JP3190638U - 紙揃機 - Google Patents

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英知 工藤
英知 工藤
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Abstract

【課題】積層紙に加圧空気を送り込むことができるとともに、積層紙の帯電を防止可能とする紙揃機を提供する。【解決手段】基台部2の上端に積層紙を載置するための紙載置台4を設けるとともに、紙載置台の一側に側部突当板5を、側部突当板とは直角方向である紙載置台の背部側の一側に背部突当板8を設け、紙載置台に振動を加え、紙載置台の上面に載置した積層紙の二辺を側部突当板及び背部突当板に突き当てて突き揃え可能とする紙揃機本体1に、積層紙の積層端面に向けて加圧空気とイオンとを噴射可能とするイオナイザー12を設けた。また、紙載置台上の積層紙の積層端面に沿って上下動可能な上下シリンダー13を設け、この上下シリンダーに、イオナイザーと、積層紙の上端面を検知可能とするセンサー17とを設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、印刷、製本等に使用するものであって、積層紙に加圧空気を送り込む機構を備えた紙揃機に関するものである。
特開平8−175690号公報
従来より、印刷や製本等を行う際に積層した紙どうしの摩擦を小さくするため、積層紙の突き揃え作業を行う前に積層紙間に空気を入れる作業が一般的に行われている。この作業は、作業者が積層紙の両端をつかみ、手でひねりながらしごいて紙と紙との間に空気を入れるものである。
しかし、上記の如き手作業での空気入れは経験が必要であるとともに体格等により個人差が出る重労働であって、作業者に大きな負担や手間をかけるものとなっていた。そこでこのような問題を解決するために、特許文献1に示す如く、積層紙の積層端面に加圧空気を自動的に吹き付ける紙揃機が開発されている。
しかしながら、近年ではプラスチックやビニール製の紙、あるいはコーティング紙等、帯電しやすい紙やシートで構成された積層紙が増えており、このような積層紙の場合には、特許文献1に示す如き紙揃機を使用した場合であっても、積層紙を構成する紙同士の摩擦が大きくなるとともに帯電しやすいものとなり、紙を捌いて揃えることが困難になるとともに、帯電によって作業者に荷電が走り、苦痛を伴うという問題が生じていた。
そこで、本考案は上述の如き課題を解決しようとするものであって、積層紙に加圧空気を送り込むことができるとともに、積層紙の帯電を防止可能とする紙揃機を得ることを目的としたものである。
本考案は上述の如き課題を解決するため、紙載置台に振動を加え、紙載置台の上面に載置した積層紙の二辺を突き揃え可能とする紙揃機本体に、上記積層紙の積層端面に向けて加圧空気とイオンとを噴射可能とするイオナイザ―を設けたものである。
また紙揃機本体は、紙載置台上の積層紙の積層端面に沿って上下動可能な上下シリンダーを設け、この上下シリンダーに、イオナイザ―と、積層紙の上端面を検知可能とするセンサーとを設けたものであっても良い。
本考案は上述の如く構成したものであるから、積層紙に加圧空気を吹き込むことにより、積層紙を構成する紙の間の摩擦抵抗を減少させて紙揃えを円滑に行うことができるとともに、積層紙にイオンを吹き込んで積層紙の帯電を防止することが可能となる。
本考案の実施例1について以下に説明すると、図1、2に示す如く(1)は紙揃機本体であって、特公昭50-15175号等に示される従来公知の適宜の紙揃機構(図示せず。)を備えている。そしてこの紙揃機本体(1)は、基台部(2)の上端に積層紙(3)を載置するための紙載置台(4)を設けており、この紙載置台(4)の一側には側部突当板(5)を立設している。
この側部突当板(5)は、紙載置台(4)に載置した積層紙(3)の側部端面(6)を突き当て可能とするものである。また図1に示す如く、この側部突当板(5)とは直角方向である紙載置台(4)の背部側の一側にも、積層紙(3)の背部端面(7)を突き当て可能とする背部突当板(8)を設けている。また図3、4に示す如く、上記側部突当板(5)及び背部突当板(8)には、それぞれ高さ方向に長尺な長方形のスリット穴(10)を紙載置台(4)の側部に沿って複数本設けている。
そして、上記の如く紙載置台(4)に立設した側部突当板(5)及び背部突当板(8)の後方には、図2に示す如く側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)をそれぞれ組み付けている。この側部イオナイザ―(11)と背部イオナイザ―(12)は加圧空気とイオンとを同時に噴射可能とするものであって、油圧、あるいは空気圧にて上下に作動する側部上下シリンダー(13)、及び背部上下シリンダー(18)にそれぞれ固定配置している。尚、この側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)は、ともに紙揃機本体(1)に組み付けている。
また、上記側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)は、長尺な棒状のイオナイザ―本体(14)に吹き出し口(15)を複数個一列に、且つ等間隔に設けている。また、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)を側部突当板(5)及び背部突当板(8)の背面側に組み付けた際に、図2に示す如く側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)の吹き出し口(15)が側部突当板(5)及び背部突当板(8)の各スリット穴(10)内に位置するよう、各スリット穴(10)の形成位置を調整している。
尚、本実施例では紙載置台(4)の2辺に側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)を各々設けているが、他の異なる実施例では紙載置台(4)の1辺のみにイオナイザ―を設けたり、あるいは紙載置台(4)の3辺、又は4辺にイオナイザ―を各々設けたりすることも可能である。
上記の如く各スリット穴(10)内に吹き出し口(15)をそれぞれ配置することにより、側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)を上下に作動させた際に、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)の各吹き出し口(15)が各スリット穴(10)内で上下動可能となる。また、背部上下シリンダー(18)には、図3、5に示す如く背部イオナイザ―(12)の吹き出し口(15)と並列な位置に、積層紙(3)の上端面(16)を検知可能とするセンサー(17)を配置している。
上記の如く構成した紙揃機による積層紙(3)の紙揃えに作業ついて、以下に説明する。まず、図3の二点鎖線に示す如く紙載置台(4)の上に積層紙(3)を載置するとともに、紙揃機構を作動させる。そして、紙載置台(4)上の積層紙(3)の側部端面(6)及び背部端面(7)を、側部突当板(5)及び背部突当板(8)にそれぞれ突き当てて紙揃作業を行う。またこの紙揃作業と並行して、積層紙(3)への加圧空気及びイオンの吹き付け作業を行う。
この加圧空気及びイオンの吹き付け作業について以下に説明すると、まず、図1に示す如く背部上下シリンダー(18)に設けたセンサー(17)、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)を紙載置台(4)の表面付近に配置しておく。そして、センサー(17)の電源を入れた後に、紙載置台(4)上に積層紙(3)を載置することにより、紙載置台(4)の表面付近に位置していたセンサー(17)が積層紙(3)の背部端面(7)を検知する。このセンサー(17)の検知信号を受けて、側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)はセンサー(17)が積層紙(3)の上端面(16)を検知するまで同時に上昇し、これにより側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)が同時に上方に移動する。
そして、センサー(17)が積層紙(3)の上端面(16)を検知した時点で側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)が停止する。この時、図3に示す如く側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)の吹き出し口(15)は積層紙(3)の上端面(16)側に位置するものとなる。また、上記検知信号を受けて、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)の吹き出し口(15)から加圧空気及びイオンが噴射され、加圧空気及びイオンが積層紙(3)の側部端面(6)及び背部端面(7)に吹き付けられる。
また、上記の如くセンサー(17)が積層紙(3)の上端面(16)を検知することにより、このセンサー(17)からの検知信号を受けた直後から、側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)がタイマーにて設定した一定時間継続して下降するものとなる。そしてタイマーの設定時間が経過すると、センサー(17)は再び積層紙(3)の上端面(16)を検知するまで側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)が上昇する。
そして、センサー(17)の電源が切られるまで、側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)の上昇・下降は繰り返し継続的に行われる。尚、上記の如く側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)が繰り返し上昇・下降している間、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)からは常時加圧空気及びイオンが噴射された状態となる。
上記の如き側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)の継続的な上昇・下降によって、側部イオナイザ―(11)及び背部イオナイザ―(12)が上昇・下降を繰り返しながら加圧空気及びイオンを噴射するため、積層紙(3)の側部端面(6)及び背部端面(7)の上端側から下端側まで加圧空気及びイオンを満遍なく吹き付けることができる。従って、加圧空気の吹き付けにより、積層紙(3)を構成する紙の間の摩擦抵抗を減少させて紙揃を容易なものとするとともに、イオンの吹き付けにより紙の摩擦によって発生する積層紙(3)の帯電を防止することが可能となる。そのため、作業者は紙揃えの作業を円滑に、且つ安全に行うことが可能となる。
また、上記加圧空気及びイオンの噴射作業を終了させる場合には、上記センサー(17)の電源を切る。これにより、加圧空気及びイオンの噴射が停止するとともに、側部上下シリンダー(13)及び背部上下シリンダー(18)が下降して、センサー(17)及び側部イオナイザ―(11)、背部イオナイザ―(12)が作業開始前に位置していた紙載置台(4)の表面付近まで戻り、作業が終了する。
本考案の実施例1を示す正面図。 図1の平面図。 図1の部分拡大図。 実施例1において図1とは垂直方向の正面図。 図2の部分拡大平面図。
1 紙揃機本体
3 積層紙
4 紙載置台
11 側部イオナイザ―
12 背部イオナイザー
13 側部上下シリンダー
16 上端面
17 センサー
18 背部上下シリンダー
本考案は上述の如き課題を解決するため、基台部の上端に積層紙を載置するための紙載置台を設けるとともに、この紙載置台の一側に側部突当板を、またこの側部突当板とは直角方向である紙載置台の背部側の一側に背部突当板を設け、上記紙載置台に振動を加え、紙載置台の上面に載置した積層紙の二辺を上記側部突当板及び背部突当板に突き当てて突き揃え可能とする紙揃機本体に、上記積層紙の積層端面に向けて加圧空気とイオンとを噴射可能とするイオナイザ―を設けたものである。

Claims (2)

  1. 紙載置台に振動を加え、紙載置台の上面に載置した積層紙の二辺を突き揃え可能とする紙揃機本体に、上記積層紙の積層端面に向けて加圧空気とイオンとを噴射可能とするイオナイザ―を設けたことを特徴とする紙揃機。
  2. 紙揃機本体は、紙載置台上の積層紙の積層端面に沿って上下動可能な上下シリンダーを設け、この上下シリンダーに、イオナイザ―と、積層紙の上端面を検知可能とするセンサーとを設けたことを特徴とする請求項1の紙揃機。
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