JP3189484B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク滴を飛翔させ、
記録紙等の記録媒体上にインク像を形成するプリンタ等
のインクジェット記録装置に関し、さらに詳細には、イ
ンクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】オンデマンド型インクジェットヘッド
は、一般に図11に示されるように、一定開口径の複数
のノズル21と、ノズル21のそれぞれに連通する複数
の圧力室2a及び圧力を加える圧力発生体30と、圧力
室2aとリザーバ2bを連通する複数の供給路2dを備
えている。
【0003】従来、このようなインクジェットを作成す
る方法として、例えばガラスや金属の板に切削やエッチ
ングなどにより、微細な溝を形成した後、板を張り合わ
せて流路の形成を行う方法や、特公昭62−59672
号公報や特公平4−16066号公報に見られるよう
に、溝を形成した感光性樹脂を張り合わせて流路の形成
を行う方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のインクジ
ェットヘッドの構造では、供給路の精度が上がらず、詳
しくはインクジェットヘッドのインク吐出特性に最も影
響の大きな流路抵抗値がばらつき、ヘッド間やノズル間
のインク量やスピードのバラツキとなり、印字スピード
の低下、印字品質や歩留まりの低下となる。
【0005】オンデマンド型インクジェットヘッドは、
必要なときにだけインク液滴を吐出するので、連続的な
吐出でも間欠的な吐出でも一定重量及び一定スピードの
インク液滴を吐出する事が必要である。本発明者は、従
来のインク液滴の吐出特性について詳しく観察と分析を
重ねた結果、主に以下の3状態が発生していることが分
かった。そこでインク液滴の形状を、メニスカスの状態
に着目し、図を用いて説明する。図8(a)では、ノズ
ル21に十分にインク110が満たされ、ノズル開口部
10にインク110の表面張力により保持されるメニス
カス111が静的に中立の位置にある。この状態から圧
力発生体からの圧力伝搬によりインク液滴が吐出される
と、図8(b)に表されるようにインク液滴は飛び出
し、丸いインク液滴120aとなる事が分かった。図9
(a)のメニスカス111はインク吐出後の振動により
大きく引き込まれている。この状態でインク液滴が吐出
されると、図9(b)に表されるようにインク液滴はイ
ンク柱120bとなり、丸いインク液滴120aに比べ
てスピードは速く重量は少なくなることが分かった。ま
た図10(a)のように、メニスカス111が振動によ
り大きく盛り上がってしまった状態から吐出されると、
図10(b)のように、インク液滴は120cのような
節を持ち、時にはここでちぎれて2つの液滴になった
り、時には過多のインクが吐出されるため次の吐出にイ
ンク供給が間に合わず次のインク液滴が小さくなってし
まったり、最悪の場合にはインク供給ができずに気泡を
引き込みドット抜けとなってしまうことが分かった。こ
れらから、一定重量及びスピードのインク液滴を吐出す
る為には、メニスカスの位置をできるだけ一定に保たな
ければならないことが分かった。
【0006】それでは次に、メニスカスの挙動について
説明する。メニスカスは、静的な位置を中心に
【0007】
【数1】
【0008】で表される振動をする。ここでAおよびφ
は初期条件より決まる任意定数で、ωはメニスカス及び
流路のコンプライアンス、流路のレジスタンスR及びイ
ナータンスMから求められる。kは減衰定数と呼ばれ、 k=R/M・・・(2) で表される。図11において、一般に供給路2dが、流
路のレジスタンスR及びイナータンスMを支配する。図
11において供給路2dは矩形断面をしているが、煩雑
になるので円管流路で説明する。RとMは、 R=8πηL/S2・・・(3) M=Lρ/S・・・(4) η:インクの粘性係数 L:流路長 S:流路面積
ρ:インクの比重 で表される。従って減衰定数kは k=8πη/(ρS)・・・(5) となる。
【0009】一定重量及びスピードのインク液滴を吐出
するために、メニスカス位置Xをできるだけ一定に保つ
には、上式(1)より定数Aを小さくkを大きくするこ
とが必要である。吐出効率を良くするほど、つまり供給
路2dよりもノズル21に流れるインク流量を多くする
ほど、圧力発生体30に印加されるエネルギーが小さく
なり、Aは小さくなる。吐出効率はノズル21と供給路
2dの流路抵抗比で決定されるものであるから、供給路
2dのレジスタンスRを大きくすることが有効である。
従って、メニスカス位置Xをできるだけ一定に保つため
には、定数Rおよびkを大きくすることが必要となる。
前述した式(3)、(5)よりR、k共に流路面積Sが
支配的である。従って、メニスカス位置Xをできるだけ
一定に保つためには、流路面積Sが最も重要なパラメー
タであることが分かった。
【0010】以上の事から流路面積精度の低下が、特性
の低下つまりは応答性の低下、ヘッド間やノズル間のイ
ンク量やスピードのバラツキとなり、印字スピードの低
下、印字品質や歩留まりの低下となる事が分かった。
【0011】従来のようなインクジェットヘッドの構造
では、溝を形成した流路を張り合わせるが故に、図11
のように供給路2dのインク流動方向は、流路基板の平
面に対して平行な方向になり、ガラスなどのエッチング
であれば時間により深さがバラツキ、感光性樹脂であれ
ば基板同士の接合時やラミネート時に流路がつぶれるた
め、供給路面積、上記Sが著しく変動する。そのため、
前述したように応答性、印字スピード、印字品質や歩留
まりの低下という問題がある。
【0012】そこで、本発明は、こうした問題を解決す
るもので、その目的は、高密度化、高ノズル数に対応す
るとともに、高精度で簡易組立が可能であり、さらに
は、動作効率が高く、高応答性、高印字品質で耐久性に
優れたインクジェットヘッドを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、圧力発生体を備えた圧力発生
基板と、複数の感光性樹脂を積層した流路形成層と、前
記圧力発生基板と前記流路形成層でインク流路が形成さ
れたインクジェットヘッドであって、前記圧力発生体に
対応して配置された圧力室とリザーバとを連通させる供
給路が、前記圧力発生基板に対向した前記流路形成層に
配設され、前記供給路はインク流動方向と前記流路形成
層の厚み方向とが一致するよう形成されていることを特
徴とする。
【0014】
【作用】一般に感光性樹脂はレジストとして用い、半導
体素子などの微細加工を行う。微細パターンをウエハー
上に固定する媒体であるので、平面方向の精度は大変良
く、サブミクロンオーダーでの加工も可能である。それ
に比べて厚み方向は、ドライフィルムタイプであれば素
材の持つ厚みばらつきで数μm、液状の物もマスクやス
キージ時の厚みばらつきが数μmあり、さらにラミネー
トや熱融着、接着のつぶればらつきが数μm考えられ
る。
【0015】従って本発明の上記の構成及び製造方法に
よれば、供給路の面積精度が上がり、インクジェットヘ
ッドのインク吐出特性に最も影響の大きな流路抵抗値
を、理想的な値に限りなく近づける事ができるため、イ
ンク吐出特性の向上つまり応答性の向上、ヘッド間やノ
ズル間のインク量やスピードのバラツキが減るので、印
字スピードの向上、印字品質や歩留まりの向上となり、
高密度化、マルチノズル化に対応するとともに、高精度
で簡易組立が可能であり、さらには、動作効率が高く、
高応答性、高印字品質で耐久性に優れたインクジェット
ヘッドを提供することができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0017】図1は本発明のインクジェットヘッドの一
実施例を示す斜視図である。図において符号3は圧力発
生体30を備えた圧力発生基板であり、この圧力発生体
30としては一般に発熱素子もしくは圧電素子が用いら
れる。圧力発生体30として発熱素子が用いられると
き、近傍のインクを加熱することにより圧力は発生さ
れ、圧電素子が用いられるときには、この素子の機械的
振動によって圧力を発生させる。なお、この圧力発生体
30には図示されていない信号入力用電極が接続してあ
る。インク流路を形成する流路基板2は感光性樹脂を積
層し溝を形成したもので、圧力発生基板3と複数のノズ
ル21を備えたノズルプレート1で挟み込み、流路とな
る空間を形成する。ノズルプレート1には流路と対応し
たノズル21が形成され、そのノズル開口部10から
は、前述した圧力発生体30の発生する圧力によりイン
ク液滴を吐出する。前述した圧力発生体30に対応して
流路基板2には圧力室2aが形成され、全圧力室2aに
インクを十分に供給するために、リザーバ2bは流路抵
抗が十分小さくなる大きさで形成されている。圧力室2
aとノズル21はノズル連通路2cにより、圧力室2a
とリザーバ2bは供給路2dにより連通されている。さ
らに供給路2dのインク流動方向と、感光性樹脂部材の
厚み方向とは一致し、供給路2dが全流路の流路抵抗を
支配する。
【0018】図11に示す従来の構造だと、供給路2d
の深さバラツキが約±5μmあり、一般に供給路2dは
深さ約30μm、幅約40μmで形成されるので、流路
抵抗値は約±40%ばらついた。それに対して本実施例
図1のような構造では、供給路2dを10μmの矩刑断
面形状にした場合、幅は約±0.5μmのバラツキを持
つが、流路抵抗値は約±20%以下のばらつきとなっ
た。これによって、応答性が約20%向上し、印字品質
の向上及び歩留まりも約20%の向上となった。
【0019】図2(a)、(b)は本発明の第2の実施
例を示すものである。図2(a)のように圧力室2a側
の段差を階段状の段差40にすることで、接触角及び表
面張力が大きく濡れ性が悪いインクでも、淀み点が小さ
くなるので気泡の滞りが減少し、ドット抜けが減少して
信頼性がより向上する。リザーバ2b側には階段状の段
差40は設けていないが、リザーバ2b側に階段状の段
差40を設けることも効果がある。このように階段状の
段差を持つ供給路2dを製造するためには、図2(b)
のようにドライフィルムフォトレジスト60とドライフ
ィルムフォトレジスト62を積層して、それぞれに異な
ったパターンを形成する。
【0020】図3に本発明の第3の実施例を示す。イン
クの物性などにより気泡の排出性が悪く、さらに淀み点
を減少させる必要がある場合には、図3に示すようにリ
ザーバ2b及び圧力室2aの段差をなくすことで可能と
なる。またこの時、パターンずれなどを考慮して十数μ
m程度の段差を設けても気泡への影響はほとんどない。
【0021】図4に本発明の第4の実施例を示す。第4
の実施例では、供給路2dを円形にした。図4に示すよ
うな円形断面の供給路2dでは、露光条件、感光性樹脂
の厚み、供給路2dの断面寸法、現像条件などの変化に
於いても、現像不良の糟が残り難く安定した形状が形成
できた。
【0022】以下に以上述べた実施例1〜4の製造方法
を説明する。図5はノズルプレート1側の流路形成層の
製造工程を示すもので、図5(a)に示したノズルプレ
ート1の内面、つまり流路成形面に、例えばネガ型感光
性エポキシアクリレート系のドライフィルムフォトレジ
スト51を熱あるいは圧力を加えつつラミネートする。
このドライフィルムフォトレジスト51は流動性を有さ
ないが、接着性を有しているため、ノズルプレート1に
多少の外力を加えても容易に接着することができる(図
5(b))。
【0023】ついで、ノズルプレート1上に形成した図
示しない位置合わせ用のパターン、あるいはノズル21
に合わせるようにしてこの上にフォトマスクM1を位置
させる。このフォトマスクM1は、図1に示したよう
に、後にノズル21に通じるノズル連通路2cと、リザ
ーバ2bを形成するような領域のパターンが予め不透明
部分a,bとして形成されている。
【0024】従って図5(c)に示したように、このフ
ォトマスクM1の上から、硬化反応を起こさせるには不
十分な量の光、例えば90mJ/cm2程度の光エネルギ
ーをドライフィルムフォトレジスト51に平行光として
照射すると、不透明部分a,bに当たるドライフィルム
フォトレジスト51の面には、ノズル21に通じるノズ
ル連通路2c部分とリザーバ2bが未露光部分51Aと
なり、他の透明部分c、つまりこれらの周囲の部分は硬
化反応の中間状態、つまり溶剤には不溶ではあるが接着
性を有するような半硬化部分51Bとなる。次にトリク
ロルエタンのような溶剤を用いてこれらのドライフィル
ムフォトレジスト51から未露光部分51Aを除去する
(図5(d))。
【0025】一方、圧力発生基板3側に設ける流路形成
層は図6に示した工程により成形される。この時、圧力
発生体30として発熱素子を用いる場合は、ドライフィ
ルムフォトレジストをラミネートする前に、圧力室に対
応する部分で基板の内面つまり流路成形面に発熱素子を
設け、信号入力用電極も設ける。圧力発生体30として
圧電素子を用いる場合は、流路基板を完成させた後にこ
れを設ける。
【0026】まず圧力発生基板3の内面つまり流路成形
面に、ノズルプレート1に設けたドライフィルムフォト
レジスト51と同種のドライフィルムフォトレジスト5
5をラミネートする(図6(a))。そして図6(b)
に示すように、その上に圧力室2a、リザーバ2bを形
成する部分に不透明部f,gを設けたフォトマスクM5
を位置させ、そこにドライフィルムフォトレジストが半
硬化となるような量の光、例えば90mJ/cm2程度の
光エネルギを照射すると、圧力室2aとリザーバ2bが
未露光部分55Aとなり、他の透明部分h、つまりこれ
らの周囲の部分は半硬化部分55Bとなる。そして未露
光部分55Aのドライフィルムフォトレジスト55を溶
剤によって除去し、図6(c)のような流路形成層を形
成する。
【0027】続いて供給路2dを形成するためのドライ
フィルムフォトレジスト53をラミネートするが、この
ドライフィルムフォトレジスト53はノズルプレート
側、圧力発生体30を備えた基板側どちらにラミネート
しても最終的には同様の構造を得ることができる。
【0028】ノズルプレート側にドライフィルムフォト
レジスト53をラミネートし(図7(a))、図7
(b)のようにノズル連通路2c、供給路2dを形成す
る部分に不透明部k,nを設けたフォトマスクM3を位
置させ、そこにドライフィルムフォトレジストが半硬化
となるような量の光、例えば90mJ/cm2程度の光エ
ネルギを照射すると、ノズル連通路2cと供給路2dが
未露光部分53Aとなり、他の透明部分m、つまりこれ
らの周囲の部分は半硬化部分53Bとなる。そして未露
光部分53Aのドライフィルムフォトレジスト53を溶
剤によって除去し、図7(c)のような流路形成層を形
成する。
【0029】そして、上述した各工程を経て成形された
ノズルプレート1側の流路形成層と圧力発生基板3側の
流路形成層を加圧加熱接合すると、熱重合して図1のよ
うに両者は一体的に接合し、耐インク性ももたせること
ができる。
【0030】また、ポジ型の感光性樹脂を用いると、ド
ライフィルムフォトレジスト51と供給路2dを形成す
るためのドライフィルムフォトレジスト53は同時に現
像することができる。供給路2dを形成するためのドラ
イフィルムフォトレジスト53を圧力発生基板3側にラ
ミネートすると、ドライフィルムフォトレジスト53,
55を同時に現像することができる。
【0031】以上の構成は単なる一例に過ぎず、感光性
樹脂として液状のものを用いても、同様の構造で同様の
効果を得ることができる。
【0032】またこの様な構造にかかる穿孔工程に関し
ては、上記のような現像による製造方法以外に、通常用
いられるレーザービームによる加工も有効である。
【0033】
【発明の効果】本発明のインクジェットヘッドは、上述
のように供給路の面積精度が上がり、つまりインクジェ
ットヘッドのインク吐出特性に最も影響の大きな流路抵
抗値を、理想的な値に限りなく近づける事ができるた
め、インク吐出特性の向上つまり応答性の向上、ヘッド
間やノズル間のインク量やスピードのバラツキが減るの
で、印字スピードの向上、印字品質や歩留まりの向上と
なり、高密度化、マルチノズル化に対応するとともに、
高精度で簡易組立が可能であり、さらには、動作効率が
高く、高応答性、高印字品質で耐久性に優れたインクジ
ェットヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドの一実施例を示
した説明図。
【図2】供給路に階段状の段差を設けた一実施例を示し
た説明図。
【図3】供給路の段差をなくした一実施例を示した説明
図。
【図4】供給路の断面形状を円形にした一実施例を示し
た説明図。
【図5】ノズルプレート側の流路形成層の成形工程を示
した説明図。
【図6】圧力発生基板側の流路形成層の成形工程を示し
た説明図。
【図7】供給路を形成するための感光性樹脂層の成形工
程を示した説明図。
【図8】メニスカスが静的に中立の位置にある状態から
吐出する際の、インク液滴形状の説明図。
【図9】メニスカスが大きく引き込まれている状態から
吐出する際の、インク液滴形状の説明図。
【図10】図10は、メニスカスが大きく盛り上がって
いる状態から吐出する際の、インク液滴形状の説明図。
【図11】従来の一実施例を示した説明図。
【符号の説明】
1 ・・・・ノズルプレート 2 ・・・・流路基板 2a ・・・・圧力室 2b ・・・・リザーバ 2c ・・・・ノズル連通路 2d ・・・・供給路 3 ・・・・圧力発生基板 10 ・・・・ノズル開口部 21 ・・・・ノズル 30 ・・・・圧力発生体 40 ・・・・階段状の段差 51,53,55,60,61・・・・ドライフィルム
フォトレジスト 51A,53A,55A・・・・未硬化ドライフィルム
フォトレジスト 51B,53B,55B・・・・半硬化ドライフィルム
フォトレジスト M1,M3,M5 ・・・・フォトマスク a,b,f,g,k,n・・・・不透明部分 c,h,m ・・・・透明部分 110 ・・・・インク 111 ・・・・メニスカス 120a ・・・・丸いインク液滴 120b ・・・・インク柱 120c ・・・・節を持ったインク液滴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力発生体を備えた圧力発生基板と、複
    数の感光性樹脂を積層した流路形成層と、前記圧力発生
    基板と前記流路形成層でインク流路が形成されたインク
    ジェットヘッドであって、 前記圧力発生体に対応して配置された圧力室とリザーバ
    を連通させる供給路が、前記圧力発生基板に対向した
    前記流路形成層に配設され、前記供給路はインク流動方
    向と前記流路形成層の厚み方向とが一致するよう形成さ
    れていることを特徴とするインクジェットヘッド。
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