JP3187704U

JP3187704U - 紐通し具

Info

Publication number: JP3187704U
Application number: JP2013005843U
Authority: JP
Inventors: 悦二横山
Original assignee: アール・シー・アイ・アジア株式会社
Priority date: 2013-09-20
Filing date: 2013-09-20
Publication date: 2013-12-12
Anticipated expiration: 2023-09-20

Abstract

【課題】色々な太さの紐や平板状のゴム紐等を挟持・固定することができ紐を傷付けることなく、かつ、フレキシブルな通し具本体によりスムーズな、紐通しができる紐通し具を提供する。
【解決手段】紐通し具１は、自在に折曲する線状（ワイヤ等）の通し具本体２の先端に、ナスビ型の案内部３を設け、後部にフック状で後端を円形状に形成した紐取付部４を設けると共に、紐取付部４を包持すべく、通し具本体２上を前後に移動する筒状の包持部５を設けてなる。また、通し具本体２の中央部付近に掴み部６を設けてある。
【選択図】図１

Description

本考案は、スカート等のウエスト部に紐等を通すための紐通し具に関するものである。

従来の技術として、先導部と紐留め部とがジョイント部を介して連結されており、先導部と紐留め部との間はジョイント部によってねじり回転が自在に保持されているものがある。（特許文献１参照）

別の従来の技術として、棒材の端部に、差通部挿入部を有するピン材を開閉可能に設け、該ピン材の差通部を収納する係止部を設けたことを特徴とするひも通し具がある。（特許文献２参照）

特開２００５−２３２６５１号公報特開２００２−３８３２５号公報

上記前者は、紐留め部にて紐を刺して使用するものであり、紐を傷付けることがある。よって、本発明のような紐取付部と包持部にて挟持・固定するものではない。

上記後者は、ピン材の挿入部に紐を通して使用するものであり、抜けてしまうことがあり、本発明のような紐取付部と包持部にて挟持・固定するものではない。

本考案は、上記問題を解決するもので、特に紐取付部と包持部にて、色々な太さの紐や平板状のゴム紐等を挟持・固定することができ紐を傷付けることなく、かつ、フレキシブルな通し具本体によりスムーズな、紐通しができる紐通し具を提供することを目的とする。

本考案は、上記目的を達成するため、自在に折曲する線状の通し具本体の先端に案内部を設け、後部にフック状の紐取付部を設けると共に、紐取付部を包持すべく、通し具本体上を前後に移動する筒状の包持部を設ける、また、紐取付部の後端を円弧状に形成し、紐の先端部を取り付け、包持部を移動させることにより紐を挟持固定する、さらに、案内部が、ナスビ型であること。摘み部を設けてあること。

１）、線状の通し具本体により、自在に折曲し、楽々紐通しができる。
２）、フック状の紐取付部と包持部の組み合わせにより紐の太さや平板状のゴム板等、問題なく挟持・固定することができる。
３）、案内部をナスビ型にすることにより、手で掴んで移動し易く、かつ、位置が分かり易い。
４）、掴み部を持って、スカート等のウエスト部を手繰り寄せることが簡単にできる。

本考案の一実施例を示す紐通し具の正面図。本考案の一実施例を示す紐通し具の紐取付部を閉じた正面図。本考案の一実施例を示す紐通し具の円形状の紐を取り付けた使用状態図。本考案の一実施例を示す紐通し具の平板状の紐を取り付けた使用状態図。

考案の実施するための形態

紐通し具１は、自在に折曲する線状（ワイヤ等）の通し具本体２の先端に、ナスビ型の案内部３を設け、後部にフック状で後端を円形状に形成した紐取付部４を設けると共に、紐取付部４を包持すべく、通し具本体２上を前後に移動する筒状の包持部５を設けてなる。
また、通し具本体２の中央部付近に掴み部６を設けてある。（図１・図２参照）

つぎに、紐通し具１の使用例について説明する。
円形状の少し太い紐Ｈの場合、紐Ｈの先端部を紐取付部４の後端Ｋ方向に取り付け、紐取付部４の先端Ｓを内側に押しつけ、包持部５を後方へ移動させ紐取付部４を包持することにより挟持・固定するものである。（図３参照）

別の使用例として、平板状の紐Ｈ１の場合、紐Ｈ１の先端部を紐取付部４の後端Ｋ方向に取り付け、紐取付部４の先端Ｓ１を内側に押しつけ、包持部５を後方へ移動させ紐取付部４を包持すると共に、紐Ｈ１を押圧し、挟持・固定するものである。（図４参照）

上記のように紐Ｈ・Ｈ１を取り付けた紐通し具１は、スカート等のウエスト部に、案内部３より挿入し、掴み部６を持ち、ウエスト部を手繰り寄せながら紐Ｈ・Ｈ１を通すものである。

なお、上記実施例において、大きさ（長さ等）や材質等は、必要に応じて決めればよい。
また、用途は、スカート等の紐通しに限定せず、電線をチューブ内に通す等、色々考えられるものである。

１−−−紐通し具
２−−−本体
３−−−案内部
４−−−紐取付部
５−−−包持部
６−−−掴み部
Ｈ−−−紐

Claims

自在に折曲する線状の通し具本体の先端に案内部を設け、後部にフック状の紐取付部を設けると共に、紐取付部を包持すべく、通し具本体上を前後に移動する筒状の包持部を設けてなることを特徴とする紐通し具。
紐取付部の後端を円弧状に形成し、紐の先端部を取り付け、包持部を移動させることにより紐を挟持固定することを特徴とする請求項１記載の紐通し具。
案内部が、ナスビ型であることを特徴とする請求項１又は２記載の紐通し具。
通し具本体の中央部付近に掴み部を設けることを特徴とする請求項１、２又は３記載の紐通し具。