JP3187063U - 出銑口開穿用パイプの連結構造 - Google Patents

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俊明 池田
敬太 福井
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栗田鑿岩機株式会社
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Abstract

【課題】出銑口開孔用パイプの装着が極めて容易で、連結強度に優れ、出銑口開孔用パイプを低価格で製造することが可能な出銑口開孔用パイプの連結構造を提供する。
【解決手段】削岩機SのシャンクロッドS1の先端部にねじ止め固定するラグ20を設ける。ラグ20の先端部に着脱自在に連結する開穿用パイプ10を設け。
ラグ20の先端部に嵌入凹部を形成する。嵌入凹部に沿った外側面に略L字形のスライドロック軌条22を形成する。開穿用パイプ10の側面に係合突起11を突設する。係合突起11をスライドロック軌条22に係合する。開穿用パイプ10をラグ20内に着脱自在に連結する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、高炉における出銑口の開孔等に使用される削岩機に装着して使用する出銑口開穿用パイプの連結構造に関するものである。
高炉内で生産される溶銑を炉外に出銑する出銑口は、削岩機のシャンクロッドの先端部に先端が鋭利に形成された金棒や、先端にロックビットを装着したシャンクロッド等の削孔具を接続し、これに打撃及び回転を付与して出銑口を破砕する方法が広く採用されている。
従来の出銑口開孔用削岩機のシャンクロッドは、先端部に雄ねじ部が形成されており、そこに削孔具装着用のタッピングジョイントを螺着し、そのタッピングジョイントに金棒、ロッド等の削孔具を装着する。ところが、この種のロッドは、一回の使用によって溶融してしまうので、高価なロッドを使用するのは不経済である。
そこで、従来のロッドと同様に、削岩機に取り付けたシャンクロッドの先端部の雌ねじ部に螺着して使用する出銑口開孔用パイプが特許文献1に提案されている。この出銑口開孔用パイプは、外径が30〜50mmで肉厚が10mm以下の鋼製丸パイプの一方の端部に所定長さの雄ねじ部を形成したもので、従来のロッドと同様に、削岩機に取り付けたシャンクロッドの先端部に螺着して使用されるものである。
特開平11‐350011号公報
ところが、特許文献1に記載の出銑口開孔用パイプは、削岩機に取り付けたシャンクロッドの先端部に螺着して使用するものであるから、ねじを締め付けて出銑口開孔用パイプを装着するまでに多くの手間を要するものであった。また、ねじ加工に要する製造コストが出銑口開孔用パイプの製造コストを高めるものでもあった。しかも、出銑口開孔用パイプの連結部分がねじであると、打撃力等の負荷が、このねじに直接加わるため、ねじが変形してシャンクロッドの先端部から外れなくなったり、あるいはねじが切断して出銑口開孔用パイプが脱落したりする不都合もあった。
そこで、本考案は、上述の不都合を解決すべく案出されたもので、出銑口開孔用パイプの装着が極めて容易で、連結強度に優れ、しかも出銑口開孔用パイプを低価格で製造することが可能な出銑口開孔用パイプの連結構造の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、高炉内の溶銑を炉外に出銑する出銑口を開孔せしめる削岩機Sに着脱自在に装着する出銑口開穿用パイプの連結構造において、
削岩機SのシャンクロッドS1の先端部に形成された雄ねじ部に基端部をねじ止め固定するラグ20と、該ラグ20の先端部に着脱自在に連結する開穿用パイプ10とで構成され、ラグ20の先端部に開穿用パイプ10の基端部を嵌入せしめる嵌入凹部21を形成すると共に、該嵌入凹部21に沿った外側面に略L字形の切欠状を成すスライドロック軌条22を形成し、
該スライドロック軌条22にスライド係合せしめる係合突起11を開穿用パイプ10の基端部外側面に突設し、
該係合突起11をスライドロック軌条22に係合して開穿用パイプ10をラグ20内に着脱自在に連結するように構成したことにある。
第2の手段において、前記係合突起11は、前記開穿用パイプ10の外側面に溶接された丸棒で構成されたものである。
第3の手段において、前記開穿用パイプ10は、先端部にロックビット30が溶着されたものである。
請求項1のごとく、該係合突起11をスライドロック軌条22に係合して開穿用パイプ10をラグ20に着脱自在に固定するように構成したことにより、削岩機SのシャンクロッドS1に開穿用パイプ10を極めて簡単に装着することができるようになった。この結果、従来のごとくねじを締め付けて出銑口開孔用パイプを装着する構造に比べて極めて短時間で開穿用パイプ10の装着が可能になったものである。
請求項2のように、係合突起11は、前記開穿用パイプ10の外側面に溶接された丸棒で構成することで、ねじ加工した従来の出銑口開穿用パイプと比べて製造コストを極めて安くすることができた。しかも、シャンクロッドに加えられた打撃力等の負荷は、この係合突起11に直接加わるものでないので、従来のねじ構造のように、ねじが変形してシャンクロッドの先端部から外れなくなったり、あるいはねじが切断して出銑口開孔用パイプが脱落したりする不都合も解消された。
請求項3のごとく、開穿用パイプ10は、先端にロックビット30が溶着されたものとすることで、消耗品であるロックビット30を交換する場合でも、開穿用パイプ10ごと極めて簡単に交換することができるので、出銑口開穿作業を合理化することができる。
本考案の連結状態を示す要部断面図である。 本考案の開穿用パイプの一実施例を示す一部切欠側面図である。 本考案のラグの一実施例を示す要部断面図である。 本考案のラグと開穿用パイプとの連結状態を示す要部断面図である。 本考案のラグと開穿用パイプとの連結状態を示す横断面図である。
このように本考案によると、出銑口開孔用パイプの装着が極めて容易で、連結強度に優れ、しかも出銑口開孔用パイプを低価格で製造することが可能になるなどといった当初の目的を実現した。
以下、本考案の実施例を説明する。図1において示される符号Sは削岩機であり、この削岩機Sの先端にシャンクロッドS1が設けられている。このシャンクロッドS1には、ラグ20を介して開穿用パイプ10が装着され、この開穿用パイプ10の先端に装着したロックビット30により、高炉内で生産される溶銑を炉外に出銑せしめる出銑口を破砕して開孔するものである。
開穿用パイプ10は、外径が34mmで肉厚が6.4mmの鋼製丸パイプを使用しているが、パイプのサイズは適宜変更することができる。この開穿用パイプ10の基端部外側面に係合突起11が突設されている(図2参照)。
図示の係合突起11は、開穿用パイプ10の外側面に溶接された丸棒で構成している(図5参照)。この係合突起11は、他の部材や形状に変更することも可能である。そして、この係合突起11をラグ20のスライドロック軌条22に係合することで、開穿用パイプ10をラグ20に着脱自在に連結するように構成したものである。
すなわち、ラグ20の基端部にはハイリード左雌ねじ23が形成され、削岩機SのシャンクロッドS1の先端部に形成された雄ねじ部にねじ止め固定するように構成している(図1参照)。また、ラグ20の先端部には、開穿用パイプ10の基端部を嵌入せしめる嵌入凹部21を形成している(図3参照)。そして、嵌入凹部21の嵌入方向に沿ったスライドロック軌条22を、ラグ20の外側面に切欠形成する。
このスライドロック軌条22は、嵌入凹部21に沿った略L字形を成すもので、開穿用パイプ10の係合突起11をスライド嵌入した後、開穿用パイプ10を67度回転させることで、係合突起11を係合せしめるものである(図4参照)。
本考案の連結手順は、まず削岩機SのシャンクロッドS1先端にラグ20をねじ止め固定する。次に、先端部にロックビット30を溶接した開穿用パイプ10の基端部をラグ20の嵌入凹部21に嵌入する(図3参照)。そして、開穿用パイプ10を67度回転させてスライドロック軌条22に係合突起11を係合させると、ラグ20に開穿用パイプ10が連結される(図4参照)。この状態で開穿作業を行うものである。ロックビット30が消耗するなど、開穿用パイプ10を交換する際は、開穿用パイプ10を逆に回転させてスライドロック軌条22から係合突起11を解除するのみで簡単に取り外すことができる。
尚、本考案の構成は図示例に限定されるものではなく、開穿用パイプ10の構成やラグ20の構成などは任意に変更することができるものである。
S 削岩機
S1 シャンクロッド
10 開穿用パイプ
11 係合突起
20 ラグ
21 嵌入凹部
22 スライドロック軌条
23 ハイリード左雌ねじ
30 ロックビット

Claims (3)

  1. 高炉内の溶銑を炉外に出銑する出銑口を開孔せしめる削岩機に着脱自在に装着する出銑口開穿用パイプの連結構造において、
    削岩機のシャンクロッドの先端部にねじ止め固定するラグと、該ラグの先端部に着脱自在に連結する開穿用パイプとで構成され、
    ラグの先端部に開穿用パイプの基端部を嵌入せしめる嵌入凹部を形成すると共に、該嵌入凹部に沿った外側面に略L字形の切欠状を成すスライドロック軌条を形成し、
    該スライドロック軌条にスライド係合せしめる係合突起を開穿用パイプの基端部外側面に突設し、
    該係合突起をスライドロック軌条に係合して開穿用パイプをラグ内に着脱自在に連結するように構成したことを特徴とする出銑口開穿用パイプの連結構造。
  2. 前記係合突起は、前記開穿用パイプの外側面に溶接された丸棒で構成された請求項1記載の出銑口開穿用パイプの連結構造。
  3. 前記開穿用パイプは、先端部にロックビットが溶着された請求項1記載の出銑口開穿用パイプの連結構造。
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