JP3190199U - 紙パック注ぎ口開封v字切り込み - Google Patents

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光明 荒谷
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Abstract

【課題】牛乳パックにおいて、指先で簡単に引き裂くことを可能にし、小学校低学年や主婦、高齢者の紙カップの開封を楽にした牛乳パックを提供する。
【解決手段】牛乳パックの上部フラップの貼合部の中央に、下へ向けて垂直な2mmほどの切り込み、又はV字形の切り込みを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は同形の各種紙パックの開封に関する。
本申請では牛乳紙パックを例にする。
牛乳紙パックの側面Cの注ぎ口を開封するときに、牛乳製造メーカーによって使用する紙質や、貼合接着剤によって多少異なるが、最上部のフラップを固く閉ざしたパッケージが多く、手先の力に弱い小学校低学年者や主婦、高齢者、手先に障害を持つ者には開封を困難にして、意向調査では多くの方がご体験をされていた。
食事支度を急ぐ時、上手く開封できず精神を苛立てて、不機嫌な思いをする事が多い。
両手に不自由な身体障害者は、注ぎ口を固く閉ざされた牛乳パックの開封は容易ではなく、価格的に割高なストロー付きの小パック(200ml詰)の購入を余儀なくされた。
側面Cに記された開封手順に注ぎ口が奇麗に開かれず、無理して注ぎ口を破いた時は、牛乳を卓上にこぼして汚すなどの無駄があった。
注ぎ口の開封に力を込めて過ぎて、牛乳パックを横倒にして、卓上にこぼして汚す無駄があった。
注ぎ口が開き難く、ハサミやカッターで切り開く時に怪我をする危険性があった。
製紙メーカーにおいて、紙の漉き方にも縦と横があり、横に漉かれた紙を縦に引き裂く事は容易ではない。
注ぎ口が奇麗に開かれず、注ぎ口が破れた状態で、冷蔵庫での取り出しでは牛乳を外側にこぼす無駄があった。
紙パック開発時に、ビンから紙に変える事に研究が集中して、開封での問題がなおざりにされている。価値分析を行っていたならば解決された問題である。
牛乳は大腸菌の繁殖率が高く、開封後の密封保管が大切であり、他の雑菌から汚染して腐敗することもある。
開封された牛乳パックは、注ぎ口を固く閉じておかなければ、冷蔵庫内で発生する異臭の移りもあり、開封後の密封は大切である。
市販で販売される、1000ml、500ml、詰めの牛乳パックの正面AとBの接着貼合部分のフラップの高さは頂点から約15mmで、側面のCとDが外側に折れ曲がって突起が内側で接して貼合する頂点の高さは、フラップ底から約8mmであり、ABの頂点からの合間は7mmほどあり、AB頂点の中央から下へ垂直に、側面のCDの突起が接する位置に、頂点から指先で簡単に切り裂く直線切り込み、又はV字形に2mmほどの切り込み(ノッチ)を入れることにより、課題を解決する。
ABの頂点の中央部は、両側面のCDの突起部が接合する所であり、パックを密封するフラップを形成する構図の中では弱点とされる箇所でもあり、その真上にV字形の切り込みを入れることで、引き裂くに強い力を必要としない事を方策とした。
フラップの中央にV字形の切り込みを入れる事で、側面Cの開封を奇麗にして、開封説明の手順に従い、注ぎ口を上手く開く事ができる。
牛乳パッケージの紙質や、接着強度から、製品貯蔵の重ね置きで上からの耐圧に弱い場合は、切り込み部分を2mmほど高くして、断裁寸法を縦方向に2mmほど長くして補強する。
牛乳パックに記された開封手順の説明では、頂点のフラップAB面に矢印であけ口が示されて、側面Cには、▲1▼図のように両側に開いてください、▲2▼左右一杯屋根に付くまで押し広げ、▲3▼親指と人さし指を両端に充て注ぎ口が飛び出すように手前に引きます。と記されているが、大人の力でも説明通りには開かない事が多く、主婦や低学年の児童には難しく、フラップ中央の切込やノッチを入れた個所を、手順の▲1▼とする事で難しさは解決する。
本考案は、紙パックの開封に刃物を必要とせず安心安全の役目を果たす事ができる。
本考案は、紙パックの注ぎ口を押し開けるために、破れるような無理な力を必要としない。
本考案は、小学校低学年者や主婦、高齢者、手先に不自由な者にも紙パックの注ぎ口を容易に開くことができる。
本考案は、開封後は衛生的に封じて雑菌や異臭の侵入を防止する。
本考案は、注ぎ口の開封に無駄な時間を費やせず苛立ちを感じさせない。
本考案の請求項1記載の紙パック上部の説明図である。 本考案の請求項1記載の実施状態を示す説明図である。 市販品の説明図である。
本考案は、輸送で割れ易い牛乳ビンに代わる容器として開発された、紙製の箱に満タンに充填された牛乳が、輸送の際に充填口からの破損による流失を防止するために、強度な接着剤が使用されて固く閉ざされ、小学校低学年者や主婦、高齢者、手に障害を持つ者には、注ぎ口の開封では、側面に印刷された説明の通りに試みるが、指先の力の強弱により、注ぎ口が奇麗に開封されず、いろいろな破れ方をして、外にこぼしたり、開封後の閉じ込みが上手く出来ず、腐敗を速める原因にもなり、牛乳パックの製造元では、輸送で発生し得る問題の多くを想定して、注ぎ口の開封では、消費者に困難な問題が見られたが、牛乳パックに1000ml充填された製品を、逆さにした落下テストの結果は、牛乳パックの両側面の突起部が、フラップ正面の中央で接する箇所が弱点である事が判明され、その弱点を開封に都合よく活用した事を最大の特徴とする。
≪設定条件≫
牛乳パックの形状は、1000ml詰めの市販品を使用した。
(公序良俗違反につき、不掲載)
産業上の利用の可能性
飲料水は鉄製缶詰や瓶詰から、自動販売機の出現に対応して、軽量なアルミ缶や紙パック、プラスチック容器に変わり、栓抜や缶切を不要にして便利にはなったが、手先に力のない者には不便性では変わりはなく、本考案は問題と向き合い,QualityControlとvalueanalysis手法で現実の中に真実を追究して原理原則を確認、製造方法を検討して本考案を思いつく。過当競争の業界をに生き残るためには、現行商品の付加価値をより高めて、占める市場を維持しなければ経営に窮する事となる。本考案は従来の商品の一部を改良したものではあるが、これまでに注ぎ口の開封に関わる厄介な問題を解決した事で、購買量の増加に期待されます。
栓抜に代わる用具も出現はしているが、高齢の主婦には力を必要として難儀する者もいて、紙パックに切り込みを施す事でその問題は解決され、店頭での購買においても、ストロー付きの割高価格の商品より、割安価格で開封に容易な容器の商品を選択する。
進む体力なき高齢者の増加に、廉価で開封に容易な容器を使用して、対応する事で安全安心を提供して、購買量の増加が期待される。
紙パックの展開図である 考案品の上部フラップの表示である 市販品の上部フラップの表示である 市販の牛乳パックの注ぎ口開封の現状を示すものである 考案品の上部フラップの中央部にV字形の切込みを入れた時の注ぎ口開封の現状を示すものである

Claims (1)

  1. 牛乳パックの上部フラップ正面ABの貼合部の中央に、側面Cからの注ぎ口の開封を、小学校低学年者や主婦、高齢者、手に障害を持つ者が簡単に、楽して出来るように、頂点を起点に下へ向けて垂直に、2mm程の切り込み、又はV字形の切り込みを入れる事を特徴とする。
JP2013007225U 2013-12-04 紙パック注ぎ口開封v字切り込み Expired - Lifetime JP3190199U (ja)

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JP3190199U true JP3190199U (ja) 2014-04-24

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