JP3191369U - 足保温具 - Google Patents

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直義 松澤
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Abstract

【課題】足首やアキレス健、土踏まずを有効に保温することにより冷えを抑制し、就寝中の眠りを快適に保ち、また結果的に脚のむくみや神経痛の予防を図り、装着中の動きによって発生するずれを抑制できる足保温具を提供する。
【解決手段】足に装着し、土踏まず被覆部11と、上記土踏まず被覆部の端部に連設された足首被覆部12と、上記足首被覆部に連設されたアキレス腱被覆部13とを備えた足保温具10であって、足保温具本体17を構成する伸縮性を有する本体生地部18と、上記本体生地部に連設され、土踏まず、足首表面部及びアキレス腱部を被覆する上記本体生地部よりも厚さ寸法が大きく形成された保温部22を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、足保温具の改良に関する。
古来、衰えは足元から始まると云われているように、老いは足元の冷えが大きな要因と考えられてきた。故に足元のケアは老年・シニア世代の健康にとって大切な課題である。また従来より、身体の冷えや足先の冷えに関する対策として足首やアキレス健、土踏まずを温めることで身体全体の血行が良くなり、冷えを解消できることが知られている。しかしながら、これまで、市販製品には就寝時に効率的に冷えを解消する製品はみられない。また、一般市販用靴下においても冷房時に本人が気付かぬ内に足を冷やしてしまうことがある。
一方で、足先や足首の冷えによって神経痛を伴ったり、就寝後に目覚めてしまい夜間十分な睡眠がとれないなどの事例が存在している。しかしながら、これまで、市販製品には就寝時に効率的に冷えを解消する製品がみられず、このような状態を防ぐために厚手の靴下を装着した状態で就寝することで足全体が冷えないよう工夫がされることもあるが、靴下では足全体を緊縮してしまいそれによって血行を抑制してしまう場合がある。
また、足全体を完全に被覆してしまうことから、場合によっては温かくなりすぎ不快となり剥いでしまうために保温効果が得られないといった不具合もあった。
上記のような不快感は、足先部および踵を不必要に覆ってしまうために起こるものである。即ち、地面に接する足先部および踵は顔表面と同様に比較的寒さに強く暑さに弱く、一方で呼吸や発汗といった作用を有しており、不必要に覆うことは不要である。
そこで、足に装着することで、足首部の冷えを防止し且つ上記のような不具合を回避しうる構成とした足首保温帯は特許文献1により提案されている。
しかしながら、特許文献1により提案される足首保温帯は土踏まず部には保温材が封入されていないため、血行を良くするほどの十分な保温ができないという不具合があった。足の保温は上記のとおり足首、アキレス腱、土踏まずの3点を効率的に保温する必用がある。
また、特許文献1の提案による足首保温帯は土踏まず以外の部分には保温材が封入されており、該保温材封入部分は肉厚となってしまうことからおよそ全体が厚手となってしまうと共に、装着中に動くと足首保温帯がずれてしまうという不都合な事態もあった。
公開実用新案第昭50−77015号公報
そこで、本考案は、このような従来の要請に基づくものであって、足首やアキレス健、土踏まずを有効に保温することにより冷えを抑制し、就寝中の眠りを快適に保ち、また結果的に脚のむくみや神経痛の予防を図り、装着中の動きによって発生するずれを抑制できる足保温具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の考案にあっては、足に装着し、土踏まず被覆部と、上記土踏まず被覆部の端部に連設された足首被覆部と、上記足首被覆部に連設されたアキレス腱被覆部とを備えた足保温具であって、足保温具本体を構成する伸縮性を有する本体生地部と、上記本体生地部に連設され、土踏まず、足首表面部及びアキレス腱部を被覆する上記本体生地部よりも厚さ寸法が大きく形成された保温部を有することを特徴とする。従って、土踏まず、足首、アキレス腱が保温部により確実に保温される。
現在にあっては、保温材に変わる保温効果のある生地素材が数多く開発されており、それらを有効に活用することにより簡便で利便性のある保温具を開発することもできる。
請求項2記載の考案にあっては、上記土踏まず被覆部及びアキレス腱被覆部は筒状に形成され、上記保温部は、土踏まず被覆部及びアキレス腱被覆部に設けられていることを特徴とする。筒状に形成されていることから、一般に広く普及している足のサポーターのように足のつま先側から導入して装着できる。また、本体生地部よりも厚さ寸法の大きく形成された保温部を局所に配置することによって装着後のずれが抑制される。
請求項1記載の足保温具にあっては、冷えに関して足の部位の中でも特に重要な土踏まず、足首表面部及びアキレス腱部が保温部により被覆され保温されることにより血行が良くなる。これにより、就寝中の眠りを快適に保ち、また結果的に脚のむくみや神経痛の予防を図ることができる。
また、一般市販用靴下に、本考案に係る足保温具を装着または一体化することで、靴下を履いたときの足の冷えを抑制することもできる。
なお、本体生地部全体を吸湿発熱繊維等の生地を厚手に使用することにより高い保温効果を得ることもできる。ただしこの場合、足首部は関節部でもあって特に冷えに弱いため厚く被覆する。
請求項1及び2記載の足保温具にあっては、土踏まず被覆部及びアキレス腱被覆部が筒状に形成されると共に、伸縮性を有する本体生地部により構成されていることから、該足保温具は一般に広く普及している靴下のように足のつま先側から導入することで装着することができ、本体生地部の有する伸縮性により足に密着して容易に装着できる。
上記のようにゴムなどの伸縮部材を使用せず、生地の持つ伸縮性を利用することで、部材点数の削減および生産工程の簡素化によりコスト削減が可能となるとともに、過度な締付けとならず装着中に違和感や窮屈感を感じることもない。
また、上記のように締付力が強くなくとも、本体生地部よりも厚み寸法の大きい保温部を土踏まずなど身体の凹面に配置することによって、保温部が凹面に密着することより装着中に例えば寝返り等の人の動作が発生した際にもずれが抑制される。
また、足のサイズに合わせて大・中・小など複数の大きさの保温具を用意し利用者が自身の足のサイズに合わせて適宜選択可能とすることにより、装着時の足からのずれはさらに低減される。
図1は、本考案に係る足保温具の一実施の形態を示した斜視図である。 図2は、本考案に係る足保温具を装着しうる足の斜視図である。 図3は、本考案に係る足保温具の一実施の形態を示し、足に装着した状態を示した斜視図である。
以下、本考案に係る足保温具を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2に示すように足保温具10は、足に装着し、土踏まずと足の甲を覆う土踏まず被覆部11と、上記土踏まず被覆部11の足首側端部24に連設され足首表面部20を覆う足首被覆部12と、上記足首被覆部12に連設され足首後部25を覆うアキレス腱被覆部13とを備えている。また、上記土踏まず被覆部11及びアキレス腱被覆部13は筒状に形成されていると共に、其々足首部および足部よりもやや径小に形成されている。また、足首開口部14、踵開口部15、つま先開口部16を有している。
さらに、足保温具本体17は、一定の伸縮性を有するフリース素材からなる本体生地部18と、上記本体生地部18に連設され、土踏まず19、足首表面部20及びアキレス腱部21を被覆する厚さ寸法の大きい保温部22を有している。保温部22は吸湿発熱性繊維生地が本体生地部18の上記各所に重ねて縫合されており、吸湿発熱性繊維生地の厚み寸法分、厚さ寸法が大きく形成されている。
以下、本実施の形態に係る足保温具10の作用について図1から図3を参照して説明する。
足保温具10は、一定の伸縮性を有するフリース素材からなる本体生地部18を主として筒状に形成されていることから径方向に拡開可能である。装着する際には足首開口部14を手で把持して、つま先の径よりもやや押し広げるようにしながら足を足首開口部14につま先より挿入し、アキレス腱被覆部13をアキレス腱部21に挿通させる。同様に土踏まず被覆部11についてもつま先より挿入させ、足首被覆部12が足首表面部20に面するよう向きを調節することにより装着する。従って、煩雑な操作が不要で着脱が容易である。
土踏まず被覆部11及びアキレス腱被覆部13は、其々足首部および足部よりもやや径小に形成されていると共に、一定の伸縮性を有するフリース生地により形成されていることから、足保温具10は適度に足に密着する。
従って、足と足保温具の間に隙間が生じないため高い保温性が確保でき、ゴムのような強力な弾性部材を用いないことから、過度な締付けにより血行が抑制されることを低減するとともに装着中に違和感や窮屈感を感じることもない。
また、これにより、主に生地と保温部材で構成されることから部材点数の削減および生産工程の簡素化によりコスト削減が可能となる。
図1および図2に示すように土踏まず19、足首表面部20及びアキレス腱部21に面する箇所には其々厚さ寸法の大きい保温部22が配設されていることから、冬場や夏場の冷房の効いた環境、就寝時などにおいて該足保温具10を着用することにより、冷えに効果的な上記土踏まず19、足首表面部20及びアキレス腱部21を有効に保温することができ、血行を良くし冷えを防止できる。また、保温部22は吸湿発熱性繊維生地をフリース素材に重ねて縫合して厚さ寸法を大きく形成することで、足の凹面に密着することにより装着中に人の動作が発生して際もずれが抑制される。
上記のように保温部22は吸湿発熱性繊維生地を重ねて縫合し厚さ寸法を大きく形成されており、保温性に優れている。また、上記に示したように着脱も容易であるため、該足保温具10は気軽に装着し十分な保温ができる。
上記のとおり保温が必要な部位を効果的に保温すると共に、つま先および踵には、踵開口部15およびつま先開口部16が設けられており、足全体の温まり過ぎを低減できる。
なお、上記実施の形態においては、本体生地部18はフリースである例を説明したが、これに限定されるものではなく他の生地によって構成されても良い。
上記実施の形態においては、保温部22は吸湿発熱性繊維生地を重ねて縫合したものである例を説明したが、これに限定されるものではなく例えばフリース生地を重ねて縫合して形成したものや発泡材等の他の保温性を有するパッド状のものを縫合したものであっても良い。
本考案に係る足保温具は冬場や夏場の冷房の効いた環境、就寝時など幅広く利用できる足保温具であり、産業上利用可能性を有している。
10 足保温具
11 土踏まず被覆部
12 足首被覆部
13 アキレス腱被覆部
14 足首開口部
15 踵開口部
16 つま先開口部
17 足保温具本体
18 本体生地部
19 土踏まず
20 足首表面部
21 アキレス腱部
22 保温部
24 足首側端部
25 足首後部

Claims (2)

  1. 足に装着し、土踏まず被覆部と、上記土踏まず被覆部の端部に連設された足首被覆部と、上記足首被覆部に連設されたアキレス腱被覆部とを備えた足保温具であって、
    足保温具本体を構成する伸縮性を有する本体生地部と、上記本体生地部に連設され、土踏まず、足首表面部及びアキレス腱部を被覆する上記本体生地部よりも厚さ寸法が大きく形成された保温部を有することを特徴とする足保温具。
  2. 上記土踏まず被覆部及びアキレス腱被覆部は筒状に形成され、上記保温部は、土踏まず被覆部及びアキレス腱被覆部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の足保温具。
JP2014001804U 2014-04-08 足保温具 Expired - Lifetime JP3191369U (ja)

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JP3191369U true JP3191369U (ja) 2014-06-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159281A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 紀臣 角田 踵足首サポーター

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159281A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 紀臣 角田 踵足首サポーター
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