JP3190182U - 自重で復元可能なエクササイズ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自重で復元可能なエクササイズ器具を提供する。
【解決手段】自重で復元可能なエクササイズ器具Aは、載置架部10と、高さ調整可能な座部20と、リクライニング背もたれ部30と、フロント昇降用リンク棒と、リア昇降用リンク棒50と、リンク棒とを含む。エクササイズ器具は、部品の自重と、リンク連動構造が元に位置に戻るとき及び動作するときの抵抗力とを利用するので、復元力のある弾性ユニットを設置しなくてもよく、且つ抵抗力と復元力を様々な使用者に合わせて調整することができる。また、弾性ユニットを設置する必要がないので、弾性ユニットの弾性力がなくなる問題を避けるとともに、耐久性を向上させることができる。即ち、腰・腹筋の鍛え効果を向上させるともに、実用性・進歩性を有している。
【選択図】図1

Description

本考案は、エクササイズ器具に関し、特に、リンク棒構造を利用して、自重で復元可能な機能を果すように設けられる新規なエクササイズ器具の構造設計に関する。
現在、よく使用されている従来のエクササイズ器具において、腰・腹筋のトレーニングに用いられるもの(以下、腰・腹エクササイズ器具という)の構造には、通常復元力のある弾性ユニット(例えば、スプリング、フレキシブルロープなど)が設けられている。該腰・腹エクササイズ器具のフレーム構造が力を受けるとき、弾性ユニットによりエクササイズ器具に抵抗力が発生するか、或いはエクササイズ器具が自動的最初状態になることができる。
使用者は、前述した従来の腰・腹エクササイズ器具を実際に使用した経験により、従来のエクササイズ器具に以下のような問題点が存在することを見つけた。従来の腰・腹エクササイズ器具に配置されている弾性ユニットにおいて、弾性ユニットの弾力的な強度が異なる体型を有しているすべての使用者に適用するはずはない。該エクササイズ器具を使用するとき、弾力性が大きすぎて身体に痛みや不快感を感じる使用者がいるだけではなく、弾力性が足りないと感じる使用者もいるはずである。弾力性が大きすぎる場合、使用者が仰向け姿勢を座り姿勢に容易に戻すことができるが、次のような問題が発生することができる。即ち、使用者が腹筋を有効に鍛えられないことである。使用者は、腰・背筋を鍛えるため座り姿勢から身体を後ろへ倒し、腹筋を鍛えるため仰向け姿勢を座り姿勢に戻す。しかし、従来の構造における弾性・復元力構造は、鍛える方法にマイナス影響を与える。
一方、該復元力のある弾性ユニットを長期間使用するとき、弾性疲労により弾性ユニットの弾力が弱まってしまうので、腰・腹エクササイズ器具の耐久性にもマイナスな影響を与える問題点、欠点もある。
上述した従来のエクササイズ器具に存在する問題点について、より理想的で実用性のある新規な構造を開発するのを使用者が望んでいるので、関連業者がその研究開発に取り組むことを目標とする。
それに鑑みて、考案者は、関連製品の製造開発と設計に携わる長年の経験を持っており、上述した目標について、詳しく設計、慎重に評価したうえ、ようやく、実用性のある本考案を得られたわけである。
本考案は、自重で復元可能なエクササイズ器具を提供することを目的とし、解決しようとする課題は、従来の構造を改良して、より理想的で実用性のあるオリジナルなエクササイズ器具を開発することにある。
前述した問題を解決するため、本考案は次のような技術特徴を有している自重で復元可能なエクササイズ器具を提供する。該エクササイズ器具は、載置架部と、高さ調整可能な座部と、リクライニング背もたれ部と、フロント昇降用リンク棒と、2つのリア昇降用リンク棒と、リンク棒とを含む。載置架部は、横方向に延設されたフレーム構造を有している。該高さ調整可能な座部は、上下へ可動するように載置架部に設けられ、前側と後側を備えている。該リクライニング背もたれ部は、高さ調整可能な座部の後側に連結され、連結端と、突出端と、該連結端と突出端との間にある中間部とを備えている。該連結端が高さ調整可能な座部の後側に連結されていることにより、該リクライニング背もたれ部が前後方向へリクライニングするように設けられている。該中間部には、背もたれキットが設けられている。該フロント昇降用リンク棒は、高さ調整可能な座部の前側と載置架部の第一定位置との間に配置されている。該第一定位置は、高さ調整可能な座部の前側の後方と間隔を置いて配置されている。これにより、該フロント昇降用リンク棒が後方に向って斜め下方へ延設するように設けられている。2つのリア昇降用リンク棒は、高さ調整可能な座部の後側と載置架部の第二定位置との間に間隔を置いて配置されている。該第二定位置は、該第一定位置の後方と間隔を置いて配置されている。これにより、該リア昇降用リンク棒が後方に向って斜め下方へ延設するように設けられている。該支持リンク棒は、リクライニング背もたれ部の中間部と載置架部の第三定位置との間に配置されている。該第三定位置は、該第一定位置と第二定位置との間に設けられている。
本考案のエクササイズ器具は、次の通り動作する。即ち、使用者が背部に力を入れて該リクライニング背もたれ部が後方へリクライニングさせるとき、支持リンク棒のリクライニング支持力と、フロント昇降用リンク棒及びリア昇降用リンク棒が同時にリクライニングして上昇させる作用力とにより、高さ調整可能な座部が上昇し、且つリクライニング背もたれ部と高さ調整可能な座部との間の挟角が180度以上になる。即ち、リクライニング背もたれ部が後ろに倒れる状態になる。使用者が姿勢を座り姿勢に戻すとき、該高さ調整可能な座部の自重と、フロント昇降用リンク棒及びリア昇降用リンク棒が同時に下向きへバックスイングする作用力とにより、自重による復元力が生じる。該自重で復元可能なエクササイズ器具は、部品の自重と、リンク連動構造が元に位置に戻るとき及び動作するときの抵抗力とを利用することができるので、復元力のある弾性ユニットを設置しなくてもよく、且つ本考案による抵抗力と復元力を様々な使用者に合わせて調整することができる。また、弾性ユニットを設置する必要がないので、弾性ユニットの弾性力がなくなる問題を避けることができ、本考案の耐久性を向上させることができる。即ち、本考案は、腰・腹筋の鍛え効果を向上させるともに、実用性・進歩性を有している
本考案の好適な実施例を示す組立立体図である。 本考案の好適な実施例の局所部品を示す分解立体図である。 本考案の好適な実施例の主要部品を示す分解立体図である。 本考案の好適な実施例を示す平面側面図である。 本考案の好適な実施例の動作状態を示す図である。 本考案を使っている使用者の座り姿勢を示す図である。 本考案を使っている使用者が横になった状態を示す図である。 本考案のリクライニング背もたれ部の傾斜角が調整された状態を示す図である。 本考案のリクライニング背もたれ部が横方向に調整された状態を示す図である。 本考案の他の実施例に係る局所構造形態を示す図である。
図1〜図4に示すのは、本考案の自重で復元可能なエクササイズ器具の好適な実施例である。これらの実施例は、本考案を説明することに用いられるもので、本考案の請求の範囲がこれらの構造に制限されるものではない。本考案に係る自重で復元可能なエクササイズ器具は、載置架部10と、高さ調整可能な座部20と、リクライニング背もたれ部30と、フロント昇降用リンク棒40と、リア昇降用リンク棒50と、支持リンク棒60とを含んでいる。
載置架部10は、横方向に延設されたフレーム構造を有している。該載置架部10の具体的な実施例として、図2に示す通り、金属管で作られた“工”字形の載置架部を採用することができるが、そのような実施例に限られるものではない。
高さ調整可能な座部20は、高さ調整可能に載置架部10の上に設けられている。該高さ調整可能な座部20は、前側21と後側22を備えている。
リクライニング背もたれ部30は、高さ調整可能な座部20の後側22に連結されている。該リクライニング背もたれ部30は、連結端31と、突出端32、該連結端31と突出端32との間にある中間部33を備えている。該連結端31が高さ調整可能な座部20の後側22に連結されていることにより、該リクライニング背もたれ部30が縦向きで前後にリクライニングするように設けられている。該中間部33には、背もたれキット34が設けられている。
フロント昇降用リンク棒40は、高さ調整可能な座部20の前側21と載置架部10の第一定位置11との間に配置されている。該第一定位置11は、高さ調整可能な座部20の前側21の後方と所定の間隔を置いて配置されている。これにより、該フロント昇降用リンク棒40は、後方に向って斜め下方へ延伸するように設けられている(詳しくは、図4に示す通りである)。
2つのリア昇降用リンク棒50は、高さ調整可能な座部20の後側22と載置架部10の第二定位置12との間に間隔を置いて配置されている。該第二定位置12は、該第一定位置11の後方と間隔を置いて配置されている。これにより、該リア昇降用リンク棒50が後方に向って斜め下方へ延伸するように設けられている(詳しくは、図4に示す通りである)。
支持リンク棒60は、リクライニング背もたれ部30の中間部33と載置架部10の第三定位置13との間に配置されている。該第三定位置13は、該第一定位置11と第二定位置12との間に設けられている。
上述した構造を有するように組合せられる本考案の動作については、次の通り説明する。
図6に示す通り、該自重で復元可能なエクササイズ器具Aが通常の使用状態になっているとき、該リクライニング背もたれ部30は、縦向きでやや後ろへ傾斜されており、高さ調整可能な座部20は、横置き状態で載置架部10の上に当接されている。使用者がエクササイズ器具を使用するとき、お尻を該高さ調整可能な座部20の上に載せ、背部をリクライニング背もたれ部30に凭せ掛ける。それから、腰・背部に力を入れて、リクライニング背もたれ部30を後方へ倒す。図5に示す通り、リクライニング背もたれ部30の中間部33が支持リンク棒60に連結及び支持され、且つリクライニング背もたれ部30の連結端31が高さ調整可能な座部20の後側22に連結されているので、リクライニング背もたれ部30を後方へ倒してリクライニングさせる過程で(矢印L1)、該連結端31が支持リンク棒60の上端部を支点とするテコの原理により、上方へ上昇すると共に後方に移動する。連結端31に連動されて、高さ調整可能な座部20が上昇する(矢印L2)。上昇する過程で、高さ調整可能な座部20が前後に間隔を置いて配置されたフロント昇降用リンク棒40と二リア昇降用リンク棒50とにより、載置架部10の上に連結及び支持されている(注:四リンク構造)ので、高さ調整可能な座部20が上昇しているときにも、その横置き状態を保つことができる。高さ調整可能な座部20が所定の最上位置まで上昇するとき(図5の下図)、該フロント昇降用リンク棒40及び二リア昇降用リンク棒50の仰角が増大する(矢印L3)が、水面に垂直である角度を超えないように、後方に向って斜め下方に延伸される範囲内に回転する。その時、図7に示すように、リクライニング背もたれ部30と高さ調整可能な座部20との間の挟角が180度以上になり、使用者の姿勢が後ろへ倒れる状態になる。これにより、使用者の腰・背部の筋肉が充分に後ろへ伸ばされるようになる。そのような状態で、使用者が全身の筋肉を最適に伸ばし、リラックスすることができる。それから、使用者が姿勢を座り姿勢に戻すとき、腰・腹部に力を入れて腰・腹部の筋肉を収縮させなければならない(シットアップの腹筋運動のような状態になる)。これにより、腰・腹筋のトレーニングになり、小腹を小さくするエクササイズ効果を奏することができる。また、使用者が上半身を一定の角度まで起こしたとき、該高さ調整可能な座部20自身の自重と、フロント及びリア昇降用リンク棒40及び50が同時に下向きへバックスイングする力とにより、自重による復元力が生じる。このような特徴により、使用者が身を起こすことで、腰・腹筋を鍛えるとともに、力を入れすぎて運動怪我をすることを避けることができる。
該リクライニング背もたれ部30の中間部33には更に、上下へスライドさせることにより高さを調整することができるスライドスリーブ70が取り付けられている。支持リンク棒60の前端を該スライドスリーブ70の後側に連結させる。該スライドスリーブ70の他端には、位置決めボタン71が形成され、リクライニング背もたれ部30の中間部33には、位置決めボタン71に対応し、且つ上下へ間隔を置いて配置された複数の位置決め穴36が形成されている。該位置決めボタン71を所定の位置決め穴36に組み立てる(注:よく見られるリブと穴の組立て方法を採用することができる)ことにより、スライドスリーブ70の状態を調整する位置を決めることができる。即ち、該スライドスリーブ70の位置決めの高さを変えることにより、支持リンク棒60の支持角を変え、且つリクライニング背もたれ部30の傾斜角を調整することができる。この段落に掲示されている実施形態の設計により、奏することができる効果は、リクライニング背もたれ部30の最大仰角を調整することにより、使用時の復元困難度を調整することができることと、偏平な状態になるように折り畳むことができることなどを含む。図8に示すように、図において実線または虚線でリクライニング背もたれ部30を示した。即ち、該スライドスリーブ70を異なる高さに位置させるとき、リクライニング背もたれ部30の仰角が変わることを対照的に示した。該リクライニング背もたれ部30の仰角が変わるとき、使用者が背部でリクライニング背もたれ部30を倒す開始位置が変わるので、リクライニング背もたれ部30を倒す難易度も変わる。図9に示すように、該高さ調整可能な座部20を横置きに載置架部10の上に載置させることを前提条件とし、スライドスリーブ70をリクライニング背もたれ部30の最上位置まで調整した場合(矢印L4)、該リクライニング背もたれ部30が下方へ回転して横置き状態になる。その状態になった自重で復元可能なエクササイズ器具A全体を側面から見ると、体積が偏平状態になっている。これにより、包装、搬送、又は収納するときに需要するスペースが縮小することができるので、製造元や使用者にとっても、大きな長所の一つである。
該フロント昇降用リンク棒40とリア昇降用リンク棒50との間は、相互に平行に配置されているか(図4)、或いは、角度差があるように非平行に配置されている(未図示)が、いずれも具体的に実施可能な形態である。
該リクライニング背もたれ部30の突出端32には更に、枕キット35が設けられている。リクライニング背もたれ部30の中間部33にある背もたれキット34及び該枕キット35は、軟質弾性体で、横向きに配置された円柱体である(例えば、発泡材)。該枕キット35は、突出端32に対して昇降可能に(図10の矢印L5)設けられ、且つ位置決め装置37により、枕キット35の位置が決められる。
図10に示すように、該リクライニング背もたれ部30の中間部33には、凸カーブ形補助支持部80(ポールフレーム形態でもよい)がさらに設けられている。該凸カーブ形補助支持部80は、前方へ突出している円弧状体であり、且つ背もたれキット34が該凸カーブ形補助支持部80の前側に設けられていることにより、使用者の腰部の曲線に合わせて、もたれ心地を向上させることができる。
該リクライニング背もたれ部30の突出端32の後側には更に、突き出された緩衝用突当部90が設けられている。リクライニング背もたれ部30の突出端32が最大仰角となったとき(図7)、弾力性のある該緩衝用突当部90が地面に軽く突き当たるので、衝突を防止する緩衝効果を奏することができる。具体的に実施例において、該緩衝用突当部90の材料として、ゴムブロックや硬質発泡材を採用することができるが、それらに限定されるものではない。
図10に示すように、該高さ調整可能な座部20の両側部には更に、取っ手23が増設されている。該取っ手23は、使用者がエクササイズ器具を使用しているとき、使用者の両手に把持機能を与えて、使用者の身体を安定させる。
本考案によって効果が向上される事実は、次の通りである。本考案に掲示されている「自重で復元可能なエクササイズ器具」は、該載置架部、高さ調整可能な座部、リクライニング背もたれ部、フロント昇降用リンク棒、リア昇降用リンク棒、支持リンク棒などのユニットなどを備える新規な構造形態である。本考案と[背景技術]に記載されている従来の構造とを比較してみると、本考案のエクササイズ器具は次の通り動作する。即ち、使用者が背部に力を受けて該リクライニング背もたれ部が後方へリクライニングさせるとき、支持リンク棒のリクライニング支持力と、フロント昇降用リンク棒及びリア昇降用リンク棒が同時にリクライニングして上昇させる力とにより、高さ調整可能な座部が上昇し、且つリクライニング背もたれ部と高さ調整可能な座部との間の挟角が180度以上になる。即ち、リクライニング背もたれ部が後ろに倒れる状態になる。使用者が姿勢を座り姿勢に戻すとき、該高さ調整可能な座部の自重と、フロント昇降用リンク棒及びリア昇降用リンク棒が同時に下向きへバックスイングする作用力とにより、自重による復元力が生じる。該自重で復元可能なエクササイズ器具は、部品の自重と、リンク連動構造が元に位置に戻るとき及び動作するときの抵抗力とを利用することができるので、復元力のある弾性ユニットを設置しなくてもよく、且つ本考案による抵抗力と復元力を様々な使用者に合わせて調整することができる。また、弾性ユニットを設置する必要がないので、弾性ユニットの弾性力がなくなる問題を避けることができ、本考案の耐久性を向上させることができる。即ち、本考案は、腰・腹筋の鍛え効果を向上させるともに、実用性・進歩性を有している。
本考案で次のような新しい効果を奏することができる。
1.該リクライニング背もたれ部の中間部には更に、上下へスライドさせることにより高さを調整することができるスライドスリーブが取り付けられている。このような技術的特徴により、支持リンク棒の支持角を変えることができる。また、支持リンク棒の支持角を変えることにより、更にリクライニング背もたれ部の最大仰角と、エクササイズ器具を使用する時に器具が元位置に戻る困難度を調整し、且つエクササイズ器具を偏平な状態にして最小畳折体積を得る効果を奏することができる。
2.該リクライニング背もたれ部の中間部にはまた、凸カーブ形補助支持部が設けられている。このような技術的特徴により、使用者の腰部の曲線に合わせて、もたれ心地を向上させる効果を奏することができる。
上述した実施例に掲示されたのは、本考案を具体的に説明するために用いられた内容であり、文の中で、専門の用語で説明してきたが、それを以て、本考案の実用新案登録請求の範囲を制限してはならないとし、この技術分野の分かる者は、本考案のコンセプトや考えを理解したうえ、それらの変更や改造を行って、それと同等な効果を得たとしても、それらの変更や改造はすべて、後述の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
A 自重で復元可能なエクササイズ器具
10 載置架部
11 第一定位置
12 第二定位置
13 第三定位置
20 高さ調整可能な座部
21 前側
22 後側
23 取っ手
30 リクライニング背もたれ部
31 連結端
32 突出端
33 中間部
34 背もたれキット
35 枕キット
36 位置決め穴
37 位置決め装置
40 フロント昇降用リンク棒
50 リア昇降用リンク棒
60 支持リンク棒
70 スライドスリーブ
71 位置決めボタン
80 凸カーブ形補助支持部
90 緩衝用突当部

Claims (7)

  1. 載置架部10と、高さ調整可能な座部20と、リクライニング背もたれ部30と、フロント昇降用リンク棒40と、2つのリア昇降用リンク棒50と、リンク棒60とを含む自重で復元可能なエクササイズ器具Aにおいて、
    載置架部10は、横方向に延設されたフレーム構造を有しており、
    高さ調整可能な座部20は、上下へ移動可能に載置架部10に設けられ、前側21と後側22を備えており、
    リクライニング背もたれ部30は、高さ調整可能な座部20の後側に連結され、且つ連結端31と、突出端32と、該連結端31と突出端32との間にある中間部33とを備え、該連結端31は、高さ調整可能な座部20の後側に連結されていることにより、該リクライニング背もたれ部30が前後方向へリクライニングするように設けられ、該中間部33には、背もたれキット34が設けられており、
    フロント昇降用リンク棒40は、高さ調整可能な座部20の前側21と載置架部10の第一定位置11との間に配置され、該第一定位置11が高さ調整可能な座部20の前側21の後方と間隔を置いて配置されていることにより、該フロント昇降用リンク棒40が後方に向って斜め下方へ延設するように設けられており、
    2つのリア昇降用リンク棒50は、高さ調整可能な座部20の後側22と載置架部10の第二定位置12との間に間隔を置いて配置され、該第二定位置12が該第一定位置11の後方と間隔を置いて配置されていることにより、該リア昇降用リンク棒50が後方に向って斜め下方へ延設するように設けられており、
    支持リンク棒60は、リクライニング背もたれ部30の中間部33と載置架部10の第三定位置13との間に配置され、該第三定位置13は、該第一定位置11と第二定位置12との間に設けられており、
    使用者が力を入れてリクライニング背もたれ部30を後方へリクライニングさせている過程において、リンク棒60の上端部を支点とするテコの原理により、該連結端31が上方へ上昇しながら後方へ移動し、連結端31に連動されて、高さ調整可能な座部20も上昇し、
    該高さ調整可能な座部20がフロント及びリア昇降用リンク棒40、50に連結され、且つ載置架部10の上に載置されることにより、四リンク構造のような構造を構成するので、高さ調整可能な座部20が上昇するときの横置き状態を保つことができ、
    高さ調整可能な座部20が所定の最上位置まで上昇するとき、フロント、リア昇降用リンク棒40、50の仰角が増大するが、後方に向って斜め下方へ延設される範囲を超えず、リクライニング背もたれ部30と高さ調整可能な座部20との間の挟角が180度以上になり、リクライニング背もたれ部30が後ろへ倒れる状態になり、
    使用者が姿勢を座り姿勢に戻すとき、該高さ調整可能な座部20の自重と、フロント、リア昇降用リンク棒40、50が同時に下向きへバックスイングする作用力とにより、自重による復元力が生じることを特徴とする自重で復元可能なエクササイズ器具A。
  2. 該リクライニング背もたれ部30の中間部33には更に、上下へスライドさせて高さを調整することができるスライドスリーブ70が取り付けられ、支持リンク棒60の前端が該スライドスリーブ70の後側に連結され、該スライドスリーブ70の他端には、位置決めボタン71が形成され、リクライニング背もたれ部30の中間部33には、位置決めボタン71に対応し、且つ上下へ間隔を置いて配置された複数の位置決め穴36が形成され、該位置決めボタン71を所定の位置決め穴36に組み立てることにより、スライドスリーブ70位置を決めることができ、該スライドスリーブ70の位置を変えるにより、支持リンク棒60の支持角を変え、且つリクライニング背もたれ部30の傾斜角を調整することができることを特徴とする請求項1に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
  3. 該フロント昇降用リンク棒40とリア昇降用リンク棒50との間は、相互に平行に配置されているか、或いは、角度差があるように非平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
  4. 該リクライニング背もたれ部30の突出端32には更に、枕キット35が設けられ、リクライニング背もたれ部30の中間部33にある背もたれキット34及び該枕キット35は、軟質弾性体で、横向きに配置されている円柱体であり、該枕キット35は、突出端32に対して昇降調整が可能に設けられ、位置決め装置37により枕キット35の位置が決められることを特徴とする請求項1に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
  5. 該リクライニング背もたれ部30の中間部33にはまた、凸カーブ形補助支持部80が設けられ、該凸カーブ形補助支持部80は、前方へ突出している円弧状体であり、且つ背もたれキット34が該凸カーブ形補助支持部80の前側に設けられることにより、使用者の腰部の曲線に合わせて、もたれ心地を向上させることを特徴とする請求項12、4中のいずれか一項に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
  6. 該リクライニング背もたれ部30の突出端32の後側には更に、突き出された緩衝用突当部90が設けられており、リクライニング背もたれ部30の突出端32が最大仰角となったとき、弾力性のある該緩衝用突当部90が地面に軽く突き当たることにより、衝突を防止する緩衝効果を奏することを特徴とする請求項1または請求項2、または請求項4に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
  7. 該高さ調整可能な座部20の両側部には更に、取っ手23が増設されるが、使用者がエクササイズ器具を使用しているとき、該取っ手23が両手に把持機能を与えて、使用者の身体を安定させることを特徴とする請求項1に記載の自重で復元可能なエクササイズ器具。
JP2013006124U 2012-11-14 2013-10-25 自重で復元可能なエクササイズ器具 Expired - Lifetime JP3190182U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107823850B (zh) * 2017-12-08 2023-09-12 高邮市康胜机械有限公司 一种能够歪斜的仰卧板

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