JP3188897U

JP3188897U - 組み合わせタイルカーペット

Info

Publication number: JP3188897U
Application number: JP2013006829U
Authority: JP
Inventors: 博之池崎
Original assignee: 日本絨氈株式会社
Priority date: 2013-12-02
Filing date: 2013-12-02
Publication date: 2014-02-13
Anticipated expiration: 2023-12-02

Abstract

【課題】簡単に模様やデザインを変更できるカーペットを提供する。【解決手段】正方形のタイルカーペットを４枚以上使用するものであって、そのタイルカーペットの少なくとも１枚１が他のもの３と色や模様の異なるものとする。タイルカーペットの裏面に摩擦シートが貼付されているものが好ましい。また摩擦シートは、発泡粘着剤を使用したものとするのが好ましい。【選択図】図２

Description

本考案は、組み合わせタイルカーペットに関するものである。

カーペットは、絨毯とも呼ばれ非常に古くから使用されているもので、その構造も種々のものがある。刺繍タイプ、織物タイプ、縫付けタイプ、接着タイプ、圧縮タイプ等である。

例えば、刺繍タイプとしては、基布に多数のミシン針でパイルを植えつけたタフテッドタイプ等がある。

このような多種のものであっても、カーペットはその敷設する区域を１枚で覆うものである。よって、１つの部屋にカーペットを敷くと、その模様やデザインを変えることはできない。まったく、別なカーペットに敷き替えなければ変わらないのである。

しかし、単なる個人の部屋であっても、レストランその他の公の場所であっても、人や店は雰囲気を変えたいと思う場合がある。即ち、気分転換である。

大きな店や経済的に余裕のある者は別だが、その他の者は気分転換のたびにカーペットを敷きかえることはできない。よって、簡単に模様やデザインを変更できるカーペットを提供する。

以上のような状況に鑑み、本考案者は鋭意研究の結果本考案組み合わせカーペットを完成したものであり、その特徴とするところは、正方形のタイルカーペットを４枚以上使用するものであって、そのタイルカーペットの少なくとも１枚が他のものと色や模様の異なるものである点にある。

ここで、カーペットとは、上記したもので通常カーペットや絨毯とよばれているものであればよく、特別なものである必要はない。その形状は正方形である。正方形がどの位置とも交換可能であり、９０度又は１８０度回転させることもでき、交換しても回転させても全体として同じ形状になるためである。
また、サイズとしては、特に限定はしないが、１０ｃｍ×１０ｃｍ〜１００ｃｍ×１００ｃｍ程度が好適である。

本考案では、組み合わせを変えて敷設するため、裏面は接着することなく、床（フローリングやコンクリート面等）に載置するだけである。よって、滑り止め（摩擦シート）を設けるか、裏面の材料を滑りにくいものにすることが重要である。

滑り止めとしては、発泡した粘着剤が好適である。この粘着剤はシート状のもので、粘性が長期に保たれるものである。

すくなくとも４枚以上使用するものである。４枚未満では交換してもほとんど意味がないためである。全体の枚数は自由であるが、２５〜１００枚程度、或いはそれ以上が好適である。敷設後の全体形状については、矩形（正方形や長方形）である必要はなく、デザイン上の要求があれば、例えば正方形の頂点と、隣接する正方形の頂点とをずらして配置し、外周をジグザグ状にしてもよい。

本考案では、色や模様の異なるものがあるため、その配置を変えると全体としても模様が変わるのである。例えば、全体が９枚で、ある色が５枚で他の色が４枚という２色のタイプでも非常に多くの組み合わせが可能である。これが３色、４色となればより多くなることは当然である。

また、１枚が単なる１色のものではなく、１枚に模様があればより多数になる。ここで模様とは、図形、キャラクター図、文字その他のものである。例えば、車の図形、富士山の図形、動物の絵等種々のものが考えられる。

本考案の使用方法としては、異なる色のものを好きなように配列して敷設するだけでよい。また、気分を替えたいとき等では、全部または一部のカーペットの配置を変えるだけでよい。裏面は接着されていないので、簡単に剥離できる。

本考案には、次のような効果がある。
（１）色の異なるカーペットを準備するだけで、非常に多くの並べ方、すなわち異なる模様に敷設することができる。
（２）接着するものではないので、簡単に部屋（カーペットを敷設した場所）の雰囲気を変えることができる。

本考案に使用するカーペットの１例の平面図である。本考案組み合わせカーペットの１例の平面図である。本考案組み合わせカーペットの１例の平面図である。（ａ）（ｂ）は、いずれも本考案組み合わせカーペットの１例の平面図である。

以下実施の形態に基づいて、本考案をより詳細に説明する。
図１は、本考案に係る組み合わせカーペットに使用するカーペットの１例であり、通常のカーペットを５０ｃｍ×５０ｃｍに裁断したものである。これは、ループタイプであり、色は赤である。

図２は、本発明考案組み合わせカーペット２の１例を示す。この例では全体として９枚で構成されている。図１の赤のカーペット１と白いカーペット３との組み合わせでできている。この例では図形としては、市松模様になっている。

図３は、図２と全く同じ９枚を使用するもものであるが、配置だけを変えたものである。全体として、十字模様が表現されている。９枚で２色だけでもいろいろ変えることは可能である。

例えば９枚を敷き詰める場合であっても、図２或いは図３のように正方形状に配置する以外に、図４（ａ）（ｂ）の如く、ずらして配置する方法もある。なお本図は、ずらし方を示すものであって、各カーペットは、色や模様による違いを区別せずに描出している。

１赤いカーペット
２組み合わせカーペット
３白いカーペット

Claims

正方形のタイルカーペットを４枚以上使用するものであって、そのタイルカーペットの少なくとも１枚が他のものと色や模様の異なるものであることを特徴とする組み合わせタイルカーペット。
該タイルカーペットは、裏面に摩擦シートが貼付されているものである請求項１記載の組み合わせタイルカーペット。
該摩擦シートは、発泡粘着剤を使用したものである請求項２記載の組み合わせタイルカーペット。