本考案に制約を加えるものではなく、本考案によって保護される範囲は、実用新案登録請求の範囲を基準とすることを明記する。
10 ヒンジ
12 緩衝装置
14 家具
16 固定部
18 扉板
20 ヒンジフレーム
22 ヒンジアーム
24 バネ
26 側壁
28 底壁
30 前端壁
32 後端壁
34 軸孔
36 ピン孔
38 定位孔
40 収納室
42 耳部
44 貫通孔
46 カム部
48 軸受け部
50 軸部材
52a 第一ロッド
52b 第二ロッド
54 巻き部
56 ピン部材
60 保護カバー
62 柱状弧面
64 保持座
66 ダンパー
68 調整部材
70 上部
72 下部
74 本体部
76a 第一標示部
76b 第二標示部
76c 第三標示部
78a 第一接合部
78b 第二接合部
78c 第三接合部
80 リップ部
82 嵌合体
84 通路
86 ピストンロッド
88 上支持部
90 下支持部
92 側板
94 表面
96 先端部
98 操作部
100 嵌着部
102 第一接触部
104 第二接触部
106 第三接触部
108 緩衝アセンブリ
110 ピストン
112 弾性部材
D1 第一距離
D2 第二距離
D3 第三距離
S1 第一空間
S2 第二空間
S3 第三空間
θ1 第一所定角度
θ2 第二所定角度
θ3 第三所定角度

Claims (20)

  1. ヒンジアーム、ヒンジフレーム、少なくとも一つのバネ、保持座、ダンパー、及び調整部材を備え、
    前記ヒンジフレームは、前記ヒンジアームに軸着されており、収容室を有しており、
    前記バネは、前記ヒンジフレームの収納室内に取り付けられており、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して軸回転を行い閉じる時、閉じる弾力を提供し、
    前記保持座は、前記ヒンジフレームの前記収納室に取り付けられており、通路を有しており、
    前記ダンパーは、前記保持座の前記通路内に取り付けられており、前記ヒンジアームに対応し、ピストンロッドを有しており、
    前記調整部材は、前記保持座に可動するように取り付けられており、表面、第一接触部、及び第二接触部を有し、前記第一接触部と前記表面との間に第一距離を有し、前記第二接触部と前記表面との間に第二距離を有し、前記第一距離が前記第二距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第一位置まで移動し、前記調整部材の前記第一接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第一接触部を押圧して緩衝作用を有し、
    前記調整部材が前記保持座に対して第二位置まで移動し、前記調整部材の前記第二接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第二接触部を押圧して緩衝作用を有することを特徴とするヒンジ。
  2. 前記調整部材は、第三接触部をさらに有し、前記第三接触部と前記表面との間に第三距離を有し、前記第二距離が前記第三距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第三位置まで移動し、前記調整部材の前記第三接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第三接触部を押圧して緩衝作用を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  3. 前記調整部材は嵌着部を有し、
    前記保持座は上部を有し、
    前記上部のエッジは第一接合部、及び第二接合部を有し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第一接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第二接合部を押圧することを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  4. 前記調整部材は嵌着部を有し、
    前記保持座は上部を有し、
    前記上部のエッジは第一接合部、第二接合部、及び第三接合部を有し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第一接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第二接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第三位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第三接合部を押圧することを特徴とする請求項2に記載のヒンジ。
  5. 前記保持座は、前記上部に対応する下部、及び、前記上部と前記下部とを連結する本体部をさらに有し、
    前記下部のエッジはリップ部を有し、
    前記調整部材は、前記保持座の前記上部と前記下部の前記リップ部との間に可動するように取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載のヒンジ。
  6. 前記調整部材は操作部をさらに有することを特徴とする請求項5に記載のヒンジ。
  7. 前記保持座の前記上部は、第一標示部、第二標示部、及び第三標示部を有し、
    前記調整部材は先端部をさらに有し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記先端部は前記第一標示部に対応し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記先端部は前記第二標示部に対応し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第三位置まで移動した時、前記先端部は前記第三標示部に対応することを特徴とする請求項5に記載のヒンジ。
  8. 前記ヒンジフレームは、一対の側壁、一対の前記側壁の間に連結されている底壁、一対の前記側壁の前端に連結されている前端壁、及び一対の前記側壁の後端に連結されている後端壁を有し、一対の前記側壁、前記底壁、前記前端壁、及び前記後端壁により前記収納室が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  9. 前記ヒンジフレームは、一対の側壁、及び一対の前記側壁の前端に連結されている前端壁をさらに有し、
    一対の前記側壁は、相互に対応し、前記前端壁に隣り合わせとなる一対の軸孔を有し、
    前記ヒンジアームは、一対のカム部、及び一対の前記カム部の間に連結されている軸受け部を有し、軸部材を前記側壁の前記軸孔及び前記ヒンジアームの前記軸受け部に貫通することで、前記ヒンジフレームに対応して軸着していることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  10. 前記バネの数量は二つであり、
    前記バネは、ねじりバネであり、巻き部を有し、
    前記ヒンジフレームは、一対の側壁、及び一対の前記側壁の間に連結されている底壁をさらに有し、
    一対の前記側壁は、相互に対応する一対のピン孔を有し、
    前記底壁は一対の耳部を有し、
    各前記耳部は各前記側壁の前記ピン孔に対応する貫通孔を有し、
    前記バネは前記ヒンジフレームの前記側壁と前記耳部との間に取り付けられており、前記側壁の前記ピン孔、前記バネの巻き部、及び前記耳部の前記貫通孔にピン部材を貫通することで、前記バネと前記ヒンジフレームとを連結することを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  11. 前記ヒンジフレームは、一対の側壁をさらに有し、
    前記側壁は対応し合う定位孔を有し、
    前記保持座の両側にはそれぞれ嵌合体を有し、
    各前記嵌合体が対応する各前記定位孔に嵌入することで、前記保持座が前記ヒンジフレームの前記収納室に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  12. 緩衝装置を備え、固定部及び前記固定部に対して開閉可能である扉板を有する家具に適用するヒンジであって、
    前記家具の前記扉板に取り付けられているヒンジフレーム、前記家具の前記固定部に取り付けられているヒンジアーム、少なくとも一つのバネを備え、
    前記ヒンジフレームは、前記ヒンジアームに軸着されており、収納室を有し、
    前記バネは、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して軸回転を行い閉じる時、閉じる弾力を提供し、
    前記緩衝装置は、保持座、ダンパー、および調整部材を有し、
    前記保持座は、前記ヒンジフレームの前記収納室に取り付けられており、通路を有しており、
    前記ダンパーは、前記保持座の前記通路内に取り付けられており、前記ヒンジアームに対応し、ピストンロッドを有しており、
    前記調整部材は、前記保持座に可動するように取り付けられており、表面、第一接触部、及び第二接触部を有し、前記第一接触部と前記表面との間に第一距離を有し、前記第二接触部と前記表面との間に第二距離を有し、前記第一距離が前記第二距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第一位置まで移動し、前記調整部材の前記第一接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第一接触部を押圧して緩衝作用を有し、
    前記調整部材が前記保持座に対して第二位置まで移動し、前記調整部材の前記第二接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第二接触部を押圧して緩衝作用を有することを特徴とするヒンジ。
  13. 前記調整部材は、第三接触部をさらに有し、前記第三接触部と前記表面との間に第三距離を有し、前記第二距離が前記第三距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第三位置まで移動し、前記調整部材の前記第三接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ヒンジフレームが前記ヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第三接触部を押圧して緩衝作用を有することを特徴とする請求項12に記載のヒンジ。
  14. 保持座、ダンパー、および調整部材をそなえ、
    前記保持座は通路を有しており、
    前記ダンパーは、前記保持座の前記通路内に取り付けられており、ピストンロッドを有しており、
    前記調整部材は、前記保持座に可動するように取り付けられており、表面、第一接触部、及び第二接触部を有し、前記第一接触部と前記表面との間に第一距離を有し、前記第二接触部と前記表面との間に第二距離を有し、前記第一距離が前記第二距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第一位置まで移動し、前記調整部材の前記第一接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ダンパーの前記ピストンロッドが前記調整部材の前記第一接触部を押圧した時、前記ダンパーの前記ピストンロッドは緩衝作用を有し、
    前記調整部材が前記保持座に対して第二位置まで移動し、前記調整部材の前記第二接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、前記ダンパーの前記ピストンロッドが前記調整部材の前記第二接触部を押圧した時、前記ダンパーの前記ピストンロッドは緩衝作用を有することを特徴とする緩衝装置。
  15. 前記調整部材は、第三接触部をさらに有し、前記第三接触部と前記表面との間に第三距離を有し、前記第二距離が前記第三距離より大きくなるよう形成されており、
    前記調整部材が前記保持座に対して第三位置まで移動し、前記調整部材の前記第三接触部が前記ダンパーの前記ピストンロッドに対応し、ヒンジフレームがヒンジアームに対して閉じる時、前記ダンパーが前記ヒンジアームに押圧されて移動すると、前記ダンパーの前記ピストンロッドは、前記調整部材の前記第三接触部を押圧して緩衝作用を有することを特徴とする請求項14に記載の緩衝装置。
  16. 前記調整部材は嵌着部を有し、
    前記保持座は上部を有し、
    前記上部のエッジは第一接合部、及び第二接合部を有し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第一接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第二接合部を押圧することを特徴とする請求項14に記載の緩衝装置。
  17. 前記調整部材は嵌着部を有し、
    前記保持座は上部を有し、
    前記上部のエッジは第一接合部、第二接合部、及び第三接合部を有し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第一接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第二接合部を押圧し、
    前記調整部材が操作され前記保持座に対して前記第三位置まで移動した時、前記調整部材の前記嵌着部は、前記保持座の前記第三接合部を押圧することを特徴とする請求項15に記載の緩衝装置。
  18. 前記保持座は、前記上部に対応する下部、及び、前記上部と前記下部とを連結する本体部をさらに有し、
    前記下部のエッジはリップ部を有し、
    前記調整部材は、前記保持座の前記上部と前記下部の前記リップ部との間に可動するように取り付けられていることを特徴とする請求項17に記載の緩衝装置。
  19. 前記調整部材は操作部をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の緩衝装置。
  20. 前記保持座の前記上部は、第一標示部、第二標示部、及び第三標示部を有し、
    前記調整部材は先端部をさらに有し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第一位置まで移動した時、前記先端部は前記第一標示部に対応し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第二位置まで移動した時、前記先端部は前記第二標示部に対応し、
    前記調整部材が前記保持座に対して前記第三位置まで移動した時、前記先端部は前記第三標示部に対応することを特徴とする請求項18に記載の緩衝装置。
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