JP3191609U - 鋼板屋根の養生シート - Google Patents
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Abstract
【課題】建物の新築、改造工事に際し、溶融亜鉛メッキされた鋼板で葺いた屋根や鋼板壁がその後の工事中に傷ついたり汚れたりするのを防ぐ養生シートを提供する。【解決手段】柔軟性を有する合成樹脂製の矩形シート2の片面に、細長いシート状磁石3を矩形シートの一辺に平行で、それと直角の辺方向には所定間隔をあけて複数本貼り付けて構成する。【選択図】図4
Description
本考案は建物の新築、改造工事に際し、溶融亜鉛メッキされた鋼板で葺いた屋根や鋼板壁がその後の工事中に傷ついたり汚れたりするのを防ぐためその表面に張り付けておく養生シートに関する。
新築木造家屋の建設は土台、柱、梁の順に施工され、棟上げが終わると直ぐに屋根の工事が行なわれる。このように早い段階で屋根工事が行なわれるのは、その後の外壁、設備、内装等の施工中に柱や梁が降雨で濡れるのを防ぐためである。しかし、このように早い段階で完成した屋根は、その後の工事中に傷ついたり汚れたりすることがある。特に、一部二階建て家屋の場合、後工程の施工者が完成している一階屋根の上を歩くなどして表面に傷を付けたり、汚したりすることがある。
こうした傷や汚染防止のため、工事中は保護シートを屋根や壁の表面にテープで張り付けておくことが行なわれている。しかし、テープによる張り付けでは、テープを剥がすときにテープの接着剤による汚れが表面に残ったり、テープ残片が表面に残ったりして後始末が面倒である。別の方法として裏面に粘着剤層を形成した合成樹脂製の養生シートを貼り付けておく方法(例えば、特許文献1)もあるが、接着剤による汚れが残る他、シートを再利用できない問題がある。
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は建物の新築、改造工事に際し、溶融亜鉛メッキされた鋼板で葺いた屋根や鋼板壁がその後の工事中に傷ついたり、汚れたりするのを防ぐためその表面に張り付けておく養生シートであって、その張り付けと取り外しを容易に行なうことのできる養生シートを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、建物の新築、改造工事に際して鋼板屋根や鋼板壁の表面が後工程の工事中に傷ついたり汚れたりするのを防ぐためその表面に張り付けておく養生シートであって、柔軟性を有する合成樹脂製の矩形シートの片面に、細長いシート状磁石を矩形シートの一辺に平行で、それと直角の辺方向には所定間隔をあけて複数本貼り付けてあることを特徴とする養生シートである。
このような構成の養生シートを家屋建設の早い段階で完成させた鋼板屋根や鋼板壁の表面に張り付けておけば、その後の工事中に施工者がその上を歩いたり、建設資材が当たったりしても表面に傷がついたり汚れたりすることが防止される。鋼板屋根や鋼板壁の表面への取り付け、取り外しも容易で表面に汚れが残らない上、繰り返し使用できる利点を有する。
以下、本考案に係る養生シートの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は養生シート1の一例としての表面図であり、図2は図1におけるA−A線に沿った断面図である。養生シート1は薄い矩形シート2の表面にシート状磁石3を貼り付けたものである。シート2は、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニール等の原料を押し出し成形により製作した柔軟性を有するシートである。これら材料を使用したシートの他、柔軟性があって踏みつけなどに対して強度を有するシートであればよい。
シート状磁石3としては、フェライト磁石粉末と合成ゴムとを混合して成形したフェライトラバーマグネット、ネオジウム磁石粉末と合成ゴムからなるネオジウムラバーマグネットなどを使用する。シート状磁石3は細長い形状に切断し、図1に示すように矩形シート2の片面にその短辺に平行で、それと直角の長辺方向には所定間隔をあけて複数本貼り付ける。反対に、図3に示すように長辺に平行で短辺方向には所定間隔をあけに貼り付けてもよい。
この養生シート1は、建物の新築、改造工事に際して鋼板屋根や鋼板壁の表面が後工程の工事中に傷ついたり汚れたりするのを防ぐためその表面に張り付けておくためのものである。図4に示すように、鋼板表面に溶融亜鉛メッキを施したガルバリウム鋼板で葺いた屋根や外壁面、内壁面にシート状磁石3を貼り付けた面を下側にして磁石の力で張り付ける。図5は一部二階建て家屋の建設に際して早い段階で完成させた一階屋根表面に養生シート1を張り付けた例である。1枚の大きなシートを用いるのでなく、複数枚の小サイズ養生シート1で必要個所を覆うようにしてもよい。このような養生シート1を張り付けておけば、その後の外壁、設備、内装等の施工中に施工者がその上を歩いたり、建設資材が当たったりしても屋根表面が傷ついたり汚れたりすることが防止される。
また、本実施形態の養生シート1は磁石の力で鋼板表面に張り付けるので、取り外しが容易で、繰り返し使用ができる。テープで貼り付けた場合のように、剥がした後にテープの接着剤による汚れが表面に残ったり、テープ残片が表面に残ったりする心配もない。
図面中、1は養生シート、2は矩形シート、3はシート状磁石、5は屋根を示す。
Claims (1)
- 建物の新築、改造工事に際して鋼板屋根や鋼板壁の表面が後工程の工事中に傷ついたり汚れたりするのを防ぐためその表面に張り付けておく養生シートであって、柔軟性を有する合成樹脂製の矩形シートの片面に、細長いシート状磁石を矩形シートの一辺に平行で、それと直角の辺方向には所定間隔をあけて複数本貼り付けてあることを特徴とする養生シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014001985U JP3191609U (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 鋼板屋根の養生シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014001985U JP3191609U (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 鋼板屋根の養生シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3191609U true JP3191609U (ja) | 2014-07-03 |
Family
ID=78224428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014001985U Expired - Fee Related JP3191609U (ja) | 2014-04-16 | 2014-04-16 | 鋼板屋根の養生シート |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3191609U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016018818A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 旭化成ホームズ株式会社 | マグネットプレート |
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2014
- 2014-04-16 JP JP2014001985U patent/JP3191609U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016018818A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 旭化成ホームズ株式会社 | マグネットプレート |
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