JP3190224U - 包装構造 - Google Patents

Abstract

【課題】携帯に便利で保温、冷蔵効果のある包装構造を提供する。
【解決手段】フレキシブル断熱層１０及びフレキシブルシート１１を接合してなるフレキシブル包装構造１であり、断熱層は、ＥＰＥ、ＥＰＰ、ＥＰＳ、ＥＰＯ等の発泡保温材質であり、フレキシブルシートは、紙材質又は金属フィルム材質であり、断熱層に対して１層であるか、または２層のフレキシブルシートで断熱層をサンドイッチ状に挟んで接合してなる。フレキシブルシートは軟性磁石層からなり、物品の包装した端部をその磁力により吸着固定できるのが好ましい。
【選択図】図１

Description

本考案は、包装構造に関し、特に、容器又は直接物品を包装して、断熱及び保温効果を有する包装構造に関する。

一般の消費者が店で冷蔵又は電子レンジ加熱を経た物品を購入する時、店は、一般のビニール袋を提供する以外に、消費者は自身で買い物袋を用意し、物品を入れて持ち帰るが、この種の包装方式では、往々にして家に戻った後、買い物袋中の物品が何れも元の冷蔵又は加熱温度を保つことができず、相対して物品の元の新鮮度を失うことになるので、効果的に物品を一定温度範囲に維持させ、使用者に帰宅まで持たせて、容易に使用させることができる包装構造を如何に提供するかは、業界で考慮すべき課題となっている。

特公昭６１−１１１８７号公報

本考案の目的は、ビン包装、缶包装等の物品を覆い包むことができ、断熱の目的、物品を包装する温度を維持する効果を達成することにある。

本考案のもう1つの目的は、使用者に便利に携帯させ、随時随処使用者にビン包装、缶包装等の包装可能であり、或いは物品に対して直接包装を行わせ、携帯及び使用に便利である効果を達成することにある。

上記目的に基づき、本考案の包装構造は、フレキシブル断熱層及びフレキシブルシートを接合してなるフレキシブル包装構造であり、該断熱層は、ＥＰＥ、ＥＰＰ、ＥＰＳ又はＥＰＯ（又は類似する関連物理特性の材質）等の発泡保温材質であり、本包装構造により、ビン包装、缶包装等の包装可能物品を覆い包み、断熱層の設置により断熱・保温の目的を達成し、包装物品の温度を維持する効果を達成する。

本考案のもう1つの実施構造は、それぞれ順に下層のフレキシブルシート構造、断熱層及び上層のフレキシブルシートが接合してなるフレキシブル包装構造であり、該上層のフレキシブルシートは、磁性層であり、該磁性層は、フレキシブルな軟性磁石であり、磁性層は、包装構造の両端を先ず包装物の大きさに従って包装した後、包装構造の両端を、磁性特性により相互に吸着させ、該下層上層のフレキシブルシートは、紙材質又は金属フィルム材質（例えば、鉄又は銅）である。

また、上記の実施構造は、ビン包装、缶包装等の包装可能物品を覆い包むことができる以外に、更に、物品に対して直接包装を行うことができ、断熱及び保温の効果を達成することができる。

本考案の第１実施例の構造説明図である。 本考案の第１実施例の実施説明図（一）である。 本考案の第１実施例の実施説明図（二）である。 本考案の第２実施例の構造説明図である。 本考案の第２実施例の実施説明図（一）である。 本考案の第２実施例の実施説明図（二）である。 本考案の好適実施説明図（一）である。 本考案の好適実施説明図（二）である。

先ず、図１を参照する。
図に示すように、本考案が提供する包装構造１は、断熱層１０及びフレキシブルシート１１が接合してなるフレキシブル包装構造１であり、断熱層１０は、ＥＰＥ、ＥＰＰ、ＥＰＳ又はＥＰＯ（又は類似する関連物理特性の材質）等の発泡保温材質であり、該上層のフレキシブルシート１１は、紙材又は金属フィルム材質であり、その金属フィルム材質は、鉄、銅材又はアルミ材であって、断熱層１０及びフレキシブルシート１１からなる簡単な構造によって完全な包装容器の構造を形成し、それは、大量生産の商業的実施の目的を達成することができる。

図２に示すように、本考案の実施は、包装構造１の断熱層１０及びフレキシブルシート１１を各種異なる様式の包装容器に形成する（本図面は、段ボール箱様構造により説明する）。

図３に示すように、本考案の前記包装構造１は、一般の包装容器３を覆い包むことができ（本図面は、段ボール箱により説明する）、該包装構造１は、包装容器３を完全に包装し、該包装容器３が冷蔵庫から取り出したものであるか、保温箱により特定温度に加熱した包装容器３である時、使用者は、該包装容器３の温度を持続させたい場合、断熱層１０により温度を該特定の温度範囲に長期的に維持することができ、フレキシブルシート１１は、包装容器３が外力の衝撃を受けることを回避するよう保護し、断熱でき、包装容器３の温度を維持する以外に、保護することもできる最適な使用効果を達成する。

図４を参照する。
図に示すように、本考案は、さらに他の形態の包装構造２を形成することもでき、それは、順に、下層フレキシブルシート２０、断熱層２１及び上層フレキシブルシート２２が接合してなるフレキシブル包装構造２であり、そのうち、該下層フレキシブルシート２０及び上層フレキシブルシート２２は、紙材質又は金属フィルム材質であることができる。

続いて、図５、図６を参照する。本考案の前記包装構造２は、直接物品を包装する構造に形成することができ（本図面は、紙袋４により説明する）、内容物を紙袋４中に直接安置する実施例であり、また、前記の包装構造２で包装物５（本図面は、飲料缶により説明する）フレキシブルシートを覆い包み、断熱層２１により、温度を該特定の温度範囲に長期的に維持し、フレキシブルシート２２は、包装物５を保護し、外力の衝撃を受けることを回避し、断熱して包装物５の温度を維持することができる以外に保護することもできる最適な使用効果を達成する。

図７と併せて図４を参照する。
図に示すように、該上層構造２２は磁性層２２０であり、且つ、フレキシブル軟性磁石層であり、フレキシブルシートである磁性層２２０の相互に吸着可能な特性を利用し、包装構造２の一端を巻き曲げ、他端に磁性吸着して包装物５（本図面は、飲料により説明する）を縛ることができ、故に、使用者が商品を包装する必要がある時、適時、包装物５の大きさに従って本考案の展開可能式の包装動作を行うことができ、フレキシブルシート２０及び断熱層２１を包装物５上に堅く貼付させ、且つ包装物５を縛ることができ、断熱層２１により断熱の目的を可能にし、フレキシブルシート２０は、包装物５が外力の衝突を受けることを回避するよう保護することができる。

本設計に従った本考案の包装物５は、先ず冷凍した後、本考案を被せることができ、先ず本考案を被せた後、冷蔵庫又は冷凍後内で冷やすこともでき、且つ本設計に従った本考案は、随時携帯して繰り返し使用でき、使い捨て式でなく、環境保護の効果を達成する構造である。

図８を参照する。
図から分かるように、本考案の包装構造２は、紙袋４の形態に直接形成することもでき、磁性層２２０の設置により、紙袋４のシール箇所を直接折り曲げて吸着させることができ、断熱層２１により、温度を該特定の温度範囲に長期的に維持させる簡易な構造を形成することができ、業界における新しい製品となっている。

本設計に従った本考案のフレキシブルシートの表面に特定製品のブランド（例えば、ビールなどの飲料のブランド名）を表示して特定ブランドのカバーとし、販促の要求に適合させることができる。

１ 包装構造
１０ 断熱層
１１ 上層構造
２ 包装構造
２０ 上層構造
２００ 磁性層
２１ 断熱層
２２ 下層構造
３ 包装容器
４ 紙袋
５ 包装物

Claims (8)

1. フレキシブル断熱層及びフレキシブルシートを接合してなるフレキシブル包装構造。
2. フレキシブル断熱層を上下２層のフレキシブルシートで挟んで接合してなるフレキシブル包装構造。
3. 前記フレキシブルシートの下層は、紙材質又は金属フィルム材質である請求項２に記載の包装構造。
4. 前記フレキシブルシートの上層は磁性層であり、包装して重ねた箇所を磁性吸着により吸着固定可能とした請求項２又は請求項３に記載の包装構造。
5. 前記フレキシブルシートは、紙材質又は金属フィルム材質である請求項１又は請求項２に記載の包装構造。
6. 前記断熱層は、発泡保温材質、ＥＰＥ材質、ＥＰＰ材質、ＥＰＳ材質又はＥＰＯ材質である請求項１又は請求項２に記載の包装構造。
7. 収容箱、手提げケース、ギフトボックス、又は紙袋の形態とした請求項１又は請求項２に記載の包装構造。
8. 前記フレキシブルシート表面は、模様、色彩を印刷表示可能である請求項１又は請求項２に記載の包装構造。
   

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