JP3192766U - ダンパー装置 - Google Patents

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JP3192766U
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JP2014002022U
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Inventor
正仁 加藤
Original Assignee
有限会社藤正自販
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Abstract

【課題】自動車の走行時には、路面の小さな凹凸による変動を自動車等の車体に伝達されることがなく、快適な走行を可能とするのみならず、所望の高さに設定することが可能であり、安価で効率のよい車高を得るダンパー装置を提供する。
【解決手段】シリンダー4内とピストン5との間に緩衝用流体室6を設け、シリンダー4外周にはスプリング下側シート7を上下動可能に螺設してスプリングとによってショックアブソーバーユニット2を配設するとともに、ピストン5は、車体と直接又は間接的に連結した車高調整用シリンダー11内に上下動可能に配設し、調整用シリンダ11と調整用ピストン10との間に形成される車高調整用流体室16内に外部から流入されるオイルによって車高調整用流体室16内のオイル量を変動させて車高調整ユニット3を形成した。
【選択図】図2

Description

本考案は、自動車等の車両の車体と車軸との間に配設するものであって、車高を必要に応じて自由自在に所望の高さに変更可能であって、しかも所望の位置で停止できるダンパー装置に関するものである。
自動車等の車体と車軸との間に配設するダンパー装置としては、特許文献1に記載されているように、従来から車体と車軸ととの間に配設されたショックアブソーバーユニットを利用して簡易に配設した種々の車高調整装置が知られている。比較的低速で走行する自転車にあっては、車体と車軸とは、ショックアブソーバーユニットなしで一体的に連結されているが、高速で走行する2輪車を含む自動車等にあっては、路面の小さな凹凸による変動が車体の振動を受ける人や荷物に影響しないようにショックアブソーバーユニットを介して連結されている。そして、このショックアブソーバーユニットとしては、スプリングのほかに、シリンダとピストンとからなる流体室内の流体の緩衝作用を利用するものが知られており、この公知の流体室の外周に車高調整用のシリンダ内に車高調整用のピストンを設けた車高調整用流体室に流体を流入することにより、車体と車軸ととの間の車高を変動することが行われているのである。
車高は、人や荷物などの積載重量が変動するので、車高を所定の高さに維持することが必要であり、しかも最近では、標準で車高が低い車両などのように、車高を低くして走行するローダウン状態の走行が流行するにいたっては、安価で、簡易に使用可能な車高調整装置は、ユーザーにとっては、必要不可欠となってきているのが現状である。
実用新案登録第3183866号公報
この車高調整装置は、公知の車高調整装置において、流体流通孔に均圧化凹部を形成したものであって、特開2010−857号として、特許出願され、拒絶査定を受けた内容と全く同一内容である。しかし、上記公知車高調整装置は、本質的には、流体としてエアを利用して行う為に開発されたものであって、流体としてオイル等の液圧を利用するものでなく、液圧を利用するものとしては、最適とはいえない。
本考案は、上記のような従来の欠点を改善して、車輪の微細な上下動を自動車等の車体に伝達しないショックアブソーバーユニットの優れた作用効果を奏するとともに、外部からの油圧によって車高を変動させることの可能な車高調整装置を有するものであって、外部からの油圧によって容易に、安価に車高を所望の程度に設定できるダンパー装置を提供することを目的とするものである。
本考案は上記の目的を達成するものであって、請求項1の考案は、下端で車軸と直接又は間接的に連結したシリンダ内にピストンを上下動可能に配設し、前記シリンダ内とピストンとの間に緩衝用流体室を設け、前記シリンダー外周にはスプリング下側シートを上下動可能に螺設してスプリングの下端を圧設し、前記スプリングの上端は、上下動可能な車高調整用ピストンの下端と圧設するとともに、前記ピストンは、車体と直接又は間接的に連結した車高調整用シリンダー内に上下動可能に配設し、前記調整用シリンダと調整用ピストンとの間に形成される車高調整用流体内に外部から流入されるオイルによって調整用流体室内のオイル量を変動させて車高調整ユニットを形成させたことを特徴とするダンパー装置であり、上記車高調整ユニットにおける車高調整ピストンには、シリンダとの間のオイル漏れのないフッ素ゴム製の複数段のoーリングが配装されていることが望ましい。
本考案のダンパー装置は、路面の小さな凹凸による変動が車体に影響しないようにショックアブソーバーユニットを介して連結されているので、自動車の走行時には、路面の小さな凹凸による変動を自動車等の車体に伝達されることがなく、快適な走行を可能とするのみならず、車高調整ユニットがショックアブソーバーの外周側でなく、反対側に装着されているので、所望の大きさに設定することが可能であり、安価で効率のよい車高調整ユニットを使用することが可能である。
さらに、本考案のダンパー装置の車高調整ユニットにおける車高調整ピストンには、シリンダとの間のオイル漏れのないフッ素ゴム製の複数段のoーリングが配装されているので、オイルもれがなく、しかも抵抗が少なく、安定した長時間の走行を可能にするものである。
本考案のダンパー装置は、下端で車軸と直接又は間接的に連結したシリンダ内にピストンを上下動可能に配設し、前記シリンダ内とピストンとの間に緩衝用流体室を設け、前記シリンダー外周にはスプリング下側シートを上下動可能に螺設してスプリングの下端を圧設し、前記スプリングの上端は、上下動可能な車高調整用ピストンの下端と圧設するとともに、前記ピストンは、車体と直接又は間接的に連結した車高調整用シリンダー内に上下動可能に配設し、前記調整用シリンダと調整用ピストンとの間に形成される車高調整用流体内に外部から流入されるオイルによって調整用流体室内のオイル量を変動させて車高調整ユニットを配装させたことを特徴とするダンパー装置であり、さらに、本考案のダンパー装置の車高調整ユニットにおける車高調整ピストンには、シリンダとの間のオイル漏れのないフッ素ゴム製の複数段のoーリングが配装されていることが望ましい。
本考案のダンパー装置の一例を示す概略正面断面図であって、オイル装填のない状態、すなわち車高調整のない状態を示すものである。 本考案のダンパー装置の一例を示す概略正面断面図であって、オイルをシンリンダー内に装填した状態、すなわち車高調整をした状態を示すものである。 図1のシリンダー部材の拡大図である。 図1のピストン部材の拡大図である。
以下、本考案を図示の実施例に従って詳細に説明する。
図1ないし図3において、1は本考案のダンパー装置であり、該ダンパー装置1は、ショックアブソーバーユニット2と車高調整ユニット3とから構成されている。以下に、ショックアブソーバーユニット2と車高調整ユニット3について詳細に述べることとする。
上記ショックアブソーバーユニット2は、図1、図2に示すように、下端で車軸と直接又は間接的に連結したシリンダ4内にピストン5を上下動可能に配設し、前記シリンダ4内とピストン5との間に緩衝用流体室6を設け、前記シリンダー外周上部には、スプリング下側シート7を上下動可能に螺設してコイルスプリング8の下端を圧設するとともに、ロックナット9にて下降を抑制し、前記スプリング8の上端は、車高調整用ピストン部材10の下端と圧設されており、コイルスプリング8は、上下方向からの圧力によって安定化されている。
前記ピストン5のピストンロッド11は延設されていて、コイルスプリング8の中心を貫通して車高調整用シリンダー部材12とナット13とアッパーマウント14とカラー15とを介して圧設固定されており、緩衝用流体室6の緩衝作用によって車軸と車体とは安定に連結されている。
上記車高調整ユニット3は、図1〜図3に示すように、車高調整用ピストン部材10は、ボデイと直接又は間接的に連結した車高調整用シリンダー部材12内に上下動可能に配設し、調整用シリンダー部材12と調整用ピストン部材10との間に形成される車高調整用流体室16内に外部から流入されるオイルによって調整用流体室16内のオイル量を変動させるようになしたものである。なお、車高調整用流体室16内のオイル量が増加すると、反作用として車高調整用シリンダー部材12が上方へ移動し、車高調整用シリンダー部材12と直接又は間接的に連結されている車体が上方へ移動して車高が高くなるのである。なお、調整用ピストン部材10の下降は、cリング19によって停止される。
前記車高調整用流体室16には、外部からオイルが流入されるが、オイル室の上部から図示しない複数の通路を経て同時に図示した左右の車高調整用流体室16内に装填されるようになされており、車高調整用シリンダー部材12内を上下動する調整用ピストン部材10には、図4に示すように、シリンダ部材12との間のオイル漏れのないフッ素ゴム製の複数段のoーリング17が配装されており、しかもオイル圧力によるoーリング17の破壊を防止するためのバックアップリング18が併用されているので、油圧を確実に保持する事が可能である。
1:サスペンション用ダンパー装置
2:ショックアブソーバーユニット
3:車高調整ユニット
4:シリンダ
5:ピストン
6:緩衝用流体室
7:スプリング下側シート
8:コイルスプリング
9:ロックナット
10:車高調整用ピストン部材
11:ピストンロッド
12:車高調整用シリンダー部材
13:ナット
14:アッパ−マウント
15:カラー
16:車高調整用流体室
17:oーリング
18:バックアップリング
19:Cリング

Claims (2)

  1. 下端で車軸と直接又は間接的に連結したシリンダ内にピストンを上下動可能に配設し、前記シリンダ内とピストンとの間に緩衝用流体室を設け、前記シリンダー外周にはスプリング下側シートを上下動可能に螺設してスプリングの下端を圧設し、前記スプリングの上端は、上下動可能な車高調整用ピストンの下端と圧設するとともに、前記ピストンは、ボデイと直接又は間接的に連結した車高調整用シリンダー内に上下動可能に配設し、前記調整用シリンダと調整用ピストンとの間に形成されるシリンダ室内に外部から流入されるオイルによって調整用シリンダ内のオイル量を変動させて車高調整ユニットを形成させるようになしたことを特徴とするダンパー装置。
  2. 上記車高調整ユニットにおける車高調整ピストンには、車高調整用シリンダとの間のオイル漏れのないフッ素ゴム製の複数段のoーリングとテフロン製のバックアップリングが配装されていることを特徴とする請求項1記載のダンパー装置。
JP2014002022U 2014-04-02 ダンパー装置 Expired - Lifetime JP3192766U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3192766U true JP3192766U (ja) 2014-09-04

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