JP3188830U - カナル型イヤホン - Google Patents

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Abstract

【課題】イヤホンの重量と体積を増加させることなく中音・高音・低音の解像感を向上できるカナル型イヤホンを提供する。
【解決手段】カナル型イヤホンであって、ハウジング200と第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400とを含む。ハウジングは、中空状を呈し、互いに連通する第1のチャンバ210と第2のチャンバ220とを含む。第2のチャンバの容積は第1のチャンバの容積より小さい。第2のチャンバは、第1のチャンバから離れた一端に位置する放音口を含む。第1の電気音響変換器は第1のチャンバに設けられ、第2の電気音響変換器は第2のチャンバに設けられる。第1の電気音響変換器と第2の電気音響変換器はそれぞれ低域音と中高域音を発生する。両者の放音方向を逆にさせることで、両者の音声がイヤーピースに伝送する時点が異なり、低域音と中高域音が互いに影響せず、音の解像感が良好になる。
【選択図】図6

Description

本考案は、イヤホンに関し、特に、カナル型イヤホンに関する。
科学技術の進歩に鑑み、多くの電子製品は、精密化、超小型化の方向に向かって発展し、イヤホンもその中の一つである。立体的な音場を再現すると共に中高低音の解像感を追い求めるため、多くの業者がイヤホンの中に複数のスピーカーユニットを設置できるよう試みてきた。例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)は、かつて2個のスピーカーユニットを有するイヤホン(公序良俗違反につき、不掲載)を発表し、その中の1個のスピーカーユニットが低音域として使用し、もう1個のスピーカーユニットが高音音域として使用していた。
しかしながら、低音域の効果を目立たせるため、通常使用する低音スピーカーユニットを過小にできない。そのためイヤホンの重量を減らすことができず、イヤホンの体積も縮小できない。特にカナル型イヤホンにとって、イヤホンの体積はイヤホンを外耳道に挿入する深さに影響を与える。よって、如何にして中高音が低音の解像感に与える影響を避けるか、同時にイヤホンの体積と重量を減らすことは、関連業者が研究に取り組む課題となっている。
特開2012−249187号
本考案は、前記問題点に鑑み、イヤホンの重量と体積の増加を避けることができ、同時に中音・高音・低音の解像感を向上できるカナル型イヤホンを提供することを目的とする。
本考案の一実施例は、ハウジングと第1の電気音響変換器と第2の電気音響変換器とを含むカナル型イヤホンを提供する。
ハウジングは、中空状を呈し、互いに連通する第1のチャンバと第2のチャンバとを含む。第2のチャンバの容積が第1のチャンバの容積より小さい。第2のチャンバは、第1のチャンバから離れた一端に位置する放音口を含む。第1の電気音響変換器は第1のチャンバに設けられる。第2の電気音響変換器が第2のチャンバに設けられる。
本考案に係るカナル型イヤホンは、第1の電気音響変換器と第2の電気音響変換器をそれぞれ利用して低域音と中高域音を発生できる。且つ、第1の電気音響変換器と第2の電気音響変換器の設置方向の違いを通じて両者の放音方向を逆にさせることで、両者が発した音声をイヤーピースに伝送する時点が異なる。よって、低域音と中高域音を互いに影響せず、カナル型イヤホンに良好な音の解像感を持たせることができる。
本考案の一実施例のカナル型イヤホン立体図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本考案の一実施例のカナル型イヤホン分解図である。 本考案の一実施例のカナル型イヤホンの別の分解図である。 本考案の一実施例のハウジング内部チャンバを示す図である。 本考案の一実施例の第1の電気音響変換器と第2の電気音響変換器の放音方向を示す図である。
図1は、本考案の一実施例のカナル型イヤホン100立体図である。
図1に示すようにカナル型イヤホン100は、ハウジング200とイヤーピース500とオーディオケーブル600とを含む。オーディオケーブル600がハウジング200に貫設される。イヤーピース500はハウジング200上に嵌設されることで、イヤーピース500が利用者の外耳道に挿入される。
図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。図3は本考案の一実施例のカナル型イヤホン100分解図である。図4は本考案の一実施例のカナル型イヤホン100の別の分解図である。
図2乃至図4を参照しながら説明する。カナル型イヤホン100は、第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400とを更に含む。ハウジング200は、中空状を呈し、第1のチャンバ210と第2のチャンバ220とを含む。第1のチャンバ210と第2のチャンバ220が互いに連通し、且つ第2のチャンバ220の容積が第1のチャンバ210の容積より小さい。第2のチャンバ220は、第1のチャンバ210から離れる一端に位置する放音口221を含む。第1の電気音響変換器300は第1のチャンバ210に設けられる。第2の電気音響変換器400は第2のチャンバ220に設けられる。
これを介して第2の電気音響変換器400が出力した音声は、第2のチャンバ220の反射を通じた後、放音口221を経由して導出する。これと類するように、第1の電気音響変換器300が出力した音声は第1のチャンバ210の反射を通じた後、第2のチャンバ220を通過して放音口221から導出する。
そこで、第1の電気音響変換器300のサイズは、第1のチャンバ210の容積と対応し、第2の電気音響変換器400のサイズが第2のチャンバ220の容積と対応する。言い換えると、第1の電気音響変換器300のサイズは、第2の電気音響変換器400のサイズより大きい。よって、第1の電気音響変換器300が低音の発音として使用され、第2の電気音響変換器400が中音、高音の発音として使用される。
第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400は、可動コイル形ユニット或いは平衡電機子ユニットとすることができる。前記可動コイル形ユニットは、磁路を形成する磁石、鉄片、ヨークと振動系を形成する振動板及びボイスコイルとを含む。可動コイル形ユニットは、略円盤状を呈し、つまり高さが直径より短い短円柱状の外形となる。前記平衡電機子ユニットは、略長方体の電機子モータと電機子モータに連結する放音ノズルとを備える。そこで、第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400について、可動コイル形ユニットを例として説明する。
ハウジング200は、アクリロニトリル―ブタジエン―スチレン共重合体(ABS)等の硬質PVC、木材或いはアルミニウム、鋼、銅等の金属又はその合金で製造することができる。
イヤーピース500は、シリコーン等のゴム或いはポリプロピレン等の軟性合成樹脂などの弾性材料で製造できる。
図2に示すように、第1の電気音響変換器300は第1のチャンバ210の中央横断面に設けられて第1のチャンバ210を反射空間212及び導音空間213に区切る。導音空間213は、第2のチャンバ220に隣接する一側に位置し、反射空間212が他側に位置する。
そこで、カナル型イヤホン100は、反射空間212と導音空間213とを連通する通路を備えることができる。例を挙げて言うと、ハウジング200は、第3のチャンバ230と第1の導音口241と第2の導音口242と、を更に含むことができる。第1の導音口241は反射空間212の内壁を貫通する。第2の導音口242は導音空間213の内壁を貫通する。第3のチャンバは、第1のチャンバ210の一側に位置し、また第1の導音口241及び第2の導音口242を通じて第1のチャンバ210と連通する。
図5は、本考案の一実施例のハウジング200内部チャンバを示す図で、同様に図1のA−A線断面図である。
図5に示すように、カナル型イヤホン100は、間仕切壁800を含むことができる。間仕切壁800は、ハウジング200からその内部空間へ向かって延伸して形成できる。これを介して第1のチャンバ210と第2のチャンバ220は間仕切壁800の一側に位置し、第3のチャンバ230が間仕切壁800の他側に位置する。間仕切壁800は、前記反射空間212に対応して設置する第1の導音口241と、前記導音空間213に対応して設置する第2の導音口242とを備える。
図3及び図4を参照しながら説明する。一実施例において第1のチャンバ210は、上蓋215と下蓋216を突合せ接合して組み立てることができる。そこで、突合せ接合方法は熱溶融、接着接合、係着等とすることができる。上蓋215は、下蓋216に向かって第1の間仕切壁2151を延伸する。下蓋216も上蓋215に向かって第2の間仕切壁2161を延伸する。第1の間仕切壁2151と第2の間仕切壁2161を突合せ接合して第1のチャンバ210と第3のチャンバ230を仕切ることができる。そこで、前記第1の導音口241は、第1の間仕切壁2151に位置する。前記第2の導音口242は第2の間仕切壁2161に位置する。
図3及び図4に示すように、ハウジング200は、端壁232を更に含む。端壁232は上蓋215と下蓋216の末端に接合されることで、第3のチャンバ230を形成する。そこで、接合方法は、熱溶融、接着接合、係着等とすることができる。端壁232の第3のチャンバ230内部空間に対応する反対側に装飾図案或いは文字を備え、インプリント、貼付、印刷、彫刻等の方法で形成できる。
一実施例においてカナル型イヤホン100は、フィラー(図示略)を更に含むことができる。フィラーは第1の電気音響変換器300の周囲を覆って第1の電気音響変換器300とハウジング200の間に位置する。フィラーは、反射空間212と導音空間213の間に連通するため、少なくとも1本の通路を備える。これを介して第1の電気音響変換器300が発した音声もフィラーを通じて第2のチャンバ220に伝送でき、第3のチャンバ230を通じる必要なく、第1の導音口241と第2の導音口242とを備える必要もない。
若干の実施例において反射空間212と導音空間213の間にある通路形状、管径等の設計により、第1の電気音響変換器300が発した音声伝導ルート及び反射角度を調整し、利用者が聴いた第1の電気音響変換器300の放音再現を調節できる。
図6は、本考案の一実施例の第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400の放音方向を示す図で、同様に図1のA−A線断面図である。
図6に示すように、第1の電気音響変換器300の放音方向は、第2の電気音響変換器400から離れる。つまり第1の電気音響変換器300の放音面310は第2のチャンバ220から離れる一側に位置する。これを介して第1の電気音響変換器300が発した音声は、反射空間212から第1の導音口241を経由して第3のチャンバ230に至り、更に第3のチャンバ230から第2の導音口242を経由して第2のチャンバ220に到着し、放音口221を通じてイヤーピース500に伝達できる。
そこで、カナル型イヤホン100は、留め具700(図2)を更に含む。留め具700は、第2のチャンバ220に位置し、第2の電気音響変換器400を固定するために用いられる。留め具700は第2の電気音響変換器400の周縁を囲むことができ、少なくとも1個の第2のチャンバ220の両端に連通する孔(図示略)を有することで第1の電気音響変換器300が出力した音声は第2のチャンバ220を通過させることができる。
留め具700は、アクリロニトリル―ブタジエン―スチレン共重合体(ABS)等の硬質PVC或いはシリコーン等のゴム又はポリプロピレン等の軟性合成樹脂などの弾性材料で製造できる。
図5に示すように、第2の電気音響変換器400の放音方向は、第1の電気音響変換器300から離れる。よって、第2の電気音響変換器400が発した音声は、第2のチャンバ220から放音口221を経由してイヤーピース500に達することがきる。
図5に示すように、第1の電気音響変換器300が発した音声の経路は、第2の電気音響変換器400が発した音声の経路より長く、更に長い伝達時間がかかって放音口221に到着できる。よって、利用者がイヤーピース500を通じて聴いた第1の電気音響変換器300から発した低域音は、同じ時点で第2の電気音響変換器400から発した中高域音に重ねることはない。これを介して第1の電気音響変換器300のサイズを増大することなくも各周波数帯域の音再現を維持できる。
一実施例において、第1のチャンバ210は第2のチャンバ220と第3のチャンバ230の間に位置する。つまり第2のチャンバ220は第1のチャンバ210の前に位置し、第3のチャンバ230が第1のチャンバ210の後ろに位置することで、ハウジング200の有限な空間内に第1の電気音響変換器300が出力した音声の伝達ルートを追加する。
図3及び図4に示すように、上蓋215は、第1の切欠部2152を更に有し、下蓋216も第2の切欠部2162を有する。第1の切欠部2152と第2の切欠部2162を突合せ接合すると、導線スルーホール231を形成する。言い換えると、第3のチャンバ230は、導線スルーホール231を含む。導線スルーホール231が第3のチャンバ230の内壁を貫通することで、オーディオケーブル600を挿通させてハウジング200外部から第3のチャンバ230に入るために供する。
図2に示すように、オーディオケーブル600は、第1の導音口241と第2の導音口242のうちのいずれかに挿通して第1のチャンバ210と第2のチャンバ220に入ることで、第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400に電気的に接続する。オーディオケーブル600の第1の電気音響変換器300及び第2の電気音響変換器400に対応する他端は、オーディオコネクタ(図示略)を備えることで、音声信号発生装置(例えば、マルチメディアプレーヤー、スマートフォン、コンピュータ等)に接続する。これを介して第1の電気音響変換器300及び第2の電気音響変換器400は、音声信号発生装置が出力したオーディオ信号を受信して対応する音声を出力できる。
一実施例において、第3のチャンバ230は、第1の間仕切壁2151或いは/及び第2の間仕切壁2161上に位置する別の導線スルーホール(図示略)を更に含むことができる。この導線スルーホールは、オーディオケーブル600の通過に供し、オーディオケーブル600が第3のチャンバ230から第1のチャンバ210及び第2のチャンバ220に入らせることができる。言い換えると、オーディオケーブル600は、第1の導音口241或いは第2の導音口242を経由することなく、この別の導線スルーホールを通じて第3のチャンバ230から第1のチャンバ210及び第2のチャンバ220に入ることができる。
図3及び図4を参照しながら説明する。第1のチャンバ210は、第1の開口部211を備え、第2のチャンバ220が略管状を呈し、放音口221と放音口221に対応する第2の開口部222とを備える。第1の開口部221と第2の開口部222を突合せ接合することで、第1のチャンバ210と第2のチャンバ220を連通させる。
図3に示すように、第1のチャンバ210の第1の開口部211は、その半径方向に沿って外方へ突出して第1の凸部214を形成する。第2のチャンバ220の第2の開口部222の付近箇所に第1の係止溝223が設けられることで、第1の凸部214を係着する。そこで、第1の開口部211と第2の開口部222の連結方法は、係着方法で説明したが、本考案の実施例はこれに限定せず、第1の開口部211と第2の開口部222間にも接着接合、締め付け接合等の方法により連結できる。
図2に示すように、イヤーピース500は、外傘状部510と内傘状部520と導音管530とを含む。外傘状部510の中心は第3の開口部511を有する。内傘状部520の中心は第4の開口部521を有する。第3の開口部511と第4の開口部521は、導音管530の両端に各々連結する。内傘状部520は第2のチャンバ220の放音口221を嵌設する。
そこで、内傘状部520はその中空構造へ向かって第2の凸部522を突出する。第2のチャンバ220の放音口221の周縁に第2の係止溝224が設けられることで第2の凸部522を係着する。
図2乃至図4を参照しながら説明する。ハウジング200は、支持部250を更に含む。支持部250は、第1のチャンバ210の外壁表面から外方へ膨張して隆起し、且つ第2のチャンバ220から離れる一側に位置する。言い換えると、支持部250と第2のチャンバ220は、いずれも第1のチャンバ210の前に位置し、第3のチャンバ230が第1のチャンバ210の後ろに位置する。これを介して利用者はカナル型イヤホン100を装着する時、支持部250が耳介に当接することで装着時の安定性を向上する。
そこで、支持部250は、第1のチャンバ210の外壁から分離できる。言い換えると、支持部250は着脱方法で第1のチャンバ210の外壁に連結する。例えば、前記係着方法若しくは例えば螺接、締め付け接合等の他の方法で連結する。これを介して利用者は、その耳介形状及び寸法によって適切なサイズの支持部250を選択できる。
上記を取りまとめ、本考案に係るカナル型イヤホン100は、第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400をそれぞれ利用して低域音と中高域音を発生できる。且つ、第1の電気音響変換器300と第2の電気音響変換器400の設置方向の違いを通じて両者の放音方向を逆にさせることで、両者が発した音声をイヤーピース500に伝送する時点が異なる。よって、低域音と中高域音を互いに影響せず、カナル型イヤホン100に良好な音の解像感を持たせることができる。
100 カナル型イヤホン
200 ハウジング
210 第1のチャンバ
211 第1の開口部
212 反射空間
213 導音空間
214 第1の凸部
215 上蓋
2151 第1の間仕切壁
2152 第1の切欠部
216 下蓋
2161 第2の間仕切壁
2162 第2の切欠部
220 第2のチャンバ
221 放音口
222 第2の開口部
223 第1の係止溝
224 第2の係止溝
230 第3のチャンバ
231 導線スルーホール
232 端壁
241 第1の導音口
242 第2の導音口
250 支持部
300 第1の電気音響変換器
310 放音面
400 第2の電気音響変換器
500 イヤーピース
510 外傘状部
511 第3の開口部
520 内傘状部
521 第4の開口部
522 第2の凸部
530 導音管
600 オーディオケーブル
700 留め具
800 間仕切壁
科学技術の進歩に鑑み、多くの電子製品は、精密化、超小型化の方向に向かって発展し、イヤホンもその中の一つである。立体的な音場を再現すると共に中高低音の解像感を追い求めるため、多くの業者がイヤホンの中に複数のスピーカーユニットを設置できるよう試みてきた。例えば、ある会社は、かつて2個のスピーカーユニットを有するイヤホンを発表し、その中の1個のスピーカーユニットが低音域として使用し、もう1個のスピーカーユニットが高音音域として使用していた。
以上

Claims (20)

  1. 中空状を呈し、第1のチャンバと、前記第1のチャンバに連通し、前記第1のチャンバから離れた一端に位置する放音口を備え、容積が前記第1のチャンバの容積より小さい第2のチャンバと、を含むハウジングと、
    前記第1のチャンバに設けられる第1の電気音響変換器と、
    前記第2のチャンバに設けられる第2の電気音響変換器と、
    を含むことを特徴とするカナル型イヤホン。
  2. 前記第1の電気音響変換器の放音方向は、前記第2の電気音響変換器から離れることを特徴とする請求項1に記載のカナル型イヤホン。
  3. 前記第2の電気音響変換器の放音方向は、前記第1の電気音響変換器から離れることを特徴とする請求項2に記載のカナル型イヤホン。
  4. 前記第1の電気音響変換器は、前記第1のチャンバを反射空間、及び、導音空間に区切り、前記導音空間が前記第2のチャンバに隣接する一側に位置することを特徴とする請求項1、又は、請求項2に記載のカナル型イヤホン。
  5. 前記反射空間と前記導音空間の間に連通する少なくとも1本の通路を更に含むことを特徴とする請求項4に記載のカナル型イヤホン。
  6. 前記第1の電気音響変換器の周囲を覆って前記第1の電気音響変換器と前記ハウジングの間に位置し、前記反射空間と前記導音空間の間に連通するため、少なくとも1本の通路を備えるフィラーを更に含むことを特徴とする請求項4に記載のカナル型イヤホン。
  7. 前記ハウジングからその内部空間へ向かって延伸して形成される間仕切壁を更に含み、前記第1のチャンバと前記第2のチャンバは前記間仕切壁の一側に位置し、前記ハウジングが前記間仕切壁の他側に形成される第3のチャンバを更に含み、前記間仕切壁は前記反射空間に対応して設置する第1の導音口と、前記導音空間に対応して設置する第2の導音口とを備えることを特徴とする請求項4に記載のカナル型イヤホン。
  8. 前記第1のチャンバは、前記第2のチャンバと前記第3のチャンバの間に位置することを特徴とする請求項7に記載のカナル型イヤホン。
  9. 前記第3のチャンバは、前記ハウジングの前記第3のチャンバに対応する位置を貫通する導線スルーホールを含むことを特徴とする請求項7に記載のカナル型イヤホン。
  10. オーディオケーブル600は、前記第1の導音口と前記第2の導音口のうちのいずれか、及び、前記導線スルーホールに挿通することで、前記第1の電気音響変換器と前記第2の電気音響変換器に電気的に接続することを特徴とする請求項9に記載のカナル型イヤホン。
  11. 前記第2の電気音響変換器の周縁を囲み、少なくとも1個の前記第2のチャンバの両端に連通する孔を有する留め具を更に含むことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のカナル型イヤホン。
  12. 前記第1のチャンバは、上蓋と下蓋とを含み、前記上蓋が前記下蓋に向かって延伸する第1の間仕切壁を有し、前記下蓋が前記上蓋に向かって延伸する第2の間仕切壁を有し、前記第1の間仕切壁と前記第2の間仕切壁を突合せ接合することを特徴とする請求項1に記載のカナル型イヤホン。
  13. 前記上蓋と前記下蓋の末端に接合されることで、第3のチャンバを形成する端壁を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のカナル型イヤホン。
  14. 前記端壁の第3のチャンバ内部空間に対応する反対側に装飾図案、或いは、文字を備えることを特徴とする請求項13に記載のカナル型イヤホン。
  15. 前記第1のチャンバは、第1の開口部を備え、前記第2のチャンバが前記放音口に対応する第2の開口部を備え、前記第1の開口部と前記第2の開口部を連結することを特徴とする請求項1に記載のカナル型イヤホン。
  16. 前記第1のチャンバの前記第1の開口部は、その半径方向に沿って外方へ突出して第1の凸部を形成し、前記第2のチャンバの前記第2の開口部の付近箇所に第1の係止溝が設けられることで、前記第1の凸部を係着することを特徴とする請求項15に記載のカナル型イヤホン。
  17. 外傘状部と内傘状部と導音管とを含み、前記外傘状部の中心が第3の開口部を有し、前記内傘状部の中心が第4の開口部を有し、前記第3の開口部と前記第4の開口部は前記導音管の両端に各々連結し、前記内傘状部が前記第2のチャンバの放音口を嵌設するイヤーピースを更に含むことを特徴とする請求項15に記載のカナル型イヤホン。
  18. 前記内傘状部はその中空構造へ向かって第2の凸部を突出し、前記第2のチャンバの放音口の周縁に第2の係止溝が設けられることで第2の凸部を係着することを特徴とする請求項17に記載のカナル型イヤホン。
  19. 前記ハウジングは、前記第1のチャンバの外壁表面から外方へ膨張して隆起し、且つ、前記第2のチャンバから離れる一側に位置する支持部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のカナル型イヤホン。
  20. 前記支持部は、前記第1のチャンバの外壁から分離できることを特徴とする請求項19に記載のカナル型イヤホン。
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