JP3193875U - チャック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ツールを少ない力で速やかに位置決めすることができると共に、ツールが作動するときに発生する振動を減らしてツールの安定性を良好に維持するチャック構造を提供する。【解決手段】チャック構造は、スリーブ20、挟持部材30、ベース40、プッシャ50、駆動ロッド60及びローラ盤70を有するチャック10を含む。スリーブ20は、錐形状を呈し、挟持部材30が内部に収容され、ベース40が後部に螺着され、ツール80を挿設する貫通孔24が前端に形成されている。挟持部材30は、三角体を呈するグリップ部31を有する。互いに隣接したグリップ部31の間には、弾性部材32が配設される。グリップ部31の内面両側の壁面間には、突出部が形成される。ベース40上には、駆動ロッド60の変位により作動するプッシャ50が配設される。プッシャ50は、挟持部材30の下方に配設される。【選択図】図1

Description

本考案は、チャック構造に関するものであり、さらに詳しくは、電力が供給されると回転し、加工物に対し加工を行うチャック構造に関するものである。
図8は従来のチャック10を示す断面図である。図8に示すように、チャック10のスリーブ11の一端には、挟持部材12が設けられている。グリップ部は、三角立方体を呈し、互いに隣接したグリップ部間には弾性部材122が配設されている。グリップ部の内側には、突出部が形成され、スリーブ11の後方には、ベース13が螺着されている。ベース13上には、プッシャ14が設けられている。プッシャ14には、軸孔が形成され、ベース13にも、駆動棒15を挿設する軸孔が形成され、スリーブ11が螺着されている。この構造により、スリーブ11を回転させて駆動棒15を推進又は後退させると、プッシャ14が挟持部材12に向かって押し出されるか引退され、挟持部材12のクランプ又はアンクランプを行う。しかし、ツール16のクランプ又はアンクランプを行う従来のチャック10の構造及び動作には、以下(1)及び(2)の問題点があった。
(1)スリーブを回転させることにより、駆動棒を推進又は後退させてプッシャを挟持部材へ向けて押出し又は引退させ、挟持部材をクランプ状態又はアンクランプ状態にするために、駆動棒の端面とプッシャの端面とが接触する摩擦面積が大きく、スリーブの回転により摩擦抵抗力が大きくなり、螺合に必要な力が大きく、チャックの使用寿命に悪影響を与える虞があった。
(2)グリップ部がツールを挟持して位置決めする際、突出部により挟持し、チャックが高速回転すると、加工物を加工する際に発生する振動によりツールがグリップ部から緩み、作業進度及び品質に悪影響を与える虞がある上、発生した振動によりツールが落下して怪我人が出てしまう虞があった。
従って、本考案の課題は、駆動棒とプッシャとの摩擦面積を減少させると共に、ツールとグリップ部との当接点とを強化し、ツールが摺動して緩むことを防止することにある。
そこで、本考案者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、駆動棒とプッシャとの間にローラ盤を配設し、ローラ盤上に複数のボールを設けて駆動棒とプッシャとの摩擦面積を減らし、駆動棒を少ない力でスムーズに回転させて推進させることができる上、挟持部材が4つのグリップ部により構成され、8つの位置決め端を形成することにより、ツールとグリップ部との当接点とを強化し、ツールの挟持力及び正確度を高め、グリップ部とツールとの密着度を大幅に高めることにより、ツールが摺動して緩むことを防ぐチャック構造に着目した。
また、ツールを少ない力で速やかに位置決めし、ツールの位置決め力を高めることができる上、ツールが作動するときに発生する振動を減らしてツールの安定性を良好に維持することができるチャック構造に着目し、かかる知見に基いて本考案を想到するに至った。
かくして、本考案によれば、
スリーブ、挟持部材、ベース、プッシャ、駆動ロッド及びローラ盤を有するチャックを含むチャック構造であって、
スリーブは、錐形状を呈し、挟持部材が内部に収容され、ベースが後部に螺着され、ツールを挿設する貫通孔が前端に形成され、
挟持部材は、三角体を呈するグリップ部を有し、互いに隣接したグリップ部の間には、弾性部材が配設され、グリップ部の内面両側の壁面間には突出部が形成され、ベース上には、駆動ロッドの変位により作動するプッシャが配設され、プッシャは、挟持部材の下方に配設され、駆動ロッドは、前端がベースの内縁に螺着され、且つ電力が供給されると作動し、
挟持部材は、環状に配列された4つのグリップ部により構成され、グリップ部の2つの突出部間に形成された凹溝により、グリップ部に2つの位置決め端が形成され、
プッシャは、その上に形成された軸孔を介し、位置決めねじ及び駆動棒が螺着され、
駆動ロッドは、ローラ盤が嵌合される凸柱を上端に有し、
ローラ盤は、駆動ロッドの凸柱上に嵌合される係入孔を有する環状盤体を呈し、環状盤体には、等しい数のボールを収容する収納孔が形成され、ボールが落下することを防ぐ環状凹部が他端に形成されていることを特徴とするチャック構造が提供される。
また、上記考案において、ベースは、スリーブの後部に螺着される雄ねじ部が上端に形成されるとともに、駆動ロッドを挿設させる軸孔を有し、駆動ロッドを螺着させる雌ねじ部が下端に形成され、
駆動ロッドは、雄ねじ部が形成された凸部を有し、ベースの雌ねじ部に螺着され、凸部は、ベース及びプッシャに対応して形成された軸孔を有し、凸柱内には、プッシャの位置決めねじが螺入される雌ねじ部が形成されていることが好ましい。
また、上記考案において、位置決めねじと駆動ロッドとは、正ねじ部又は逆ねじ部により螺合されていることが好ましい。
本考案は、上記の通りの駆動棒とプッシャーとの間にローラ盤を配設し、ローラ盤上に複数のボールを設けた構成を含むものであり、駆動棒とプッシャーとの摩擦面積を減少させ、駆動棒を少ない力でスムーズに回転させることができ、また、挟持部材に8つの位置決め端を形成させることにより、ツールとグリップ部との接点を強化し、ツールの挟持力及び正確度を高めることができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るチャック構造を示す分解斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係るチャック構造のグリップ部を示す斜視図である。 図3は、本考案の一実施形態に係るチャック構造を示す断面図である。 図4は、本考案の一実施形態に係るチャック構造のグリップ部の端部を示す模式図である。 図5は、本考案の一実施形態に係るチャック構造を示す操作図(1)である。 図6は、本考案の一実施形態に係るチャック構造を示す操作図(2)である。 図7は、図6の部分拡大図である。 図8は、従来のチャック構造を示す断面図である。
以下、図面により、本考案について具体的に説明する。もっとも、本考案は、これらの図面によって限定されるものではない。
図1〜図6を参照する。図1〜図6に示すように、本考案の一実施形態に係るチャック構造のチャック10は、少なくともスリーブ20、挟持部材30、ベース40、プッシャ50、駆動ロッド60及びローラ盤70から構成されてなる。
スリーブ20は、錐形状を呈し、挟持部材30が内部に収容され、前端内側に縮口部21が形成され、後部に広口部22が形成され、ベース40を螺着する雌ねじ部23が後部に形成され、ツール80を挿設する貫通孔24が前端に形成されている。
挟持部材30は、環状に配列された複数のグリップ部31により構成されている。グリップ部31は、三角体を呈する。互いに隣接したグリップ部31の間には、弾性部材32が配設されている。グリップ部31の内面両側の壁面上には、弾性部材32を収容して位置決めする凹孔311がそれぞれ形成されている。両壁面の間には突出部312が形成されている。突出部312には、凹溝313が形成され、グリップ部31には、2つの位置決め端314が形成されている。
ベース40の上端には、スリーブ20の後部に螺着される雄ねじ部41が形成され、ベース40上には、駆動ロッド60を挿設させる軸孔42が形成され、ベース40の下端には、駆動ロッド60を螺着させる雌ねじ部43が形成されている。
プッシャ50は、挟持部材30の下方、且つ駆動ロッド60の上方に配設され、位置決めねじ53及び駆動ロッド60をそれぞれ螺着させる軸孔51及び凹部52を有する。
駆動ロッド60は、雄ねじ部62が形成された凸部61を一端に有し、ベース40の雌ねじ部43に螺着される。凸部61は、ベース40及びプッシャ50に対応して形成された軸孔63を有する。駆動ロッド60の上端には、電力が供給されると作動し、ローラ盤70が嵌合される凸柱64が設けられている。凸柱64内には、プッシャ50の位置決めねじ53が螺入される雌ねじ部65が形成されている。
ローラ盤70は、駆動ロッド60の凸柱64が嵌合される係入孔71を有する環状盤体を呈する。その環状盤体には、等しい数のボール72を収容する収納孔74が形成され、ボール72が外れて落ちることを防ぐために環状凹部73が他端に形成されている。
以上の構成により、駆動ロッド60が回転すると、上方のプッシャ50が挟持部材30へ向かって押し出されるか引退され、駆動ロッド60を前方へ向かってねじ込むと、プッシャ50がスリーブ20の縮口部21へ向かって押し出され、挟持部材30のグリップ部31間が密着されてツール80を挟持し、駆動ロッド60とプッシャ50との間にローラ盤70が配設され、押し出されると(螺合されると)、ローラ盤70上のボール72が作動し、押し出し(螺合)の動作がスムーズとなって摩擦が減り、摩擦抵抗力の減少により回転がスムーズとなり、少ない力で高速化が達成され、チャック10の使用寿命を延ばすことができる。
本実施形態のグリップ部31がツール80を挟持すると、グリップ部31の2つの位置決め端314が密着され、本実施形態の挟持部材30が4つのグリップ部31により構成されているため、8つの位置決め端314が位置決めされ、図6及び図7に示すように、ツール80が容易にスリーブ20中で安定的に挟持・位置決めされ、ツール80に電源が供給されて回転しても外れることが防止されるため、再調整を行う必要がない。
反対に駆動ロッド60が後退すると、プッシャ50は、挟持部材30を引退させて挟持部材30が当接されなくなり、挟持部材30が広口部22に向かって後退すると、挟持部材30の弾性部材32の弾力によりグリップ部31間の空間が大きくなり、ツール80がアンクランプ状態となり、容易にツールを交換することができる。
また、本考案のプッシャ50は、位置決めねじ53により駆動ロッド60に螺合されるため、位置決めねじ53と駆動ロッド60とは、正ねじ部又は逆ねじ部により螺合されてもよい。
10 チャック
11 スリーブ
12 挟持部材
13 ベース
14 プッシャ
15 駆動棒
16 ツール
20 スリーブ
21 縮口部
22 広口部
23 雌ねじ部
24 貫通孔
30 挟持部材
31 グリップ部
32 弾性部材
40 ベース
41 雄ねじ部
42 軸孔
43 雌ねじ部
50 プッシャ
51 軸孔
52 凹部
53 位置決めねじ
60 駆動ロッド
61 凸部
62 雄ねじ部
63 軸孔
64 凸柱
65 雌ねじ部
70 ローラ盤
71 係入孔
72 ボール
73 環状凹部
74 収納孔
80 ツール
122 弾性部材
311 凹孔
312 突出部
313 凹溝
314 位置決め端

Claims (3)

  1. スリーブ、挟持部材、ベース、プッシャ、駆動ロッド及びローラ盤を有するチャックを含むチャック構造であって、
    スリーブは、錐形状を呈し、挟持部材が内部に収容され、ベースが後部に螺着され、ツールを挿設する貫通孔が前端に形成され、
    挟持部材は、三角体を呈するグリップ部を有し、互いに隣接したグリップ部の間には、弾性部材が配設され、グリップ部の内面両側の壁面間には突出部が形成され、ベース上には、駆動ロッドの変位により作動するプッシャが配設され、プッシャは、挟持部材の下方に配設され、駆動ロッドは、前端がベースの内縁に螺着され、且つ電力が供給されると作動し、
    挟持部材は、環状に配列された4つのグリップ部により構成され、グリップ部の2つの突出部間に形成された凹溝により、グリップ部に2つの位置決め端が形成され、
    プッシャは、その上に形成された軸孔を介し、位置決めねじ及び駆動棒が螺着され、
    駆動ロッドは、ローラ盤が嵌合される凸柱を上端に有し、
    ローラ盤は、駆動ロッドの凸柱上に嵌合される係入孔を有する環状盤体を呈し、環状盤体には、等しい数のボールを収容する収納孔が形成され、ボールが落下することを防ぐ環状凹部が他端に形成されていることを特徴とするチャック構造。
  2. ベースは、スリーブの後部に螺着される雄ねじ部が上端に形成されるとともに、駆動ロッドを挿設させる軸孔を有し、駆動ロッドを螺着させる雌ねじ部が下端に形成され、
    駆動ロッドは、雄ねじ部が形成された凸部を有し、ベースの雌ねじ部に螺着され、凸部は、ベース及びプッシャに対応して形成された軸孔を有し、凸柱内には、プッシャの位置決めねじが螺入される雌ねじ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチャック構造。
  3. 位置決めねじと駆動ロッドとは、正ねじ部又は逆ねじ部により螺合されていることを特徴とする請求項1に記載のチャック構造。
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