JP3191227U - 空気調和機における吹出し風拡散装置 - Google Patents

空気調和機における吹出し風拡散装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3191227U
JP3191227U JP2014001716U JP2014001716U JP3191227U JP 3191227 U JP3191227 U JP 3191227U JP 2014001716 U JP2014001716 U JP 2014001716U JP 2014001716 U JP2014001716 U JP 2014001716U JP 3191227 U JP3191227 U JP 3191227U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
wind
air conditioner
blown
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014001716U
Other languages
English (en)
Inventor
隆造 伊藤
隆造 伊藤
Original Assignee
ビオデザイン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビオデザイン株式会社 filed Critical ビオデザイン株式会社
Priority to JP2014001716U priority Critical patent/JP3191227U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191227U publication Critical patent/JP3191227U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

【課題】シンプルで空気調和機に取付けた際の見栄えも良く、しかも、良好に空気調和機からの吹出し風を室内全体に拡散させることが可能な吹出し風拡散装置を提供すること。【解決手段】天井面に設けられた空気調和機100の吹出口103から吹出す風を室内全体に拡散させるための装置であって、前記空気調和機のパネル101の複数箇所に固定した取付具10に対して着脱可能とした複数の支持体20と、前記支持体20を介して空気調和機の下方に吹出口と対向する状態で配置される風受体30とを備え、前記風受体は外観形状を環状とした皿状の部材からなり、前記吹出口と対向する面には複数のフィン31が所定間隔で立設されている。【選択図】図2

Description

本考案は、天井面に設けられた空気調和機の吹出口から吹出す風を室内全体に拡散させる装置に関する。
オフィスや店舗等においては、見栄えや取付スペース等の面から天井埋込カセット型の空気調和機が使用されることが多い。天井埋込カセット型の空気調和機は、天井に形成された開口に挿入・設置される室内機本体と、前記室内機本体の下面に天井と略面一となるように取付けられた矩形状のパネルとを備え、前記パネルの中央部に設けた吸込口から吸い込んだ空気を室内機本体において所定温度に調整し、冷風あるいは温風(以下、冷風等という)としてパネルの各辺に沿って形成された4箇所の細長な吹出口から吹出して室内を冷暖房するように構成されている。
然るに、前記冷風等は、パネルに形成した4箇所の吹出口から下向き若しくは斜め下向きに吹出すので、吹出し方向以外へは冷風等が行き渡り難く、室内全体が均等に冷暖房され難いという問題がある。一方、冷風等の吹出し方向に居る人には長時間にわたって直接冷風等が当たることになり、特に冷房中にあっては長時間冷風に当たり続けて体調を崩す等の健康被害を受けるという問題がある。
上記の問題を解決するために、例えば、羽根部材とスポーク部材と前記スポーク部材を支持するハブ部材とからなり、空気調和機の送風口から吹き降ろされる風が前記羽根部材の回転軌道上に当たるように配設される羽根車と、ねじ山が形成された上端と前記羽根車を水平に軸支する下端を有するシャフト部材と、前記シャフト部材の螺入孔を有し、前記空気調和機の吸い込み口正面に配置する台座プレートと、前記シャフト部材の前記空気調和機の吸い込み口背面に配置する背面プレートと、前記台座プレートと背面プレートを挟持して、前記シャフト部材を前記空気調和機の吸い込み口正面に吊り下げる挟持部材とを備え、少なくとも前記送風口から吹き出される風のみによって前記羽根車を自転可能とした気流拡散装置が開示されている(特許文献1参照)。
そして、前記気流拡散装置を空気調和機の下方にシャフト部材を介して配設し、送風口から吹き降ろされる風によって羽根車を回転させることで、前記風を拡散させて室内の温度ムラを解消するとともに、前記羽根車によって送風口から吹き降ろされる風を所定時間毎に分断し、前記風の吹き出し方向に居る人に風が吹き付ける時間を短くすることができる。
特開2006−132810号公報
然るに、特許文献1に記載されている装置は、空気調和機の下方にシャフト部材を介して羽根車が配設されるため見た目が大げさで、天井埋込カセット型の空気調和機のメリットである見栄え(デザイン性)が悪くなるという問題があった。
また、頭上で羽根車が回転することになるため天井が低い場合には圧迫感を感じたり、視界に入ることで鬱陶しく感じたりする等という問題もあった。
更に、羽根部材はスポークに対しビスによって固定されているだけであるため、何等かの理由で前記ビスが緩んだり折れたりすると、回転時の遠心力により羽根部材がスポークから抜脱して周囲へ飛散し、室内に居る利用者に怪我を負わせる可能性もあった。
本考案は前記種々の問題点に鑑み、シンプルで空気調和機に取付けた際の見栄えも良く、しかも、良好に空気調和機からの吹出し風を室内全体に拡散させることが可能な吹出し風の拡散装置の提供を目的とする。
前記の課題を解決するために、本考案の装置は、天井面に設けられた空気調和機の吹出口から吹出す風を室内全体に拡散させるための装置であって、前記空気調和機のパネルの複数箇所に固定した取付具に対して着脱可能とした複数の支持体と、前記支持体を介して空気調和機の下方に吹出口と対向する状態で配置される風受体とを備え、前記風受体は外観形状を環状とした皿状の部材からなり、前記吹出口と対向する面には複数のフィンを所定間隔で立設するようにした。
また、前記風受体は、外周側が内周側よりも低くなるように形成するとよい。
更に、前記風受体の内周側には、各支持体間に跨るようにして吹出口と対応する位置に、開度を調節可能なフラップを設けるとよい。
また更に、前記風受体は、支持体に対し支承部材を介して回転可能に支承するとよい。
本考案に係る装置によれば、空気調和機の吹出口から吹出す風は、当該吹出口と対向する位置に配置した風受体及びその吹出口と対向する面に立設した複数のフィンに沿って外周方向へ向かう渦巻状の流れを形成し、室内全体に拡散されるので、温度ムラの発生を解消することができるとともに、吹出し風が利用者の体に直接当たることがないので、特に冷房時に長時間冷風が当たることにより体調を崩す等といった健康被害の発生を良好に防ぐことができる。また、本考案の風受体は外観形状を環状となし、吹出口と対向する面に設けた複数のフィンによって吹出し風を拡散させるため、従来技術のように羽根車によって吹出し風を拡散させる場合に比べ、装置自体の見た目が非常にシンプルで、空気調和機に取付けた際の見栄えもよいという優れた利点を有する。しかも、風受体は支持体に対して固定され、吹出口から吹出す風を受けても回転しないので、従来技術のように回転時の遠心力により羽根部材がスポークから抜脱して周囲に飛散したり、回転に伴う鬱陶しさを感じたりするおそれもない。更に、前記風受体は空気調和機の下方に近接して配置することができるので、天井が低いような場合でも頭上に圧迫感を受けることもない。
また、風受体を、外周側が内周側よりも低くなるように形成すれば、空気調和機の吹出口からの吹出し風は、前記風受体に沿って水平方向へ流通する結果、空気調和機から離れた位置まで良好に拡散させることができる。
更に、風受体の内周側に、開度を段階的に調節可能なフラップを設ければ、冷房時には前記フラップを閉じることにより、吹出し風のほとんどを風受体側へ流通させて室内全体に拡散し、空気調和機の近辺に居る利用者に冷風が長時間直接当たるのを防いで、体調不良を起こす等の悪影響を回避することができるとともに、暖房時にはフラップを開放することにより、吹出し風のほとんどを風受体とフラップとの間から下方へ流通させ、暖気が室内の上方に滞留しやすくなるのを防ぐことができる。しかも、必要に応じてフラップの開度を調節することにより、冷風の一部を下方へ流通させたり、温風の一部を風受体側へ流通させたりすることができるため利便である。
更に、風受体を支持体に対して支承部材を介して回転可能に支承するようにすれば、空気調和機の吹出口から吹出す風が、前記風受体の吹出口と対向する面に設けた複数のフィンに当たることにより、風受体に周方向への回転力が付与され、吹出し風が室内全体に拡散されるので、風受体が回転しない場合よりも良好に吹出し風を拡散させることが可能となる。また、風受体を回転させるために特別な駆動手段を用いることがないので、省エネ及び二酸化炭素削減に寄与することができる。しかも、風受体は環状に形成され、その周方向の複数箇所において支持体により回転可能に支承されるので、吹出し風を受けて回転する際に、前記支持体から脱落等するおそれがない。その上、風受体は、吹出口と対向する面に複数のフィンが立設され、下方からは単なるリングにしか見えないため、風受体が吹出し風を受けて回転しても、従来技術の羽根車が回転するような鬱陶しさを感じることがない。
天井面に設置された空気調和機を示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置を示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置を構成する支持体を示す斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置する動作を示す説明図である。 本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を上方から見た要部の拡大斜視図である。 本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す断面図である。 空気調和機からの吹出し風の流れを概略的に示す説明図である。 本考案の実施例1に係る装置による空気調和機からの吹出し風の拡散状態を示す説明図である。 本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置する前の状態を示す斜視図である。 本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す斜視図である。 本考案の実施例2に係る装置を示す斜視図である。 本考案の実施例2に係る装置を構成する支持体を示す斜視図である。 本考案の実施例2に係る装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。 (a)は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を下方から見た要部の拡大斜視図、(b)は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を上方から見た要部の拡大斜視図である。 本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す断面図である。 本考案の実施例2に係る装置による空気調和機からの吹出し風の拡散状態を示す説明図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図1ないし図18を参照しながら具体的に説明する。
まず、本考案の実施例1について、図1ないし図10を参照しながら説明する。図1は天井面に設置された空気調和機を示す斜視図である。図2は実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す斜視図である。図3は実施例1に係る装置を示す斜視図である。図4は本考案の実施例1に係る装置を構成する支持体を示す斜視図である。図5は本考案の実施例1に係る装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。図6は本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置する動作を示す説明図である。図7は本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を上方から見た要部の拡大斜視図である。図8は本考案の実施例1に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す断面図である。図9は空気調和機からの吹出し風の流れを概略的に示す説明図である。図10は本考案の実施例1に係る装置による空気調和機からの吹出し風の拡散状態を示す説明図である。
図1に所謂天井埋込カセット型の空気調和機を示す。天井埋込カセット型の空気調和機100は、天井200に形成された開口に挿入・設置される室内機本体(図視せず)と、前記室内機本体の下面に天井200と略面一となるように取付けられた矩形状のパネル101とを備え、前記パネル101の中央部に設けた吸込口グリル102から吸い込んだ空気を室内機本体において所定温度に調整し、冷風あるいは温風(以下、冷風等という)としてパネル101の各辺に沿って形成された4箇所の細長な吹出口103から吹出して室内を冷暖房するように構成されている。なお、前記吹出口103には、当該吹出口103を開閉し、かつ、冷風等の吹出し方向を可変するルーバー104が設けられている。
図1に示す10はパネル101の中央部に設けた吸込口グリル102の四隅に固定された取付具であり、後述する本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1(図3参照)は、この取付具10を介して空気調和機100の下方に吹出口103と対向する状態で取付けられる。前記取付具10は、例えば平面視形状が細長な五角形状の平板材からなり、図8に示すように、パネル101(吸込口グリル102)の裏面側に配置される固定板11に対し、当該固定板11との間でパネル101(吸込口グリル102)を挟み込んだ状態で、ボルト12及びナット13を用いて固定されている。また、取付具10の裏面側の偏心位置には固定ピン10aが垂設されている。
図2に本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1を空気調和機100に取付けた状態を示す。また、図3に本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1を示す。図3に示すように、前記吹出し風拡散装置1は、吸込口グリル102の四隅に固定した取付具10に対して着脱可能とした支持体20と、前記支持体20を介して空気調和機100の下方に吹出口103と対向する状態で配置される風受体30とを備えて構成される。
支持体20は、図4,5に示すように、例えば、コ字状の横部材20aと、前記横部材20a上に垂直に設けた逆U字状の縦部材20bとを備えて平面視T字状に形成されている。前記縦部材20bの上面には、平面視を二等辺三角形状もしくは狭角な扇形状とした平板状の引掛部材21が、その一方側(末広がりとなる側)を縦部材20bの後端側から突出させた状態で設けられている。前記引掛部材21の、縦部材10b後端側から突出する側の所定位置には、取付具10の裏面に垂設した固定ピン10aの頭部よりも径大な透孔21aと、前記透孔21aと連通し、前記固定ピン10aの径寸法よりも若干幅広な係合溝21bとが、周方向に沿って設けられている。また、前記縦部材20bの後端側両側面には、後述するフラップ36の支軸36aが装着される支持筒22が設けられている。
風受体30は、図3,5に示すように、外観形状を環状とした皿状の部材からなり、例えば4分割した皿状の部材30aを連結することにより環状に構成されている。前記風受体30を構成する4分割された皿状の部材30aは、図5,8に示す如く、内周縁側に立ち上がり面を設けて、前記内周縁側よりも外周縁側が低くなるように形成されるとともに、空気調和機100の吹出口103と対向する内面(上面)には、例えば平面視形状を円弧状としたフィン31が所定間隔で複数立設されている。また、前記4分割された皿状の部材30aの周方向における一方の端部には平面視形状を「へ」の字状とした連結板32が立設されるとともに、周方向における他方の端部には皿状の部材30aの幅方向のほぼ中央までの長さを有する平板状の連結板33が立設されている。そして、前記連結板32と連結板33とをボルト34及びナット35を用いて締め付けることにより、内面(上面)に円弧状のフィン31を複数設けた環状の風受体30が構成される。なお、前記平面視「へ」の字状の連結板32もフィンとしての役割を果たす。
前記風受体30の内面(上面)に設けるフィン31並びに「へ」の字状の連結板32の数は、例えば合計で16ないし24枚とし、好ましくは20枚とするのがよい。また、前記フィン31及び「へ」の字状の連結板32は、その内周側の端部と外周側の端部との位置関係が、例えば平面視で内周側に対して外周側が所定角度(例えば45°)で左下がりとなるように設けられている。なお、前記風受体30の内面(上面)に立設されるフィン31は、平面視形状を円弧状とする代わりに、連結板32と同様に平面視形状を「へ」の字状としてもよく、逆に、連結板32の平面視形状を「へ」の字状とする代わりに、フィン31と同様に平面視形状を円弧状としてもよい。
そして、前記風受体30は、4分割した皿状の部材30aの連結箇所において、支持体20に固定される。即ち、コ字状の横部材20aに皿状の部材30aの内周縁を挿入するとともに、逆U字状の縦部材20bに重ね合せた連結板32,33を挿入し、この状態で、前記縦部材20bと連結板32,33とをボルト34及びナット35を用いて締め付けることにより、風受体30は支持体20に共締め固定される。
なお、図3に示す36は風受体30の内周側に設けたフラップであり、その両端部に突設した支軸36aを、支持体20の縦部材20bに設けた支持筒22に、開度を段階的に調節可能な状態で装着することにより、各支持体20間に跨るようにして空気調和機100の吹出口103と対応する位置(4箇所)に設けられる。
次に、本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1を空気調和機100に取付ける場合について図6を参照しながら説明する。吹出し風拡散装置1を空気調和機100に取付ける場合は、空気調和機100の下方から吹出し風拡散装置1を接近させ、図6(a)に示すように、その風受体30の4箇所に固定した支持体20に設けた引掛部材21の透孔21aに、空気調和機100の吸込口グリル102の四隅に固定した取付具10の固定ピン10aの頭部を挿入する。この状態で、吹出し風拡散装置1を図6(a)の時計方向へ回転させ、図6(b)に示すように、前記固定ピン10aを透孔21aと連通した係合溝22bに係合させることにより、吹出し風拡散装置1は図2,7,8に示すように取付具10を介して空気調和機100の下方に吹出口103と対向する状態で取付けられる。
この際、吹出し風拡散装置1は空気調和機100のパネル101に対し、図8に示すように、風受体30の内面(上面)に立設した「へ」の字状の連結板32に固定される支持体20の縦部材20bの高さに相当する距離だけ離れた状態で配置される。また、図9に示すように、風受体30はその内周側が吹出口103の約半分程度まで掛かり、吹出口103の残り半分には風受体30の内周側に設けたフラップ36が掛かるように配置される。なお、前記支持体20の縦部材20bの高さや、風受体30を吹出口103に対してどの程度掛かるように配置するかは、前記吹出口103から吹出す風を最も効率よく拡散させることができるように予め設定しておく。
つづいて、本考案の実施例1による作用について図9,10を参照しながら説明する。図9(a)は冷風吹出し時(冷房時)の風の流れを概略的に示す。図9(a)に示すように、冷風吹出し時には、風受体30の内周側に設けたフラップ36は閉じた状態としておく。そして、空気調和機100のパネル101に設けた吹出口103から、当該吹出口103を開閉するルーバー104に沿って斜め下向きに吹出す冷風は、図9(a)及び図10に示すように、風受体30及び当該風受体30に設けた複数のフィン31,「へ」の字状の連結板32に沿って、風受体30の外周方向へと向かう渦巻状の旋回流を形成する。従って、吹出口103から吹出す冷風は、室内全体に拡散されることとなり、室内の温度ムラを解消できるとともに、冷風が直接利用者に当たるのを防ぐことができる。この際、風受体30の内周側に設けたフラップ36は閉じられており、また、風受体30は内周側が外周側よりも高くなっているので、吹出口103から吹出した冷風は、真下や上方(天井方向)へ向かうことなく、天井に沿って水平方向へ流れるため、空気調和機100から離れた位置にも冷風を行き渡らせることができる。なお、前記フラップ36は、開度を段階的に調節できるようになっているので、例えば吹出口100の下方に居る利用者が暑いと感じるような場合には、前記フラップ36を完全に閉じることなく少し開放することで、吹出口103から吹出す冷風の一部を、風受体30とフラップ36との間から下方へ流下させるようにしてもよい。
図9(b)は温風吹出し時の風の流れを概略的に示す。図9(b)に示すように、温風吹出し時には、風受体30の内周側に設けたフラップ36は開放しておく。そして、空気調和機100のパネル101に設けた吹出口103から略下向きに吹出す温風は、そのほとんどが風受体30と、その内周側に設けたフラップ36との間を通って下方へ流下し、一部のみが風受体30側へ流れる。これにより、室内の上方に暖気が滞留しやすくなるのを防ぐことができる。また、吹出口100の下方に利用者が居るような場合には、温風が直接利用者に当たらないようにフラップ36の開度を調節することにより、温風を略下向きではなく斜め下向きに流通させたり、風受体30側に流通させたりするようにしてもよい。温風を風受体30側に流通させた場合、前記温風は、風受体30及び当該風受体30に立設した複数のフィン31,「へ」の字状の連結板32に沿って、風受体30の外周方向へと向かう渦巻状の旋回流を形成し、室内全体に拡散されるので、この場合にも暖気が室内の上方に滞留するのを防ぐことができる。
このように、本考案の実施例1に係る装置1によれば、空気調和機100の吹出口103から吹出す冷風等は、当該吹出口103と対向する状態で設置された風受体30に沿って渦巻状の旋回流となって室内全体へと拡散されるため、温度ムラを解消することができる。また、冷房時には、風受体30及びその内周側に設けたフラップ36によって、空気調和機100の下方に居る利用者に冷風が直接当たることがないので、冷房時に長時間冷風に当たることによる健康被害を良好に防ぐことができる。しかも、前記風受体30は、空気調和機100の下方に極めて接近させた状態で設置することができるので、本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1を空気調和機100に設置しても、頭上に圧迫感を受けることがないという優れた効果を有する。更に、前記風受体30は支持体20に固定され、吹出し風を受けても回転しないので、本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置1を空気調和機100に設置しても、従来技術のような問題点、即ち、羽根車の回転に伴って鬱陶しさを感じることや、羽根部材が回転時の遠心力によりスポークから抜脱して周囲に飛散するおそれも回避できる。
次に、本考案の実施例2について、図11ないし図18を参照しながら説明する。図11は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置する前の状態を示す斜視図である。図12は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す斜視図である。図13は本考案の実施例2に係る装置を示す斜視図である。図14は本考案の実施例2に係る装置を構成する支持体を示す斜視図である。図15は本考案の実施例2に係る装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。図16(a)は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を下方から見た要部の拡大斜視図、同図(b)は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を上方から見た要部の拡大斜視図である。図17は本考案の実施例2に係る装置を空気調和機に設置した状態を示す断面図である。図18は本考案の実施例2に係る装置による空気調和機からの吹出し風の拡散状態を示す説明図である。
実施例2と実施例1との相違点は、風受体を支持体に対して回転可能に取付け、吹出口103から吹出す風によって前記風受体を回転させることにより、前記吹出し風を室内全体へ拡散させるようにした点にある。なお、実施例2において実施例1と共通する部材については同一の符号を用いて説明する。また、空気調和機100及び風受体30の構成は実施例1と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図11は実施例2に係る吹出し風拡散装置1Aを設置する前の空気調和機100を示している。空気調和機100の構成については、前述(段落番号0015参照)のとおりである。図11に示す50は空気調和機100のパネル101の中央部に設けた吸込口グリル102の四隅に固定された取付具である。前記取付具50は、例えば平面視形状を二等辺三角形状もしくは狭角な扇形状となし、かつ、外周には一部を除いて所定高さの周壁50aが下向きに設けられている。51は取付具50の裏面側に固定される平板状の取付座であり、所定位置に後述する支持体60を固定するための止ねじ64が螺合するねじ穴51aが設けられている。また、前記取付座51が固定される取付具50にも、前記取付座51のねじ穴51aと合致する位置にねじ穴50cが設けられている。そして、前記取付具50は、図17に示すように、パネル101(吸込口グリル102)の裏面側に配置される固定板52に対し、当該固定板52との間でパネル101(吸込口グリル102)を挟み込んだ状態で、ボルト53及びナット54を用いて固定される。
図12に本考案の実施例2に係る吹出し風拡散装置1Aを空気調和機100に取付けた状態を示す。また、図13に本考案の実施例2に係る吹出し風拡散装置1Aを示す。前記吹出し風拡散装置1Aは、図13に示すように、吸込口グリル102の四隅に固定した取付具50に対して着脱可能とした支持体60と、前記支持体60を介して空気調和機100の下方に吹出口103と対向する状態で配置される風受体30とを備えて構成される。
支持体60は、図13,14に示すように、内面(上面)にフィン31を設けた風受体30を跨ぐように側面視形状をアーチ状とし、かつ、平面視形状を台形状とした枠状の部材からなり、前記支持体60の幅方向(図14の左右方向)の端部下方にはL字状の支持座61a,61bが垂設されている。一方(外周側)の支持座61aには、その周方向両端部に風受体30の外周縁を支承する支承部材62aが起立状態で取付けられており、また、他方(内周側)の支持座61bには、その周方向中央部に風受体30の内周縁を支承する支承部材62bが起立状態で、周方向両端部に風受体30の内周側の立ち上がり面を支承する支承部材62cが横倒しの状態で、それぞれ取付けられている。
なお、前記支承部材62a〜62cとしては、例えば、本体ケースに形成した球面凹状のボール受座に複数の小球を介して転動自在に収納したボールの一部を、前記本体ケースから露出させたものを使用する。この際、支承部材62a,62bはボールが露出した側を上向きに、支承部材62cはボールが露出した側を外周側に向けた状態で支持座61a,61bに取付ける。
支持体60の上方中央に設けた梁部60aには、平板状の固定座63が、一方の端部を支持体60の内周側の端部から突出させた状態で固定されている。また、前記固定座63の、支持体60の内周側の端部から突出する側の所定位置には、取付具50及び当該取付具50の裏面に固定した取付座51にそれぞれ設けたねじ穴50c,51aに螺合される止ねじ64が貫通する透孔63aが設けられている。
また、支持体60の内周側の端部両側面には、風受体30の内周側に設けられるフラップ36の支軸36aを装着する支持筒65が設けられている。前記フラップ36は、開度を段階的に調節可能な状態で支持筒65に装着されるとともに、各支持体60間に跨るようにして空気調和機100の吹出口103と対応する位置(4箇所)に設けられる。
風受体30の構成については、前述(段落番号0019参照)のとおりである。風受体30を支持体60に対し回転可能に取付ける場合は、図15に示すように、4分割した状態の皿状の部材30aを、アーチ状となした支持体60の内側に潜らせ、その内,外周縁を支承部材62a,62b上に載置するとともに、内周側の立ち上がり面に支承部材62cを当接させる。この状態で、皿状の部材30aの周方向における一方の端部に設けた「へ」の字状の連結板32と、他方の端部に設けた平板状の連結板33とをボルト34及びナット35を用いて締め付けることより、環状の風受体30が形成されるとともに、前記風受体30は、支持体60に対し支承部材62a〜62cを介して回転可能に取付けられる。この際、風受体30の内周側の立ち上がり面が支承部材62cによって支承されるので、前記風受体30は、幅方向へのガタツキをなくした状態で回転させることができる。
次に、本考案の実施例2に係る吹出し風拡散装置1Aを空気調和機100に取付ける場合は、空気調和機100の下方から吹出し風拡散装置1Aを接近させ、その風受体30を4箇所において回転可能に支承する支持体60の内周側の端部から突設した固定座63を、空気調和機100の吸込口グリル102の四隅に固定した取付具50の周壁50aに設けた開口部50bから、当該取付具50内に進入させ、この状態で、前記固定座63に設けた透孔63aに止ねじ64を挿通し、取付具50及び取付座51にそれぞれ設けたねじ穴50c,51aに前記止ねじ64を螺合させることにより、吹出し風拡散装置1Aは図12,16,17に示すように、取付具50を介して空気調和機100の下方に吹出口103と対向する状態で取付けられる。
この際、吹出し風拡散装置1Aは空気調和機100のパネル101に対し、図17に示すように、風受体30を回転可能に支承する支持体60の高さに相当する距離だけ離れた状態で配置される。また、図9に示すように、風受体30はその内周側が吹出口103の約半分程度まで掛かり、吹出口103の残り半分には風受体30の内周側に設けたフラップ36が掛かるように配置される。なお、前記支持体60の高さや、風受体30を吹出口103に対してどの程度掛かるように配置するかは、前記吹出口103から吹出す風を最も効率よく拡散させることができるように予め設定しておく。
つづいて、本考案の実施例2による作用について、図9及び図18を参照しながら説明する。図9(a)は冷風吹出し時(冷房時)の風の流れを概略的に示す。図9(a)に示すように、冷風吹出し時には、風受体30の内周側に設けたフラップ36は閉じた状態としておく。そして、空気調和機100のパネル101に設けた吹出口103から、当該吹出口103を開閉するルーバー104に沿って斜め下向きに吹出す冷風は、図9(a)及び図18に示すように、風受体30及び前記風受体30に設けた複数のフィン31,「へ」の字状の連結板32に沿って外周方向へ流れるとともに、前記フィン31及び連結板32とぶつかることで風受体30を図18の反時計方向へ回転させる。これにより、吹出口103から吹出す冷風は、風受体30の外周方向へと向かう渦巻状の旋回流を形成し、室内全体に拡散されることとなり、室内の温度ムラを解消できるとともに、冷風が直接利用者に当たるのを防ぐことができる。なお、前記フラップ36は、開度を段階的に調節できるようになっているので、例えば吹出口100の下方に居る利用者が暑いと感じるような場合には、前記フラップ36を完全に閉じることなく少し開放することで、吹出口103から吹出す冷風の一部を、風受体30とフラップ36との間から下方へ流下させるようにしてもよい。また、前記フラップ36は、支持体60に取付けられているため、風受体30が回転しても常時吹出口103と対向する状態となっており、吹出口103からの吹出し風を良好に風受体30側へ流通させることができる。
図9(b)は温風吹出し時の風の流れを概略的に示す。図9(b)に示すように、温風吹出し時には、風受体30の内周側に設けたフラップ36は開放しておく。そして、空気調和機100のパネル101に設けた吹出口103から略下向きに吹出す温風は、風受体30と、その内周側に設けたフラップ36との間を通って下方へ流下する。このように、温風吹出し時においては、そのほとんどが下方へ流下し、風受体30に当たって拡散されることがないので、室内の上方に暖気が滞留しやすくなるのを防ぐことができる。なお、前記フラップ36は、開度を段階的に調節できるようになっているので、吹出口103の下方に利用者が居るような状況では、温風が直接利用者に当たらないように前記フラップ36の開度を調節することにより、温風を略下向きではなく、斜め下向きに流通させたり、温風の一部を風受体30側に流通させたりするようにしてもよい。温風の一部を風受体30側に流通させた場合には、冷風の吹出し時と同様に、風受体30は、フィン31及び「へ」の字状の連結板32に温風がぶつかることにより図18の反時計方向に回転し、前記温風を室内全体に拡散させることで、室内の上方に暖気が滞留しやすくなるのを防ぐことができる。
このように、本考案の実施例2に係る装置1によれば、冷房時に空気調和機100の吹出口103から吹出す冷風を、前記吹出口103と対向する状態で配置した風受体30のフィン31及び「へ」の字状の連結板32に沿って渦巻状に流通させるだけでなく、前記冷風がフィン31及び連結板32にぶつかることにより発生する風受体30の回転力によっても、冷風を拡散させることができるので、より良好に室内全体の温度ムラを解消することが可能となる。また、前記冷風は、風受体30及びフラップ36によって空気調和機100の下方に居る利用者に直接当たることがないので、冷房時に長時間冷風に当たることにより発生する健康被害を良好に防ぐことができる。
一方、暖房時においては、空気調和機100の吹出口103から吹出す温風のほとんどが、風受体30とその内周側に設けたフラップ36との間を通って下方へ流下するので、室内の上方に暖気が滞留しやすくなるのを防いで、室内全体の温度ムラを解消することが可能となる。また、フラップ36の開度を調節して温風の一部を風受体30側へ流通させた場合、前記温風は風受体30に設けたフィン31及び「へ」の字状の連結板32に沿って外周方向へ渦巻状に流通するとともに、前記フィン31及び連結板32とぶつかることにより発生する風受体30の回転力によって室内全体に拡散するので、この場合も室内の上方に暖気が滞留しやすくなるのを良好に防ぐことができる。
更に、前記風受体30は、空気調和機100の下方に極めて接近させた状態で設置することができるので、本考案の実施例2に係る吹出し風拡散装置1Aを空気調和機100に設置しても、頭上に圧迫感を受けることがない。しかも、前記風受体30は環状に形成され、その周方向における4箇所で側面視形状がアーチ状の支持体60に支承部材62a〜62cを介して回転可能に支承されるので、風受体30が吹出し風を受けて回転する際に、前記支持体30から脱落等するおそれがない。また、従来技術の羽根車とは全く構造が異なるため、回転時の遠心力により羽根部材がスポークから抜脱して周囲に飛散するおそれがあるという従来技術における問題点も全く発生しない。その上、風受体30は、吹出口103と対向する面(上面)に複数のフィン31及び「へ」の字状の連結板32が立設され、下方からは単なるリングにしか見えないため、風受体30が吹出し風を受けて回転しても、従来技術の羽根車が回転するような鬱陶しさを感じることがない。
なお、本考案においては、4分割した皿状の部材を連結することにより環状の風受体を形成した場合を一例として説明したが、これに限定されるものではない。即ち、皿状の部材の分割数は5以上であってもよいし、2または3であってもよい。また、本考案においては、取付具を空気調和機の吸込口ダクトの四隅に固定する場合を一例として説明したが、これに限定されるものではなく、吸込口ダクトの所定の3箇所、もしくは、5箇所以上に固定するようにしてもよい(この場合、取付具に取付けられる支持体の数も、前記取付具の数と同数とすることは言うまでもない)。
また、本考案の実施例1に係る吹出し風拡散装置を空気調和機に取付けるに当っては、取付具側に設けた固定ピンを、支持体側に設けた係合溝に係合させるという手段を採用しているが、これに限定されるものではなく、その他の従来公知の手段を採用して取付けるようにしてもよい。更に、本考案の実施例2に係る吹出し風拡散装置を空気調和機に取付けるに当っては、支持体を取付具に止ねじによって固定するという手段を採用しているが、これに限定されるものではなく、その他の従来公知の手段を採用して取付けるようにしてもよい。
更に、本考案においては、吹出口を4箇所に設けた天井埋込カセット型の空気調和機に吹出し風拡散装置を設置する場合を一例として説明したが、本考案の装置は、吹出口を1箇所もしくは2箇所に設けた天井埋込カセット型の空気調和機にも適用可能である。
1,1A 吹出し風拡散装置
10,50 取付具
20,60 支持体
30 風受体
31 フィン
32,33 連結板
36 フラップ
61a,61b 支持座
62a,62b,62c 支承部材
100 空気調和機
101 パネル
102 吸込口グリル
103 吹出口
104 ルーバー

Claims (4)

  1. 天井面に設けられた空気調和機の吹出口から吹出す風を室内全体に拡散させるための装置であって、前記空気調和機のパネルの複数箇所に固定した取付具に対して着脱可能とした複数の支持体と、前記支持体を介して空気調和機の下方に吹出口と対向する状態で配置される風受体とを備え、前記風受体は外観形状を環状とした皿状の部材からなり、前記吹出口と対向する面には複数のフィンが所定間隔で立設されていることを特徴とする空気調和機における吹出し風拡散装置。
  2. 前記風受体は、外周側が内周側よりも低くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機における吹出し風拡散装置。
  3. 前記風受体の内周側には、各支持体間に跨るようにして吹出口と対応する位置に、開度を調節可能なフラップが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機における吹出し風拡散装置。
  4. 前記風受体は、支持体に対し支承部材を介して回転可能に支承されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の空気調和機における吹出し風拡散装置。
JP2014001716U 2014-04-02 2014-04-02 空気調和機における吹出し風拡散装置 Expired - Fee Related JP3191227U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014001716U JP3191227U (ja) 2014-04-02 2014-04-02 空気調和機における吹出し風拡散装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014001716U JP3191227U (ja) 2014-04-02 2014-04-02 空気調和機における吹出し風拡散装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3191227U true JP3191227U (ja) 2014-06-12

Family

ID=78224245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014001716U Expired - Fee Related JP3191227U (ja) 2014-04-02 2014-04-02 空気調和機における吹出し風拡散装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191227U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106500291A (zh) * 2016-09-29 2017-03-15 青岛海尔空调器有限总公司 空气处理设备
CN107449122A (zh) * 2017-08-15 2017-12-08 江苏经贸职业技术学院 一种空调箱风门结构
CN104390279B (zh) * 2014-10-29 2017-12-26 珠海格力电器股份有限公司 空调器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104390279B (zh) * 2014-10-29 2017-12-26 珠海格力电器股份有限公司 空调器
CN106500291A (zh) * 2016-09-29 2017-03-15 青岛海尔空调器有限总公司 空气处理设备
CN106500291B (zh) * 2016-09-29 2019-05-31 青岛海尔空调器有限总公司 空气处理设备
CN107449122A (zh) * 2017-08-15 2017-12-08 江苏经贸职业技术学院 一种空调箱风门结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10641506B2 (en) Columnar air moving devices, systems and methods
US8562398B2 (en) Airflow diffuser (diffuser fan) and air conditioner
US10041691B2 (en) Ceiling-embedded air conditioner
JP2017503998A (ja) 天井カセットエアコン付着用多翼拡散ファンの組立体
JP3191227U (ja) 空気調和機における吹出し風拡散装置
WO2014190780A1 (zh) 用于空调的送风装置和具有其的空调室内机
KR101930475B1 (ko) 천장 카세트에어컨용 다익 확산팬 부착장치
JP2003214696A (ja) 天井型空気調和機
JP5915958B2 (ja) 気流拡散装置(拡散扇)及び空気調和機
JP6284776B2 (ja) 空調機の気流撹拌装置
JP3190719U (ja) 空気調和機における吹出し風拡散装置
JP4642502B2 (ja) 空気調和装置
WO2020203623A1 (ja) 空気調和機の室内ユニット、および空気調和機の室内ユニットの設置方法
TWM584862U (zh) 可吊掛或置地的空氣循環扇
KR20140001518U (ko) 에어컨 풍향 조절장치
KR102629027B1 (ko) 공기조화기
JPH0712397A (ja) アンダーフロア空調用吹出しグリル
KR20160118589A (ko) 기류순환장치
JP6610325B2 (ja) 風向調整装置
JPH05106595A (ja) 床吹出しユニツトのグリル
KR101901301B1 (ko) 공기조화기
KR101860916B1 (ko) 공기조화기
JP6900033B2 (ja) 気流拡散装置(拡散扇)及び空気調和機
TWM529071U (zh) 循環扇的導風盤
JP4542219B2 (ja) 空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3191227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees