JP3192464B2 - セメント混和剤 - Google Patents
セメント混和剤Info
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- JP3192464B2 JP3192464B2 JP06595292A JP6595292A JP3192464B2 JP 3192464 B2 JP3192464 B2 JP 3192464B2 JP 06595292 A JP06595292 A JP 06595292A JP 6595292 A JP6595292 A JP 6595292A JP 3192464 B2 JP3192464 B2 JP 3192464B2
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- cement
- water
- oligosaccharide
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- cement admixture
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/003—Phosphorus-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/30—Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
- C04B2103/302—Water reducers
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はセメントペースト、モル
タル、コンクリート等の水硬性組成物に添加するセメン
ト混和剤に関するものであり、更に詳しくは水硬性組成
物の流動性（減水性）及び強度を向上させるセメント混
和剤に関するものである。
タル、コンクリート等の水硬性組成物に添加するセメン
ト混和剤に関するものであり、更に詳しくは水硬性組成
物の流動性（減水性）及び強度を向上させるセメント混
和剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
らセメント減水剤として、リグニンスルホン酸塩、グル
コン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナトリウム・
ホルムアルデヒド縮合物、メラミンスルホン酸ナトリウ
ム・ホルムアルデヒド縮合物等が知られている。
らセメント減水剤として、リグニンスルホン酸塩、グル
コン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ナトリウム・
ホルムアルデヒド縮合物、メラミンスルホン酸ナトリウ
ム・ホルムアルデヒド縮合物等が知られている。
【０００３】リグニンスルホン酸塩は亜硫酸パルプ製造
工程より得られるものであるが、その減水効果にバラツ
キが見られること、硬化遅延性を有し、空気混入量の増
加があり、モルタル又はコンクリートの物性に悪影響を
及ぼすこと等の欠点がある。また、グルコン酸ナトリウ
ムは添加量が多くなると著しい硬化遅延性を示すことが
使用上大きな問題となる。
工程より得られるものであるが、その減水効果にバラツ
キが見られること、硬化遅延性を有し、空気混入量の増
加があり、モルタル又はコンクリートの物性に悪影響を
及ぼすこと等の欠点がある。また、グルコン酸ナトリウ
ムは添加量が多くなると著しい硬化遅延性を示すことが
使用上大きな問題となる。
【０００４】ナフタレンスルホン酸ナトリウム・ホルム
アルデヒド縮合物やメラミンスルホン酸ナトリウム・ホ
ルムアルデヒド縮合物は硬化遅延性はなく、強力な減水
効果を発揮するが、低濃度水準の添加においての減水効
果は著しく弱く、前述のリグニンスルホン酸塩やグルコ
ン酸ナトリウムに比べてその減水効果が劣るのが一般的
である。
アルデヒド縮合物やメラミンスルホン酸ナトリウム・ホ
ルムアルデヒド縮合物は硬化遅延性はなく、強力な減水
効果を発揮するが、低濃度水準の添加においての減水効
果は著しく弱く、前述のリグニンスルホン酸塩やグルコ
ン酸ナトリウムに比べてその減水効果が劣るのが一般的
である。
【０００５】更にオリゴサッカライド系混和剤として、
グルコースの平均重合度３〜25の加水分解澱粉（特公昭
42−12436 号公報）があるが、このものは老化現象（経
時的に白濁して不溶性となり分離する現象）が激しく、
品質上安定した性能を得ることができないことから使用
されていないのが現状である。
グルコースの平均重合度３〜25の加水分解澱粉（特公昭
42−12436 号公報）があるが、このものは老化現象（経
時的に白濁して不溶性となり分離する現象）が激しく、
品質上安定した性能を得ることができないことから使用
されていないのが現状である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこれらの問
題点を鑑み、鋭意研究の結果、低添加水準で減水効果が
大きく、安定した品質を有する混和剤を見出し、本発明
を完成した。即ち、本発明はオリゴ糖の重量平均分子量
800〜5000のリン酸化物又はその塩からなるセメント混
和剤に係るものである。本発明に使用するオリゴ糖のリ
ン酸化物はオリゴ糖をリン酸化することにより得られる
が、セメント混和剤として使用する場合、老化現象は無
く、対セメント低添加率で従来にない大きな減水性を示
し、圧縮強度が増大するのみではなく、空気混入量も少
なくて密度が高く骨材が分離せず、また流動性も増大さ
れて作業能力が向上し、更には、グルコン酸塩のような
著しい硬化の遅延性は見られない等の優れた効果を有す
る。
題点を鑑み、鋭意研究の結果、低添加水準で減水効果が
大きく、安定した品質を有する混和剤を見出し、本発明
を完成した。即ち、本発明はオリゴ糖の重量平均分子量
800〜5000のリン酸化物又はその塩からなるセメント混
和剤に係るものである。本発明に使用するオリゴ糖のリ
ン酸化物はオリゴ糖をリン酸化することにより得られる
が、セメント混和剤として使用する場合、老化現象は無
く、対セメント低添加率で従来にない大きな減水性を示
し、圧縮強度が増大するのみではなく、空気混入量も少
なくて密度が高く骨材が分離せず、また流動性も増大さ
れて作業能力が向上し、更には、グルコン酸塩のような
著しい硬化の遅延性は見られない等の優れた効果を有す
る。
【０００７】本発明に用いるオリゴ糖のリン酸化物の重
量平均分子量が 800未満及び5000を超えると、減水性が
低下し、また重量平均分子量が 800未満であると硬化遅
延性が現れ、初期強度の低下が有り好ましくない。
量平均分子量が 800未満及び5000を超えると、減水性が
低下し、また重量平均分子量が 800未満であると硬化遅
延性が現れ、初期強度の低下が有り好ましくない。
【０００８】本発明のオリゴ糖のリン酸化物は多糖類、
好ましくは澱粉、セルローズ又はヘミセルローズを加水
分解することにより得られるオリゴ糖をリン酸化するこ
とにより得られる。
好ましくは澱粉、セルローズ又はヘミセルローズを加水
分解することにより得られるオリゴ糖をリン酸化するこ
とにより得られる。
【０００９】澱粉はグルコースがα−グルコシド結合さ
れた長鎖状分子であり、酵素、鉱酸、蓚酸等で容易に加
水分解される。本発明で使用される澱粉は、例えば、と
うもろこし、小麦、タピオカ等の植物源から得られるも
のであり、特に限定するものではない。
れた長鎖状分子であり、酵素、鉱酸、蓚酸等で容易に加
水分解される。本発明で使用される澱粉は、例えば、と
うもろこし、小麦、タピオカ等の植物源から得られるも
のであり、特に限定するものではない。
【００１０】また、セルローズはグルコースがβ−グル
コシド結合したもので、この場合は一般にアセタール結
合と同様に酸触媒によって切断されるからセルローズ分
子を酸触媒によって容易に加水分解することができる。
コシド結合したもので、この場合は一般にアセタール結
合と同様に酸触媒によって切断されるからセルローズ分
子を酸触媒によって容易に加水分解することができる。
【００１１】ヘミセルローズはセルローズ、リグニン等
と共に木材及びその他の木質化組成内に存在し、アルカ
リ溶液に易溶である一方、酸によって比較的容易に加水
分解される。ヘミセルローズを構成する基本としては D
−グルコース、 D−マンノース、 D−ガラクトース、 D
−フラクトース、 D−キシローズ、 D−グルクロン酸、
D−ガラクトロ酸、 D−マンノウロン酸等が知られてい
る。
と共に木材及びその他の木質化組成内に存在し、アルカ
リ溶液に易溶である一方、酸によって比較的容易に加水
分解される。ヘミセルローズを構成する基本としては D
−グルコース、 D−マンノース、 D−ガラクトース、 D
−フラクトース、 D−キシローズ、 D−グルクロン酸、
D−ガラクトロ酸、 D−マンノウロン酸等が知られてい
る。
【００１２】かくして得られた加水分解物をリン酸及び
無水リン酸によってリン酸化させることによって、本発
明に使用するオリゴ糖のリン酸化物を得ることが出来
る。
無水リン酸によってリン酸化させることによって、本発
明に使用するオリゴ糖のリン酸化物を得ることが出来
る。
【００１３】オリゴ糖のリン酸化物は酸性であり、この
まま使用することもできるが、水溶性塩として使用する
ことが好ましい。この時の水溶性塩としては、Li、Na、
K 、Mg、NH4 、アルカノールアミン、モルホリン等が適
当である。
まま使用することもできるが、水溶性塩として使用する
ことが好ましい。この時の水溶性塩としては、Li、Na、
K 、Mg、NH4 、アルカノールアミン、モルホリン等が適
当である。
【００１４】本発明に係るオリゴ糖のリン酸化物からな
るセメント混和剤には、防腐剤を添加することもでき
る。又、他のセメント混和剤、例えば、ＡＥ剤、高性能
減水剤、ＡＥ減水剤、減水剤、徐放分散剤、徐放性起泡
剤、水溶性高分子、硬化遅延剤、硬化促進剤等と併用す
ることができる。更に、本発明を実施するに当たり使用
し得る水硬性セメントの一例としてはポルトランドセメ
ント、高炉セメント、シリカセメント、アルミナセメン
ト等が挙げられる。
るセメント混和剤には、防腐剤を添加することもでき
る。又、他のセメント混和剤、例えば、ＡＥ剤、高性能
減水剤、ＡＥ減水剤、減水剤、徐放分散剤、徐放性起泡
剤、水溶性高分子、硬化遅延剤、硬化促進剤等と併用す
ることができる。更に、本発明を実施するに当たり使用
し得る水硬性セメントの一例としてはポルトランドセメ
ント、高炉セメント、シリカセメント、アルミナセメン
ト等が挙げられる。
【００１５】又、本発明のセメント混和剤を各種の混和
材料、例えば、フライアッシュ、高炉スラグ、シリカヒ
ューム、膨張材等を加えた水硬性セメント組成物に対し
使用することも可能である。
材料、例えば、フライアッシュ、高炉スラグ、シリカヒ
ューム、膨張材等を加えた水硬性セメント組成物に対し
使用することも可能である。
【００１６】本発明のオリゴ糖のリン酸化物からなるセ
メント混和剤は通常セメントに対し、重量で0.01〜0.3
％、好ましくは0.03〜0.25％添加し使用することができ
る。
メント混和剤は通常セメントに対し、重量で0.01〜0.3
％、好ましくは0.03〜0.25％添加し使用することができ
る。
【００１７】
【実施例】以下、実施例と参考例により本発明を説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。以下にオリゴ糖リン酸化物の製造例を示す。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。以下にオリゴ糖リン酸化物の製造例を示す。
【００１８】製造例１ タピオカ又は馬鈴薯、もしくはトウモロコシ澱粉 115
ｇ、水 200ｇ、α−アミラーゼ 0.2ｇを90℃で２時間混
合した後、90℃の熱水 185ｇを加えて２時間混合する。
混合物に85％リン酸8.23ｇを加え、さらに１時間混合し
た後、20℃に冷却して１規定の水酸化ナトリウムでpH８
に調整して本発明のオリゴ糖のリン酸化物を得る。得ら
れたオリゴ糖のリン酸化物の平均分子量は1500（ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー法、ポリスチレンス
ルホン酸ナトリウム基準で測定）であった。
ｇ、水 200ｇ、α−アミラーゼ 0.2ｇを90℃で２時間混
合した後、90℃の熱水 185ｇを加えて２時間混合する。
混合物に85％リン酸8.23ｇを加え、さらに１時間混合し
た後、20℃に冷却して１規定の水酸化ナトリウムでpH８
に調整して本発明のオリゴ糖のリン酸化物を得る。得ら
れたオリゴ糖のリン酸化物の平均分子量は1500（ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー法、ポリスチレンス
ルホン酸ナトリウム基準で測定）であった。
【００１９】製造例２ 製造例１と同様の方法でタピオカ澱粉 172ｇ、水 200
ｇ、α−アミラーゼ0.15ｇを90℃で２時間混合した後、
90℃の熱水 127ｇを加えて２時間混合する。混合物に85
％リン酸12.2ｇを加え、さらに１時間混合した後、20℃
に冷却して１規定の水酸化ナトリウムでpH８に調整して
本発明のオリゴ糖のリン酸化物を得た。得られたオリゴ
糖のリン酸化物の平均分子量は3500であった。同様にし
て、澱粉の種類と水による濃度とα−アミラーゼ量を変
えて表１に示す如き分子量の異なるオリゴ糖のリン酸化
物が得られた。
ｇ、α−アミラーゼ0.15ｇを90℃で２時間混合した後、
90℃の熱水 127ｇを加えて２時間混合する。混合物に85
％リン酸12.2ｇを加え、さらに１時間混合した後、20℃
に冷却して１規定の水酸化ナトリウムでpH８に調整して
本発明のオリゴ糖のリン酸化物を得た。得られたオリゴ
糖のリン酸化物の平均分子量は3500であった。同様にし
て、澱粉の種類と水による濃度とα−アミラーゼ量を変
えて表１に示す如き分子量の異なるオリゴ糖のリン酸化
物が得られた。
【００２０】製造例３ ヘミセルロースからのオリゴ糖の製造を一般に知られて
いる方法で行った。即ち、砕木パルプをアルコールとベ
ンゼンの混液で脱脂後亜硫酸ソーダ及びさらし粉で脱リ
グニンし、20℃の17.5％苛性ソーダ水溶液で処理したも
のを 160℃〜180 ℃で加水分解してオリゴ糖を得た。こ
のオリゴ糖を原料としたリン酸化物の製造は上記製造例
と同様にリン酸を加え、水酸化ナトリウムでpH調整して
行い、表１に示すオリゴ糖のリン酸化物を得た。
いる方法で行った。即ち、砕木パルプをアルコールとベ
ンゼンの混液で脱脂後亜硫酸ソーダ及びさらし粉で脱リ
グニンし、20℃の17.5％苛性ソーダ水溶液で処理したも
のを 160℃〜180 ℃で加水分解してオリゴ糖を得た。こ
のオリゴ糖を原料としたリン酸化物の製造は上記製造例
と同様にリン酸を加え、水酸化ナトリウムでpH調整して
行い、表１に示すオリゴ糖のリン酸化物を得た。
【００２１】実施例１ 以下、セメント混和剤としての性能試験について説明す
る。上記製造例により得た本発明のセメント混和剤の内
容と比較に使用した混和剤を表１に示す。コンクリート
に対する評価結果を表２に示す。
る。上記製造例により得た本発明のセメント混和剤の内
容と比較に使用した混和剤を表１に示す。コンクリート
に対する評価結果を表２に示す。
【００２２】コンクリート評価試験条件 使用材料；セメント 普通ポルトランドセメント（中央
セメント社製） 比重＝3.17 細骨材 紀ノ川産川砂 比重＝2.60 粗骨材 宝塚産砕石 比重＝2.62 単位セメント量； 300kg／m2 細骨材量；45％ 設定目標スランプ；６〜７cm 水／セメント比；無添加の場合60％であり、混和剤を加
えることにより水／セメント比が下がる（減水され
る）。この場合、減水分のコンクリート容積を一定にす
るために細骨材と粗骨材量を細骨材量45％の割合で増や
した。
セメント社製） 比重＝3.17 細骨材 紀ノ川産川砂 比重＝2.60 粗骨材 宝塚産砕石 比重＝2.62 単位セメント量； 300kg／m2 細骨材量；45％ 設定目標スランプ；６〜７cm 水／セメント比；無添加の場合60％であり、混和剤を加
えることにより水／セメント比が下がる（減水され
る）。この場合、減水分のコンクリート容積を一定にす
るために細骨材と粗骨材量を細骨材量45％の割合で増や
した。
【００２３】測定項目及び測定方法 スランプ値； JIS A 1101 空気量 ； ＪＩＳ Ａ １１１６ 圧縮強度 ； JIS A 1108 （評価結果）表２に示すように、本発明による混和剤は
比較品に比べて、少ない添加量で減水性が大きく、初期
強度の低下がない。即ち、優れた減水性、低泡性、硬化
性により、圧縮強度の向上に顕著な効果を示すものであ
る。
比較品に比べて、少ない添加量で減水性が大きく、初期
強度の低下がない。即ち、優れた減水性、低泡性、硬化
性により、圧縮強度の向上に顕著な効果を示すものであ
る。
【００２４】
【表１】
【００２５】 ＊１；商品名 パインデックス＃３（松谷化学社製） ＊２；商品名 サンエキス（山陽国策パルプ社製） ＊３；商品名 マイテイ150 （花王社製） ＊４；商品名 マイテイ150V−２（花王社製）
【００２６】
【表２】
【００２７】＊１；無添加コンクリート強度に対する比
率
率
【００２８】
【発明の効果】本発明によるセメント混和剤は低水準添
加領域の減水剤として優れた効果を示し、遅延性に伴う
初期強度低下や起泡連行性に伴う強度発現の不足等の従
来の減水剤の欠点を解消し得る。従って、コンクリート
構造物製造に当たり広範に使用することが可能となる。
加領域の減水剤として優れた効果を示し、遅延性に伴う
初期強度低下や起泡連行性に伴う強度発現の不足等の従
来の減水剤の欠点を解消し得る。従って、コンクリート
構造物製造に当たり広範に使用することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C04B 24/10 C04B 24/38
Claims (2)
- 【請求項１】 オリゴ糖の重量平均分子量 800〜5000の
リン酸化物又はその塩からなるセメント混和剤。 - 【請求項２】 オリゴ糖が澱粉、セルローズ又はヘミセ
ルローズの加水分解物である請求項１記載のセメント混
和剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06595292A JP3192464B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | セメント混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06595292A JP3192464B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | セメント混和剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270876A JPH05270876A (ja) | 1993-10-19 |
| JP3192464B2 true JP3192464B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=13301832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06595292A Expired - Lifetime JP3192464B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | セメント混和剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3192464B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3507201B2 (ja) * | 1995-07-13 | 2004-03-15 | 太平洋セメント株式会社 | セメント組成物 |
| WO2016133177A1 (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 日本製紙株式会社 | 分散剤 |
| JP6731686B2 (ja) * | 2015-06-26 | 2020-07-29 | 国立大学法人北海道大学 | 歯科用粉末 |
| WO2017169017A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 国立大学法人北海道大学 | 歯科用セメント |
| WO2018038229A1 (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 国立大学法人北海道大学 | 歯科用セメント |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP06595292A patent/JP3192464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05270876A (ja) | 1993-10-19 |
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