JP3194824U - 家具用ストッパー付滑り部材 - Google Patents

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道朗 三谷
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Abstract

【課題】製造が容易で、家具底面に多少の傾斜が生じてもブレーキがかかるおそれがなく常にスムーズに移動することができる家具用ストッパー付滑り部材を提供する。【解決手段】家具Pの載置面に接着する台板1を設ける。台板1の下面中央に低突起部2を配設する。低突起部2は、荷重が加わると床面に接触して滑り止め用のストッパーになる。低突起部2の周囲に高突起部4を配設する。高突起部4は、非荷重時の低突起部2よりも下方に突出するように設ける。台板1、低突起部2、高突起部4を弾性材にて一体成形する。高突起部4の載置面に滑り材5を被覆する。非荷重時の高突起部4を滑り部材として設ける。【選択図】図2

Description

本考案は、椅子やテーブルなど荷重が加わっていない不使用時等の家具を移動する際に移動が軽くなり、家具に荷重が加わると滑り止め機能が生じる家具用ストッパー付滑り部材に関するものである。
当考案者は、先に、特許文献1に記載の家具の滑り止め部材を提案している。この滑り止め部材は、家具の底部に張り付けるように形成した台板の中央に、低摩擦部材を配設しこの低摩擦部材の周囲に高摩擦部材を配したものである。
低摩擦部材はゴム材等の弾性材料の表面にフッ素樹脂等の低摩擦材料層を設け、高摩擦部材のゴム材よりもわずかに高くなるように形成する。一方、高摩擦部材のゴム材を低摩擦部材のゴム材よりも弾性係数の低い(柔らかい)ゴム材で形成するものであった。
この結果、例えば、人が座っていない状態の椅子は、低摩擦部材のゴム材の弾性係数が高摩擦部材より高く、わずかに下面方向に突出しているので、低摩擦部材のみが床に接触して、家具は床上を滑り易くなり、床を傷つけること無く軽い力で容易に移動させることができるようになった。
また、椅子に人が座った状態では、低摩擦部材の弾性基部が圧縮されて高さが低くなり高摩擦部材の高さに等しくなるから、高摩擦部材が床に接触して、家具の滑動を防ぎ、家具の移動を防止する滑り止め機能が生じるものである。
特開2004−357732号公報
特許文献1の家具の滑り止め部材により、例えばタンスなどを空にすると移動が容易になり、タンスの中に衣服を収納すると滑りにくくなるものである。
ところが、特許文献1によると、低摩擦部材はゴム材と高摩擦部材のゴム材との弾性係数を変えるために、2種類のゴム材を使用する必要があった。そのため、家具の底部に張り付ける台板に、異なった種類のゴム材を配置するといった難しい作業が必要になっていた。
しかも、台板の中央に低摩擦部材を配設し、この低摩擦部材の周囲に高摩擦部材を配したことから、非荷重時の低摩擦部材は周りの高摩擦部材より下面方向に突出した状態になっている。そのため、家具の荷重は常にこの中央の低摩擦部材に加わっているので、弾性材の経年劣化により、次第に低摩擦部材が低くなる不都合が生じていた。
更に、特許文献1のごとく、突出している低摩擦部材の周囲に高摩擦部材を配していると、家具が水平に移動する場合に限り滑りが良好になるが、移動時に家具底面がわずかでも傾くと、低摩擦部材周囲の高摩擦部材が床面に接触するため、突然ブレーキがかかる状態になるおそれがあった。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、製造が容易で、しかも、移動時に家具底面に多少の傾斜が生じてもブレーキがかかるおそれがなく、常にスムーズに移動することができる家具用ストッパー付滑り部材の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、家具の下面に取り付けられる家具用滑り部材において、
家具Pの載置面に接着する台板1と、
台板1の下面中央に配設され荷重が加わると床面に接触して滑り止め用のストッパーになる低突起部2と、
該低突起部2の周囲に配設され、且つ、非荷重時の低突起部2よりも下方に突出する複数の高突起部4と、が弾性材にて一体成形され、
高突起部4の載置面に滑り材5を被覆して非荷重時の高突起部4を滑り部材とするように構成したことにある。
第2の手段は、前記低突起部2の周囲で、前記高突起部4相互の間に前記低突起部2と同じ高さの低突起補助材3を突設したものである。
第3の手段において、前記高突起部4は、前記台板1の外周囲縁がわにテーパー4Aが形成されたものである。
請求項1に記載のごとく、台板1の下面中央に配設され荷重が加わると床面に接触して滑り止め用のストッパーになる低突起部2と、該低突起部2の周囲に配設され、且つ、非荷重時の低突起部2よりも下方に突出する複数の高突起部4と、が弾性材にて一体成形されたことで、低突起部2と高突起部4とを簡単に成形することができる。したがって、従来のように、2種類の弾性材を台板1に個別に設けるなどといった面倒な作業は不要になった。
しかも、低突起部2の周囲に高突起部4を配設しているので、非荷重時には、高突起部4に囲まれた内側に低突起部2が没した状態になる。したがって、移動時に家具P底面に多少の傾斜が生じても低突起部2が床面に接触してブレーキが掛かるおそれはなくなった。また、低突起部2の耐久性が高まる効果もある。
請求項2のように、低突起部2の周囲で、高突起部4相互の間に低突起部2と同じ高さの低突起補助材3を突設したことで、低突起部2と低突起補助材3とにより、滑り止め効果を高めることができる。
請求項3のごとく、高突起部4の台板1の外周囲縁がわにテーパー4Aを形成したことで、高突起部4による家具P移動時に、よりスムーズに移動させることができる。
このように、本考案によると、製造が容易で、しかも、移動時に家具P底面に多少の傾斜が生じてもブレーキがかかるおそれがなく、常にスムーズに移動することができるといった当初の目的を達成した。1
本考案滑り部材の一実施例を示す底面図である。 本考案滑り部材の使用状態を示し、(イ)は非荷重時、(ロ)は荷重時を示す断面図である。 本考案滑り部材の他の実施例を示す底面図である。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。本考案滑り部材の基本構成は、台板1、低突起部2、高突起部4、滑り材5を備えるものである(図1参照)。これら台板1と低突起部2と低突起補助材3は同じ弾性材にて一体成形されている(図2参照)。この弾性材は、例えば合成ゴム(FRB)等が適しているが、他の弾性材を使用することも可能である。
台板1は、椅子の脚の底面やタンスの底面など、家具Pの設置面に接着材等で接着する部材である。この台板1の下面に低突起部2や高突起部4を下向きに突設している。図1の台板1は円板状を成しているが、この他、楕円形状など任意の形状に形成することができる(図3参照)。更に、この台板1は、接着基板6を介して家具Pに接着されている(図2参照)。
低突起部2は、台板1や低突起部2を形成した弾性材が剥きだしの状態を成しており、低突起部2の下面が床面等に接触すると滑り止めとして機能する部位である(図2(ロ)参照)。この低突起部2は、後述する高突起部4より高さが低い状態で台板1下面に突出している(同図(イ)参照)。図示の低突起部2は、台板1の中央に略矩形状を成している(図1参照)。この低突起部2の形状や面積は任意に変更することができる。
この低突起部2の滑り止め機能を補助するように複数の低突起補助材3を台板1下面に突設している(図1、図3参照)。この低突起補助材3は、低突起部2と同じ高さを有し、低突起部2の周囲で、高突起部4相互の間に突設している。図示の低突起補助材3は、低突起部2の周囲に突設した4本の円柱状を成しているが、低突起補助材3の形状や数、配置位置は任意に変更することができる。
高突起部4は、低突起部2の周囲に配設される部位で、非荷重時の低突起部2よりも下方に突出するように形成している(図2(イ)参照)。そして、高突起部4の載置面に滑り材5を被覆して非荷重時の高突起部4を滑り部材とするように構成したものである。図示の滑り材5は、フッ素樹脂等の低摩擦材料を被覆するものである。
このように、高突起部4は、非荷重時に滑り部材とする部位である。そこで、高突起部4において、台板1の外周囲縁がわにテーパー4Aを形成することで、よりスムーズな滑り効果が得られるものである(図2(イ)参照)。
尚、本考案滑り部材の具体的構成は図示例に限られるものではなく、台板1、低突起部2、低突起補助材3、高突起部4等の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
P 家具
1 台板
2 低突起部
3 低突起補助材
4 高突起部
4A テーパー
5 滑り材
6 接着基板

Claims (3)

  1. 家具の下面に取り付けられる家具用滑り部材において、
    家具の載置面に接着する台板と、台板の下面中央に配設され荷重が加わると床面に接触して滑り止め用のストッパーになる低突起部と、該低突起部の周囲に配設され、且つ、非荷重時の低突起部よりも下方に突出する複数の高突起部と、が弾性材にて一体成形され、
    高突起部の載置面に滑り材を被覆して非荷重時の高突起部を滑り部材とするように構成したことを特徴とする家具用ストッパー付滑り部材。
  2. 前記低突起部の周囲で、前記高突起部相互の間に前記低突起部と同じ高さの低突起補助材を突設した請求項1記載の家具用ストッパー付滑り部材。
  3. 前記高突起部は、前記台板の外周囲縁がわにテーパーが形成された請求項1記載の家具用ストッパー付滑り部材。
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