JP3191340U - 人体各部の押圧具 - Google Patents

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【課題】筋肉弛緩や骨格矯正等を行うための小型形状の押圧具において、操作性に優れた構造で、且つ高い治療効果を得ることができる人体各部の押圧具を提供する。
【解決手段】ほぼ球状に形成された把持体10と、内部が中空のパイプ状に形成された本体20と、その本体内に収容されたコイルバネと、その上半部が本体20の内部に収容され、且つその下半部が本体20の下方に遊嵌状に突設された形態の押圧軸30とを備えるとともに、本体下部の内壁と押圧軸とが相対向する部位に、押圧軸30の左右方向への回動を防止するための回動防止手段を設けた構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、頚椎や骨盤あるいは身体中に点在している経穴などの所定部位を押圧して、骨格矯正や筋肉弛緩等の治療を簡単容易に行うことができる小型形状の人体各部の押圧具に関するものである。
小型に形成されたツボ押し具等は、従来より多数提供されているが、いずれも、人体深部のこりや痛みを充分に緩和することができないという問題点があった。本考案者は、そうした問題点を解決すべく、人体深部のこりや痛みを充分に緩和して顕著な治療効果が得られる押圧具を開発して先に提供しており(特許文献1)、さらに前記した特許文献1を改良することにより、内装部品のコイルバネの損傷防止手段を備えた押圧具を再度提供している(特許文献2)。
しかしながら上記した両特許文献は、下記に記載しているような不具合があるため、本考案者は、上記両特許文献の発明考案をさらに改良し、より完成度が高く、且つより高度な治療効果を発揮する押圧具を新たに提供しようとするものである。
特開2007−21154号公報 実用新案登録第3152151号公報
上記した両特許文献記載の人体各部の押圧具は、把持体が筒状に形成され、且つ分割形成された前筒部と後筒部を、ロック螺子を介して連結する構成となっているので、手に持って押圧治療を行う際の操作性にやや難点があるとともに、コイルバネの位置調整を行う場合に、押圧具の分解や組立て操作が煩雑になり易いという不具合があった。
また上記した両公報の技術は、押圧軸が左右方向へ回動可能な構成となっているので、患者の治療対象部位に押圧力を加えた場合に、施術者の意図しない左方向または右方向へ押圧軸が回動してしまい、所望する筋肉弛緩効果または骨格矯正効果が迅速に得られ難いという欠点があった。
そこで本考案は、筋肉弛緩や骨格矯正等の治療を行うための押圧具を、その把持体の形状や内部構造を改良して操作性を向上させるとともに、施術者の意図しない左右方向への押圧軸の回動を防止する構成とした人体各部の押圧具を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するため、本考案は以下のような技術的手段を講ずるものである。
すなわち請求項1に記載の本考案は、ほぼ球状に形成された把持体と、内部が中空のパイプ状に形成された本体と、その本体内に収容されたコイルバネと、断面がほぼT字型に形成された丸棒状の押圧軸とを備えて成る押圧具であって、前記把持体を、別体に設けた連結部材を介して本体の上部に着脱自在に取付け、また前記押圧軸を、その上半部を本体内に収容し、且つその下半部を本体から遊嵌状に突設した形態に配置するとともに、本体下部と押圧軸との間に、押圧軸が左右方向へ回動することを防止するための回動防止手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の本考案は、上記した連結部材を、把持体と本体をそれぞれ衝止させるための鍔部を有する断面大略十字状に形成したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の本考案は、上記したコイルバネを、別体のボルト体を介して位置調整自在に収容したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の本考案は、上記した回動防止手段を、本体下部の内壁と押圧軸とが相対向する部位の一方側に摺動突部を設け、また他方側に摺動溝を設けて構成したことを特徴とするものである。
上記のように構成された本考案の押圧具は、以下のように使用されるものである。
まず、施術者が球状の把持体を手に持ち、押圧軸の先端を治療対象の患部に当接させた後に、把持体を介して押圧軸に力を加えるようにするのであるが、この際に、押圧軸を回動させずにそのままの状態で力を加えたり、施術者の意図する方向へ押圧軸を回動させながら力を加えるというように、使用方法を適宜に選択して使用するようにする。
本考案に成る人体各部の押圧具は、身体中に点在している経穴等をピンポイントで押圧することができるので、人体の深部のこりや痛みを簡単容易に緩和することができるばかりでなく、痛みを抑制する物質の分泌や血流の促進、筋・腱・靭帯の緊張緩和等に著しい効果があるため、腰痛や肩こりを始めとする多様な症状の改善に大きく寄与することができ、また自然治癒力を高め、病気になりにくい身体を作ることができるという特筆すべき効果がある。
また本考案の押圧具を用いて骨格矯正を行えば、骨盤や脊椎、可動制限のある四肢の関節等に、痛くない程度の最大押圧力を加えるのみで安全確実に矯正を行うことができるとともに、施術者の負担が少ないので、力のない女性施術者でも容易に施術を行うことができるという効果もある。さらに本考案品は特異な形状ではないので、骨格矯正を行う場合に患者が受ける不安や恐怖心や苦痛の負担が少なく、子供から骨量の少ない高齢者まで、安心して使用することができるという特長がある。
さらに本考案は,把持体を球状に形成し、且つ本体内部を簡素な構造に改良してあるので、操作性および製造コスト面で非常に優れており、且つ施術者の意図しない方向への押圧軸の回動を阻止する構成となっているので、治療効果を格段に向上させることができるという顕著な長所も発揮するものである。
本考案に成る人体各部の押圧具の正面図である。 図1の押圧具の分解斜視図である。 図1の押圧具の断面図である。 押圧軸の回動防止構造を示す要部断面図で、(イ)は本体下部の押圧軸挿通部を示し、(ロ)は押圧軸を示している。
以下に、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本考案の人体各部の押圧具は、把持体10と本体20と押圧軸30を主たる構成材として、それらを着脱自在に組み立てるとともに、ボルト体21とコイルバネ25と押圧軸30の上半部を、本体20の内部に収容して成るものである。
把持体10は、合成樹脂等の適宜な素材を用いてほぼ球状に形成されたもので、その中央外周部には、図1,図2に示すように、使用時の把持体10を円滑に保持するためのリング状の溝11が、横状に周回して形成されており、またその底部には、この把持体10を、後述する連結部材13を用いて本体20の上部に取付けるための嵌入穴12が形成されている。
上記した把持体10を本体20の上部に取付ける役目を担う連結部材13は、図2,図3に示すように、丸棒状の金属体のやや下部に把持体10の下端と本体20の上端を衝止するためのリング状の鍔部14を設けた形状で、且つその断面が大略十字状に形成されたものである。このような形状の連結部材13においては、鍔部14の上方の挿入部15を前記嵌入穴12に挿入し、また鍔部14より下方の連結部16を本体20の上端部に取付けて、図1に示すような形態で両者を連結するように構成されている。この場合に、挿入部15を上下に二分割し、上部の金属体の直径よりも下部の金属体の直径が僅かに大きくなるように形成すると、把持体10と連結部材13の着脱を容易にするとともに、両者を強固に連結できるので好適である。
また本体20は、内部が中空で、且つその下部の押圧軸挿通部26が上半部よりも幅狭となるパイプ状に形成されたもので、その内壁には、後述するボルト体21の雄螺子24と螺合する雌螺子28が刻設されている。またこの押圧軸挿通部26は、後述する押圧軸30が遊嵌可能な内径を存して形成されており、さらにその押圧軸挿通部26の内壁の1箇所には、図4(イ)に示すように、押圧軸の左右方向への回動を防止すべく設けられた回動防止手段の一方を担う摺動溝27が形成されている。なお前記雌螺子28は、前記連結部材13の連結部16が本体内で占める位置よりも下方で、且つ押圧軸の頭部が収容される位置よりも上方に設けられるものとする。
押圧軸30は、金属の丸棒体を用いて断面ほぼT字型に設けられたもので、その押圧軸の頭部31の上面には、本体内に収容されるコイルバネ25(後述する)の下端部を保持するために小さな台形状に設けられたバネ保持部32が形成されている。また該押圧軸30の外面の1箇所には、図4(ロ)に示すように、押圧軸の回動防止手段の他方を担う摺動突部33が固着されているが、この摺動突部33は細長帯状に形成されていて、使用時には、前記摺動溝27の内部を上下方向へ自在に移動可能に設けられている。なおこの押圧軸30は、図3に示すように、摺動突部33を含んだ上半部が本体20の内部に収容され、且つその摺動突部33より下方の部分が外方に突設された形態で配置されている。
次に、本体20の内部に配置されるボルト体21とコイルバネ25について説明する。
その外周面に雄螺子24が刻設されたボルト体21は、図2に示すように、その上部には、ドライバーやレンチを用いて該ボルト体21を本体内に固定するためのロック穴22が設けられており、またその下部には、コイルバネ25の上端を保持するための小さな台形状のバネ保持部23が設けられている。したがって本考案は、上記押圧軸30の上半部を収容して成る本体20の内部に、広く市販されている一般的な形状のコイルバネ25を挿入し、そのコイルバネ25の上部にボルト体21を固着するという手順で本体20を組立てるものである。なおこの際のコイルバネ25は、上下のバネ保持部23と32で接触状に保持されるものとする。
なお、上記した押圧軸の回動防止手段において、摺動溝27と摺動突部33の設定位置を逆にしても差し支えなく、またこの目的を達成できる構造であれば、摺動溝と摺動突部の組み合わせに限定するものではない。
以上のように構成した本考案を使用する場合は、施術者が把持体10を手に持ち、押圧軸20の先端を治療対象の患部に接触させ、ピンポイントで押圧力を加えて治療するものである。この場合に、押圧軸30が施術者の意図に反して左右方向へ回動することが防止されているので、施術者は、そのままの状態で押圧力を加えたり、自分の意図に従って押圧力を加えながら押圧軸を回動させることができる構造となっており、非常に高い治療効果を得ることができるものである。
10 把持体
11 溝
12 嵌入穴
13 連結部材
14 鍔部
15 挿入部
16 連結部
20 本体
21 ボルト体
22 ロック穴
23 バネ保持部
24 雄螺子
25 コイルバネ
26 押圧軸挿通部
27 摺動溝
28 雌螺子
30 押圧軸
31 押圧軸の頭部
32 バネ保持部
33 摺動突部

Claims (4)

  1. ほぼ球状に形成された把持体と、内部が中空のパイプ状に形成された本体と、その本体内に収容されたコイルバネと、断面がほぼT字型に形成された丸棒状の押圧軸とを備えて成る押圧具であって、前記把持体を、別体に設けた連結部材を介して本体の上部に着脱自在に取付け、また前記押圧軸を、その上半部を本体内に収容し、且つその下半部を本体から遊嵌状に突設した形態に配置するとともに、本体下部と押圧軸との間に、押圧軸が左右方向へ回動することを防止するための回動防止手段を設けたことを特徴とする人体各部の押圧軸。
  2. 上記した連結部材を、把持体と本体をそれぞれ衝止させるための鍔部を有する断面大略十字状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の人体各部の押圧具。
  3. 上記したコイルバネを、別体のボルト体を介して位置調整自在に収容したことを特徴とする請求項1に記載の人体各部の押圧具。
  4. 上記した回動防止手段を、本体下部の内壁と押圧軸とが相対向する部位の一方側に摺動突部を設け、他方側に摺動溝を設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の人体各部の押圧具。
JP2014001825U 2014-03-20 人体各部の押圧具 Expired - Lifetime JP3191340U (ja)

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JP2020182761A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 正雄 池尾 側頭骨矯正用の指圧代用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020182761A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 正雄 池尾 側頭骨矯正用の指圧代用具
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