JP3193196U - 協働装置および協働システム - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者がより容易に制御でき、より汎用性が高く、より安価に、各装置が統一的な動作を行う協働装置および協働システムを提供する。【解決手段】親機1は、有意データを含む信号を無線で送信する機能を有し、専用のプログラムをインストールされた汎用コンピュータである。子機3A,3B,3C,3D,3Eは、信号を受信する受信機を有し、内蔵するMCUで受信した信号に有意データが存在するかを判定する。有意データが存在した場合、子機3A,3B,3C,3D,3Eは、受信した信号に含まれるコマンドを解析し、解析結果にしたがってLEDを駆動する。そして、受信機が受信したものと同様の信号を、送信機から送信する。【選択図】図1
Description
本考案は、複数の装置が統一的な動作を行うことを特徴とする協働装置及び協働システムに関する。
下記の特許文献1には、観客席に分散配置された複数の受信機付き発光装置(観客の持つペンライト)を、無線送信装置から送られる電波により、統一的に点滅させる舞台演出方法が開示されている。
また、下記の特許文献2には、特許文献1と同様のシステムにおいて、発光装置に、親機からの無線に応じて発光するモードと、内部タイマーに応じて発光するモードと、を切り替えて制御する制御手段を加えたシステムが開示されている。
上記の特許文献に記載のシステムは、装置の数が多い時、親機からの無線が常に装置に届くとは限らない。このため、親機が全ての装置を統一的に制御することは困難である。また、電波、光、音等の無線通信手段は、多くの場合、会場の環境によって親機から各子機への無線の届きやすさが全く異なる。
このため、先行技術文献に記載されたシステムの使用者は、事前に専門家を派遣して、親機の配置やプログラムを綿密に調整しなければならない。また、会場の規模によっては複数の親機が必要になるが、環境により望ましい位置に親機を設置できない場合がある。これらの理由から、従来の装置やシステムは、汎用性が低く、システム全体の運用コストが高いと言える。
そこで、本考案は、使用者がより容易に制御でき、より汎用性が高く、より安価に、各装置が統一的な動作を行う協働装置および協働システムを提供する。
本考案の第一の観点によれば、協働装置は、信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した信号に有意データが存在するかを判定する判定手段と、前記有意データが存在した場合、前記受信手段が受信信号と同様の信号を送信する送信手段と、
を含む。
を含む。
前記有意データの内容に応じて、所定の処理を制御する制御手段をさらに含む構成にしてもよい。
発光する発光手段、音を発生させる発音手段等、なんらかのエフェクトを発生させる手段をさらに備え、前記制御手段が、前記有意データの内容に応じて、前記発光手段等のエフェクト発生手段を制御する構成にしてもよい。
本考案の第二の観点によれば、協働システムは、上記の協働装置と、ユーザによる所定の操作またはプログラムに応じて、前記信号を発信する親機と、を組み合わせたシステムとなる。
この第二の観点において、前記親機と各協働装置は、同じ構成の装置であってもよい。
上記本考案の構成によれば、協働装置は有意データが含まれる信号を、波紋が広がるように次の協働装置に伝えていくことができる。そして、各協働装置で有意データを共有することができる。
協働装置は例えばコンサート会場の各観客に装着されて分散配置され、信号及び有意データは、波紋が広がるように各協働装置に伝えられていく。このため、信号送信手段が親機にしか存在しなかった従来のシステムに比べて、容易に各装置に有意データを送ることができる。例えば、親機からの信号が障害物に遮られて届かないような時でも、他の協働装置から送信された信号を受信し、有意データを共有することができる。
協働装置に制御手段を加えた場合、有意データの内容に応じて協働装置が統一的な動作を行うことができる。例えば発光手段等各種エフェクト手段の制御等の処理を行わせれば、特許文献1や2に記載のシステムと同様の効果を、より簡単に実現することができる。
本考案の第二の観点のように、ユーザが操作する親機を加えることで、あるユーザが各協働装置を制御し、統一的な動作をさせることができる。
ここで親機と各協働装置とは同じ機器であり、任意のユーザの操作が発端となって、周囲の各協働装置が統一的な動作をできるようにしてもよい。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付してその説明を援用する。
本考案の実施の形態による協働システムの概念図である。図1を参照して、この協働システムは、親機1と複数の子機3を含む。図中、子機3が複数存在することを示すために、各個体を示すために子機3A、3B、3C、3D、3Eを概念的に示したが、実際にはより多くの子機3が存在する。各子機は同じ構成の機器であり、区別する必要が無い場合、単に子機3として説明する。
この実施の形態では、親機1は、一般的に流通しているパーソナルコンピュータやタブレットコンピュータ等に、後述する処理を実行するためのプログラムをインストールしたものである。また、図示していないが、子機3は、LEDを有するリストバンドであり、コンサート会場等で観客が各自装着して、演者を応援するため等に使用するものである。
図2は、図1の子機3の電気的構成を示す図である。図2を参照して、子機3は、各種処理を実行するMCU(マイクロ・コンピュータ・ユニット)301、LED309、プログラムを格納したプログラムメモリ311、電源313、受信機315および送信機317を含む。MCU301の内部には、CPU303、RAM305、タイマー307が含まれる。
図1に戻り、親機1は無線送信機を備え、子機3のためにコマンドを含む信号を送信することができる。このコマンドは、LED309をどのように発光・点滅させるかを示すコマンドである。子機3は、有効なコマンドを含む信号を受信すると、コマンドに従った色、パターンでLED309の発光・点滅を行う。なお、このコマンドは親機1を操作するユーザの操作によって発生する場合もあれば、親機1がインストールしたプログラムの中で自動的に生成される場合もある。この実施の形態におけるユーザとは、コンサート等の主催者およびその関係者である。
子機3は、有効なコマンドを含む信号を受信し、コマンドに従ってLED309を駆動した後、送信機317から、受信機315が受信したのと同じ信号を送信する。これによって、波紋が広がるように信号が送信されていき、会場内の親機1からの信号が届きづらい位置にある子機3があったとしても、他の子機3から送信された信号によって、コマンドを共有することができる。
次に、フローチャートを用いて、おおまかな処理の流れを説明する。
図3は、親機1が行う処理の流れを説明するフローチャートである。図3を参照して、ステップS1で、親機1は、まずコマンドがあるか否かを判断し、コマンドがあればステップS3に進み、無ければ待機する。ステップS3で、親機1は、コマンドに応じた信号を作成する。ステップS5に進み、親機1は、ステップS3で作成した信号を送信し、ステップS1に戻る。
図3は、親機1が行う処理の流れを説明するフローチャートである。図3を参照して、ステップS1で、親機1は、まずコマンドがあるか否かを判断し、コマンドがあればステップS3に進み、無ければ待機する。ステップS3で、親機1は、コマンドに応じた信号を作成する。ステップS5に進み、親機1は、ステップS3で作成した信号を送信し、ステップS1に戻る。
図4は、子機3が行う処理の流れを説明するフローチャートである。実際はCPU303が行う処理も、子機3が行う処理として説明する。
図4を参照して、ステップS7で、子機3は、なんらかの信号を受信するまで待機し、受信した場合はステップS9に進む。ステップS9で、子機3は、ステップS7で受信した信号が有効なコマンドを含むものか否かを判定し、有効であればステップS11に進み、無効であればステップS7に戻る。
図4を参照して、ステップS7で、子機3は、なんらかの信号を受信するまで待機し、受信した場合はステップS9に進む。ステップS9で、子機3は、ステップS7で受信した信号が有効なコマンドを含むものか否かを判定し、有効であればステップS11に進み、無効であればステップS7に戻る。
ステップS9の判定処理において、子機3は、受信した信号に含まれるコマンドが、過去に処理したコマンドか否かを判定する。これは、例えば親機1からコマンドを受信した後に、他の子機3から送信された信号を受信し、二重にLED309を駆動させることが無いようにするための処理である。また、子機3は、送信中に一部の内容が欠けてしまった信号や、親機1や子機3とは別の機械から送信された信号等も、ステップS9の処理で排除する。コマンドが有効と判定すると、子機3は、そのコマンドを処理したことを、RAM305に記録し、ステップS11に進む。
ステップS11で、子機3は、受信したコマンドに従って、LED309を駆動する。コマンドが特定の発光タイミングを指定している場合は、タイマー307を使いタイミングを調整する。
ステップS13で、子機3は、ステップS7で受信した信号と同様の信号を送信する。
以上、上記の実施の形態の構成によれば、子機3は有効なコマンドが含まれる信号を、波紋が広がるように次の子機3に伝えていくことができる。そして、全ての子機3が有意データであるコマンドを共有することができる。
このため、信号送信手段が親機1にしか存在しなかった従来のシステムに比べて、容易に各子機3に有意データを送ることができる。例えば、親機1からの信号が障害物に遮られて届かないような時でも、他の子機3から送信された信号を受信し、有意データを共有することができる。
そして、子機3のMCU301によって、コマンドの内容に応じて子機3のLED309に統一的な色、パターンで発光・点滅させることができる。
なお、本考案は、上記の実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)子機3に、子機3の持ち主が自発的にLED309を駆動させるための操作部をさらに設けてもよい。子機3が親機1からの信号でしか動作しないならば、コンサート等が終了すると、子機3を持つ観客にとって、子機3の利用価値が全く無くなってしまう。しかし、この変形例によれば、親機1が無いコンサートでも、LED309を光らせて歌手の応援を行う等の再利用ができる。当該操作部の操作に応じて生成されるコマンドを周囲の子機3に送信できるようにしてもよい。
(2)子機3に個体IDをそれぞれ設け、特定の個体IDだけがコマンドに応じてLED309を駆動するようにしてもよい。
(3)子機3は、コマンドを共有し、LED309を統一的に駆動させたが、共有する有意データと、有意データに従った統一的な動作とは、これらに限定されず、機器さえ追できるのであれば、どのようなデータを共有し、どのような処理を行うのも自由である。例えば、子機3にスピーカーを設け、統一的に音を鳴らさせることもできる。また、子機3に表示装置を設け、統一的に画像・動画を表示させることもできる。
1…親機、3…子機、301…MCU、303…CPU、305…RAM、307…タイマー、309…LED、311…プログラムメモリ、313…電源、315…受信機、317…送信機
Claims (5)
- 信号を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した信号に有意データが存在するかを判定する判定手段と、
前記有意データが存在した場合、前記受信手段が受信信号と同様の信号を送信する送信手段と、
を含む協働装置。 - 前記有意データの内容に応じて、所定の処理を制御する制御手段をさらに含む、請求項1に記載の協働装置。
- 発光する発光手段を備え、
前記制御手段は、前記有意データの内容に応じて、前記発光手段を制御する、請求項2に記載の協働装置。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の協働装置と、
ユーザによる所定の操作またはプログラムに応じて、前記信号を発信する親機と、を組み合わせた協働システム。 - 前記親機と、前記協働装置とが、同じ構成であることを特徴とする、請求項5に記載の協働システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014000002U JP3193196U (ja) | 2014-01-05 | 2014-01-05 | 協働装置および協働システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014000002U JP3193196U (ja) | 2014-01-05 | 2014-01-05 | 協働装置および協働システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101640539B1 (ko) * | 2016-03-07 | 2016-07-25 | (주)에프알텍 | 근거리무선통신을 이용한 led 조명 제어 시스템 |
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2014
- 2014-01-05 JP JP2014000002U patent/JP3193196U/ja not_active Expired - Fee Related
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