JP3193532U - 調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインド - Google Patents

調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインド Download PDF

Info

Publication number
JP3193532U
JP3193532U JP2014003974U JP2014003974U JP3193532U JP 3193532 U JP3193532 U JP 3193532U JP 2014003974 U JP2014003974 U JP 2014003974U JP 2014003974 U JP2014003974 U JP 2014003974U JP 3193532 U JP3193532 U JP 3193532U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
control wheel
cord winding
winding shaft
ladder holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014003974U
Other languages
English (en)
Inventor
優澤 ▲温▼
肇紘 粘
旭武 屈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nien Made Enterprise Co Ltd
Original Assignee
Nien Made Enterprise Co Ltd
Filing date
Publication date
Application filed by Nien Made Enterprise Co Ltd filed Critical Nien Made Enterprise Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3193532U publication Critical patent/JP3193532U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Active legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインドを提供する。
【解決手段】一つの筒体22と、一つのコード巻軸24とを備える。コード巻軸24は、回転可能に筒体22の内部に設置されており、筒体22の内部に穿設する少なくとも一つの昇降コードの一端が固設されており、正逆方向に回転する時、昇降コードの一部分を巻収あるいは放出する。これにより、昇降コードを巻収することによって下レールの水平度を調節することができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、ブラインド及びブラインドの付属品に関し、特に調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインドに関する。
従来のブラインドは、大概一つの上レール及び一つの下レールを備える。複数のスラットは、上レールと下レールとの間に設置されている。スラットは、両端がそれぞれ上レール及び下レールに固設されたラダーコードに支えられ、指定間隔で配列される。また、二つの昇降コードは、一端が下レールに固設され、他方の端は使用者がコードを引きブラインドを制御し展開また畳み込むために上部に向かって上レールを貫通する。
しがしながら、ラダーコードにしろ、昇降コードにしろ、長時間複数、スラット及び下レールを吊すと、重力で引っ張られるため、長さが変わる。従って、最下端のスラットと下レールとの間の距離に変化が生じる、あるいは下レールが不適切に傾く可能性がある。業者は、前述の問題を改善するために、紐の先端を巻収する方式を開発した。例えば、特許文献1では、下レールの内部に嵌入した一つのラダーホルダを紹介した。
米国特許第20090294076号明細書
特許文献1のラダーホルダは、回転によってラダーコードの先端を巻収するコード巻軸を有する。このコード巻軸は、ラダーコードの長さを調整することによって下レールと最下端のスラットとの間の距離を変える効果を有する。
しかしながら、下レールが主に昇降コードに固設及び支持されるため、特許文献1の構成では、下レールの傾斜、あるいは長期作業の原因でコードの長さ及び張力の変化によるブラインドの畳み込みのアンバランス等の問題を引き起こす。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインドを提供することにある。ラダーホルダは、昇降コードを巻収することによって下レールの水平度を調節することに使用されている。
本考案による調節可能なラダーホルダは、一つの筒体と、一つのコード巻軸と、を備える。コード巻軸は、回転可能に前記筒体の内部に設置されており、筒体の内部に穿設する少なくとも一つの昇降コードの一端が固設されており、正逆方向に回転する時、昇降コードの一部分を巻収あるいは放出する。
筒体は、互いに連通する一つの上開口および一つの下開口、ならびに、内部に設置された少なくとも一つの当接部材を有する。調節可能なラダーホルダは、コード巻軸に連接されており、複数の歯が周縁に設けられている一つの制御輪をさらに備える。コード巻軸は一つの歯が前記当接部材に当接する時回転不能である。
当接部材は、筒体に連接されている一つの突出部を有する。制御輪の各前記歯は、単方向のラチェット歯であり、突出部と噛合する。
コード巻軸は、筒体の内部に横方向に設けられており、且つ上開口を貫通する昇降コードを巻回するのに用いられる一つのコード巻部を有する。コード巻軸は、制御輪に穿設されている。制御輪の歯の一部は、下開口に対向している。
制御輪は、回転可能に筒体の中に設置されており、また筒体の下開口を覆う。当接部材は、制御輪の一つの歯に当接し、制御輪の回転を抑制する。コード巻軸の底端部は、制御輪に連結されており、且つ筒体の中に位置している。
筒体の底部は、一つのアームを有する。突出部は、アームの内側の面に連接されており、制御輪の各歯と噛合する。
制御輪は、頂面及び底面を貫通する少なくとも一つの貫通孔を有する。コード巻軸は、一つのコード巻部及び少なくとも一つの延長脚を有し、コード巻部が昇降コードを巻回するのに用いられており、延長脚がコード巻部に連接されており制御輪の貫通孔を通し、延長脚に沿った方向においてコード巻部から離れた第一位置とコード巻部に隣接した第二位置との間で制御輪を移動させる。当接部材は、下開口に隣接し、且つ第一位置に位置する制御輪の歯に当接する。
調節可能なラダーホルダは、コード巻軸のコード巻部と制御輪との間に設置されている弾性部材をさらに備える。弾性部材は、制御輪に推力を提供し、制御輪の第一位置への移動を維持する。
筒体は、一つの頂蓋を有する。上開口は、頂蓋に設けられている。頂蓋は、一つの軸孔を有する。コード巻軸の頂部は、軸孔に穿設されている。制御輪は、底面に一つの駆動部が設置されており、駆動部によって駆動される。
コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されている。昇降コードの一端は、上開口を貫通し、コード固定用穴に入り込み、コード巻軸に固設されている。
コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されている。筒体の筒本体は、少なくとも一つの線孔を有する。昇降コードの一端は、線孔を貫通し、コード固定用穴に入り込み、コード巻軸に固設されている。
本考案による調節可能なラダーホルダを有するブラインドは、一つの上レールと、一つの下レールと、上レールと前記下レールとの間に設置されている一つの遮蔽装置と、少なくとも一つの昇降コードと、を備える。
昇降コードは、一端が下レールに連接し、他端が遮蔽装置及び前記上レールを貫通し下レールを昇降させるのに用いられる。
下レールの内部に少なくとも一つのラダーホルダが嵌設されている。ラダーホルダは、一つの筒体及び一つのコード巻軸を有する。コード巻軸は、回転可能に筒体の内部に設置されており、筒体の内部に穿設する少なくとも一つの昇降コードの一端が固設されており、正逆方向に回転する時、昇降コードの一部分を巻収あるいは放出する。
筒体は、互いに連通する一つの上開口および一つの下開口、ならびに、内部に設置された少なくとも一つの当接部材を有する。調節可能なラダーホルダは、コード巻軸に連接されており、複数の歯が周縁に設けられている一つの制御輪をさらに備える。コード巻軸は一つの歯が前記当接部材に当接する時回転不能である。
当接部材は、筒体に連接されている一つの突出部を有する。制御輪の各前記歯は、単方向のラチェット歯であり、突出部と噛合する。
コード巻軸は、筒体の内部に横方向に設けられており、且つ上開口を貫通する昇降コードを巻回するのに用いられる一つのコード巻部を有する。コード巻軸は、制御輪に穿設されている。制御輪の歯の一部は、下開口に対向している。
制御輪は、回転可能に筒体の中に設置されており、また筒体の下開口を覆う。当接部材は、制御輪の一つの歯に当接し、制御輪の回転を抑制する。コード巻軸の底端部は、制御輪に連結されており、且つ筒体の中に位置している。
筒体の底部は、一つのアームを有する。突出部は、アームの内側の面に連接されており、制御輪の各歯と噛合する。
制御輪は、頂面及び底面を貫通する少なくとも一つの貫通孔を有する。コード巻軸は、一つのコード巻部及び少なくとも一つの延長脚を有し、コード巻部が昇降コードを巻回するのに用いられており、延長脚がコード巻部に連接されており制御輪の貫通孔を通し、延長脚に沿った方向においてコード巻部から離れた第一位置とコード巻部に隣接した第二位置との間で制御輪を移動させる。当接部材は、下開口に隣接し、且つ第一位置に位置する制御輪の歯に当接する。
調節可能なラダーホルダは、コード巻軸のコード巻部と制御輪との間に設置されている弾性部材をさらに備える。弾性部材は、制御輪に推力を提供し、制御輪の第一位置への移動を維持する。
筒体は、一つの頂蓋を有する。上開口は、頂蓋に設けられている。頂蓋は、一つの軸孔を有する。コード巻軸の頂部は、軸孔に穿設されている。制御輪は、底面に一つの駆動部が設置されており、駆動部によって駆動される。
コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されている。昇降コードの一端は、上開口を貫通し、コード固定用穴に入り込み、コード巻軸に固設されている。
コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されている。筒体の筒本体は、少なくとも一つの線孔を有する。昇降コードの一端は、線孔を貫通し、コード固定用穴に入り込み、コード巻軸に固設されている。
本考案の効果は、コード巻軸を駆動することによって下レールを引く昇降コードの長さを変えて更に下レールの水平度を調節してブラインドをバランスよく畳み込むことにある。
本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインドを示す斜視図である。 本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダの内部構造を示す断面図である。 本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダの内部構造を示す断面図である。 本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダの底部を示す斜視図である。 本考案の第二実施形態による調節可能なラダーホルダを示す斜視図である。 図5の調節可能なラダーホルダの組成を示す分解斜視図である。 ドライバーで図5の調節可能なラダーホルダの制御輪を駆動することを示す斜視図である。 本考案の第三実施形態による調節可能なラダーホルダを示す分解斜視図である。 本考案の第三実施形態による調節可能なラダーホルダの底部を示す斜視図である。 図8の調節可能なラダーホルダの制御輪が第一位置に位置することを示す断面図である。 図8の調節可能なラダーホルダの制御輪が第二位置に位置することを示す断面図である。 コード巻軸と制御輪との間に設置されたスプリングを示す断面図である。 ラダーホルダの筒体の多辺形筒本体、制御輪の周縁の台形歯を示す分解斜視図である。 図13の構造を示す斜視図である。
(第一実施形態)
本考案を明確に説明するために、複数の実施形態を例に挙げて図と合わせて以下に詳細に述べる。図1〜図4に示すように、本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインドは、一つの上レール10、一つの下レール12及び複数のスラット14から構成された遮蔽装置を備える。スラット14は、二つのラダーコード16に支えられ、上レール10と下レール12との間に指定間隔で配列される。また、二つの昇降コード18は、一端が下レール12に固設され、他方の端は使用者がコードを引きブラインドを制御して展開また畳み込むように上に各スラット14を貫通した後上レール10を貫通する。
ブラインドは、二つの調節可能なラダーホルダ20を含む。二つのラダーホルダ20は、指定間隔で下レール12の内孔に嵌入する。昇降コード18の一端は、対応するラダーホルダ20を通して下レール12に固設されている。
本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダ20は、一つの筒体22、一つのコード巻軸24及び二つの制御輪26を備える。図2〜図4に示すように、筒体22は、一体成型した一つの円筒本体221、一つの底板222、二つの板状リブ223及び二つの当接部材224を備える。一つの上開口221aは、昇降コードの一端が穿設するために、円筒本体221の頂部に設置されている。円筒本体221の底部は、底板222に連接する。底板222は、上開口221aに連通する一つの下開口222aを有する。二つの板状リブ223は、円筒本体221の内部に隣接し、また底縁部が底板222に連接する。板状リブ223が互いに向かう一側は、凹んで、一つの嵌合溝223aを形成している。嵌合溝223aの一端は、下開口222aに連通する。二つの当接部材224は、円筒本体221の内筒壁から突き出て形成した鈎状の突出部である。
コード巻軸24は、円柱状であり、一つのコード巻部24aを有する。一つのコード固定用穴24bは、円筒本体221に穿設する昇降コード18の一端が固設されるために、コード巻部24aに設置されている。昇降コード18は、コード巻部24aに周設されている。コード巻軸24は、横設され、両端が嵌合溝223aの中に入る。コード巻軸24は、昇降コード18に上に引かれる時、回転可能に各嵌合溝223aの溝壁に当接し、且つ筒体22の内部に安定に収納されている。また、コード巻軸24は、直接、円筒本体221に横設されてもよい、回転可能に円筒本体221を結合する。
本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダの二つの制御輪26は、一体成型の方式でコード巻軸24に連接し、コード固定用穴24bの両側に位置する。コード巻軸24は、二つの制御輪26に穿設していることを呈している。勿論、制御輪26は、組合せ方式でコード巻軸24に固設してもよい。単方向ラチェット歯を例にした複数の歯26aは、制御輪26の周縁に設けられている。図4に示すように、一部分の歯26aは、下開口222aに正対する。使用者は、制御輪26に接触ならびに押し、コード巻軸24を動かし回転させ、昇降コード18の一部分を巻収、あるいは放出する。
当接部材224が本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダの筒体22の内部に設置されているため、図3に示すように、一つの歯26aが対応する当接部材224に当接し、且つ制御輪26が外力によって駆動されない時、コード巻軸は、静止して、回転しない状態を維持する。即ち、本考案の第一実施形態による調節可能なラダーホルダ20は、単方向に昇降コード18を巻収することに適用し、重力で引っ張られた昇降コード18の長さを変え、下レール12の水平度を調節し、更にブラインドのバランスのとれた畳み込みが可能である。
(第二実施形態)
以下に同じ上述の目的を達成する他の実施形態を説明する。図5〜図7に示すように、本考案の第二実施形態による調節可能なラダーホルダ30は、一つの筒体32、一つのコード巻軸34及び一つの制御輪36を備える。上述の第一実施形態と異なる点は、一つの頂蓋321がラダーホルダ30の筒体32の頂部に設置されていることである。頂蓋321は、筒体32の内部に連通する一つの軸孔321a及び一つの上開口321bを有する。筒体32の底部は、一つの下開口322を有する。昇降コード18の一端は、上開口321bに穿設する。また、筒体32の底部は、一つのアーム323に一体連接する。アーム323の自由端の内側面は、筒体32の内部に向かい、径方向に沿って突き出、当接部材324としての一つの突出部を形成する。
コード巻軸34の底部は、制御輪36に連接する。組合せ後のコード巻軸34の頂部は、筒体32の軸孔321aに穿設する。制御輪36は、筒体32の中に位置し、下開口322を覆う。一つのコード固定用穴34aは、前述のコード巻軸34に設けられている。コード固定用穴34aは、コード巻軸を貫通し、且つ一つの縦方向の切欠溝34bに連通する。コード固定用穴34aの一端は、一つの凹部に形成する。昇降コード18は、筒体32の上開口321bを貫通して且つ一端が予め結び目を形成し、結び目を有する一端がコード固定用穴34aの中に組立てられる。また、結び目は、凹部に収納され、突き出ない。よって、昇降コード18は、コード巻軸34に固設され、またコード巻軸34に周設されている。
一つの駆動部36aは、制御輪36の底面に設けられている。駆動部は、外力によって駆使され制御輪36を動かし、連動してコード巻軸34を回転させ、昇降コード18の一部分を巻収する。本考案の第二実施形態による調節可能なラダーホルダの駆動部36aは、一字型溝に形成され、ドライバー100と合わせて制御輪36(図7に示すように)を駆動する。勿論、使用者が指で回すために、駆動部は、隆起した撥板であってもよい。
また、単方向ラチェット歯を例にした複数の歯36bは、制御輪36の周縁に設けられている。一つの歯36bは、筒体32のアーム323の当接部材324に当接する。制御輪36は、外力によって駆動されない時、静止状態を維持する。即ち、ラダーホルダ30は、同様に単方向に昇降コード18を巻収することに適用し、重力で引っ張られた昇降コード18の長さを変えることができる。ラダーホルダ30の実現した効果は、上述の実施形態の効果と同じである。
昇降コード18の一端が穿設するための上開口は、上述のラダーホルダ30の筒体32の頂部に設けられている。しがしながら、実務上、二つの線孔325は、筒体32の側壁に前後対称的に設置され、且つ筒体32の内部に連通する。昇降コード18の一端は、選択可能に一つの線孔325から筒体32の内部に入り込み、且つコード巻軸34に固設されている。従って、上開口321b及び各線孔325の選用は、使用要求によって決められている。ブラインドが複数の昇降コードを備え、昇降コードが二本一セット、且つ全てスラットを貫通しない時、一セットの昇降コードの一端は、昇降コードがコード巻軸34に固設されるように、筒体32の線孔325を個別に貫通する。また、筒体32の表面は、複数の突出リブ326を有する。複数の突出リブ326は、下レール12の内孔との接触抵抗力を高め、更に組立ての後の安定性を向上させる。
(第三実施形態)
図8〜図9に示すように、本考案の第三実施形態による調節可能なラダーホルダ40は、一つの筒体42、一つのコード巻軸44及び一つの制御輪46を備える。一つの上開口42aは、筒体42の頂部に設けられている。二つの線孔42bは、対称的に筒体の側壁に設置されている。昇降コード18の一端は、選択可能に上開口42aあるいは線孔42bを貫通し、コード巻軸44のコード巻部44aのコード固定用穴44bに固設されている。同様に、コード固定用穴44bは、溝44cに連通する。また凹部は、コード固定用穴44bの一端に形成されている。筒体42の表面は、下レール12の内孔との接触抵抗力を増やすための複数の突出リブ42cを有する。上述の第二実施形態と異なる点は、筒体42がアーム構造を備えないことである。当接部材42dは、下開口42eに隣接した内筒壁に一体成型した突出部である。
ラダーホルダ40のコード巻軸44は、制御輪46に連接し、且つ筒体42の内部に設置されている。制御輪46の周縁に設置された一つの歯46aが当接部材42dに当接する時、制御輪46は、制限され単方向にのみ回転する。しかしながら、上述の第二実施形態と異なる点は、コード巻軸44のコード巻部44aの底縁部が下に伸び複数の延長脚44dを形成することである。一つの鈎部44eは、各延長脚44dの先端に形成されている。制御輪46は、頂面及び底面を貫通する複数の貫通孔46bを備える。制御輪の底面は、凹んで一字型溝に形成された駆動部46cを有する。コード巻軸44が各延長脚44dで制御輪46の各貫通孔46bを貫通した後、制御輪46は、各延長脚44dに沿って、図10に示すようにコード巻部44aを離れた第一位置P1と図11に示すようにコード巻部44aに隣接した第二位置P2との間に移動可能である。制御輪46が第一位置P1に位置する時、歯46aは、筒体42内部の当接部材42dと噛合する。制御輪46が第二位置P2に位置する時、歯46aは、当接部材42dを離れる。
また、ラダーホルダ40は、少なくとも一つの弾性部材を含む。弾性部材は、コード巻軸44のコード巻部44aと制御輪46との間に設置されている。弾性部材は、制御輪46に推力を提供し、制御輪46の第一位置P1への移動を維持する。制御輪46は、各延長脚44d先端の鈎部44eの抵抗を受け、第一位置P1に止まる。本考案の第三実施形態による調節可能なラダーホルダ40の弾性部材は、コード巻部44aの底縁部に一体連接した複数の板ばね48から構成されている。板ばね48の先端が制御輪46の頂面に当接するため、制御輪46は、第一位置P1に位置する。勿論、弾性部材は、図12に示すようにスプリング49であってもよい。弾性部材は、スプリングの弾力によって制御輪を押圧し第一位置P1への移動を維持させる。スプリング構造の場合、コード巻軸44のコード巻部44aの底縁部の板ばね48を製作しなくてもよい。
昇降コード18の長さを調整する時、使用者は、工具(ドライバー)を使って単方向に制御輪46を動かすことによって、重力で引っ張られた昇降コードの長さを変えることができる。本考案の第三実施形態による調節可能なラダーホルダ40の制御輪46は、二つの位置の間に移動する。従って、使用者が制御輪46を押圧し第二位置P2まで移動させると、歯46aは当接部材42dと噛み合わないため、制御輪46を簡単に動かし昇降コード18を巻収することができるだけではなく、逆方向に制御輪46を動かす時も昇降コード18の一部分の放出が可能になる。つまり、ラダーホルダ40は、昇降コードの長さの調節がフレキシブルなため、下レール12の水平度を調整し、ブラインドをスムーズに畳み込むことができる。
ラダーホルダの筒体が下レールの内孔の中に穏やかに嵌入されるように、上述の実施形態に示すように筒体の表面に複数の突出リブが設置されることによって目的を達成する以外、図13に示すように筒体50に多辺形筒本体52を製造することによって、同様に下レール内孔との接触抵抗力の向上が可能になる。また、上述の実施形態の制御輪の歯は、単方向ラチェット歯を例にする。しがしながら、実務上は、図13〜図14に示すように制御輪54の台形歯54aを採用してもよい。隣接した台形歯54aの間の凹部54bと筒体50の突出部50aの組合わせによって、位置決め効果を生み出すことができる。
上述の本考案の実施形態は、例を挙げるためであり、本考案の範囲を制限することではない。本考案の明細書および実用新案登録請求の範囲を応用した全ての等価変化は、本考案の実用新案登録請求の範囲に含む。
10 上レール、
12 下レール、
14 スラット、
16 ラダーコード、
18 昇降コード、
20 ラダーホルダ、
22 筒体、
221 円筒本体、
221a 上開口、
222 底板、
222a 下開口、
223 板状リブ、
223a 嵌合溝、
224 当接部材、
24 コード巻軸、
24a コード巻部、
24b コード固定用穴、
26 制御輪、
26a 歯、
30 ラダーホルダ、
32 筒体、
321 頂蓋、
321a 軸孔、
321b 上開口、
322 下開口、
323 アーム、
324 当接部材、
325 線孔、
326 突出リブ、
34 コード巻軸、
34a コード固定用穴、
34b 切欠溝、
36 制御輪、
36a 駆動部、
36b 歯、
40 ラダーホルダ、
42 筒体、
42a 上開口、
42b 線孔、
42c 突出リブ、
42d 当接部材、
42e 下開口、
44 コード巻軸、
44a コード巻部、
44b コード固定用穴、
44c 溝、
44d 延長脚、
44e 鈎部、
46 制御輪、
46a 歯、
46b 貫通孔、
46c 駆動部、
48 板ばね、
49 スプリング
50 筒体、
50a 突出部、
52 筒本体、
54 制御輪、
54a 台形歯、
54b 凹部、
P1 第一位置、
P2 第二位置、
100 ドライバー。

Claims (22)

  1. 一つの筒体と、
    一つのコード巻軸と、を備え、
    前記コード巻軸は、回転可能に前記筒体の内部に設置されており、前記筒体の内部に穿設する少なくとも一つの昇降コードの一端が固設されており、正逆方向に回転する時、前記昇降コードの一部分を巻収あるいは放出することを特徴とする調節可能なラダーホルダ。
  2. 前記筒体は、互いに連通する一つの上開口および一つの下開口、ならびに、内部に設置された少なくとも一つの当接部材を有し、
    前記コード巻軸に連接されており、複数の歯が周縁に設けられている一つの制御輪をさらに備え、
    前記コード巻軸は一つの前記歯が前記当接部材に当接する時回転不能であることを特徴とする請求項1に記載の調節可能なラダーホルダ。
  3. 前記当接部材は、前記筒体に連接されている一つの突出部を有し、
    前記制御輪の各前記歯は、単方向のラチェット歯であり、前記突出部と噛合することを特徴とする請求項2に記載の調節可能なラダーホルダ。
  4. 前記コード巻軸は、前記筒体の内部に横方向に設けられており、且つ前記上開口を貫通する前記昇降コードを巻回するのに用いられる一つのコード巻部を有し、
    前記コード巻軸は、前記制御輪に穿設されており、
    前記制御輪の前記歯の一部は、前記下開口に対向していることを特徴とする請求項3に記載の調節可能なラダーホルダ。
  5. 前記制御輪は、回転可能に前記筒体の中に設置されており、また前記筒体の前記下開口を覆い、
    前記当接部材は、前記制御輪の一つの前記歯に当接し、前記制御輪の回転を抑制し、
    前記コード巻軸の底端部は、前記制御輪に連結されており、且つ前記筒体の中に位置していることを特徴とする請求項3に記載の調節可能なラダーホルダ。
  6. 前記筒体の底部は、一つのアームを有し、
    前記突出部は、前記アームの内側の面に連接されており、前記制御輪の各前記歯と噛合することを特徴とする請求項5に記載の調節可能なラダーホルダ。
  7. 前記制御輪は、頂面及び底面を貫通する少なくとも一つの貫通孔を有し、
    前記コード巻軸は、一つのコード巻部及び少なくとも一つの延長脚を有し、前記コード巻部が前記昇降コードを巻回するのに用いられており、前記延長脚が前記コード巻部に連接されており前記制御輪の前記貫通孔を通し、前記延長脚に沿った方向において前記コード巻部から離れた第一位置と前記コード巻部に隣接した第二位置との間で前記制御輪を移動させ、
    前記当接部材は、前記下開口に隣接し、且つ前記第一位置に位置する前記制御輪の前記歯に当接することを特徴とする請求項5に記載の調節可能なラダーホルダ。
  8. 前記コード巻軸の前記コード巻部と前記制御輪との間に設置されている弾性部材をさらに備え、
    前記弾性部材は、前記制御輪に推力を提供し、前記制御輪の前記第一位置への移動を維持することを特徴とする請求項7に記載の調節可能なラダーホルダ。
  9. 前記筒体は、一つの頂蓋を有し、
    前記上開口は、前記頂蓋に設けられており、
    前記頂蓋は、一つの軸孔を有し、
    前記コード巻軸の頂部は、前記軸孔に穿設されており、
    前記制御輪は、底面に一つの駆動部が設置されており、前記駆動部によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載の調節可能なラダーホルダ。
  10. 前記コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されており、
    前記昇降コードの一端は、前記上開口を貫通し、前記コード固定用穴に入り込み、前記コード巻軸に固設されていることを特徴とする請求項9に記載の調節可能なラダーホルダ。
  11. 前記コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されており、
    前記筒体の筒本体は、少なくとも一つの線孔を有し、
    前記昇降コードの一端は、前記線孔を貫通し、前記コード固定用穴に入り込み、前記コード巻軸に固設されていることを特徴とする請求項9に記載の調節可能なラダーホルダ。
  12. 一つの上レールと、
    一つの下レールと、
    前記上レールと前記下レールとの間に設置されている一つの遮蔽装置と、
    少なくとも一つの昇降コードと、を備え、
    前記昇降コードは、一端が前記下レールに連接し、他端が前記遮蔽装置及び前記上レールを貫通し前記下レールを昇降させるのに用いられ、
    前記下レールの内部に少なくとも一つのラダーホルダが嵌設されており、
    前記ラダーホルダは、一つの筒体及び一つのコード巻軸を有し、
    前記コード巻軸は、回転可能に前記筒体の内部に設置されており、前記筒体の内部に穿設する少なくとも一つの昇降コードの一端が固設されており、正逆方向に回転する時、前記昇降コードの一部分を巻収あるいは放出することを特徴とする調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  13. 前記筒体は、互いに連通する一つの上開口および一つの下開口、ならびに、内部に設置された少なくとも一つの当接部材を有し、
    前記コード巻軸に連接されており、複数の歯が周縁に設けられている一つの制御輪をさらに備え、
    前記コード巻軸は一つの前記歯が前記当接部材に当接する時回転不能であることを特徴とする請求項12に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  14. 前記当接部材は、前記筒体に連接されている一つの突出部を有し、
    前記制御輪の各前記歯は、単方向のラチェット歯であり、前記突出部と噛合することを特徴とする請求項13に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  15. 前記コード巻軸は、前記筒体の内部に横方向に設けられており、且つ前記上開口を貫通する前記昇降コードを巻回するのに用いられる一つのコード巻部を有し、
    前記コード巻軸は、前記制御輪に穿設されており、
    前記制御輪の前記歯の一部は、前記下開口に対向していることを特徴とする請求項14に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  16. 前記制御輪は、回転可能に前記筒体の中に設置されており、また前記筒体の前記下開口を覆い、
    前記当接部材は、前記制御輪の一つの前記歯に当接し、前記制御輪の回転を抑制し、
    前記コード巻軸の底端部は、前記制御輪に連結されており、且つ前記筒体の中に位置していることを特徴とする請求項14に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  17. 前記筒体の底部は、一つのアームを有し、
    前記突出部は、前記アームの内側の面に連接されており、前記制御輪の各前記歯と噛合することを特徴とする請求項16に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  18. 前記制御輪は、頂面及び底面を貫通する少なくとも一つの貫通孔を有し、
    前記コード巻軸は、一つのコード巻部及び少なくとも一つの延長脚を有し、前記コード巻部が前記昇降コードを巻回するのに用いられており、前記延長脚が前記コード巻部に連接されており前記制御輪の前記貫通孔を通し、前記延長脚に沿った方向において前記コード巻部から離れた第一位置と前記コード巻部に隣接した第二位置との間で前記制御輪を移動させ、
    前記当接部材は、前記下開口に隣接し、且つ前記第一位置に位置する前記制御輪の前記歯に当接することを特徴とする請求項16に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  19. 前記コード巻軸の前記コード巻部と前記制御輪との間に設置されている弾性部材をさらに備え、
    前記弾性部材は、制御輪に推力を提供し、前記制御輪の前記第一位置への移動を維持することを特徴とする請求項18に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  20. 前記筒体は、一つの頂蓋を有し、
    前記上開口は、前記頂蓋に設けられており、
    前記頂蓋は、一つの軸孔を有し、
    前記コード巻軸の前記頂部は、前記軸孔に穿設されており、
    前記制御輪は、底面に一つの駆動部が設置されており、前記駆動部によって駆動されることを特徴とする請求項16に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  21. 前記コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されており、
    前記昇降コードの一端は、前記上開口を貫通し、前記コード固定用穴に入り込み、前記コード巻軸に固設されていることを特徴とする請求項20に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
  22. 前記コード巻軸には少なくとも一つのコード固定用穴が形成されており、
    前記筒体の前記筒本体は、少なくとも一つの線孔を有し、
    前記昇降コードの一端は、前記線孔を貫通し、前記コード固定用穴に入り込み、前記コード巻軸に固設されていることを特徴とする請求項20に記載の調節可能なラダーホルダを有するブラインド。
JP2014003974U 2014-07-25 調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインド Active JP3193532U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3193532U true JP3193532U (ja) 2014-10-09

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10907406B2 (en) Cordless retractable roller shade for window coverings
US10151140B2 (en) One-way driving mechanism for cordless window blind
US7093644B2 (en) Window covering with lifting mechanism
US8708023B2 (en) Cordless blind assembly
AU2016210705B2 (en) Skew adjustment mechanism for a window covering
US8087445B2 (en) Spring motor and window covering
EP2888429B1 (en) Blind system
US20120211180A1 (en) Loop Cord Tension Device for Window Coverings
US9458664B2 (en) Adjustable cord locker and window blind having such adjustable cord locker
AU2016273936B2 (en) Adjustable Cord Locker and Window Blind Having Such Adjustable Cord Locker
US20140290876A1 (en) Apparatus for a blind
GB2591549A (en) Window blind
JP5667855B2 (ja) ブラインド
US8366033B2 (en) Cord winding device for window covering
JP3193532U (ja) 調節可能なラダーホルダ及びラダーホルダを有するブラインド
US20180155980A1 (en) One-way braking/coiling mechanism for a horizontal venetian blind without pull cords
JP2002054374A (ja) 日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置
US20100122779A1 (en) Venetian blind
EP2565362A1 (en) Loop cord tension device for window coverings
US20140290875A1 (en) Apparatus for a blind
JP3589953B2 (ja) 横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置
EP3628810B1 (en) Crank structure for a curtain
EP4074935A1 (en) Cord winding assembly with sliding guide member and window blind using the cord winding assembly
JP4695910B2 (ja) ロールアップブラインドの昇降装置
JP6753727B2 (ja) ブラインドの駆動装置