JP3191234B2 - Frp製シャフトと継手との接合構造および接合方法 - Google Patents

Frp製シャフトと継手との接合構造および接合方法

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JP3191234B2 JP25112293A JP25112293A JP3191234B2 JP 3191234 B2 JP3191234 B2 JP 3191234B2 JP 25112293 A JP25112293 A JP 25112293A JP 25112293 A JP25112293 A JP 25112293A JP 3191234 B2 JP3191234 B2 JP 3191234B2
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淳司 原田
英男 福田
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    • F16C3/00Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
    • F16C3/02Shafts; Axles
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2226/00Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
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    • F16C2226/40Material joints with adhesive

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFRP(Fiber r
einforced plastic 繊維強化プラス
チック)製シャフトと継手との接合構造に係り、とくに
中空のFRP製シャフトの端部に継手を嵌合させて取付
け、接着剤で固着するようにしたFRP製シャフトと継
手との接合構造および接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FRPは比強度および比剛性に優れた材
料である。しかしFRP単独で構造材として使用される
ことは少なく、FRP同士あるいは異種材料と接合し、
構造部材として使用されることが多い。例えば駆動軸に
FRPを適用する場合には、FRP製のシャフトとこの
シャフトにトルクを伝えるための金属製のフランジ継手
とを接合して使用することになる。
【0003】FRP製の中空シャフトに金属製のフラン
ジ継手を接合すると、FRP製シャフトの軽量化効果に
よって、危険回転数が高くなるとともに、回転に伴う振
動やブレが減少する等の利点が得られることになる。
【0004】従来の鋼製シャフトと金属製継手とを結合
する場合には、溶接によって接合されていた。溶接法に
よる接合を用いると、高い寸法精度でシャフトと継手と
を接合するとともに、その接合強度も大きくなる。しか
しFRP製シャフトと異種材料の継手との接合において
は、溶接の手法を用いることができない。そしてFRP
製シャフトと異種材料の継手との接合においては、寸法
精度が高く、しかも接合強度が高い接合方法が確立され
ていないのが現状である。
【0005】FRP製シャフトと異種材料の継手との接
合に関しては、例えば特公平4−2423号公報に開示
されているように、金属継手の円筒挿入部の端面にリン
グ状の嵌合のきつい部分を設けたものや、特開昭64−
49719号公報に開示されているように、FRP製パ
イプの内径よりも大きな外径を有する継手要素を圧入
し、摩擦力によって接合するようにしたものが提案され
ている。さらには特開平4−94921号公報に開示さ
れているように、圧入嵌合前の継手要素の接合部外周面
の表面粗さおよび圧入嵌合前のシャフトの接合部内径と
継手要素の接合部外径の比をそれぞれ所定の値にしたも
のが提案されている。
【0006】接着剤によってFRP製シャフト1と継手
2とを接合して固着する場合には、図7および図8に示
すように、継手2のフランジ3から突出して設けられて
いる嵌合部4をFRP製シャフト1内に挿入し、嵌合部
4とFRP製シャフト1との間に接着剤5を介在させて
固着するようにしている。この場合に必要とする強度を
得るために、所要の接着剤5が両者の間隙に充填される
ように、FRP製シャフト1と継手2との間の接合部の
隙間を大きくとるようにし、嵌合いの緩いものが使用さ
れている。
【0007】あるいはまた図9および図10に示すよう
に、継手2の嵌合部4の外周面上に円周方向に延びる周
溝6を形成するようにし、これによって嵌合部4の周溝
6が形成されていない部分の嵌合をきつくし、周溝6内
に充填されている接着剤5によって継手2をFRP製シ
ャフト1に接合するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8に示す
接合構造は、フランジ継手2の嵌合部4がストレートな
円柱状をなした継手2を用いた場合を示しており、接着
剤5を嵌合部4とシャフト1の内周面との間に充填する
ために、嵌合部4の隙間を大きくとるようにしている。
しかしこのような構造によれば、接着剤5の硬化を行な
うために加熱すると、接着剤5の粘度が低下して流動し
易くなり、この結果シャフト1と継手2との芯が互いに
ずれた状態で接着されることになる。また接着剤5が流
出すると、シャフト1と継手2との芯ずれとともに、接
合部の強度も低下することになる。
【0009】図9および図10に示すように、周溝6以
外の部分において嵌合部4のシャフト1に対する隙間を
小さくした場合には、FRP製シャフト1と継手2との
間の同軸度および真直度が向上することになる。しかる
に継手2をFRP製シャフト1の中に挿入して嵌合させ
る際に、FRP製シャフト1の内周面および継手2の嵌
合部4の外周面に塗布されている接着剤が掻き取られ、
このために接合部の隙間に残存する接着剤の量が少なく
なる。これによって隙間全体に接着剤が均一かつ十分に
行き届かなくなって、嵌合部4とシャフト1の内周面と
の間の接合強度が不足するという欠点を生ずる。
【0010】すなわち図9および図10に示すように、
継手2の嵌合部4の先端と付根側に嵌合のきつい部分を
設けることによって、精度の高い芯出しが可能になる
が、この場合にも継手2をFRP製シャフト1の内周面
に嵌合する際に、とくに先端側の嵌合のきつい部分でシ
ャフト1の内周面と嵌合部4の外周面に塗布した接着剤
を掻き取ってしまう問題がある。
【0011】従って接着剤を用いてFRP製シャフトと
継手とを接合する構造において、シャフトと継手との高
い同軸度および真直度を維持し、なおかつ接合部の強度
を高めることが大きな問題になる。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、大きなトルクを伝達することが可能な
接合強度を有し、かつシャフトの同軸度および真直度に
優れたFRP製シャフトと継手との接合構造および接合
方法を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空のFRP
製シャフトの端部内周面に継手を嵌合させて取付け、接
着剤で固着するようにしたFRP製シャフトと継手との
接合構造において、継手の嵌合部に円周方向に所定の間
隔で複数の軸線方向に延びる連続または不連続の突条か
ら成る嵌合のきつい接合部を設けるとともに、接合部を
構成する突条の頂面がFRP製シャフトの端部内周面と
ほぼ同一の曲率の円弧状面から構成され、嵌合のきつい
接合部を構成する複数の突条の円周方向の幅の合計が嵌
合部の円周の全長の2〜20%の範囲内とし、複数の突
条から成る接合部間に条溝を形成し、該条溝が嵌合部の
根元側まで完全に延びて形成されるとともに、条溝が突
条間において軸線方向または軸線方向と周方向に連続し
て嵌合部の先端側に開放され、条溝はその底部がFRP
製シャフトの端部内周面とほぼ同心円状の円弧状面から
構成され、条溝によってその底部とFRP製シャフトの
端部内周面との間に断面が円弧状の半径方向に微小な隙
間が形成されるようになし、継手の嵌合部をFRP製シ
ャフトの端部内周面に嵌合させたときにFRP製シャフ
トの端部が実質的に変形することなくしかも突条から成
る接合部の頂面がFRP製シャフトの端部内周面に密着
し、これによって継手がFRP製シャフトに対して同軸
状に結合され、中空のFRP製シャフトの端部内周面に
継手の嵌合部の接合部が嵌合された状態で条溝の底部と
FRP製シャフトの端部の内周面との間の隙間に流入さ
れた接着剤で接着固定されることを特徴とするFRP製
シャフトと継手との接合構造に関するものである。また
接合方法に関する発明は、上記の構造において、継手の
嵌合部の外周面とFRP製シャフトの端部内周面の内の
少なくとも一方に予め接着剤を塗布しておき、継手を回
転させずにFRP製シャフトの端部内周面に該継手の嵌
合部を軸線方向に相対的に移動させて挿入して接合部を
FRP製シャフトの端部内周面に嵌合させ、このときに
FRP製シャフトの端部が実質的に変形することがなく
しかも突条から成る接合部の頂面がFRP製シャフトの
端部内周面に密着し、これによって継手がFRP製シャ
フトに対して同軸状に接合され、中空のFRP製シャフ
トの端部内周面に継手の嵌合部の接合部が嵌合された状
態で条溝の底部とFRP製シャフトの端部の内周面との
間の隙間に流入された接着剤で接着固定して結合するこ
とを特徴とするFRP製シャフトと継手との接合方法に
関するものである。
【0014】本発明においてFRP製シャフトとは、強
化繊維とマトリックス樹脂とから構成されるものであ
る。そしてシャフトの使用目的によっては、その曲げ剛
性およびねじり剛性が高く、さらに所要のねじり強度を
有する必要がある。従って強化繊維は、引張り強度およ
び引張り弾性率の高い繊維が望ましく、炭素繊維、ガラ
ス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、セラミック繊維等
の繊維から選ばれる1種あるいは2種以上の組合わせで
使用される。とくに比強度および比剛性に優れ、しかも
軽量化の効果の大きい炭素繊維が好ましい。
【0015】またこのような強化繊維によって強化され
るマトリックス樹脂としては、エポキシ樹脂、ビスマレ
イミド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂、ビニールエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、ABS樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂(ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・
10、ナイロン6・11、ナイロン6・12)等の熱可
塑性樹脂が挙げられる。好ましくは取扱い性に優れたエ
ポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂が使用される。
【0016】FRP製シャフトの製造方法は従来公知の
方法で行なわれる。生産性および製作コストを考慮し、
フィラメントワインド法やシートワインド法が用いられ
てよい。
【0017】これに対して継手は、金属、合成樹脂、F
RP等で作製されたものであってよく、FRP製シャフ
トの使用目的や伝達トルク、寸法等に応じて適宜選択さ
れる。
【0018】継手の嵌合部に設けられる突条から成る嵌
合のきつい接合部は、複数個設けられる。好ましくは3
〜16個である。突条の数が3個未満の場合には、シャ
フトと継手との固定を十分に行なうことができず、また
シャフトと継手との同軸度を高い精度で得ることができ
ない。突条の数が16個を超えると、接着面積が低下し
て接合強度が不足すると同時に重量増加を招く欠点があ
る。
【0019】突条から成る嵌合のきつい接合部の幅は、
接合部の個数によって適宜調整されるが、接合部全体で
円周長の2〜20%の範囲内であることが好ましい。2
%未満であると、シャフトと継手との固定を十分に行な
うことができず、シャフトと継手との同軸度を高い精度
で得ることができない。上記の割合が20%を超える
と、接着面積が減少するために、接着強度の低下を招く
欠点がある。
【0020】突条から成る接合部は継手嵌合部の外周面
上において、その軸線方向の全長に亘って設けられるこ
とが好ましいが、重量の低減等を目的として、シャフト
と継手との固定を損なわない範囲で長さを短くすること
もできる。しかしこの場合にも、シャフトと継手との固
定および同軸度の精度を考慮すると、嵌合部の軸線方向
の全長の70%以上の長さの突条を設けることが好まし
い。
【0021】また継手の接合部の突条は必ずしも一直線
状に設けられる必要はなく、例えば図6に示すように、
嵌合部の先端側と根元側とを分離して互い違いに設ける
ようにしてもよい。このように突条を互い違いに設けた
場合には、嵌合のきつい接合部から破壊が始まり、軸線
方向に破壊が進むが、互い違いに分離されている突条に
よってそれらのずれた部分で破壊が停止するために、破
壊が一挙に進まない利点がある。
【0022】FRP製シャフトの端部内周面に継手を嵌
合させるには、円周方向に両者を互いに回転させずに、
シャフトに対して真直ぐにした状態で継手をゆっくりと
挿入するのが好ましい。継手の嵌合部には軸線方向に延
びる突条が形成されているために、挿入時に継手を回転
させると、接合部によって接着剤の流入を妨げ、塗布さ
れた接着剤を掻き取ってしまうために、良好な接着がで
きなくなるからである。
【0023】本発明の実施例におけるフランジ継手の嵌
合部は図1〜図6に示すように中実ではあるが、中空の
継手を目的に応じて使用するようにしてもよい。
【0024】本発明に用いられる接着剤は液状タイプの
ものが好ましい。粘度はシャフトの中に継手を挿入する
際の潤滑性、作業性、および硬化時の粘度等を考慮し、
室温で100〜1000ポイズの範囲内のものを使用す
ることが好ましい。接着剤としては、例えばアラルダイ
ト(チバ・ガイギー社製)、ソニーボンド(ソニーケミ
カル株式会社製)、スリーロイ(スリーボンド社製)等
が挙げられる。
【0025】本発明の接合構造によれば、継手の嵌合部
に複数の軸線方向に延びる突条から成る嵌合いのきつい
接合部を円周方向に沿って間欠的に設けることにより、
これらの突条から成る接合部の箇所でシャフトを継手に
位置決めして固定し、シャフトと継手との間の相互の同
軸度と高い真直度とを得ることが可能になる。
【0026】また嵌合のきつい接合部は、円周上の複数
箇所であるために、従来問題となっていた接着剤の掻き
取りが解消されることになる。すなわち、継手の接合部
を構成する突条間の条溝から、継手の嵌合部外周側とシ
ャフト内周面との間に接着剤が均一に流入されるように
なり、これによってシャフトと継手とが強固に接着さ
れ、高い接着強度を有することが可能になる。
【0027】本発明におけるFRP製シャフトとは、例
えば駆動軸、車軸、巻取りシャフト等である。
【0028】
【実施例】実施例1 高強度炭素繊維束(7μm×12000本 東邦レーヨ
ン(株)製ベスファイト(登録商標))にビスフェノー
ル型エポキシ樹脂を35重量%含浸させたものをフィラ
メントワインド法により、マンドレル上に90°/+4
5°/−45°/20°の構成で積層する。この後に加
熱硬化させて内径が60mmであって、外径が70mm
であり、しかも長さが1000mmのCFRP(Car
bonfiber feinforced plast
ic 炭素繊維強化プラスチック)製の中空のシャフト
を得た。このシャフトは図1および図3において参照符
号11で示されている。
【0029】このようなCFRP製シャフト11の両端
の内周面に挿入する構成の継手12を用意した。継手1
2はフランジ16の中心部から突出するように嵌合部1
7を備えている。しかもこの嵌合部17はその外周面上
に円周方向に沿って嵌合のきつい接合部を構成する突条
18が軸線方向に延びて4本設けられている。接着剤は
上記突条18間の条溝21から流入できるようになって
いる。
【0030】ここでそれぞれの突条18の円周方向の幅
は円周の全長の2%であり、円周上に占める4本の突条
から成る接合部の割合は8%になっている。また本実施
例において、接合部を構成する突条18の長さは、嵌合
部17の軸線方向の長さの全長である100mmとなっ
ている。このようにして外径が60mmであって、接着
剤の厚みが0.1mmになるようにフランジ継手12を
作製した。
【0031】上記シャフト11とは別に内径が60mm
の透明なプラスチックパイプを用意し、このパイプの内
周面と上記フランジ継手12の嵌合部17の外周面にそ
れぞれ接着剤を塗布した後に、透明パイプの内周面に嵌
合部17を挿入し、接着剤の充填状態の観察を行なっ
た。その結果接合部18を除く周溝21の全体に接着剤
がまんべんなく充填されていることが確認された。
【0032】そこで上記CFRP製シャフト11の接合
部内周面およびフランジ継手12の嵌合部17の外周面
にそれぞれアラルダイトAW136N、ハードナーHY
944(チバ・ガイギー社製)を10:4の割合で配合
した接着剤を直接塗布した後に、CFRP製シャフト1
1の内周面にフランジ継手12の嵌合部17を挿入し、
80℃で30分間硬化を行なった。
【0033】このようにしてCFRP製シャフト11の
両端に鋼製フランジ継手12を接合したCFRP製シャ
フト11をねじり試験に供した結果、両者の接合部は8
60kgf・mのトルクで破壊した。
【0034】実施例2 図4に示すように、フランジ継手12の嵌合部17の外
周面上に120°間隔で3本の突条18から成る接合部
をそれぞれ形成した。これらの突条18の円周方向の幅
は円周の5%であり、円周方向に占める3本の突条から
成る接合部の割合は15%とした。またこの接合部18
の長さは、図5から明らかなように、嵌合部17の全長
と等しい長さである100mmとした。このようにして
外径が60mmであって、接着剤の厚みが0.1mmに
なるようにフランジ継手12を作製した。
【0035】このようなフランジ継手12の外周面上で
あって嵌合部17の外周面に実施例1と同様の組成の接
着剤を塗布し、実施例1と同一のCFRP製シャフト1
1の両端の内周面に同様に接着剤を塗布して挿入し、上
記実施例1と同様に80℃で30分間硬化を行なった。
これによってCFRP製シャフト11の両端に図5に示
すように鋼製フランジ12を接合したCFRP製シャフ
トをねじり試験に供した結果、両者の接合部は840k
gf・mのトルクで破壊した。
【0036】実施例3 実施例1に記載した方法と同様の方法で作製したCFR
P製シャフト11と鋼製フランジ継手12との接合を行
なった。ここで用いられているフランジ継手12は図6
に示すように、接合部を構成する突条18が嵌合部17
の先端側と根元側とで互い違いに設けられたものであ
る。
【0037】ここでは接合部18を構成する突条を先端
側に4箇所設けるとともに、これら4本の突条18の円
周方向の中間位置において根元側に突条18を4箇所設
け、互い違いになるようにした。接合部18の円周方向
の幅は円周の2%とし、接合部18の円周上に占める割
合が8%となるようにした。また接合部18の長さは、
先端側、根元側ともに50mmとし、両者を合計する
と、嵌合部17の全長の100mmと等しくなるように
した。
【0038】このようなCFRP製シャフト11を上記
実施例1と同様のねじり試験に供した結果、890kg
f・mのトルクで両者の接合部が破壊した。
【0039】比較例1 図7および図8に示す従来の接合構造により、実施例1
と同様にして得られたCFRP製シャフト1を用い、嵌
合のきつい部分および樹脂が流入する凹部を設けていな
い平滑な嵌合部4を有する継手2をシャフト1内に挿入
して接合した。
【0040】なおCFRP製シャフト1とフランジ継手
2との嵌合い寸法および接着剤の種類、硬化条件等は上
記実施例1と同様にして実施した。得られたCFRP製
シャフト1をねじり試験に供したが、シャフト1と継手
2との同軸度が不十分で、かつ真直度が十分に得られて
いないために、強度試験に供することができなかった。
【0041】比較例2 図9および図10に示すように、フランジ継手2の嵌合
部4の長さ方向の中間部に周溝6を形成し、嵌合部4の
外周面および周溝6内に接着剤を塗布するとともに、シ
ャフト1の内周面に接着剤を塗布し、両者を嵌合して接
合した。なおCFRP製シャフト1とフランジ継手2と
の嵌合い寸法および接着剤の種類、硬化条件等は実施例
1と同様にした。
【0042】このような方法によると、嵌合部4の先端
側の円周方向の全周に形成されている嵌合がきつい部分
に接着剤が流入する凹部が設けられていないために、接
着剤の一部が掻き取られた。得られたCFRP製シャフ
ト1を実施例1と同様のねじり試験に供した結果、56
0kgf・mのトルクで接合部が破壊した。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、中空のFRP製
シャフトの端部内周面に継手を嵌合させて取付け、接着
剤で固着するようにしたFRP製シャフトと継手との接
合構造において、継手の嵌合部に円周方向に所定の間隔
で複数の軸線方向に延びる連続または不連続の突条から
成る嵌合のきつい接合部を設けるとともに、接合部を構
成する突条の頂面がFRP製シャフトの端部内周面とほ
ぼ同一の曲率の円弧状面から構成され、嵌合のきつい接
合部を構成する複数の突条の円周方向の幅の合計が嵌合
部の円周の全長の2〜20%の範囲内とし、複数の突条
から成る接合部間に条溝を形成し、該条溝が嵌合部の根
元側まで完全に延びて形成されるとともに、条溝が突条
間において軸線方向または軸線方向と周方向に連続して
嵌合部の先端側に開放され、条溝はその底部がFRP製
シャフトの端部内周面とほぼ同心円状の円弧状面から構
成され、条溝によってその底部とFRP製シャフトの端
部内周面との間に断面が円弧状の半径方向に微小な隙間
が形成されるようになし、継手の嵌合部をFRP製シャ
フトの端部内周面に嵌合させたときにFRP製シャフト
の端部が実質的に変形することなくしかも突条から成る
接合部の頂面がFRP製シャフトの端部内周面に密着
し、これによって継手がFRP製シャフトに対して同軸
状に結合され、中空のFRP製シャフトの端部内周面に
継手の嵌合部の接合部が嵌合された状態で条溝の底部と
FRP製シャフトの端部の内周面との間の隙間に流入さ
れた接着剤で接着固定されるようにしたものである。ま
た接合方法に関する発明は、上記の構造において、継手
の嵌合部の外周面とFRP製シャフトの端部内周面の内
の少なくとも一方に予め接着剤を塗布しておき、継手を
回転させずにFRP製シャフトの端部内周面に該継手の
嵌合部を軸線方向に相対的に移動させて挿入して接合部
をFRP製シャフトの端部内周面に嵌合させ、このとき
にFRP製シャフトの端部が実質的に変形することがな
くしかも突条から成る接合部の頂面がFRP製シャフト
の端部内周面に密着し、これによって継手がFRP製シ
ャフトに対して同軸状に接合され、中空のFRP製シャ
フトの端部内周面に継手の嵌合部の接合部が嵌合された
状態で条溝の底部とFRP製シャフトの端部の内周面と
の間の隙間に流入された接着剤で接着固定して結合する
ようにしたものである。
【0044】従ってとくに継手の嵌合部に設けられてい
る連続または不連続の突条から成る嵌合のきつい接合部
によって、FRP製シャフトの端部を実質的に変形させ
ることなく、しかも該接合部の円弧状面から成る頂面が
FRP製シャフトの端部内周面に密着し、FRP製シャ
フトと継手との相対的な同軸度と真直度とを高い精度で
実現することが可能になる。しかも接合部を構成する突
条間の条溝内に接着剤が均一に流入されるようになり、
条溝の底部とFRP製シャフトの端部内周面との間に流
入された接着剤によってとくにFRP製シャフトの端部
の内周面に継手を均一にかつ強固に接着して固着できる
ようになる。とくに嵌合のきつい接合部を構成する複数
の突条の円周方向の幅の合計が嵌合部の円周の全長の2
〜20%の範囲内に設定されるために、嵌合部の円周方
向の長さの80〜98%の範囲内において接着剤を介し
てFRP製シャフトと継手の嵌合部とが強固にかつ確実
に接着固定されるようになる。また接合部間の条溝が嵌
合部の根元側まで完全に延びて形成されるとともに、条
溝が突条間において軸線方向または軸線方向と周方向に
連続して嵌合部の先端側に開放されているために、嵌合
部の軸線方向の全長において突条間の条溝内に流入され
る接着剤によってFRP製シャフトの内周面と継手とを
接着固定することが可能になり、嵌合部の軸線方向の全
長を有効に利用して完全な接着が図られるようになる。
しかも中空のFRP製シャフトの端部内周面が嵌合部の
接合部に嵌合されるようになっており、このためにFR
P製シャフトに対して不測の応力が加わることがなく、
局部的な破壊による強度低下が確実に防止されることに
なる。また継手はその突条が嵌合部の外周面上において
軸線方向に連続または不連続に形成されているために、
継手をFRP製シャフトに対して回転させずに嵌合部を
FRP製シャフト端部内周面に挿入することによって、
接着剤のより均一な流入が可能になり、強固な接着固定
を実現できるようになる。
【0045】従って本発明によれば、寸法精度に優れ、
しかも高い接着強度を保持した接合が可能になり、高速
回転での使用、若しくは高トルクの伝達を行なう箇所で
の接着接合に非常に有利なFRP製シャフトと継手との
接合構造が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の接合構造を示す分解斜視図であ
る。
【図2】継手の正面図である。
【図3】接合構造を示す縦断面図である。
【図4】第2の実施例の継手の正面図である。
【図5】接合構造を示す縦断面図である。
【図6】第3の実施例の接合構造を示す分解斜視図であ
る。
【図7】従来の接合構造を示す分解斜視図である。
【図8】接合構造を示す縦断面図である。
【図9】別の従来の接合構造を示す分解斜視図である。
【図10】接合構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 FRP製シャフト 2 継手 3 フランジ 4 嵌合部 5 接着剤 6 周溝 11 FRP製シャフト 12 継手 13 貫通穴 16 フランジ 17 嵌合部 18 接合部(突条) 21 条溝 25 接着剤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−200951(JP,A) 特開 平5−92488(JP,A) 特開 平5−60123(JP,A) 特開 平1−131312(JP,A) 実開 平3−93186(JP,U) 実開 平2−96169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 1/02 - 1/08 B29C 65/48 B29C 65/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のFRP製シャフトの端部内周面に
    継手を嵌合させて取付け、接着剤で固着するようにした
    FRP製シャフトと継手との接合構造において、 継手の嵌合部に円周方向に所定の間隔で複数の軸線方向
    に延びる連続または不連続の突条から成る嵌合のきつい
    接合部を設けるとともに、前記接合部を構成する突条の
    頂面が前記FRP製シャフトの端部内周面とほぼ同一の
    曲率の円弧状面から構成され、 嵌合のきつい接合部を構成する前記複数の突条の円周方
    向の幅の合計が前記嵌合部の円周の全長の2〜20%の
    範囲内とし、 前記複数の突条から成る接合部間に条溝を形成し、該条
    溝が前記嵌合部の根元側まで完全に延びて形成されると
    ともに、前記条溝が前記突条間において軸線方向または
    軸線方向と周方向に連続して前記嵌合部の先端側に開放
    され、 前記条溝はその底部が前記FRP製シャフトの端部内周
    面とほぼ同心円状の円弧状面から構成され、前記条溝に
    よってその底部と前記FRP製シャフトの端部内周面と
    の間に断面が円弧状の半径方向に微小な隙間が形成され
    るようになし、 前記継手の嵌合部を前記FRP製シャフトの端部内周面
    に嵌合させたときに前記FRP製シャフトの端部が実質
    的に変形することなくしかも前記突条から成る接合部の
    頂面が前記FRP製シャフトの端部内周面に密着し、こ
    れによって前記継手が前記FRP製シャフトに対して同
    軸状に結合され、 前記中空のFRP製シャフトの端部内周面に前記継手の
    嵌合部の接合部が嵌合された状態で前記条溝の底部と前
    記FRP製シャフトの端部の内周面との間の隙間に流入
    された接着剤で接着固定されることを特徴とするFRP
    製シャフトと継手との接合構造。
  2. 【請求項2】 嵌合のきつい接合部を構成する突条が3
    〜16個設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のFRP製シャフトと継手との接合構造。
  3. 【請求項3】 嵌合のきつい接合部を構成する突条が、
    嵌合部の先端側と根元側とに互い違いに設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のFR
    P製シャフトと継手との接合構造。
  4. 【請求項4】 先端側の突条と根元側の突条とが円周方
    向に交互にほぼ等しいピッチで形成されていることを特
    徴とする請求項3に記載のFRP製シャフトと継手との
    接合構造。
  5. 【請求項5】 先端側の突条の前記嵌合部側の終端と根
    元側の突条の前記嵌合部とは反対側の先端とが周方向に
    ほぼ対応しかつ軸線方向においてほぼ同一の位置にある
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のFR
    P製シャフトと継手との接合構造。
  6. 【請求項6】 継手が金属、合成樹脂、FRPの何れか
    から作られていることを特徴とする請求項1〜5に記載
    のFRP製シャフトと継手との接合構造。
  7. 【請求項7】 中空のFRP製シャフトの端部内周面に
    継手を嵌合させて取付け、接着剤で固着するようにした
    FRP製シャフトと継手との接合方法において、 継手の嵌合部に円周方向に所定の間隔で複数の軸線方向
    に延びる連続または不連続の突条から成る嵌合のきつい
    接合部を設けるとともに、前記接合部を構成する突条の
    頂面が前記FRP製シャフトの端部内周面とほぼ同一の
    曲率の円弧状面から構成され、 嵌合のきつい接合部を構成する前記複数の突条の円周方
    向の幅の合計が前記嵌合部の円周の全長の2〜20%の
    範囲内とし、 前記複数の突条から成る接合部間に条溝を形成し、該条
    溝が前記嵌合部の根元側まで完全に延びて形成されると
    ともに、前記条溝が前記突条間において軸線方向または
    軸線方向と周方向に連続して前記嵌合部の先端側に開放
    され、 前記条溝はその底部が前記FRP製シャフトの端部内周
    面とほぼ同心円状の円弧状面から構成され、前記条溝に
    よってその底部と前記FRP製シャフトの端部内周面と
    の間に断面が円弧状の半径方向に微小な隙間が形成され
    るようになし、 前記継手の嵌合部の外周面と前記FRP製シャフトの端
    部内周面の内の少なくとも一方に予め接着剤を塗布して
    おき、 継手を回転させずに前記FRP製シャフトの端部内周面
    に該継手の嵌合部を軸線方向に相対的に移動させて挿入
    して前記接合部を前記FRP製シャフトの端部内周面に
    嵌合させ、このときに前記FRP製シャフトの端部が実
    質的に変形することがなくしかも前記突条から成る接合
    部の頂面が前記FRP製シャフトの端部内周面に密着
    し、これによって前記継手が前記FRP製シャフトに対
    して同軸状に接合され、 前記中空のFRP製シャフトの端部内周面に前記継手の
    嵌合部の接合部が嵌合された状態で前記条溝の底部と前
    記FRP製シャフトの端部の内周面との間の隙間に流入
    された接着剤で接着固定して結合することを特徴とする
    FRP製シャフトと継手との接合方法。
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