JP3191653U - オイルシール - Google Patents

オイルシール Download PDF

Info

Publication number
JP3191653U
JP3191653U JP2014002089U JP2014002089U JP3191653U JP 3191653 U JP3191653 U JP 3191653U JP 2014002089 U JP2014002089 U JP 2014002089U JP 2014002089 U JP2014002089 U JP 2014002089U JP 3191653 U JP3191653 U JP 3191653U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil seal
flange portion
lip
metal ring
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014002089U
Other languages
English (en)
Inventor
沢弥 藤井
沢弥 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2014002089U priority Critical patent/JP3191653U/ja
Priority to CN201420337888.3U priority patent/CN203926788U/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3191653U publication Critical patent/JP3191653U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

【課題】安定した成形を実現して寸法精度を向上することで十分なシール性を実現し、加えて、簡単な構造で製造コストを低減することができるオイルシールを提供する。【解決手段】オイルシール1は、金属環10と、金属環10に保持されたエラストマー製のシールリップ20とを備える。金属環10は、回転軸50と略同軸で配置された筒状部11と、筒状部11の外部A側の端部に設けられたフランジ部12とを有している。筒状部11の内周面11aに露出面11bが設けられ、更にフランジ部12の密封対象B側の平面12aに露出面12bが設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、車両の軸に使用されるオイルシールに関し、特に、自動車のパワーステアリングの軸に使用されるオイルシールに関する。
従来、自動車分野において、パワーステアリング部には、ステアリングホイールからの回転を伝達するステアリングシャフトと、該シャフトに連結されるステアリングギアボックス(ラック&ピニオン)とが設けられている。ステアリングギアボックスは、通常、外気に曝される位置に配置されるため、ダストや泥水等の侵入を防止するために、上記シャフトとギアボックスの連結部にオイルシールが取り付けられている。
例えば、図5において、ハウジング131の機外側B’の端部には、径方向内向きのフランジ部134が一体で設けられており、オイルシール100は、機内側A’からフランジ部134の内面に突き当てて装着される。フランジ部134の更に機外側B’には、軸140の外周面にダストカバー135が取り付けられている。
そして、オイルシール100は、フランジ部134の機内側A’において、ハウジング131の内周面に嵌着される筒状の固定部102と、この固定部の機外側B端部から径方向内方へ向かってフランジ状に設けられたリップ保持部103と、このリップ保持部103の内周端部に設けられた複数のシールリップとを備えている。複数のシールリップは、機内側A’のオイルをシールする主リップ104と、機外側B’からのダストをシールするダストリップ105,106とからなる。ダストリップ105は、主リップ104の機外側B’に設けられ、ダストリップ106は、その更に機外側B’に設けられている。主リップ104及びダストリップ105,106は、いずれも軸140の外周面に摺動自在に密接している。
また、オイルシール100は、筒状部107aと、該筒状部の機外側B’端部に内向きフランジ部107bとを一体成形してなる金属環107に、ゴム状弾性体を加硫接着したものである。このゴム状弾性体によって、金属環107およびハウジング131間をシールする外周シール部109とともに、主リップ104及びダストリップ105,106が一体成形されている。また、主リップ104には、締め代調整用のガータースプリング110が嵌着されている。
上記のような従来のオイルシールでは、製造時に金型内で金属環を固定し、当該金型内に液状のゴム材料を注入、硬化させることで、金属環の周りに固定部、リップ保持部及び複数のシールリップを一体成形している。しかしながら、シールリップ成形時に、金型内で金属環を精度良く固定するのが難しく、成形が不安定となるという問題がある。
また、従来のオイルシールでは、主シールリップの近傍にガータースプリングを嵌着して、主シールリップと軸の締め代を調整しているが、近年、シール性を維持しつつ、オイルシールの構成部品をなるべく少なくして製造コストを低減したいといった要望が高まっている。
本考案の目的は、安定した成形を実現して寸法精度を向上することで十分なシール性を実現し、加えて、簡単な構造で製造コストを低減することができるオイルシールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案のオイルシールは、金属環と、前記金属環に保持されたエラストマー製のシールリップとを備えるオイルシールであって、前記金属環は、被着体である軸と略同軸で配置された筒状部と、該筒状部の外部側の端部に設けられたフランジ部とを有し、前記シールリップは、前記軸と当接して密封対象をシールする主シールリップと、軸方向に関して前記主シールリップの外部側に配置され、前記主シールリップと一体成形された第1ダストリップと、前記第1ダストリップの外部側に配置され、前記第1ダストリップと一体成形された第2ダストリップとを有し、前記筒状部の内周面に第1露出面が設けられ、前記フランジ部の密封対象側の平面に第2露出面が設けられることを特徴とする。
前記第1露出面は、前記内周面の周方向に沿って複数形成されるのが好ましい。
また、前記第2露出面は、前記フランジ部と略同軸で環状に形成されるのが好ましい。
前記フランジ部は、前記筒状部の外部側の端部に設けられた第1フランジ部と、前記第1フランジ部の径方向内側端部から内方に且つ密閉対象側に傾斜した傾斜部と、前記傾斜部の径方向内側端部に設けられ、軸方向に関して前記第1フランジ部より密閉対象側に配置された第2フランジ部とを有し、前記主シールリップが、前記第2フランジ部の内側端部近傍に配置される。
また、前記オイルシールにはガータースプリングが設けられていない。
また、前記オイルシールは、前記フランジ部の外部側に配置されると共に前記第2ダストリップと一体形成され、且つ被取付体であるハウジングと当接する当接部を有し、前記当接部には、前記被取付体と当接する面に溝部が形成されている。
また、前記溝部の最奥面に突起が形成されているのが好ましい。
前記オイルシールは、車両の軸に取り付けられ、好ましくは、自動車のパワーステアリング用オイルシールである。
本考案によれば、金属環は、軸と略同軸で配置された筒状部と、該筒状部の外部側の端部に設けられたフランジ部とを有している。そして、筒状部の内周面に第1露出面が設けられ、更にフランジ部の密封対象側の面に第2露出面が設けられる。これにより、シールリップを成形する際に、筒状部の内周面に設けられた第1露出面を金型の内面に直接当接させることができ、且つフランジ部の密閉対象側の面に設けられた第2露出面を、金型の内面に直接当接させることができる。このように互いに略直行する面を露出させて、これら露出面をそれぞれ金型の内面に当接させることで、金型内で金属環を精度良く固定することができる。したがって、シールリップの寸法精度を向上することができ、十分なシール性を実現することが可能となる。
また本考案では、フランジ部が、筒状部の外部側の端部に設けられた第1フランジ部と、第1フランジ部の径方向内側端部から内方に且つ密閉対象側に傾斜した傾斜部と、傾斜部の径方向内側端部に設けられ、第1フランジ部より密閉対象側に配置された第2フランジ部とを有している。そして、主シールリップが、第2フランジ部の内側端部近傍に配置されている。これにより、主シールリップ近傍での金属環の剛性が高くなり、嵌合力を高めることができる。したがって、主シールリップの近傍にガータースプリングを設けること無く十分なシール性を維持することができ、オイルシールの構成部品をなるべく少なくして、製造コストを低減することができる。
更に、本考案では、シールリップが、主シールリップと一体成形された第1ダストリップと第2ダストリップとを有している。したがって、本考案のオイルシールを、自動車のパワーステアリング用オイルシールとして用いることにより、上記効果を奏することができ、また、耐ダスト性及び耐泥水性を向上することができる。
本考案の実施形態に係るオイルシールの構成を概略的に示す断面図である。 図1のシールリップの一部を示す図であり、(a)は、筒状部のX矢視、(b)は、外側フランジ部の近傍に形成された溝部を示す断面図、(c)は溝部の平面図である。 図1のオイルシールと被取付体との当接部を示す断面図である。 図1のオイルシールの変形例を示す断面図である。 従来のオイルシールの構成を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るオイルシールの構成を概略的に示す部分断面図である。このオイルシールは、各種車両、特に自動車に使用され、軸の連結部内に充てんされる潤滑油組成物等(以下、密封対象という)をシールすることを目的として軸に装着される。なお、図1のオイルシールは、その一例を示すものであり、本考案に係るオイルシールの構成は、図1のものに限られないものとする。
オイルシール1は、金属環10と、該金属環に保持されたエラストマー製のシールリップ20とを備えている。オイルシール1は略円環状の部材であり、その環状内空間に被着体である回転軸50が挿通されると、シールリップ20の内周部が回転軸50の外周面50aに圧接される。また、オイルシール1では、シールリップ20の近傍にガータースプリングが設けられておらず、ガータースプリングを設けなくても、シールリップ20による十分なシールを実現することが可能となっている。
金属環10は、回転軸50と略同軸で配置される筒状部11と、該筒状部の外部A側の端部に一体成形されたフランジ部12とを有している。この金属環10にシールリップ20が加硫接着される。
フランジ部12は、筒状部11の外部A側の端部に設けられた外側フランジ部13(第1フランジ部)と、外側フランジ部13の径方向内側端部から内方に且つ密封対象B側に傾斜した傾斜部14と、該傾斜部の径方向内側端部に設けられ、軸方向に関して外側フランジ部13より密封対象B側に配置された内側フランジ部15(第2フランジ部)とを有している。本実施形態では、傾斜部14および内側フランジ部15を設けることで、外側フランジ部13の径方向内側端部の剛性が高められている点に特徴がある。これにより、後述する主シールリップが回転軸50に確実に嵌着される。
シールリップ20は、回転軸50と当接して密封対象をシールする主シールリップ21と、軸方向に関して主シールリップ21の外部A側に配置され、且つ主シールリップ21と一体成形されたダストリップ22(第1ダストリップ)と、軸方向に関してダストリップ22の外部A側に配置され、且つダストリップ22と一体成形されたダストリップ23(第2ダストリップ)とを有している。シールリップ20は、合成ゴムなどのエラストマーで成形されている。
主シールリップ21は、内側フランジ部15の密封対象B側に配置された舌片状の部位であり、内方(回転軸50に向かう方向)かつ密封対象B側に延出している。具体的には、主シールリップ21は、内側フランジ部15の近傍に配置された基部21aと、基部21aから延出する径方向断面略矩形の延出部21bとを有している。延出部21bの回転軸50側に位置する角隅部21cは、径方向縦断面略V字型であり、回転軸50の外周面に摺動可能に圧接する。
ダストリップ22は、内側フランジ部15の外部A側に配置された舌片状の部位であり、内方(回転軸50に向かう方向)かつ外部A側に延出している。オイルシール1が回転軸50に装着された際、ダストリップ22の端部は、回転軸50の外周面50aに当接する。これにより、ダストがダストリップ22によって除去される。
ダストリップ23は、内側フランジ部15の外部A側に配置された舌片状の部位であり、内方(回転軸50に向かう方向)かつ外部A側に延出している。オイルシール1が回転軸50に装着された際、ダストリップ23の端部は、回転軸50の外周面50aに当接する。ダストリップ23は、ダストリップ22よりも外部A側に配置されており、ダストや泥水などの大部分がダストリップ23によって除去される。すなわち、ダストリップを2つ設けることにより、外部A側からのダスト等がダストリップ23で除去仕切れなかった場合であっても、ダストリップ22によって確実に除去することができ、耐ダスト性を向上することができる。
また、本考案では、筒状部11の内周面11aに露出面11b(第1露出面)が設けられている(図1,図2(a))。この露出面11bは、内周面11aの周方向に沿って複数形成されているのが好ましい。すなわち、筒状部11の内周面11aは、エラストマー製の被覆で覆われている部分と、覆われていない部分とが存在し、この覆われていない部分が露出面11bを構成している。複数の露出面11bは、内周面11aの周方向に沿って等間隔に或いはランダムに設けられてもよい。また、内周面11aに1つの露出面11bが設けられてもよい。
フランジ部12の密封対象B側の平面12aには、露出面12b(第2露出面)が設けられている(図1)。本実施形態では、露出面12bは、外側フランジ部13の密封対象B側の面に位置しており、フランジ部12と略同軸で環状に形成されている。なお、露出面12bは、フランジ部12の周方向に沿って連続的に形成されているが、これに限らず、複数の露出面がフランジ部12の周方向に沿って断続的に設けられてもよく、また、これらが等間隔で設けられてもよい。
金属環10にシールリップ20を成形する際には、金型内に金属環10を固定するが、このとき、露出面11b,12bの双方を金型の内面に直接当接させる。露出面11b,12bは互いに略直行する面であり、これら露出面の双方が位置決めされることで、金属環10が金型内で精度良く固定される。
また、図3に示すように、オイルシール1は、フランジ部12の外部A側に配置されると共にダストリップ23と一体形成され、且つハウジング60(被取付体)と当接する当接部30を有している。本実施形態では、当接部30は、軸方向に関して外側フランジ部13の外部A側に配置され、且つ露出面12bが形成される側の反対側に配置されている。
この当接部30には、ハウジング60と当接する面30aに溝部40が形成されている。溝部40は、好ましくはフランジ部12と略同軸で環状に形成される。そして、この溝部40の最奥面には、複数の突起41が形成されている(図2(b))。
複数の突起41は、例えば、フランジ部12と略同軸で環状に形成された複数の突条部であり、好ましくは断面略三角形である。突起41は、例えばピッチ0.3mm、高さ0.15mmで形成され、オイルシールを装着する際の装着治具との密着破断を防ぎ、露出による錆の発生を防止することができる。
また、この溝部40には、文字、図形、記号などの識別情報42aが刻印される刻印部42が設けられている。識別子となる識別情報42aを刻印部42に刻印することにより、オイルシール1を車両に取り付けた後、メンテナンス作業時などに、オイルシール1を容易に識別することが可能となる。
上述したように、本実施形態によれば、金属環10は、回転軸50と略同軸で配置された筒状部11と、該筒状部の外部A側の端部に設けられたフランジ部12とを有している。そして、筒状部11の内周面11aに露出面11bが設けられ、更にフランジ部12の密封対象B側の平面12aに露出面12bが設けられる。これにより、シールリップ20を成形する際に、筒状部11の内周面11aに設けられた露出面11bを金型の内面に直接当接させることができ、且つフランジ部12の密封対象B側の平面12aに設けられた露出面12bを、金型の内面に直接当接させることができる。このように互いに略直行する面を露出させて、これら露出面をそれぞれ金型の内面に当接させることで、金型内で金属環10を精度良く固定することができる。したがって、シールリップ20の寸法精度を向上することができ、十分なシール性を実現することが可能となる。
また、フランジ部12が、筒状部11の外部A側の端部に設けられた外側フランジ部13と、該外側フランジ部の径方向内側端部から内方に且つ密封対象B側に傾斜した傾斜部14と、該傾斜部の径方向内側端部に設けられ、外側フランジ部13より密封対象B側に配置された内側フランジ部15とを有している。そして、主シールリップ21が、内側フランジ部15の内側端部近傍に配置されている。これにより、主シールリップ21近傍での金属環10の剛性が高くなり、嵌合力を高めることができる。したがって、主シールリップ21の近傍にガータースプリングを設けること無く十分なシール性を維持することができ、オイルシール1の構成部品をなるべく少なくして、製造コストを低減することができる。
また、車両がダート道などの未舗装道路を走行する場合、車両の下側に配置された伝達軸或いはその近傍にダストや泥水が飛着する頻度が高い。このような使用環境において、本考案のオイルシール1を、ステアリングシャフトとステアリングギアボックスとの連結部に取り付けることにより、上記効果を奏することができ、また、耐ダスト性及び耐泥水性を向上することができる。
以上、上記実施形態に係るオイルシールについて述べたが、本考案は記述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、仕様によっては、主シールリップ近傍での金属環の剛性がそれほど高くなくてもよい場合がある。このような場合、例えば図4のようなオイルシールを用いてもよい。図4のオイルシールは、金属環の形状が図1のものと異なっており、金属環以外の部分については図1のオイルシールと基本的に同じであるので、共通する部分の説明を省略し、以下に異なる部分を説明する。
図4において、金属環10’は、回転軸50と略同軸で配置された筒状部11と、該筒状部の外部側の端部に設けられたフランジ部12’とを有している。金属環10’の径方向断面は略L字型である。そして、筒状部11の内周面11aに露出面11b(第1露出面)が設けられ、且つフランジ部12’の密封対象B側の平面12aに露出面12b(第2露出面)が設けられている。
金属環10’は、図1の金属環10と比較して、フランジ部12’の径方向寸法が大きく、露出面12bを大きく設けることができる。この結果、露出面12bと金型の内面との当接面積が大きくなり、金属環10’を金型内でより安定的に固定することができる。したがって、金属環10’に露出面11b,12bを設けることにより、上記効果を確実に奏することができる。
本考案のオイルシールは、各種車両の伝達軸に好適に用いられ、特に自動車のパワーステアリング用オイルシールとして極めて有用である。
1 オイルシール
10 金属環
10’ 金属環
11 筒状部
12 フランジ部
12’ フランジ部
13 外側フランジ部
14 傾斜部
15 内側フランジ部
20 シールリップ
21 主シールリップ
22 ダストリップ
23 ダストリップ
21a 基部
21b 延出部
21c 角隅部
11a 内周面
11b 露出面
12a 平面
12b 露出面
30 当接部
30a 面
40 溝部
41 突起
42 刻印部
42a 識別情報
50 回転軸
50a 外周面

Claims (9)

  1. 金属環と、前記金属環に保持されたエラストマー製のシールリップとを備えるオイルシールであって、
    前記金属環は、被着体である軸と略同軸で配置された筒状部と、該筒状部の外部側の端部に設けられたフランジ部とを有し、
    前記シールリップは、前記軸と当接して密封対象をシールする主シールリップと、軸方向に関して前記主シールリップの外部側に配置され、前記主シールリップと一体成形された第1ダストリップと、前記第1ダストリップの外部側に配置され、前記第1ダストリップと一体成形された第2ダストリップとを有し、
    前記筒状部の内周面に第1露出面が設けられ、
    前記フランジ部の密封対象側の平面に第2露出面が設けられることを特徴とする、オイルシール。
  2. 前記第1露出面が、前記内周面の周方向に沿って複数形成されることを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  3. 前記第2露出面が、前記フランジ部と略同軸で環状に形成されることを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  4. 前記フランジ部は、前記筒状部の外部側の端部に設けられた第1フランジ部と、前記第1フランジ部の径方向内側端部から内方に且つ密閉対象側に傾斜した傾斜部と、前記傾斜部の径方向内側端部に設けられ、軸方向に関して前記第1フランジ部より密閉対象側に配置された第2フランジ部とを有し、
    前記主シールリップが、前記第2フランジ部の内側端部近傍に配置されることを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  5. ガータースプリングが設けられないことを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  6. 前記フランジ部の外部側に配置されると共に前記第2ダストリップと一体形成され、且つ被取付体であるハウジングと当接する当接部を有し、
    前記当接部には、前記被取付体と当接する面に溝部が形成されていることを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  7. 前記溝部の最奥面に突起が形成されていることを特徴とする、請求項6記載のオイルシール。
  8. 車両の軸に取り付けられることを特徴とする、請求項1記載のオイルシール。
  9. 自動車のパワーステアリング用オイルシールであることを特徴とする、請求項8記載のオイルシール。
JP2014002089U 2014-04-22 2014-04-22 オイルシール Expired - Lifetime JP3191653U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002089U JP3191653U (ja) 2014-04-22 2014-04-22 オイルシール
CN201420337888.3U CN203926788U (zh) 2014-04-22 2014-06-23 油封

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002089U JP3191653U (ja) 2014-04-22 2014-04-22 オイルシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3191653U true JP3191653U (ja) 2014-07-03

Family

ID=53525021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014002089U Expired - Lifetime JP3191653U (ja) 2014-04-22 2014-04-22 オイルシール

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3191653U (ja)
CN (1) CN203926788U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104214342A (zh) * 2014-09-30 2014-12-17 昆山健博密封件科技有限公司 一种密封件

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104214342A (zh) * 2014-09-30 2014-12-17 昆山健博密封件科技有限公司 一种密封件

Also Published As

Publication number Publication date
CN203926788U (zh) 2014-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6213476B1 (en) Bi-modulus composite seal and its method of manufacture
JP5757453B2 (ja) オイルシール
CN104870870B (zh) 密封装置
US9651155B2 (en) Gasket
CN113728184B (zh) 具有固定塑料晶片的包覆模塑的橡胶衬垫的密封件壳体
JPS60227063A (ja) 流体シ−ル装置
JP3191653U (ja) オイルシール
WO2015004700A1 (ja) 回転電機
JP6679335B2 (ja) 密封装置
WO2020045072A1 (ja) シール部材の製造方法および成形型
JP2016014417A (ja) 密封装置
JP6262961B2 (ja) 密封装置
JP6625340B2 (ja) 密封装置
JP3204289U (ja) 密封装置
JP5704316B2 (ja) オイルシール
TWI826434B (zh) 密封機構及具備該密封機構之裝置
JP3193243U (ja) 密封装置
JP2014219045A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP3191013U (ja) オイルシール
JP2014029161A (ja) 密封装置
CN105697540A (zh) 包括密封法兰的滚动轴承
JP3192171U (ja) オイルシール
JP6712884B2 (ja) 密封装置
JP6600151B2 (ja) 密封装置
JP2017166497A (ja) 密封部材

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3191653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term