JP3187093U - 遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】走行車輪の摩耗状態を目視や操向感覚により知ることができ、走行車輪の交換時期を正確に判断できる遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪を提供する。
【解決手段】ボード本体に取り付けられて路面を転動するスケートボードの後輪13に、円柱状外周面に形成されて路面を転動する走行大径部21と、走行大径部21のボード本体中心側で走行大径部21より小径の円柱状外周面に形成されて摩耗限となる使用限小径部22とを、接続部23を介して一体に成形した。
【選択図】図1

Description

本考案は、キックスクータやスケートボードなど、乗用のボードに取り付けられる遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪に関する。
キックスクータやスケートボードなど、遊戯具などの乗用のボードに装着される走行車輪は、引用文献1に示すように、円筒状の走行車輪(ローラ)が使用されることが多い。またキャスタのように、自在に転舵される走行車輪には、引用文献2に示すように、太鼓形断面の走行車輪が用いられることもある。
特表2012−500079号公報 特許第4359594号
遊戯用のボードに取り付けられる走行車輪は、体重移動によりボードを傾けて操向するタイプが多く、また若者たちから比較的荒っぽく使用されることから、走行車輪の摩耗が激しい。特に摩耗状態で走行するとオペレータの操向感覚から離れて操舵され事故を起こすことがある。また遊技具自体の損傷を招く恐れがあった。
本考案は上記問題点を解決して、走行車輪の摩耗状態を目視により確認できるとともに、摩耗を体感することで、走行車輪の交換時期を正確に知ることができる遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、
ボード本体に取り付けられて路面を転動する走行車輪であって、
円柱状外周面に形成されて路面を転動する走行大径部と、
当該走行大径部のボード本体中心側で前記走行大径部より小径の円柱状外周面に形成されて摩耗限となる使用限小径部とを、
接続部を介して一体に成形したことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1記載の構成において、
ボード本体の後部に、幅方向に沿う同一軸上で左右対称に一対が配置されて回転自在に支持され、
ボード本体は、体重移動により左右に傾動させることにより操向するように構成された
ボード本体の後部に、同一軸上に左右対称に一対が配置されて回転自在に支持され、
ボード本体は、体重移動により左右に傾動させることにより走行方向を操るように構成されたことを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の構成において、
走行大径部の幅は、走行車輪の全幅に対して0.50倍以上、0.90倍以下で、使用限小径部の幅は、走行車輪の全幅に対して0.10倍以上、0.50倍以下であり、
接続部は、段部状またはテーパ状に形成されたことを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、走行大径部が路面との摩擦により摩耗して、使用限小径部と同径に達するのを、容易に目視により確認することができる。また使用限小径部に達し摩耗限を超えて走行車輪を使用すると、使用限小径部が路面に接地されることにより、接地面積が増大することから大きい摩擦抵抗となり、操向抵抗が大きくなるので、走行車輪の交換が必要なことを体感することができる。
請求項2記載の考案によれば、オペレータの体重移動によりボード本体を左右に傾動してボードを操向すると、オペレータの癖や走行路面により左右の走行車輪の一方が早く摩耗して片減りしやすくなるが、摩耗限界を容易に視認することができるので、走行車輪の交換を正確に促すことができる。
請求項3記載の考案によれば、走行大径部の幅が、走行車輪の全幅に対して0.50倍未満で、使用限小径部の幅が0.50倍を超えると、操向性能は上がるものの、直進安定性に欠け、路面との接触面積が小さいため摩耗が促進されて走行車輪の寿命が短い。走行車輪の全幅に対して0.90倍を超え、使用限小径部の幅が走行車輪の全幅に対して0.10倍未満であると、使用限小径部の幅が小さくなりすぎて、摩耗状態の視認が難しくなり、接地面積の増加を体感できない。
本考案に係る走行車輪の実施例1を示す正面図である。 走行車輪を示す使用状態の正面視の断面図である。 スケートボードの底面側斜視図である。 スケートボードの底面図である。 (a)〜(c)は走行車輪の実施例2〜実施例4を示す正面図である。 (d)〜(h)は走行車輪の実施例5〜実施例9を示す正面図である。
[実施例1]
以下、本考案に係る走行車輪を具備したスケートボードの実施例1を図1〜図4に基づいて説明する。
図3,図4に示すように、ボード本体(ボード)11の底面には、前部に前輪12が単体で設置されるとともに、後部に、本考案に係る走行車輪である左右一対の後輪13が対称姿勢で設置されている。
ボード本体11は、平面視船形で前端側に、前部下方に傾斜する前傾部11aが設けられ、前傾部11aに垂直に、すなわち後部下方に傾斜する軸心周りに回動自在なキャスタ式の前輪12が回転自在に支持されている。
ボード本体11は、後部寄りで後部上方に折り曲げられて傾斜する足踏み操作部11bが形成され、足踏み操作部11bの底面に、ウイリー姿勢のボード本体11の傾斜限を規制したり、ブレーキとして使用する着地ブロック11cが突設されている。足踏み操作部11bの前部底面に後輪支持ブロック11dが突設され、図2に示すように、後輪支持ブロック11dに左右一対の後輪軸14が中心軸Oに直交する水平方向に突出され、これら後輪軸14に軸受15を介して後輪13が回転自在に支持されている。16は後輪固定ビスである。
これら後輪13は、図1,図2に示すように、ボード本体11の外側に形成されて路面を転動する走行大径部21と、走行大径部12のボード本体11の中心軸O側に形成されて摩耗限となる使用限小径部22と、走行大径部12と使用限小径部22とを連結する接続部23とを具備し、樹脂により一体成型されている。またこの後輪13は、軸心穴26が形成されて使用限小径部22より小径の軸体部25と、軸体部25を含んで外周側に一体成型された外周体部26からなる樹脂成型体で構成されている。軸体部25は、硬質で高強度な樹脂からなり、外周体部26が強固に連結成型されている。外周体26は、走行大径部12および接続部23ならびに使用限小径部22が形成され、路面に対して操向に必要な摩擦力が得られる樹脂からなる。
使用限小径部22は、外径D1の外周体26が、使用により摩耗した使用限界となる外径D2に形成されている。
スケートボードは、ボード本体11の足踏み操作部11bに利き足を載せ、ボード本体11の前部に残りの足を載せて乗車したオペレータが、路面を蹴ってボード本体11を前進させるとともに、ボード本体11の進行方向の左右両側に体重移動させてボード本体11を傾斜させることにより、進行方向に操作(操向)する。したがって、オペレータの体重のかかり方や使用状態により左右の後輪13の一方が片減りしやすい。また摩耗により後輪13の外径が小さくなると、乗り心地や操作感覚も変化し、事故を誘発する恐れもある。従来の車輪では、摩耗による使用限度が判断しにくい。本考案では、使用限小径部22を設けることにより、目視で、確実に片減り状態や使用限度を判断することができる。また走行大径部21が摩耗して使用限小径部22に達した場合、無理に使用すると、後輪13の接地面積が急激に増大して摩擦抵抗が増え、操向感覚が重く感じるようになり、体感的に、後輪13の使用限度を知らせることができる。
ここで、走行大径部21の幅W1は、後輪13の全幅W0に対して0.50倍以上、0.90倍以下で、使用限小径部W2の幅は、後輪13の全幅W0に対して0.10倍以上、0.50倍以下の範囲で形成されている。
これは、走行大径部21の幅W1が、後輪13の全幅W0の0.50倍未満で、使用限小径部22の幅W2が全幅Wの0.50倍を超えると、操向性能は上がるものの、直進安定性に欠け、路面との接触面積が小さいため摩耗が促進されて後輪13の寿命が短いためである。また走行大径部21の幅W1が、後輪13の全幅W0に対して0.90倍を超え、使用限小径部の幅が0.10倍未満であると、使用限小径部の幅が小さくなりすぎて、摩耗状態の視認が難しくなり、接地面の増加も体感できないからである。
なお、走行車輪13の形状は、走行大径部21の幅W1が、後輪13の全幅W0に対して0.50倍以上、0.70倍以下で、使用限小径部W2の幅が、後輪13の全幅W0に対して0.20倍以上、0.35倍以下の範囲が好適である。
また、ここで図1では、走行大径部21の幅W1が、後輪13の全幅W0に対して0.55倍、使用限小径部W2の幅が、後輪13の全幅W0に対して0.27倍に表されている。
接続部23は、走行大径部21から使用限小径部22に漸次小径となるテーパ状(円錐台状)に形成されている。
この接続部23は、図5,図6の実施例2乃至実施例9に示すように、任意な形状を選択することができる。ここで、実施例1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図5(a)の実施例2は、走行大径部21の幅W1を十分に広くとり、接続部23Aのテーパ状の傾斜角を大きくしたものである。
図5(b)の実施例3は、使用限小径部22の幅W2を十分に広くとり、接続部23Bのテーパ状の傾斜角を小さくしたものである。
図5(c)の実施例4は、テーパ状の接続部23Cで連結部を2つの円弧状断面(湾曲状断面)で接続したものである。
図6(d)の実施例5は、接続部23Dを回転軸心に垂直な段部状に形成したものである。
図6(e)の実施例6は、接続部23Eを回転軸心に垂直な段部状に形成するとともに、使用限小径部22との接続部に円弧状断面(湾曲状断面)を形成したものである。
図6(f)の実施例7は、接続部23Eを回転軸心に垂直な段部状に形成するとともに、使用限小径部22の幅W2を短くし、接続部23Fを、使用限小径部22から走行大径部21に連続する1つの大径の円弧状断面(湾曲状断面)で形成したものである。
図6(g)の実施例8は、接続部23Gを回転軸心に垂直な段部状に形成するとともに、走行大径部21との接続部に円弧状断面(湾曲状断面)を形成したものである。
図6(h)の実施例9は、接続部23Gを回転軸心に垂直な段部状に形成するとともに、走行大径部21との連結部と、使用限小径部22との連結部に円弧状断面(湾曲状断面)を形成したものである。
上記実施例2乃至9によれば、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。また、接続部23E,23F,23G,23Hのように、回転軸心に垂直な段部に形成することにより、走行大径部21が使用限まで摩耗した時に、急激に接地面積が増大することから、操向感覚の体感を増大させることができる。さらに、接続部23C,23E〜23Gで、走行大径部21および使用限小径部22との連結部を円弧状断面(湾曲状断面)とすることにより、衝撃や負荷による欠けなどの破損を未然に防止することができる。
上記実施例1では、後輪支持ブロック11dに突設された後輪軸14に軸受15を介して後輪13を固定式として設けたが、ボード本体11と後輪軸14との間に、中心軸O周りに揺動自在で、かつ水平姿勢に付勢された揺動支持装置を介在させてもよい。
またスケートボードに装着した後輪13で説明したが、ボードに装着されて路面を走行する車輪であればよく、たとえばキックスクータ(キックスケート、キックボード)の後輪として使用することもできる。
11 ボード本体
11a 前傾部
11b 足踏み操作部
11c 着地ブロック
11d 後輪支持ブロック
12 前輪
13 後輪(走行車輪)
14 後輪軸
15 軸受
21 走行大径部
22 使用限小径部
23 接続部
23A〜23H 接続部
24 軸体部
25 外周体

Claims (3)

  1. ボード本体に取り付けられて路面を転動する走行車輪であって、
    円柱状外周面に形成されて路面を転動する走行大径部と、
    当該走行大径部のボード本体中心側で前記走行大径部より小径の円柱状外周面に形成されて摩耗限となる使用限小径部とを、
    接続部を介して一体に成形した
    ことを特徴とする遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪。
  2. ボード本体の後部に、幅方向に沿う同一軸上で左右対称に一対が配置されて回転自在に支持され、
    ボード本体は、体重移動により左右に傾動させることにより操向するように構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪。
  3. 走行大径部の幅は、走行車輪の全幅に対して0.50倍以上、0.90倍以下で、使用限小径部の幅は、走行車輪の全幅に対して0.10倍以上、0.50倍以下であり、
    接続部は、段部状またはテーパー状に形成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遊戯・スポーツ用ボードの走行車輪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021039194A1 (ja) * 2019-08-27 2021-03-04 ソニー株式会社 情報処理装置、その制御方法及びプログラム

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