JP3192853U - ストレッチ補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】臥位の使用者の身体部位に対してピンポイントで垂直方向に押し上げ、身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことのできるストレッチ補助装置を提供する。【解決手段】臥位の使用者の身体と接する身体支持体2の上面が、低反発合成樹脂素材で形成され、身体支持体2内に並設された複数のエアバッグ3が、身体支持体2の上面に対して垂直方向に連結部によって夫々貫通して連結された多層構造に形成され、エアバッグ3に給排気装置4から給排気ホース5から空気が供給されると垂直方向に膨張し、使用者の身体部位を押し上げるとともに、膨縮するエアバッグを使用者の身長に応じて変更可能にする。【選択図】図1

Description

本考案は、使用者が臥位等で効果的に心地良くストレッチを行うことのできるストレッチ補助装置に関する。
従来、使用者が臥位でストレッチやマッサージを行うことのできる装置としては、以下のものが提供されている。
例えば、マット部の上面に一対のストレッチ用エアバッグを設け、当該一対のストレッチ用エアバッグの対向する辺のみを固定縁端部として固定し、当該ストレッチ用エアバッグにエアーを給排気して膨縮させて、当該一対のストレッチ用エアバッグの各外側辺である自由縁端部側をマット部の上面から突出させて身体の部位を押し上げることにより、当該身体の部位のストレッチをすることのできるエアーマッサージ機が提供されている(特許文献1)。
また、マット本体表面の長手方向に複数のエアバッグを並設設置し、当該エアバッグに接続したホースによって空気を給排気して、当該エアバッグを膨張収縮させて身体部位をマッサージするとともに、当該複数のエアバッグの設置間隔にマット本体の上面に向けてエアーを噴出するエアーダクトを配設し、当該エアーダクトから湿度の低い温風を供給して適温適湿に維持することにより、快適な睡眠を得ることのできるエアーマッサージ装置が提供されている(特許文献2)。
特開平11−342166号公報 特開2006−87820号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエアーマッサージ機及び特許文献2に記載のエアーマッサージ装置は、図10(a)の側面視断面図に示すように、夫々のエアバッグ101が断面視楕円形状で、空気の供給により膨張しても使用者の身体部位に接するマット102の上面は緩やかにカーブする傾斜面となってしまう。そのため、当該エアバッグ101によって身体部位の一定の範囲を緩やかに押し上げることでストレッチ等を行うことはできるものの、当該エアバッグ101による身体部位への押圧力が分散してしまい、使用者の身体部位に対してピンポイントで垂直方向に押し上げ、当該身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができないという問題があった。
また、一般的に市販されているストレッチマット等においては、当該マットの上面が高反発合成樹脂素材で形成されていることが多く、そのため、図10(b)の側面視断面図に示すように、マット内部にエアバッグ201を設け、当該エアバッグ201から上面に向かって垂直方向に押し上げるマッサージを行うにしても、当該高反発合成樹脂素材製のマット202の上面が、緩やかな傾斜面状になってしまい、使用者の身体部位に対してピンポイントで垂直方向に押し上げ、当該身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができないという問題があった。
そこで、本考案は、臥位の使用者の身体部位に対してピンポイントで垂直方向に押し上げ、身体部位に刺激を与えて緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことのできるストレッチ補助装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のように構成した。すなわち、本考案に係る請求項1に記載のストレッチ補助装置は、臥位の使用者の身体を支持する身体支持体と、当該身体支持体内に並設された複数のエアバッグと、当該エアバッグに空気を給排気する給排気装置と、当該給排気装置とエアバッグとを接続する給排気ホースとからなるストレッチ補助装置であって、前記身体支持体の使用者の身体と接する上面は、低反発合成樹脂素材で形成され、前記エアバッグは、前記身体支持体の上面に対して垂直方向に連結された複数の袋体が連結部で夫々貫通した多層構造に形成され、前記給排気装置から空気が供給されると垂直方向に膨張し、使用者の身体部位を押し上げて使用者のストレッチを補助するとともに、当該複数のエアバッグのうち、膨縮するエアバッグを使用者の身長に応じて変更可能にしたことを特徴としている。
また、前記請求項2に記載のストレッチ補助装置は、前記身体支持体の上面の低反発合成樹脂素材が、10mm〜50mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が10度〜50度の値になることを特徴としている。
また、前記請求項3に記載のストレッチ補助装置は、前記身体支持体の下面が高反発合成樹脂素材で形成されており、当該高反発合成樹脂素材が、20mm〜60mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が30度〜60度の値になり、前記低反発合成樹脂素材よりも測定値が高くなることを特徴としている。
また、前記請求項4に記載のストレッチ補助装置は、前記エアバッグが、前記多層構造の最下層の袋体が前記給排気ホースを介して前記給排気装置に接続され、当該給排気装置から空気が供給されると最下層の袋体から上方向に順に膨張し、使用者の身体部位を押し上げることを特徴としている。
また、請求項5に記載のストレッチ補助装置は、前記エアバッグが、二層構造であることを特徴としている。
また、請求項6に記載のストレッチ補助装置は、前記身体支持体の上面からの前記エアバッグの膨張時の高さが、約5mm〜150mmであることを特徴としている。
また、請求項7に記載のストレッチ補助装置は、前記エアバッグが、前記身体支持体内において、使用者の肩甲骨、腰部、大腿部及び足先部に対応する位置に並設されていることを特徴としている。
また、請求項8に記載のストレッチ補助装置は、前記身体支持体において、使用者の頭部又は首部近傍に対応する位置に枕用エアバッグが配設され、前記給排気ホースを介して前記給排気装置に接続されていることを特徴としている。
さらに、請求項9に記載のストレッチ補助装置は、前記身体支持体に使用者の身体部位を左右から内側方向に押圧可能な一対の側面エアバッグを配設したことを特徴としている。
本考案に係る請求項1乃至6に記載のストレッチ補助装置によれば、エアバッグを多層構造にしたことにより、且つ、上面を低反発合成樹脂素材で形成したことにより、当該身体支持体の上面が前記エアバッグの膨張後の形状に沿って垂直方向に押し上げられるため、使用者の身体部位にピンポイントで垂直方向に押し上げ、当該身体部位に刺激を与えて身体の各部位の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができる。また、前記複数のエアバッグのうち、膨縮するエアバッグを使用者の身長に応じて変更可能にしたことにより、使用者の身長差にかかわらず、適切に効果的なストレッチを行うことができる。すなわち、具体的には、通常の使用者が臥位の状態で、複数のエアバッグのうちの一が、ある身体部位を押し上げるのが適切で効果的にストレッチを行うことができる場合に、低身長の使用者が臥位の状態で、当該複数のエアバッグのうちの一が適切に当該身体部位を押し上げることができるとは限らず、身長差によってかえってストレッチの補助効果を阻害する場合もあるため、当該複数のエアバッグのうちの一を膨縮させないようにすることで、その他のエアバッグにより適切にストレッチを行うことができる。
また、請求項7に記載のストレッチ補助装置によれば、使用者の肩甲骨、腰部、骨盤、大腿部及び足先部に対して、ピンポイントで垂直方向に押し上げ、当該身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができる。
また、請求項8に記載のストレッチ補助装置によれば、上記効果の他、給排気可能な枕用エアバッグを設けたことにより、空気の給排気を行って枕用エアバッグの高さ調節を行うことができ、また、当該枕用エアバッグを使用者の頭部又は首部の形状に沿った形状にし、使用者個々に適した枕の形状とすることができる。
さらに、請求項9に記載のストレッチ補助装置によれば、身体部位の側面、特に、身体を支持する際に最も負担の掛かるであろう腰部を、立位ではなく、リラックス可能な臥位で、且つ、一対の側面エアバッグによって腰部の緊張を解きながら、ストレッチを効果的に行うことができる。
本考案に係るストレッチ補助装置を示す外観斜視図である。 当該ストレッチ補助装置を示す側面視断面図である。 当該ストレッチ補助装置に係るエアバッグを示す側面視拡大断面図である。 当該エアバッグが膨張した状態を示す側面視拡大断面図である。 第二実施例のストレッチ補助装置に係るエアバッグを示す側面視拡大断面図である。 第三実施例のストレッチ補助装置に係るエアバッグを示す側面視拡大断面図である。 第四実施例のストレッチ補助装置を示す外観斜視図である。 第五実施例のストレッチ補助装置を示す外観斜視図である。 当該ストレッチ補助装置を示す断面展開図である。 従来のエアマットのエアバッグの膨張時の形状を示す側面時拡大断面図である。 その他実施例のストレッチ補助装置を示す図である。
以下、図面に基づいて本考案を具体的に説明する。まず、図1は、本考案に係る第一実施例のストレッチ補助装置1を示す外観斜視図であり、図2は、当該ストレッチ補助装置1を示す側面視断面図である。当該ストレッチ補助装置1は、マット状の身体支持体2、当該身体支持体2に内蔵され、肩甲骨、腰部、骨盤、大腿部及び足先部に対応する位置に配設された複数のエアバッグ3、当該複数のエアバッグ3に空気を給排気する給排気装置4と、当該給排気装置4及び複数のエアバッグ3間で空気を給排出する給排気ホース5とからなる。
身体支持体2は、マット状に形成され、当該マット状の上面、すなわち、使用者の身体と接触する面が低反発ウレタンフォーム等の低反発合成樹脂素材で形成されている。なお、身体支持体2は、マット、敷布団等のその他敷物、リクライニングを倒したマッサージチェアの身体接触面部や座椅子等、臥位又は略臥位の使用者の身体を支持するものを含むものである。なお、当該身体支持体2の下面側は、高反発ウレタンフォーム等の高反発合成樹脂素材で形成されている。
本第一実施例において、前記低反発合成樹脂素材は、10mm〜50mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が10度〜50度の値になるように形成されている。また、前記高反発合成樹脂素材は、20mm〜60mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が30度〜60度の値になり、前記低反発合成樹脂素材よりも測定値が高くなるように形成されている。
エアバッグ3は、図3の断面図に示すように、最下層の第一袋体3aと当該第一袋体3aの上端の第二袋体3bとから形成され、当該第一袋体3a及び第二袋体3bは、連結部3cを介して貫通して連結されている。図3(a)は、当該エアバッグ3が膨張した状態を示す図である。当該エアバッグ3は、給排気装置4から空気が供給されると、まず、第一袋体3aが膨張し始め、当該第一袋体3aにある程度空気が充満した後、第二袋体3bに連結部3cを介して空気が供給され、当該第二袋体3bが膨張する。一方、図3(b)は、当該エアバッグ3が収縮した状態を示す図である。当該膨張した状態のエアバッグ3は、給排気装置4によって給排気ホース5を介して排気され、第一袋体3aから収縮する。なお、図示の通り、給排気ホース5は、第一袋体3aに接続されている。
給排気装置4は、具体的に図示して説明はしないが、給排気手段と当該給排気手段による給排気を制御する制御手段とを備え、前記複数のエアバッグ3を夫々膨張又は収縮させるために前記制御手段により制御された膨縮パターンに従って空気を供給又は排気させるものである。
給排気ホース5は、複数のエアバッグ3の各エアバッグ3と前記給排気装置3とを個々に接続している。各エアバッグ3には、前記制御手段による膨縮パターンに応じて前記給排気装置4から当該給排気ホース5を介して夫々空気が給排気される。
また、前記複数のエアバッグ3は、使用者の身長に応じて膨縮するか否かを変更可能に形成されている。具体的には、使用者が比較的低身長であった場合には、通常の身長の使用者が臥位するのと足側を揃えて臥位の状態になった場合、通常の使用者が通常押上げ可能な肩甲骨を、低身長の使用者は頭側一本目のエアバッグ3によって押上げることができず、当該エアバッグ3が低身長の使用者の首部や頭部等を押上げてしまい、肩甲骨に対して適切にストレッチ補助ができず、かえってストレッチ補助の効果を阻害するおそれがある。そのため、頭側一本目のエアバッグ3を停止して膨張させないことにより、当該エアバッグ3が不適切に身体部位を押上げることなく、使用者の身長に応じて適切なストレッチ補助を行うことができるようになる。
当該各エアバッグ3を膨縮させるか否かの変更は、前記制御手段(図示せず。)により制御される。比較的身長が低い使用者は、図示しないリモコン等の操作手段により、頭側一本目のエアバッグ3を膨縮させるか否かの操作を行う。そして、当該制御手段により、給排気装置4からの空気の供給を制御して、所定のエアバッグ3には空気を供給しないように設定する。なお、複数のエアバッグ3のうち、いずれのエアバッグ3を膨縮させるか否かの変更設定は、当該頭側一本目のエアバッグ3に限られるものではなく、使用者の身長やその他体型に応じて、いずれのエアバッグ3を膨縮させるか否かを使用者の嗜好に応じて選択設定できるようにしてもよい。
図4は、ストレッチ補助装置1のエアバッグ3が空気の供給を受けて膨張した状態を示す側面視拡大断面図である。図示はしないが、前記給排気ホース5は、第一袋体3aに接続され、前記給排気装置4から空気を供給された第一袋体3aが膨張するととともに、第一袋体3aから連結部3cを介して、第二袋体3bにも空気が供給されて第二袋体3bが膨張する。また、前記の通り、身体支持体2の上面は、低反発ウレタンフォーム等の低反発合成樹脂素材にて形成されており、図10(b)で示した従来のエアマット上面のように広がらずに、エアバッグ3の膨張時の形状に沿って垂直方向に押し上げられる。そのため、使用者は、エアバッグ3の押し上げによる押圧を身体支持体2の上面によって分散されることなく、使用者の身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができるようになる。なお、当該エアバッグ3の膨張時の高さは、約120mmであり、使用者の嗜好に応じて約50mm〜120mmの高さに変更してもよい。
このように、エアバッグ3を二層構造に構成し、且つ、身体支持体2の上面を低反発合成樹脂素材で構成したことにより、当該身体支持体2の上面が前記エアバッグ3の膨張後の形状に沿って垂直方向に押し上げられるため、使用者の身体部位をピンポイントで垂直方向に押し上げ、当該身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができる。
次に、第二実施例のストレッチ補助装置1について説明する。図5は、当該第二実施例のストレッチ補助装置1を示す側面視拡大断面図である。なお、図中の符号5は、給排気ホース5の接続箇所を簡略的に示すものであり、当該断面図に現実に表れるものではない。当該第二実施例のストレッチ補助装置1は、前記第一実施例のものとは異なり、エアバッグ3が最下層の第一袋体3a、中間層エアバッグ3b及び最上層の第三袋体3dを夫々連結部3cを介して連結した三層構造に構成されている。
このようにエアバッグ3を三層構造に構成したことにより、前記第一実施例の二層構造のエアバッグ3よりも高くエアバッグ3を膨張させることができ、より押圧力を増してピンポイントで垂直方向に押し上げて、当該身体部位に刺激を与えて身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができる。すなわち、当該エアバッグ3の多層構造は、二層以上に構成すれば、その垂直方向の押圧力を使用者の嗜好に応じて種々変更可能である。
また、当該第二実施例に係るエアバッグ3において、給排気ホース5は、最下層の第一袋体3aに接続されている。したがって、最下層の第一袋体3a、中間層の第二袋体3bから最上層の第三袋体3dへと、下方から空気が供給され順々に膨張するため、使用者は、当該エアバッグ3によって下方から徐々に押し上げられる感覚で身体の緊張を解きながら効果的なストレッチを行うことができる。
次に、第三実施例のストレッチ補助装置1について説明する。図6は、当該第三実施例のストレッチ補助装置1を示す側面視拡大断面図である。なお、図中の符号5は、給排気ホース5の接続箇所を簡略的に示すものであり、当該断面図に現実に表れるものではない。当該第三実施例のストレッチ補助装置1は、前記第二実施例のものとは異なり、中間層の第二袋体3bに給排気ホース5が接続されている。このように、中間層の第二袋体3bに給排気ホースを接続したことにより、当該中間層の第二袋体3bに空気が供給されて膨張した後に、連結部3cを介して同時に最下層の第一袋体3a及び最上層の第三袋体3dに空気が供給されて膨張する。これにより、使用者は、下方から徐々に押し上げられる感覚でストレッチを行う前記第二実施例とは異なり、第一袋体3aと第三袋体3dとが同時に膨張する感覚でストレッチを行うことができる。
すなわち、多層構造のエアバッグ3のうち、いずれのエアバッグ3に給排気ホース5を接続するかは使用者の嗜好に応じて種々変更可能であり、エアバッグ3の種々の膨張方法を変更設定できるため、使用者は、種々異なる押し上げ感覚でストレッチを行うことができる。
また、この他にも、異なる押し上げ感覚でストレッチを行うためには、エアバッグ3のサイズや形状を変更してもよい。例えば、図示はしないが、エアバッグ3を構成する第一袋体3a乃至第三袋体3dの各サイズを夫々異なるものに構成したり、最上層の第三袋体3dの上面に突起を設けて使用者に刺激を与えながらストレッチを行わせたり等、エアバッグ3のサイズや形状を変更することができる。
さらに、図示はしないが、前記各実施例において、連結部3cの通気幅の直径を調節することにより、第一袋体3a、第二袋体3b又は第三袋体3dに空気を供給し易くしたり、逆に空気を送り難くしたりすることで異なる感覚で効果的なストレッチを行うことができる。すなわち、当該通気幅の直径を大きくすれば、第一袋体3aから第二袋体3b及び第三袋体3dへと空気が通り易くなるため、エアバッグ3全体で膨張し易くなり、使用者の身体を空気の供給量に従って徐々に押し上げるのに対し、当該通気幅の直径を小さくすれば、空気が通り難くなるため、第一袋体3aにある程度空気が充満した後でなければ、第二袋体3bに空気が供給されず、使用者の身体を各袋体ごとに段階を以って押し上げる感覚で効果的なストレッチを使用者の嗜好に応じて行うことができる。なお、当該本各実施例では、当該連結部3cの通気幅は、直径約3mm〜6mmである。
次に、第四実施例のストレッチ補助装置1について説明する。図7は、当該第四実施例のストレッチ補助装置1を示す外観斜視図である。当該ストレッチ補助装置1には、前記実施例のストレッチ補助装置1とは異なり、使用者の頭部又は首部近傍に対応する位置に枕用エアバッグ6が設けられている。当該枕用エアバッグ6は、給排気装置4と給排気ホース5を介して接続されており、空気の給排気により膨張又は収縮させることが可能に構成されている。なお、図示はしないが、当該枕用エアバッグ6も、前記エアバッグ3と同様に多層構造に構成してもよい。
このように、膨張又は収縮可能な枕用エアバッグ6を設けたことにより、当該枕用エアバッグ6を膨張又は収縮させれば、使用者の嗜好に応じて枕の高さを調節することができ、また、当該枕用エアバッグを使用者の頭部又は首部の形状に沿った形状にし、使用者個々に適した枕の形状とすることができる。
次に、第五実施例のストレッチ補助装置1について説明する。図8は、当該第五実施例のストレッチ補助装置1を示す外観斜視図であり、図9は、当該ストレッチ補助装置1を示す断面展開図である。当該ストレッチ補助装置1は、使用者が身体支持体2の上面に仰向けで背臥位になった際、使用者の身体部位、特に腰部に対応する位置に、使用者の身体部位の側面を左右から挟み込んで夫々押圧する一対の側面エアバッグ7が配設されている。当該一対の側面エアバッグ7は、夫々複数の袋体を積み重ねて、当該各袋体の内側を身体支持体2に固定し、当該固定箇所を中心として扇状に膨張するように形成されている。このように構成した一対の側面エアバッグ7により、最下の袋体から順に空気を供給すれば、当該一対の側面エアバッグ7が扇状に膨張して内側方向への押圧力が生じる。これにより、一対の側面エアバッグ7は、使用者の身体部位の側面、特に腰部を左右から押圧し、当該身体部位の緊張を解くことができる。なお、図9では、当該一対の側面エアバッグ7が使用者の腰部に対応する位置に配設されている。
また、図示はしないが、前記扇状に膨張する側面エアバッグ7の他、蛇腹の筒状に形成した一対の側面エアバッグ7であって、身体支持体2の上面に対して平行に膨張するように配設し、当該一対の側面エアバッグ7の夫々下端外側を固定して空気を供給することにより、内側方向に膨張して使用者の身体部位の側面を押圧する一対の側面エアバッグ7を配設してもよい。この他、内側方向への押圧力が生じ得る一対の腰用エアバッグ7であれば、種々の態様に変更可能である。
これにより、身体部位の側面、特に、人が身体を支持する際に最も負担の掛かるであろう腰部を、立位ではなく、リラックス可能な臥位で、且つ、一対の側面エアバッグ7によって腰部の緊張を解きながら、使用者は、ストレッチを効果的に行うことができる。
また、図示はしないが、使用者の腰部だけでなく、例えば、臀部、大腿部、胸部、脹脛部等の側面を左右から押圧可能に一対の側面エアバッグ7を各身体部位に対応させた位置に配設し、使用者の当該身体部位の緊張を解くようにしてもよい。したがって、前記実施例の肩甲骨、腰部、骨盤、大腿部及び足先部に対応する位置に配設された複数のエアバッグ3のうち、いずれかを除去して一対の側面エアバッグ7を配設したり、エアバッグ3と一対の側面エアバッグ7との配設位置を調節して両者を組み合わせて配設したりすることもできる。これにより、使用者は、自身の嗜好に合せて柔軟に、身体部位の緊張を解きながら効果的にストレッチを行うことができる。
また、図11(a)に示すように、通常使用者は、図示の左から一本目のエアバッグ3を用いて肩甲骨を押上げるように臥位の状態になるところ、前記図1で説明した第一実施例では、比較的身長の低い使用者が当該ストレッチ補助装置1を使用した場合、頭側のエアバッグ3を膨縮させないように操作することができるが、この場合、当該使用者は肩甲骨を押上げることができなくなってしまう。そこで、図11(b)に示すように、図示の左から2本目のエアバッグ3を一本目のエアバッグ3の足側の近傍に並設することにより、当該2本目のエアバッグ3が低身長の使用者の肩甲骨を押上げるように構成することも可能である。また、この際、ストレッチ補助に対して不適切な身体部位を押上げるおそれがあるため、膨縮させないように操作することも可能である。
また、当該図11(a)及び(b)に示すように、複数のエアバッグ3の間に、一対の臀部用エアバッグ8を設けることもできる。当該一対の臀部用エアバッグ8は、円形の袋体を複数積層し、連結部3cによって夫々貫通して連結され、前記エアバッグ3と同様に、臀部をピンポイントで垂直方向に押上げ可能な多層構造で、膨張時に円柱形になるように形成されている。これにより、使用者は、リラックス可能な臥位で、且つ、一対の臀部用エアバッグ8によって臀部の緊張を解きながら、使用者は、ストレッチを効果的に行うことができる。
また、前記実施例の他にも、身体支持体2の内部にヒーター線を配設し、使用者の身体部位を温めて緊張を解き、効果的なストレッチを補助可能なマットレスやホットカーペットとすることもできる。
本考案に係るストレッチ補助装置1は、リクライニングを倒したソファ等の椅子類又はその他臥位で使用可能なマット状のもの全般で利用することができる。
1 ストレッチ補助装置
2 身体支持体
3 エアバッグ
3a 第一袋体
3b 第二袋体
3c 連結部
3d 第三袋体
4 給排気装置
5 給排気ホース
6 枕用エアバッグ
7 一対の側面エアバッグ
8 一対の臀部用エアバッグ
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1 ストレッチ補助装置
2 身体支持体
3 エアバッグ
3a 第一袋体
3b 第二袋体
3c 連結部
3d 第三袋体
4 給排気装置
5 給排気ホース
6 枕用エアバッグ
7 一対の側面エアバッグ
8 一対の臀部用エアバッグ

Claims (9)

  1. 臥位の使用者の身体を支持する身体支持体と、当該身体支持体内に並設された複数のエアバッグと、当該エアバッグに空気を給排気する給排気装置と、当該給排気装置とエアバッグとを接続する給排気ホースとからなるストレッチ補助装置であって、
    前記身体支持体の使用者の身体と接する上面は、低反発合成樹脂素材で形成され、
    前記エアバッグは、前記身体支持体の上面に対して垂直方向に連結された複数の袋体が連結部で夫々貫通した多層構造に形成され、前記給排気装置から空気が供給されると垂直方向に膨張し、使用者の身体部位を押し上げて使用者のストレッチを補助するとともに、当該複数のエアバッグのうち、膨縮するエアバッグを使用者の身長に応じて変更可能にしたことを特徴とするストレッチ補助装置。
  2. 前記身体支持体の上面の低反発合成樹脂素材は、10mm〜50mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が10度〜50度の値になることを特徴とする請求項1に記載のストレッチ補助装置。
  3. 前記身体支持体の下面は高反発合成樹脂素材で形成されており、当該高反発合成樹脂素材は、20mm〜60mmの厚みで形成され、高分子計器株式会社製のASKER・F型による硬度の測定値が30度〜60度の値になり、前記低反発合成樹脂素材よりも測定値が高くなることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  4. 前記エアバッグは、前記多層構造の最下層の袋体が前記給排気ホースを介して前記給排気装置に接続され、当該給排気装置から空気が供給されると最下層の袋体から上方向に順に膨張し、使用者の身体部位を押し上げることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  5. 前記エアバッグは、二層構造であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  6. 前記身体支持体の上面からの前記エアバッグの膨張時の高さが、約5mm〜150mmであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  7. 前記エアバッグは、前記身体支持体内において、使用者の肩甲骨、腰部、骨盤、大腿部及び足先部に対応する位置に並設されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  8. 前記身体支持体において、使用者の頭部又は首部近傍に対応する位置に枕用エアバッグが配設され、前記給排気ホースを介して前記給排気装置に接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
  9. 前記身体支持体に使用者の身体部位を左右から内側方向に押圧可能な一対の側面エアバッグを配設したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のストレッチ補助装置。
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