JP3190384U - 治療具 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオンパンピング療法は、刺した鍼を結んで治療を行うため、針灸の技術の専門的な知識と技術が必要となるという課題があった。本考案は、このような課題に着目してなされたもので、専門的な技術や知識が不要で、安定して高い効果を得ることができる治療具を提供する。
【解決手段】治療具1の両端には磁石2,3が存し、磁石2,3間にわたり導電性の線材4が接続されている。線材4の中間部位にはゲルマニウムダイオード5が介在されている。線材4は導電性の線体を絶縁性のビニルで被覆したものである。線材4の両端に磁石2,3が半田付けしてある。磁石2,3は人体接触面側が一方はプラス極、他方はマイナス極となるように構成されている。磁石の素材としては一般的な永久磁石を利用可能であるが、磁束密度が高く、非常に強い磁力を持つネオジム磁石を用いればより効果が高まるものである。
【選択図】図1

Description

本考案は肩こり筋肉痛などの疼痛を緩和することを目的とする治療具に関する。
鍼灸治療の祖と言われる間中喜雄が提唱したイオンパンピングという治療法が鍼灸治療家の間ではよく知られている。
このイオンパンピングとは、生体の疼痛部にはプラスイオンが過剰に存在し、これが神経興奮などを増幅し、痛みと大きく関係すると考え、疼痛部のプラスイオンを汲み出せばよいという発想の元、人体におけるマイナスイオンのある部位と疼痛部位とをコードで繋ぎ、中和させるという治療システムである。
それまでの鍼治療は、経絡の虚実に応じて補と瀉を施術者の技法によって伝達する方法で、技術の習得には長期の訓練が必要であった。
係る難点を解消すべく、人の手による補瀉の技法に取って代わる機器があれば都合が良いという発想から生まれ、実現したのがイオンパンピングである。
間中喜雄の症例報告には、やけどの部分をカバーするようにアルミ箔を貼り付け、その一端にコードをつなげる。次にやけどより遠隔部(例えば、足にやけどをしていたら手に、手にやけどをしていたら足)に鍼を刺して、その鍼にコードを結ぶ。しばらくすると痛みが緩和されたとするものなどが挙げられている。
上記は東洋医学的な説明であるが、西洋医学的に叙述すると以下のようになる。すなわち、生体内では、Na,Ca,K等の原子がイオン化することによって電子を生じ、様々な活動の電気的なエネルギーとなっていることが知られている。更には、細胞が傷つけられて痛みを感じる場合には、その場所に電子が集まることが知られており、負傷電流と呼ばれている。さらに、慢性化した鈍重感、局所のしびれ、違和感などでは、電子が不足して細胞の活動が鈍化し、血流が悪くなることが知られている。このような生体内のイオンや電子の過不足を解消することにより治療を行う方法として、イオンパンピング療法である。
特許文献1には、一方向電流整流素子と、該素子の周囲に設けられた電流補足プローブとを有して構成された治療具であって、一方向電流整流素子の両端子は、電流補足プローブを介して電気的導通状態に連結接続され、この一方向電流整流素子と電流補足プローブが一体となった治療具が開示されている。
特許文献2には、痛みの部位とそこから離れた部位とに鍼を刺し、両鍼間をダイオード内蔵のコードで結び、痛みの部位の過剰な陽イオンを中和する治療具が開示されている。
特開平10−174722号公報 実開昭50−64387号公報
「針灸の理論と考え方」間中喜雄著(創元医学新書)
イオンパンピング療法は、刺した鍼を結んで治療を行うため、針灸の技術の専門的な知識と技術が必要となるという課題があった。上記特許文献2記載の考案も鍼を刺す必要があり、同様の課題が生じるものである。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、専門的な技術や知識が不要で、安定して高い効果を得ることができる治療具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、導電性を有すると共にゲルマニウムダイオードを介在させた線材の両端に磁石を取付けて構成した。
(2) 請求項2に記載の考案は、請求項1記載の治療具において、一方の磁石は金メッキを施し、他方の磁石にはニッケルメッキを施し構成した。
(3) 請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2記載の治療具においてネオジム磁石を用いて構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1は本考案に係る治療具1の概略図である。治療具1の両端には磁石2,3が存し、磁石2,3間にわたり導電性の線材4が接続されている。線材4の中間部位にはゲルマニウムダイオード5が介在されている。
本考案者は、本考案に係る治療具で実験の結果、人体内のイオンや電子の過不足を解消することにより、人体内のイオンや電子の過不足による痛みやしびれなどをとることができることを発見した。
係る効果が認められるのは、ゲルマニウムダイオードの整流作用及び順方向電圧降下を抑えることが可能な性質により、疼痛側のプラスイオンを他の健常部位に流すことが可能となことによるものと思われる。考案者の実験ではゲルマニウムダイオード以外では係る効果が小さいものであった。
また、人体に接触する部位として磁石を用いていることから、接触部位の血流が良くなることも治療効果が表れる原因と考えられる。
更には、血液成分の中には、プラスイオンとマイナスイオンに電離するものが含まれている。これが血管中を流れるということは、電流が流れることに等しい。ここに磁石によって磁場を加えると、「フレミングの左手の法則」により力が発生する。この力がイオンの流れを活発にすることも、効果が認められる一因と思われる。
また、請求項2に記載の考案においては、一方の磁石には金メッキを施し、他方の磁石にはニッケルメッキを施してある。金とニッケルの電位差は約1.76ボルトあり、イオンの転移を促進することが可能となるものである。また、両端の磁石同士が引き合うことでより転移が促進されるものである。
本考案の概略図
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示すように、治療具1の両端には磁石2,3が存し、磁石2,3間にわたり導電性の線材4が接続されている。線材4の中間部位にはゲルマニウムダイオード5が介在されている。
線材4は導電性の線体を絶縁性のビニルで被覆したものである。線材4の両端に磁石2,3が半田付けしてある。
磁石2,3は人体接触面側が一方はプラス極、他方はマイナス極となるように構成されている。磁石の素材としては一般的な永久磁石を利用可能であるが、磁束密度が高く、非常に強い磁力を持つネオジム磁石を用いればより効果が高まるものである。
請求項2に記載の考案においては、磁石2,3の一方に金メッキ、他方にはニッケルメッキが施されている。
本考案の使用方法は、手のツボにプラス極の磁石を、足のツボにマイナス極の磁石をあてがうとうものである。首用は首の前と後ろでつなぐと首の血流を良くする事が出来る。全身用は2m、首専用は30cmと長さを替えれば利便性が高まるものである。
1・・治療具
2,3・・磁石
4・・線材
5・・ゲルマニウムダイオード

Claims (3)

  1. 導電性を有すると共にゲルマニウムダイオード(5)を介在させた線材(4)の両端に磁石(2,3)を取付けた治療具。
  2. 一方の磁石は金メッキを施し、他方の磁石にはニッケルメッキを施した請求項1に記載の治療具。
  3. 磁石(2,3)がネオジム磁石である請求項1又は請求項2に記載の治療具。
JP2014000775U 2014-02-18 治療具 Expired - Lifetime JP3190384U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108057173A (zh) * 2017-12-08 2018-05-22 丰润(泉州)健康科技有限公司 一种理疗装置及其加工工艺

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