JP3191908B2 - 複合不織布及びそれを用いた芯地 - Google Patents

複合不織布及びそれを用いた芯地

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、衣服の芯地、医
療用パップ剤、包帯等の基材として有用な複合不織布に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている表素材の適度な伸び
に追随できる衣服の芯地や、腕や足の曲げ伸ばしに追随
できるパップ剤等の材料としては、種々のものがある
が、例えばスパンデックス糸等伸縮性糸を使用した織編
物では、大きな伸びは得られるが、比較的低伸度で伸び
を止めて形態を安定化させることは難しく、価格も高
い。また、潜在捲縮性等の繊維を使用した不織布では、
伸縮性は高いが、強度が十分でない欠点があった。とく
に、衣服の芯地では、低い伸度では小さな力でよく伸
び、適度な伸度では伸びにくくなって保形性を持つこと
が望まれる場合があるが、従来のスパンデックス糸等伸
縮性糸を使用した織編物や潜在捲縮性等の繊維を使用し
た不織布では、大きな伸びのものしか得にくく、このよ
うな物性の基材を得ることは困難であった。そこで、不
織布に伸縮性のある潜在捲縮糸をたて編みした複合不織
布を検討したが、この複合不織布は工程中にかかるテン
ションなどにより、潜在捲縮糸が引張られた状態で固定
されるため、潜在捲縮糸の伸縮性が損われて身体や表地
の動きに十分追従できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この出願発明は、低い
伸度では小さな力で伸びるが、高い伸度では伸びにくく
形態安定性に優れ、適度の強度を付与できる複合不織布
および芯地を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この出願発明の10%モ
ジュラス/5%モジュラス比が3以上である不織布は、
不織布に捲縮を発現させた糸を、例えば、チェーンステ
ッチ編みなどでたて編みした複合不織布であって、とく
に、たて編みの編み目に、例えば、オーバーフィードを
かけた状態で熱セットすることなどによりゆるみを持た
せたものである。また、この出願発明はたて編みの目に
ゆるみを持たせることにより、従来にない伸度特性を持
たせた複合不織布である。
【0005】この出願発明の複合不織布の製造法は、不
織布に潜在捲縮糸を、例えば、チェーンステッチ編みな
どでたて編みした後に、たて方向に5〜30%、好まし
くは5〜20%のオーバーフィードをかけながら、熱セ
ットを行うと共に潜在捲縮糸の捲縮を発現させたもので
ある。
【0006】この複合不織布は芯地に用いるとよく、さ
らに、染色加工、接着樹脂のドツト加工、スリット加工
等の後加工を行ってもよい。
【0007】この出願発明で用いる不織布1は、公知の
乾式法、湿式法、溶融紡糸法等のいずれのウェブ形成法
で製造してもよく、ウェブの結合法も熱融着法、浸漬接
着法、水流絡合法等のいずれの方法でもよいが、衣服の
芯地等に適する風合いの点から乾式法のウェブを点状の
熱融着法によって結合した熱融着不織布あるいは水流で
絡合した不織布がとくに好ましい。
【0008】この出願発明のたて編糸として用いる潜在
捲縮糸2は、潜在的に捲縮性を有するものであって、糸
の製造工程中に熱履歴を施した加工糸や、樹脂が異種の
成分あるいは同種の成分であっても分子量や融点あるい
は結晶化度等が異なる成分からなる接合型あるいは芯鞘
型の複合繊維から構成された糸などが適しており、とく
に、複数のフィラメントを仮撚り(加ねん)して熱セッ
トした後、常温で逆方向に仮撚(解ねん)した加工糸
(ねん糸法による加工糸)が好ましい。これらの潜在捲
縮糸は、加熱することにより捲縮を発現して伸縮性を持
つものであることが望ましい。
【0009】上記の潜在捲縮糸2は不織布1に、例え
ば、ラッセル編機、環縫ミシンなどによりタテ編み構造
で縫込まれる。タテ編みとしては、チェーンステッチ編
みなどがある。図1は、この出願発明の複合不織布の平
面図で、チェーンステッチ編みによる直線状のタテ編み
が平行に数本施された例が示されている。また、図2
は、チェーンステッチ編みの構造を複合不織布のタテ断
面方向から見た拡大図で、図3は不織布にチェーンステ
ッチによるタテ編み構造を施す状態を示す説明図であ
る。
【0010】この後、たて編みが施された不織布を、オ
ーバーフィードをかけた状態で熱セットすることなどに
より、たて編みの編み目にゆるみを持たせた状態(編み
目の開いた状態)にする。このようにすることで、編み
目のゆるみの分の自由度が与えられると共に、熱による
潜在捲縮糸の捲縮が発現して潜在捲縮糸に伸縮性が付与
され、小さな伸度の範囲ではごくわずかな力で伸び、編
み目のゆるみがなくなる程度の伸度まで伸すと伸びにく
くなって形態の保持性が高くなる複合不織布が得られ
る。この結果、この出願発明の複合不織布は、低伸度で
ある5%伸すのに必要な応力を示す5%モジュラスと、
10%伸すのに必要な応力を示す10%モジュラスと
の、10%モジュラス/5%モジュラスの比が3以上も
ある、従来にない物性を有するものとなる。なお、潜在
捲縮糸に代えて従来のフィラメント糸などでたて編みし
たものでは、編み目にゆるみを持たせてもこのような物
性のものは得られず、また潜在捲縮糸を用いて複合不織
布を作製しても、従来のように編み目にゆるみを持たせ
なければ、10%モジュラス/5%モジュラスの比は3
未満になり、やはりこのような物性のものは得られな
い。
【0011】熱セットは、オーバーフィードをかけた状
態で行われるが、その方法としてはテンター方式、シリ
ンダー方式等がある。とくに、複合不織布の両端を保持
した状態でオーバーフィードをかけることができるテン
ター方式は、オーバーフィード量を正確にコントロール
できるので好ましい。
【0012】オーバーフィードは、5〜30%が好まし
く、5〜20%であるのがより好ましい。オーバーフィ
ードが5%未満の場合、潜在捲縮糸のたて編みの編み目
にゆるみを持たせることができず、低伸度でも伸びにく
いものとなり、オーバーフィードが30%を越えると、
高伸度の範囲まで簡単に伸び、保形性が得られなくな
る。
【0013】また、熱セットの温度は、熱セット以前に
工程中に潜在捲縮糸に加えられた温度よりも高い温度で
あることが望ましく、110〜260℃、より好ましく
は、140〜200℃がよい。
【0014】更に、複合不織布には熱セット処理の前後
にシリコン等の柔軟剤、フッ素樹脂等の撥水剤で処理し
てもよい。また、熱セットされた複合不織布には、必要
に応じて、ポリアミド、ポリエステル等の熱可塑性接着
剤を3〜25g/m2、とくに好ましくは、5〜15g
/m2の割合で例えばドット加工することなどにより付
着させてもよい。
【0015】この出願発明の複合不織布は、従来の捲縮
のないたて編糸を有する不織布に比べて伸縮性、柔軟な
風合、融通性等に優れている。また、低い伸度では小さ
な力で伸びるが、高い伸度では伸びにくく形態安定性に
優れ、適度の強度を有することから、芯地に用いた場合
に、生地への追随性がよく、しかも保形性にも優れたも
のとなる。
【0016】
【実施例】以下、この出願発明を実施例により具体的に
説明するが、これに限定されるものではない。 実施例1 繊度1.5デニール、繊維長47mmの6ナイロン繊維
(融点215℃)60重量%と、繊度1.3デニール、
繊維長38mmのポリエステル繊維(融点265℃)4
0重量%とからなるウェブを、220℃の温度のエンボ
スロールにより点状に部分熱融着して、目付25g/m
2の熱融着不織布を作製した。この不織布に、30デニ
ールのねん糸法によるポリエステル加工糸(潜在捲縮
糸)をラッセル編機(カールマイヤー社のRS3MSU
−V)を使用して、3.5コース/cm、18ゲージの
チェーンステッチ編みを行い、複合不織布を作製した。
この後、複合不織布をテンターを用いて、約12%のオ
ーバーフィードをかけながら、温度170℃で熱セット
処理し、加工糸によるチェーンステッチ編みの編み目の
ゆるんだ(開いた)目付33g/m2の複合不織布を得
た。この複合不織布に、低融点ポリアミド樹脂によるド
ット加工を、ドット数335個/平方インチ、付着量1
1g/m2で行い、目付44g/m2の接着芯地を得た。
得られた接着芯地の5%モジュラスは0.42kg/5
cm幅で、一方10%モジュラスは1.98kg/5c
m幅で、10%モジュラス/5%モジュラスは4.71
であり、低い伸度の領域ではわずかな力で伸び、伸度が
あがると伸すのに大きな力が必要となり、保形性に優れ
ることがわかった。
【0017】この接着芯地の物性は、表1に示すとおり
である。
【0018】
【表1】 たて よこ KES1 EMT 4.14 測定不能 KES2 EMT 7.70 17.19 B 0.25 0.10 G 2.19 1.93 芯地の物性は、KES試験法によって評価した。EMT
は、定荷重における引張り伸度(単位:%)、Bは、単
位長さ当たりの曲げ剛性(単位:gf・cm2/c
m)、Gは、単位幅当りのせん断剛性(単位:gf/c
m・degree)をそれぞれ示す。なお、KES1で
は、芯地単体で評価し、そのEMTは50g荷重時の伸
びであり、KES2では、芯地と表地(ウールトロピカ
ル)との複合布で評価し、そのEMTは500g荷重の
伸びである。
【0019】比較例 繊度1.5デニール、繊維長47mmの6ナイロン繊維
(融点215℃)60重量%と、繊度1.3デニール、
繊維長38mmのポリエステル繊維(融点265℃)4
0重量%とからなるウェブを、220℃の温度のエンボ
スロールにより点状に部分熱融着して、目付25g/m
2の熱融着不織布を作製した。この不織布に、30デニ
ールのねん糸法によるポリエステル加工糸(潜在捲縮
糸)をラッセル編機(カールマイヤー社のRS3MSU
−V)を使用して、3.5コース/cm,18ゲージの
チェーンステッチ編みを行い、複合不織布を作製した。
この複合不織布をシリンダードライヤーを用いてオーバ
ーフィードをかけずに、温度170℃で熱セット処理
し、加工糸によりチェーンステッチ編みの編み目のゆる
んでいない目付32g/m2の複合不織布を得た。この
複合不織布に、低融点ポリアミド樹脂によるドット加工
を、ドット数335個/平方インチ、付着量11g/m
2で行い、目付43g/m2の接着芯地を得た。得られた
接着芯地の5%モジュラスは3.49kg/5cm幅
で、一方10%モジュラスは5.75kg/5cm幅
で、10%モジュラス/5%モジュラスは1.67であ
り、低い伸度でも伸すのに力が必要で、表地への追従性
に劣っていた。この接着芯地の物性は、表2に示すとお
りである。
【0020】
【表2】 たて よこ KES1 EMT 1.10 測定不能 KES2 EMT 3.82 16.44 B 0.33 0.12 G 3.55 3.47
【0021】実施例2 繊度0.8デニール、繊維長38mmのポリエステル繊
維(融点265℃)をカーディングしてウェブを作製し
た。このウェブを水流絡合により絡合させ、目付25g
/m2の不織布を作製した。この不織布に、実施例1と
同様に30デニールのポリエステル潜在捲編糸をラッセ
ル編機(カールマイヤー社のRS3MSU−V)を使用
して、18ゲージのチェーンステッチ編みを行い、複合
不織布を作製した。この複合不織布をテンターを用い
て、約12%のオーバーフィードをかけながら、温度1
70℃で熱セット処理し、加工糸によるチェーンステッ
チ編みの編み目のゆるんだ(開いた)目付33g/m2
複合不織布を得た。この複合不織布に、低融点ポリアミ
ド樹脂によるドット加工を、ドット数335個/平方イ
ンチ、付着量11g/m2で行い、目付44g/m2の接
着芯地を得た。得られた接着芯地の5%モジュラスは
0.47kg/5cm幅で、一方10%モジュラスは
2.15kg/5cm幅で、10%モジュラス/5%モ
ジュラスは4.57であり、低い伸度の領域ではわずか
な力で伸び、伸度があがると伸すのに大きな力が必要と
なり、保形性に優れることがわかった。この接着芯地の
物性は、表3に示すとおりである。
【0022】
【表3】 たて よこ KES1 EMT 4.31 測定不能 KES2 EMT 6.88 16.50 B 0.25 0.10 G 2.36 2.21
【0023】実施例3 繊度1.5デニール、繊維長47mmの6ナイロン繊維
(融点215℃)60重量%と、繊度1.3デニール、
繊維長38mmのポリエステル繊維(融点265℃)4
0重量%とからなるウェブを、220℃の温度のエンボ
スロールにより点状に部分熱融着して、目付20g/m
2の熱融着不織布を作製した。この不織布に、30デニ
ールのねん糸法によるポリエステル加工糸(潜在捲縮
糸)をラッセル編機(カールマイヤー社のRS3MSU
−V)を使用して、3.5コース/cm、18ゲージの
チェーンステッチ編みを行い、複合不織布を作製した。
この不織布に、30デニールのねん糸法によるポリエス
テル加工糸(潜在捲縮糸)をラッセル編機(カールマイ
ヤー社のRS3MSU−V)を使用して、6コース/c
m、18ゲージのデンビステッチ編みを行い、複合不織
布を作製した。この複合不織布をテンターを用いて、約
12%のオーバーフィードをかけながら、温度170℃
で熱セット処理し、加工糸によるデンビステッチ編みの
編み目のゆるんだ(開いた)目付31g/m2複合不織
布を得た。この複合不織布に、低融点ポリアミド樹脂に
よるドット加工を、ドット数335個/平方インチ、付
着量11g/m2で行い、目付42g/m2の接着芯地を
得た。得られた接着芯地の5%モジュラスは0.42k
g/5cm幅で、一方10%モジュラスは1.98kg
/5cm幅で、10%モジュラス/5%モジュラスは
4.71であり、低い伸度の領域ではわずかな力で伸
び、伸度があがると伸すのに大きな力が必要となり、保
形性に優れることがわかった。
【0024】
【発明の効果】この出願発明の10%モジュラス/5%
モジュラス比が3以上である複合不織布は、潜在捲縮を
発現させた糸のたて編みの目にゆるみを持たせることに
より、低モジュラスの領域で小さな力で伸すことがで
き、身体や表地の動きに追従できる。一方、高モジュラ
スの領域では伸すのに大きな力が必要となるので、形態
を安定化することができる。とくに、この出願発明の複
合不織布は、たて編みの目のゆるみの持たせ方により、
生地への追従性に優れ、保形性にも優れた従来にない伸
度特性を持たせることができる。なお、潜在捲縮性のな
い通常のフィラメントを用いた場合には、このような効
果は得られない。また、この出願発明により、風合い、
表面平滑性及び伸縮性の優れた複合不織布が得られ、と
くに伸縮性効果が大きいので成型性、保型性に優れてい
る。また、複合不織布は、熱セット時のオーバーフイー
ド等の条件を適宜設計することにより伸縮性の制御が自
由にできるので目的に合わせたものを容易に作製するこ
とができ、メーカー段階だけではなく、ユーザーの加工
段階においてもユーザーの希望する特性を持つ複合不織
布とすることができる。この出願発明の不織布は芯地と
して好適であり、ドレープ性が高く、低伸度領域での追
従性の高い芯地とすることができ、編糸により強度が高
くなりおよび表面摩耗性に優れるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願発明の複合不織布の平面図
【図2】チェーンステッチ編みの構造を複合不織布のタ
テ断面方向から見た拡大図
【図3】不織布にチェーンステッチによるタテ編み構造
を施す状態を示す説明図
【符号の説明】
1 不織布 2 潜在捲縮糸 3 潜在捲縮を発現させた糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 登 滋賀県守山市勝部町1128番地 日本バイ リーン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−146751(JP,A) 特開 平7−197355(JP,A) 特開 昭60−45654(JP,A) 特開 昭62−289677(JP,A) 特開 平4−65502(JP,A) 特開 平4−185747(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 18/00 D04B 1/00 - 39/08 A41D 27/00 - 27/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布に捲縮を発現させた糸がたて編み
    されており、10%モジュラス/5%モジュラス比が3
    以上であることを特徴とする複合不織布。
  2. 【請求項2】 不織布に捲縮を発現させた糸がたて編み
    されており、たて編みの編み目にゆるみを持たせている
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合不織布。
  3. 【請求項3】 オーバーフィードをかけた状態で熱セッ
    トすることにより、たて編みの編み目にゆるみを持たせ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の複合
    不織布。
  4. 【請求項4】 不織布に潜在捲縮糸をたて編みし、オー
    バーフィードをかけた状態で熱セットすると共に潜在捲
    縮糸の捲縮を発現させることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の伸縮性複合不織布の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の複合不
    織布からなることを特徴とする芯地。
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