JP3192186U - 運動補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な形態に変形し、網体に身体を載せることも可能であるし、あるいは、身体の各部位に引っ掛けて使用者の自重を活用した様々な形態の運動にも使用でき、身体の様々な部位のストレッチを行うことができる運動補助具を提供する。
【解決手段】運動補助具1は、天井等より吊下げて使用するためのものであり、屈曲可能な紐状体よりなる網体11と、網体の両端に設けられた一対の網体側接続具13と、網体側接続具と接続される支持体側接続具14を一端部に有する一対の帯状支持体15とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】運動補助具1は、天井等より吊下げて使用するためのものであり、屈曲可能な紐状体よりなる網体11と、網体の両端に設けられた一対の網体側接続具13と、網体側接続具と接続される支持体側接続具14を一端部に有する一対の帯状支持体15とを備える。
【選択図】図1
Description
本考案は、ストレッチ等の運動を行う際に用いる運動補助具に関する。
昨今、健康志向の高まりから、スポーツを楽しむ人が増加している。また、OA機器の普及とともに、長時間座った姿勢で仕事をするため、肩こりや腰部の不調を引き起こしがちであり、その対策として、スポーツクラブ等に通う人も増加している。
老若男女を問わず、手軽に実施できる運動のひとつがストレッチであり、筋肉を柔らかくほぐし、血行を良くする効果がある。それによって、基礎代謝を向上させるとともに、けがを予防することもできる。
また、従来より、ぶら下がり健康器等のストレッチを行うための補助具も提案されている。
さらに、スペースの有効利用の観点から、ぶら下がり健康器とパソコンラックを一体化した補助具も提案されている(例えば、特許文献1)。
さらに、スペースの有効利用の観点から、ぶら下がり健康器とパソコンラックを一体化した補助具も提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、ぶら下がり健康器等の従来の運動補助具においては、背筋を伸ばすといった限られたストレッチしか行うことができず、ひとつの運動補助具で身体の各部をストレッチすることはできなかった。そのため、基礎代謝の向上やけがの予防等について、十分な効果をあげることができなかった。
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、身体の各部に対して様々な種類のストレッチを行うことが可能であり、同時に、後述する多くの効果を有する運動補助具を提供するものである。
本考案の請求項1に係る運動補助具は、天井等より吊下げて使用するものであって、屈曲可能な紐状体よりなる網体と、当該網体の両端に設けられた網体側接続具と、当該網体側接続具と接続される支持体側接続具を一端部に有する一対の帯状支持体とを備えたことを特徴とする。
本考案の請求項2に係る運動補助具は、上記網体と上記網体側接続具とを接続するための複数本の屈曲可能な端部紐状体をさらに備えたことを特徴とする。
本考案の請求項3に係る運動補助具は、上記網体の最大幅が、成人の身長程度であることを特徴とする。
本考案の請求項4に係る運動補助具は、上記網体が紐状体を編み込んで構成したものであることを特徴とする。
本考案に係る運動補助具は上記のように構成されているので、様々な形態に変形し、網体に身体を載せることも可能であるし、あるいは、身体の各部位に引っ掛けて使用者の自重を活用した様々な形態の運動の補助具としても使用できる。
そのため、身体の様々な部位のストレッチを行うための補助具として使用できる。例えば、背部、腰部、腹部、体側、腹筋、三頭筋、肩関節、肩甲骨、上背部、ハムストひざ裏、股関節、内転筋、大腿前面、胸部、上腕部といった身体のほぼすべての部位のストレッチに利用できる。ひとつの運動で複数部位を同時にストレッチすることも可能である。
また、ストレッチだけでは無く、体幹バランスの向上や体幹強化のために効果がある運動の補助具にもなる。
そのため、身体の様々な部位のストレッチを行うための補助具として使用できる。例えば、背部、腰部、腹部、体側、腹筋、三頭筋、肩関節、肩甲骨、上背部、ハムストひざ裏、股関節、内転筋、大腿前面、胸部、上腕部といった身体のほぼすべての部位のストレッチに利用できる。ひとつの運動で複数部位を同時にストレッチすることも可能である。
また、ストレッチだけでは無く、体幹バランスの向上や体幹強化のために効果がある運動の補助具にもなる。
さらに、運動補助具が自在に揺動するので、ストレッチしたい関節を動かす際に、他の筋肉等を動かす必要が無く、したがって、ストレッチしたい関節の可動域向上が期待できる。網体の揺動によって、筋肉が柔らかくなるという効果も生じる。
また、通常のストレッチでは働きかけることができない中層筋や深層筋にまで効果を与えることができる。
このように、通常のストレッチ効果を越え、関節等の治療効果も得ることができる。
また、通常のストレッチでは働きかけることができない中層筋や深層筋にまで効果を与えることができる。
このように、通常のストレッチ効果を越え、関節等の治療効果も得ることができる。
上記に述べた身体への優れた効能だけではなく、以下に述べるように、運動時の安全性を高めることもできる。
まず、網体を使用することで、身体の重力が分散し、一つの部位に負荷が集中することを防止できる。床からの反力が生じないことも同様の効果をもたらす。
次に、足、腰、背中、あるいは頭部といった部位を網体に引っ掛ける運動においては、その部位の周囲の筋肉等に不要な力を掛ける必要が無く、したがって、生理的湾曲を改善し、力学的に身体に掛かる負荷を低減できるという効果も期待できる。このような効果は、床等のフラットスペースにおける運動では期待でないものである。
まず、網体を使用することで、身体の重力が分散し、一つの部位に負荷が集中することを防止できる。床からの反力が生じないことも同様の効果をもたらす。
次に、足、腰、背中、あるいは頭部といった部位を網体に引っ掛ける運動においては、その部位の周囲の筋肉等に不要な力を掛ける必要が無く、したがって、生理的湾曲を改善し、力学的に身体に掛かる負荷を低減できるという効果も期待できる。このような効果は、床等のフラットスペースにおける運動では期待でないものである。
さらに、網体の緩やかな自然な揺動による身体あるいは一部位の揺れは、リラックス効果があり、ストレスを緩和する効果があると同時に、運動を継続して長く続けるモチベーションにもなる。
網体と網体側接続具とを接続するための複数本の屈曲可能な紐状体を設けることで、網体の変形がさらに容易になり、種々の運動をスムースに行うことができる。また、網体の変形をスムースにすることで、網体への負荷が軽減し、網体の耐久性が向上する。
網体の最大幅を成人の身長程度とすることで、網体に乗る運動では、ほぼ身体全体を網体に乗せられることで、落下の危険性が減少するとともに、身体全体が網体に包まれることで安心感が得られる。
網体が紐状体を編み込んで構成したものであるので、変形や人の体重負荷に対して、十分な耐久性が得られる。
実施の形態1.
本考案に係る運動補助具の構成およびその使用方法等に関して、以下において、図面を用いて説明する。なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。
本考案に係る運動補助具の構成およびその使用方法等に関して、以下において、図面を用いて説明する。なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本考案に係る運動補助具1の斜視図である。
運動補助具1は、網体11、網体11の両端に設けられた一対の端部紐状体12、端部紐状体の一端に設けられた一対の網体側接続具13、網体側接続具13と接続可能な一対の支持体側接続具14、および支持体側接続具14を一端に備えた一対の支持体15等からなる。
運動補助具1は、網体11、網体11の両端に設けられた一対の端部紐状体12、端部紐状体の一端に設けられた一対の網体側接続具13、網体側接続具13と接続可能な一対の支持体側接続具14、および支持体側接続具14を一端に備えた一対の支持体15等からなる。
網体11は、屈曲可能な紐や縄といった紐状体からなるネットであり、網体11全体として、柔軟に屈曲可能であり、折ったり、丸めたりすることができる。紐や縄は、繊維やナイロン等の材質からなる。本実施の形態においては、紐状体を編み込んで網体11を形成している。編み込んで形成することで、強度および耐久性が向上し、大人が上に乗っても問題の無い丈夫なネットになる。
網体の形状は長方形であっても良いし、中央部の幅が広く、端部に行くにしたがって幅が狭くなっても良い。図1において白抜き矢印で示した幅Wが、網体11の最大幅であり、この最大幅は運動の種類によって変えても良いし、ある程度、広い幅にすれば、1つの網体11で様々な運動に対応することもできる。
網体11の両端には、複数の紐状体で構成される端部紐状体12が設けられている。端部紐状体12を構成する紐状体は、網体を構成する紐状体と同様の材質であれば良く、端部紐状体12も屈曲可能である。網体11と端部紐状体12とは、縫込みあるいは結びによって接続されている。
端部紐状体12の他端には、リング状の網体側接続具13が設けられている。網体側接続具13は人の体重を支えるため、金属や強化プラスチックを素材としている。
一対の網体側接続具13それぞれと接続可能な支持体側接続具14もリング状のものであり、同様に金属や強化プラスチックを素材としている。
支持体側接続具14の上部付近には小さな切り欠けがあり、そこから網体側接続具13を通すことで互いを接続できる。
支持体側接続具14の上部付近には小さな切り欠けがあり、そこから網体側接続具13を通すことで互いを接続できる。
支持体側接続具14は、帯状の支持体15の一端に設けられたものである。支持体は繊維や強化ゴムからなる帯状体である。支持体15の他端は、天井等に固定される。特に固定方法については、十分に強固な固定方法であれば、どのような方法でも良い。
一対の支持体15の一端が天井等に固定されることで、運動補助具1は、網体11を下にして吊下げられた状態で使用される。この際の網体11の位置は、最下部(中央部)が人の大腿部当たりになるようにする。
また、網体11の直下にマット2を設けても良い。
また、網体11の直下にマット2を設けても良い。
上記においては、運動補助具1の最適な一例を述べたが、必ずしもこの構成に限定されることはない。
例えば、端部紐状体12を設けずに、網体11の両端部に網体側接続具13を設けても良い。ただし、端部紐状体12を設けることで、網体の変形がさらに容易になり、種々の運動をスムースに行うことができる。また、網体の変形をスムースにすることで、網体への負荷が軽減し、網体の耐久性が向上するという利点が得られる。
例えば、端部紐状体12を設けずに、網体11の両端部に網体側接続具13を設けても良い。ただし、端部紐状体12を設けることで、網体の変形がさらに容易になり、種々の運動をスムースに行うことができる。また、網体の変形をスムースにすることで、網体への負荷が軽減し、網体の耐久性が向上するという利点が得られる。
また、網体側接続具13や支持体側接続具14は、リング形状に限ることは無く、互いに嵌合できる形状であれば、どんな形状であっても良い。例えば、一方に他方を差し込んでロックされるようなものであっても良い。
さらに、網体11の高さを調整できる高さ調整機構を別途設けても良い。高さ調整機構を設けることで、使用者の身長に合った適切な位置に、網体11を容易に移動させることができる。
ここから、運動補助具1の具体的な使用例について説明する。
図2は、第一の使用例であり、使用者が手を真っ直ぐに伸ばした状態で、網体11に身体を預けている。この使用例においては、手を真っ直ぐに伸ばすことにより三頭筋、前腕のストレッチを行えると同時に、矢印Aで示す背部および腰部の柔軟性向上の効果もある。さらに、矢印Bで示す腹部のストレッチも同時に行える。
なお、ここでは、網体11として最大幅Wが大人の身長程度と、かなり大きめの網体11を用いている。このように大きな網体11を用いることで、使用者の上半身全体を網体でしっかりと支えることができ、また、上記のように多くの部位を同時にストレッチできる。さらに、身体全体が網体に包まれることで安心感が得られる。
図2は、第一の使用例であり、使用者が手を真っ直ぐに伸ばした状態で、網体11に身体を預けている。この使用例においては、手を真っ直ぐに伸ばすことにより三頭筋、前腕のストレッチを行えると同時に、矢印Aで示す背部および腰部の柔軟性向上の効果もある。さらに、矢印Bで示す腹部のストレッチも同時に行える。
なお、ここでは、網体11として最大幅Wが大人の身長程度と、かなり大きめの網体11を用いている。このように大きな網体11を用いることで、使用者の上半身全体を網体でしっかりと支えることができ、また、上記のように多くの部位を同時にストレッチできる。さらに、身体全体が網体に包まれることで安心感が得られる。
図3は、第二の使用例であり、使用者が前方斜めに手を伸ばした状態で、網体11に身体を預けている。この使用例においては、矢印Cで示す体側のストレッチ効果が得られる。第一の使用例によるストレッチを行った後に、少し手を伸ばす方向を変えることで、異なる部位のストレッチを行うことができる。
図4は、第三の使用例であり、使用者が右足を前方に、左足を後方に出して、跨ぐようにして、網体11に乗り、やや斜めにした身体を網体11に預けている。この使用例においては、肩、背部、腰部、およびハムストのストレッチを同時に行える。
なお、この使用例においては、網体を丸めた状態で使用している。
なお、この使用例においては、網体を丸めた状態で使用している。
図5は、第四の使用例であり、使用者が、後ろ手に丸めた網体11を掴み、身体を前方に倒している。この使用例においては、肩関節、肩甲骨および上背部へのストレッチ効果、および可動域改善効果がある。また、胸筋をストレッチする効果もある。
図6は、第五の使用例であり、使用者が、丸めた網体11をブランコとして使用している。網体上で身体を揺動させ、重力を利用した大腿前面のストレッチ効果、および股関節の可動域を拡大する効果がある。
図7は、第六の使用例であり、使用者が、両手を伸ばして伸び上がりながら、丸めた網体11に一方の足を載せている。大腿前面のストレッチ効果とともに、体幹バランスを強化することができる。
図8は、第七の使用例であり、使用者が、丸めた網体11に両足を載せて、プッシュアップをしている。この運動においては、筋力の向上とともに、背中を真っ直ぐにするよう意識しながら運動をすることで、体幹バランスを強化することができる。
図9は、第八の使用例であり、使用者が、マット2の上に仰向けになり、左足を丸めた網体11に両足を載せ、右足を右方に開いている。股関節の可動域を拡大する効果が得られ、また、同時に、内転筋および下肢内側のストレッチが行える。そして、網体11をゆっくりと左足で揺らすことで、さらに深部にアプローチする効果が得られる。
以上に述べた使用例の他にも、様々な運動補助具1の使用方法があり、工夫を凝らすことで、身体の各部位のストレッチが行える。また、同時に、筋力および体幹バランスが向上し、関節の可動域拡大の効果も得られる。
したがって、本考案に係る運動補助具1は、ストレッチ等の運動を補助すると同時に、関節等の治療効果も併せ持つものである。
したがって、本考案に係る運動補助具1は、ストレッチ等の運動を補助すると同時に、関節等の治療効果も併せ持つものである。
なお、関節等の治療に関し、より効果的に運動補助具1を使用した場合には、運動補助具1を複数使用しても良い。例えば、図1に白抜き矢印で示した幅の方向が、直線的に並ぶように、複数の運動補助具1を天井等から吊るす。この際、網体11の位置は、床等よりも少し高い程度の位置にする。そして、使用者が複数の運動補助具1上に身体全体を載せて、リラックスした状態を保つことでも、治療効果がある、また、痛みがある部位だけを載せることでも、有効な治療効果が得られる場合もある。
以下において、本考案に係る運動補助具の特長についてまとめる。
運動補助具は屈曲可能な網体で構成されているため、様々な形状に変形することが大きな機能的な特徴である。そして、天井等から吊下げて使用することで、様々な種類の運動を補助することができる。これにより、以下に述べる数多くの特長が得られる。
運動補助具は屈曲可能な網体で構成されているため、様々な形状に変形することが大きな機能的な特徴である。そして、天井等から吊下げて使用することで、様々な種類の運動を補助することができる。これにより、以下に述べる数多くの特長が得られる。
第1に、身体の様々な部位のストレッチを行うための補助具として使用できる。例えば、背部、腰部、腹部、体側、腹筋、三頭筋、肩関節、肩甲骨、上背部、ハムストひざ裏、股関節、内転筋、大腿前面、胸部、上腕部といった身体のほぼすべての部位のストレッチに利用できる。ひとつの運動で複数部位を同時にストレッチすることも可能である。
また、ストレッチだけでは無く、体幹バランスの向上や体幹強化のために効果がある運動の補助具にもなる。
また、ストレッチだけでは無く、体幹バランスの向上や体幹強化のために効果がある運動の補助具にもなる。
第2に、運動補助具が自在に揺動するので、ストレッチしたい関節を動かす際に、他の筋肉等を動かす必要が無く、したがって、ストレッチしたい関節の可動域拡大の効果が期待できる。網体の揺動によって、筋肉が柔らかくなるという効果も生じる。すなわち、動的なストレッチ効果と静的なストレッチ効果が得られることで、筋肉等へ効果的な刺激と緊張緩和作用とを与えることができるので、関節の可動域を拡大し、柔軟性を高めることができる。
また、揺動することで、通常のストレッチでは働きかけることができない中層筋や深層筋にまで効果を与えることができる。
このように、通常のストレッチ効果を越えた、関節等の治療効果を得ることもできる。
また、揺動することで、通常のストレッチでは働きかけることができない中層筋や深層筋にまで効果を与えることができる。
このように、通常のストレッチ効果を越えた、関節等の治療効果を得ることもできる。
第3に、運動時の安全性を高めることもできる。
まず、網体を使用することで、身体の重力が分散し、一つの部位に負荷が集中することを防止できる。床からの反力が生じないことも、同様の負荷低減効果をもたらす。
次に、足、腰、背中、あるいは頭部といった部位を網体に引っ掛ける運動においては、その部位の周囲の筋肉等に不要な力を掛ける必要が無く、したがって、生理的湾曲を改善し、力学的に身体に掛かる負荷を低減できるという効果も期待できる。このような効果は、床等のフラットな場所で行うストレッチでは、期待でないものである。
まず、網体を使用することで、身体の重力が分散し、一つの部位に負荷が集中することを防止できる。床からの反力が生じないことも、同様の負荷低減効果をもたらす。
次に、足、腰、背中、あるいは頭部といった部位を網体に引っ掛ける運動においては、その部位の周囲の筋肉等に不要な力を掛ける必要が無く、したがって、生理的湾曲を改善し、力学的に身体に掛かる負荷を低減できるという効果も期待できる。このような効果は、床等のフラットな場所で行うストレッチでは、期待でないものである。
第4に、網体の緩やかな自然な揺動による身体あるいは身体の一部位の揺れは、リラックス効果をもたらし、ストレスを緩和する効果がある。また、同時に、運動を継続して長く続けたいというモチベーションにもなる。
第5に、網体と網体側接続具とを接続するための複数本の屈曲可能な紐状体を設けることで、網体の変形がさらに容易になり、種々の運動をスムースに行うことができる。また、網体の変形をスムースにすることで、網体への負荷が軽減し、網体の耐久性が向上する。
第6に、網体の最大幅を成人の身長程度とすることで、網体に乗る運動では、ほぼ身体全体を網体に乗せられることで、落下の危険性が減少するとともに、身体全体が網体に包まれることで安心感が得られる。
第7に、網体が紐状体を編み込んで構成したものであるので、変形や人の体重負荷に対して、十分な耐久性が得られる。
1 運動補助具
2 マット
11 網体
12 端部紐状体
13 網体側接続具
14 支持体側接続具
15 支持体
2 マット
11 網体
12 端部紐状体
13 網体側接続具
14 支持体側接続具
15 支持体
Claims (4)
- 天井等より吊下げて使用するための運動補助具であって、
屈曲可能な紐状体よりなる網体と、
当該網体の両端に設けられた一対の網体側接続具と、
当該網体側接続具と接続される支持体側接続具を一端部に有する一対の帯状支持体と、
を備えた
ことを特徴とする運動補助具。 - 上記網体と上記網体側接続具とを接続するための複数本の屈曲可能な端部紐状体をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の運動補助具。 - 上記網体の最大幅は、成人の身長程度である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の運動補助具。 - 上記網体は紐状体を編み込んで構成したものである
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の運動補助具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192186U true JP3192186U (ja) | 2014-07-31 |
Family
ID=
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