JP5498515B2 - イヤホン - Google Patents

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本発明は、イヤホンに関し、特に、耳穴を密閉した状態で使用する密閉型のイヤホンに関する。
現在、携帯型の音楽再生装置(例えば、デジタルオーディオプレイヤー)の普及に伴い、イヤホンで音楽鑑賞を楽しむ場面が増えている。このイヤホンは、外耳道を密閉しないオープン型と、イヤーチップと呼ばれるシリコンやスポンジで形成された部材により外耳道を密閉する密閉型とに大別される。
密閉型のイヤホンは、オープン型のイヤホンに比べて遮音性が高いため、音漏れ及び外部音の侵入が少ないという特徴を有する。このため、密閉型のイヤホンを使用した場合、外部音がある空間(例えば、電車内や航空機内)でも音量(ボリューム)を上げ過ぎることなく音楽鑑賞を楽しむ事が可能である。
ところで、イヤホンに使用される発音体には、主にダイナミック型レシーバやバランスドアーマチュア型レシーバが採用されている。ダイナミック型レシーバは、磁石の作る磁界の中で音声電流が流れるコイル(ボイスコイル:voice coil)にローレンツ力が発生し、コイルに取り付けた振動板を振動させる方式である。ダイナミック型レシーバは、安価に製造でき、かつ、一台で広い再生周波数帯域を低歪で再生することができる。このため、低価格のイヤホンに広く使用されている。
しかしながら、ダイナミック型レシーバは、その構造上、完全に密閉された外耳道内の空気を十分な音圧を得る程度に振動動作させることができない。このため、密閉型のイヤホンにダイナミック型レシーバを採用する場合、外耳道内とイヤホン外部とを連通させる通気孔(ベント用の孔)をあえて設け、ダイナミック型レシーバの動作を確保している。しかしながら、イヤホンにベント用の孔を設けた場合、当然ではあるが、密閉型のイヤホンの音漏れ及び外部音の侵入が少ないというメリットが低減してしまうこととなる。
一方、バランスドアーマチュア型レシーバは、鉄片の振動を細い棒(ドライブロッド)で振動板に伝えて振動させる方式である。この方式は、完全に密閉された外耳道内においても十分な動作(音圧)を得ることができるが、低歪で再生できる周波数帯域が狭いという問題がある。この問題を解決するために、近年では、例えば、高音用、低音用など、再生周波数帯域が異なる複数個のバランスドアーマチュア型レシーバを備えるイヤホンやバランスドアーマチュア型レシーバとダイナミック型レシーバを組み合わせたイヤホンが登場している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−219122号公報
密閉型のイヤホンは、発音体を内蔵するハウジングと、該ハウジングに設けられ、内部に発音体で再生される音を外耳道内へ導く音導孔が設けられたステムと、このステムに取り付けられるイヤーチップとを備えている。ここで、様々な耳の形状や大きさにおいても十分な密閉性を確保すると同時に、特に、小さな耳穴(外耳道)に装着する際の痛みの発生を防止するためには、このステムを細く短くする必要がある。
しかしながら、発音体として1つのダイナミック型レシーバを用いる場合と異なり、複数個のバランスドアーマチュア型レシーバで発音された音をステム内に設けられた音導孔を通してユーザの外耳道内へ導く場合は、このステムの大きさ、特に、ステム内に配置される音導孔の径が問題となる。
耳穴への適合を目的にステムの太さを制限すると、使用するバランスドアーマチュア型レシーバの数、すなわち、音導孔の数が増えるに従い、必要数の音導孔の設置が難しくなり、またそれぞれの音導孔の径は細くなる。それを避け、かつイヤーチップの取り付けの自由度を考慮して、複数の発音体から発生られる音を、それぞれ独立させずにステムの手前で合流させて、一つの音導孔としてステムを通過し出力させる手法も取られているが、高い周波数帯域の音、特に7kHzを超える音が減衰しやすく、再生音の音質が劣化するという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、高い周波数帯域の音の減衰を抑制して、再生音の音質の劣化を効果的に防止できるイヤホンを提供することを目的とする。
本発明に係るイヤホンは、高音帯域を担当する第1の発音体及びその他の帯域を担当する第2の発音体を内蔵するハウジングと、前記ハウジングから延出し、内部に貫通孔が形成されたステムと、中心部に第1の発音体の再生音を導出させる高音帯域用の第1の音導孔を有し、ステムの貫通孔に挿入された状態で、貫通孔の内周面との間で第2の発音体の再生音を導出する第2の音導孔を形成する音導孔形成部材と、ステムの先端部に取り付けられたイヤーチップと、を備える。
本発明によれば、高い周波数帯域の音の減衰を抑制して、再生音の音質の劣化を効果的に防止することができる。
第1の実施形態に係るイヤホンの全体図である。 第1の実施形態に係るイヤホンの断面図である。 第1の実施形態に係るイヤホンが備えるステムの構造図である。 第1の実施形態に係るイヤホンが備える支持部材の構造図である。 第1の実施形態に係るイヤホンが備える高音帯域用チューブの構造図である。 第1の実施形態に係るイヤホンが備える音導孔形成部材をステムに挿入した状態を示す図である。 測定結果を示すグラフである。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るイヤホン1の全体図である。図2は、図1に示したイヤホン1の断面図である。以下、図1及び図2を参照して、第1の実施形態に係るイヤホン1の構成について説明する。図1及び図2に示すように、イヤホン1は、3つの発音体11a〜発音体11cが内蔵されたハウジング10と、ハウジング10と一体、もしくは別体に形成され、ハウジング10から延出するステム20と、ステム20内に設けられ、発音体11a〜発音体11cで再生される音を、イヤホン1を装着した状態でユーザの外耳道内へ導く音導孔を形成する音導孔形成部材30と、ステム20の先端部に取り付けられたイヤーチップ40と、配線50とを備える。
ハウジング10に内蔵された発音体11a〜発音体11cは、それぞれ、U字型をし、一端側が固定され、途中コイルを貫通し、他端側が2つの永久磁石の間に中立した形で納められた鉄片(アーマチュア)を持ち、コイルに音声電流を流すことで生じる鉄片の振動を、鉄片と振動板をつなぐ細い棒(ドライブロッド)を使って振動板を振動させるバランスドアーマチュア型レシーバである。各発音体11a〜発音体11cには、ネットワーク(不図示)からの配線50a〜50cが接続されており、ドライバから配線50a〜50cを介して伝達される駆動信号に応じてドライブロッドが駆動され、ユーザが所望する音声や音楽が再生される。
すでに述べたように、バランスドアーマチュア型レシーバは、イヤーチップにより密閉された外耳道内においても十分な動作(音圧)を得ることができるが、一台のバランスドアーマチュア型レシーバで再生可能な周波数帯域が狭くなるという原理上のデメリットも存在する。
この実施形態に係るイヤホン1では、それぞれ異なる再生周波数帯域を有する3つのバランスドアーマチュア型レシーバで協調して音声を再生することで、このデメリットを解消している。この実施形態では、発音体11aが、高音帯域を専門に再生するバランスドアーマチュア型レシーバ、その他の発音体11b,11cが中音帯域及び低音帯域(以下、その他の帯域と記載する)を再生するバランスドアーマチュア型レシーバである。なお、このイヤホン1では、3つのバランスドアーマチュア型レシーバをハウジング10に内蔵しているが、ハウジング10に内蔵されるバランスドアーマチュア型レシーバは、1つ以上あればよく、3つに限られるものではない。
図3は、第1の実施形態に係るイヤホン1が備えるステム20の構造図である。図3(a)は、ステム20の正面図、図3(b)は、ステム20の上面図、図3(c)は、ステム20の底面図である。ステム20は、ハウジング10の前面側から延出した状態で取り付けられる。ステム20は、中央に貫通孔21が形成され、ハウジング10の前面側において対向する位置に凸部22及び凸部23が形成された略円筒形状の部材である。
ステム20に形成された凸部22及び凸部23の内部には、チューブT1及びチューブT2の差込口を構成すると共に、発音体11b,11cの再生音をユーザの外耳道内へ誘導する音導孔30b及び音導孔30cを形成する窪み24及び窪み25が形成されている。また、ステム20の先端部26には、イヤーチップ40を取り付けるための溝27が形成されている。なお、この第1の実施形態に係るイヤホン1では、ハウジング10とステム20とを別体としているが、ハウジング10とステム20とを一体成形するようにしてもよい。
図4及び図5は、音導孔形成部材30の構造図である。図4は、支持部材31の構造図である。図4(a)は、支持部材31の正面図、図4(b)は、支持部材31の上面図、図4(c)は、支持部材31の底面図である。図5は、高音帯域用チューブ32の構造図である。図6は、音導孔形成部材30をステム20に挿入した状態を示す図である。図6(a)は、音導孔形成部材30をステム20に挿入した状態を示す俯瞰図、図6(b)は、図6(a)の線分X−Xにおける断面図である。以下、図4〜図6を参照して音導孔形成部材30の構成について説明する。
音導孔形成部材30は、ステム20の貫通孔21よりも一回り小さい外径の円筒形状の支持部材(ガイド)31と、支持部材31により、ステム20の貫通孔21の略中央位置に支持される高音帯域用チューブ32とを備える。
支持部材31には、高音帯域用チューブ32を収容するための貫通孔31aが形成され、支持部材31の下端31c側は、上端31b側よりも外径が太い太径部31dとなっている。さらに、支持部材31には、互いに対向する位置に、上端31bから太径部31dまで延伸する2つの切り込み31e及び切り込み31fが形成されている。
支持部材31の太径部31dには、切り込み31e及び切り込み31fが形成されておらず、筒状に繋がった状態となっているが、2つの切り込み31e及び切り込み31fから延長する位置には、チューブT1及びチューブT2の差込口を構成する共に、発音体11b,11cの再生音をユーザの外耳道内へ誘導する音導孔30bおよび音導孔30cを形成する2つの溝31g及び溝31hが形成されている。また、この太径部31dは、支持部材31をステム20へ挿入する際のストッパ(位置決め)として機能する。
支持部材31の貫通孔31aに収容される高音帯域用チューブ32のハウジング10側には、高音帯域の音を再生する発音体11aが配置される。つまり、高音帯域用チューブ32は、発音体11aで再生される高音帯域の音をユーザの外耳道内へと導く、高音帯域専用の音導孔30aを形成する。
なお、高音帯域用チューブ32内の音導孔30aを通る高音帯域の音(特に、周波数が7kHz以上の音)の減衰を抑制するため、高音帯域用チューブ32の長さを10mm以下、内径を2mm以上とすることが望ましい。また、高音帯域用チューブ32を構成する材料としては、樹脂や金属など硬質な材料を用いることが望ましい。
その他の帯域の音を再生する発音体11b及び発音体11cに接続されたチューブT1及びチューブT2は、ステム20の凸部22及び凸部23の内部に形成された窪み24及び窪み25と、支持部材31の太径部31dに形成された溝31g及び溝31hとから構成される差込口に接続される。
つまり、支持部材31及び高音帯域用チューブ32の外周面と、ステム20の貫通孔21の内周面との間に形成される空間は、発音体11b及び発音体11cで再生されるその他の帯域の音をユーザの外耳道内へと導く、発音体11b用の音導孔30b及び発音体11c用の音導孔30cを形成する。
イヤーチップ40は、ユーザの外耳道を密閉状態に保つための弾性部材(例えば、シリコンゴム)から構成され、ステム20の先端部26に形成された溝27に取り付けられる。
以上のように、第1の実施形態に係るイヤホン1は、高音帯域専用の音導孔30aを、他の帯域(中音帯域及び低音帯域)の音導孔30b及び音導孔30cから分離し、独立させている。これにより、高音帯域の音の減衰を抑制し、再生音の音質の劣化を効果的に防止することができる。また、高音帯域専用の音導孔30aを、ステム20の略中央となる位置に配置しているので、ユーザの外耳道内の中央付近を通って鼓膜へと伝達される。このため、ユーザの外耳道内の形状による影響を最小限にして、再生音を効率よく鼓膜まで伝達することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記具体例に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。例えば、発音体として、バランスドアーマチュア型レシーバとダイナミック型レシーバとを組み合わせてイヤホンを構成するようにしてもよい。
次に、実施例を挙げて、本発明をより詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
発明者らは、第1の実施形態で説明した高音帯域専用の音導孔及びその他の帯域(中音帯域及び低音帯域)用の音導孔から分離させると共に、高音帯域用の音導孔をステムの中央に配置したイヤホン1(実施例)と、高音帯域用とその他の帯域用の各音導孔が分離されていない従来タイプのイヤホン2(比較例)とを用意した。
次に、発明者らは、イヤホン1とイヤホン2を疑似耳(イヤーシミュレーター)に取り付け、イヤホン1及びイヤホン2で再生した音を疑似耳に取り付けられたマイクで集音し、イヤホン1及びイヤホン2の音響特性を測定した。この測定には、Listen社の測定用ソフトウェア「SoundWare」(商標)を使用した。
測定用サイン波の出力設定を20mVとし、周波数を20Hzから16kHzまで連続的に上げて行き、測定対象であるイヤホン1(実施例)及びイヤホン2(比較例)の各周波数における出力状況を測定した。
なお、高音帯域用チューブ32の材料には、チタン(Ti)を用いた。また、高音帯域用チューブ32の長さは8mm、内径は2mmである。音導孔の構造以外の条件は、実施例及び比較例共に同じである。実際には、測定にイヤーチップを用いるため、その他の帯域(中音帯域及び低音帯域)の測定値に微細な差が生じるが、誤差の範囲内であり、今回の測定結果から導かれる結論に影響を与えるものではない。
図8は、上記測定結果(周波数レスポンス)を示すグラフである。図8のグラフの横軸が周波数(左側が低音帯域、右側が高音帯域)、縦軸が出力音圧(下が音圧小、上が音圧大)である。また、実施例に係るイヤホン1の測定結果を実線で示し、比較例に係るイヤホン2の測定結果を破線で図8のグラフに示した。
比較例に係るイヤホン2の測定結果(破線)では、6〜7kHz付近に音圧のピークがあり、そこから周波数が高くなるにつれて、音圧が減衰していることがわかる。このような特性を有する場合、スピーカーにシーツを被せたような、抜けが悪く艶や透明感の無い音となる。
一方、実施例に係るイヤホン1の測定結果(実線)では、5kHz〜9kHzにおける音圧が、比較例に係るイヤホン2の音圧よりも低くなってはいるが、音圧の減衰は、12kHz付近まで見られず、より高音帯域まで音圧の減衰が抑えられていることがわかる。これにより、イヤホン1で再生される音は、抜けが良く艶や透明感のある音となり、音質を大幅に向上することができる。
なお、実施例に係るイヤホン1では、5kHz〜9kHzにおける音圧が、比較例に係るイヤホン2よりも低くなっている。しかしながら、この結果は、実施例に係るイヤホン1の5kHz〜9kHzにおける特性が、比較例に係るイヤホン2よりも低いことを意味するものではない。すなわち、音楽の再生においては、音圧が周波数に対して依存性が無く、フラットな特性であることが望ましい。また、12kHzの周波数まで音圧が減衰しないと、ほとんどの楽器や音声が持つ周波数帯域をカバーできるため、音楽本来の音をバランス良く再現することが可能となる。
以上のように、第1の実施形態に係るイヤホン1は、高音帯域の音の減衰を抑制し、再生音の音質の劣化を効果的に防止し、音質を大幅に向上することができることがわかった。また、音圧の減衰が12kHz付近まで起こらないため、ほとんどの楽器や音声が持つ周波数帯域をカバーでき、音楽本来の音をバランス良く再現できることがわかった。
本発明のイヤホンは、高い周波数帯域の音の減衰を抑制して、再生音の音質の劣化を効果的に防止できる。このため、高級志向のユーザ向けイヤホンとして好適である。
1,1A…イヤホン、10…ハウジング、11a〜11d…発音体、20…ステム、21…貫通孔、22,23…凸部、24,25…窪み、26…先端部、27…溝、30…音導孔形成部材、30a〜30c…音導孔、31…支持部材、31a…貫通孔、31b…上端、31c…下端、31d…太径部、31g…溝、31h…溝、32…高音帯域用チューブ、40…イヤーチップ、T1,T2…チューブ。

Claims (3)

  1. 高音帯域を担当する第1の発音体、中音帯域を担当する第2の発音体及び低音帯域を担当する第3の発音体を内蔵するハウジングと、
    前記ハウジングから延出し、内部に貫通孔が形成されたステムと、
    中心部に前記第1の発音体の再生音を導出させる高音帯域用の第1の音導孔を有し、前記ステムの貫通孔に挿入された状態で、前記貫通孔の内周面との間で前記第2,第3の発音体の再生音を各々独立して導出する第2,第3の音導孔を形成する音導孔形成部材と、
    前記ステムの先端部に取り付けられたイヤーチップと、
    を備え、
    前記音導孔形成部材は、
    中心部を貫通する貫通孔が形成され、前記ステムの貫通孔の内周面との間で前記第2,第3の発音体の再生音を各々独立して導出する前記第2,第3の音導孔を形成する支持部材と、
    前記支持部材の前記貫通孔に収容され、前記第1の音導孔を形成する樹脂製又は金属製の高音帯域用チューブとを有し、
    前記第2の音導孔は、前記ステムの貫通孔の内周面、前記支持部材および前記高音帯域用チューブに囲まれた空間に形成され、前記第3の音導孔は、前記ステムの貫通孔の内周面、前記支持部材および前記高音帯域用チューブに囲まれ前記第2の音導孔とは異なる空間に形成されたこと
    を特徴とするイヤホン。
  2. 前記高音帯域用チューブは、長さ10mm以下、内径2mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
  3. 前記第1乃至第3の発音体は、バランスドアーマチュア型レシーバであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のイヤホン。
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