JP3192145U - 多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタを提供する。【解決手段】多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ100は、固定部材10、少なくとも1つの接続部材20、外蓋30、第1パッキング組40、少なくとも1つの第2パッキング組50を含み、固定部材10は、所定物に固定し、1つ又は複数の接続部材20により、固定部材10、外蓋30の間に螺合され、内部に第1パッキング組40、第2パッキング組50を設置し、外蓋30、接続部材20により第1パッキング組40、第2パッキング組50を圧迫し、変形を発生させ、その中に貫通設置するケーブル90に少なくとも二重のパッキング密封作用を与え、ケーブル90は、接続部材20の外部の保護及び複数のパッキング組のパッキング密封作用を増加したことにより多重の保護、多重の気密防水防引張の効果を有し、防水係数IP値を向上させる。【選択図】図6

Description

本考案は、固定コネクタに関し、特に、ケーブルに多重保護及び多重パッキング密封作用を与えることができる多重気密防水防引張ケーブル固定コネクタに関する。
電気ケーブルは、通常、電気ボックス、機器及び電信、ネットワーク通信ボックス等に使用され、電気ケーブルは、外力を受けて引っ張られ易く、固定ヘッドの接続位置が緩み、変位、脱落し易く、水が電気ケーブルに沿って電気ボックス又は機器又は電信、ネットワーク通信ボックスに浸水する状況を発生し易い。
従って、業者は、ケーブルを固定することに用いることができる固定コネクタを研究開発しており、例えば、中華民国専利第338572号「ケーブル固定ヘッドの改良」、第M357111号「防水防引張ケーブルコネクタの外付けボックス」、第M391223号「防水リングを有するケーブル固定ヘッド」、第M393906号「ケーブル及び波管に対する双パッキングの防水固定ヘッド」があり、該現有構造は、接続環、挟持爪、パッキングリング、外蓋を有し、そのうち、接続環は、所定の物体、例えば、マシンボードを固定することに用い、且つ接続環は、外蓋と螺合し、挟持爪は、パッキングリングと一体状に被せ設けられ、外蓋中に設けられ、それは、外蓋を利用し、挟持爪、パッキングリングを圧迫し、それに変形を発生させ、ケーブル線に挟持引締め作用を形成させ、この挟持引締め作用を利用し、電気ケーブルの固定を達成し、同時に防水の目的を兼ね備える。
しかしながら、上記の現有構造は、外部からみて、多くとも接続環、外部で電気ケーブルを保護する外蓋を有するだけであり、且つ内部は、多くともただ1つのパッキングリングを有し、電気ケーブルを挟持締め付けるだけであり、即ち、ただ一重の挟持締め付け作用のみを有し、電気ケーブルに対して一重の定位を行うことのみでき、このように、上記の現有構造は、更に多重の保護作用を具えず、多重の挟持締め付け作用を具えず、電気ケーブルは、更に良好な保護を受けて効率的に固定されることができず、電気ケーブルがただ一重に固定される不安定を有する以外に、その電気ケーブルは、更に、引っ張られて脱落し易く、且つこの種の構造の防水性は良好でない。
上記第M391223号「防水リングを有するケーブル固定ヘッド」、第M393906号「ケーブル及び波管に対する双パッキングの防水固定ヘッド」の2つの現有構造において、そのパッキングリングは、第1パッキング部、第2パッキング部により、それぞれ波管、電気ケーブルを堅く締め付け、双パッキングの効果を達成し、但し、第1パッキング部、第2パッキング部は、2つのパッキングリング上にそれぞれ形成されるのではなく、一体に1つのパッキングリン上に形成され、それは、一体の構造に互いに連なっているので、波管、電気ケーブルのうち1つの外力作用を受けて引っ張られて、緩む時、通常、第1パッキング部、第2パッキング部の挟持締め付け作用に同時に影響を及ぼし、実質上、ただ一重の挟持締め付け作用のみを有する。
また、上記の現有構造は、動的な機械、戸外で強風外力に引っ張られる環境、深水環境、高い爆発性ガス環境に用いる場合、より高い所定の防水係数IP(INTERNATION PROTECTION)値を具備する必要があるが、上記の現有構造に基づき、それは、ただ一重の電気ケーブル挟持締め付け作用のみを有し、動的な機械及び上記該環境に応用することができず、実用性が良好でない。
以上の記載を綜合し、何れの電気ボックスの外殻も1つのケーブルを出す孔において、同一の電気ケーブルに対して、1つのケーブル固定コネクタを設置することのみできるが、1つの現有のケーブル固定コネクタは、その制限上、1組の固定部材を安置することのみ可能であり、1組の固定部材は、1組の「気密」及び「防水」及び「防引張」機能を発揮することのみ可能である。
特開平10−302885号公報
本考案の目的は、1つ又は1つ以上の接続部材により固定部材、外蓋の間に螺合され、第1パッキング組、第2パッキング組を設置し、ケーブルに多重の保護及び多重のパッキング密封作用を与える多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタを提供することにある。
本考案のもう1つの目的は、防水係数IP値を向上させ、捩れ抵抗、耐震動、動的機械、戸外の強風外力に引っ張られる環境、深水環境、高い爆発性ガス環境等に適用可能な利点を兼ね備え、実用性が良好な多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタを提供することにある。
上記の目的を達成する為、本考案が提供する技術試案は、以下である:
1つの固定部材、少なくとも1つの接続部材、1つの外蓋、1つの第1パッキング組、少なくとも1つの第2パッキング組を含み、そのうち、該固定部材は、1つの所定物体に設置されることに用い、該固定部材は、1つの中空管部材であり、該固定部材は、第1外ねじ山を含み、該接続部材は、第2外ねじ山、軸方向に貫通する1つの第1孔、及び相対する一側の第2孔、該第1孔内壁面に形成される1つの第1傾斜面、及び該第1孔内壁面に形成される第1内ねじ山を含み、該第1内ねじ山は、該固定部材の第1外ねじ山と螺合し、該外蓋は、軸方向に貫通する1つの貫通孔、該貫通孔内壁面に形成される1つの第2傾斜面、及び該貫通孔内壁面に形成される第2内ねじ山を含み、該第2内ねじ山は、該第2外ねじ山と螺合し、該第1パッキング組は、該固定部材内部及び該接続部材の第1孔中に設けられ、該第1パッキング組は、1つの第1パッキングリング及び該第1パッキングリングに被せ設けられる1つの第1挟持爪を含み、該第1パッキングリングは、軸方向に貫通する1つの第1通孔を含み、該第2パッキング組は、該外蓋の貫通孔及び該接続部材の第2孔中に設けられ、該第2パッキング組は、1つの第2パッキングリング及び該第2パッキングリングに被せ設けられる1つの第2挟持爪を含み、該第2パッキングリングは、軸方向に貫通する1つの第2通孔を含み、該第2パッキング組及び該第1パッキング組の構造が同一であり、且つ交換使用することができる。
これにより、ケーブルが本考案のケーブル固定コネクタに貫通設置される時、固定部材、外蓋の間に接続部材及び第1パッキング組を追加したことにより、波管外部に対して単独で一重固定の気密、防水、防引張を形成することができ、外蓋単独でパッキングリングを圧迫し、ケーブルを固定し、それぞれもう一重の固定の気密、防水、防引張を形成し、更に、水分、灰塵等の異物が外から内へ先ず外蓋のパッキングリングで阻隔され、極めて少ない該水分、灰塵等の異物がパッキングリングを経過した後、第1パッキング組により阻隔され、少なくとも二重のパッキング密封作用を形成し、多重の保護、気密、防水、防引張の効果を有し、これは、現有技術のケーブル固定コネクタがただ一重の気密防水防引張の効果のであることと区別され、本考案は、防水係数IP値を向上し、且つ捩れ抵抗、耐震動、動的機械、戸外の強風外力で引っ張られる環境、深水環境、高い爆発性ガス環境に適合できる等の利点を兼ね備える。
本考案の有益効果は、以下である:
現有のケーブル固定コネクタと比較し、その構造の利点は、新規的な接続部材を追加したケーブル固定コネクタであり、「気密」及び「防水」及び「防引張」機能を追加し、1つのケーブルが出る孔において、同一の電気ケーブルに対して複数組の接続部材を追加することができ、新規的な接続部材を一組追加するごとに一組の「気密」及び「防水」及び「防引張」機能を増加させることができ、同様に、現有のケーブル固定コネクタのケー物及び波管の結合が多重の「気密」及び「防水」及び「防引張」を達成することができない問題を克服し、本考案は、性能を大幅に向上し、巨大な外力の破壊を受ける更に劣悪な環境中に応用することができる。
このように、本考案は、気密性能の応用において、各工業の要求に応じて、より多層に気密性の大気圧力に耐える新規的な接続部材を追加し、爆発的な気圧の通過に耐えることができる。
本考案は、防水性能の応用において、各工業の要求に応じて、より多層的に水密性の水圧力に耐える新規的接続部材を追加し、機器をより深い水領域に沈めることができる。
本考案は、防引張力の性能の応用において、各工業の要求に応じて、より多層的な防引張力性を得る新規的接続部材を追加し、機器の電気ケーブルが外力の衝撃を受けて緩んで失効することを防止する。
本考案の立体図である。 本考案の断面図である。 本考案の断面図である。 本考案の使用実施例の断面図である。 本考案の接続部材、第2パッキングの数量を増加させた実施例の立体図である。 本考案の接続部材、第2パッキングの数量を増加させた実施例の断面図である。 本考案の実施例の説明図である。
以下に具体的実施例を挙げ、且つ図面に合わせて詳細な説明を行い、本考案の各項の機能、特長を更に理解、認識できるようにする。
図1〜図4に示すように、本考案の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ100は、所定物体、例えば、電気ボックス、機器及び電信、ネットワーク通信ボックス等のマシンボード80上に設置されることに用い、中空管部材であり、第1外ねじ山11を含む固定部材10と、第2外ねじ山21、軸方向に貫通する第1孔22、及び相対する一側の第2孔25、第1孔内22壁面に形成される第1傾斜面23、及び第1内ねじ山24を含み、第1内ねじ山24は、第1外ねじ山11と螺合する接続部材20と、軸方向に貫通する貫通孔31、貫通孔31内壁面に形成される第2傾斜面32、及び貫通孔31内壁面に形成される第2内ねじ山33を含み、第2内ねじ山33は、第2外ねじ山21と螺合する外蓋30と、固定部材10内部及び接続部材20の第1孔22中に設けられ、第1パッキングリング41及び第1パッキングリング41に被せ設けられる第1挟持爪42を含み、第1パッキングリング41は、軸方向に貫通する第1通孔411を含む第1パッキング組40と、外蓋30の貫通孔31及び接続部材20の第2孔25中に設けられ、第2パッキングリング51及び第2パッキングリング51に被せ設けられる第2挟持爪52を含み、第2パッキングリング51は、軸方向に貫通する第2通孔511を含む第2パッキング組50と、を含み、第2パッキング組50及び第1パッキング組40の構造が同一であり、且つ交換使用することができる。
これにより、ケーブル90が本考案のケーブル固定コネクタ100に貫通設置される時、固定部材10、外蓋30の間に接続部材20及び第1パッキング組40を追加したことにより、波管91外部に対して単独で一重固定の気密、防水、防引張を形成することができ、外蓋30単独でパッキングリングを圧迫し、ケーブル90を固定し、それぞれもう一重の固定の気密、防水、防引張を形成し、更に、水分、灰塵等の異物が外から内へ先ず外蓋30のパッキングリング50で阻隔され、極めて少ない該水分、灰塵等の異物がパッキングリング50を経過した後、第1パッキング組40により阻隔され、少なくとも二重のパッキング密封作用を形成し、多重の保護、気密、防水、防引張の効果を有し、これは、現有技術のケーブル固定コネクタがただ一重の気密防水防引張の効果のであることと区別される。
図2〜図4に示すように、実施例において、該固定部材10は、第3外ねじ山12及びブロック部13を有し、ブロック部13は、第1外ねじ山11、第3外ねじ山12の間に設けられ、本考案の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ100は、ロック部材60を含み、ロック部材60は、内ねじ山61を有し、固定部材10の第3外ねじ山12に螺合氏、これにより、固定部材10がマシンボード80を貫通設置した後、該ロック部材60がブロック部13に合わせて固定部材10をマシンボード80に固定することができる。
これに基づき、ブロック部13、ロック部材60のマシンボード80二側におけるラッチ制限作用、及びロック部材60の螺合ロック作用により、固定部材10をマシンボード80に安定して固定し、引っ張り力を受ける時、容易に軸方向に移動することがなく、引張を防止する。
実施例において、該固定部材10は、ブロック部13、第3外ねじ山12の間に位置するラッチ溝14を有し、防水パッド70をラッチ溝14に被せる。
これに基づき、防水パッド70もブロック部13、マシンボード80の間に位置し、且つ防水パッド70は、通常、弾性材料であり、ロック部材60が螺合ロックされる時のパッキング効果を増進させ、固定部材10及びマシンボード80の固定接続箇所が容易に緩まないようにし、密封漏れ防止の効果も有する。
また、防水パッド70がラッチ溝14に被さることにより、使用者は、固定部材10を携帯し、施工過程中の該防水パッド70が脱落することがなく、作業効率に対して必然的に補助効果を有する。
図2、図3に示すように、実施例において、該第1パッキング組40は、弾性材質、例えば、ゴム、プラスチック、シリコーン材質等の何れか1種で形成される。
実施例において、該第2パッキング組50は、弾性材質、例えば、ゴム、プラスチック、シリコーン等の何れか1種で形成される。
図2〜図4に示すように、実施例において、該第1パッキングリング41は、凸縁412を有し、第1挟持爪42の一側を凸縁412に当接させ、更に安定して圧迫させて該第1パッキング41を挟持し、ケーブル90を固定させる。
これに基づき、第1挟持爪42が第1パッキングリング41に被せ設けられる時、凸縁412は、制限定位の効果を有する。
また、該第1パッキングリング41の外周面上に環状凹陥を有する頸部413を形成し、該第1挟持爪42は、複数の爪部422を有し、複数のパッキング凸部423は、該爪部422の内側面上に形成され、パッキング部423を頸部413に嵌め込ませる。
これに基づき、第1挟持爪42が圧迫を受けて爪部422を第1パッキングリング41上にパッキングする時、第1パッキングリング41の通孔411がケーブル90に対して環面状のパッキング密封作用を与えることができ、且つ爪部422が第1パッキングリング41にパッキングする時、点圧挟持の作用により、ケーブル90表面で滑り難く、これは、タイヤの滑り止めパターンのグリップと同様である。
実施例において、該第1パッキング組40の第1挟持爪42は、第3傾斜面421を含み、第3傾斜面421は、爪部422の外端縁上に形成され、該第3傾斜面421は、該接続部材20の第1傾斜面23に当接することに用いられる。
これに基づき、図4を参照し、接続部材20の第1傾斜面23により第1挟持爪42の第3傾斜面421を押圧し、第1パッキングリング41、第1挟持爪42を力を受けて変形させ締め付け状態を呈させる。
図2〜図4に示すように、実施例において、該第2パッキングリング51は、凸縁512を有し、第2挟持爪52の一側を凸縁512に当接させる。
これに基づき、第2挟持爪52が第2パッキングリング51に被せ設けられる時、凸縁512は、制限定位の効果を有する。
また、該第2パッキングリング51の外周面上に環状凹陥を有する頸部513を形成し、第2挟持爪52は、複数の爪部522を有し、第4傾斜面521は、爪部522の外端縁上に形成され、複数のパッキング凸部523は、該爪部522の内側面上に形成され、パッキング凸部523を頸部513に嵌め込まわせ、前記第1挟持爪42は、該第2挟持爪52と等しく且つ相互に交換使用でき、該第1パッキングリング41及び第2パッキングリング51は、同一であり、且つ交換使用することができる。
これに基づき、第2挟持爪52が圧迫を受けて爪部522を第2パッキングリング51上にパッキングする時、第2パッキングリング51の通孔511がケーブル90に対して環面状のパッキング密封作用を与えることができ、且つ爪部522が第2パッキングリング51上にパッキングする時、点圧挟持の作用により、ケーブル90表面で滑り難く、これは、タイヤの滑り止めパターンのグリップと同様である。
実施例において、該第2パッキング組50の第2挟持爪52は、更に、第4傾斜面521を含み、第4傾斜面521は、爪部522の外端縁上に形成され、該第4傾斜面521は、該外蓋30の第2傾斜面32に当接することに用いられる。
これに基づき、外蓋30の第2傾斜面32により、第2挟持爪52の第4傾斜面521を押圧し、第2パッキングリング51、第2挟持爪52に力を受けて変形させ締め付け状態を呈させることができる。
上記は、本考案の各部材及びその組成保水器を紹介したが、続いて、本考案の使用の利点、効果を以下に紹介する。
図4に示すように、本考案及びケーブル90を接続する時、ケーブル90が外蓋30の貫通孔31から入り、ケーブル90に第2パッキングリング51の第2通孔511内及び第1パッキングリング41の第1通孔411を経過させ、それから、固定部材10を経過させ、ケーブル90を堅く固定する時、外蓋30を旋転させて締め付け(即ち、外蓋30を接続部材20の方法へ旋転させる)、外蓋30の第2傾斜面32に第2パッキング組50の第2挟持爪52の第4傾斜面521の押圧を開始させ、該第2パッキングリング51に締め付け状態を呈し始めさせ、第2パッキングリング51の力を受ける位置に変形を発生させて該ケーブル90上に締め付けさせる。
接続部材20を旋転して締める時(接続部材20を固定部材10の方向へ回転する)、同様に、接続部材20の第1傾斜面23に第1パッキング組40の第1挟持爪42の第3傾斜面421の押圧を開始させ、該第1パッキングリング41に締め付け状態を呈し始めさせ、第1パッキングリング41の力を受ける位置に変形を発生させて該ケーブル90上に締め付けさせる。
これに基づき、ケーブル90に第1パッキングリング41、第2パッキングリング51の圧迫を同時に受けさせ、少なくとも二重のパッキング防引張、二重の密封防水の効果を達成させることができ、ケーブルが外力の作用を受けて引っ張られて緩む状況を防止する。
また、ケーブル90は、固定部材10、外蓋30 により外部的に保護される以外に、接続部材20の外部的保護を追加し、保護の長さ、面積を伴って増加させ、多重保護の効果を有する。
総合して、本考案は、接続部材の追加及び複数のパッキング組のパッキング密封を応用し、多重保護、多重気密防水防引張の効果を発生し、本考案により生産される商品は、実務上現有技術に対して大幅な効果増進を発生させ、防水係数IP値を大幅に向上させることができ、その原理は、綱引きの原理のように、多くの人が綱を引くほど、その作用力は大きく、従って、本考案は、捩れ抵抗、耐震動等の利点を兼ね備え、動的機械に適用して使用する時、強力な振動により緩むことなく、また、戸外環境に適用する時、強風又は外力で引っ張られて緩むことを恐れる必要がなく、更に好適には、深水環境、高い爆発性ガス環境等に適用することができ、実用性が良好である。
また、提示すべきこととして、現有のケーブルを固定する構造は、通常、内部圧迫式ケーブル固定ヘッドであり、本考案は、外部圧迫式ケーブル固定ヘッドに改良し、親水環境、高い爆発性ガス環境等のような大きな圧力環境において、良好な防水係数IP値を必要とする場合に、特に外部圧迫式ケーブル固定ヘッドの従来の構造観念を取り除き、本考案の外部圧迫式のケーブル固定ヘッド構造の重ね合わせ方式を新たに構成し、良好な防水係数IP値を達成し、劣悪な環境、例えば、深海等の強大な外力のケーブルの引っ張りの問題を克服する。
図5、図6に示すように、使用者が各工業の必要に応じて、接続部材20、第2パッキング組50の数量を追加することができる各種実施例を説明する。
実施例において、該接続部材20は、2つのであり、該接続部材20の間は、第2外ねじ山21、第1内ねじ山24の螺合により相互に接続する。該第2パッキング組50は、2つであり、それぞれ外蓋30の貫通孔31及び該接続部材20の第2孔25中に結合され、その作用効果は、前記実施例と同一であり、三重の気密、防水、防引張の効果を形成し、該2つの接続部材20又は第2パッキング組50は、絶対的順序関係はなく、且つ相互に交換使用することができる。
実施例において、該接続部材20は、3つであり、該接続部材20の間は、第2外ねじ山21、第1内ねじ山24の螺合により相互に接続する。該第2パッキング組50は3つであり、それぞれ外蓋30の貫通孔31及び該接続部材20の第2孔25中に結合され、その作用効果は、前記実施例と同一であり、四重の気密、防水、防引張の効果を形成し、該3つの接続部材20又は第2パッキング組50は、絶対的順序関係はなく、且つ相互に交換使用することができる。
実施例において、該接続部材20は、複数を含み(これに制限するものではないが、4つ以上を含む実施例)、該接続部材20の間は、第2外ねじ山21、第1内ねじ山24の螺合により相互に接続する。該第2パッキング組50は、複数であり、それぞれ外蓋30の貫通孔31及び該接続部材20の第2孔25中に結合され、その作用効果は、前記実施例と同一であり、多重の気密、防水、防引張の効果を形成し、該複数の接続部材20又は第2パッキング組50は、絶対的順序関係はなく、且つ相互に交換使用することができる。
本考案の実施例において、図7を参照し、そのうち、該第1挟持爪42は、固定部材10の第1外ねじ山11内側に形成され、即ち、該第1外ねじ山11及び該第1挟持爪42は、一体に成形されることができ、部材の数量及び組み立て工程を減少し、コストを節減することができ、その機能作用は、前記実施方式と同一であるので、ここでは再度記載しない。
本考案の実施例において、図7を参照し、そのうち、該第2挟持爪52は、固定部材20の第1外ねじ山21内側に形成され、即ち、該第1外ねじ山21及び該第1挟持爪52は、一体に成形されることができ、部材の数量及び組み立て工程を減少し、コストを節減することができ、その機能作用は、前記実施方式と同一であるので、ここでは再度記載しない。
上記各実施例中の多重の気密防水防引張のケーブル固定ヘッド100及びケーブル90の接続時、ケーブル90を外蓋30の貫通孔31から入り、ケーブル90を第2パッキング組50、接続部材20、第1パッキング組40、固定部材10を経過し、接続部材20により第2パッキング組50にパッキング作用を発生させる原理、動作は、第1パッキング組40と同一であるので、ここでは、再度記載しない。
これに基づき、接続部材20及び第2パッキング組50の追加により、「気密」及び「防水」及び「防引張」機能を追加し、多重の保護、多重の気密防水防引張の効果を増進し、このように、現有技術が解決することができない極端な高い爆発性ガス環境、数百m以上の深海又は台風等の巨大な引っ張り力によるケーブルの破壊及び防水の問題を克服することができる。
以上の記載を綜合して、本考案は、少なくとも以下の機能の利点を有する:
1.100%−IP68値の防水で、沈水、水底環境に適用可能な防水防引張を達成することができる。
2.台風に遭遇し、外力が一般の閾値を超過する場合、固定力を倍増する。
3.抗動的、防水の効果を有する。
4.一般の防水防引張の極限を突破することができる。
5.UL標準の安全規定、例えば、電気機器ケーブルラッチ、コンセントが0.6mmより大きく搖動してはならないことに適合する。
6.気密性が良好であり、流体が深水環境中に入り込むことを防止するか、爆発性ガスが侵入することを防止することができる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
100 多重気密防水防引張のケーブル固定プラグ
10 固定部材
11 第1外ねじ山
12 第3外ねじ山
13 ブロック部
14 ラッチ溝
20 接続部材
21 第2外ねじ山
22 第1孔
23 第1傾斜面
24 第1内ねじ山
25 第2孔
30 外蓋
31 貫通孔
32 第2傾斜面
33 第2内ねじ山
40 第1パッキング組
41 第1パッキングリング
411 第1通孔
412 凸縁
413 頸部
42 第1挟持爪
421 第3傾斜面
422 爪部
423 パッキング凸部
50 第2パッキング組
51 第2パッキングリング
511 第2通孔
512 凸縁
513 頸部
52 第2挟持爪
521 第4傾斜面
522 爪部
523 パッキング凸部
60 ロック部材
70 防水パッド
80 マシンボード
90 ケーブル

Claims (6)

  1. 1つの所定物体に設置されることに用いられ、1つの中空管部材であり、第1外ねじ山を含む1つの固定部材と、
    第2外ねじ山、軸方向に貫通する1つの第1孔、及び相対する一側の第2孔、該第1孔内壁面に形成される1つの第1傾斜面、及び該第1孔内壁面に形成される第1内ねじ山を含み、該第1内ねじ山は、該固定部材の第1外ねじ山と螺合する少なくとも1つの接続部材と、
    軸方向に貫通する1つの貫通孔、該貫通孔内壁面に形成される1つの第2傾斜面、及び該貫通孔内壁面に形成される第2内ねじ山を含み、該第2内ねじ山は、該第2外ねじ山と螺合する1つの外蓋と、
    該固定部材内部及び該接続部材の第1孔中に設けられ、1つの第1パッキングリング及び該第1パッキングリングに被せ設けられる1つの第1挟持爪を含み、該第1パッキングリングは、軸方向に貫通する1つの第1通孔を含む1つの第1パッキング組と、
    該外蓋の貫通孔及び該接続部材の第2孔中に設けられ、1つの第2パッキングリング及び該第2パッキングリングに被せ設けられる1つの第2挟持爪を含み、該第2パッキングリングは、軸方向に貫通する1つの第2通孔を含む第2パッキング組と、
    を含み、該第2パッキング組及び該第1パッキング組の構造が同一であり、且つ交換使用することができる多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
  2. 前記固定部材は、一部分の第3外ねじ山及び1つのブロック部を含み、該ブロック部は、該第1外ねじ山、該第3ねじ山の間に設けられ、該ケーブル固定コネクタは、更に、1つのロック部材を含み、該ロック部材は、該固定部材の第3外ねじ山に螺合され、該固定部材が1つの外部所定物に貫通設置される時、該ロック部材は、該ブロック部に合わせて固定部材を該所定物に固定する請求項1に記載の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
  3. 前記第1パッキング組の第1パッキングリングは、1つの凸縁を有し、該第1挟持爪の一側は、該凸縁に当接し、該第1パッキングリングの外周面上に1つの頸部を形成し、該第1挟持爪は、更に複数の爪部を含み、該頸部に嵌め込むことに用いる複数のパッキング凸部は、該爪部の内側面上に形成され、該第1パッキング組の第1挟持爪は、更に、該接続部材の第1傾斜面に当接することに用いる1つの第3傾斜面を含み、該第3傾斜面は、該爪部の外端縁上に形成される請求項2に記載の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
  4. 前記第2パッキング組の第2パッキングリングは、1つの凸縁を有し、該第2挟持爪の一側は、該凸縁に当接し、該第2パッキングリングの外周面上に1つの頸部を形成し、該第2挟持爪は、更に複数の爪部を含み、該頸部に嵌め込むことに用いる複数のパッキング凸部が該爪部の内側面上に形成され、該第2パッキング組の第2挟持爪は、該外蓋の第2傾斜面に当接することに用いる1つの第4傾斜面を更に含み、該第4傾斜面は、該爪部の外端縁上に形成され、該第1挟持爪は、固定部材の第1外ねじ山内側に形成され、該第2挟持爪は、接続部材の第2外ねじ山内側に形成される請求項2に記載の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
  5. 前記接続部材は、2つであり、該接続部材の間は、該第2外ねじ山、該第1内ねじ山の螺合によって相互に接続され、
    該第2パッキング組は、2つであり、それぞれ該外蓋の貫通孔及び該接続部材の第2孔中に結合する請求項1乃至4の何れか1項に記載の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
  6. 前記接続部材は、3つ又は4つ以上であり、該接続部材の間は、第2外ねじ山、該第1内ねじ山の螺合により相互に接続され、該第2パッキング組は、3つ又は4つ以上であり、それぞれ該外蓋の貫通孔及び該接続部材の第2孔中に対応して結合され、該第1挟持爪は、固定部材の第1外ねじ山内側に形成され、該第2挟持爪は、接続部材の第2外ねじ山内側に形成される請求項1乃至4の何れか1項に記載の多重気密防水防引張のケーブル固定コネクタ。
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