JP3191513U - 電気配線用ジョイントボックス - Google Patents

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俊雄 廣渡
俊雄 廣渡
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Abstract

【課題】戸建て住宅、集合住宅にかかわらず容易に取り付けることのできる屋内配線用の電気配線用ジョイントボックスを提供する。【解決手段】複数の電気ケーブル17の先端導線部分を所定の結線状態に接続した結線束19を収容する空間を内部に備えたカップ状のボックス1を合成樹脂で形成し、このボックス1の開口端より部での内周壁から中央部に向けて結線束19が抜脱するのを抑制する複数の弁体を一体に伸長形成させた電気配線用ジョイントボックスである。ボックス1の外周面に吊りボルト6と係合する複数の係着具7を深さ方向に沿って一体に形成してある。【選択図】図1

Description

本考案は、複数の配線を結束した結束線を絶縁カバーする屋内配線での電気配線用ジョイントボックスに関し、結束線に対して容易に被せつけられる物でありながら、結束線からの脱離を抑制することのできる電気配線用ジョイントボックスを提供するものである。
結線束を覆う電気配線用ジョイントボックスとしては、内部に複数の電線先端を所定の状態に結線してなる結線束を挿入する空間を有するカップ状のボックスを合成樹脂で形成し、ボックスの開口端より部での内周壁から中央部に向けて前記結線束が抜脱するのを抑制する弁体を伸長形成させたものが知られている(特許文献1及び特許文献2)。
特許第3162239号公報 特開平8−33159号公報
先に述べた特許文献1に開示された屋内配線での電気配線用ジョイントボックスは、ケーブルをステープル等で造営材に固定し、その固定されているケーブルでの各電線先端部を差込みコネクター等で所定の状態に挿嵌結線して結線束とし、ジョイントボックスの内部に収容するようになっている。
また、前記特許文献2に開示された屋内配線での電気配線用ジョイントボックスは、開口部外周に、釘打ち孔を形成し、ボックス本体を木製造営材に釘止め固定し、電線束は釘を打たない開口部左右面からジョイントボックス内部へ導入するようにしている。
このため、前記従来の屋内配線での電気配線用ジョイントボックスは、天井裏部分に桟木などの木製造営材が配設される戸建て住宅には適用できるが、天井裏部分に木製造営材が配設されない集合住宅には直接使用することが難しいという不都合を有していた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、戸建て住宅、集合住宅にかかわらず容易に取り付けることのできる屋内配線用ジョイントボックスを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために請求項1に記載の考案は、複数の電気ケーブルの先端導線部分を所定の結線状態に接続した結線束を収容する空間を内部に備えたカップ状のボックスを合成樹脂で形成し、ボックスの開口端より部での内周壁から中央部に向けて前記結線束が抜脱するのを抑制する複数の弁体を一体に伸長形成させた電気配線用ジョイントボックスであって、
前記ボックスの外周面に吊りボルトと係合する係着具を深さ方向に沿って一体に形成したことを特徴としている。
また、請求項2に記載の考案は、前記請求項1の構成に加えて、弁体を構成している少なくとも一つの揺動片に前記結線束を結束保持する結束具の挿通孔が形成してあることを特徴としている。
本考案では、ボックスの外周面に吊りボルトと係合する係着具を深さ方向に沿って形成してあることから、集合住宅において配設されている吊りボルトを利用して、ジョイントボックスを設置することができる。
また、合成樹脂でカップ状のボックスとそのボックスの開口端より内周壁から中央に向けて連出する複数の弁体とを一体に形成し、その弁体を構成している揺動片に結束具挿通孔を形成していることから、この結束具挿通孔に挿通した結束バンドなどの結束具で電線ケーブルをジョイントボックスに結束保持させることができる。
また、集合住宅の二重天井内の金属製の吊りボルトには、直接電線を結束しない様指導されているので、樹脂製の揺動片に結線保持させることにより、吊りボルトから電線を離して保持することができる。
取り付け状態の一例を示す正面図である。 一実施態様を示す正面図である。 一実施態様を示す底面図である。 一実施態様での係合具配設状態を示し、図4aは側面図、図4bは図4aのb部平面図、図4cは図4aのc部平面図、図4dは図4aのd部平面図である。 一実施態様での係合具配設状態での係合具配設状態を示す一部取り出し正面図である。 一実施態様での弁体形成部分を示し、図6aは揺動片の配設状態を示す要部中断面図、図6bは揺動片に設けた結束具挿通孔を示す要部取り出し図である。
図面は本考案に係る電気配線用ジョイントボックスの一つの実施形態を示している。この電気配線用ジョイントボックスは、ポリプロピレン等の電気絶縁性を有する合成樹脂材で伏せたカップ状のボックス(1)に形成してある。
このボックス(1)は、図2及び図3に示されているように、平面視で小判型(略長円形)に形成してあり、その底面開口端(2)から小寸法(例えば10〜20mm程度)上方に位置する内周面(3)から複数の先細り扇形の揺動片(4)をボックス深さ方向での中心軸に向けて一体に連出して弁体(5)に形成するとともに、ボックス(1)の外周面に天井裏空間に垂設されている吊りボルト(6)と係合する係着具(7)がボックス(1)の深さ方向に沿って配設してある。
この扇形揺動片(4)の連出基部側(内周面側)には、ボックス(1)の内周面(3)に沿う長孔(8)が設けてあり、扇形揺動片(4)が動きやすくなるようにしてある。また、扇形揺動片(4)の連出先端部はボックス(1)の天井面側に折曲げてあり、ボックス内部に収容した結線束が外方へ脱落しにくいようにしてある。
そして、平面視で長円形をなしているボックス(1)の長径に沿って一端縁が位置している二対の扇形揺動片(4)の先端寄り部分に、結束バンドなどの結束具(9)を挿通させる結束具挿通孔(10)が形成してある。
ボックス(1)の外周面に形成された係着具(7)は、図2及び図4に示されるように上下3つのパーツから構成してあり、最上位に形成されている第1の係着具(7a)は図4bに示すように、ボックス(1)の長径と平行線に沿って切除した略J字形状のフック片(11)で形成してある。また、中間に位置する第2の係着具(7b)は図4cに示すように第1の係着具(7a)の開口部をカバーする程度の突出量を有する突出片(12)で形成してある。
この第1係着具(7a)と第2係着具(7b)とは、上下方向(深さ方向)は前記した吊りボルト(6)の直径よりも大きな寸法を離して配置してあり、両係着具(7a)(7b)に形成されているボルト受入凹部の中心線は一致している。
さらに、開口端部外周に形成されている最下部に位置する第3の係着具(7c)は、図4dに示すようにその係着片(13)の先端寄り部分をその内側に透設した吊りボルト受入孔(14)の直径部分よりもわずかに先端側で切除することで吊りボルト(6)を両側から抱持するように形成してある。また、この第3の係着具(7c)の係着片(13)には、桟木などの木製造営材に釘着できるように釘穴(15)が設けてあり、戸建て住宅にも対応できるようにしてある。そして、第1係着具(7a)と第3係着具(7c)には、本体と吊りボルト(6)を補助的に結束可能な結束具挿通孔となる長孔(16)が透設してある。
図1中符号(17)は電気ケーブル、(18)は電気ケーブル(17)の導線同士の結線部を挿入結線し被覆する差込みコネクターである。
上述した構造を有する電気配線用ジョイントボックスを使用する際には、複数の電気ケーブル(15)の導線同士を差込みコネクター(18)で所定の状態に挿嵌結線した結線部で構成した結線束(19)を、ボックス(1)内に弁体(5)を押し拡げて挿入する。
結線束(19)の差込みコネクター(18)の装着部がボックス(1)内に収容されると、弁体(5)を構成している扇形揺動片(4)がその弾性復元力でボックス(1)の開口部を閉じるように作動する。
ボックス(1)の開口部を閉じている弁体(5)の扇形揺動片(4)に形成されている少なくとも隣接配置されている一対の結束具挿通孔(10)に挿通させた結束バンドなどの結束具(9)で電気ケーブル(17)の弁体(5)から突出している部分を結束し、電気ケーブル(17)とボックス(1)とを一体化することになる。
なお、この実施形態ではボックス(1)の長径に沿って位置している二対の扇形揺動片(4)に結束具挿通孔(9)を設けるものを示したが、この結束具挿通孔(9)は、扇形揺動片(4)の少なくとも一片に形成してあればよい。
その後、天井裏部分に木製造営材が配設されていない集合住宅には、ボックス(1)の3つの係着具(7a)(7b)(7c)を天井裏に垂設されている吊りボルト(6)に係合させて保持することになる。この吊りボルト(6)へのボックス(1)の取り付けは、第1・第2係着具(7a)(7b)の間隙に吊りボルト(6)を位置させ、両係着具(7a)(7b)で開口している側に吊りボルト(6)が移動するように回動させて、吊りボルト(6)を両係着具(7a)(7b)のボルト受入凹部に収め、その後、吊りボルト(6)のボックス底部側に位置する部分をボックスの側面に押し込むことで、吊りボルト(6)のボックス底部側に位置する部分を第3の第3の係着具(7c)に圧入して、第3係着具(7c)で吊りボルト(6)を挟持することで、吊りボルト(6)を抱持固定する。
一方、戸建て住宅などの木製造営材が存在する場合にあっては、ボックス(1)の第3係着具(7c)に設けられている釘穴(15)を利用して、ボックス(1)を木製造営材に釘着固定することもできる。
本考案は、木製造営材が存在する戸建て住宅でも、木製造営材が存在しない集合住宅にでも適用することができる。
1…ボックス、4…弁体の揺動片、5…弁体、6…吊りボルト、7…係着具、9…結束具、10…結束具の挿通孔、17…ケーブル、19…ケーブルの結線束。

Claims (2)

  1. 複数の電気ケーブル(17)の先端導線部分を所定の結線状態に接続した結線束(19)を収容する空間を内部に備えたカップ状のボックス(1)を合成樹脂で形成し、このボックス(1)の開口端より部での内周壁から中央部に向けて前記結線束(19)が抜脱するのを抑制する複数の弁体(5)を一体に伸長形成させた電気配線用ジョイントボックスであって、
    前記ボックス(1)の外周面に吊りボルト(6)と係合する複数の係着具(7)を深さ方向に沿って一体に形成してあることを特徴とする電気配線用ジョイントボックス。
  2. 前記複数の弁体(5)を構成している少なくとも一つの揺動片(4)に前記結線束(19)を結束保持する結束具(9)の挿通孔(10)が形成してある請求項1に記載の電気配線用ジョイントボックス。
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