JP3191155U - モグラ捕獲器 - Google Patents

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Abstract

【課題】地上でモグラの捕獲状況の確認ができ、モグラの引寄せ効果が大であり、捕獲能力の高い機能を備えたモグラ捕獲器を提供する。【解決手段】3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体9に、2方向から捕獲筒2を嵌入し、残りの1方向から餌筒7を嵌入してなり、本体中に餌筒から標示ワイヤー5付き捕獲検出器10を設置した基本構造を有し、捕獲筒は本体に接合する嵌入口とモグラ進入口を有し、進入口付近にモグラ脱出防止逆止扉1を有している。捕獲検出器は両捕獲筒のモグラ脱出防止逆止扉間を移動でき、餌筒の一方は本体に接合する嵌入部を有し、嵌入部は本体内と面接する仕切り板8を有し、仕切り板は標示ワイヤーを通す穴を有し、かつ餌筒内に導入される餌の重さに耐えるものであり、他方は地上で開口しており、捕獲検出器に繋がる標示ワイヤーは餌筒の開口部外に設置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、モグラ道に敷設し、モグラを引寄せて捕獲するモグラ捕獲器に関する。
従来、2個の筒片を切離し可能に同軸に接続した筒体の片側又は両側の開口部に、モグラが筒体に入ることはできるが、筒体から出ようとしても出られないように逆止扉を設けたもの、更に内部に移動可能な球体を挿入したもの、筒片を構成する合成樹脂にミミズを混入して成形したもの等、各種モグラ捕獲器が知られている。これらの捕獲器には、格別モグラを引寄せる手段が講じられていないものや、ミミズの臭いで引寄せ効果を講じたものが見受けられるが、いずれもモグラ捕獲能力は低い。
モグラの引寄せ効果を高め、捕獲能力を向上させた捕獲器として、筒体の各開口部から若干奥に入った部位の底面にミミズを練り込んだ湿った加工土を保持可能な透孔を任意数設け、更に底面に滑り止めのシボを設けた捕獲器が提案されている(特許文献1)。また、仕掛けた捕獲器にモグラが捕獲されたことを外部から視認することができるように、通路を形成する導入筒に筒体を垂直に立設すると共に、筒体内及び通路内に表示部材を設けた棒体を回動自在に装備し、筒体上部に視認窓を設けたモグラ捕獲器が提案されている(特許文献2)。
特開平10−117664号公報 実用新案登録第3154667号公報
筒形のモグラ捕獲器は、地中に敷設する方式であるため、地上では敷設した位置が不明確となり、使い捨てとなるか、敷設位置が分かっている場合、捕獲状況を確認するにはモグラ捕獲器を地中より掘り出す必要があり、捕獲数も年に1〜2匹が最高で、捕獲能力が低いという問題があった。
前記の通路を形成する導入筒に垂直に立設させた筒体の上部に視認窓を設けたモグラ捕獲器は、筒体内及び通路内に回動自在に装備される棒体が必要であり、全体的に製造コストが高くなり、実用的ではない。
本考案は、地上でモグラの捕獲状況の確認ができ、モグラの引寄せ効果が大であり、捕獲能力の高い機能を備えたモグラ捕獲器を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体に、2方向から捕獲筒を嵌入し、残りの1方向から餌筒を嵌入してなり、本体中に餌筒から標示ワイヤー付き捕獲検出器を設置した基本構造を有し、捕獲筒は本体に接合する嵌入口とモグラ進入口を有し、かつ当該進入口付近にモグラ脱出防止逆止扉を有しており、本体中に設置された捕獲検出器は両捕獲筒のモグラ脱出防止逆止扉間を移動でき、餌筒の一方は本体に接合する嵌入部を有し、嵌入部は本体内と面接する仕切り板を有し、仕切り板は標示ワイヤーを通す穴を有し、かつ餌筒内に導入される餌の重さに耐えるものであり、他方は地上で開口しており、捕獲検出器に繋がる標示ワイヤーを餌筒の開口部外に設置させることを特徴とするモグラ捕獲器を提供するものである。
また本考案は、好ましい態様として、2つの捕獲筒が筒継手本体を介して直線状にあり、その直線に対して垂直に餌筒が本体に嵌入された形状を有する上記のモグラ捕獲器、餌筒の開口部にキャップを被せ、キャップに穿孔された穴から標示ワイヤーを餌筒外に出している状態である上記のモグラ捕獲器、更に餌筒内に生きたミミズと土が入った状態である上記のモグラ捕獲器を提供するものである。
本考案のモグラ捕獲器は、捕獲筒を地中に餌筒を地上に出した状態で敷設するため、敷設位置が常に確認できるので、従来のように、敷設位置を覚えておく必要が無く、敷設位置を標示する必要が無くなり、モグラ捕獲器を探す手間が省けること、モグラ捕獲器を農機具使用時に破損することが無くなったこと、モグラ捕獲器の紛失や使い捨てが無くなり、長く使用できること等のメリットがある。
本考案のモグラ捕獲器は、地上で誰でもモグラの捕獲状況が確認できるので、速やかな捕獲対応と新たな捕獲器設置ができること、それによってモグラ捕獲器の敷設周期が短縮でき、使用効率が向上すること、早期に生きているモグラが取出すことができるので、モグラの生態を子供に観察させることができること、従来のように、モグラ捕獲器を地中より掘り出して捕獲を確認する作業が省けること、鼻を突く悪臭を放つ腐敗したモグラの処理作業が無くなったこと等のメリットがある。
本考案のモグラ捕獲器において、餌筒に生きたミミズとミミズが居た所の土を入れることにより、ミミズの臭気は昼夜の温度差で、餌筒の仕切り板の穴から筒継手本体を経由して捕獲筒へ、更にモグラ道へと流れるので、モグラの引寄せ効果と捕獲効果が大きくなり、また地中の湿気はモグラ道から捕獲筒、筒継手本体、仕切り板の穴から餌筒に流れるので、餌筒内のミミズと土に十分な湿り気を補給することができ、ミミズを長生きさせることができる。
本考案のモグラ捕獲器の正面断面図である。 本考案のモグラ捕獲器の側面断面図である。 本考案のモグラ捕獲器のモグラ捕獲時の正面断面図である。 本考案のモグラ捕獲器を3分割した断面図である。 市販されているモグラ捕獲器の正面断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、本考案に係るモグラ捕獲器は、3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体(9)に、2方向から捕獲筒(2,2)を嵌入し、残りの1方向から餌筒(7)を嵌入してなり、本体中に餌筒から標示ワイヤー(5)付き捕獲検出器(10)を設置した基本構造を有しており、その設置は本体(9)が地中に敷設され、餌筒(7)の開口部が地上(GL)に出るようにする。
捕獲筒(2)は筒継手本体(9)に接合する嵌入口とモグラ進入口を有し、かつ当該進入口付近にモグラ脱出防止逆止扉(1)を有している。捕獲筒(2)と筒継手本体(9)の嵌入接合を強固にするために両者はボルト・ナット(3)で固定している。
筒継手本体(9)中に設置された捕獲検出器(10)は両捕獲筒(2,2)のモグラ脱出防止逆止扉(1,1)間を移動できる。
餌筒(7)の一方は筒継手本体(9)に接合する嵌入部を有し、嵌入部は本体内と面接する仕切り板(8)を有し、仕切り板(8)は標示ワイヤー(5)を通す穴を有し、かつ餌筒(7)内に導入される餌の重さに耐えるものであり、他方は地上で開口しており、捕獲検出器(10)に繋がる標示ワイヤー(5)を餌筒(7)の開口部外に出しておく。標示ワイヤー(5)の先端は丸をつくりリング止めにしているが、先端の形状は任意に決めることができる。
図1は、モグラ捕獲器の中央部は筒継手本体(9)に餌筒(7)が嵌入され、餌筒(7)にキャップ(6)が被せてあり、本体中心部に設置された捕獲検出器(10)に繋がる標示ワイヤー(5)が餌筒の仕切り板(8)に穿孔された穴とキャップ(6)に穿孔された穴を直線状に抜けて外に出ている状態を示しており、左右の捕獲筒(2,2)はモグラ進入口の付近にモグラ脱出防止逆止扉(1)があり、嵌入口には捕獲筒(2)と筒継手本体(9)との嵌入接合を強固にするためにボルト・ナット(3)で固定する形態を示している。キャップ(6)を外すことにより、餌筒(7)に生きたミミズを補給することができ、夏場に餌筒(7)の中の土が乾燥するのを防ぐために水の補給も可能である。
3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体(9)としては、2つの捕獲筒(2,2)が筒継手本体(9)を介して直線状にあり、その直線に対して垂直に餌筒(7)が筒継手本体(9)に嵌入された形状を形成するものが好ましく、例えば塩ビ継手(公序良俗違反につき、不掲載)を使用するのが簡便である。
餌筒に入れる餌としては、モグラが好んで食するミミズや昆虫の幼虫などが挙げられるが、モグラを引寄せるには臭気を発するミミズが好ましい。ミミズを生きた状態にしておくために、餌筒には生きたミミズと土で下半分が埋まる状態であるのがより好ましい。
モグラの引寄せ効果を高めるには、捕獲検出器(10)の内部にも生きたミミズ2〜3匹を入れておき、餌筒内と合わせて生きたミミズ5〜6匹が捕獲器内にいる状態にしておくのが好ましい。
本考案のモグラ捕獲器において、餌筒に生きたミミズとミミズが居た所の土を入れることにより、ミミズの臭気は昼夜の温度差で、餌筒の仕切り板の穴から筒継手本体を経由して捕獲筒へ、更にモグラ道へと流れるので、モグラの引寄せ効果と捕獲効果が大きくなり、また地中の湿気はモグラ道から捕獲筒、筒継手本体、仕切り板の穴から餌筒に流れるので、餌筒内のミミズと土に十分な湿り気を補給することができ、ミミズを長生きさせることができる。
図2は、モグラ捕獲器をモグラ進入方向から見た側面断面図である。
図3は、モグラ捕獲器内にモグラを捕獲した際の捕獲検出器(10)の移動状態と標示ワイヤー(5)の状態を示す。
図4は、モグラ捕獲器内にモグラが捕獲できたことを標示ワイヤー(5)で確認した後、捕獲器を地中より掘り出し、捕獲器からモグラを取出すため、ボルト・ナット(3)のナットを緩め、捕獲器を3分割した断面を示す。モグラを捕獲器から取出す場合、必ずしも3分割する必要はなく、2分割でも構わない。
図5は、従来の市販品のモグラ捕獲器を示しており、地中に敷設して使用するように構成されており、地上で敷設場所、捕獲有無の確認はできない。
モグラの捕獲効果を向上させるには、モグラ捕獲器をモグラ道の内部と同化する処理を施して敷設する。同化処理として、例えば、モグラ捕獲器の捕獲筒(2,2)や筒継手本体(9)に捕獲したモグラを12時間程度入れておき、モグラ捕獲器の内部にモグラの臭いを付けておくのが効果的である。
モグラ道からモグラ捕獲器の捕獲筒(2)にモグラを効率的に誘導するために捕獲筒(2)の先端に幅調整筒、直筒伸縮筒、曲筒伸縮筒などを繋ぐこともできる。
図1に示すモグラ捕獲器を家庭菜園の地中に敷設してモグラの捕獲実験を行った際の諸条件と捕獲実績を表1に示し、月割の捕獲実績を表2に示す。
1 モグラ脱出防止逆止扉
2 捕獲筒
3 ボルト・ナット
4 モグラの進行方向
5 標示ワイヤー
6 キャップ
7 餌筒
8 仕切り板
9 3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体
10 捕獲検出器
3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体(9)としては、2つの捕獲筒(2,2)が筒継
手本体(9)を介して直線状にあり、その直線に対して垂直に筒(7)が筒継手本体(
9)に嵌入された形状を形成するものが好ましく、例えば塩ビ継手を使用するのが簡便である。

Claims (4)

  1. 3方向分岐嵌入口を有する筒継手本体に、2方向から捕獲筒を嵌入し、残りの1方向から餌筒を嵌入してなり、本体中に餌筒から標示ワイヤー付き捕獲検出器を設置した基本構造を有し、捕獲筒は本体に接合する嵌入口とモグラ進入口を有し、かつ当該進入口付近にモグラ脱出防止逆止扉を有しており、本体中に設置された捕獲検出器は両捕獲筒のモグラ脱出防止逆止扉間を移動でき、餌筒の一方は本体に接合する嵌入部を有し、嵌入部は本体内と面接する仕切り板を有し、仕切り板は標示ワイヤーを通す穴を有し、かつ餌筒内に導入される餌の重さに耐えるものであり、他方は地上で開口しており、捕獲検出器に繋がる標示ワイヤーを餌筒の開口部外に設置させることを特徴とするモグラ捕獲器。
  2. 2つの捕獲筒が筒継手本体を介して直線状にあり、その直線に対して垂直に餌筒が本体に嵌入された形状を有する請求項1に記載のモグラ捕獲器。
  3. 餌筒の開口部にキャップを被せ、キャップに穿孔された穴から標示ワイヤーを餌筒外に出している状態である請求項1又は2に記載のモグラ捕獲器。
  4. 餌筒内に生きたミミズと土が入った状態である請求項1〜3のいずれかに記載のモグラ捕獲器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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