JP3191003U - 立体ブロック - Google Patents

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【課題】児童が自主的に体積計算に興味を持つことができ、遊びの中から体積計算を学ぶことができる立体ブロックを提供する。【解決手段】立体ブロック100は、複数のブロック構造体110,120,130,140,150,160から構成され、複数のブロック構造体110,120,130,140,150,160を組み合わせると一の立方体となる。複数のブロック構造体110,120,130,140,150,160の各々は、所定の体積の立方体を複数集合させてなる形状を有するとともに、他のブロック構造体と着脱自在に結合するための接ぎ手構造を備える。【選択図】図15

Description

本考案は、体積計算の学習に適した立体ブロックに関するものである。
立体の体積計算は、一般に小学校高学年や中学校の算数・数学の授業において学習するものであるが、三次元の立体の体積計算を、教科書等の二次元の線図等のみを用いて学習するのは困難が伴う。特に立体が複雑になればなるほど、学ぶ児童にとって理解が難しくなるとともに教える教員の側にも困難が生じる。そこで従来から、体積計算の学習に際しては、教科書等に加えて体積計算の理解を助ける立体教材を用いることが推奨されている。
立体教材としては、例えば、1cmなどの基本単位体積を有する立方体及びその1cmマスの立方体を複数組み合わせてなる棒状の直方体や平板状の直方体等を組み上げていくものや、それらの立方体や直方体を透明なケース内に収容して大きな立方体を構成させる、体積計算器や体積説明器と呼ばれる教材が知られている。これらの従来使用されている立体教材は、1cmなどの基本単位体積を基準にして立体の体積の求め方を学ばせるため、立方体や直方体のように簡単な立体だけで構成されていることが特徴である。
しかしながら、そのように簡単な立体だけで構成された従来の立体教材は、その形状の単純さゆえに児童が興味を持ちにくく、児童の体積計算の学習そのものが受け身で一方通行なものとなりがちであった。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたものであり、児童が自主的に体積計算に興味を持つことができ、遊びの中から体積計算を学ぶことができる立体ブロックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本考案は、複数のブロック構造体から構成され、前記複数のブロック構造体を組み合わせると一の立方体となる立体ブロックであって、前記複数のブロック構造体の各々が、所定の体積の立方体を複数集合させてなる形状を有するとともに、他のブロック構造体と着脱自在に結合するための接ぎ手構造を備えることを特徴とする、立体ブロックを提供する(考案1)。
上記考案(考案1)によれば、ブロック構造体同士を結合するために接ぎ手構造を用いていることにより、複数のブロック構造体を一の立方体になるように組み立てる過程を組み木パズルとして楽しむことができるとともに、各ブロック構造体が所定の体積の立方体を集合させてなる形状を有していることにより、それぞれのブロック構造体の体積計算や、それぞれのブロック構造体の体積と組み立てた立方体の体積との比較を容易に行うことができるため、児童が自主的に体積計算に興味を持つことができ、遊びの中から体積計算を学ぶことができる。
上記考案(考案1)においては、前記接ぎ手構造が直角だけで構成されていることが好ましい(考案2)。
上記考案(考案1〜2)においては、前記複数のブロック構造体の各々が全て異なる形状を有することが好ましい(考案3)。
上記考案(考案3)によれば、各ブロック構造体が異なる形状であれば、よりパズル性が高まるとともに、それぞれのブロック構造体の体積計算を児童が楽しむことができる。
上記考案(考案3)においては、前記複数のブロック構造体の各々が全て同一の体積を有していてもよい(考案4)。
上記考案(考案4)によれば、各ブロック構造体が異なる形状を有しているにもかかわらず同じ体積を有していることになるので、児童の立体の体積計算に対する理解をより深めることができる。
上記考案(考案1〜4)においては、前記所定の体積が1cmであることが好ましい(考案5)。
上記考案(考案1〜5)においては、前記複数のブロック構造体の各々の表面に、前記複数のブロック構造体の各々が前記所定の体積の立方体を複数集合してなることを示すマークを有することが好ましい(考案6)。
上記考案(考案6)によれば、各ブロック構造体が何個の所定の体積の立方体から構成されているのかを容易に数えることができるため、児童の立体の体積計算に対する理解をより深めることができる。
本考案に係る立体ブロックによれば、複数のブロック構造体を一の立方体になるように組み立てる過程を組み木パズルとして楽しむことができるとともに、それぞれのブロック構造体の体積計算や、それぞれのブロック構造体の体積と組み立てた立方体の体積との比較を容易に行うことができるため、児童が自主的に体積計算に興味を持つことができ、遊びの中から体積計算を学ぶことができる。
本考案の第1実施形態に係る立体ブロックを示す概略図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第1ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第2ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第3ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第4ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第5ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第6ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第1ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第2ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第3ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第4ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第5ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第6ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する各ブロック構造体の表面に施された刻みを示す概略図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する各ブロック構造体を立方体に組み上げる手順を示す概略フロー図である。 本考案の第2実施形態に係る立体ブロックを示す概略図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第1ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第2ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第3ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第4ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第5ブロック構造体を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第1ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第2ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第3ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第4ブロック構造体を示す六面図である。 同実施形態に係る立体ブロックを構成する第5ブロック構造体を示す六面図である。
[第1実施形態]
以下、本考案の第1実施形態について説明する。本実施形態に係る立体ブロック100は全部で六つのブロック構造体から構成され、図1に示すように、六つのブロック構造体を組み上げることにより6cm×6cm×6cmの立方体となるものである。立体ブロック100を構成する六つのブロック構造体は、図2に示す第1ブロック構造体110、図3に示す第2ブロック構造体120、図4に示す第3ブロック構造体130、図5に示す第4ブロック構造体140、図6に示す第5ブロック構造体150、図7に示す第6ブロック構造体160である。
なお、本実施形態においては、立体ブロック100が六つのブロック構造体から構成されているが、本考案はこれに限られるものではなく、例えば、四つのブロック構造体から一の立体ブロックが構成されてもよい。さらに、複数のブロック構造体を組み上げて完成される立方体は6cm×6cm×6cmの立方体に限られるものではなく、例えば、10cm×10cm×10cmの立方体であってもよいし、8cm×8cm×8cmの立方体であってもよい。
図8〜図13は、本実施形態に係る立体ブロックを構成する六つのブロック構造体の形状及び寸法を示す六面図であり、図8は第1ブロック構造体110を、図9は第2ブロック構造体120を、図10は第3ブロック構造体130を、図11は第4ブロック構造体140を、図12は第5ブロック構造体150を、図13は第6ブロック構造体160をそれぞれ示している。図8〜図13のそれぞれにおいて、(a)は各ブロック構造体の平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。
第1ブロック構造体110、第2ブロック構造体120、第3ブロック構造体130、第4ブロック構造体140、第5ブロック構造体150及び第6ブロック構造体160は、いずれも1cmの立方体の集合体として形成されている。
第1ブロック構造体110は、図2及び図8に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で41個集合して構成され、その体積は41cmとなっている。
第2ブロック構造体120は、図3及び図9に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で37個集合して構成され、その体積は37cmとなっている。
第3ブロック構造体130は、図4及び図10に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で35個集合して構成され、その体積は35cmとなっている。
第4ブロック構造体140は、図5及び図11に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で32個集合して構成され、その体積は32cmとなっている。
第5ブロック構造体150は、図6及び図12に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で36個集合して構成され、その体積は36cmとなっている。
第6ブロック構造体160は、図7及び図13に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で35個集合して構成され、その体積は35cmとなっている。
図1に示すように、第1〜第6ブロック構造体110,120,130,140,150,160を組み上げることにより6cm×6cm×6cmの立方体となる。立方体の体積は6×6×6=216cmであり、当然に上記の各ブロック構造体の体積の合計、41cm+37cm+35cm+32cm+36cm+35cm=216cmと等しくなる。
本実施形態において、第1〜第6ブロック構造体110,120,130,140,150,160は1cmの立方体の集合体として形成されているが、本考案はこれに限られるものではなく、例えば2cm×2cm×2cmの体積8cmの立方体を基準として採用し、各ブロック構造体を8cmの立方体の集合体として設計してもよい。
また、図14に示すように、本実施形態における各ブロック構造体の表面には、各ブロック構造体が1cmの立方体の集合体であることを示すマークとして、溝状の刻みが施されている。図14において、(a)は第1ブロック構造110、(b)は第2ブロック構造120、(c)は第3ブロック構造130、(d)は第4ブロック構造140、(e)は第5ブロック構造150、(f)は第6ブロック構造160である。各ブロック構造体が所定の体積(本実施形態においては1cm)の立方体を複数集合してなることを示すマークは、本実施形態のように表面に施した刻みであってもよいし、表面に印刷された目盛や線であってもよい。なお、図2〜図13においては、図面が複雑になることを防ぎ、各ブロック構造体の形状を明確に理解できるよう、刻みの表示を省略している。
各ブロック構造体の表面に各ブロック構造体が1cmの立方体の集合体であることを示す溝状の刻みが施されていることにより、各ブロック構造体の体積を計算する方法を、児童にわかり易く説明することが可能となる。各ブロック構造体がそれぞれ1cmの立方体を何個持っているのか、その数を一つずつ数えて各ブロック構造体の体積を計算することもできる。また、このように各ブロック構造体に1cmの立方体の表示をすることは、算数の体積計算の教科書のガイドラインにも沿うものであるため、本実施形態に係る立体ブロック100を教材として採用することも容易となる。
第1ブロック構造体110、第2ブロック構造体120、第3ブロック構造体130、第4ブロック構造体140、第5ブロック構造体150及び第6ブロック構造体160は、組み上げて立体ブロック100を完成させる際に他のブロック構造体と結合するための手段として、それぞれ接ぎ手構造を有している。本考案における接ぎ手構造とは、一のブロック構造体と他の一のブロック構造体とを係合させるために各ブロック構造体が有する形状そのものであり、当該接ぎ手構造が係合することにより全てのブロック構造体が結合すると一の立方体が完成する。
本実施形態においては、全ての接ぎ手構造が直角のみで構成されているため、特別な道具、工具や器具等を使わずに全てのブロック構造体を自在に組み立てたり分解したりすることができる。
また、本実施形態において、第1ブロック構造体110、第2ブロック構造体120、第3ブロック構造体130、第4ブロック構造体140、第5ブロック構造体150及び第6ブロック構造体160はそれぞれ異なる形状を有している。このように各ブロック構造体が異なる形状であれば、各ブロック構造体を一の立方体へと組み上げていく作業のパズル性がより高まるとともに、それぞれのブロック構造体の体積計算を児童が楽しむことができる。
なお、本実施形態の立体ブロック100は、例えば、三次元CADで設計することができ、その材質は木材でも合成樹脂でもよい。
続いて、第1ブロック構造体110、第2ブロック構造体120、第3ブロック構造体130、第4ブロック構造体140、第5ブロック構造体150及び第6ブロック構造体160を組み上げて立体ブロック100を完成させる手順について、図15を用いて説明する。
まず、図15(a)に示すように、第1ブロック構造体110の上に第2ブロック構造体120を乗せるようにして組み合わせる(図15(b)の状態)。次に、図15(c)に示すように、第1ブロック構造体110と第2ブロック構造体120とを組み合わせた構造体の側面に第3ブロック構造体130を合わせるようにして組み合わせる(図15(d)の状態)。
続いて、図15(e)に示すように、第1〜第3ブロック構造体110,120,130を組み合わせた構造体の上部に第5ブロック構造体150を乗せるようにして組み合わせる(図15(f)の状態)。さらに、図15(g)に示すように、第1〜第3ブロック構造体110,120,130及び第5ブロック構造体150を組み合わせた構造体の上部に第4ブロック構造体140を乗せるようにして組み合わせる(図15(h)の状態)。最後に、図15(i)に示すように、第1〜第5ブロック構造体110,120,130,140,150を組み合わせた構造体の上部に残った凹部に第6ブロック構造体160を嵌め込むように組み合わせて、立体ブロック100が完成する(図15(j)の状態)。
このように、本考案の立体ブロックによれば、ブロック構造体同士を結合するために接ぎ手構造を用いていることにより、複数のブロック構造体を一の立方体になるように組み立てる過程を組み木パズルとして楽しむことができるとともに、各ブロック構造体が所定の体積の立方体を集合させてなる形状を有していることにより、それぞれのブロック構造体の体積計算や、それぞれのブロック構造体の体積と組み立てた立方体の体積との比較を容易に行うことができるため、児童が自主的に体積計算に興味を持つことができ、遊びの中から体積計算を学ぶことができる。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る立体ブロック200は全部で五つのブロック構造体から構成され、図16に示すように、五つのブロック構造体を組み上げることにより10cm×10cm×10cmの立方体となるものである。立体ブロック200を構成する五つのブロック構造体は、図17に示す第1ブロック構造体210、図18に示す第2ブロック構造体220、図19に示す第3ブロック構造体230、図20に示す第4ブロック構造体240、図21に示す第5ブロック構造体250である。
図22〜図26は、本考案の一実施形態に係る立体ブロックを構成する五つのブロック構造体の形状及び寸法を示す六面図であり、図22は第1ブロック構造体210を、図23は第2ブロック構造体220を、図24は第3ブロック構造体230を、図25は第4ブロック構造体240を、図26は第5ブロック構造体250をそれぞれ示している。図22〜図26のそれぞれにおいて、(a)は各ブロック構造体の平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。
第1ブロック構造体210、第2ブロック構造体220、第3ブロック構造体230、第4ブロック構造体240及び第5ブロック構造体250は、第1実施形態と同様に、いずれも1cmの立方体の集合体として形成されている。
第1ブロック構造体210は、図17及び図22に示すような形状を有し、1cmの立方体が全部で200個集合して構成され、その体積は200cmとなっている。
同様に、第2ブロック構造体220は、図18及び図23に示すような形状を有し、1cmの立方体がやはり全部で200個集合して構成され、その体積は200cmとなっている。また、第3ブロック構造体230、第4ブロック構造体240、第5ブロック構造体250もそれぞれ1cmの立方体が200個集合して構成され、その体積はそれぞれ200cmとなっている。
図16に示すように、第1〜第5ブロック構造体210,220,230,240,250を組み上げることにより10cm×10cm×10cmの立方体となる。立方体の体積は10×10×10=1000cmであり、当然に上記の各ブロック構造体の体積の合計、200cm+200cm+200cm+200cm+200cm+200cm=1000cmと等しくなる。
本実施形態における立体ブロック200は、基本的には第1実施形態における立体ブロック100と同様のコンセプトを以って構成されており、立方ブロックを構成するブロック構造体の数や各ブロック構造体の形状、組み上げた立方体サイズが異なるだけの、いわば設計バリエーションである。このように、本考案は、立方ブロックを構成するブロック構造体の数や各ブロック構造体の形状、組み上げた立方体サイズを変更することによって多数の実施形態を生み出すことができる。
本実施形態においては、第1ブロック構造体210、第2ブロック構造体220、第3ブロック構造体230、第4ブロック構造体240及び第5ブロック構造体250はそれぞれ異なる形状を有している。このように各ブロック構造体が異なる形状であれば、各ブロック構造体を一の立方体へと組み上げていく作業のパズル性がより高まるとともに、それぞれのブロック構造体の体積計算を児童が楽しむことができる。
一方、本実施形態において、第1ブロック構造体210、第2ブロック構造体220、第3ブロック構造体230、第4ブロック構造体240及び第5ブロック構造体250は、第1実施形態の立体ブロック100を構成する各ブロック構造体とは異なり、いずれもの同一の体積(200cm)を有している。このように、各ブロック構造体が異なる形状を有しているにもかかわらず同じ体積を有していると、児童が各ブロック構造体の形状を比較しながら体積を計算することによって立体の形状と体積の関係について深い考察を加えることにつながり、児童の立体の体積計算に対する理解をより深めることができる。
以上説明した実施形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本考案の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記実施形態においては、立体ブロックを構成する各ブロック構造体がそれぞれ異なる形状を有するものとしたが、これに限られるものではない。第1実施形態において、例えば、六つのブロック構造体のうち三つが同一の形状であってもよいし、全てが同一の形状であることも本考案は排除しない。
また、例えば、本考案に係る立体ブロックを、スマートフォン等の携帯電話機や携帯ゲーム機、コンピュータ上で、あらゆる角度から観察することができるとともに、自在に組立・分解を行うことができるように実現することも考えられる。
本考案に係る立体ブロックは、小学校や中学校において立体の体積計算を学習する際の教材として好適に用いられる。
100,200…立体ブロック
110,210…第1ブロック構造体
120,220…第2ブロック構造体
130,230…第3ブロック構造体
140,240…第4ブロック構造体
150,250…第5ブロック構造体
160…第6ブロック構造体

Claims (6)

  1. 複数のブロック構造体から構成され、前記複数のブロック構造体を組み合わせると一の立方体となる立体ブロックであって、
    前記複数のブロック構造体の各々が、所定の体積の立方体を複数集合させてなる形状を有するとともに、他のブロック構造体と着脱自在に結合するための接ぎ手構造を備えることを特徴とする、立体ブロック。
  2. 前記接ぎ手構造が直角だけで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の立体ブロック。
  3. 前記複数のブロック構造体の各々が全て異なる形状を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の立体ブロック。
  4. 前記複数のブロック構造体の各々が全て同一の体積を有することを特徴とする、請求項3に記載の立体ブロック。
  5. 前記所定の体積が1cmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体ブロック。
  6. 前記複数のブロック構造体の各々の表面に、前記複数のブロック構造体の各々が前記所定の体積の立方体を複数集合してなることを示すマークを有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の立体ブロック。
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