JP3193479U - 枚葉印刷による同一生産ライン中の早い段階のダイスタンプ仕上りの印刷物及びそのための印刷装置 - Google Patents

枚葉印刷による同一生産ライン中の早い段階のダイスタンプ仕上りの印刷物及びそのための印刷装置 Download PDF

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− シュー リン、イェン
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Abstract

【課題】被印刷物の所望の部分を、ダイスタンプで印刷するとともに他の部分を多色で印刷して、一つの印刷機による工程で高級感のある印刷物を作成できる印刷機及びこれにより印刷された印刷物を提供する。
【解決手段】主に枚葉印刷の七色自動印刷装置10を使用し、まず、一つ目のインク入れ101に粘着剤を装填し、そして二つ目のインク入れ102をコールドスタンプ装置20に改造してロール状フィルム21を組入れられるようにする。印刷の流れとしては一つ目のインク入れ101で塗り剤用の印刷ソフト版40の図柄により、被印刷物30の一部に適量の粘着剤を塗る。そして二つ目のインク入れ102は、コールドスタンプ装置20に改造されており、図柄に対応したダイスタンプの押さえ板50で、被印刷物30の、粘着剤を塗布した対応部位に押えながら粘着するやり方で対応図柄のフィルム21を張り付ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、枚葉印刷が同一生産ラインで行われるときに、その早い段階でダイスタンプを仕上げた印刷物及びそのための印刷装置に関する。この印刷装置による印刷方式は、複数の色、例えば七色の自動印刷装置を使用し、まずは、一つ目のインク入れに粘着用の粘着剤を装填し、二つ目のインク入れをコールドスタンプ装置に改造し、そのコールドスタンプ装置にロール状フィルムを組入れ、二つ目のインク入れ以降の残りのインク入れには印刷の必要により、異なる色のインクを装填する。その結果、印刷の流れとしては被印刷物に一部のコールドスタンプ作業を終えてから、同じ生産ラインで要望通りの色印刷までがすぐに完成する。この印刷物には吸水性のある被印刷物を用い、フィルム材をダイスタンプ押え板に合わせて被印刷材でのダイスタンプ部位に粘着させ、その後は一般の色塗り層が含まれる。
印刷の分野では、高級感のある印刷物を作成するために、ダイスタンプが用いられることが多い。これは、被印刷物の所望の部分に金属系フィルムを貼り付ける。このフィルムは一般に金色、銀色、赤色などの、独特の色彩と光沢を有した非常に煌びやかなものであり、熱と圧力により被印刷物に転写される。これにより、非常に高級感のある印刷物を作成することが可能となる。これらの印刷物は、例えば結婚式の招待状、祝賀の際の郵便物、例えば祝電、に添付されるカード、高品質の名刺、などに用いられ、多くの需要がある。
このようなダイスタンプの技法は、従来は、印刷物の作成のオフライン作業として行われていた。即ち、被印刷物を印刷装置で色塗り印刷し、その半製品に、専用のホットスタンプ装置において二次加工を施してから、完成品の印刷物となる。オフラインの加工作業を考えると、印刷に多くの時間が必要となるという問題点がある。またその結果、コストが高くなる。
特開2010−82827号公報 特公表平06−505209号公報
本考案の目的は、このような従来技術の問題点が解決された、多色刷枚葉印刷機及びこれにより印刷された印刷物であって、被印刷物の一部に適量な粘着剤を、印刷ソフト版の図柄に合わせて塗布する、一番目のインク入れと、ダイスタンプの押さえ板にあわせ、押さえながら粘着させて、被印刷物の粘着剤が塗布された部分の対応部位に対応図柄に基づいてダイスタンプを完成させる、インク入れを改造した、ダイスタンプ装置と、ダイスタンプ装置以降の同一生産ラインで、被印刷物にインクを塗布する少なくとも一つ以上のインク入れと、から成る、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置及びこの装置により、金属系フィルム材が貼り付けられ、多色印刷がされた、印刷物を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1にかかる多色刷枚葉印刷機は、被印刷物の一部に適量な粘着剤を、印刷ソフト版の図柄に合わせて塗布する、一番目のインク入れと、ダイスタンプの押さえ板にあわせ、押さえながら粘着させて、被印刷物の粘着剤が塗布された部分の対応部位に対応図柄に基づいてダイスタンプを完成させる、インク入れを改造した、ダイスタンプ装置と、ダイスタンプ装置以降の同一生産ラインで、被印刷物にインクを塗布する少なくとも一つ以上のインク入れと、から成る、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置、となるように構成されている。
本考案の請求項2にかかる装置は、被印刷物は、吸水性を有する素材である、請求項1に記載の、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置、となるように構成されている。
本考案の請求項3にかかる装置は、印刷物の、ダイスタンプが行われた部位に、複数の色彩、図柄及び模様が印刷される、請求項1または請求項2に記載の、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置、となるように構成されている。また本考案の請求項4にかかる装置は、被印刷物の、ダイスタンプが行われた部位以外の部位に、複数の色彩、図柄及び模様が印刷される、請求項1から請求項3に記載の、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置、となるように構成されている。更に本考案の請求項5にかかる装置は、ダイスタンプは、対応図柄の部分の被印刷物に金属系フィルムを貼り付けて行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置、となるように構成されている。本考案の請求項6にかかる印刷物は、被印刷物の、印刷ソフト版の図柄に合わせて粘着剤が塗布された部分にダイスタンプが行われた後に、当該部分を含む、当該被印刷物の表面に、所望の色のインクが塗布された、印刷物、となるように構成されているものである。
被印刷物の一部に適量な粘着剤を、印刷ソフト版の図柄に合わせて塗布する、一番目のインク入れと、ダイスタンプの押さえ板にあわせ、押さえながら粘着させて、被印刷物の粘着剤が塗布された部分の対応部位に対応図柄に基づいてダイスタンプを完成させる、インク入れを改造した、ダイスタンプ装置と、ダイスタンプ装置以降の同一生産ラインで、被印刷物にインクを塗布する少なくとも一つ以上のインク入れと、から成り、従って、ダイスタンプを印刷作業中にオフラインの作業として行う必要がなく、一つの印刷機による作業で印刷物を作成できることにある。これにより、印刷物作成のための作業時間の短縮、コストの低減が可能となる。
本考案にかかる多色刷枚葉印刷機の、一実施例の概略図である。
本考案の出願人は、印刷業界において実務に携わってきており、本考案の装置の研究・開発に注力したものである。そして本考案においては、オフライン作業を要することなく、印刷作業だけで色塗りとダイスタンプとを一度に完成させることができる。
本考案にかかる装置で採用される印刷方式は、主に七色の自動印刷装置を使用し、まず、一つ目のインク入れに粘着剤を装填し、二つ目のインク入れをコールドスタンプ装置に改造し、またロール状フィルムを組入れ、残りのインク入れには印刷における必要性によりそれぞれ各色のインクを装填する。そうすると、印刷の流れとしては被印刷材に一部のコールドスタンプ作業を終えてから、同じ生産ラインで色印刷を行う。当該印刷物には吸水性有りの被印刷物、一部のダイスタンプ、一般の色塗り層が含まれる。
以下で、添付の図面を参照しながら、好ましい実施例に関連して本考案をより詳細に説明する。
図1に示したのは本願考案にかかる枚葉印刷の七色自動印刷装置10の基本配置図である。本考案では、主に枚葉印刷の七色自動印刷装置10を使用し、まず、一つ目のインク入れ101に粘着剤を装填し、そして二つ目のインク入れ102をコールドスタンプ装置20に改造してロール状フィルム21を組入れられるようにする。残りのインク入れ103、104、105、106及び107には印刷における必要性により、それぞれ色の異なるインクを装填する。
そうすると、印刷の流れとしては一つ目のインク入れ101で塗り剤用の印刷ソフト版40の図柄により、被印刷物30の一部に適量の粘着剤を塗る。そして二つ目のインク入れ102は、コールドスタンプ装置20に改造されており、図柄に対応したダイスタンプの押さえ板50で、被印刷物30の、粘着剤を塗布した対応部位に押えながら粘着するやり方で対応図柄のフィルム21を張り付ける。これにより、一部のコールドスタンプ作業が完成し、その後、コールドスタンプ装置20以降にあるインク入れ103、104、105、106、107も同一生産ラインで即時に各色の印刷を行う。従って、印刷及びダイスタンプの効率と生産能力をアップし、更に印刷コストを大幅に節約できるようになる。
本考案では、枚葉印刷の七色自動印刷装置10の使用及び適切な増設、改造により、別に制作した塗り剤用の印刷ソフト版40とダイスタンプ押さえ板50を用いて、既設装置の生産能力を完全に発揮できるほか、印刷の時間とコストも大幅に減らし、枚葉印刷の七色自動印刷装置10の印刷効果を十分に引き出すこととなる。
枚葉印刷の七色自動印刷装置10、コールドスタンプ装置20、フィルム素材21、塗り剤用の印刷ソフト版40及びダイスタンプの押さえ板50等は既設の基本設備であり、本考案の範囲ではないので、説明を省略する。
本考案による被印刷物30は以下のようなものを含む。
− 吸水性有りの被印刷物。印刷の色塗りに使える各種類の紙素材である。
− 局部のダイスタンプ部位。フィルム21はダイスタンプの押さえ板50に合わせて被印刷物30の上に張り付けられることによって、多くの色や図柄、模様が仕上がる。
− 一般の色塗り層。さまざまな色があり、被印刷物30に要望通りの図柄や模様を印刷できる。
また、本考案にかかる枚葉印刷の七色自動印刷装置10は既設の印刷装置であり、単独の印刷装置に七つのインク入れがセットされた専用の自動印刷装置である。当該装置は各インク入れに特定な色(例えば4原色)あるいは特定なインキ(例えば金インキ、非吸収インキなど)を装填し、対応したインキ付着網ローラーに合わせるため、さまざまなインキないし特定インキを使用した色塗りのプロセスが可能である。これらの運用モードとその流れは本考案により取り上げたい特徴的内容ではないので、説明を省略する。
本明細書に開示された実施例は、本考案を限定するものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本考案の思想と範囲が限定されるものではない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲により解釈すべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術は、本考案の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
10:多色刷枚葉印刷機、20:コールドスタンプ装置、21:フィルム、30:被印刷物、40:印刷ソフト版、50:押さえ板、101−107:インク入れ

Claims (6)

  1. 被印刷物の一部に適量な粘着剤を、印刷ソフト版の図柄に合わせて塗布する、一番目のインク入れと、
    ダイスタンプの押さえ板にあわせ、押さえながら粘着させて、前記被印刷物の粘着剤が塗布された部分の対応部位に対応図柄に基づいてダイスタンプを完成させる、インク入れを改造した、コールドスタンプ装置と、
    前記ダイスタンプ装置以降の同一生産ラインで、前記被印刷物にインクを塗布する少なくとも一つ以上のインク入れと、を有し、
    前記同一生産ラインの早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置。
  2. 前記被印刷物は、吸水性を有する素材である、請求項1に記載の、枚葉印刷による多色自動印刷装置。
  3. 前記被印刷物の、前記ダイスタンプが行われた部位に、複数の色彩、図柄及び模様が印刷される、請求項1または請求項2に記載の、枚葉印刷による多色自動印刷装置。
  4. 前記被印刷物の、前記ダイスタンプが行われた部位以外の部位に、複数の色彩、図柄及び模様が印刷される、請求項1から請求項3に記載の、枚葉印刷による多色自動印刷装置。
  5. 前記ダイスタンプは、前記対応図柄の部分の被印刷物に金属系フィルムを貼り付けて行う、請求項1から請求項4に記載の、早い段階でダイスタンプを行う、枚葉印刷による多色自動印刷装置。
  6. 被印刷物の、印刷ソフト版の図柄に合わせて粘着剤が塗布された部分にダイスタンプが行われた後に、当該部分を含む、当該被印刷物の表面に、所望の色のインクが塗布された、印刷物。
JP2014001902U 2014-04-11 枚葉印刷による同一生産ライン中の早い段階のダイスタンプ仕上りの印刷物及びそのための印刷装置 Expired - Lifetime JP3193479U (ja)

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