JP3188479U - 転倒防止梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の方向に回動自在な補助脚部を配設することで、使用者が梯子を登る際の安定性を向上させ、補助脚部の着脱を行う際には梯子を倒す必要がなく、工具なしで簡単に着脱作業を行うことが可能な転倒防止梯子を提供する。
【解決手段】二本の縦部材20、縦部材20に掛け渡した複数本の踏み段30、補助脚部を有し、複数本の踏み段30の少なくとも一本は、両端部が縦部材20の外側面に開口する筒体に形成され、補助脚部は、踏み段30に挿通可能な長尺体41と長尺体41の両端部に形成された係合体42を有する係合部材43と、長尺体41の位置ずれ防止のストッパ48と、一端部が係合体42に係合可能な係合保持部44に、他端部が接地部に形成された支持部材46を有し、係合体42と係合保持部44は、互いに密着可能な湾曲面部が形成される。
【選択図】図2

Description

本考案は転倒防止梯子に関する。
低所から高所に登る際には梯子が広く用いられている。梯子を使用する際は、梯子の上端部分を建物の壁面等に立て掛けて梯子を安定させているが、使用者が梯子を登る最中に梯子が倒れないようにするため、低所側で補助者が梯子を支える必要がある。近年においては、低所側で梯子を支える補助者が不在であっても梯子を安定させることが可能な転倒防止梯子の構成が提案されている。
このような転倒防止梯子を実現させるための具体的な構成としては、例えば、特許文献1に開示されているような梯子の支柱補助具の構成が知られている。
特開平9−328981号公報
特許文献1に開示されている梯子の支柱補助具は、2本の支柱を連結する中空構造の横桟(踏み段)を有し、高さ位置の異なる2本の横桟の内部空間にロッドを挿通させ、このロッドの先端部にクランプを取り付け、2本の支柱に沿わせて補助支柱が取り付け可能な構成が開示されている。このような梯子の支柱補助具の構成によれば、傾斜地に梯子を設置する場合においても、梯子が左右に傾かないようにすることができる旨の説明がなされている。
しかしながら、特許文献1に開示さている梯子の支柱補助具の構成では、補助支柱が支柱のすぐ脇の位置において支柱に沿って立設した状態で固定されているため、傾斜面における梯子の接地性の向上は期待できても、使用者が梯子に登る際の安定性を向上させることはほとんど期待することができない。したがって梯子の低所側で梯子を押さえるための補助者が欠かせないという課題や、補助支柱の取り付けや取り外しを行う際には、梯子を倒した状態にして、工具を用いなければならず、補助支柱の取り付け作業や取り外し作業が煩雑になる等といった課題を有している。
そこで本考案は、任意の方向に回動自在な補助脚部を配設することにより、使用者が梯子を登る際における梯子の安定性を向上させることで、梯子を安定させるために梯子の低所側で梯子を押さえるための補助者を不要にすることが可能な転倒防止梯子を提供することを第1の目的としている。
また、補助脚部の着脱を行う際には梯子を倒す必要がなく、しかも工具なしで簡単に着脱作業を行うことが可能な転倒防止梯子を提供することを第2の目的としている。
上記課題を解決するために本考案者は鋭意研究を行った結果、以下の構成に想到した。
すなわち、二本の縦部材と、該二本の縦部材間に掛け渡して取り付けられた複数本の踏み段と、補助脚部と、を有する転倒防止梯子であって、前記複数本の踏み段のうち少なくとも一本は、両端部が前記縦部材の外側面に開口する筒体により形成され、前記補助脚部は、前記筒体をなす前記踏み段を挿通可能な長尺体と該長尺体の両端部に形成された係合体を有する係合部材と、前記筒体をなす踏み段に挿通させた前記長尺体の位置ずれを防止するためのストッパと、一端部が前記係合体に係合可能な係合保持部に形成され、他端部が接地部に形成された支持部材と、を有し、前記係合体と前記係合保持部には、互いに密着可能な湾曲面部が形成されていることを特徴とする転倒防止梯子である。
これにより、梯子を安定した状態で建物の壁面等に立て掛けることができるため、梯子の低所側で梯子を押さえるための補助者を不要にすることができる。また、係合体と支持部材の当接部分が互いに湾曲面に形成されているので、梯子を安定保持することを可能にしつつ、支持部材の取り外しは工具を使用することなく容易に取り外すことができる。
また、前記係合保持部には、前記湾曲面部を挟持する2枚の保持板が設けられていて、当該保持板の先端部位置が前記湾曲面部の頂上高さ位置よりも上側に位置していると共に、前記保持板どうしの離間距離が徐々に拡大していることが好ましい。
これにより、係合部材に対する支持部材の係合角度を変更しても、保持板が係合部材の係合体を挟持した状態にすることができるため、支持部材と係合部材が外れてしまうことを確実に防止することができる。
また、前記係合部材は、前記係合体が前記長尺体に対して着脱可能に形成されていることが好ましい。
これにより、筒体に形成された踏み段への長尺体の挿通を容易に行うことができる。また、係合部材の係合体を除いた長尺体の長さを変更すれば、支持部材の取り付け位置を容易に変更することができ、状況に応じて適切に補助脚部を配設することができる。
また、前記長尺体は、長さ調整可能であることが好ましい。
これにより、支持部材の取り付け位置を適切な位置にすることができるため、転倒防止梯子をより安定した状態で使用することが可能になる。
また、前記支持部材は、長さ調整可能であることが好ましい。
これにより、傾斜面においても支持部材を確実に設置させることができる。
また、前記支持部材は、互いに異なる径寸法に形成され、一端部に抜け止め用ストッパが配設された複数本の脚体により構成されていて、前記脚体のうち最大径寸法を有する前記脚体の内部空間には、径方向内側に進むに伴って他の脚体の径寸法が漸減すると共に、前記抜け止め用ストッパの位置を揃えた状態で収容されていて、前記脚体の内部空間から他の脚体を引き出し、前記抜け止め用ストッパにより前記脚体の引きだし状態が維持可能に形成されていることが好ましい。
これにより、支持部材の長さ調整を簡単に行うことが可能になる。
また、前記縦部材と前記支持部材との間と、前記支持部材間には開き防止部材が取り付け可能であることが好ましい。
これにより、縦部材に対する支持部材の取り付け角度や、支持部材どうしの立設位置関係を当初の設置状態に維持することができるため、安全な転倒防止梯子にすることができる。
本考案にかかる構成を採用することにより、立て掛けた梯子を安定させた状態にすることが可能になる。また、立て掛けられた梯子が安定した状態になるので、梯子を押さえるための補助者が不要になる。そして、補助脚部である支持部材の着脱を行う際には梯子を倒す必要がなく、しかも工具なしで簡単に行うことが可能になり、使い勝手の良好な転倒防止梯子を提供することができる。
さらには、縦部材に対して複数本の補助脚部が配設されることになるから、転倒防止梯子を脚立のように自立させた状態で使用することも可能になり使い勝手が良好である。
本実施形態に係る転倒防止梯子の斜視図である。 図1内のA部分における一部透視正面図である。 係合体と係合保持部の構造を示す詳細図である。 縦部材からの長尺体の突出量を増加させた状態を示す転倒防止梯子の変形例を示す斜視図である。 他の実施形態例を示す説明図である。
以下、本考案における転倒防止梯子の実施形態について図面に基づいて具体的に説明する。図1は本実施形態にかかる転倒防止用梯子の斜視図である。図2は、図1内のA部分における一部透視正面図である。図3は、係合体と係合保持部の構造を示す詳細図である。
本実施形態にかかる転倒防止梯子10は、二本の縦部材20,20と、二本の縦部材20,20どうしを連結するように掛け渡された複数本の踏み段30,30,・・・と、縦部材20の外側側方部分に取り付けられた補助脚部40,40を有している。
図1に示すように縦部材20は、アルミニウム合金に代表される軽金属により形成されている。縦部材20の一方の端部には縦部材20の断面積よりも大面積に形成された接地板22がヒンジ24により回動自在に連結されている。
本実施形態における踏み段30は、縦部材20と同じ材料であるアルミニウム合金からなる筒体に形成されている。踏み段30は、平行に配設された二本の縦部材20,20の間に掛け渡された配置で高さ方向に所要間隔をあけた状態で縦部材20,20に取り付けられている。このとき縦部材20の外側表面から踏み段30の両端の開口部32を露出させるようにして縦部材20と踏み段30を固定している。本実施形態においては、縦部材20の腹板には踏み段30の取り付け位置に予め貫通孔(図示せず)を穿設しておき、この貫通孔の位置に踏み段30の両端の開口部32の位置を位置合わせした状態で取り付け、縦部材20と踏み段30とを溶接によって固定している。
図1および図2に示すように、縦部材20の外側部分には補助脚部40が取り付けられている。本実施形態における補助脚部40は、縦部材20の外側面の開口部32から踏み段30の内部空間に挿通可能な長尺体41の両端部に係合体42が取り付けられた係合部材43と、一端部に係合部材43の係合体42に係合可能な係合保持部44が形成され、他端部が伸縮脚45に形成された支持部材46と、を有している。
本実施形態にかかる補助脚部40の一部である係合部材43には、踏み段30の内部空間に挿通させた長尺体41が水平方向(長尺体41の挿通方向)への位置ずれを防止するためのストッパ48が設けられている。
図2および図3に示すように、長尺体41は、両端近傍位置の所要範囲が細径部41Aに形成されていて、細径部41Aには外周面に沿って凹溝41Bが形成されている。長尺体41に取り付けられる係合体42は、長尺体41の細径部41Aを差し込むための連結穴42Aaと、連結穴42Aaと直交する配置で貫通孔42Abが穿設された連結部42Aと、2つのフランジ部42Baと2つのフランジ部42Baの間に形成された柱状部42Bbとからなる係合部42Bが一体に形成されている。連結部42Aの貫通孔42Abは、連結穴42Aaに差し込んだ長尺体41の凹溝41Bの位置となるように位置合わせした状態で配設されている。
係合部42Bのうち後述する係合保持部44と実際に係合する部分である柱状部42Bbは、連結穴42Aa側のフランジ部42Baから離反すると共に徐々に細径となり、2つのフランジ部42Baの中間位置で最細径部を形成した後に徐々に太径となる略鼓型に形成されている。このようにして形成された柱状部42Bbの側周面は、円弧形状をなす湾曲面部に形成されている。
このようにして形成された係合部材43は、踏み段30の内部空間を貫通させた長尺体41の細径部41Aを係合体42の連結穴42Aaに差し込んだ後、貫通孔42Abにネジ42Cを用いて締結することにより、長尺体41と係合体42が着脱可能に組み立てられている。貫通孔42Abに装着したネジ42Cの先端を細径部41Aの凹溝41Bの底面に当接させた状態でネジ42Cを締結することで、長尺体41からの係合体42の抜け止め効果を得ることができ、長尺体41と係合体42との連結を確実なものにすることができる。
このようにして踏み段30の内部空間に挿通させた係合部材43(長尺体41)は、踏み段30の開口部32に配設されたストッパ48により固定される。ストッパ48は、開口部32の位置に合わせて形成されたカラー部48Aと、カラー部48Aの外周面を貫通するねじ孔48Bと、ねじ孔48Bに螺着可能に形成された雄ねじ48Cとを有している。開口部32に長尺体41を挿通させた後、ストッパ48の雄ねじ48Cを図3に示す着脱可能なハンドル48Dによって回転操作し、雄ねじ48Cの先端を長尺体41の外周面に当接させることにより、踏み段30の内部空間を挿通させた長尺体41の位置ずれや脱落を防止している。
本実施形態におけるストッパ48は、図1および図2に示すように縦部材20の最上部における踏み段30の一方の開口部32のみに設けているが、それぞれの縦部材20,20における開口部32,32に設けることもできる。
このような互いに着脱自在な長尺体41と係合体42からなる係合部材43の構成を採用することで、二本の縦部材20からの長尺体41の突出量を適宜調整することができ、転倒防止梯子10を使用する場所の状況に応じて縦部材20に対する補助脚部40(支持部材46)の取り付け形態を最適な状態にすることができる。なお、図4は、図1に示す転倒防止梯子10に対して、二本の縦部材20からの長尺体41の突出量を増加させた状態を示す転倒防止梯子10の変形例を示す斜視図である。
支持部材46は、係合保持部44と、伸縮自在な脚部45とを有している。係合保持部44は脚部45に対して挿抜可能である。係合保持部44は係合体42の係合部42Bにおける鼓状の柱状部42Bbに係合可能に形成され、伸縮脚45の一端部側には接地部45Aが形成されている。図示しないが、伸縮脚45に装着した係合保持部44が抜けないようにストッパを配設することもできる。
係合保持部44は、図2および図3に示すように、係合面44Aと、係合面44Aを挟持する配置で係合面44Aの頂上高さ位置よりも高い位置(上側位置)まで延伸する2枚の保持板44Bからなる刺又状に形成されている。係合面44Aは係合体42の係合部42Bにおける柱状部42Bbの湾曲面に倣った円弧状の湾曲面部に形成されているので、係合体42の係合部42B(柱状部42Bb)との密着性はきわめて良好である。
このように柱状部42Bbと係合面44Aの当接面どうしは、互いに倣った円弧状形状をなす湾曲面部に形成されているから、係合部材43に対する支持部材46の係合角度を縦部材20に対して左右方向および前後方向において任意の角度となるように設定しても、互いの湾曲面部どうしの密着性を確保することができるのである。これにより転倒防止梯子10の設置位置の状態に応じて最適な状態で支持部材46を縦部材20に取り付けすれば、安定した状態を確実に維持することが可能になり、安全性の高い転倒防止梯子10にすることができる。
また、2枚の保持板44Bは、保持板44Bの先端部に近付くに伴って保持板44Bどうしの離間距離が徐々に拡大しているため支持部材46の先端部における開口部が広くなり、縦部材20を立設させた状態であっても支持部材46の取り付けを容易に行うことができる点で好都合である。さらには、係合体42の係合部42Bに設けられたフランジ部42Baと、支持部材46の係合保持部44に設けられた保持板44Bの構成により、係合部材43に対する支持部材46の係合角度を変更しても、係合部材43と支持部材46の係合状態を確実の保持することもできる。
より詳細には、係合部材43に対する支持部材46の左右方向に対してはフランジ部42Baによる抜け止め効果が得られ、係合部材43に対する支持部材46の前後方向に対しては保持板44Bが係合体42の係合部42Bを挟持することによる抜け止め効果を得ることができるのである。このような係合体42および保持板44Bの構成により、係合部材43に対する支持部材46の係合状態にかかわらず、係合部材43から支持部材46が外れてしまうことがない。
また、係合部材43に対する支持部材46の係合角度を所定の角度に設定した後、開き防止部材であるチェーン49を縦部材20と支持部材46および2本の部材46どうしに連結させれば、係合部材43に対する支持部材46の角度に変化が生じないため、転倒防止梯子10の安定性を向上させることができる。
本実施形態における伸縮脚45は、図1に示すように径寸法が異なる2本の脚体45Ba,45Bbを有し、大径側の脚体45Baの内部空間に小径側の脚体45Bbが引き出し可能に収容されている。小径側の脚体45Bbは、接地部45A側の径寸法よりも係合保持部44側の径寸法の方が徐々に大径寸法となる逆テーパ形状に形成されている。大径側の脚体45Baには小径側の脚体45Bbの引き出し長さを維持するためのストッパ45Cが取り付けられている。このような伸縮脚45を有する支持部材46を採用したことで、傾斜面においても転倒防止梯子10を安定した状態で設置することができる。
以上に実施形態に基づいて今考案にかかる転倒防止梯子10について詳細に説明をしたが、本考案は以上の実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更ない範囲において適宜構成を変更することができる。例えば、以上の実施形態においては、係合部材43の取り付け位置を最も高い位置の開口部32とした構成例について説明しているがこの形態例に限定されるものではない。例えば、図5に示すように、いわゆる二連梯子においても縦部材20の外表面における複数の開口部32に係合部材43を装着し、それぞれの係合部材43に支持部材46を取り付けた補助脚部40の構成を採用することもできる。このとき、上側に位置する開口部32に装着された係合部材43については、下側位置に装着された係合部材43よりも長い長尺体41とすれば、転倒防止梯子10の安定性をさらに向上させることができる点において好都合である。
係合部材43の係合体42は、長尺体41の両端に形成された雄ねじ部に螺合する雌ねじ部と、雌ねじ部が一体形成された係合体42とを有し、係合体42の雌ねじ部を長尺体41の雄ねじ部に螺着することで長尺体41に対して着脱可能に形成することもできる。
さらには、係合部材43の一端部側の係合体42は予め長尺体41と一体に形成しておくこともできる。長尺体41の他端側のみに雄ねじ部が形成されている構成であれば、係合体42の取り付け作業にかかる手間を半減させることができる。
この他、一方の端部に係合体42が一体又は着脱自在に取り付けられ、それぞれの他方の端部どうしが連結可能な連結部に形成された第1および第2の係合部材片(図示せず)を用い、第1および第2の係合部材の連結部を異なる径寸法の筒体とし、互いの筒体部分をラップさせた状態(一方の筒体に他方の筒体を差し込んだ状態)で連結することにより係合部材43を得ることも可能である。このとき、第1および第2の係合部材片どうしの長さ寸法は適宜寸法にすることができ、必ずしも同じ長さ寸法に形成されていなくてもよい。
また、本実施形態においては、支持部材46の伸縮脚45は2本の脚体45Ba,45Bbにより構成されているが、他の形態にすることもできる。例えば、カメラなどの三脚のように、互いに異なる径寸法に形成され、一端部に抜け止め用ストッパ45Cが配設された複数本の脚体45Ba,45Bb,・・・により構成されていて、脚体のうち最大径寸法を有する脚体45Baの内部空間には、径方向内側に進むに伴って他の脚体45Bb,・・・の径寸法が漸減すると共に、抜け止め用ストッパ45Cの位置が下側位置となるように揃えた状態で収容されていて、脚体45Ba,・・・の内部空間から他の脚体45Bb,・・・を引き出した状態にして、抜け止め用ストッパ45Cにより引きだし状態が維持可能な構成を採用してもよい。
また、支持部材46は必ずしも伸縮可能な伸縮脚部45の構成でなくてもよく、長さの異なる複数本の脚体を準備しておき、適切な長さ寸法の脚体を選択し、選択した脚体の上端部に係合保持部44を差し込むことによって支持部材46としての長さを調整する構成を採用することもできる。
10 転倒防止梯子、20 縦部材、22 接地板、24 ヒンジ、30 踏み段、
32 開口部、40 補助脚部、41 長尺体、41A 細径部、42 係合体、
42A 連結部、42Aa 連結穴、42Ab 貫通孔、42B 係合部、
42Ba フランジ部、42Bb 柱状部、43 係合部材、44 係合保持部、
44A 係合面、44B 保持板、45 伸縮脚、45A 接地部、
45Ba,45Bb 脚体、45C ストッパ、46 支持部材、48 ストッパ、
48A カラー部、48B ねじ孔、48C 雄ねじ、49 チェーン(開き防止部材)

Claims (7)

  1. 二本の縦部材と、該二本の縦部材間に掛け渡して取り付けられた複数本の踏み段と、補助脚部と、を有する転倒防止梯子であって、
    前記複数本の踏み段のうち少なくとも一本は、両端部が前記縦部材の外側面に開口する筒体により形成され、
    前記補助脚部は、
    前記筒体をなす前記踏み段を挿通可能な長尺体と該長尺体の両端部に形成された係合体を有する係合部材と、
    前記筒体をなす踏み段に挿通させた前記長尺体の位置ずれを防止するためのストッパと、
    一端部が前記係合体に係合可能な係合保持部に形成され、他端部が接地部に形成された支持部材と、を有し、
    前記係合体と前記係合保持部には、互いに密着可能な湾曲面部が形成されていることを特徴とする転倒防止梯子。
  2. 前記係合保持部には、前記湾曲面部を挟持する2枚の保持板が設けられていて、当該保持板の先端部位置が前記湾曲面部の頂上高さ位置よりも上側に位置していると共に、前記保持板どうしの離間距離が徐々に拡大していることを特徴とする請求項1記載の転倒防止梯子。
  3. 前記係合部材は、前記係合体が前記長尺体に対して着脱可能に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の転倒防止梯子。
  4. 前記長尺体は、長さ調整可能であることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の転倒防止梯子。
  5. 前記支持部材は、長さ調整可能であることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の転倒防止梯子。
  6. 前記支持部材は、互いに異なる径寸法に形成され、一端部に抜け止め用ストッパが配設された複数本の脚体により構成されていて、
    前記脚体のうち最大径寸法を有する前記脚体の内部空間には、径方向内側に進むに伴って他の脚体の径寸法が漸減すると共に、前記抜け止め用ストッパの位置を揃えた状態で収容されていて、前記脚体の内部空間から他の脚体を引き出し、前記抜け止め用ストッパにより前記脚体の引きだし状態が維持可能に形成されていることを特徴とする請求項5記載の転倒防止梯子。
  7. 前記縦部材と前記支持部材との間と、前記支持部材間には開き防止部材が取り付け可能であることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の転倒防止梯子。
JP2013006391U 2013-11-08 転倒防止梯子 Expired - Lifetime JP3188479U (ja)

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