JP3191587U - 線香着火用芯及びその線香の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】線香束に着火するまでの時間を短縮するとともに、着火した線香束が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがない線香用芯及びその線香構造を提供する。【解決手段】線香束2に取り付け可能な線香着火用芯1であって、撚糸の表面を蝋分でコーティングして該撚糸を固化させることにより、線香束2の一端側から挿入可能としたので、線香束2に着火するまでの時間を短縮するとともに、着火した線香束2が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがなくなる。【選択図】図2

Description

本考案は、線香に取り付け可能な線香着火用芯及びその線香の構造に関するものである。
従来、複数の棒状線香を束ねた線香束は、マッチやライターで直接火を着けるか、或いは、丸めた新聞紙等の火種を用意し、この火種に火を着けて大きな炎にし、その火により着火するようにしていた。ところが、マッチやライターで直接火を着ける方法では、線香束が強く結束されているため、束の中央部ほど空気の流通性が悪く、中央部の線香にまでなかなか着火せず、しかも風の強い日などは、マッチやライターでは、火がすぐに吹き消されてしまって、うまく着火させることができないという問題があった。
一方、火種を用いる方法では、火の着いた新聞紙などの火種が風などで飛び散り、枯草や衣服に燃え移るおそれがあり、また、新聞紙などの燃えカスの後始末などをしなくてはならず面倒であるという問題があった。
そこで、例えば特許文献1では、線香束のなるべく中央部に、適宜長さの着火芯糸を介在させ、当該着火芯糸の先端部を、線香束の先端部から適宜の長さだけ突出させるとともに、当該突出部と線香束の先端部に蝋分を含浸させてなる線香束が開示されている。
また、特許文献2では、芯材となる撚り糸に蝋が定着されてなる着火用芯が、その一端を線香束本体の一端側に多数の線香とともに結束されるとともに、その他端を前記線香束本体の一側端から突設させてなる線香束において、前記着火用芯の他端が芯本体から複数本の分岐芯に分岐されていて、その分岐芯の先端部に無蝋部分が形成され、該先端部以外に蝋が含浸されている線香束が開示されている。
しかし、特許文献1の線香束では、着火用芯が撚り糸の全体に蝋が含浸されたものであって、着火用芯の先端に蝋が気化して着火するまで非常に時間がかかり、火が着く前にマッチの火が消えてしまったりする。風や雨の日などは特に点火しにくい。また、着火用芯の全体に蝋を含浸されたものは、着火用芯の先端に火が着くと、大きな炎となって、この炎により線香束が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがある。さらに、線香束の先端にまで蝋を含浸したものは、なおさらである。
また、特許文献2の線香束では、着火用芯が撚り糸の先端部以外に蝋が含浸されたものであって、マッチなどでまず無蝋部分に着火すると、蝋が付いていないので、心材がただちに大きな炎となって燃え出す。したがって、着火用芯の先端に着火するまでの時間が短縮化されるものの、その熱により分岐芯の蝋が気化して芯本体が着火し、さらに大きな炎となって、この炎により線香束に火が着くようになるが、この場合も線香束が一気に燃えてしまうおそれがある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、線香に着火するまでの時間を短縮するとともに、着火した線香が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがない線香着火用芯及びその線香の構造を提供することを目的とする。
第一考案に係る線香着火用芯は、線香に取り付け可能な線香着火用芯であって、撚糸の表面を蝋分でコーティングすることにより、該撚糸を固化したものであることを特徴とする。
第一考案に係る線香着火用芯によれば、撚糸の表面を蝋分でコーティングすることにより、該撚糸を固化したものであるので、芯が変形しにくくなって、線香に取り付けやすくなる(例えば複数本の棒状線香を帯紙で束ねた線香束の場合には、その線香束の一端側から芯の一部を挿入しやすくなる)。そして、線香に取り付けら芯の先端にマッチなどの炎を近づけると、その熱により表面の蝋分がただちに気化して芯が着火しやすくなる。この炎により線香に火が着くようになる。これにより、線香の着火時間を短縮できる。また、芯の内部には蝋分が含浸されていないため、前記特許文献1,2と比べて比較的小さな炎となって、着火した線香が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがなくなるから、万一の場合にも使用者の火傷や火事といった不測の事態を未然に防止できるとともに、この着火した線香を長持ちさせることができる。
ところで、芯が長すぎると線香に取り付けにくくなるから、撚糸の撚った状態での長さを適切なものとする必要がある。そこで、前記撚糸の撚った状態での長さは、線香の長さの半分以下であることが好ましい。
この場合、前記撚糸の撚った状態での長さは、線香の長さの半分以下であるので、それを用いた芯を線香に取り付けやすくなる。
第二考案に係る線香の構造は、線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束で構成し、予めこの線香束の一端側から他端側に引き離しておいた帯紙と、前記線香束の一端側に一部挿入した状態の前記請求項1又は2記載の線香着火用芯とを備えた線香の構造であって、前記線香着火用芯を前記線香束に固定するべく、前記帯紙を前記線香束の他端側から一端側に引き寄せ可能としたものであることを特徴とする。
第二考案に係る線香の構造によれば、前記線香着火用芯を前記線香束に固定するべく、前記帯紙を前記線香束の他端側から一端側に引き寄せ可能としたものであるので、芯を線香束の一端側から挿入して、その先端の突出長さを調整しやすくなるとともに、この挿入した芯が線香束から抜けにくくなる。また、この挿入作業の機械化が容易となる。
第三考案に係る線香の構造は、線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束の外形を包絡するような1本の筒状体で形成し、その軸孔に前記請求項1又は2記載の線香着火用芯を一部挿入可能としたものであることを特徴とする。
第三考案に係る線香の構造によれば、線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束の外形を包絡するような1本の筒状体で形成し、その軸孔に前記請求項1又は2記載の線香着火用芯を一部挿入可能としたものであるので、線香の構造を簡単化して製造コストを低減できる。また、線香が複数本の棒状線香を束ねた線香束では、帯紙が燃えて棒状線香がばらけることがあるが、この構造では、そのようなことがなくなる。さらに、線香立てには、台上に設けたピンを挿入して線香を立てるものがあるが、そのような線香立ての場合には、芯を挿入したのと反対側の軸孔にピンを挿入することができて便利である。
また、前記筒状体の周面に、棒状線香の外形を模した凹凸部を形成したものであることが好ましい。
この場合、前記筒状体の周面に、棒状線香の外形を模した凹凸部を形成したものであるので、通常の線香束に外観を似せることにより、使用時の違和感をなくすことができる。また、凹凸部で空気の流路を確保して着火しやすくなる。
第一考案に係る線香着火用芯によれば、撚糸の表面を蝋分でコーティングすることにより、該撚糸を固化したものであるので、芯が変形しにくくなって、線香に取り付けやすくなる(例えば複数本の棒状線香を帯紙で束ねた線香束の場合には、その線香束の一端側から芯の一部を挿入しやすくなる)。そして、線香に取り付けら芯の先端にマッチなどの炎を近づけると、その熱により表面の蝋分がただちに気化して芯が着火しやすくなる。この炎により線香に火が着くようになる。これにより、線香の着火時間を短縮できる。また、芯の内部には蝋分が含浸されていないため、前記特許文献1,2と比べて比較的小さな炎となって、着火した線香が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがなくなるから、万一の場合にも使用者の火傷や火事といった不測の事態を未然に防止できるとともに、この着火した線香を長持ちさせることができる。
第二考案に係る線香の構造によれば、前記線香着火用芯を前記線香束に固定するべく、前記帯紙を前記線香束の他端側から一端側に引き寄せ可能としたものであるので、芯を線香束の一端側から挿入して、その先端の突出長さを調整しやすくなるとともに、この挿入した芯が線香束から抜けにくくなる。また、この挿入作業の機械化が容易となる。
第三考案に係る線香の構造によれば、線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束の外形を包絡するような1本の筒状体で形成し、その軸孔に前記請求項1又は2記載の線香着火用芯を一部挿入可能としたものであるので、線香の構造を簡単化して製造コストを低減できる。また、線香が複数本の棒状線香を束ねた線香束では、帯紙が燃えて棒状線香がばらけることがあるが、この構造では、そのようなことがなくなる。さらに、線香立てには、台上に設けたピンを挿入して線香を立てるものがあるが、そのような線香立ての場合には、芯を挿入したのと反対側の軸孔にピンを挿入することができて便利である。
第一考案に係る線香着火用芯の構造の一例を示す図である。 第一考案明に係る線香着火用芯を備えた線香束の構造の一例を示す図である。 第二考案に係る線香束の製造中の各段階における構造の一例を示す図である。 第三考案に係る線香着火用芯を備えた線香の構造の一例を示す図である。 第三考案に係る線香着火用芯を備えた線香の構造の他の例を示す図である。
(実施形態1)
図1は第一考案に係る線香着火用芯(以下、芯という。)1の構造の一例を示す図、図2は本芯1を備えた線香束2の構造の一例を示す図、図3(a)(b)は第二考案に係る線香束2の製造中の各段階における構造の一例を示す図である。
図2に示すように、この芯1を備えた線香束2は、複数本の棒状線香20,20,・・・をまとめて、その上下付近をそれぞれ帯紙3,4で束ねたものである。
芯1は、図1に示すように、撚糸11の表面をパラフィンなどの蝋分12でコーティングすることにより、該撚糸11を固化させて、芯1を変形しにくくした上で、線香束2の一端側から挿入可能としたものである。撚糸11の長さは、線香束2の長さの半分以下である。よって、それを用いた芯1を線香束2に取り付けやすくなる。
本実施形態1の芯1は固化されて変形しにくくなっているので、線香束2の一端側から挿入可能ではあるが、その挿入作業にはそうとうの手間がかかる。そこで、この挿入作業の効率化を図るべく、以下のように行うこととした。
すなわち、図3(a)に示すように、予め線香束2の上側(一端側に相当する。)の帯紙3を、その下側(他端側に相当する。)の帯紙4よりも若干ゆるく線香束2に巻き付けておき、帯紙3を帯紙4の直上にまで下げておくと、棒状線香20,20,・・・の上側が束の外側に若干ばらけて、中心付近に有意の隙間ができる。この隙間に、図中のA方向に動かして芯1を一部挿入する(第一段階)。
ついで、帯紙4はそのままにして、帯紙3のみを、図3(b)のB方向に示すように、線香束2の下側から上側に引き寄せることにより、棒状線香20,20,・・・の上側を中心付近に寄せ集め、その中心付近に一部挿入された芯1が線香束2内に固定される(第二段階)。その完成形が図2に示すものである。
これにより、芯1を線香束2の上側に挿入して、その先端の突出長さを調整しやすくなるとともに、この挿入した芯1が線香束2から抜けにくくなる。この場合は、芯1の線香束2への挿入作業の機械化が容易となる。
そして、完成した線香束2の上側に挿入した芯1の先端にマッチなどの炎を近づけると、その熱により表面の蝋分がただちに気化して芯1が着火しやすくなる。この炎により線香束2に火が着くようになる。これにより、線香束2の着火時間を短縮できる。
また、芯1の内部には蝋分が含浸されていないため、前記特許文献1,2と比べて比較的小さな炎となって、着火した線香束2が一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがなくなるから、万一の場合にも使用者の火傷や火事といった不測の事態を未然に防止できるとともに、この着火した線香束2を長持ちさせることができる。
(実施形態2)
ところで、遠方にある墓地などにお参りした場合には、そこで線香を立てて拝んだ後は、その線香が燃え尽きるまで墓前から離れないという人はきわめて少なく、たいていの人は簡単に拝むだけで帰ってしまう。あるいは、線香が燃え尽きるまでに墓前から離れた場合には、強風などで線香がひとりでに倒れて火災の原因となりかねないとの心理も手伝って、はじめから線香を立てることなく、墓前で拝むだけで帰ってしまうことが多くなり、よって線香の消費量は減少傾向にあるといわれている。
本実施形態2はこのような事態を防ぐためになされたものであり、以下、説明する。図4は第三考案に係る芯1を備えた線香2aの構造の一例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はC−C線から見た平面図、(c)はD−D線から見た縦断面図である。
ここでは、図4(a)〜(c)に示すように、線香2aを上記実施形態1の線香束2の外形を包絡するような1本の筒状体で形成し、この筒状体の上端側から下端側に至るまでほぼ同径の貫通孔(軸孔に相当する。)23を設けるとともに、その貫通孔23に芯1を一部挿入可能とする。そして、この筒状の線香2aの周面に、上記実施形態1の線香束2を構成する棒状線香20,20,・・・の外形を模した凹凸部22を形成している。このように、通常の線香束に外観を似せることにより、使用時の違和感をなくすことができる。また、凹凸部22で空気の流路を確保して着火しやすくなる。ただし、これら凹凸部22は必須ではなく、場合によっては、凹凸部22をまったく設けない円筒状の線香としてもよい。
また、図4(a)〜(c)からは明らかになっていないが、芯1はその上側(一端側に相当する。)を貫通孔23の内径よりも若干太めにするとともに、その下側(他端側に相当する。)を貫通孔23の内径よりも若干細めにして、テーパ状となしている。よって、芯1を貫通孔23に挿入したときに、芯1が貫通孔23をすり抜けることがなくなり、適宜位置に固定されるようになる。
そして、線香2aの上側に挿入した芯1の先端にマッチなどの炎を近づけると、その熱により表面の蝋分がただちに気化して芯1が着火しやすくなる。この炎により線香2aに火が着くようになる。これにより、線香2aへの着火時間を短縮できる。
また、この場合も、芯1の内部には蝋分12が含浸されていないため、前記特許文献1,2と比べて比較的小さな炎となって、この炎により線香2aに火が着くようになる。これにより、着火した線香2aが一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがないから、万一の場合にも使用者の火傷や火事といった不測の事態を未然に防止できるとともに、この着火した線香2aを長持ちさせることができる。
しかも、本実施形態2では、線香2aは上記実施形態1の線香束2の外形を包絡するような1本の筒状体21で形成し、その貫通孔23に芯1を一部挿入可能としたので、線香2aの構造を簡単化して製造コストを低減できる。
また、図示しない線香立てには、台上に設けたピンを挿入して線香2aを立てるものがあるが、そのような線香立ての場合には、芯1を挿入したのと反対側から貫通孔23にピンを挿入することができて便利である。
しかしながら、線香束2では、帯紙3,4が燃えて棒状線香20,20,・・・がばらけることがあるが、この実施形態2の線香2aの構造では、そのようなことがなくなる。すなわち、線香を立てて拝んだ後、線香が燃え尽きるまでに墓前から離れた場合であっても、火災の原因となるような事態を有効に防ぐことができる。
(実施形態3)
また、上記実施形態2では、線香2aの上面21から下面24まで同径の貫通孔23を設けているところ、芯1の径に対して線香2aの径が大きくなりすぎると、その肉厚が大きくなって、着火しにくくなると考えられる。
本実施形態3は、かかる不具合をなくすべくなされたものであり、以下、説明する。図5は第三考案に係る芯1を備えた線香2bの構造の他の例を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はE―E線から見た平面図、(c)はF−F線から見た縦断面図である。
ここでは、図5(a)〜(c)に示すように、線香2bを1本の有天井の筒状体に形成し、その天井21に貫通孔23を設けるとともに、その貫通孔23に芯1を一部挿入可能とした。また、線香2bの天井21の貫通孔23に対して、その天井21よりも下側にある貫通孔25の径を大きくしている。したがって、芯1の径に対して線香2bの径が大きくなっても、その肉厚を過大にならないようにして、線香2bの着火を容易にすることができる。ただし、軸孔は必ずしも貫通孔23である必要はなく、場合によっては、天井21の中心を凹ませて、そこに芯1を植設するようにしたものであってもよい。
また、貫通孔23は必ずしも1つである必要はなく、複数個の貫通孔23,23,・・・を設けて、少なくともその1つの貫通孔23に芯1を挿入可能としたものであってもよい。その場合は、芯1を挿入しない、他の貫通孔23,23,・・・が通風孔の役目をはたすから、着火がさらに容易となる。ここでは、上記実施形態2と同様に、線香2bの周面に凹凸部22を形成し、芯1をテーパ状となしている。
そして、線香2bの上側に挿入した芯1の先端にマッチなどの炎を近づけると、その熱により表面の蝋分がただちに気化して芯1が着火しやすくなる。この炎により線香2bに火が着くようになる。これにより、線香2bへの着火時間を短縮できる。
また、芯1の内部には蝋分12が含浸されていないため、前記特許文献1,2と比べて比較的小さな炎となって、着火した線香2bが一気に炎を上げて燃えてしまうおそれがないから、万一の場合にも使用者の火傷や火事といった不測の事態を未然に防止できるとともに、この着火した線香2bを長持ちさせることができる。
しかも、本実施形態3では、線香2bは上記実施形態1の線香束2の外形を包絡するような1本の筒状体21で形成し、その貫通孔23に芯1を一部挿入可能としたので、線香2bの構造を簡単化して製造コストを低減できる。また、線香束2では、帯紙3,4が燃えて棒状線香20,20,・・・がばらけることがあるが、この線香2bの構造では、そのようなことがなくなる。さらに、上記実施形態2で説明したような線香立ての場合には、天井21を下向きにして、芯1を挿入したのと同じ貫通孔23にピンを挿入することができて便利である。
なお、上記実施形態1では、2本の帯紙3,4で線香束2の上下二か所でくくって束状としているが、三か所以上であってもよい。特に実施形態2,3では、帯紙3,4は単なる飾りにすぎないことから、それらを省略してもよいし、それらに代えて線香2a,2bに巻き付ける筒状包紙としてもよい。
1 線香用芯
2 線香束
20 棒状線香
2a,2b 線香
21 上面(天井)
22 凹凸部
23 貫通孔
24 下面(底)
25 貫通孔
3 帯紙
4 帯紙
実開平1−177237号公報 実開平3−128629号公報

Claims (5)

  1. 線香に取り付け可能な線香着火用芯であって、
    撚糸の表面を蝋分でコーティングすることにより、該撚糸を固化したものであることを特徴とする線香着火用芯。
  2. 前記撚糸の撚った状態での長さは、線香の長さの半分以下であることを特徴とする請求項1記載の線香着火用芯。
  3. 線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束で構成し、予めこの線香束の一端側から他端側に引き離しておいた帯紙と、前記線香束の一端側に一部挿入した状態の前記請求項1又は2記載の線香着火用芯とを備えた線香の構造であって、
    前記線香着火用芯を前記線香束に固定するべく、前記帯紙を前記線香束の他端側から一端側に引き寄せ可能としたものであることを特徴とする線香の構造。
  4. 線香は複数本の棒状線香を束ねた線香束の外形を包絡するような1本の筒状体で形成し、その軸孔に前記請求項1又は2記載の線香着火用芯を一部挿入可能としたものであることを特徴とする線香の構造。
  5. 前記筒状体の周面に、棒状線香の外形を模した凹凸部を形成したものであることを特徴とする請求項4記載の線香の構造。
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