JP3190038U - パラペットスタンション - Google Patents

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Abstract

【課題】ビルの屋上の種々の形状、寸法をした様々なタイプのパラペットに、取付場所を問うことなく設置可能であり、また、軽量であって操作性に優れており、誰でも簡単に設置することのできるパラペットスタンションを提供する。【解決手段】第1ジョー部材2と、第1ジョー部材2に対して相対的に離接して可動な第2ジョー部材3と、第1及び第2ジョー部材2、3を相対的に離接可能に連結する連結部材4と、を有し、第1ジョー部材2に設けられた可動側押えパッド24を第2ジョー部材3に設けられた固定側押えパッドの方へと可動として、パラペットを挟持する。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばビルの屋上での作業に際し、屋上からの不測の転落事故を防止するために、屋上の外周囲に設けられた低い小壁(以下、「パラペット」という。)に支持ポールを設置し、例えば防護ネット、防護手すりなどの安全柵を屋上外周囲に形成するための安全柵形成装置(以下、「パラペットスタンション」という。)に関するものである。
従来、ビルの屋上の作業に際し、屋上からの不測の転落事故を防止するために、ビル屋上の外周端に設けられたパラペットにパラペットスタンションを設置し、このパラペットスタンションを利用して防護ネットなどをビル屋上の外周端に張り回し、安全柵を形成することが行われている。
しかしながら、パラペットは種々の形状、寸法をした様々なタイプのものがあり、そのため、様々なタイプのパラペットに対応するべく、種々のタイプのパラペットスタンションを用意する必要があり、極めて不便であった。また、パラペットスタンションは大型のものが多く、重量も重く、搬送及び据え付けにおいて多くの人手と時間を余儀なくするものであった。
なお、本実用新案登録出願人は、出願時点において、上記従来の問題を解決するための本考案に関連したパラペットスタンション等を開示する先行技術文献を見つけることができなかった。従って、先行技術文献情報を開示していない。
そこで、本考案の目的は、ビルの屋上の種々の形状、寸法をした様々なタイプのパラペットに、取付場所を選ぶことなく設置可能であり、また、軽量であって可搬性、操作性に優れており、誰でも簡単に設置することのできるパラペットスタンションを提供することである。
上記目的は本考案に係るパラペットスタンションにて達成される。要約すれば、本考案は、
第1ジョー部材と、
前記第1ジョー部材に対して離接して可動とされる第2ジョー部材と、
前記第1及び第2ジョー部材を離接可能に連結する連結部材と、
を有し、
前記第1ジョー部材は、
支持ポールを挿脱自在に取付けるための第1支持ポールホルダーと、
前記第1支持ポールホルダーに対して直交して前記第1支持ポールホルダーの一端に一体に設けられ、支持ポールを挿脱自在に取付けるための第2支持ポールホルダーと、
前記第1支持ポールホルダーに対して直交して配置され、前記第1支持ポールホルダーに対して螺合された作動ネジ軸と、
前記作動ネジ軸の前記第2ジョー部材側の一端に連結され、前記作動ネジ軸を回転させることにより前記第2ジョー部材側へと離接可能とされた可動側押えパッドと、
前記作動ネジ軸の他端に取付けられ、前記作動ネジ軸を回転するための操作ハンドルと、
を備え、
前記第2ジョー部材は、
前記第1支持ポールホルダーと平行に配置されたパッドホルダーと、
前記可動側押えパッドに対向して前記パッドホルダーに取付けられ、前記可動側押えパッドと協働してパラペットを挟持する固定側押えパッドと、
を備え、
前記連結部材は、
前記第1支持ポールホルダーの前記第2支持ポールホルダーが取付けられた側とは反対側の端部に固着された第1連結材と、前記第1連結材と対向して前記パッドホルダーの一端側に固着され、前記第1連結材と入れ子式にて相対的に移動可能に接続された第2連結材と、
を備えていることを特徴とするパラペットスタンションである。
本考案の一実施態様によると、前記可動側押えパッドは、前記作動ネジ軸の先端に回転自在に取付けられている。
本考案の他の実施態様によると、前記可動側押えパッドと前記固定側押えパッドとの対向する面にゴム板が貼着され、且つ、前記連結部材の、前記可動側押えパッド及び前記固定側押えパッドに対向する面にゴム板が貼着されている。
本考案のパラペットスタンションは、ビルの屋上の種々の形状、寸法をした様々なタイプのパラペットに、取付場所を選ぶことなく設置可能であり、また、軽量であって可搬性、操作性に優れており、誰でも簡単に設置することができる。
本考案に係るパラペットスタンションの一実施例の概略構成を示す斜視図である。 図2(a)は、図1に示す本考案のパラペットスタンションの正面図であり、図2(b)は第2ジョー部材の正面図である。 図2にて右側から見たパラペットスタンションの側面図である。 図2にて上側から見たパラペットスタンションの平面図である。 可動側押えパッドの作動ネジ軸への取付け態様を説明する断面図である。 図6(a)、(b)は、本考案のパラペットスタンションの作動態様を説明する図である。 図7(a)、(b)、(c)は、種々のタイプのパラペットに対する本考案のパラペットスタンションの取付け、使用方法を説明する図である。 本考案のパラペットスタンションのパラペットに対する取付態様の一例を説明する図である。 本考案のパラペットスタンションの使用方法の一例を説明する図である。
以下、本考案に係るパラペットスタンションを図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
図1に、本考案に係るパラペットスタンション1の一実施例の概略構成を示す。図2〜図5をも参照して、本実施例に係るパラペットスタンション1を説明する。
本実施例にて、パラペットスタンション1は、概略「コ」の字を形成するように配置された、第1ジョー部材2と、第2ジョー部材3と、この第1、第2ジョー部材2、3に対して直交して配置された連結部材4とを備え、詳しくは後述するが、パラペット101(図7参照)にパラペットスタンション1を装着するための開口部1Aが形成される。連結部材4は、第1及び第2ジョー部材2、3を互いに離間する方向へと、或いは、互いの方へと接近して(以下、単に「離接して」という場合もある。)可動に連結した連結手段であり、前記パラペットにパラペットスタンション開口部1Aの寸法(L0)(図2(a)参照)が変更可能とされる。
更に詳しく説明すると、第1ジョー部材2は、図1及び図2(a)にて水平に配置された第1支持ポールホルダー5と、第1支持ポールホルダー5に対して直交して第1支持ポールホルダー5の一端に一体に設けられた第2支持ポールホルダー6とを有している。本実施例にて、第1及び第2支持ポールホルダー5、6は、限定されるものではないが、外径が60.0mm程度、肉厚が3.0mm程度の鋼製の円筒管とされる。第1支持ポールホルダー5と第2支持ポールホルダー6とは、溶接にて一体とされる。また、場合によっては、ネジ等を利用して一体的に組み立てることも可能である。
ここで、本実施例のパラペットスタンション1の概略寸法について言えば、図2(a)にて、第1ジョー部材2の長さL1は400mm程度、第2ジョー部材の長さL2は約350mm程度、支持ポール200を除くパラペットスタンション1の高さL3は700mm程度とされる。
本実施例では、図2(a)において、第1支持ポールホルダー5の右側から第1支持ポールホルダー5の開口部5aを介して、例えば防護ネット取付のための支持ポール200を挿脱自在に取付けることができる。また、図2(a)において、第2支持ポールホルダー6は、その上方より、第2支持ポールホルダー6の開口部6aを介して、例えば防護ネット取付のための支持ポール200を挿脱自在に取付けることができる。実際のパラペットスタンション1の使用に際しては、通常、第1、第2支持ポールホルダー5、6のいずれか一方を使用して支持ポール200が取付けられる。支持ポール200は、第1、第2支持ポールホルダー5、6に挿脱可能な寸法とされ、本例では外径が48.6mm程度の断面円形の、又、長さが1.0mとされる金属製或いはFRP製の管或いはロッドとされる。
第1及び第2支持ポールホルダー5、6には、上述のように、支持ポール挿入開口部5a、6aから第1及び第2支持ポールホルダー5、6へと挿入された支持ポール200をその場に固定するために、取付けネジ(蝶ネジ)7、8が設けられる。取付けネジ7、8は、第1及び第2支持ポールホルダー5、6に一体に形成された雌ネジボス9a、9bのネジ溝に螺合して、第1及び第2支持ポールホルダー5、6内へと進入し、支持ポール200に係合してその場に係止する。また、本実施例では、第2支持ポールホルダー6の挿入開口部6aとは反対側の、図2(a)にて下方開口端部6bには、閉鎖板(ストッパー)6cが一体に固着されており、支持ポール200のそれ以上の挿入を制限する。
第2ジョー部材3は、図1及び図2(a)にて水平に配置された第1支持ポールホルダー5に対して平行に所定の距離だけ離間した位置に配置されたパッドホルダー11と、パッドホルダー11の第1支持ポールホルダー5に対向する面に固定された固定側押えパッド12とを有している。パッドホルダー11は、断面矩形状の、本例では正方形の鋼管にて作製され、また、固定側押えパッド12は、パッドホルダー11より幅広の断面矩形状の、本例では長方形の鋼管にて作製される。本実施例にて、パッドホルダー11は、一辺が51mm、肉厚3mmの断面正方形の鋼管とされ、また、固定側押えパッド12は、長辺×短辺が100×30mm、肉厚2.5mmの断面が長方形の鋼管とされる。勿論これに限定されるものではない。パッドホルダー11と固定側押えパッド12とは、溶接にて一体とされる。勿論、場合によっては、ネジ等を利用して一体的に組み立てることも可能である。
連結部材4は、上記第1支持ポールホルダー5の第2支持ポールホルダー6が取付けられた側とは反対側の端部に固着された第1連結材15と、この第1連結材15と対向して上記パッドホルダー11の一端側に固着された第2連結材16とを有している。本実施例では、第1連結材15及び第2連結材16は、鋼製の断面矩形状の、本例では正方形の角筒部材とされ、第1連結材15の角筒部材と第2連結材16の角筒部材は断面が相似形とされ、本実施例では、第1連結材15の形状が大とされる。従って、図2(a)、(b)にて、第2連結材16は、第1連結材15の管内へと第1連結材15の開口部15aより軸線方向に上方へと挿入可能とされ、所定の位置にてその場に固定される。本実施例では、第1及び第2連結材15、16には、それぞれ、所定間隔にて長さ方向に等間隔にて、例えば4個の貫通孔17、18が形成される。第1及び第2連結材15、16の貫通孔17、18を貫通してボルト19を挿通し、ナット20を螺合することにより、第1及び第2連結材15、16は固定して連結される。つまり、角筒部材とされる第1及び第2連結材15、16は、第2連結部材16が第1連結部材15内に挿入されて出し入れ可能とされる、所謂、入れ子式の連結手段とされ、両者を接続固定するボルト19、ナット20の締め付け位置を変更することによって、第1連結材15と第2連結材16によって形成される連結部材4の伸長長さを調整することができる。本実施例にて、ボルト19、ナット20の締め付け位置は、2か所として図示しているが、これに限定されるものではない。本実施例にて、第1連結材15は、一辺が51mm、肉厚3mmの断面正方形の鋼管とされ、また、第2連結材16は、一辺が40mm、肉厚3mmの断面正方形の鋼管とされる。勿論これに限定されるものではない。
なお、第1支持ポールホルダー5と第1連結材15、及び、パッドホルダー11と第2連結材16とは、溶接にて一体とされる。勿論、場合によっては、ネジ等を利用して一体的に組み立てることも可能である。
更に、第1支持ポールホルダー5には、第1支持ポールホルダー5に対して直交して配置され、第1支持ポールホルダー5を貫通して作動ネジ軸21が設置されている。作動ネジ軸21は、第1支持ポールホルダー5に一体に設けられた雌ネジボス部22、23のネジ溝に螺合し、図1、図2(a)にて上下動自在とされる。
作動ネジ軸21の第2ジョー部材3側の先端部(図2(a)にて下端)には、可動側押えパッド24が取り付けられ、作動ネジ軸21の他端側(図2(a)にて上端)には、操作ハンドル26が一体に取付けられている。ここで、図5を参照すると理解されるように、可動側押えパッド24は、作動ネジ軸21の先端に回転自在に取付けられる。本実施例では、作動ネジ軸21の先端に、作動ネジ軸21より大径とされるストッパ板30を固着し、可動側押えパッド24に形成した、ストッパ板30より大とされる凹所31に設置する。該ストッパ板30は、可動側押えパッド24に、溶接、或いは、図示してはいないがネジ止めなどにて固着した固定板32により、凹所31からの抜け出しが阻止される。従って、可動側押えパッド24は、作動ネジ軸21の先端に回転自在に装着されることとなる。可動側押えパッド24を作動ネジ軸21に対して固定したい場合には、可動側押えパッド24に隣接して作動ネジ軸21に螺合されているダブルナット33を利用して固定することができる。斯かる構成により、可動側押えパッド24は、パッドホルダー11に取付けられた固定側押えパッド12と対向配置されおり、操作ハンドル26を操作することにより、可動側押えパッド24と固定側押えパッド12との距離が調節される。
可動側押えパッド24と固定側押えパッド12の対向面、即ち、図1、図2(a)にて、固定側押えパッド12の上面及び可動側押えパッド24の下面には、それぞれ、薄い、例えば厚さ1mm程度のゴム板13、25が貼着されている。更に、連結部材4の、本例では、第1連結材15の内面、即ち、左側面にも又同様の、薄い、例えば厚さ1mm程度のゴム板27が貼着されている。これは、図7を参照して後述するように、本発明のパラペットスタンション1をパラペット101に取付ける際に、パラペット101被取付面を傷つけないためと、又、パラペットスタンション1を被取付面に緩むことなく、しっかりと固定して取付けるためである。
図6(a)、(b)に示すように、本実施例によれば、パラペットスタンション1は、連結部材4を最も長く伸ばし、且つ、作動ハンドル26を操作することにより可動側押えパッド24と固定側押えパッド13を最も離間した状態に位置させることにより、可動側押えパッド24と固定側押えパッド13間の距離を最長距離Lmax(図6(a))とし、また、連結部材4を最も短くし、且つ、作動ハンドル26を操作することにより可動側押えパッド24と固定側押えパッド13を最も近接した状態に位置させることにより、可動側押えパッド24と固定側押えパッド13間の距離を最短距離Lmin(図6(b))とすることができる。
次に、図7(a)、(b)、(c)を参照して、種々のタイプのパラペット101(101A、101B、101C)に対する本実施例のパラペットスタンション1の使用方法について説明する。
図7(a)は、水平パラペット101Aに本実施例のパラペットスタンション1を取付けた態様を示し、図7(b)は、雨切付パラペット101Bに本実施例のパラペットスタンション1を取付けた態様を示し、図7(c)は、垂直パラペット101Cに本実施例のパラペットスタンション1を取付けた態様を示す。
図7(a)に示す水平パラペット101Aに本実施例のパラペットスタンション1を取付ける際には、屋上の躯体100から外方へと水平に突出した水平パラペット101Aに対して、先ず、連結部材4の第1、第2連結材15、16をパラペット101のサイズに合わせて、適宜、所定の長さに調整して固定する。次いで、本例では、パラペットスタンション1の第1支持ポールホルダー5に設けられたアイボルト10などを利用してパラペットスタンション1をロープ等で吊り下げ保持して搬送し、「コ」の字状に配置されたパラペットスタンション1の第1ジョー部材2の第1支持ポールホルダー5と、第2ジョー部材3のパッドホルダー12と、連結部材4の第1連結材15とにて形成される「コ」の字状の開口部1A側からパラペットスタンション1をパラペット101Aへと装入して、パラペット101Aの下面103及び垂直面104に、それぞれ、パラペットスタンション1の固定側押えパッド12及び第1連結材15を、また、パラペット101Aの上面102に対して可動側押えパッド24を対向させる。これにより、第2支持ポールホルダー6が水平パラペット101Aの屋上内側に位置することとなる。
次いで、操作ハンドル26を操作し、固定側押えパッド12をパラペット101の下面103に当接させ、また、第1連結材15をパラペット101の垂直面104に当接させた状態で、可動側押えパッド24をパラペット101の上面102の方へと移動させ、パラペット101の上面102に密着させる。更に、操作ハンドル26を操作することにより、可動側押えパッド24及び固定側押えパッド12にて水平パラペット101Aの上面102及び下面103をしっかりと挟持すると共に、連結部材4の第1連結材15をパラペット101の垂直面104に当接して固定させる。
このようにして水平パラペット101Aに固定されたパラペットスタンション1の第2支持ポールホルダー6に支持ポール200を上方より差し込み、固定ネジ8で固定する。この場合は、第1支持ポールホルダー5に支持ポール200を取付けることはない。
図7(b)に示す雨切付パラペット101Bに本実施例のパラペットスタンション1を取付ける場合と、図7(c)に示す垂直パラペット101Cに本実施例のパラペットスタンション1を取付ける場合は、同様の態様にて取付けられる。
つまり、図7(b)に示す雨切付パラペット101Bに本実施例のパラペットスタンション1を取付ける際には、屋上の躯体100から上方へと垂直に突出した雨切付パラペット101Bに対して、パラペットスタンション1の第1ジョー部材2と第2ジョー部材3と連結部材4にて形成される開口部1A側から装入して、パラペット101Bの垂直外面104及び上面102に、それぞれ、パラペットスタンション1の固定側押えパッド12及び第1連結材15を、また、パラペット101Bの垂直内面105に対してパラペットスタンション1の可動側押えパッド24を対向させる。これにより、第1支持ポールホルダー5がパラペット101Bの屋上内側に位置することとなる。次いで、操作ハンドル26を操作し、固定側押えパッド12をパラペット101Bの垂直面104に当接させ、また、第1連結材15をパラペット101Bの上面102に当接させた状態で、可動側押えパッド24をパラペット101Bの垂直内面105の方へと移動させ、パラペット101Bの垂直面105に密着させる。更に、操作ハンドル26を操作することにより、可動側押えパッド24及び固定側押えパッド12にて垂直な雨切付パラペット101Bをしっかりと挟持すると共に、第1連結材15をパラペットの上面102に当接して固定させる。可動側押えパッド24は、雨切付パラペット101Bの上部雨切部106を避けて雨切付パラペット101Bの垂直内面105に当接するようにする。このようにして雨切付パラペット101Bに固定されたパラペットスタンション1の第1支持ポールホルダー5に支持ポール200を上方より差し込み、固定ネジ7で固定する。この場合は、第2支持ポールホルダー6に支持ポール200を取付けることはない。
尚、図8に示すように、連結部材4のボルト19、ナット20を利用してL字型の補助金具40を取付け、水平パラペット101Bの上面102を押え付けることにより、パラペットスタンション1がより安定してパラペット101に取付けられる。補助金具40は連結部材4に対して両側に対象配置にて設置される。図8には、反対側の補助金具40は図示されていない。
図7(c)に示す垂直パラペット101Cは、図7(b)に示すに雨切付パラペット101Bとは、垂直パラペットの上部に雨切部105が設けられていない点で異なるのみである。従って、図7(c)に示す垂直パラペット101Cに本実施例のパラペットスタンション1を取付ける取付け態様は、上述の図7(b)に関連して説明した雨切付パラペット101Bに対すると同じ取付け態様にて垂直パラペット101Cに本実施例のパラペットスタンション1を取付けることができる。
上述のようにして屋上のパラペット101に取付けられたパラペットスタンション1の支持ポール200を利用して、図9に示すように、例えば防護ネット300などが取付けられる。
上記構成とされる本考案のパラペットスタンション1によれば、第1及び第2ジョー部材2、3等は、鋼製のパイプを使用し、溶接等にて一体に形成されるので、重量を10kg程度にまで軽減でき、極めて軽量であり、取扱性及び操作性に優れている。また、ビルの屋上の種々の形状、寸法をした様々なタイプのパラペットに、取付場所を選ぶことなく設置可能であり、誰でも簡単に設置することができる。
1 パラペットスタンション
2 第1ジョー部材
3 第2ジョー部材
4 連結部材
5 第1支持ポールホルダー
6 第2支持ポールホルダー
11 パッドホルダー
12 固定側押えパッド
15 第1連結材
16 第2連結材
21 作動ネジ軸
24 可動側押えパッド
26 操作ハンドル
101(101A、101B、101C) パラペット
200 支持ポール

Claims (3)

  1. 第1ジョー部材と、
    前記第1ジョー部材に対して離接して可動とされる第2ジョー部材と、
    前記第1及び第2ジョー部材を離接可能に連結する連結部材と、
    を有し、
    前記第1ジョー部材は、
    支持ポールを挿脱自在に取付けるための第1支持ポールホルダーと、
    前記第1支持ポールホルダーに対して直交して前記第1支持ポールホルダーの一端に一体に設けられ、支持ポールを挿脱自在に取付けるための第2支持ポールホルダーと、
    前記第1支持ポールホルダーに対して直交して配置され、前記第1支持ポールホルダーに対して螺合された作動ネジ軸と、
    前記作動ネジ軸の前記第2ジョー部材側の一端に連結され、前記作動ネジ軸を回転させることにより前記第2ジョー部材側へと離接可能とされた可動側押えパッドと、
    前記作動ネジ軸の他端に取付けられ、前記作動ネジ軸を回転するための操作ハンドルと、
    を備え、
    前記第2ジョー部材は、
    前記第1支持ポールホルダーと平行に配置されたパッドホルダーと、
    前記可動側押えパッドに対向して前記パッドホルダーに取付けられ、前記可動側押えパッドと協働してパラペットを挟持する固定側押えパッドと、
    を備え、
    前記連結部材は、
    前記第1支持ポールホルダーの前記第2支持ポールホルダーが取付けられた側とは反対側の端部に固着された第1連結材と、前記第1連結材と対向して前記パッドホルダーの一端側に固着され、前記第1連結材と入れ子式にて相対的に移動可能に接続された第2連結材と、
    を備えていることを特徴とするパラペットスタンション。
  2. 前記可動側押えパッドは、前記作動ネジ軸の先端に回転自在に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のパラペットスタンション。
  3. 前記可動側押えパッドと前記固定側押えパッドとの対向する面にゴム板が貼着され、且つ、前記連結部材の、前記可動側押えパッド及び前記固定側押えパッドに対向する面にゴム板が貼着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパラペットスタンション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044525A (ja) * 2014-08-27 2016-04-04 小野 辰雄 手摺支柱装置および連結具
KR20180052995A (ko) * 2016-11-11 2018-05-21 삼성중공업 주식회사 자재 보호 장치

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