JP3191089B2 - クリップ収納式角ハンガー - Google Patents
クリップ収納式角ハンガーInfo
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- JP3191089B2 JP3191089B2 JP28289396A JP28289396A JP3191089B2 JP 3191089 B2 JP3191089 B2 JP 3191089B2 JP 28289396 A JP28289396 A JP 28289396A JP 28289396 A JP28289396 A JP 28289396A JP 3191089 B2 JP3191089 B2 JP 3191089B2
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- shaped groove
- shaped
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物干用角ハンガーに
関し、さらに詳細には、角型フレームを折り畳む際フレ
ーム内にクリップが引き込まれて収納されるクリップ収
納式角ハンガーに関する。
関し、さらに詳細には、角型フレームを折り畳む際フレ
ーム内にクリップが引き込まれて収納されるクリップ収
納式角ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の角ハンガーとして、例えば
実開昭57−15394号公報記載のようなものが知ら
れている。角ハンガーは通常、二つ折り可能な大型のフ
レームの下面から多数のクリップ(挟持具)を垂下さ
せ、クリップに洗濯物等を挟持させて吊るす物干用器具
である。洗濯物を取り込んだ後はフレームを折り畳んで
収納する。
実開昭57−15394号公報記載のようなものが知ら
れている。角ハンガーは通常、二つ折り可能な大型のフ
レームの下面から多数のクリップ(挟持具)を垂下さ
せ、クリップに洗濯物等を挟持させて吊るす物干用器具
である。洗濯物を取り込んだ後はフレームを折り畳んで
収納する。
【0003】しかしながら、従来の角ハンガーでは、フ
レームを折り畳む際にフレームから垂下している多数の
クリップが邪魔になってスムーズに折り畳むことができ
ず、折り畳んだ姿も煩雑でスッキリしない。
レームを折り畳む際にフレームから垂下している多数の
クリップが邪魔になってスムーズに折り畳むことができ
ず、折り畳んだ姿も煩雑でスッキリしない。
【0004】クリップが邪魔になる点は角ハンガーの製
造工程においても同様である。メーカーにおける角ハン
ガーの包装工程では、クリップが折り畳んだフレーム外
にはみ出ないように、ゴム紐等をクリップにくわえさせ
て拘束する作業を必要としている。
造工程においても同様である。メーカーにおける角ハン
ガーの包装工程では、クリップが折り畳んだフレーム外
にはみ出ないように、ゴム紐等をクリップにくわえさせ
て拘束する作業を必要としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明において解決す
べき課題は、不使用時にクリップを簡便に拘束し収納し
うる角ハンガーを提供し、上記の不便を解消することで
ある。
べき課題は、不使用時にクリップを簡便に拘束し収納し
うる角ハンガーを提供し、上記の不便を解消することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要点は、角ハン
ガーのフレーム部材にクリップ収納空間としての溝を設
けたこと、並びにクリップを前記溝内に引き込んで収納
するための手段を備えたことである。
ガーのフレーム部材にクリップ収納空間としての溝を設
けたこと、並びにクリップを前記溝内に引き込んで収納
するための手段を備えたことである。
【0007】すなわち本発明により、 (1)断面形状が倒立U字形をなす複数のフレーム部材
からなり、中央部にヒンジを有する折り畳み式角型フレ
ームと、前記フレーム部材の倒立U字溝内から垂下する
複数のクリップと、各クリップをフレーム部材の前記U
字溝内に引き込んで収納する手段とを備えるクリップ収
納式角ハンガー、が提供される。
からなり、中央部にヒンジを有する折り畳み式角型フレ
ームと、前記フレーム部材の倒立U字溝内から垂下する
複数のクリップと、各クリップをフレーム部材の前記U
字溝内に引き込んで収納する手段とを備えるクリップ収
納式角ハンガー、が提供される。
【0008】図1は本発明(1)に係る角ハンガー(参
照符号100)の全体形状を示す斜視図である。図1に
おいて参照符号1は角形フレーム、2はフレーム部材、
3はヒンジ、4はクリップを示す。なお、引込手段(参
照符号5)は、作図の都合から図1には示されていな
い。引込手段5としては以下に記載する実施形態(2)
〜(6)のような各種の形態が考えられる。これらのう
ち、実施形態(5)及び(6)では、引込手段5の構成
の相違により、フレーム1の背面の構造が図1とは若干
異なる。
照符号100)の全体形状を示す斜視図である。図1に
おいて参照符号1は角形フレーム、2はフレーム部材、
3はヒンジ、4はクリップを示す。なお、引込手段(参
照符号5)は、作図の都合から図1には示されていな
い。引込手段5としては以下に記載する実施形態(2)
〜(6)のような各種の形態が考えられる。これらのう
ち、実施形態(5)及び(6)では、引込手段5の構成
の相違により、フレーム1の背面の構造が図1とは若干
異なる。
【0009】図1に示すように、角ハンガー100では
不使用時にクリップ4をフレーム部材2のU字溝内に収
納することができるので、フレーム1をヒンジ3の回り
にスムーズにかつスッキリと折畳むことができる。ま
た、角ハンガーの製造工程において従来必要とされてい
たクリップ拘束工程が不要化される。
不使用時にクリップ4をフレーム部材2のU字溝内に収
納することができるので、フレーム1をヒンジ3の回り
にスムーズにかつスッキリと折畳むことができる。ま
た、角ハンガーの製造工程において従来必要とされてい
たクリップ拘束工程が不要化される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態として以
下の(2)〜(6)を挙げることができる。 (2)前記引込手段が、各クリップに装着したマグネッ
トと、前記U字溝内の各クリップ垂下位置付近に配置し
た鉄片からなる上記(1)記載のクリップ収納式角ハン
ガー。
下の(2)〜(6)を挙げることができる。 (2)前記引込手段が、各クリップに装着したマグネッ
トと、前記U字溝内の各クリップ垂下位置付近に配置し
た鉄片からなる上記(1)記載のクリップ収納式角ハン
ガー。
【0011】図2は実施形態(2)における要部を示す
部分側断面図であり、フレーム部材2をU字溝の中心面
で切断した断面とクリップ4を示している。実施形態
(2)では、引込手段5は、クリップ4に設けたマグネ
ット51と、フレーム部材2のU字溝底面に配設した鉄
片52からなる。
部分側断面図であり、フレーム部材2をU字溝の中心面
で切断した断面とクリップ4を示している。実施形態
(2)では、引込手段5は、クリップ4に設けたマグネ
ット51と、フレーム部材2のU字溝底面に配設した鉄
片52からなる。
【0012】実施形態(2)では、角型フレーム1を開
いたまま天地を逆にして揺することにより、各クリップ
4に装着したマグネット51がU字溝内に配置した鉄片
52を吸着し、その結果、クリップ4が鉄片52の位置
に引き込まれて収納される。使用時には、各クリップ4
をU字溝から取り出しながら洗濯物等を挟む。この場
合、角型フレーム1を折り畳む向きは、クリップ垂下面
どうしを合わせる向き又はその逆でもよい。
いたまま天地を逆にして揺することにより、各クリップ
4に装着したマグネット51がU字溝内に配置した鉄片
52を吸着し、その結果、クリップ4が鉄片52の位置
に引き込まれて収納される。使用時には、各クリップ4
をU字溝から取り出しながら洗濯物等を挟む。この場
合、角型フレーム1を折り畳む向きは、クリップ垂下面
どうしを合わせる向き又はその逆でもよい。
【0013】(3)前記引込手段が、一端を前記U字溝
底部に固定されたコイルスプリングと、前記コイルスプ
リングの他端とクリップとを連結する紐状部材と、前記
U字溝内の各クリップ垂下位置に横設されたピンとから
なり、前記コイルスプリングは、前記ピンとU字溝底面
の間に挿通された前記紐状部材を、クリップをU字溝内
に引き込む方向に付勢する上記(1)記載のクリップ収
納式角ハンガー。
底部に固定されたコイルスプリングと、前記コイルスプ
リングの他端とクリップとを連結する紐状部材と、前記
U字溝内の各クリップ垂下位置に横設されたピンとから
なり、前記コイルスプリングは、前記ピンとU字溝底面
の間に挿通された前記紐状部材を、クリップをU字溝内
に引き込む方向に付勢する上記(1)記載のクリップ収
納式角ハンガー。
【0014】図3は実施形態(3)における要部を示す
部分側断面図である。図3は図2と同様に、フレーム部
材2をU字溝の中心面で切断した断面とクリップ4を示
している。実施形態(3)では、上記引込手段5は、一
端をU字溝底部に固定されたコイルスプリング53と、
コイルスプリング53の他端とクリップとを連結する紐
状部材54と、U字溝内の各クリップ垂下位置に横設さ
れたピン55とから構成される。コイルスプリング53
は、ピン55とU字溝底面の間に挿通された紐状部材5
4を引いて、常時クリップをU字溝内に引き込む方向に
付勢する。
部分側断面図である。図3は図2と同様に、フレーム部
材2をU字溝の中心面で切断した断面とクリップ4を示
している。実施形態(3)では、上記引込手段5は、一
端をU字溝底部に固定されたコイルスプリング53と、
コイルスプリング53の他端とクリップとを連結する紐
状部材54と、U字溝内の各クリップ垂下位置に横設さ
れたピン55とから構成される。コイルスプリング53
は、ピン55とU字溝底面の間に挿通された紐状部材5
4を引いて、常時クリップをU字溝内に引き込む方向に
付勢する。
【0015】実施形態(3)では、不使用状態におい
て、各クリップ4はコイルスプリング53の力によりU
字溝内内に収納されている。使用に際しては、コイルス
プリング53の力に抗して各クリップ4をU字溝から引
き出しながら洗濯物等を挟む。この場合、1個のコイル
スプリング53に紐状部材54を介して1個のクリップ
4を連結することが好ましいが、1個のコイルスプリン
グ53に複数のクリップ4を連結するようにしてもよ
い。また、角型フレーム1を折り畳む向きは、クリップ
垂下面どうしを合わせる向きでもよいし、その逆でもよ
い。
て、各クリップ4はコイルスプリング53の力によりU
字溝内内に収納されている。使用に際しては、コイルス
プリング53の力に抗して各クリップ4をU字溝から引
き出しながら洗濯物等を挟む。この場合、1個のコイル
スプリング53に紐状部材54を介して1個のクリップ
4を連結することが好ましいが、1個のコイルスプリン
グ53に複数のクリップ4を連結するようにしてもよ
い。また、角型フレーム1を折り畳む向きは、クリップ
垂下面どうしを合わせる向きでもよいし、その逆でもよ
い。
【0016】(4)前記引込手段が、一端を前記U字溝
底部に固定され、U字溝底面に沿って延び、所定長にお
いて折り返し、他端に連結されたクリップを常時U字溝
内に引き込む方向に付勢する線スプリングである上記
(1)記載のクリップ収納式角ハンガー。
底部に固定され、U字溝底面に沿って延び、所定長にお
いて折り返し、他端に連結されたクリップを常時U字溝
内に引き込む方向に付勢する線スプリングである上記
(1)記載のクリップ収納式角ハンガー。
【0017】図4は実施形態(4)における要部を示す
部分側断面図である。図4も図2と同様に、フレーム部
材2をU字溝の中心面で切断した断面とクリップ4を示
している。実施形態(4)では、引込手段5は線スプリ
ング56からなる。線スプリング56はその一端をU字
溝底部に固定され、U字溝底面に沿って延び、所定長延
びた所から平行に折り返し、他端に連結されたクリップ
を常時U字溝内に引き込む方向に付勢する。
部分側断面図である。図4も図2と同様に、フレーム部
材2をU字溝の中心面で切断した断面とクリップ4を示
している。実施形態(4)では、引込手段5は線スプリ
ング56からなる。線スプリング56はその一端をU字
溝底部に固定され、U字溝底面に沿って延び、所定長延
びた所から平行に折り返し、他端に連結されたクリップ
を常時U字溝内に引き込む方向に付勢する。
【0018】実施形態(4)では、不使用状態におい
て、各クリップ4は線スプリング56の力によりU字溝
内内に収納されている。使用に際しては、線スプリング
56の力に抗して各クリップ4をU字溝から引き出しな
がら洗濯物等を挟む。角型フレーム1を折り畳む向きに
ついては、実施形態(3)と同様に考えることができ
る。
て、各クリップ4は線スプリング56の力によりU字溝
内内に収納されている。使用に際しては、線スプリング
56の力に抗して各クリップ4をU字溝から引き出しな
がら洗濯物等を挟む。角型フレーム1を折り畳む向きに
ついては、実施形態(3)と同様に考えることができ
る。
【0019】(5)前記引込手段が、前記フレーム部材
の各クリップ垂下位置において前記U字溝の底面を貫通
する穴と、前記穴に緩く挿通され、前記U字溝の開放部
側を指向する一端にクリップが装着された紐状部材と、
前記紐状部材の他端に装着された重錘からなる上記
(1)記載のクリップ収納式角ハンガー。
の各クリップ垂下位置において前記U字溝の底面を貫通
する穴と、前記穴に緩く挿通され、前記U字溝の開放部
側を指向する一端にクリップが装着された紐状部材と、
前記紐状部材の他端に装着された重錘からなる上記
(1)記載のクリップ収納式角ハンガー。
【0020】図5は実施形態(5)における要部を、フ
レーム部材2のクリップ垂下面を上にして示した斜視図
である。実施形態(5)では、引込手段5は、U字溝の
底面を貫通する穴57と、穴57に通された紐状部材5
8と、紐状部材58の先端に装着された重錘59から構
成される。なお、図5では紐状部材58として平らな帯
状部材を使用した状況を示すが、勿論丸紐でもよく、あ
るいは鎖状部材を用いることもできる。
レーム部材2のクリップ垂下面を上にして示した斜視図
である。実施形態(5)では、引込手段5は、U字溝の
底面を貫通する穴57と、穴57に通された紐状部材5
8と、紐状部材58の先端に装着された重錘59から構
成される。なお、図5では紐状部材58として平らな帯
状部材を使用した状況を示すが、勿論丸紐でもよく、あ
るいは鎖状部材を用いることもできる。
【0021】実施形態(5)では、不使用状態において
各クリップ4が重錘59に引かれてU字溝底部に収納さ
れている。使用に際しては角型フレーム1を開き、各ク
リップ4をU字溝から引き出しながら洗濯物等を挟む。
使用後は、角型フレーム1を開いた状態でクリップ垂下
面を上に向けて全体を軽く揺すればクリップ4が重錘5
9によりU字溝内に引き込まれるので、その状態で角型
フレーム1を折畳む。この場合、角型フレーム1を折り
畳む向きは、クリップ垂下面どうしを合わせる向きが好
ましい。
各クリップ4が重錘59に引かれてU字溝底部に収納さ
れている。使用に際しては角型フレーム1を開き、各ク
リップ4をU字溝から引き出しながら洗濯物等を挟む。
使用後は、角型フレーム1を開いた状態でクリップ垂下
面を上に向けて全体を軽く揺すればクリップ4が重錘5
9によりU字溝内に引き込まれるので、その状態で角型
フレーム1を折畳む。この場合、角型フレーム1を折り
畳む向きは、クリップ垂下面どうしを合わせる向きが好
ましい。
【0022】(6)前記角型フレームが、クリップ垂下
面を腹としその反面を背として、平面的に互いに対称な
2つの部分からなり、各部分は腹側境界線上に設けたヒ
ンジにより腹どうしが接近する向きに折り曲げ可能であ
り、各部分においてクリップを垂下する各フレーム部材
が前記ヒンジに対して直角方向に対向して配置され、前
記引込手段が、前記フレーム部材の各クリップ垂下位置
において前記U字溝の底面を貫通する穴と、前記穴に挿
通され腹側を指向する一端にクリップが装着された帯状
部材からなり、前記各部分の一方に属する前記帯状部材
の他端が、他方の部分の背に連結される上記(1)記載
のクリップ収納式角ハンガー。
面を腹としその反面を背として、平面的に互いに対称な
2つの部分からなり、各部分は腹側境界線上に設けたヒ
ンジにより腹どうしが接近する向きに折り曲げ可能であ
り、各部分においてクリップを垂下する各フレーム部材
が前記ヒンジに対して直角方向に対向して配置され、前
記引込手段が、前記フレーム部材の各クリップ垂下位置
において前記U字溝の底面を貫通する穴と、前記穴に挿
通され腹側を指向する一端にクリップが装着された帯状
部材からなり、前記各部分の一方に属する前記帯状部材
の他端が、他方の部分の背に連結される上記(1)記載
のクリップ収納式角ハンガー。
【0023】図6は実施形態(6)における要部を示す
部分側断面図である。図6では、角型フレーム1を腹を
下に向けてヒンジ3の回りに約90゜折り曲げた状態
で、ヒンジ3を挟んで対向する各フレーム部材2の断面
と、クリップ4を示している。実施形態(6)では、引
込手段5は、途中で枝分れしつつ各先端からクリップ4
を垂下する帯状部材510と、各フレーム部材2の背の
ヒンジ3側の端部に設けた帯状部材連結ピン511から
構成される。なお、U字溝の底面を貫通する穴について
は、図5における穴と同一の参照符号57を用いる。
部分側断面図である。図6では、角型フレーム1を腹を
下に向けてヒンジ3の回りに約90゜折り曲げた状態
で、ヒンジ3を挟んで対向する各フレーム部材2の断面
と、クリップ4を示している。実施形態(6)では、引
込手段5は、途中で枝分れしつつ各先端からクリップ4
を垂下する帯状部材510と、各フレーム部材2の背の
ヒンジ3側の端部に設けた帯状部材連結ピン511から
構成される。なお、U字溝の底面を貫通する穴について
は、図5における穴と同一の参照符号57を用いる。
【0024】実施形態(6)では、角型フレーム1の一
方の部分を他方の部分に対してヒンジ3の回りに約18
0゜回動させて折り曲げる際に、角型フレーム1を開い
た状態では互いに密着している各部分の背側の境界線
が、角型フレーム1の厚さ(背〜腹間の距離)の約2倍
の距離だけ離間することを利用してクリップ4をU字溝
内に引き込む。そのため、一方の部分においてクリップ
4を垂下させる各帯状部材510の他端は、他方の部分
の背に設けた連結ピン511に連結される。
方の部分を他方の部分に対してヒンジ3の回りに約18
0゜回動させて折り曲げる際に、角型フレーム1を開い
た状態では互いに密着している各部分の背側の境界線
が、角型フレーム1の厚さ(背〜腹間の距離)の約2倍
の距離だけ離間することを利用してクリップ4をU字溝
内に引き込む。そのため、一方の部分においてクリップ
4を垂下させる各帯状部材510の他端は、他方の部分
の背に設けた連結ピン511に連結される。
【0025】この場合、上記の離間距離を増大させる必
要がある場合は、帯状部材連結ピン511付近の角型フ
レーム1の厚さを局部的に大きくすればよい。また、上
記連結ピン511付近における帯状部材の錯綜を避ける
ため、各クリップ4から伸びる帯状部材を個々に相手側
部分の背に導くのではなく、ヒンジ3を挟んで対向する
各フレーム部材2毎に上記連結ピン511から夫々伸び
る各1対の共通帯状部材510を設け、これらを各クリ
ップ垂下位置に対応して途中で枝分れさせるとよい。さ
らに、上記一対の共通帯状部材510はすれ違いが可能
なように、幅方向に若干の距離をずらせて夫々相手側部
分の連結ピン511に連結することが望ましい。
要がある場合は、帯状部材連結ピン511付近の角型フ
レーム1の厚さを局部的に大きくすればよい。また、上
記連結ピン511付近における帯状部材の錯綜を避ける
ため、各クリップ4から伸びる帯状部材を個々に相手側
部分の背に導くのではなく、ヒンジ3を挟んで対向する
各フレーム部材2毎に上記連結ピン511から夫々伸び
る各1対の共通帯状部材510を設け、これらを各クリ
ップ垂下位置に対応して途中で枝分れさせるとよい。さ
らに、上記一対の共通帯状部材510はすれ違いが可能
なように、幅方向に若干の距離をずらせて夫々相手側部
分の連結ピン511に連結することが望ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る角ハンガーでは、不使用時
にクリップをフレーム部材のU字溝内に収納することが
できるので、フレームをスムーズにかつスッキリと折畳
むことができる。また、角ハンガーの製造工程において
従来必要とされていたクリップ拘束工程が不要化され
る。
にクリップをフレーム部材のU字溝内に収納することが
できるので、フレームをスムーズにかつスッキリと折畳
むことができる。また、角ハンガーの製造工程において
従来必要とされていたクリップ拘束工程が不要化され
る。
【図1】本発明(1)に係る角ハンガーの全体形状を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】実施形態(2)における要部を示す部分側断面
図である。
図である。
【図3】実施形態(3)における要部を示す部分側断面
図である。
図である。
【図4】実施形態(4)における要部を示す部分側断面
図である。
図である。
【図5】実施形態(5)における要部を示す部分斜視図
である。
である。
【図6】実施形態(6)における要部を示す部分側断面
図である。
図である。
1…フレーム 2…フレーム部材 3…ヒ
ンジ 4…クリップ 5…引込手段 51…マグネット 52…鉄片 53…
コイルスプリング 54…紐状部材 55…ピン 56…
線スプリング 57…穴 58…紐状部材 59…
重錘 510…帯状部材 511…連結ピン
ンジ 4…クリップ 5…引込手段 51…マグネット 52…鉄片 53…
コイルスプリング 54…紐状部材 55…ピン 56…
線スプリング 57…穴 58…紐状部材 59…
重錘 510…帯状部材 511…連結ピン
Claims (6)
- 【請求項1】断面形状が倒立U字形をなす複数のフレー
ム部材からなり、中央部にヒンジを有する折り畳み式角
型フレームと、前記フレーム部材の倒立U字溝内から垂
下する複数のクリップと、各クリップをフレーム部材の
前記U字溝内に引込む引込手段とを備えるクリップ収納
式角ハンガー。 - 【請求項2】前記引込手段が、各クリップに装着したマ
グネットと、前記U字溝内の各クリップ垂下位置付近に
配置した鉄片からなる請求項1記載のクリップ収納式角
ハンガー。 - 【請求項3】前記引込手段が、一端を前記U字溝底部に
固定されたコイルスプリングと、前記コイルスプリング
の他端とクリップとを連結する紐状部材と、前記U字溝
内の各クリップ垂下位置に横設されたピンとからなり、
前記コイルスプリングは、前記ピンとU字溝底面の間に
挿通された前記紐状部材を、クリップをU字溝内に引き
込む方向に付勢する請求項1記載のクリップ収納式角ハ
ンガー。 - 【請求項4】前記引込手段が、一端を前記U字溝底部に
固定され、U字溝底面に沿って延び、所定長において折
り返し、他端に連結したクリップをU字溝内に引き込む
方向に付勢する線スプリングである請求項1記載のクリ
ップ収納式角ハンガー。 - 【請求項5】前記引込手段が、前記フレーム部材の各ク
リップ垂下位置において前記U字溝の底面を貫通する穴
と、前記穴に挿通され前記U字溝の開放部側を指向する
一端にクリップが装着された紐状部材と、前記紐状部材
の他端に装着された重錘からなる請求項1記載のクリッ
プ収納式角ハンガー。 - 【請求項6】前記角型フレームが、クリップ垂下面を腹
としその反面を背として、平面的に互いに対称な2つの
部分からなり、各部分は腹側境界線上に設けたヒンジに
より腹どうしが接近する向きに折り曲げ可能であり、各
部分においてクリップを垂下する各フレーム部材が前記
ヒンジに対して直角方向に対向して配置され、 前記引込手段が、前記フレーム部材の各クリップ垂下位
置において前記U字溝の底面を貫通する穴と、前記穴に
挿通され腹側を指向する一端にクリップが装着された帯
状部材からなり、前記各部分の一方に属する前記帯状部
材の他端が、他方の部分の背に連結される請求項1記載
のクリップ収納式角ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28289396A JP3191089B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | クリップ収納式角ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28289396A JP3191089B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | クリップ収納式角ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108998A JPH10108998A (ja) | 1998-04-28 |
JP3191089B2 true JP3191089B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
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