JP3193975U - 引き出し用仕切具 - Google Patents
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Abstract
【課題】縦板材と一方の当接部材との交差角部及び鞘状材と他方の当接部材との交差角部に引き出しの底面に載置可能な設置面材を設けているから、可動部材及び固定部材の起立の安定性を向上することができ、仕切部材の設置の安定性を高めることができ、引き出し内の仕切を確実に行うことができる。【解決手段】仕切部材1は縦板材2aからなる可動部材2及び鞘状材3aからなる固定部材3の二部材からなり、縦板材と一方の当接部材2bとの交差角部及び鞘状材と他方の当接部材3bとの交差角部にそれぞれ引き出しの底面に載置可能な左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cを設けてなる。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、タンスやチェスト等の収納家具における引き出し内の収納空間を仕切るための引き出し用仕切具に関するものである。
従来、この種の引き出し用仕切具として、上面が開口する四角箱状の引き出しの対向する内面間に架設され、該引き出し内の収納空間を仕切るための仕切部材を備えてなり、上記仕切部材は縦板材からなる可動部材及び縦板材からなる固定部材の二部材からなり、可動部材は固定部材に伸縮移動自在に設けられ、可動部材の外方端部及び固定部材の外方端部にそれぞれ上記引き出しの内面に当接可能な一対の当接部材を設けてなる構造のものが知られている。
しかしながらこれら従来構造の場合、上記縦板材からなる可動部材及び上記縦板材からなる固定部材の引き出しの底面に載置される設置面積は両縦板材の底面及び上記各当接部材の底面の面積となり、設置面積が少ないことにより引き出しの底面への仕切部材の設置の安定性が低下することがあるという不都合を有している。
本考案はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、上面が開口する四角箱状の引き出しの対向する内面間に架設され、該引き出し内の収納空間を仕切るための仕切部材を備えてなり、上記仕切部材は縦板材からなる可動部材及び鞘状材からなる固定部材の二部材からなり、該縦板材と該鞘状材との内方端部同士の嵌合により該可動部材は該固定部材に伸縮移動自在に設けられ、該可動部材の縦板材の外方端部及び該固定部材の鞘状材の外方端部にそれぞれ上記引き出しの内面に当接可能な一対の当接部材を設け、該固定部材の鞘状材内に該可動部材及び該固定部材を外方に弾圧可能なバネ部材を内装配置し、該縦板材と一方の当接部材との交差角部及び該鞘状材と他方の当接部材との交差角部にそれぞれ引き出しの底面に載置可能な左右一対の設置面材を設けてなることを特徴とする引き出し用仕切具にある。
又、請求項2記載の考案は、上記左右一対の設置面材はそれぞれ略三角板状材からなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案は、上記可動部材と上記固定部材との伸長限度を規制する位置規制機構を設けてなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の考案は、上記位置規制機構として、上記固定部材の上記鞘状材は左右一対の側面材及び上下の水平面材からなり、該側面材に係止穴部を形成し、上記可動部材の縦板材に弾性片部を形成すると共に該弾性片部に該係止穴部に係脱可能な嵌脱凸部を形成してなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の考案は、上記バネ部材は上記鞘状材に内装可能な波状の帯板材からなることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、上面が開口する四角箱状の引き出し内に洋服や下着、靴下、小物類等の収納品を整理収納するに際し、引き出しの対向する内面間に引き出し内の収納空間を仕切るための仕切部材を架設し、引き出し内の収納空間を間仕切りすることになり、上記仕切部材は縦板材からなる可動部材及び鞘状材からなる固定部材の二部材からなり、縦板材と鞘状材との内方端部同士の嵌合により可動部材は固定部材に伸縮移動自在に設けられ、可動部材の縦板材の外方端部及び固定部材の鞘状材の外方端部にそれぞれ上記引き出しの内面に当接可能な一対の当接部材を設け、固定部材の鞘状材内に可動部材及び固定部材を外方に弾圧可能なバネ部材を内装配置し、縦板材と一方の当接部材との交差角部及び鞘状材と他方の当接部材との交差角部にそれぞれ引き出しの底面に載置可能な左右一対の設置面材を設けているから、縦板材と鞘状材との内方端部同士の嵌合により可動部材は固定部材に伸縮移動することができ、引き出しの対向する内面間の長さサイズに対応することができ、かつ、固定部材の鞘状材内のバネ部材により可動部材及び固定部材を外方に弾圧することにより仕切部材を引き出し内に張架状態で強固に固定配置することができ、さらに、縦板材と一方の当接部材との交差角部及び鞘状材と他方の当接部材との交差角部にそれぞれ引き出しの底面に載置可能な左右一対の設置面材により可動部材及び固定部材の起立の安定性を向上することができ、仕切部材の設置の安定性を高めることができ、引き出し内の仕切を確実に行うことができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記左右一対の設置面材はそれぞれ略三角板状材からなるので、仕切部材を引き出しの底面に確実に起立設置することができ、又、請求項3記載の考案にあっては、上記可動部材と上記固定部材との伸長限度を規制する位置規制機構を設けているから、可動部材と固定部材との不測の離脱を防ぐことができ、又、請求項4記載の考案にあっては、上記位置規制機構として、上記固定部材の鞘状材は左右一対の側面材及び上下の水平面材からなり、両側面材の一方の側面材の下部及び他方の側面材の上部に係止穴部を形成し、上記可動部材に弾性片部を形成すると共に弾性片部の外面側に係止穴部に係脱可能な嵌脱凸部を形成しているから、位置規制機構の構造を簡素化することができ、係止穴部と嵌脱凸部との嵌合係止により可動部材と固定部材との伸長限度を確実に規制することができると共に弾性片部の反り弾性により係止穴部と嵌脱凸部との嵌脱を容易に行うことができ、可動部材と固定部材との組付けを容易に行うことができ、又、請求項5記載の考案にあっては、上記バネ部材は上記鞘状材に内装可能な波状の帯板材からなるので、可動部材及び固定部材を伸縮移動することができ、仕切部材を引き出し内に良好に配置することができる。
図1乃至図11は本考案の実施の形態例を示し、Wは収納家具、Hは引き出し、1は仕切部材であって、この場合、引き出しHは、上面が開口する四角箱状に形成され、仕切部材1は引き出しHの対向する内面N・N間に架設され、収納品Sを整理収納するに際して引き出しH内の収納空間を仕切ることになる。
この場合、図1、図6の如く、上記仕切部材1は縦板材2aからなる可動部材2及び鞘状材3aからなる固定部材3の二部材からなり、縦板材2aと鞘状材3aとの内方端部同士の嵌合により可動部材2は固定部材3に伸縮移動自在に設けられ、可動部材2の縦板材2aの外方端部及び固定部材3の鞘状材3aの外方端部にそれぞれ上記引き出しHの内面N・Nに当接可能な四角板状の一対の当接部材2b・3bを設けて構成している。
4はバネ部材であって、この場合、図2、図6の如く、上記鞘状材3aに内装可能な波状の帯板材からなり、固定部材3の鞘状材3a内に可動部材2及び固定部材3を外方に弾圧可能なバネ部材4が内装配置されている。
この場合、図1、図3の如く、上記縦板材2aと一方の当接部材2bとの交差角部及び鞘状材3aと他方の当接部材3bとの交差角部にそれぞれ引き出しHの底面に載置可能な左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cを設けて構成している。
この場合、上記左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cはそれぞれ略三角板状材から構成されている。
5は位置規制機構であって、上記可動部材2と上記固定部材3との伸長限度を規制する構造となっており、この場合、図6、図7、図8の如く、上記鞘状材3aは左右一対の側面材3d・3d及び上下の水平面材3e・3eからなり、両側面材3d・3dの一方の側面材3dの下部及び他方の側面材3dの上部に係止穴部5a・5bを形成し、上記可動部材2に弾性片部5c・5dを形成すると共に弾性片部5c・5dの外面側に係止穴部5a・5bに係脱可能な嵌脱凸部5e・5fを形成して構成している。
この実施の形態例は上記構成であるから、図10、図11の如く、上面が開口する四角箱状の引き出しH内に洋服や下着、靴下、小物類等の収納品Sを整理収納するに際し、引き出しHの対向する内面N・N間に引き出しH内の収納空間を仕切るための仕切部材1を架設し、引き出しH内の収納空間を間仕切りすることになり、上記仕切部材1は縦板材2aからなる可動部材2及び鞘状材3aからなる固定部材3の二部材からなり、縦板材2aと鞘状材3aとの内方端部同士の嵌合により可動部材2は固定部材3に伸縮移動自在に設けられ、可動部材2の縦板材2aの外方端部及び固定部材3の鞘状材3aの外方端部にそれぞれ上記引き出しHの内面N・Nに当接可能な一対の当接部材2b・3bを設け、固定部材3の鞘状材3a内に可動部材2及び固定部材3を外方に弾圧可能なバネ部材4を内装配置し、縦板材2aと一方の当接部材2bとの交差角部及び鞘状材3aと他方の当接部材3bとの交差角部にそれぞれ引き出しHの底面に載置可能な左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cを設けているから、図9の実線位置及び想像線位置に示す如く、縦板材2aと鞘状材3aとの内方端部同士の嵌合により可動部材2は固定部材3に伸縮移動することができ、引き出しHの対向する内面N・N間の長さサイズに対応することができ、かつ、図10の如く、固定部材3の鞘状材3a内のバネ部材4により可動部材2及び固定部材3を外方に弾圧することにより仕切部材1を引き出しH内に張架状態で強固に固定配置することができ、さらに、図1、図3、図9の如く、縦板材2aと一方の当接部材2bとの交差角部及び鞘状材3aと他方の当接部材3bとの交差角部にそれぞれ引き出しHの底面に載置可能な左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cにより可動部材2及び固定部材3の起立の安定性を向上することができ、仕切部材1の設置の安定性を高めることができ、引き出しH内の仕切を確実に行うことができる。
又、この場合、図1、図4の如く、上記左右一対の設置面材2c・2c・3c・3cはそれぞれ略三角板状材からなるので、仕切部材1を引き出しHの底面に確実に起立設置することができ、又、この場合、図1の如く、上記可動部材2と上記固定部材3との伸長限度を規制する位置規制機構5を設けているから、可動部材2と固定部材3との不測の離脱を防ぐことができ、又、この場合、図2、図6、図7、図8の如く、上記位置規制機構5として、上記固定部材3の鞘状材3aは左右一対の側面材3d・3d及び上下の水平面材3e・3eからなり、両側面材3d・3dの一方の側面材3dの下部及び他方の側面材3dの上部に係止穴部5a・5bを形成し、上記可動部材2に弾性片部5c・5dを形成すると共に弾性片部5c・5dの外面側に係止穴部5a・5bに係脱可能な嵌脱凸部5e・5fを形成しているから、位置規制機構5の構造を簡素化することができ、係止穴部5a・5bと嵌脱凸部5e・5fとの嵌合係止により可動部材2と固定部材3との伸長限度を確実に規制することができると共に弾性片部5c・5dの反り弾性により係止穴部5a・5bと嵌脱凸部5e・5fとの嵌脱を容易に行うことができ、可動部材2と固定部材3との組付けを容易に行うことができ、又、この場合、図6の如く、上記バネ部材4は上記鞘状材3aに内装可能な波状の帯板材からなるので、可動部材2及び固定部材3を伸縮移動することができ、仕切部材1を引き出しH内に良好に配置することができる。
尚、本考案は上記の形態例に限られるものではなく、仕切部材1、可動部材2、固定部材3、設置面材2c・2c・3c・3c、バネ部材4、位置規制機構5の構造や形態等は適宜変更して設計されるものである。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
H 引き出し
N 内面
1 仕切部材
2 可動部材
2a 縦板材
2b 当接部材
2c 設置面材
3 固定部材
3a 鞘状材
3b 当接部材
3c 設置面材
4 バネ部材
5 位置規制機構
5a 係止穴部
5b 係止穴部
5c 弾性片部
5d 弾性片部
5e 嵌脱凸部
5f 嵌脱凸部
N 内面
1 仕切部材
2 可動部材
2a 縦板材
2b 当接部材
2c 設置面材
3 固定部材
3a 鞘状材
3b 当接部材
3c 設置面材
4 バネ部材
5 位置規制機構
5a 係止穴部
5b 係止穴部
5c 弾性片部
5d 弾性片部
5e 嵌脱凸部
5f 嵌脱凸部
Claims (5)
- 上面が開口する四角箱状の引き出しの対向する内面間に架設され、該引き出し内の収納空間を仕切るための仕切部材を備えてなり、上記仕切部材は縦板材からなる可動部材及び鞘状材からなる固定部材の二部材からなり、該縦板材と該鞘状材との内方端部同士の嵌合により該可動部材は該固定部材に伸縮移動自在に設けられ、該可動部材の縦板材の外方端部及び該固定部材の鞘状材の外方端部にそれぞれ上記引き出しの内面に当接可能な一対の当接部材を設け、該固定部材の鞘状材内に該可動部材及び該固定部材を外方に弾圧可能なバネ部材を内装配置し、該縦板材と一方の当接部材との交差角部及び該鞘状材と他方の当接部材との交差角部にそれぞれ引き出しの底面に載置可能な左右一対の設置面材を設けてなることを特徴とする引き出し用仕切具。
- 上記左右一対の設置面材はそれぞれ略三角板状材からなることを特徴とする請求項1記載の引き出し用仕切具。
- 上記可動部材と上記固定部材との伸長限度を規制する位置規制機構を設けてなることを特徴とする請求項1又は2記載の引き出し用仕切具。
- 上記位置規制機構として、上記固定部材の上記鞘状材は左右一対の側面材及び上下の水平面材からなり、該側面材に係止穴部を形成し、上記可動部材の縦板材に弾性片部を形成すると共に該弾性片部に該係止穴部に係脱可能な嵌脱凸部を形成してなることを特徴とする請求項3記載の引き出し用仕切具。
- 上記バネ部材は上記鞘状材に内装可能な波状の帯板材からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の引き出し用仕切具。
Priority Applications (1)
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