JP3191002U - 連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造 - Google Patents

連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造 Download PDF

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田口 一生
一生 田口
瑞夫 金
瑞夫 金
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Abstract

【課題】長距離の連続ベルトコンベヤ装置のコンベヤベルトの途中をローラで支持するキャリアスタンドの重量バランスの保持、ローラの交換頻度の低減、コンベヤベルトの蛇行の防止、および中間ローラの製作コストの抑制を可能とするキャリアスタンド構造を提供する。【解決手段】左右のサイドフレーム1間にスタンドベース2をベルト進行方向に対して直交に且つ水平に架設し、スタンドベースの左右位置にローラをベルト中央側へ下向きに軸支するスタンド3aを設け、左右のスタンド3aにトラフローラ3をそれぞれ軸支し、左右のトラフローラの間を補完する偶数個の中間ローラ4をスタンドベース2の前後位置に同数づつ配置して軸支し、スタンドベースより下方の位置にリターンローラ5を軸支する。【選択図】図3

Description

本考案は、主としてトンネルの掘進に応じてベルト長さを延伸しながら掘削ズリを切羽からトンネル外へ連続的に排出する用途に利用される長距離の連続ベルトコンベヤ装置に関し、詳しくは、コンベヤベルトの途中をローラで支持するキャリアスタンドの構造に関する。
従来のキャリアスタンドは、左右のサイドフレーム間にスタンドベースをベルト進行方向に対して直交に且つ水平に架設し、そのスタンドベースの前後の一方の左右位置にローラをベルト中央側へ下向きに軸支するスタンドを設け、その左右のスタンドにトラフローラを軸支し、スタンドベースの前後の他方の中間位置に中間ローラを水平に軸支し、これらのローラでコンベヤベルトの途中を断面略U字状に支持して掘削ズリを落下させないように搬送できるようにした構造が一般的である(例えば特許文献1参照)。
ところで、近年のトンネル工事においては、大口径化と短工期化が進行しており、掘削ズリの搬送能力向上のためにコンベヤベルトの幅も徐々に拡大する傾向にある。しかしながら、ベルト幅を拡大する際は中間ローラをベルト幅に応じた長さのものに交換するが、その場合に以下の問題があった。
・中間ローラを長さの異なるものに交換すると、キャリアスタンドの重心位置がずれて前後の重量バランスが崩れ、延伸作業時にローラの取り付けが困難になることがある。
・中間ローラが長いほど、掘削ズリの荷重の負荷配分が大きくなって損傷しやすくなる。また、交換作業も重量増によって労力をさらに要し、広幅のコンベヤベルトの中央側へ手を伸ばす必要があって作業性が悪い。
・中間ローラが長いほど、コンベヤベルトと各ローラとの接線がコンベヤベルトの撓み曲線に追従し難い形状になり、コンベヤベルトの回動が不安定になって蛇行しやすくなる。
・ベルト幅に応じた長さの中間ローラが別途必要になり、製作にかかるコストが上昇する。
特開2003−267538号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、キャリアスタンドの重量バランスの保持、ローラの交換頻度の低減、コンベヤベルトの蛇行の防止、中間ローラの製作コストの抑制を図ることにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 長距離の連続ベルトコンベヤ装置のコンベヤベルトの途中を支持するキャリアスタンドの構造であって、左右のサイドフレーム間にスタンドベースをベルト進行方向に対して直交に且つ水平に架設し、そのスタンドベースの左右位置にローラをベルト中央側へ下向きに軸支するスタンドを設け、その左右のスタンドにトラフローラをそれぞれ軸支し、その左右のトラフローラの間を補完する偶数個の中間ローラをスタンドベースの前後位置に同数づつ配置して軸支し、スタンドベースより下方の位置にリターンローラを軸支したことを特徴とする、連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造
2) 前後の中間ローラをベルト中央側へ下向きにやや傾けて取り付けた、前記)1記載の連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造
3) 左右のトラフローラと前後の中間ローラの外側端をベルト進行方向と直角する向きに対してベルト進行方向側へやや傾けて取り付けた、前記1)又は2)記載の連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造
にある。
本考案の前記1)記載の構成によれば、以下の効果を奏する。
・左右のトラフローラはスタンドベースの直上に有し、且つ中間ローラをスタンドベースの前後に同数づつ有しているから、キャリアスタンドの重量バランスは保持され、ローラの取り付けの作業性も変わらないものとなる。
・搬送物の荷重負荷が前後の中間ローラに分担されて半減し、中間ローラの寿命が伸びて交換頻度や交換作業に要する労力を既存の中間ローラと変わらないものにできる。
・既存の中間ローラを汎用できるから、ベルト幅に応じた長さの中間ローラの製作が不要になり、製作にかかるコストの上昇が抑制される。
本考案の前記2)記載の構成によれば、前後の中間ローラの傾きによって、コンベヤベルトと各ローラとの接線がコンベヤベルトの撓み曲線に追従しやすい形状になり、コンベヤベルトの回動が安定する。特に、本考案の前記3)記載の構成によれば、コンベヤベルトの回動がより安定して蛇行が減少する。
実施例1のキャリアスタンドの正面図である。 実施例1のキャリアスタンドの側面図である。 実施例1のキャリアスタンドの平面図である。 実施例1の中間ローラの他の配置例を示す平面図である。 実施例1の他の例のキャリアスタンドの平面図である。 実施例2のキャリアスタンドの正面図である。 実施例2の他の例のキャリアスタンドの正面図である。
以下、本考案を実施するための形態を代表的な実施例と図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案は以下の実施例に限定されるものではなく、様々な組み合わせや変形が可能である。
(実施例1)
図1〜3に実施例1の直線用のキャリアスタンドAを示す。図中、1はサイドフレーム、2はスタンドベース、3はトラフローラ、4は中間ローラ、5はリターンローラ、Vはコンベヤベルトである。
トラフローラ3は、スタンドベース2の直上の左右位置に内側へ下向きに35°の角度で傾けてスタンド3aで軸支している。中間ローラ4は、同じ長さ及び外径のものを2本用い、スタンドベース2の前後位置にベルト中央側へ下向きに10°の角度で傾けて配置し、左右のトラフローラ3間を補完するように左右位置をずらして軸受4aで軸支し、これらの上面にコンベヤベルトVを載せて断面略U字状に支持している。
トラフローラ3の長さは370mm、2本の中間ローラ4の長さはそれぞれ315mmである。外径はいずれも114.3mmである。コンベヤベルトVの幅は1200mmである。
したがって、キャリアスタンドAの前後の重量バランスは保持され、延伸作業時のローラの取り付けの作業性も変わらないものとなった。また、掘削ズリの荷重の負荷が前後の中間ローラ4に分担されて従来技術の長い1本の中間ローラと比較して約1/3となり、損傷時の交換頻度や交換作業に要する労力も既存の中間ローラと変わらないものとなった。また、中間ローラ4は既存のものを汎用するから、ベルト幅に応じた長さの中間ローラの製作が不要となった。また、前後の中間ローラ4の傾きによって、コンベヤベルトVとの接線がコンベヤベルトVの撓み曲線に追従しやすい形状になり、コンベヤベルトVの回動が安定した。
図4に示すのは、実施例1の中間ローラ4の他の配置例であって、より広幅のコンベヤベルトVに対応させたものである。図4(a)に示すのは、4個の中間ローラ4をスタンドベース2の前後に2個づつ直列に配置している。図4(b)に示すのは、4個の中間ローラ4をスタンドベース2の前後に1個づつ交互に配置している。このような配置でも、中間ローラ4がスタンドベース2の前後に同数づつ有しているから、キャリアスタンドAの重量バランスの保持が可能となっている。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図5に示すのは、実施例1のキャリアスタンドAの他の例である。この例では、左右のトラフローラ3と前後の中間ローラ4の外側端をベルト進行方向と直角する向きに対してベルト進行方向側へ2°の角度θに傾けて取り付けている。この例によれば、実施例1と比較してコンベヤベルトVの回動がより安定して蛇行が減少するものとなっている。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
(実施例2)
図6に実施例2の曲線用のキャリアスタンドAを示す。この例では、曲線の内周側となる左側のトラフローラ3の角度を20°に傾けて軸支し、曲線の外周側となる右側のトラフローラ3の角度を45°に傾けて軸支し、曲線区間においてコンベヤベルトVの外周側を持ち上げて円滑に回動できるようにしている。内周側のトラフローラ3と中間ローラ4の長さは315mm、外周側のトラフローラ3と中間ローラ4の長さは370mmである。外径はいずれも114.3mmである。この例も、中間ローラ4がスタンドベース2の前後に同数づつ有しているから、キャリアスタンドAの重量バランスの保持や中間ローラ4の交換頻度の低減等が可能となっている。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
図7に示すのは、実施例2のキャリアスタンドAの他の例である。図中、6は押えローラである。この例では、外周側のトラフローラ3の外側端の位置に長さ100mm、外径114.3mmの押えローラ6を取り付け、コンベヤベルトVの外周側の端部がめくれないように且つはみ出さないようにしている。押えローラ6は、スタンドベース2の前後に1体づつとトラフローラ3の直上に1体の計3体を取り付け、キャリアスタンドAの重量バランスを保持できるようにしている。その他、符号、構成、作用効果は実施例2と同じである。
本考案の技術は、掘削ズリを後方へ連続的に排出する工程を含むトンネル工事に利用されるが、その他、土砂等の粒状物の運搬にも幅広く応用できる。
A キャリアスタンド
1 サイドフレーム
2 スタンドベース
3 トラフローラ
3a スタンド
4 中間ローラ
4a 軸受
5 リターンローラ
6 押えローラ
V コンベヤベルト

Claims (3)

  1. 長距離の連続ベルトコンベヤ装置のコンベヤベルトの途中を支持するキャリアスタンドの構造であって、左右のサイドフレーム間にスタンドベースをベルト進行方向に対して直交に且つ水平に架設し、そのスタンドベースの左右位置にローラをベルト中央側へ下向きに軸支するスタンドを設け、その左右のスタンドにトラフローラをそれぞれ軸支し、その左右のトラフローラの間を補完する偶数個の中間ローラをスタンドベースの前後位置に同数づつ配置して軸支し、スタンドベースより下方の位置にリターンローラを軸支したことを特徴とする、連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造。
  2. 前後の中間ローラをベルト中央側へ下向きにやや傾けて取り付けた、請求項1記載の連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造。
  3. 左右のトラフローラと前後の中間ローラの外側端をベルト進行方向と直角する向きに対してベルト進行方向側へやや傾けて取り付けた、請求項1又は2記載の連続ベルトコンベヤ装置のキャリアスタンド構造。
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